JP5528237B2 - 電子機器用の防水ケース - Google Patents

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Description

本発明は、電子機器を例えば屋外や水中で使用するときに用いられる電子機器用の防水ケースに関する。
従来より、デジタルカメラ等のような電子機器を、水中において使用するために電子機器用の防水ケースが提供されている。
電子機器には押圧して操作する操作釦の他に、回動して操作したりスライドして操作したりする操作釦が設けられているものがある。このような電子機器を防水ケースに収納した状態でこれらの操作釦を外部から操作させるため、防水ケース外表面に操作部を設け、防水性を保ったまま間接的に操作をする構成が提案されている。
このような構成を有する電子機器用の防水ケースとしては、例えば、特許文献1に記載されているようなものがある。特許文献1の操作部によれば、カメラの押圧操作する電源キーとシャッターキーと回動操作するズームキーをそれぞれ独立した機構により操作させる構成であり、このときズーム操作とズームキーとの回動方向が逆になってしまうことを、カメラを制御し変換させる構成のものである。この構成の場合、カメラの新たな制御が必要であり、また構造が複雑で、部品点数が多くなる結果、コストアップを招いていた。
また、このような構成を有するカメラ用の防水ケースとしては、例えば、特許文献2に記載されているようなものがある。特許文献2の操作部によれば、カメラの押圧操作する電源スイッチとシャッター釦と回動操作するズームレバーを外部から操作可能なシール部材で覆ったものである。電源スイッチとシャッター釦の操作は、シール部材の下にロッドを配設して、上下方向を案内するケースに穿設された孔部に挿入して、このロッドを介して押圧操作する構成としている。また、このシール部材の下にいわゆるシーソー状の揺動部材を配設して、外部からシール部材を介して揺動部材の2箇所の押圧面を上下に押圧して操作することによりズームレバーを回動させる構成としたものである。
この実施例では、部品点数は少なくなるが、回動操作を押圧操作に置き換えるものであって、カメラと防水ケースのズーム操作が異なる操作方法となり、防水ケースでの操作がやりにくいものであった。
また、他のこのような構成を有する電子機器用の防水ケースとしては、例えば、特許文献3に記載されているようなものがある。特許文献3の操作部によれば、弾性部材を介して電子機器の操作釦をスライド操作させているが、スライド操作部の周囲に弾性部材を配設する十分なスペースが必要であった。
特開2008−152147号公報 特開2007−93762号公報 特開2006−66746号公報
電子機器には、押圧して操作する操作釦とこの操作釦に離間して回動またはスライドして操作する操作釦とが配置されているものがある。このような電子機器に用いられる従来の防水ケースでは、これらの操作釦を外部から操作する操作部の構成が複雑で大きくなったり、回動やスライド操作がやりにくいといった問題がある。
本発明は、このような事情に鑑み案出されたものであって、本発明の目的は、水密に収納された電子機器の押圧操作及び、回動又はスライド操作をそれぞれ円滑かつ確実に行うことを、簡単な構成でコンパクトに実現する電子機器用の防水ケースを提供することにある。
前記目的を達成するため本発明によれば、使用者の手により押圧操作される第1の操作釦と前記第1の操作釦から中心位置が離間し使用者の手により回動操作又はスライド操作される第2の操作釦とを一面に有する電子機器用の防水ケースであって、硬質な材料から形成され前記電子機器を収容可能なケース本体と、前記ケース本体に対して水密に設けられる操作部と、を備え、前記操作部は、前記ケース本体の外部から前記第1の操作釦を押圧操作するための第1の操作キーと、前記ケース本体の外部から前記第2の操作釦を回動操作又はスライド操作するための第2の操作キーと、前記第1の操作キー及び第2の操作キーを前記ケース本体に接続し、弾性を有する弾性壁領域と、を有し、前記第1の操作キーは前記ケース本体を貫通し前記第1の操作釦を押圧可能な第1の軸部を有し、前記第2の操作キーが操作されないときには、前記第1の軸部の軸心と前記第1の操作釦の軸心が合致するように構成され、前記第2の操作釦を回動操作又はスライド操作するために第2の操作キーが操作されるときには、前記弾性壁領域が撓んで前記第1の操作キーの第1の軸部の軸心が前記第1の操作釦の軸心からずれるとともに、前記第2の操作が終了し使用者の手が前記第2の操作キーから離されたときには、前記弾性壁領域の弾性により前記第1の操作キーの第1の軸部の軸心と前記第1の操作釦の軸心とが合致する位置に自動復帰するように構成されていることを特徴としている。
また、前記弾性壁領域は外側に突出する弾性壁であり、前記第1の操作キーと第2の操作キーとを有する区域は同一の弾性壁の内壁面に囲まれていて、前記操作部はゴム等の弾性材料で一体に形成されていることを特徴としている。
また、前記第2の操作釦は突起レバーを操作して回動するリング状の回動部と、当該回動部の中央部に位置し押圧操作される押圧部と、から構成され、前記第2の操作キーは、前記ケース本体の外部から前記第2の操作釦の回動部を操作するための回動操作部と、当該回動操作部の中央部に位置し前記ケース本体の外部から前記第2の操作釦の押圧部を押圧可能な押圧操作部と、を有し、前記押圧操作部は前記ケース本体を貫通し前記押圧部に当接可能な第2の軸部を有し、前記押圧操作部への押圧力は、前記第2の軸部を介して前記押圧部に伝達されるように構成され、前記第2の軸部を囲む回動筒部が前記ケース本体に回動自在に装着され、前記回動筒部は前記回動部に係合可能な保持部を有し、前記回動操作部への回動力は前記回動保持部を介して前記回動部に伝達されるように構成されていることを特徴としている。
また、前記電子機器はデジタルカメラであって、前記第1の操作釦は電源釦であり、前記第2の操作釦の押圧部はレリーズ釦であって、回動部はズーム釦であることを特徴としている。
そして、前記第2の操作釦は凸部を有するスライド釦であり、前記第2の操作キーには前記スライド釦をスライドさせるスライド作動部を有し、前記スライド作動部には前記スライド釦の凸部のスライド方向の幅とスライドストロークの幅とを合計した長さの幅を少なくとも有する凹部が設けられ、前記第2の操作キーが操作されないときには、前記スライド釦が前記凹部の内側に位置するよう構成され、前記スライド釦をスライド操作するために前期第2の操作キーが操作されたときには、前記凹部が前記スライド釦の凸部に係合して前記スライド釦がスライド移動されるとともに、前記第2の操作キーから使用者の手が離されたときには、自動復帰した前記第2の操作キーの前記凹部の内側にスライド移動された状態の前記スライド釦の凸部が位置するように構成されていることを特徴としている。
本発明の電子機器用の防水ケースでは、水密に収納された電子機器の押圧操作及び、回動又はスライド操作をそれぞれ円滑かつ確実に行うことを、簡単な構成で実現することができるという利点がある。
図1は本発明の電子機器用の防水ケースの一実施例を示すもので、図1Aは前方から見た斜視図であって開放状態を示し、図1Bは後方から見た斜視図であって水密状態を示すものである。 図2は実施例1における要部の取り付け構成を分解して示す分解斜視図である。 図3は図1AのX-X線矢視断面図であって、実施例1における要部の取り付け構成部を前から見た断面図である。 図4は実施例1の要部を上方から見た図であって、図4Aは操作前又は操作後の状態、図4Bは操作中の状態を示すものである。 図5は本発明の実施の形態である実施例2の要部を示すもので、図5Aは表面側から見た斜視図、図5Bは裏面側から見た斜視図である。 図6は実施例2の要部を取り付ける背面ケース4を後方から見た斜視図である。 図7は図1BのY-Y線矢視断面図であって、本発明の実施例2の要部を右側面側から見た断面図である。図7Aは操作前の状態、図7Bは操作中の状態、図7Cは操作後の状態を示すものである。 図8は実施例2の要部を後方から見た図であって、図8Aは操作前又は操作後の状態、図8Bは操作中の状態を示すものである。 図9は本発明の防水ケースに収納される電子機器の一例を示すもので、図1Aは前方から見た斜視図、図1Bは後方から見た斜視図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。以下、防水ケースに収容される電子機器がデジタルカメラである実施例について説明する。
なお、以下の説明においては、撮影者(使用者)側から見た状態で前後方向、上下方向、左右方向を示し、被写体側を前方、撮影者側を後方とする。
まず、防水ケースに収容するデジタルカメラ(電子機器)について説明する。図9Aはカメラを前方から見た斜視図を示し、図9Bは後方から見た斜視図を示す。
本実施例では、防水ケースに収容すべき電子機器はデジタルカメラ100であり、図9Aに示すように、六面体形状のカメラ本体101を備えている。カメラ本体101の前面にはズーム機能を有する沈胴式の撮像レンズ鏡筒102と閃光発光部103が設けられている。
また、カメラ本体101の上面右側部寄りには、電源をオンオフするための電源釦(実施例1における第1の操作釦)104、ズーム倍率を調整するためのズーム釦(実施例1における第2の操作釦の回動部)105、その中央部に撮影を行うためのレリーズ釦(実施例1における第2の操作釦の押圧部)106が設けられている。ここで、電源釦104とレリーズ釦106は押圧式釦である。ズーム釦105は外観形状がリング状で前方に突起レバー107有していて、カメラ本体101の上面に垂直な軸を中心として左右に回動する構成となっている。なお、この回動角は10数度程度の小さな角度である。
そして、このカメラ本体101の背面には、図9Bに示すように、左側部寄りに表示部108、右側部寄りに画像再生釦(実施例2における第1の操作釦)109、モード選択釦(実施例2における第2の操作釦)110、多機能釦111とその中央に決定釦112、表示調整釦113、メニュー選択釦114が設けられている。モード選択釦110は上から自動静止画撮影モード、マニュアル静止画撮影モード、動画撮影モードの3つのポジションを切換えるスライド式釦となっていて、カメラ本体101の背面に平行に、上下方向にスライド操作される。画像再生釦109と表示調整釦113、メニュー選択釦114は押圧操作され、多機能釦111は上下左右を押圧操作して各種設定項目を選択し、中央に位置する決定釦112が押圧操作されてその選択項目を決定するように構成されている。表示部108は、バックライト付きのカラー液晶表示パネル等から構成され、撮影モードでは撮像画像が表示され再生モードでは再生画像が表示されるとともに、モード選択釦110で選択したモードや各種データ等が併せて表示される。
次に、防水ケースについて説明する。
ここで、本実施例における防水ケース1は、比較的浅い5メートル程度までの水中での使用の他に、スキー等のスポーツやその観戦等のため雪や雨、砂埃等のある屋外において、またはプールサイドや水辺において、デジタルカメラを保護し、より防水性を高めるための簡易防水ケースとして使用されるものであり、防水ケースの本体サイズがより小型で、安価で、使い易いことが重要となる。
図1Aは防水ケース1を前方から見た斜視図で開放状態を示し、図1Bは後方から見た斜視図であって水密状態を示す。
本実施例の防水ケース1は六面体形状のケース本体2を備え、ケース本体2は、互いに揺動可能に連結された前面ケース(実施例1におけるケース本体)3と背面ケース(実施例2におけるケース本体)4とから構成され、背面ケース4には前面ケース3と係脱可能に連結するバックル5が設けられている。
本実施例では、前面ケース3の内部にデジタルカメラ100を装着し、背面ケース4と前面ケース3を合わせバックル5を係合し水密状態にすることにより、デジタルカメラ100が所定位置に固定され水密に収容されるよう構成されている。
ケース本体2の上面には上面防水シール(実施例1における操作部)6が、背面には背面防水シール(実施例2における操作部)7がそれぞれの面と水密に固定されていて、上面防水シール6と背面防水シール7にはデジタルカメラ100の上面と背面の操作釦を外部から操作するためのそれぞれの操作キーが設けられている。
なお、上面防水シール6を備える防水ケース(実施例1)又は背面防水シール7を備える防水ケース(実施例2)には本発明が適用されており、詳細については後述する。
前面ケース3の前面には、撮像レンズ鏡筒102を収納する収納筒部8と閃光発光用窓9が設けられている。収納筒部8の先端には光学ガラス10が水密に固定されている。
また、背面ケース4の背面には表示部108を外部から視認するための表示部窓11が設けられ、バックル5はロック解除つまみ12を備えている。
ケース本体2はポリカーボネート樹脂等の透明樹脂で成型される。この場合、閃光発光用窓9は前面ケース3の一部として、表示部窓11は背面ケース4の一部として、一体に成型して形成することができる。
また、ケース本体2の例えば閃光発光用窓9と表示部窓11をポリカーボネート樹脂やアクリル樹脂等の透明樹脂を用いて、他の部分をABS(アクリロニトリルブタジエンスチレン)樹脂や着色したポリカーボネート樹脂等の有色不透明な樹脂を用いて、いわゆるインサート成型や二色成型等して形成することもできる。
図2は上面防水シール6の取り付け構成を分解して示す分解斜視図であり、上面防水シール6、上部回動筒13、上面防水シール取付部14が設けられた前面ケース3、下部回動筒15、そして収納されているデジタルカメラ100を示している。図3は図1AのX-X線矢視断面図であって、上面防水シール6の取り付け構成部を前から見た断面図である。図4は上面防水シール6を上面から見た図であって、図4Aは操作前又は操作後の状態、図4Bは操作中の状態を示すものである。
実際の組み立てでは、上部回動筒13と下部回動部15を、まず前面ケース3に組み付けてから、次に上面防水シール6を組み立てして固定するので、先に上部回動筒13と下部回動部15について説明する。
図2に示すように、上部回動筒13は、上フランジ部13aと下部の内筒部13bとから構成される。上フランジ部13aの上面前部にはズーム操作伝達板13cが設けられ、内筒部13bの下端左右側面にはロック爪13dが、後部にはストッパ突起13eが設けられている。
下部回動部15は、上部の外筒部15aと下フランジ部15bとから構成される。下部内面左右にはロック凹部15d、後部にはストッパ溝15eが設けられている。下フランジ部15bの前端にはつまみ状の突起レバー保持部(保持部)15fが設けられている。ここで、デジタルカメラ100を防水ケース1に装着すると突起レバー107が案内されて突起レバー保持部15fの内面に収まり覆われる。下フランジ部15bが回動されると突起レバー保持部15fを介してズーム釦105が回動される構成となっている。
また、上面防水シール取付部14は前面ケース3の上面に位置し、前面ケース3に穿設された長穴状貫通孔14aと鍵穴型貫通孔14bとを有している。そして、略たまご型形状の上面凹部14cと半月状凹部14dが形成され、上面凹部14cの外周には連続した土手状の盛り上がり14eが設けられている。
なお、前面ケース3の開放端側の背面ケース4との嵌合部に防水用パッキングであるオー(O)リング16が配設されている。
上部回動筒13と下部回動筒15の前面ケース3への組み立ては、まず、下部回動筒15の外筒部15aを鍵穴型貫通孔14bに挿入する。次に、外筒部15aの内側に上部回動筒13の内筒部13bを挿入すると、ロック爪13dとロック凹部15dが係合し上下方向が固定され、ストッパ突起13eがストッパ溝15eに嵌入し回動方向が固定される。図3に示すように、上部回動筒13と下部回動筒15とは筒状の一体の回動部材(回動筒部)となって、上フランジ部13aと外筒部15a、下フランジ部15bにガイドされて鍵穴型貫通孔14bにより回動自在に保持される。ここで、ストッパ突起13eは外筒部15a外面より更に突出し、鍵穴型貫通孔14bの溝部内にあり、この溝部の幅はストッパ突起13eの幅より広い所定幅を有するので、所定角度以上の回動はこの溝部により規制される構成となっている。
上面防水シール(操作部)6について説明する。
図2に示すように、上面防水シール6は上面から見たときに外形が略たまご型形状をなし、ゴムやエラストマ等の弾性材料で一体に形成されている。
上面防水シール6の左側の部分には電源操作キー(第1の操作キー)6aが、右側の部分にはズーム操作キー(第2の操作キーの回動操作部)6bとレリーズ操作キー(第2の操作キーの押圧操作部)6cが設けられ、電源操作キー6aの下方には電源操作軸部(第1の軸部)6d、レリーズ操作キー6cの下方にはレリーズ操作軸部(第2の軸部)6e、ズーム操作キー6bの前部には突起つまみ6fがそれぞれ設けられている。電源操作キー6aとズーム操作キー6bの間には平面薄肉部が設けられ、電源操作キー6aとズーム操作キー6bと平面薄肉部とを含む区域6gの周囲にはベローズまたは蛇腹状の上面弾性壁(弾性壁領域)6hが設けられ、上面弾性壁6hの外周には上面固定部6iが設けられている。
図3に示すように、上面防水シール6は上面凹部14c内に配設され、上面固定部6iの下面を防水接着することにより、前面ケース3の上面と水密に固定される。上面弾性壁6hの横から見た断面は薄肉の略逆Uの字状の形状をなし、屈曲し撓み易い構造に形成されている。デジタルカメラ100(図9参照)には、カメラ本体101の上面からわずかに突出して電源釦104が配設され、電源釦104の周囲の上面はすり鉢状のテーパー(円錐)面を有し、電源釦104が不用意に押されることがないような構成となっている。また、この上面から少し突出して環状のズーム釦105が配設され、その中心部にズーム釦105より更に少し突出して、レリーズ釦106が設けられている。電源操作軸部6dとレリーズ操作軸部6eの下面は、収納されたデジタルカメラ100の電源釦104とレリーズ釦106の上面と当接される。
図2及び図3に示すように、電源操作キー6aが押圧されると長穴状貫通孔14aを貫通する電源操作軸部6dを介してデジタルカメラ100の電源釦104が押圧される。このとき、電源操作キー6aの軸心と電源操作軸部6dの軸心と電源釦104の軸心とは合致するよう構成されている。
電源操作キー6aの上面は上面弾性壁6hより低く構成されていて、電源操作キー6aを押しにくい配置とすることにより誤って操作されるのを防止している。上面弾性壁6hは指を当てることにより撓むものであるので、実際に電源操作キー6aを意識して押圧操作しようとする場合には操作の障害にはならない。
ところで、一般には操作軸部は貫通孔によって上下方向に案内される構成となるものであるが、後述の目的のため、長穴状貫通孔14aは電源操作軸部6dの外径より大きめに出来ていて所定方向に長く構成されている。
図2及び図3に示すように、レリーズ操作キー6cを押圧されるとレリーズ操作軸部6eを介してデジタルカメラ100のレリーズ釦106が押圧される。レリーズ操作キー6cとレリーズ操作軸部6eと上部回動筒13、下部回動部15、レリーズ釦106の中心は合致するよう構成されている。また、レリーズ操作軸部6eは上部回動筒13の内筒部13b内面により回動方向及び上下方向が案内される。
ズーム操作キー6bの突起つまみ6fは中空の壁から構成されていて内側に所定の幅の間隙があり、この間隙に上部回動筒13のズーム操作伝達板13cが左右の隙間なくすっぽりと収納される。そのため、突起つまみ6fが左右に回動操作されるとズーム操作伝達板13cが回動し上部回動筒13に伝達される構成となっている。上部回動筒13と下部回動部15は回動方向に固定されており一体に回動するので、下部回動部15は突起レバー保持部15fを介してその回動力がデジタルカメラ100のズームキー105に伝達される。
図4Aに示す状態から、突起つまみ6fに使用者が手の指をかけズーム操作キー6bを回動すると、図4Bに示すように、レリーズ操作キー6bの中心を回転中心として電源操作キー6aを含む上面弾性壁6hの内側の区域6g全体が回動する。回動することにより生ずるレリーズ操作キー6bの変位は上面弾性壁6hのレリーズ操作キー6b側の周囲が捩れ、電源操作キー6a側の前面側が広がり、背面側が折り畳まれるように屈曲し撓むことにより吸収される。電源操作軸部6dが貫通する長穴状貫通孔14aは長穴に構成されているので、電源操作軸部6dは移動が可能となり、電源操作軸部6dの軸心が電源キー14の軸心からずれ、区域6gと一緒に移動がされる。操作が終了し突起つまみ6fから使用者が手を離せば、上面弾性壁6hの弾力により電源操作軸部6dは元の位置に自動復帰する。ズーム操作がされているときに、電源操作キー6aが同時に操作されることはないので、ズーム操作中に電源操作軸部6dの中心位置がずれても問題は生じない。
なお、本実施例では、長穴状貫通孔14aを所定方向に長い長穴状に構成したが、長穴の長さの径を有する丸穴等でもよい。電源操作軸部6dの移動の妨げにならなければ良いのである。また、上面弾性壁6hの屈曲構造により操作の変位を吸収したが、屈曲構造でなくても撓みが吸収できる構成であっても良い。
図2に示すように、上面弾性壁6hは外側に突出し、略たまご形の区域6gは上面弾性壁6hの内壁に囲まれている。すると、略たまご形の区域6gは上面弾性壁6hの内壁面とにより、上面を開放した箱状の構造が形成されていると見ることもできる。折れ曲がり易い紙も紙箱とし箱構造とすると強度が増すように、箱状の構造は座屈しにくくなる。略たまご形の区域6gは上面弾性壁6hの内壁面とともに箱状の構造を形成し、全体として移動しやすい構造となっている。
ここで、上面防水シール6は、防水性を保ちながら回動操作を可能とするために、回動操作するズーム操作キー6bの周囲に上面弾性壁6hを設けて、回動の捻りによる変位をこの弾性壁を撓ませることにより吸収した構成であるので、ズーム操作キー6bの周囲だけに例えば円形の形状等の弾性壁を設けても同じ効果を得られるものである。本実施例では、回動操作部とその他の操作キーを含む区域の外側に弾性壁を設け、区域全体を移動させる構成した。その結果、弾性壁の長さを長くすることができて、回動による変位を長い弾性壁で分散して受けることが可能となり、少ない力での操作が可能となり、また耐久性等において有利となる。また、回動操作部だけの周囲に弾性壁を配置した場合には、本実施例の場合は回動中心C(図2参照)から近接して他の操作キーである電源操作キー6a等があり、弾性壁と他の操作キーとの位置が重なってしまうという不都合が生じる。本実施例では、回動操作部とその他の操作キーを含む区域の外側に弾性壁を設ける構成にしたことにより、この不都合が解決できた。
次に、背面防水シール(操作部)7について、図5乃至8を参照して説明する。
背面防水シール7は、上面防水シール6と同様の構成を有しているが、上面防水シール6は回動操作に関するものであるのに対し、背面防水シール7はスライド操作に関するものである点が異なる。
図5Aは背面防水シール7の表面から見た斜視図、図5Bは背面防水シール7の裏面から見た斜視図である。図6は背面防水シール取付部17が設けられた背面ケース4の背面側から見た斜視図である。図7は図1BのY-Y線矢視断面図であって、背面防水シール7のモード選択操作キー7bの取り付け構成を右側面側から見た断面図であり、スライド操作の様子を説明した図である。図7Aは操作前の状態、図7Bは操作中の状態、図7Cは操作後の状態を示すものである。図8は背面操作部7を背面から見た図であって、スライド操作に伴う動きを説明した図である。
図5Aに示すように、背面防水シール7は全体が矩形の形状をなし、ゴムやエラストマ等の弾性材料で一体に形成されている。
背面防水シール(操作部)7には再生操作キー(第1の操作キー)7a、モード選択操作キー(第2の操作キー)7b、多機能操作キー7cとその中央部に決定操作キー7d、表示調整操作キー7eとメニュー選択操作キー7fが設けられている。
これらの操作キーを含む平面薄肉の矩形の区域7gの外周にはベローズまたは蛇腹状の背面弾性壁(弾性壁領域)7hが設けられ、背面弾性壁7hの横から見た断面(図7参照)は薄肉の略逆Uの字状の形状をなし、屈曲し撓み易い構造に形成されている。背面弾性壁7hの外周には背面固定部7iが設けられている。
図5Bに示すように、モード選択操作キー(第2の操作キー)7bの裏にはモード選択操作部(スライド駆動部)7kが形成され、他の操作キーの裏にはそれぞれ操作軸部(軸部)7j、7m、7n、7p、7qが形成されている。
また、図6に示すように、背面ケース(ケース本体)4の背面防水シール取付部17には背面ケース4に穿設された上下方向に縦長の長穴状の貫通孔17a、17e、17fと縦長の長方形の貫通孔17b、縦長の十字状の貫通孔17cが設けられている。そして、矩形の形状の背面凹部17gが設けられている。
背面防水シール7は背面凹部17g内に配設され(図7参照)、背面固定部7iの下面を防水接着することにより、背面ケース4の背面と水密に固定される。
図7に示すように、モード選択操作キー7bは貫通孔17bを貫通するモード選択操作部7kを介してデジタルカメラ100のモード選択釦110(第2の操作釦)(図9B参照)をスライド駆動する。また、他の操作キーは押圧操作されるものであり、それぞれの操作軸部が貫通孔を貫通し、デジタルカメラ100背面のその他の操作釦を押圧操作する。
図7Aに示すように、モード選択操作キー7kには上下方向に長い幅Wを有する凹部7wが形成され、モード選択釦110の凸部は凹部7wの内側に位置している。この凹部7wの幅Wはモード選択釦110の可動範囲(モード選択釦110の凸部のスライド方向の幅とスライドストロークの幅とを合計した長さ)以上の幅を有している。図7Aにおいて、幅Wの中心位置とモード選択釦110のスライドストロークの中心位置は合致する構成となっている。
図7Bに示すように、使用者がモード選択操作キー(第2の操作キー)7bを下方方向にスライド操作した場合、モード選択操作部(スライド駆動部)7kの凹部7wの端面がモード選択釦(第2の操作釦)110の凸部に当接して下方方向のスライド力を伝えるので、モード選択釦110の凸部は下方にスライド移動する。デジタルカメラ100の表示部108(図9参照)には、モード選択釦110で選択したモードが表示されるので、表示部108を見ることにより表示が切り替わり新たなモードが選択されたことを確認することができる。
そして、図7Cに示すように、操作が終了しモード選択操作キー7bから使用者の手が離されたときには、背面弾性壁7hの弾力によりモード選択操作部7kが自動復帰する。このとき、モード選択操作部7kの凹部7wが少なくとも幅Wを有するので、下方方向に移動された状態のモード選択釦110の凸部は、凹部7wの内側に位置することなる。
モード選択操作キー7bを上方方向にスライド操作した場合も同様である。
図8Aには、操作がされていないときの背面防水シール7の各操作キーと貫通孔との位置関係が示されている。このとき、再生操作キー7a(第1の操作キー)の操作軸部(第1の軸部)7jの軸心と画像再生釦(第1の操作釦)109の軸心は合致している。
図8Bに示すように、モード選択操作キー7bを矢印方向である下方方向にスライド操作したときには、背面弾性壁7hの内側の矩形の区域7g全体が背面弾性壁7hを撓ませながら下方方向にスライド移動する。貫通孔はいずれも上下方向に長いので、他の操作キーの操作軸部は貫通孔内を移動する。このとき、再生操作キー7aの操作軸部7jの軸心と画像再生釦109の軸心はずれることになる。
そして図8Aに示すように、操作が終了しモード選択操作キー7bから使用者の手が離されれば、背面弾性壁7hの弾力により矩形の区域7g全体が矢印方向である上方方向に移動し、元の位置に自動復帰する。このとき、再生操作キー7aの操作軸部7jの軸心と画像再生釦109の軸心とは元通り合致することになる。
図5Aに示すように、背面防水シール7に設けられた操作キーのそれぞれの大きさは、デジタルカメラ100の背面の操作釦(図9B参照)よりも大きな形となっている。これは、防水ケース1を屋外等で使用するときに、使用者が手に手袋を嵌めて操作したときも、使い易くなるように大きな形にしたものである。ところで、従来の押圧操作される操作キーはそれぞれを独立して作動させる構成となっていたために、個々の操作キーの周囲に押し戻し用の弾性部を設けるスペースが必要となり、キー形状を大きくすることは難しかった。本実施例では、ひとつの操作キーを押圧すると背面弾性壁7hにより区域7g全体が沈み込む構成となっている。そして、押圧している操作キーに対応する操作釦は操作軸部を介し押圧されるが、区域7gが弾性を有し撓むことにより他の操作キーはその対応する操作釦を押し切るには至らない。操作キーから手を離されると背面弾性壁7hの弾力により操作キーが押し戻されるので、個々の操作キーに弾性部を設けることが不要となる。その結果、本実施例のような操作キーが密集している操作部においても、個々の操作キーを大きくして、形状もすっきりとした単純な形のものとすることが可能となる。
また、図5Aに示すように、背面弾性壁7hは外側に突出し、矩形の区域7gは背面弾性壁7hの内壁に囲まれている。すると、矩形の区域7gと背面弾性壁7hの内壁面とにより、いわばマッチ箱の内箱のような形状の上面を開放した箱状の構造が形成されていると見ることもできる。折れ曲がり易い紙も紙箱とし箱構造とすると強度が増すように、箱状の構造は座屈しにくくなる。矩形の区域7gは背面弾性壁7hの内壁とともに箱状の構造が形成され、全体としてのスライド移動等しやすい構造となっている。
本実施例では、スライド操作されるモード選択操作キー7bの周囲だけに弾性壁を設けるのではなくて、その他の操作キーを含む区域全体の外側に背面弾性壁7hを設け、矩形の区域7g全体を移動させる構成した。この構成により、弾性壁の長さをより長くして、スライドによる変位を長い弾性壁で分散して受けることが可能となるので、より少ない力での円滑な操作が可能となり、また耐久性等において有利となる。
また、モード選択操作キー7bの周囲だけに背面弾性壁7hを設けた場合は、本実施例の場合は近接して他の操作キーである多機能操作キー7c等があり、背面弾性壁7hと多機能操作キー7c等との位置が重なってしまうことになるが、この問題も区域全体の外側に背面弾性壁7hを設けることにより解決することができる。
上面防水シール6及び背面防水シール7について、次のように表現することもできる。
複数の機能操作キーを防水ケース1の外装外観面に露呈させたものであって、複数の機能操作キーの周りに共通の弾性壁領域を設けることにより、複数の機能操作キー全体をいわゆるフローティング構造としたものである。回動操作やスライド操作したときは、複数の機能操作キー全体が移動して撓みを弾性壁領域全体で吸収するので、円滑かつ確実な回動操作又はスライド操作が可能となる。ここで、回動操作等しているときには、押圧操作は同時にはすることはないので、問題は生じない。操作が終わり使用者の手が離されると、複数の機能操作キーは弾性壁領域の弾力により元の位置に自動復帰するので、押圧操作も確実にすることができる。そして本実施例のように、フローティング構造全体をゴム等の弾性材料で一体に形成することすることにより、構成が簡単で、安価な防水ケース1を実現できる。
弾性壁領域を外側に突出した弾性壁で構成して、弾性壁も外装外観面に露呈させることにより、内側の複数の機能操作キーが誤って操作されるのをガードされるという効果がある。防水ケース1は水中や屋外で使用されるものであり、比較的手荒く取り扱われること等を考慮すると、弾性壁がガードとなり安心感が得られることになる。
また、弾性壁を防水ケース1の外側に突出させることにより、防水ケース1の外側だけに弾性壁を配設する構成とすることができる。この場合、防水ケース1の内側の構成が簡単になって、防水ケース1と収納する電子機器との収納時の隙間を少なくすることができるので、防水ケース1を小型化することが可能となる。
本発明は、前述しかつ図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、前記実施の形態においては、電子機器としてデジタルカメラを適用した例について説明したが、デジタルビデオカメラ、携帯電話、携帯情報端末、携帯ゲーム機その他の電子機器に適用できるものである。
1 防水ケース
2 ケース本体
3 前面ケース
4 背面ケース
6 上面防水シール
6a 電源操作キー
6b ズーム操作キー
6c レリーズ操作キー
6f 突起つまみ
6h 上面弾性壁
6i 上面固定部
7 背面防水シール
7a 再生操作キー
7b モード選択操作キー
7h 背面弾性壁
7i 背面固定部
14 上面防水シール取付部
16 オー(O)リング
17 背面防水シール取付部
100 デジタルカメラ
104 電源釦
105 ズーム釦
106 レリーズ釦
107 突起レバー
108 表示部
109 画像再生釦
110 モード選択釦

Claims (5)

  1. 使用者の手により押圧操作される第1の操作釦と前記第1の操作釦から中心位置が離間し使用者の手により回動操作又はスライド操作される第2の操作釦とを一面に有する電子機器用の防水ケースであって、
    硬質な材料から形成され前記電子機器を収容可能なケース本体と、
    前記ケース本体に対して水密に設けられる操作部と、を備え、
    前記操作部は、前記ケース本体の外部から前記第1の操作釦を押圧操作するための第1の操作キーと、前記ケース本体の外部から前記第2の操作釦を回動操作又はスライド操作するための第2の操作キーと、前記第1の操作キー及び第2の操作キーを前記ケース本体に接続し、弾性を有する弾性壁領域と、を有し、
    前記第1の操作キーは前記ケース本体を貫通し前記第1の操作釦を押圧可能な第1の軸部を有し、前記第2の操作キーが操作されないときには、前記第1の軸部の軸心と前記第1の操作釦の軸心が合致するように構成され、
    前記第2の操作釦を回動操作又はスライド操作するために第2の操作キーが操作されるときには、前記弾性壁領域が撓んで前記第1の操作キーの第1の軸部の軸心が前記第1の操作釦の軸心からずれるとともに、
    前記第2の操作が終了し使用者の手が前記第2の操作キーから離されたときには、前記弾性壁領域の弾性により前記第1の操作キーの第1の軸部の軸心と前記第1の操作釦の軸心とが合致する位置に自動復帰するように構成され
    前記操作部はゴム等の弾性材料で一体に形成されていることを特徴とする電子機器用の防水ケース。
  2. 前記弾性壁領域は外側に突出する弾性壁であり、前記第1の操作キーと第2の操作キーとを有する区域は同一の弾性壁の内壁面に囲まれていること特徴とする請求項1記載の電子機器用の防水ケース。
  3. 前記第2の操作釦は突起レバーを操作して回動するリング状の回動部と、当該回動部の中央部に位置し押圧操作される押圧部と、から構成され、
    前記第2の操作キーは、前記ケース本体の外部から前記第2の操作釦の回動部を操作するための回動操作部と、当該回動操作部の中央部に位置し前記ケース本体の外部から前記第2の操作釦の押圧部を押圧可能な押圧操作部と、を有し、
    前記押圧操作部は前記ケース本体を貫通し前記押圧部に当接可能な第2の軸部を有し、前記押圧操作部への押圧力は、前記第2の軸部を介して前記押圧部に伝達されるように構成され、
    前記第2の軸部を囲む回動筒部が前記ケース本体に回動自在に装着され、前記回動筒部は前記回動部に係合可能な保持部を有し、前記回動操作部への回動力は前記保持部を介して前記回動部に伝達されるように構成されていること特徴とする請求項1または2記載の電子機器用の防水ケース。
  4. 前記電子機器はデジタルカメラであって、前記第1の操作釦は電源釦であり、前記第2の操作釦の押圧部はレリーズ釦であって、回動部はズーム釦であることを特徴とする請求項3記載の電子機器用の防水ケース。
  5. 前記第2の操作釦は凸部を有するスライド釦であり、前記第2の操作キーには前記スライド釦をスライドさせるスライド作動部を有し、前記スライド作動部には前記スライド釦の凸部のスライド方向の幅とスライドストロークの幅とを合計した長さの幅を少なくとも有する凹部が設けられ、
    前記第2の操作キーが操作されないときには、前記スライド釦が前記凹部の内側に位置するよう構成され、
    前記スライド釦をスライド操作するために前期第2の操作キーが操作されたときには、前記凹部が前記スライド釦の凸部に係合して前記スライド釦がスライド移動されるとともに、
    前記第2の操作キーから使用者の手が離されたときには、自動復帰した前記第2の操作キーの前記凹部の内側にスライド移動された状態の前記スライド釦の凸部が位置するように構成されていることを特徴とする請求項1または2記載の電子機器用の防水ケース。
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