JP2012018205A - 電子機器用の防水ケース - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ゴム等の弾性材料で一体に形成された操作部を有する電子機器用の防水ケースであって、この操作部には押圧操作キーと回動又はスライド操作キーとこれらのキーの周囲に設けた弾性壁とを有していて、回動又はスライド操作キーが操作されると弾性壁に囲まれている区域が弾性壁を撓ませて共に移動し、押圧操作キーも移動する構成とすることにより、簡単な構成で操作性が良好なコンパクトなものが得られる。
【選択図】図1
Description
電子機器には押圧して操作する操作釦の他に、回動して操作したりスライドして操作したりする操作釦が設けられているものがある。このような電子機器を防水ケースに収納した状態でこれらの操作釦を外部から操作させるため、防水ケース外表面に操作部を設け、防水性を保ったまま間接的に操作をする構成が提案されている。
この実施例では、部品点数は少なくなるが、回動操作を押圧操作に置き換えるものであって、カメラと防水ケースのズーム操作が異なる操作方法となり、防水ケースでの操作がやりにくいものであった。
本発明は、このような事情に鑑み案出されたものであって、本発明の目的は、水密に収納された電子機器の押圧操作及び、回動又はスライド操作をそれぞれ円滑かつ確実に行うことを、簡単な構成でコンパクトに実現する電子機器用の防水ケースを提供することにある。
なお、以下の説明においては、撮影者(使用者)側から見た状態で前後方向、上下方向、左右方向を示し、被写体側を前方、撮影者側を後方とする。
本実施例では、防水ケースに収容すべき電子機器はデジタルカメラ100であり、図9Aに示すように、六面体形状のカメラ本体101を備えている。カメラ本体101の前面にはズーム機能を有する沈胴式の撮像レンズ鏡筒102と閃光発光部103が設けられている。
また、カメラ本体101の上面右側部寄りには、電源をオンオフするための電源釦(実施例1における第1の操作釦)104、ズーム倍率を調整するためのズーム釦(実施例1における第2の操作釦の回動部)105、その中央部に撮影を行うためのレリーズ釦(実施例1における第2の操作釦の押圧部)106が設けられている。ここで、電源釦104とレリーズ釦106は押圧式釦である。ズーム釦105は外観形状がリング状で前方に突起レバー107有していて、カメラ本体101の上面に垂直な軸を中心として左右に回動する構成となっている。なお、この回動角は10数度程度の小さな角度である。
ここで、本実施例における防水ケース1は、比較的浅い5メートル程度までの水中での使用の他に、スキー等のスポーツやその観戦等のため雪や雨、砂埃等のある屋外において、またはプールサイドや水辺において、デジタルカメラを保護し、より防水性を高めるための簡易防水ケースとして使用されるものであり、防水ケースの本体サイズがより小型で、安価で、使い易いことが重要となる。
本実施例の防水ケース1は六面体形状のケース本体2を備え、ケース本体2は、互いに揺動可能に連結された前面ケース(実施例1におけるケース本体)3と背面ケース(実施例2におけるケース本体)4とから構成され、背面ケース4には前面ケース3と係脱可能に連結するバックル5が設けられている。
本実施例では、前面ケース3の内部にデジタルカメラ100を装着し、背面ケース4と前面ケース3を合わせバックル5を係合し水密状態にすることにより、デジタルカメラ100が所定位置に固定され水密に収容されるよう構成されている。
なお、上面防水シール6を備える防水ケース(実施例1)又は背面防水シール7を備える防水ケース(実施例2)には本発明が適用されており、詳細については後述する。
前面ケース3の前面には、撮像レンズ鏡筒102を収納する収納筒部8と閃光発光用窓9が設けられている。収納筒部8の先端には光学ガラス10が水密に固定されている。
また、背面ケース4の背面には表示部108を外部から視認するための表示部窓11が設けられ、バックル5はロック解除つまみ12を備えている。
また、ケース本体2の例えば閃光発光用窓9と表示部窓11をポリカーボネート樹脂やアクリル樹脂等の透明樹脂を用いて、他の部分をABS(アクリロニトリルブタジエンスチレン)樹脂や着色したポリカーボネート樹脂等の有色不透明な樹脂を用いて、いわゆるインサート成型や二色成型等して形成することもできる。
実際の組み立てでは、上部回動筒13と下部回動部15を、まず前面ケース3に組み付けてから、次に上面防水シール6を組み立てして固定するので、先に上部回動筒13と下部回動部15について説明する。
下部回動部15は、上部の外筒部15aと下フランジ部15bとから構成される。下部内面左右にはロック凹部15d、後部にはストッパ溝15eが設けられている。下フランジ部15bの前端にはつまみ状の突起レバー保持部(保持部)15fが設けられている。ここで、デジタルカメラ100を防水ケース1に装着すると突起レバー107が案内されて突起レバー保持部15fの内面に収まり覆われる。下フランジ部15bが回動されると突起レバー保持部15fを介してズーム釦105が回動される構成となっている。
また、上面防水シール取付部14は前面ケース3の上面に位置し、前面ケース3に穿設された長穴状貫通孔14aと鍵穴型貫通孔14bとを有している。そして、略たまご型形状の上面凹部14cと半月状凹部14dが形成され、上面凹部14cの外周には連続した土手状の盛り上がり14eが設けられている。
なお、前面ケース3の開放端側の背面ケース4との嵌合部に防水用パッキングであるオー(O)リング16が配設されている。
図2に示すように、上面防水シール6は上面から見たときに外形が略たまご型形状をなし、ゴムやエラストマ等の弾性材料で一体に形成されている。
上面防水シール6の左側の部分には電源操作キー(第1の操作キー)6aが、右側の部分にはズーム操作キー(第2の操作キーの回動操作部)6bとレリーズ操作キー(第2の操作キーの押圧操作部)6cが設けられ、電源操作キー6aの下方には電源操作軸部(第1の軸部)6d、レリーズ操作キー6cの下方にはレリーズ操作軸部(第2の軸部)6e、ズーム操作キー6bの前部には突起つまみ6fがそれぞれ設けられている。電源操作キー6aとズーム操作キー6bの間には平面薄肉部が設けられ、電源操作キー6aとズーム操作キー6bと平面薄肉部とを含む区域6gの周囲にはベローズまたは蛇腹状の上面弾性壁(弾性壁領域)6hが設けられ、上面弾性壁6hの外周には上面固定部6iが設けられている。
図3に示すように、上面防水シール6は上面凹部14c内に配設され、上面固定部6iの下面を防水接着することにより、前面ケース3の上面と水密に固定される。上面弾性壁6hの横から見た断面は薄肉の略逆Uの字状の形状をなし、屈曲し撓み易い構造に形成されている。デジタルカメラ100(図9参照)には、カメラ本体101の上面からわずかに突出して電源釦104が配設され、電源釦104の周囲の上面はすり鉢状のテーパー(円錐)面を有し、電源釦104が不用意に押されることがないような構成となっている。また、この上面から少し突出して環状のズーム釦105が配設され、その中心部にズーム釦105より更に少し突出して、レリーズ釦106が設けられている。電源操作軸部6dとレリーズ操作軸部6eの下面は、収納されたデジタルカメラ100の電源釦104とレリーズ釦106の上面と当接される。
電源操作キー6aの上面は上面弾性壁6hより低く構成されていて、電源操作キー6aを押しにくい配置とすることにより誤って操作されるのを防止している。上面弾性壁6hは指を当てることにより撓むものであるので、実際に電源操作キー6aを意識して押圧操作しようとする場合には操作の障害にはならない。
ところで、一般には操作軸部は貫通孔によって上下方向に案内される構成となるものであるが、後述の目的のため、長穴状貫通孔14aは電源操作軸部6dの外径より大きめに出来ていて所定方向に長く構成されている。
ズーム操作キー6bの突起つまみ6fは中空の壁から構成されていて内側に所定の幅の間隙があり、この間隙に上部回動筒13のズーム操作伝達板13cが左右の隙間なくすっぽりと収納される。そのため、突起つまみ6fが左右に回動操作されるとズーム操作伝達板13cが回動し上部回動筒13に伝達される構成となっている。上部回動筒13と下部回動部15は回動方向に固定されており一体に回動するので、下部回動部15は突起レバー保持部15fを介してその回動力がデジタルカメラ100のズームキー105に伝達される。
なお、本実施例では、長穴状貫通孔14aを所定方向に長い長穴状に構成したが、長穴の長さの径を有する丸穴等でもよい。電源操作軸部6dの移動の妨げにならなければ良いのである。また、上面弾性壁6hの屈曲構造により操作の変位を吸収したが、屈曲構造でなくても撓みが吸収できる構成であっても良い。
背面防水シール7は、上面防水シール6と同様の構成を有しているが、上面防水シール6は回動操作に関するものであるのに対し、背面防水シール7はスライド操作に関するものである点が異なる。
図5Aは背面防水シール7の表面から見た斜視図、図5Bは背面防水シール7の裏面から見た斜視図である。図6は背面防水シール取付部17が設けられた背面ケース4の背面側から見た斜視図である。図7は図1BのY-Y線矢視断面図であって、背面防水シール7のモード選択操作キー7bの取り付け構成を右側面側から見た断面図であり、スライド操作の様子を説明した図である。図7Aは操作前の状態、図7Bは操作中の状態、図7Cは操作後の状態を示すものである。図8は背面操作部7を背面から見た図であって、スライド操作に伴う動きを説明した図である。
背面防水シール(操作部)7には再生操作キー(第1の操作キー)7a、モード選択操作キー(第2の操作キー)7b、多機能操作キー7cとその中央部に決定操作キー7d、表示調整操作キー7eとメニュー選択操作キー7fが設けられている。
これらの操作キーを含む平面薄肉の矩形の区域7gの外周にはベローズまたは蛇腹状の背面弾性壁(弾性壁領域)7hが設けられ、背面弾性壁7hの横から見た断面(図7参照)は薄肉の略逆Uの字状の形状をなし、屈曲し撓み易い構造に形成されている。背面弾性壁7hの外周には背面固定部7iが設けられている。
図5Bに示すように、モード選択操作キー(第2の操作キー)7bの裏にはモード選択操作部(スライド駆動部)7kが形成され、他の操作キーの裏にはそれぞれ操作軸部(軸部)7j、7m、7n、7p、7qが形成されている。
また、図6に示すように、背面ケース(ケース本体)4の背面防水シール取付部17には背面ケース4に穿設された上下方向に縦長の長穴状の貫通孔17a、17e、17fと縦長の長方形の貫通孔17b、縦長の十字状の貫通孔17cが設けられている。そして、矩形の形状の背面凹部17gが設けられている。
背面防水シール7は背面凹部17g内に配設され(図7参照)、背面固定部7iの下面を防水接着することにより、背面ケース4の背面と水密に固定される。
図7Bに示すように、使用者がモード選択操作キー(第2の操作キー)7bを下方方向にスライド操作した場合、モード選択操作部(スライド駆動部)7kの凹部7wの端面がモード選択釦(第2の操作釦)110の凸部に当接して下方方向のスライド力を伝えるので、モード選択釦110の凸部は下方にスライド移動する。デジタルカメラ100の表示部108(図9参照)には、モード選択釦110で選択したモードが表示されるので、表示部108を見ることにより表示が切り替わり新たなモードが選択されたことを確認することができる。
そして、図7Cに示すように、操作が終了しモード選択操作キー7bから使用者の手が離されたときには、背面弾性壁7hの弾力によりモード選択操作部7kが自動復帰する。このとき、モード選択操作部7kの凹部7wが少なくとも幅Wを有するので、下方方向に移動された状態のモード選択釦110の凸部は、凹部7wの内側に位置することなる。
モード選択操作キー7bを上方方向にスライド操作した場合も同様である。
図8Bに示すように、モード選択操作キー7bを矢印方向である下方方向にスライド操作したときには、背面弾性壁7hの内側の矩形の区域7g全体が背面弾性壁7hを撓ませながら下方方向にスライド移動する。貫通孔はいずれも上下方向に長いので、他の操作キーの操作軸部は貫通孔内を移動する。このとき、再生操作キー7aの操作軸部7jの軸心と画像再生釦109の軸心はずれることになる。
そして図8Aに示すように、操作が終了しモード選択操作キー7bから使用者の手が離されれば、背面弾性壁7hの弾力により矩形の区域7g全体が矢印方向である上方方向に移動し、元の位置に自動復帰する。このとき、再生操作キー7aの操作軸部7jの軸心と画像再生釦109の軸心とは元通り合致することになる。
また、図5Aに示すように、背面弾性壁7hは外側に突出し、矩形の区域7gは背面弾性壁7hの内壁に囲まれている。すると、矩形の区域7gと背面弾性壁7hの内壁面とにより、いわばマッチ箱の内箱のような形状の上面を開放した箱状の構造が形成されていると見ることもできる。折れ曲がり易い紙も紙箱とし箱構造とすると強度が増すように、箱状の構造は座屈しにくくなる。矩形の区域7gは背面弾性壁7hの内壁とともに箱状の構造が形成され、全体としてのスライド移動等しやすい構造となっている。
また、モード選択操作キー7bの周囲だけに背面弾性壁7hを設けた場合は、本実施例の場合は近接して他の操作キーである多機能操作キー7c等があり、背面弾性壁7hと多機能操作キー7c等との位置が重なってしまうことになるが、この問題も区域全体の外側に背面弾性壁7hを設けることにより解決することができる。
複数の機能操作キーを防水ケース1の外装外観面に露呈させたものであって、複数の機能操作キーの周りに共通の弾性壁領域を設けることにより、複数の機能操作キー全体をいわゆるフローティング構造としたものである。回動操作やスライド操作したときは、複数の機能操作キー全体が移動して撓みを弾性壁領域全体で吸収するので、円滑かつ確実な回動操作又はスライド操作が可能となる。ここで、回動操作等しているときには、押圧操作は同時にはすることはないので、問題は生じない。操作が終わり使用者の手が離されると、複数の機能操作キーは弾性壁領域の弾力により元の位置に自動復帰するので、押圧操作も確実にすることができる。そして本実施例のように、フローティング構造全体をゴム等の弾性材料で一体に形成することすることにより、構成が簡単で、安価な防水ケース1を実現できる。
また、弾性壁を防水ケース1の外側に突出させることにより、防水ケース1の外側だけに弾性壁を配設する構成とすることができる。この場合、防水ケース1の内側の構成が簡単になって、防水ケース1と収納する電子機器との収納時の隙間を少なくすることができるので、防水ケース1を小型化することが可能となる。
2 ケース本体
3 前面ケース
4 背面ケース
6 上面防水シール
6a 電源操作キー
6b ズーム操作キー
6c レリーズ操作キー
6f 突起つまみ
6h 上面弾性壁
6i 上面固定部
7 背面防水シール
7a 再生操作キー
7b モード選択操作キー
7h 背面弾性壁
7i 背面固定部
14 上面防水シール取付部
16 オー(O)リング
17 背面防水シール取付部
100 デジタルカメラ
104 電源釦
105 ズーム釦
106 レリーズ釦
107 突起レバー
108 表示部
109 画像再生釦
110 モード選択釦
Claims (5)
- 使用者の手により押圧操作される第1の操作釦と前記第1の操作釦から中心位置が離間し使用者の手により回動操作又はスライド操作される第2の操作釦とを一面に有する電子機器用の防水ケースであって、
硬質な材料から形成され前記電子機器を収容可能なケース本体と、
前記ケース本体に対して水密に設けられる操作部と、を備え、
前記操作部は、前記ケース本体の外部から前記第1の操作釦を押圧操作するための第1の操作キーと、前記ケース本体の外部から前記第2の操作釦を回動操作又はスライド操作するための第2の操作キーと、前記第1の操作キー及び第2の操作キーを前記ケース本体に接続し、弾性を有する弾性壁領域と、を有し、
前記第1の操作キーは前記ケース本体を貫通し前記第1の操作釦を押圧可能な第1の軸部を有し、前記第2の操作キーが操作されないときには、前記第1の軸部の軸心と前記第1の操作釦の軸心が合致するように構成され、
前記第2の操作釦を回動操作又はスライド操作するために第2の操作キーが操作されるときには、前記弾性壁領域が撓んで前記第1の操作キーの第1の軸部の軸心が前記第1の操作釦の軸心からずれるとともに、
前記第2の操作が終了し使用者の手が前記第2の操作キーから離されたときには、前記弾性壁領域の弾性により前記第1の操作キーの第1の軸部の軸心と前記第1の操作釦の軸心とが合致する位置に自動復帰するように構成されていることを特徴とする電子機器用の防水ケース。 - 前記弾性壁領域は外側に突出する弾性壁であり、前記第1の操作キーと第2の操作キーとを有する区域は同一の弾性壁の内壁面に囲まれていて、
前記操作部はゴム等の弾性材料で一体に形成されていること特徴とする請求項1記載の電子機器用の防水ケース。 - 前記第2の操作釦は突起レバーを操作して回動するリング状の回動部と、当該回動部の中央部に位置し押圧操作される押圧部と、から構成され、
前記第2の操作キーは、前記ケース本体の外部から前記第2の操作釦の回動部を操作するための回動操作部と、当該回動操作部の中央部に位置し前記ケース本体の外部から前記第2の操作釦の押圧部を押圧可能な押圧操作部と、を有し、
前記押圧操作部は前記ケース本体を貫通し前記押圧部に当接可能な第2の軸部を有し、前記押圧操作部への押圧力は、前記第2の軸部を介して前記押圧部に伝達されるように構成され、
前記第2の軸部を囲む回動筒部が前記ケース本体に回動自在に装着され、前記回動筒部は前記回動部に係合可能な保持部を有し、前記回動操作部への回動力は前記回動保持部を介して前記回動部に伝達されるように構成されていること特徴とする請求項1または2記載の電子機器用の防水ケース。 - 前記電子機器はデジタルカメラであって、前記第1の操作釦は電源釦であり、前記第2の操作釦の押圧部はレリーズ釦であって、回動部はズーム釦であることを特徴とする請求項3記載の電子機器用の防水ケース。
- 前記第2の操作釦は凸部を有するスライド釦であり、前記第2の操作キーには前記スライド釦をスライドさせるスライド作動部を有し、前記スライド作動部には前記スライド釦の凸部のスライド方向の幅とスライドストロークの幅とを合計した長さの幅を少なくとも有する凹部が設けられ、
前記第2の操作キーが操作されないときには、前記スライド釦が前記凹部の内側に位置するよう構成され、
前記スライド釦をスライド操作するために前期第2の操作キーが操作されたときには、前記凹部が前記スライド釦の凸部に係合して前記スライド釦がスライド移動されるとともに、
前記第2の操作キーから使用者の手が離されたときには、自動復帰した前記第2の操作キーの前記凹部の内側にスライド移動された状態の前記スライド釦の凸部が位置するように構成されていることを特徴とする請求項1または2記載の電子機器用の防水ケース。
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