JP2006114431A - 押釦群取付構造、防水ケース及び防水ケース付き撮像装置 - Google Patents

押釦群取付構造、防水ケース及び防水ケース付き撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】防水ケース内に収納された電子機器の押圧部の押し間違えをなくすことができ、操作性を向上させること。
【解決手段】防水ケース50のケース本体1内にはデジタルスチルカメラ70を収納することができる。デジタルスチルカメラ70の背面には、互いに近接した複数の押圧部91〜95が設けられている。ケース本体1の背面には、押圧部91〜95にそれぞれ対応した押釦21〜25が押動可能にして取り付けられている。ケース本体1の外側においては、押釦21〜25の突出高さが揃っている。一方、ケース本体1の内側においては、押釦21の突出高さが押釦22〜25の突出高さより高い。
【選択図】図4

Description

本発明は、電子機器の防水ケースに関するとともに、その防水ケースに複数の押釦を取り付ける押釦群取付構造に関し、更に防水ケース付き撮像装置に関する。
デジタルスチルカメラを水中で使用できるように、デジタルスチルカメラを収納する透明な防水ケースが開発されている。デジタルスチルカメラを防水ケースに収納した状態でもデジタルスチルカメラを操作できるように、防水ケースに押釦が取り付けられている(例えば、特許文献1参照。)。例えば、図10の部分断面図に示すように、デジタルスチルカメラ200には複数の押圧釦201〜203が近接して設けられているが、押圧釦201〜203にそれぞれ対応した押釦211〜213が防水ケース210に取り付けられている。押釦211〜213を押下すれば、それぞれに対応した押圧釦201〜203を押釦211〜213によって押すことができる。
特開2002−90870号公報
ところで、近年、デジタルスチルカメラの小型化が進み、デジタルスチルカメラの押圧釦の大きさ、間隔が小さくなっている。それに伴い、防水ケースの押釦の大きさ、間隔が小さくなり、押釦の大きさ、間隔が小さくなってしまうと操作性が悪くなる。図10の場合には、中央の押釦212を押下した場合、周囲の押釦211,213も同時に押してしまうこともあり、押し間違いが生じやすい。
そこで、本発明は、上記のような問題点を解決しようとしてなされたものであり、防水ケース内に収納された電子機器の押圧部の押し間違えをなくすことができ、操作性を向上させることを目的とする。
以上の課題を解決するために、本発明の押釦群取付構造は、互いに近接させた複数の押釦をケースに貫通させ、前記複数の押釦を前記ケースの外側から内側へ押動可能にして前記複数の押釦を前記ケースに取り付けた押釦群取付構造において、前記複数の押釦のうち少なくとも1つの押釦の前記ケース内側への突出高さが他の押釦の前記ケース内側への突出高さと異なることを特徴とする。
以上においては、少なくとも1つの押釦のケース内側への突出高さが他の押釦のケース内側への突出高さと異なるので、その少なくとも1つの押釦を押すのと同時に他の押釦を押した場合でも、ケース内に収納された電子機器の複数の押圧部が押釦によって同時に押されることがなくなる。そのため、ケース内に収納された電子機器の押圧部の押し間違えをなくすことができる。
好ましくは、前記複数の押釦の前記ケース外側への突出高さが何れも同じである。そのため、ケースの外側において複数の押釦の頭頂が全て揃い、ケースの外形が整っている。
好ましくは、前記他の押釦が前記少なくとも1つの押釦の周囲に配置されている。
好ましくは、前記少なくとも1つの押釦の前記ケース内側への突出高さが前記他の押釦の前記ケース内側への突出高さよりも高い。
好ましくは、前記他の押釦の前記ケース内側への突出高さが何れも同じである。
本発明の防水ケースは、互いに近接して配置された複数の押圧部を有する電子機器を収納するケース本体と、前記ケース本体に貫通し、前記ケース本体の外側から内側へ押動可能にして前記複数の押圧部にそれぞれ対応して前記ケース本体に取り付けられた複数の押釦と、を備え、前記複数の押釦のうち少なくとも1つの押釦の前記ケース本体内側への突出高さが他の押釦の前記ケース本体内側への突出高さと異なることを特徴とする。
以上によれば、少なくとも1つの押釦のケース本体内側への突出高さが他の押釦のケース本体内側への突出高さと異なるので、その少なくとも1つの押釦を押すのと同時に他の押釦を押した場合でも、ケース本体内に収納された電子機器の複数の押圧部が押釦によって同時に押されることがなくなる。
好ましくは、前記複数の押釦の前記ケース本体外側への突出高さが何れも同じである。そのため、ケース本体の外側において複数の押釦の頭頂が全て揃い、ケース本体の外形が整っている。
好ましくは、前記他の押釦が前記少なくとも1つの押釦の周囲に配置されている。
好ましくは、前記少なくとも1つの押釦の前記ケース本体内側への突出高さが他の押釦の前記ケース本体内側への突出高さよりも高い。
好ましくは、前記他の押釦の前記ケース本体内側への突出高さが何れも同じである。
本発明の防水ケース付き撮像装置は、互いに近接して配置された複数の押圧部を備えた撮像装置と、前記撮像装置を収納する防水ケース本体と、前記防水ケース本体に貫通し、前記防水ケース本体の外側から内側へ押動可能にして前記複数の押圧部にそれぞれ対応して前記防水ケース本体に取り付けられた複数の押釦と、を備え、前記複数の押釦のうち少なくとも1つの押釦の前記ケース本体内側への突出高さが他の押釦の前記防水ケース本体内側への突出高さと異なることを特徴とする。
以上によれば、少なくとも1つの押釦の防水ケース本体内側への突出高さが他の押釦の防水ケース本体内側への突出高さと異なるので、その少なくとも1つの押釦を押すのと同時に他の押釦を押した場合でも、防水ケース本体内に収納された撮像装置の複数の押圧部が押釦によって同時に押されることがなくなる。
本発明によれば、誤って複数の押釦を同時に押してしまった場合でも、ケース内に収納された電子機器の複数の押圧部が押釦によって同時に押されることがなくなるので、ケース本体内に収納された電子機器の押圧部の押し間違えをなくすことができる。そのため、操作性が向上する。
また、複数の押釦の頭頂がケースの外側において全て揃うので、ケースの外形が整い、ケースのデザイン性が損なわれない。また、複数の押釦を下側にしてケースを載置した場合、荷重が複数の押釦に分散され、押釦が不意に破損することを防止することができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1は、本発明を適用した実施形態における防水ケース50を正面側から見た斜視図であり、図2は、防水ケース50の背面図であり、図3は、防水ケース50の背面に設けられた押釦群20の平面図であり、図4は、図3に示された切断線IV−IVに沿った面の矢視部分断面図であり、図5は、図3に示された切断線V−Vに沿った面の矢視部分断面図である。図6は、押釦群20の作用を説明するための図面である。また、図7は、防水ケース50に収納するデジタルスチルカメラ70を正面側から見た斜視図であり、図8は、デジタルスチルカメラ70を背面側から見た斜視図である。
防水ケース付き撮像装置は、図7〜図8に示すようなデジタルスチルカメラ70と、図1〜図2に示すような防水ケース50とを備える。まず、デジタルスチルカメラ70について説明する。図7に示すように、デジタルスチルカメラ70は、カメラ本体71を備えている。カメラ本体71の前面には、撮像レンズ部72、ファインダ部73及びストロボ部74が設けられており、カメラ本体71の上面には、シャッタ釦75が設けられている。この場合、撮像レンズ部72は沈胴式のズームレンズユニットであり、その鏡胴76〜78をカメラ本体71の前面から3段階で出没自在とされている。更に、撮像レンズ部72は、撮影しないときにカメラ本体71内に没入して収納されるよう、撮影するときにはカメラ本体71の厚みに対して最大1〜1.5倍程度、カメラ本体71の前面から突出するよう構成されている。
図8に示すように、このカメラ本体71の背面には、前面側に連続するファインダ部73が設けられているほか、表示部79、再生釦80、ズーム釦81、機能釦84〜86及びクロス形釦90が設けられている。
表示部79は、液晶表示素子又はエレクトロルミネッセンス表示素子からなり、撮影した画像等の情報を電気光学的に表示するように構成されている。再生釦80は、撮影した画像を表示部79に表示させるモードを選択指定するためのスイッチである。機能釦84〜86は、各種操作のためのスイッチである。ズーム釦81は、左右両端部の押圧部82,83の押圧によって撮像レンズ部72を望遠側、広角側に変更するためのシーソスイッチである。
クロス形釦90は、中央部に位置する押圧部91と、押圧部91の周囲において上下左右にそれぞれ位置する押圧部92〜95と、を有し、これら押圧部91〜95は、互いに近接して配置されている。周囲の押圧部92〜95を押圧することにより各種設定項目が選択され、中央の押圧部91を押圧することにより選択された項目が決定される。
次に、防水ケース50について説明する。図1に示すように、防水ケース50は、デジタルスチルカメラ70を収納するケース本体1を有する。ケース本体1は、デジタルスチルカメラ70の前面部を覆うフロントケース2と、デジタルスチルカメラ70の後面部を覆うリアケース3と、から構成されている。フロントケース2及びリアケース3は透明な合成樹脂からなり、それぞれの一側部(図1ででは、右側の側部)においてヒンジ部4により回動可能に結合されている。ヒンジ部4を中心にしてフロントケース2とリアケース3を回動して開閉するように構成されている。
また、ヒンジ部4と反対側の側部(図1では、左側の側部)において、ロック部材5がフロントケース2とリアケース3に設けられ、このロック部材5によってフロントケース2とリアケース3が閉じた状態で係脱可能にロックされるよう構成されている。防水ケース50は、デジタルスチルカメラ70の前面部をフロントケース2で覆い、デジタルスチルカメラ70の後面部をリアケース3で覆い、フロントケース2とリアケース3を閉じ、更にロック部材5によってロックすることによって、ケース本体1の内部にデジタルスチルカメラ70を収納するよう構成されている。フロントケース2の前面には、収納筒部6が前方に突出するようフロントケース2と一体に形成され、デジタルスチルカメラ70がケース本体1に収納された状態において、撮像レンズ部72が収納筒部6内に挿入される。そして、撮像レンズ部72が、収納筒部6内において前後に出没自在となる。
図1〜図2に示すように、フロントケース2の上面には、デジタルスチルカメラ70のシャッタ釦75に対応する押釦7が押動可能にして設けられている。リアケース3の背面には、再生釦80に対応する押釦8、ズーム釦81の押圧部82に対応する押釦9、押圧部83に対応する押釦10、機能釦84に対応する押釦11が押動可能にして設けられている。これら押釦8〜10は、リアケース3の背面の上縁に沿って一直線状に配列されている。
リアケース3の背面には、機能釦85に対応する押釦12、機能釦86に対応する押釦13が設けられている。押釦12及び押釦13は、押釦8〜11よりも下側に位置している。
更に、リアケース3の背面には、クロス形釦90に対応する押釦群20が設けられている。押釦群20は、押釦7〜11よりも下側に位置している。以下、押釦群20をリアケース3に取り付ける取付構造51について図3〜図5を用いて説明する。
図3に示すように、押釦群20は、押圧部91〜95のそれぞれに対応する押釦21〜25からなる。ここで、押釦21〜25のうち中央押釦21が中央に位置し、中央押釦21の上側に上押釦22が位置し、中央押釦21の下側に下押釦23が位置し、中央押釦21の左側に左押釦24が位置し、中央押釦21の右側に右押釦25が位置する。これら押釦21〜25は近接して配置されている。
図4〜図5に示すように、押釦21〜25は、それぞれ、軸部21a〜25aと、軸部21a〜25aの一方の端部に設けられた頭部21b〜25bと、軸部21a〜25aの他方の端部に設けられた弾接部21c〜25cと、弾接部21c〜25cよりも頭部21b〜25b寄りにおいて軸部21a〜25aに設けられたストッパ21d〜25dと、を有する。軸部21a〜25aの直径が弾接部21c〜25cの直径よりも小さく、弾接部21c〜25cの直径はストッパ21d〜25dの直径よりも小さく、ストッパ21d〜25dの直径は頭部21b〜25bの直径よりも小さい。また、弾接部21c〜25cは、ゴム等の弾性材料からなる。
押釦21〜25について比較すると、上下左右の周辺押釦22〜25は何れも同様に構成されているが、中央押釦21は押釦21〜25と異なる。具体的には、中央押釦21については、頭部21bの頭頂面が平坦に設けられているのに対して、上下左右の押釦22〜25については、頭部22b〜25bの頭頂面が凸曲面状に設けられている。更に、頭部21bの頭頂から頭部21bの下端までの長さは、頭部22b〜25bの頭頂から頭部22b〜25bの下端までの長さよりも長く、頭部21bの頭頂から弾接部21cの下端までの長さは、頭部22b〜25bの頭頂から弾接部22c〜25cの下端までの長さよりも長い。即ち、軸方向に沿った長さ(頭頂から下端までの長さ)は、中央押釦21が上下左右の押釦22〜25よりも長い。
中央押釦21は、リアケース3の背面を貫通するよう取り付けられ、押動可能となっている。具体的には、中央押釦21は以下のように取り付けられている。リアケース3の背面であってデジタルスチルカメラ70の押圧部91に対応する箇所には、円形状の凹部21gが凹設されているが、リアケース3の内面において凹部21gの反対側が凸設されている。凹部21gの底には、取付孔21fがリアケース3の内面側まで貫通している。そして、軸部21aが軸方向に摺動可能となって取付孔21fに挿入され、中央押釦21の頭部21bがリアケース3の外側(図4、図5では上側)にあり、弾接部21c及びストッパ21dがリアケース3の内側にある。
また、軸部21aがリアケース3の外側において巻きバネ21eに挿入され、巻きバネ21eが軸部21aに遊びをもって巻回されている。この巻きバネ21eは、頭部21bと凹部21gの底との間に配設され、頭部21bを外側に向けて付勢している。巻きバネ21eの付勢力に対してストッパ21dがリアケース3の内面に当接することによって、中央押釦21の外側への移動が抑止されている。
上下左右の押釦22〜25は、リアケース3の背面を貫通するよう取り付けられ、押動可能となっている。具体的には、押釦22〜25は、以下のように取り付けられている。凹部21gの周囲には、取付孔22f〜25fがリアケース3の内面側まで貫通するよう形成されている。ここで、取付孔22f〜25fは、それぞれ、押圧部92〜95に対応する箇所に形成されている。
そして、軸部22a〜25aが軸方向に摺動可能となって取付孔22f〜25fにそれぞれ挿入され、頭部22b〜25bがリアケース3の外側にあり、弾接部22c〜25c及びストッパ22d〜25dがリアケース3の内側にある。軸部22a〜25aがリアケース3の外側において巻きバネ22e〜25eにそれぞれ挿入され、巻きバネ22e〜25eが遊びをもって軸部22a〜25aにそれぞれ巻回されている。巻きバネ22e〜25eは、リアケース3の背面と頭部22b〜25bとの間に配設され、外側に向けて頭部22b〜25bをそれぞれ付勢している。巻きバネ22e〜25eの付勢力に対してストッパ22d〜25dがリアケース3の内面に当接することによって、押釦22〜25の外側への移動が抑止されている。
リアケース3に取り付けた状態で押釦21〜25について比較する。基準面(例えば、リアケース3の背面又は内面)を基準とした弾接部21cの内側への突出高さは、同一基準面を基準とした弾接部22c〜25cの内側への突出高さよりも高い。同一基準面を基準とした弾接部22c〜25cの内側への突出高さは何れも同じである。ここで、基準面を基準とした弾接部21c〜25cの内側への突出高さとは、基準面から弾接部21c〜25cの下端までの距離をいう。
弾接部21cの内側への突出高さが弾接部22c〜25cの内側への突出高さよりも高いため、弾接部21cの下端から押圧部91までの距離は弾接部22c〜25cの下端から押圧部92〜95までの距離より小さい。従って、軸方向に沿った移動範囲は。中央押釦21よりも左右の押釦22〜25のほうが大きい。
一方、リアケース3の外側においては、同一基準面(例えば、リアケース3の背面又は内面)を基準とした頭部21b〜25bの外側への突出高さは、何れも同じである。ここで、基準面を基準とした頭部21b〜25bの外側への突出高さとは、基準面から頭部21b〜25bの頭頂までの距離をいう。
押釦7〜13も中央押釦21又は上下左右の押釦22〜25と同様にしてリアケース3に取り付けられている。
なお、取付孔21f〜25f内においてリアケース3と軸部21a〜25aの間にシール材が設けられ、リアケース3と軸部21a〜25aとの間の隙間における漏水が起きないようになっている。
このような防水ケース50では、ヒンジ部4を中心にフロントケース2とリアケース3を回動させて開き、その内部にデジタルスチルカメラ70を配置して、フロントケース2とリアケース3を閉じ、この状態でロック部材5によってフロントケース2とリアケース3をロックすることにより、デジタルスチルカメラ70をケース本体1内に収納する。これにより、デジタルスチルカメラ70を防水することができる。
ケース本体1内にデジタルスチルカメラ70を収納した状態でデジタルスチルカメラ70を操作する場合には、押釦7〜13、押釦21〜25を押下する。
押釦7〜13を押下することによってそれぞれに対応したシャッタ釦75、再生釦80、押圧部82、押圧部83〜85が押圧される。そして、押釦7〜13の押下を解除すると元に戻り、シャッタ釦75、再生釦80、押圧部82、押圧部83〜85の押圧が解除される。
一方、巻きバネ21e〜25eに付勢力に抗して押釦21〜25の頭部21b〜25bを押下すると、弾接部21c〜25cによってそれぞれに対応した押圧部91〜95が押圧される。頭部21b〜25bの押下を解除すると、巻きバネ21e〜25eの付勢力によって弾接部21c〜25cが押圧部91〜95から離れて押圧部91〜95の押圧が解除される。
以上のように、デジタルスチルカメラ70を防水ケース50に収納した状態でも、デジタルスチルカメラ70を操作することができる。
ここで、図6に示すように、クロス形釦90のうち中央の押圧部91のみを押下する場合、指で中央押釦21の頭部21bを押下するが、押釦21〜25が密集しているので指が上下左右の押釦22〜25の頭部22b〜25bに当たって頭部22b〜25bも押下してしまう。このような場合であっても、基準面から弾接部21cの下端までの距離は同一基準面から弾接部22c〜25cの下端までの距離よりも短いため、押圧部91が弾接部21cによって押圧されるが、押圧部92〜95は押圧されない。そのため、押圧部91〜95のうち押圧部91のみを押圧したい場合において、他の押圧部92〜95を誤って押圧してしまうことを防止することができる。
また、押釦22〜25の頭部22b〜25bが凸曲面状に形成されているから、中央押釦21の頭部21bを指で押し込んだ場合、指が頭部22b〜25bに接触しにくいので、押釦22〜25を誤って押下してしまうことを防止することができる。
また、中央押釦21の頭部21bの形状が他の押釦22〜25の頭部22b〜25bの形状と異なるため、手探りで中央押釦21を特定することができる。
また、頭部21b〜25bの頭頂が全て揃っているため、防水ケース50の背面側の形状が整っている。
その上、防水ケース50の背面を下にして防水ケース50を置いた場合、頭部21b〜25bの頭頂が全て揃っているから、押釦21〜25の何れかが押されるのではなく、押釦21〜25の全てが押される。そのため、荷重が押釦21〜25に分散され、押釦21〜25が不意に破損することも防止することができる。
図9に示される押釦群取付構造51Aは、上記押釦群取付構造51における凹部21gの深さを浅くしたものであって、中央押釦21の頭部21bの頭頂が他の押釦22〜25の頭頂よりも高くしたものである。もちろん、中央押釦21の弾接部21cの内側への突出高さは、他の押釦22〜25の弾接部22c〜25cの内側への突出高さよりも高い。なお、押釦群取付構造51Aについては、押釦群取付構造51と同様の構成要素に同様の符号を付してその説明を省略する。この場合でも上記で示した同様の効果を得ることができる。
なお、本発明は、上記各実施の形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
上記実施形態では、押釦22〜25の内側への突出高さよりも高い突出高さの押釦21を1つとしてあるが、このような押釦21を2つ以上リアケース3に設けても良い。例えば、押釦21を左右に2つ配列するようリアケース3の背面に取り付け、2つの押釦21の周囲に押釦22〜25を配列しても良い。その場合、デジタルスチルカメラ70においても、2つの押釦21と押釦22〜25に対応するように、押圧部91を2つ設け、2つの押圧部21の周囲に押圧部92〜95を配列する。
また、デジタルスチルカメラ70に限らず、他の電子機器、例えばビデオカメラ、携帯電話機、ノート型パーソナルコンピュータ、腕時計、PDA(Personal Digital Assistant)を収納する防水ケースに本発明を適用することができる。その場合、ケース本体の形状は電子機器の形状に合わせる。
防水ケース50の斜視図である。 防水ケース50の背面図である。 防水ケース50の背面に設けられた押釦群20の平面図である。 図3に示された切断線IV−IVに沿った面の部分断面図である。 図3に示された切断線V−Vに沿った面の部分断面図である。 押釦群20の作用を説明するための図面である。 デジタルスチルカメラ70を正面側から見た斜視図である。 デジタルスチルカメラ70を背面側から見た斜視図である。 変形例における押釦群取付構造51Aの部分断面図である。 複数の押釦211〜213を取り付ける従来の取付構造の部分断面図である。
符号の説明
1 ケース本体
50 防水ケース
21 押釦(少なくとも1つの押釦)
22〜25 押釦(他の押釦)
70 デジタルスチルカメラ(電子機器)
91〜95 押圧部

Claims (11)

  1. 互いに近接させた複数の押釦をケースに貫通させ、前記複数の押釦を前記ケースの外側から内側へ押動可能にして前記複数の押釦を前記ケースに取り付けた押釦群取付構造において、
    前記複数の押釦のうち少なくとも1つの押釦の前記ケース内側への突出高さが他の押釦の前記ケース内側への突出高さと異なることを特徴とする押釦群取付構造。
  2. 前記複数の押釦の前記ケース外側への突出高さが何れも同じであることを特徴とする請求項1に記載の押釦群取付構造。
  3. 前記他の押釦が前記少なくとも1つの押釦の周囲に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の押釦群取付構造。
  4. 前記少なくとも1つの押釦の前記ケース内側への突出高さが前記他の押釦の前記ケース内側への突出高さよりも高いことを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の押釦群取付構造。
  5. 前記他の押釦の前記ケース内側への突出高さが何れも同じであることを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の押釦群取付構造。
  6. 互いに近接して配置された複数の押圧部を有する電子機器を収納するケース本体と、
    前記ケース本体に貫通し、前記ケース本体の外側から内側へ押動可能にして前記複数の押圧部にそれぞれ対応して前記ケース本体に取り付けられた複数の押釦と、を備え、
    前記複数の押釦のうち少なくとも1つの押釦の前記ケース本体内側への突出高さが他の押釦の前記ケース本体内側への突出高さと異なることを特徴とする防水ケース。
  7. 前記複数の押釦の前記ケース本体外側への突出高さが何れも同じであることを特徴とする請求項6に記載の防水ケース。
  8. 前記他の押釦が前記少なくとも1つの押釦の周囲に配置されていることを特徴とする請求項6又は7に記載の防水ケース。
  9. 前記少なくとも1つの押釦の前記ケース本体内側への突出高さが他の押釦の前記ケース本体内側への突出高さよりも高いことを特徴とする請求項6から8の何れか一項に記載の防水ケース。
  10. 前記他の押釦の前記ケース本体内側への突出高さが何れも同じであることを特徴とする請求項6から9の何れか一項に記載の防水ケース。
  11. 互いに近接して配置された複数の押圧部を備えた撮像装置と、
    前記撮像装置を収納する防水ケース本体と、
    前記防水ケース本体に貫通し、前記防水ケース本体の外側から内側へ押動可能にして前記複数の押圧部にそれぞれ対応して前記防水ケース本体に取り付けられた複数の押釦と、を備え、
    前記複数の押釦のうち少なくとも1つの押釦の前記ケース本体内側への突出高さが他の押釦の前記防水ケース本体内側への突出高さと異なることを特徴とする防水ケース付き撮像装置。
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