JP2007047705A - カメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】三脚を用いずに固定できるカメラを提供する。
【解決手段】カメラ本体12の底面には、嵌合穴32が設けられている。嵌合穴32は、カメラ本体12の底面中央部に窪むように設けられ、ペットボトル14のボトルキャップ16の形状に対応した形状に形成される。嵌合穴32をペットボトル14のボトルキャップ16に被せるようにカメラ本体12をセットすると、嵌合穴32とボトルキャップ16とが嵌合し、カメラ本体12がペットボトル14上に固定される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、被写体像を撮影するカメラに関するものである。
カメラを固定するために従来より三脚が用いられている。一般に、三脚の頭部にはカメラ本体の底面に設けられたネジ穴に螺合するネジが設けられ、カメラは三脚の頭部にネジ止めされて固定される。また、三脚の中には、カメラ本体の底面や側面を覆うクレードル装置状の頭部を有するものもある(下記特許文献1参照)。この三脚によれば、カメラを三脚の頭部へ置くようにセットすることで固定できるため、固定の作業が簡単で便利である。
特開2004−45678号公報
カメラを三脚に固定することで、集合写真を撮る際や、自分自身を撮影する際に便利であり、また、手ぶれを防止できるといった効果もある。しかしながら、三脚を持ち歩くことはユーザーにとって負担であった。
本発明は、三脚を用いずに固定できるカメラを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のカメラは、カメラ本体の外面に、ペットボトルのボトルキャップに対応した形状で窪むように形成され、前記ボトルキャップの嵌合により前記カメラ本体を前記ペットボトルに固定するための嵌合穴を備えたことを特徴としている。
前記嵌合穴は、前記カメラ本体が前記ペットボトルに固定されたときに、カメラ本体の重心の下方に位置することが好ましい。
また、前記嵌合穴は、前記カメラ本体の底面中央部に形成されていることが好ましい。
前記嵌合穴の底面は、前記カメラ本体の底面に対して平行に設けられるとともに、前記嵌合穴の内側面は、前記カメラ本体の底面に対して垂直に設けられ、前記カメラ本体は、水平面に設置された前記ペットボトル上に、前記カメラ本体の底面を水平にした標準姿勢にて固定されることが好ましい。
前記カメラ本体は、前記ボトルキャップの直径よりも、前面、背面間の厚みが厚く形成され、前記嵌合穴は、前記ボトルキャップと直径がほぼ等しい円柱形状に形成されるものでもよい。
また、前記カメラ本体は、前記ボトルキャップの直径よりも、前面、背面間の厚みが薄く形成され、前記嵌合穴は、前記ボトルキャップと直径がほぼ等しい円柱のうち、前記カメラ本体の前面及び背面から突出する部分を切り落とした部分円柱形状に形成されるものでもよい。
前記ボトルキャップの外側面と当接する前記嵌合穴の内側面に沿って、波形形状の凹凸を形成することが好ましい。
また、前記ボトルキャップの外側面と当接する前記嵌合穴の内側部を、弾性を有する部材から構成することが好ましい。
前記嵌合穴の底面に、前記カメラ本体を三脚上に固定するためのネジ穴を設けてもよい。
前記嵌合穴内に配置されて、前記嵌合穴を塞ぐ蓋体を設けることが好ましい。
前記蓋体は、前記嵌合穴に対して着脱自在に設けられたものでもよい。
また、前記蓋体は、カメラ本体に軸着されて、前記嵌合穴を塞ぐ位置と、前記嵌合穴を露呈させる位置との間で回動自在に設けられたものでもよい。
さらに、前記蓋体は、板状であり、前記嵌合穴の底面と等しい形状に形成され、前記カメラ本体の底面とほぼ等しい高さ位置に配置されて前記嵌合穴を塞ぐ位置と、前記嵌合穴の底面側へ向けて押し込まれた位置との間でスライド自在に設けられたものでもよい。
また、前記蓋体に、前記カメラ本体を三脚上に固定するためのネジ穴を設けてもよい。
さらに、前記蓋体と前記ボトルキャップの少なくとも一方を前記嵌合穴内に保持する保持機構を備えていることが好ましい。
前記保持機構は、付勢部材の付勢により、前記嵌合穴の内側面から前記嵌合穴の中心部へ向けて移動された突出位置と、前記嵌合穴が前記ボトルキャップに被せられる際に、前記ボトルキャップによって前記突出位置から前記嵌合穴の内側面へ向け、前記付勢部材の付勢に抗して押し戻され、前記ボトルキャップの外側面に圧接する圧接位置との間で移動自在の保持部材を備えたものでもよい。
また、前記保持機構は、前記保持部材を前記圧接位置に係止する係止位置と、前記係止を解除する解除位置との間で移動自在の係止部材を備えていることが好ましい。
本発明のカメラは、ペットボトルのボトルキャップに取り付けて固定することができる。このため、三脚を携帯していない場合であっても、身近にあるペットボトルを三脚代わりに利用することができるので便利である。
本発明を実施し、ペットボトルに取り付け可能としたデジタルカメラの前面側及び背面側の概観図を図1、図2にそれぞれ示す。また、このデジタルカメラをペットボトルに取り付けた状態を図3に示す。デジタルカメラ10は、略直方体形状のカメラ本体12を有し、その底面が水平面に略平行となる姿勢を標準姿勢とする横型タイプのカメラである。カメラ本体12は、薄型に形成され、ペットボトル14のボトルキャップ16の直径よりも、前面と背面との間の厚みが薄くなっている。
カメラ本体12の前面には、撮影レンズ18を保持するレンズ鏡筒20が組み込まれている他、ストロボ発光部22が露呈している。カメラ本体12の上面には、シャッタボタン24が設けられ、側面には、メモリカード(図示せず)が着脱自在に装填されるメモリカードスロットを塞ぐ蓋26が設けられている。
デジタルカメラ10は、露出を自動で調節するAE機能、ピントを自動で調節するAF機能を備え、フルオートで撮影を行えるようになっている。シャッタボタン24は、2段階押しのスイッチとなっており、撮影モード中に、シャッタボタン24を軽く押圧(半押し)すると、被写体照度に応じてストロボ充電がなされるなどの撮影準備処理がなされ、さらにシャッタボタン24を強く押圧(全押し)すると、本撮影処理が行われて、1画面分の撮像信号が画像データに変換された後、各種画像処理および圧縮処理が施され、メモリカードに記録される。
カメラ本体12の背面には、各種操作を行うための操作部28、各種表示を行うための液晶表示パネル(LCD)30が設けられている。デジタルカメラ10は、前述した撮影モードの他に、再生モード、メニューモードを備え、操作部28を操作することで各モードの切換を行うことができる。LCD30には、撮影モードではいわゆるスルー画が表示され、再生モードではメモリカードに記録済みの画像が表示され、メニューモードにおいては各種設定を行うためのメニュー画面が表示される。
カメラ本体12の底面には、嵌合穴32が設けられている。嵌合穴32は、カメラ本体12をペットボトルに取り付けるために設けられ、嵌合穴32をペットボトル14のボトルキャップ16に被せるようにカメラ本体12をセットすると、嵌合穴32とボトルキャップ16とが嵌合し、カメラ本体12がペットボトル14上に固定される(図3参照)。
図4に示すように、嵌合穴32は、カメラ本体12の底面中央部に窪むように設けられ、ペットボトル14のボトルキャップ16の形状に対応した形状に形成される。本実施形態では、ペットボトル14のボトルキャップ16の直径よりもカメラ本体12の厚みが薄いので、嵌合穴32は、ペットボトル14のボトルキャップ16と直径がほぼ等しい円柱のうち、カメラ本体12の前面及び背面から突出する部分が切り落とされた部分円柱形状に形成される。
また、嵌合穴32の底面は、カメラ本体12の底面に平行に設けられ、嵌合穴32の内側面は、カメラ本体12の底面と垂直に設けられている。こうすることで、ペットボトル14を水平な面に置いたときに、ペットボトル14に固定されたデジタルカメラ10が標準姿勢になるようにしている(図3参照)。
さらに、図5に示すように、嵌合穴32の内側面には、例えば、ゴムや樹脂などの弾性を有する部材から構成され、ボトルキャップ16の挿入方向に長い複数の凹凸を備えた波形の滑り防止部34が設けられている。滑り防止部34は、嵌合穴32にボトルキャップ16が嵌合される際に弾性変形し、ボトルキャップ16を嵌合穴32内に確実に保持する。これにより、デジタルカメラ10がペットボトル14上でぐらついたり、ペットボトル14から脱落してしまうといったことがない。なお、滑り止め部を、ボトルキャップよりも硬質な材料、例えば、金属などから構成してもよい。一般に、ボトルキャップは合成樹脂製であるため、滑り止め部を金属製にすると、嵌合穴にボトルキャップを嵌合する際にボトルキャップ側が弾性変形するが、この場合もボトルキャップを嵌合穴内に確実に保持できる。
図4に示すように、この嵌合穴32には蓋体36が着脱される。蓋体36は、嵌合穴32と同じ部分円柱形状に形成され、蓋体36が嵌合穴32に装着されると、嵌合穴32が塞がれる。また、蓋体36には、カメラ本体12を三脚(図示せず)に固定するためのネジ穴38が設けられている。ネジ穴38は、蓋体36がカメラ本体12に装着されたとき、カメラ本体12の底面側に露呈される。そして、このネジ穴38に三脚の頭部から突出したネジを螺合することで、カメラ本体12を三脚に固定できる。前述のように、嵌合穴32の内側面には滑り防止部34が設けられているので、蓋体36は、嵌合穴32内に確実に保持され、カメラ本体12が三脚上でぐらついたり、三脚から脱落してしまうといったことがない。
このように、デジタルカメラ10は、嵌合穴32にボトルキャップ16を嵌合させることで、ペットボトル14上に固定できる。これにより、三脚を携帯していない場合もペットボトル14を三脚代わりに用いることができ、便利である。また、嵌合穴32に蓋体36を装着することで外観の凹凸を無くしてデザイン性を向上できる。さらに、蓋体36にネジ穴38を設けたので、デジタルカメラ10を三脚上に固定することもでき、便利である。
なお、本発明は、ペットボトルのボトルキャップと嵌合する嵌合穴を設け、カメラ本体をペットボトル上に固定できればよいので、各部の構成は上記実施形態に限定されず適宜変更できる。例えば、上記実施形態では、ボトルキャップの直径よりもカメラ本体の厚みが薄いデジタルカメラを例に説明をしたが、図6に示すように、ボトルキャップの直径よりもカメラ本体の厚みが厚いデジタルカメラに本発明を適用することもできる。なお、図6以降の図面において、上述した実施形態と同様の部材については、同様の符号を付して説明を省略している。
図6において、デジタルカメラ40では、嵌合穴42、及び、蓋体44を、ボトルキャップ16と直径がほぼ等しい円柱形状に形成している。これにより、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。また、このデジタルカメラ40には、取り外しレバー46が設けられ、嵌合穴42の底面には、取り外しレバー46の押圧突起48が露呈され、カメラ本体49の底面には、取り外しレバー46の取り外し操作部50が露呈されている。
図7(A)、(B)に示すように、取り外しレバー46は、カメラ本体49に立設された軸52に取り付けられ、同図(A)に示す装着位置と、同図(B)に示す取り外し位置との間で回動自在に保持される。嵌合穴42に蓋体44が装着されると、蓋体44が押圧突起48を図中上方へ押し上げて、取り外しレバー46が装着位置へ移動する。装着位置では、取り外し操作部50を図中上方へ押圧操作することで、取り外しレバー46が取り外し位置へ移動する。この移動に伴って押圧突起48が蓋体44を押し下げて嵌合穴42から押し出す。このように取り出しレバー46を設けることで、蓋体44をカメラ本体49から取り外し易く、便利である。
また、上記実施形態では、嵌合穴を塞ぐ蓋体がカメラ本体に対して着脱自在に設けられているため、蓋体をカメラ本体から取り外した際に誤って蓋体を紛失してしまうなどといったことが考えられる。このような問題を防止するために、蓋体とカメラ本体とを紐やバンドなどにより連結してもよい。
さらに、図8に示すデジタルカメラ60のように、蓋体62とカメラ本体64とを連結アーム66によって連結し、蓋体62をカメラ本体64に対して回動自在に設けるといったことも考えられる。図9(A)、(B)に示すように、連結アーム66は、平行な2本の軸68、70を備え、軸68が蓋体62に回動自在に取り付けられ、軸70がカメラ本体64に回動自在に取り付けられる。そして、蓋体62は、図9(A)に示す、嵌合穴72を塞ぐ位置と、同図(B)に示す、嵌合穴72を露呈させる位置との間で回動する。このような構成にしても、上記実施形態と同様の効果を得ることができ、また、蓋体を紛失してしまうといったこともない。
また、図10に示すデジタルカメラ80のように、蓋体82をカメラ本体84に対してスライド自在に設けてもよい。このデジタルカメラ80は、カメラ本体84の底面に、ペットボトル14のボトルキャップ16と直径がほぼ等しい略円柱形状の嵌合穴85が設けられている。嵌合穴85には、円盤形状の蓋体82が配置される。蓋体82は、その側部に形成された突起86が、嵌合穴85の内側面に形成されたスライドレール88に係合され、スライドレール88に沿ってスライド自在に保持される。また、蓋体82と嵌合穴85の底面との間には、蓋体82をカメラ本体84の底面側へ向けて付勢するバネ90が配置される。
図11(A)に示すように、蓋体82は、嵌合穴85にボトルキャップ16が嵌合される際に、ボトルキャップ16により押圧されて嵌合穴85内に押し込まれる。そして、嵌合穴85にボトルキャップ16が嵌合されることでバネ90の付勢に抗して嵌合穴85内に押し込まれたまま保持される。また、同図(B)に示すように、蓋体82は、嵌合穴85からボトルキャップ16が取り外されると、バネ90の付勢によってカメラ本体84の底面側へ移動し、スライドレール88の一端部に突起86が当接することでカメラ本体84の底面とほぼ等しい高さ位置にて係止され、嵌合穴85を塞ぐ。このような構成にしても、上記実施形態と同様の効果を得ることができ、また、蓋体を紛失してしまうといったこともない。
なお、前述したように、嵌合穴を塞ぐ蓋体を設けることによって、デジタルカメラをペットボトルから取り外した際に外観の凹凸を無くしてデザイン性を向上させることができるが、コスト削減のために蓋体を廃止するといったことも考えられる。この場合、図12に示すデジタルカメラ100にように、嵌合穴102の底面にネジ穴38を設け、カメラ本体104をペットボトルと三脚の両方に固定できるようにすることが好ましい。
また、図13に示すデジタルカメラ110のように、ボトルキャップや蓋体をより確実に保持するための保持アーム112、114、116を設けてもよい。図13において、カメラ本体111の底面には、ペットボトル14のボトルキャップ16に対応した円柱形状の嵌合穴118が設けられ、この嵌合穴118に、ボトルキャップ16と、蓋体44とが選択的に嵌合される。保持アーム112、114、116は、嵌合穴118の内側面に沿って等間隔で配置されている。また、カメラ本体111の底面には、前述した取り外しレバー46(図6、図7参照)を構成する取り外し操作部50が露呈している他、保持アーム112の近傍に開口119が設けられ、この開口119からロックレバー120のロック操作部122が露呈している。
図14(A)、(B)において、保持アーム112は、カメラ本体111に立設された軸124に回動自在に取り付けられている。同図(A)に示すように、保持アーム112は、嵌合穴118の内側面から突出した突出位置へ向けて、図示しないバネによって付勢されている。同図(B)に示すように、保持アーム112は、嵌合穴118にボトルキャップ16、もしくは、蓋体44が嵌合される際に、バネの付勢に抗して嵌合穴118の内側面へ向けて押し戻されるように回動し、ボトルキャップ16、もしくは、蓋体44の外側面に圧接する圧接位置へ移動する。
保持アーム114、116は、保持アーム112と同様の構成をしており、カメラ本体111に回動自在に取り付けられ、嵌合穴118の側面から突出した突出位置へ向けて、図示しないバネによって付勢されている。そして、保持アーム114、116は、嵌合穴118にボトルキャップ16、もしくは、蓋体44が嵌合される際に、バネの付勢に抗して嵌合穴118の側面へ向けて押し戻され、ボトルキャップ16、もしくは、蓋体44の側面に圧接する。ボトルキャップ16、もしくは、蓋体44は、これら3つの保持アーム112、114、116により、その外側面が3方向より支持されて、嵌合穴118内に保持される。
他方、ロックレバー120は、カメラ本体111にスライド自在に取り付けられ、ロック操作部122の操作に応じて、図14(A)、(B)に示すように、保持アーム112から離れた解除位置と、同図(C)に示すように、ボトルキャップ16、もしくは、蓋体44とは反対側から保持アーム112に当接し、保持アーム112を圧接位置に係止する係止位置との間で移動する。
このデジタルカメラ110によれば、移動式の保持アームをボトルキャップ、もしくは、蓋体に圧接させるようにしたので、ボトルキャップ、もしくは、蓋体をより確実に保持できる。特に、嵌合穴の直径よりもボトルキャップの直径が小さい場合に有効であり、このような場合であっても保持アームがボトルキャップに圧接されるので、カメラ本体がボトルキャップ上でぐらついてしまうといったことがない。
さらに、このデジタルカメラ110によれば、ロックレバーを設け、保持アームを圧接位置にて係止するようにしたので、ボトルキャップ、もしくは、蓋体をより確実に保持できる。なお、本例では、3つの保持アームのうち1つの保持アームを圧接位置にて係止する例で説明をしたが、各保持アームの近傍にそれぞれロックレバー設け、全ての保持アームの移動を規制するようにしてもよい。もちろん、保持アームの個数も3つに限定されるものではなく、適宜増減してよい。
また、ボトルキャップや蓋体をより確実に保持するための機構としては、前述した保持アームを設ける例に限定されるものではない。例えば、図15に示すデジタルカメラ130のように、第1、第2の2つのレバー132、134(図16参照)を備えた保持機構136により、ボトルキャップ14や蓋体36を保持してもよい。図15において、デジタルカメラ130のカメラ本体138には、その底面中央部にボトルキャップ14及び蓋体36と選択的に嵌合する嵌合穴140が設けられ、保持機構136はこの嵌合穴140に隣接した位置に設けられている。
図16(A)、(B)に示すように、保持機構136は、図中左右方向にスライドする第1レバー132と、図中上下方向にスライドする第2レバー134と、第1レバーを図中右方法へ付勢する第1バネ142と、第2レバーを図中下方向へ付勢する第2バネ144とを備えている。
第1レバー132は、一端部が嵌合穴140の内側面に設けられた開口146から露呈された保持部148となっており、他端部がカメラ本体138の底面に設けられた開口150から露呈されたロック操作部151となっている。第1レバー132は、図16(A)に示すように、第1バネ142の付勢により、図中右方向へ移動して、保持部148が嵌合穴140の内側面とほぼ等しい高さ位置に配置されたロック解除位置と、同図(B)に示すように、ロック操作部151を第1バネ142の付勢に抗して図中左方向へ移動され、保持部148が嵌合穴140の内側壁から突出したロック位置との間で移動する。
第2レバー134は、一端部がカメラ本体138の底面に設けられた開口152から露呈されたロック解除操作部154となっており、他端部が係止部156となっている。第2レバー134は、図16(A)に示すように、第1レバー132がロック解除位置にある場合は、係止部156が第1レバー132と当接し下方への移動が規制され、第2バネ144の付勢に抗して第1レバー132の上方で係止される。また、第2レバー134は、同図(B)に示すように、第1レバー132がロック位置へ移動されることで下方への移動が可能となり、第2バネ144の付勢によって係止部156が第1レバー132の移動経路上に配置される。
この第2レバー134の移動により、第1レバー132がロック位置に係止される。また、このとき、第2レバー134のロック解除操作部154が、開口152から突出する。そして、このロック解除操作部138を第2バネ144の付勢に抗して押し込むと、係止部156が第1レバー132の移動経路外に移動する。これにより、第1レバー132が第1バネ142の付勢によりロック解除位置へ移動し、第2レバー134が第1レバー132の上方で係止される(図16(A)参照)。
この保持機構136によれば、第1レバー132をロック位置へ移動させることで、保持部148がボトルキャップ16もしくは蓋体36の外側面に圧接されるので、ボトルキャップ16もしくは蓋体36を嵌合穴140内に確実に保持することができる。これにより、ペットボトル14や三脚上でデジタルカメラ130ががたついてしまうといったことがない。
なお、上記実施形態では、ボトルキャップと嵌合する嵌合穴をカメラ本体の底面に設ける例で説明をしたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図17に示すデジタルカメラ160のように、カメラ本体162の側面に、ボトルキャップと嵌合する嵌合穴164を設けてもよい。こうすることで、縦長の撮影画像を得たい場合に便利である。もちろん、カメラ本体の底面や側面以外の外側面に嵌合穴を設けてもよい。また、例えば、カメラ本体の底面及び側面の2カ所に嵌合穴を設けるといったように、嵌合穴を複数設けてもよい。
以上、デジタルカメラを例に説明をしてきたが、本発明は、デジタルカメラに限定されず、写真フイルムを用いるフイルムカメラに対しても適用することができる。
デジタルカメラの前面側の外観を示す斜視図である。 デジタルカメラの背面側の外観を示す斜視図である。 デジタルカメラをペットボトルに取り付けた状態を示す斜視図である。 デジタルカメラの底面側の外観を示す斜視図である。 嵌合穴の内側部を示す断面図である。 デジタルカメラの底面側の外観を示す斜視図である。 取り外しレバーにより蓋体を取り外す様子を示す断面図である。 デジタルカメラの底面側の外観を示す斜視図である。 蓋体が回動する様子を示す断面図である。 デジタルカメラの底面側の外観を示す斜視図である。 蓋体がスライド移動する様子を示す断面図である。 デジタルカメラの底面側の外観を示す斜視図である。 デジタルカメラの底面側の外観を示す斜視図である。 保持アームとロックレバーの動きを示す断面図である。 デジタルカメラの底面側の外観を示す斜視図である。 第1レバーと第2レバーの動きを示す断面図である。 カメラ本体の側面に嵌合穴を設けた例を示す斜視図である。
符号の説明
10、40、60、80、100、110、130、160 デジタルカメラ
12、49、64、84、104、111、138、162 カメラ本体
14 ペットボトル
16 ボトルキャップ
32、42、72、85、102、118、140、164 嵌合穴
34 滑り防止部
36、44、62、82 蓋体
38 ネジ穴
66 連結アーム
86 突起
88 スライドレール
112、114、116 保持アーム
120 ロックレバー
132 第1レバー
134 第2レバー

Claims (17)

  1. カメラ本体の外面に、ペットボトルのボトルキャップに対応した形状で窪むように形成され、前記ボトルキャップの嵌合により前記カメラ本体を前記ペットボトルに固定するための嵌合穴を備えたことを特徴とするカメラ。
  2. 前記嵌合穴は、前記カメラ本体が前記ペットボトルに固定されたときに、カメラ本体の重心の下方に位置することを特徴とする請求項1記載のカメラ。
  3. 前記嵌合穴は、前記カメラ本体の底面中央部に形成されていることを特徴とする請求項1または2記載のカメラ。
  4. 前記嵌合穴の底面は、前記カメラ本体の底面に対して平行に設けられるとともに、前記嵌合穴の内側面は、前記カメラ本体の底面に対して垂直に設けられ、
    前記カメラ本体は、水平面に設置された前記ペットボトル上に、前記カメラ本体の底面を水平にした標準姿勢にて固定されることを特徴とする請求項1〜3いずれか1つ記載のカメラ。
  5. 前記カメラ本体は、前記ボトルキャップの直径よりも、前面、背面間の厚みが厚く形成され、
    前記嵌合穴は、前記ボトルキャップと直径がほぼ等しい円柱形状に形成されることを特徴とする請求項1〜4いずれか1つ記載のカメラ。
  6. 前記カメラ本体は、前記ボトルキャップの直径よりも、前面、背面間の厚みが薄く形成され、
    前記嵌合穴は、前記ボトルキャップと直径がほぼ等しい円柱のうち、前記カメラ本体の前面及び背面から突出する部分を切り落とした部分円柱形状に形成されることを特徴とする請求項1〜4いずれか1つ記載のカメラ。
  7. 前記ボトルキャップの外側面と当接する前記嵌合穴の内側面に、前記ボトルキャップの滑り止め用の凹凸を形成したことを特徴とする請求項1〜6いずれか1つ記載のカメラ。
  8. 前記ボトルキャップの外側面と当接する前記嵌合穴の内側部を、弾性を有する部材から構成したことを特徴とする請求項1〜7いずれか1つ記載のカメラ。
  9. 前記嵌合穴の底面に、前記カメラ本体を三脚上に固定するためのネジ穴を設けたことを特徴とする請求項1〜8いずれか1つ記載のカメラ。
  10. 前記嵌合穴内に配置されて、前記嵌合穴を塞ぐ蓋体を設けたことを特徴とする請求項1〜9いずれか1つ記載のカメラ。
  11. 前記蓋体は、前記嵌合穴に対して着脱自在に設けられていることを特徴とする請求項10記載のカメラ。
  12. 前記蓋体は、カメラ本体に軸着されて、前記嵌合穴を塞ぐ位置と、前記嵌合穴を露呈させる位置との間で回動自在に設けられていることを特徴とする請求項10記載のカメラ。
  13. 前記蓋体は、板状であり、前記嵌合穴の底面と等しい形状に形成され、前記カメラ本体の底面とほぼ等しい高さ位置に配置されて前記嵌合穴を塞ぐ位置と、前記嵌合穴の底面側へ向けて押し込まれた位置との間でスライド自在に設けられていることを特徴とする請求項10記載のカメラ。
  14. 前記蓋体に、前記カメラ本体を三脚上に固定するためのネジ穴を設けたことを特徴とする請求項10〜13いずれか1つ記載のカメラ。
  15. 前記蓋体と前記ボトルキャップの少なくとも一方を前記嵌合穴内に保持する保持機構を備えたことを特徴とする請求項10〜14いずれか1つ記載のカメラ。
  16. 前記保持機構は、付勢部材の付勢により、前記嵌合穴の内側面から前記嵌合穴の中心部へ向けて移動された突出位置と、前記嵌合穴が前記ボトルキャップに被せられる際に、前記ボトルキャップによって前記突出位置から前記嵌合穴の内側面へ向け、前記付勢部材の付勢に抗して押し戻され、前記ボトルキャップの外側面に圧接する圧接位置との間で移動自在の保持部材を備えていることを特徴とする請求項15記載のカメラ。
  17. 前記保持機構は、前記保持部材を前記圧接位置に係止する係止位置と、前記係止を解除する解除位置との間で移動自在の係止部材を備えたことを特徴とする請求項16記載のカメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015188730A (ja) * 2014-03-31 2015-11-02 奥田 努 撮影機器保護具

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