JP2009060269A - 撮影装置及び携帯端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作性良くカメラ機能の撮影モードの切り替えが可能となる撮影装置及び該撮影装置が設けられる携帯端末を提供する。
【解決手段】撮影用レンズ21aと、撮影用レンズ21aを開放し又は覆うレンズカバー23とを備えるカメラ部(撮影装置)20であって、レンズカバー23が撮影用レンズ21aに対して移動することに連動して、撮影モードを第1モードと、第2モードとを切り替える切替え装置を有するという構成を採用する。
【選択図】図4

Description

本発明は、撮影用レンズと、撮影用レンズを開放し又は覆うレンズカバーとを備える撮影装置及び該撮影装置が設けられる携帯端末に関するものである。
近年、カメラ機能を備える携帯電話機やPHS(Personal Handy-phone System)端末等の携帯端末が広く普及している。そして、ユーザーは、携帯端末に備えられる当該カメラ機能を用いて、風景、動物や珍しい小物等を気軽に撮影することができるようになった。
また、当該カメラ機能は、撮影モードの設定を変更可能になっており、例えば、風景や人物等を撮影する場合は、通常の撮影モード(通常撮影モード)で撮影し、植物や小物等に近接して撮影する場合は、接写の撮影モード(マクロ撮影モード)で撮影することができるため、被写体に適した撮影モードで撮影を行うことができる構成となっている。
そして、従来、上記通常撮影モードとマクロ撮影モードとの切り替えは、携帯端末の筐体の側面に設けられたマクロレバーと称される操作部材を移動させることで行われていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−96763号公報
しかしながら、カメラ機能の撮影モードを切り替えるマクロレバーは、取り付けられる携帯端末が複数の機器を内包しているため、携帯端末に取り付け可能なスペースが限られており、当該スペースの制約を受けて、小型になってしまっていた。したがって、ユーザーが、撮影モードを切り替える場合、小さなマクロレバーを操作しなければならないため操作性が悪いという問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、操作性良く撮影モードの切り替えが可能となる撮影装置及び該撮影装置が設けられる携帯端末を提供することを目的としている。
上記の課題を解決するために、本発明では、撮影用レンズと、上記撮影用レンズを開放し又は覆うレンズカバーとを備える撮影装置であって、上記レンズカバーが上記撮影用レンズに対して移動することに連動して、撮影モードを第1モードと、第2モードとに切り替える切替え装置を有するという構成を採用する。
このような構成を採用することによって、本発明では、マクロレバーよりも大きなレンズカバーを操作することによって、カメラ機能の撮影モードの設定を容易に切り替えることができる。
また、本発明では、上記第1モードは、通常撮影モードであって、上記第2モードは、マクロ撮影モードであるという構成を採用する。
このような構成を採用することによって、本発明では、レンズカバーの移動によって、通常撮影モードと、マクロ撮影モードとを切り替えることができる。
また、本発明では、被写体を照明する照明装置を備えており、上記照明装置は、切り替えられた上記撮影モードに連動して、照度を調節するという構成を採用する。
このような構成を採用することによって、本発明では、切り替えられた撮影モードに適した照度で被写体を照らし、カメラ機能の撮影処理を補助することができる。
また、本発明では、上記レンズカバーは、光の分布を調整する調整レンズを有しており、上記第1モードで上記照明装置を開放し、上記第2モードで上記調整レンズにより上記照明装置を覆うという構成を採用する。
このような構成を採用することによって、本発明では、レンズカバーが第2モードで照明装置を覆うことで、レンズカバーに設けられたレンズで照明装置から照射される光を受けとり、そして当該光を集光または拡散させることで光の分布を調整し、第2モードに適した照度で被写体を照らすことができる。
また、本発明では、上記レンズカバーは、光を透過する透明部材から構成されるという構成を採用する。
このような構成を採用することによって、本発明では、レンズカバーの移動によって、照明装置の光をレンズカバーが遮ってしまうことを防止することができる。
また、本発明では、上記レンズカバーは、上記第1モード及び上記第2モードとは、異なる撮影に関する処理を行う位置に移動可能であるという構成を採用する。
このような構成を採用することによって、本発明では、レンズカバーの移動により、上記第1モード及び上記第2モードの切り替えだけでなく、別のカメラ機能撮影に関する処理を行うことができる。
また、本発明では、上記レンズカバーは、上記撮影用レンズに対して直線移動するという構成を採用する。
このような構成を採用することによって、本発明では、レンズカバーが直線移動することで、容易に操作することができる。
また、本発明では、上記構成の撮影装置が設けられる携帯端末を採用する。
このような構成を採用することによって、本発明では、上記撮影装置を備えた携帯端末が得られる。
本発明によれば、撮影用レンズと、上記撮影用レンズを開放し又は覆うレンズカバーとを備える携帯端末であって、上記レンズカバーが上記撮影用レンズに対して移動することに連動して、撮影モードを第1モードと、第2モードとを切り替える切替え装置を有するという構成を採用することによって、マクロレバーよりも大きなレンズカバーを操作することにより、カメラ機能の撮影モードの設定を容易に切り替えることができる。
したがって、本発明では、操作性良く撮影モードの切り替えが可能となる撮影装置を提供することができる効果がある。また、本発明では、レンズカバーと撮影モード切替えが兼用できるため、別途、マクロレバーを設ける必要は無くなり、撮影装置又は該撮影装置が設けられる携帯端末のスペースを有効に活用でき、且つ、コストダウンにも寄与できる効果がある。
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明においては、本発明の撮影装置をPHS端末(携帯端末)に適応した場合の例について説明するが、一般のカメラ(撮影装置)にも本発明は適用可能である。また、理解を容易にするために、以下の図面において部材の縮尺を適宜変更している。
始めに、図1を参照してPHS端末(携帯端末)Aの外部の構成について説明する。
図1(a)は、本実施形態におけるPHS端末Aの背面の外観を示す斜視図である。
図1(b)は、本実施形態におけるPHS端末Aの正面の外観を示す斜視図である。
図1(a)及び(b)に示すように、PHS端末Aは、表示側本体1と操作側本体2とがヒンジ構造3によって連結された折りたたみ形式のものである。
なお、以下の説明において、PHS端末Aの操作側本体2の幅方向をX方向、該幅方向と直交する方向をY方向、操作側本体2の厚さ方向をZ方向として説明することがある。
表示側本体1は、表示側筐体4と、表示側筐体4の正面に設けられる表示部5と、表示部5の上方に設けられる受話口6とを有する構成となっている。
表示側筐体4は、表示側本体1の外装を形成するものである。
表示部5は、例えば、液晶ディスプレイや、有機EL(electroluminescence)ディスプレイ等から形成されて所望の画像や文字等を表示するものであり、表示側筐体4の略中央部に設けられる。
受話口6は、表示部5の上方に形成され、表示側筐体4内に設けられた不図示のスピーカと外部とを連通する構成となっている。
操作側本体2は、操作側筐体7と、操作側筐体7の正面に設けられる操作部8と、操作部8の下方に設けられる送話口9と、操作側筐体7の背面に設けられる凹部10と、凹部10に設けられるカメラ部(撮影装置)20とを有する構成となっている。
操作側筐体7は、操作側本体2の外装を形成するものである。
操作部8は、電源キー、テンキーや各種の機能キーから構成されており、ユーザーによる各種の操作指示を受け付ける構成となっている。
送話口9は、操作部8の下方に形成され、操作側筐体7内に設けられた不図示のマイクと連通する構成となっている。
凹部10は、図1(a)に示すように、所定の深さの溝を有し、操作側筐体7の背面の上方であって、操作側筐体7の幅方向(X方向)に直線的に延在している。
カメラ部20は、図1(a)に示すように、被写体を撮影するカメラ装置21と、被写体を照明する照明装置22と、カメラ装置21の撮影用レンズ21aを開放し又は覆うレンズカバー23とを有する構成となっている。
カメラ装置21は、保護ガラスに覆われた撮影用レンズ21aが外部を向くように、凹部10の−X方向側端部の底部に嵌合されており、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサや、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等を有し、通常撮影モード(第1モード)やマクロ撮影モード(第2モード)等の撮影モードの設定が可能なデジタルカメラから構成される。
照明装置22は、カメラ装置21に対して、凹部10の+X方向側端部の底部に嵌合され、LED(Light Emitting Diode)等の照明源を有し、通常撮影モード及びマクロ撮影モード時に後述する制御部12によって照度を調節可能な構成となっている。
レンズカバー23は、凹部10に嵌合されて凹部10の底部の縁に沿ってX方向に直線的にスライドして移動可能な構成となっている。また、レンズカバー23は、光を透過する透明部材(例えば、アクリルやポリカーボネート等)から形成され、略中央部に光を集光させる集光レンズ(調整レンズ)24を有する構成となっている。
続いて、図2を参照してPHS端末Aの内部構成について説明する。
図2は、PHS端末Aの要部機能構成を示す機能ブロック図である。
PHS端末Aは、内部に、アンテナを有する通信部11と、制御部12とを有しており、通信部11、操作部8、表示部5、カメラ装置21及び照明装置22が制御部12に接続される構成となっている。
通信部11は、制御部12の制御の下に、不図示の基地局と各種の制御信号やデータ信号をアンテナを介して送受信すると共に、受信情報を制御部12に出力する構成となっている。
制御部12は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)から構成される内部メモリ並びに上記通信部11、操作部8、表示部5、カメラ装置21及び照明装置22と信号の入出力をそれぞれ行うインタフェース回路等から構成されており、上記ROMに記憶された制御プログラムに基づいてPHS端末Aの全体動作を制御する。制御部12は、例えば、操作部8から入力された信号を受け、表示部5に所定の画像を表示させたり、通信部11にデータ送受信等の動作を開始させたりすることができる。
続いて、図3を参照して、操作側筐体7内のカメラ部20の構造について詳しく説明する。
図3(a)は、図1(a)におけるPHS端末Aの線視K−K断面図(照明装置22は不図示)である。
図3(b)は、図1(a)におけるPHS端末Aの線視L−L断面図である。
図3(a)に示すように、カメラ装置21には、通常撮影モードとマクロ撮影モードとに撮影モードの設定を切り替えるマクロスイッチ21bがカメラ装置21の側面であって、−Y方向(図3(a)において紙面左方向)に突出して設けられている。なお、マクロスイッチ21bは、図3(b)に示すように、カメラ装置21の側面にX方向に亘って設けられたスライド溝21cに沿って、X方向にスライド可能であり、スライド溝21cの一端側(図3(b)において紙面左側)に位置して通常撮影モードに切り替える通常位置M1と、通常位置M1に対してスライド溝21cの+X方向側の他端側に位置してマクロ撮影モードに切り替えるマクロ位置M2との間を移動可能な構成となっている。
レンズカバー23は、図3(a)に示すように、操作側筐体7の内部に貫通して、−Y方向に突出するリブ23aを有しており、レンズカバー23の移動に伴ってリブ23aがX方向に直線的に移動可能な構成となっている。
また、図3(b)に示すように、操作側筐体7の内部には、レンズカバー23の移動に連動してカメラ装置21のマクロスイッチ21bをスライドさせる連動レバー(切替え装置)30が設けられている。なお、連動レバー30は、図3(a)に示すように、マクロスイッチ21b及びリブ23aが設けられるX−Z平面と略同一平面上に設けられている。
連動レバー30は、マクロスイッチ21bをX方向で挟持する挟持部31a,31bと、リブ23aのX方向移動経路上に設けられた爪部32と、挟持部31a,31b及び爪部32を懸架する連結部材33とを有する構成となっている。
連結部材33は、挟持部31a,31b及び爪部32を懸架して、X方向に延在しており、リブ23aに対して下方(+Z方向)に設けられている。
挟持部31a,31bは、連結部材33の一端側(図3(b)において紙面左側)から+Z方向に突出し、それぞれX方向でマクロスイッチ21bを挟んだ位置に設けられる。より詳しくは、挟持部31aがマクロスイッチ21bに対して−X方向側に設けられ、挟持部31bがマクロスイッチ21bに対して+X方向側に設けられており、マクロスイッチ21bを左右(X方向)から挟持する構成となっている。
爪部32は、挟持部31a,31bが設けられた一端側に対して、連結部材33の他端に設けられている。また、爪部32は、連結部材33の端部から−Z方向に突出してリブ23aの移動経路上に設けられており、リブ23aが+X方向に移動した際に、リブ23aと係合される高さまで伸長している。したがって、爪部32は、レンズカバー23の移動によって、リブ23aと接触することが可能な構成となっている。
また、連動レバー30は、X方向に直線的に設けられた不図示の支持機構によって、X
方向に移動することが可能な構成となっている。
さらに、連動レバー30は、図3(b)において紙面左方向(−X方向)に付勢する不図示のバネ及び、レンズカバー23が照明装置22を覆う位置に移動した際に連動レバー30の位置を固定する不図示の固定機構に接続される構成となっている。
したがって、上記構成の連動レバー30は、レンズカバー23の移動によってリブ23aが爪部32と係合されて、又は、接続された不図示のバネの付勢によってX方向に移動することで、挟持部31a,31bが連結部材33を介してX方向に移動され、挟持部31a,31bに挟持されたマクロスイッチ21bを通常位置M1とマクロ位置M2とに移動させることができる構成となっている。
続いて、上記構成のPHS端末Aにおいて、レンズカバー23の移動に連動したカメラ装置21の撮影モードの切り替え動作について図4及び図5を参照して詳しく説明する。
図4(a)〜(c)は、折りたたまれたPHS端末Aの操作側本体2の背面の示す平面図であって、レンズカバー23が順次、+X方向(紙面右方向)に移動していく図である。
図5(a)〜(c)は、図4におけるレンズカバー23の移動に対応した連動レバー30の動作を示す模式図である。
ユーザーがPHS端末Aのカメラ機能を使用しない場合、図4(a)に示すように、レンズカバー23は、凹部10の左端に位置しており、カメラ装置21(つまり、撮影用レンズ21a)を覆っている。そうすることで、レンズカバー23は、外部から受ける傷や、衝撃等からカメラ装置21の撮影用レンズ21aを保護することができる。
このとき、図5(a)に示すように、レンズカバー23のリブ23aは、レンズカバー23がカメラ装置21が設けられた側に位置しているため、連動レバー30の爪部32と接触することは無い。したがって、連動レバー30は、不図示のバネの弾性力によって−X方向に付勢されており、挟持部31a,31bに挟持されたマクロスイッチ21bを通常位置M1に位置させることとなる。つまり、カメラ装置21は、カメラ機能を使用しない場合、通常撮影モードで待機している。
なお、照明装置22は、カメラ機能を使用しないため、非作動である。
次に、PHS端末Aのカメラ機能を使用して通常撮影モードで被写体を撮影する場合では、ユーザーは、図4(b)に示すように、レンズカバー23をスライドさせて凹部10の略中央部に位置させて、カメラ装置21の撮影用レンズ21aを外部に露出させる。
このとき、図5(b)に示すように、レンズカバー23のリブ23aは、レンズカバー23が凹部10の略中央部に位置しているため、まだ連動レバー30の爪部32と接触することは無い。したがって、連動レバー30は、上記カメラ機能を使用しない場合と同様に、マクロスイッチ21bを通常位置M1に位置させることとなり、カメラ装置21を通常撮影モードに設定させることとなる。
ユーザーは、カメラ装置21の撮影用レンズ21aを露出させた後、図2に示すように、操作部8を操作して制御部12に操作指令を伝達し、操作指令を受けた制御部12が通常撮影モードのカメラ装置21及び照明装置22を作動及び操作することで、被写体を通常撮影モードで撮影することができる。
なお、照明装置22は、通常撮影モードで被写体を撮影する場合、制御部12によって通常撮影モードに適した照度で被写体に光を照射するように調節されて、通常撮影モードの撮影に適した光で被写体を照らすことができる。
そして、PHS端末Aのカメラ機能を使用してマクロ撮影モードで近接して被写体を撮影する場合では、ユーザーは、図4(c)に示すように、レンズカバー23を図4(b)の位置から更に+X方向にスライドさせて、凹部10の右端の照明装置22を覆う位置に移動させる。
このとき、図5(c)に示すように、レンズカバー23のリブ23aは、連動レバー30の爪部32と係合して、爪部32を+X方向に押進させることとなる。
連動レバー30は、爪部32がリブ23aに押進されたことに伴って挟持部31a,31bが+X方向に移動することで、カメラ装置21のマクロスイッチ21bをスライド溝21cに沿って通常位置M1からマクロ位置M2へとスライドさせ、カメラ装置21の撮影モードを通常撮影モードからマクロ撮影モードへと切り替えさせる。
このとき、連動レバー30は、レンズカバー23が上記マクロ撮影モードに切り替える位置にあるとき、不図示の固定機構によってロックされ、−X方向に付勢する不図示のバネの弾性力では、通常撮影モードに切り替える位置に戻ることは無い。
また、図4(c)に示すように、照明装置22は、集光レンズ24が照明装置22上に位置するため、照明装置22が照射する光を集光させてマクロ撮影モードに適した照度で被写体を照らすことができる。さらに、図2に示す制御部12が、カメラ装置21からマクロ撮影モードへ移行したという情報を受け取り、照明装置22にマクロ撮影モードに適した照度で光を照射するように調節させることによって、照明装置22は、近接撮影において最適な照度で被写体を照らすことができる。
したがって、ユーザーは、図2に示す操作部8を操作して制御部12に操作指令を伝達し、操作指令を受けた制御部12がマクロ撮影モードのカメラ装置21及び照明装置22を操作することで、マクロ撮影モードで被写体に近接して撮影することができる。
なお、マクロ撮影モードから通常撮影モードに切り替えるときには、ユーザーがレンズカバー23を照明装置22を覆う位置から−X方向に動かすことによって不図示の固定機構のロックがはずされ、連動レバー30は、不図示のバネの弾性力によって−X方向に移動されて、それに伴って移動する挟持部31a,31bによってマクロスイッチ21bがマクロ位置M2から通常位置M1にスライドし、マクロ撮影モードから通常撮影モードに切り替えることができる。
したがって、上述の実施の形態によれば、撮影用レンズ21aと、撮影用レンズ21aを開放し又は覆うレンズカバー23とを備えるカメラ部20であって、レンズカバー23が撮影用レンズ21aに対して移動することに連動して、撮影モードを第1モードと、第2モードとを切り替える連動レバー30を有するという構成を採用することによって、マクロレバーよりも大きなレンズカバーを操作することにより、カメラ機能の撮影モードの設定を容易に切り替えることができる。
したがって、本実施形態では、操作性良くカメラ機能の撮影モードの切り替えが可能となる撮影装置を提供することができる。また、本実施形態では、レンズカバーと撮影モード切替えが兼用できるため、別途、マクロレバーを設ける必要は無くなり、撮影装置又は該撮影装置が設けられる携帯端末のスペースを有効に活用でき、且つ、コストダウンにも寄与できる効果がある。
また、本実施形態では、上記第1モードは、通常撮影モードであって、上記第2モードは、マクロ撮影モードであるという構成を採用することによって、レンズカバー23の移動によって、通常撮影モードと、マクロ撮影モードとを切り替えることができる。
また、本実施形態では、被写体を照明する照明装置22を備えており、照明装置22は、切り替えられた上記撮影モードに連動して、照度を調節するという構成を採用することによって、切り替えられた撮影モードに適した照度で被写体を照らし、カメラ機能の撮影処理を補助することができる。
また、本実施形態では、レンズカバー23は、光の分布を調整する集光レンズ24を有しており、上記第1モードで照明装置22を開放し、上記第2モードで集光レンズ24により照明装置22を覆うという構成を採用することによって、レンズカバー23が第2モードで照明装置22を覆うことで、レンズカバーに設けられた集光レンズ24で照明装置22から照射される光を受けとり、そして当該光を集光させることで光の分布を調整し、第2モードに適した照度で被写体を照らすことができる。
また、本実施形態では、レンズカバー23は、光を透過する透明部材から構成されるという構成を採用することによって、レンズカバー23の移動によって、照明装置の光をレンズカバーが遮ってしまうことを防止することができる。
また、本実施形態では、レンズカバー23は、撮影用レンズ21aに対して直線移動するという構成を採用することによって、レンズカバー23が直線移動することで、容易に操作することができる。
また、本実施形態では、カメラ部20が設けられるPHS端末Aを採用することによって、上記構成のカメラ部20が設けられたPHS端末Aが得られる。
以上、図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態において、レンズカバー23は、照明装置22を覆う位置まで移動すると説明したが、本発明は上記構成に限定されるものではない。
例えば、レンズカバー23は、図6(a)及び(b)に示すように、照明装置22を覆う位置から更にX方向に移動可能な構成となっており、凹部10の側面に設けられたボタン40をレンズカバー23の側面で押下することにより、ボタン40の押下を制御部12が検出して、制御部12によってカメラ装置21の撮影モードをマクロ撮影モードから望遠撮影モードへと切り替えさせる構成であっても良い。したがって、レンズカバー23の移動により、通常撮影モード及びマクロ撮影モードの切り替えだけでなく、望遠撮影モードに切り替えることができる。なお、望遠撮影モードに切り替えるだけでなく、別のカメラ撮影に関する処理を行わせる構成であっても良い。
また、上記実施形態において、レンズカバー23は、光を集光させる両凸形状の集光レンズと説明したが、本発明は、上記構成に限定されるものではなく、例えば、平凸レンズや凹レンズ等であってもよい。また、光を拡散させる構成のレンズであってもよい。
また、上記実施形態において、レンズカバー23は、直線移動すると説明したが、本発明は、直線移動に限定されずに、例えば、回転移動する構成であってもよい。
この場合、例えば、レンズカバー23が任意の部位を欠いた円形状を有して、該円形状の中心を軸として回転可能な構成となっており、レンズカバー23は、該軸を中心とした回転移動をすることで、カメラ装置21及び照明装置22を当該任意の部位から露出させ、又は、当該任意の部位以外で覆う構成であっても良い。
また、上記実施形態において、切替え装置は、連動レバー30であると説明したが、本発明は、上記構成に限定されるものではなく、例えば、レンズカバー23のリブ23aが電導性を有しており、レンズカバー23の移動によって操作側筐体7内に設けられた基板と所定の位置で接触して電通することにより、制御部12がカメラ装置21の撮影モードを切り替える構成であっても良い。
本発明の実施の形態における携帯端末の背面及び正面の外観を示す斜視図である。 本発明の実施の形態における携帯端末の要部機能構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態における携帯端末の線視K−K断面図及び線視L−L断面図である。 本発明の実施の形態におけるレンズカバーの移動を示す図である。 本発明の実施の形態における切替え装置のレンズカバーの移動に伴う撮影モードを切り替える動作を説明する図である。 本発明の別実施形態におけるレンズカバーの移動を示す図である。
符号の説明
8…操作部、10…凹部、12…制御部、20…カメラ部(撮影装置)、21…カメラ装置、21a…撮影用レンズ、21b…マクロスイッチ、21c…スライド溝、22…照明装置、23…レンズカバー、23a…リブ(レンズカバーのリブ)、24…集光レンズ(調整レンズ)、30…連動レバー(切替え装置)、31a,31b…挟持部、32…爪部、33…連結部材、40…ボタン、A…PHS端末(携帯端末)、M1…通常位置、M2…マクロ位置

Claims (8)

  1. 撮影用レンズと、前記撮影用レンズを開放し又は覆うレンズカバーとを備える撮影装置であって、
    前記レンズカバーが前記撮影用レンズに対して移動することに連動して、撮影モードを第1モードと、第2モードとに切り替える切替え装置を有することを特徴とする撮影装置。
  2. 前記第1モードは、通常撮影モードであって、前記第2モードは、マクロ撮影モードであることを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  3. 被写体を照明する照明装置を備えており、
    前記照明装置は、切り替えられた撮影モードに連動して、照度を調節することを特徴とする請求項1または2に記載の撮影装置。
  4. 前記レンズカバーは、光の分布を調整する調整レンズを有しており、
    前記第1モードで前記照明装置を開放し、前記第2モードで前記調整レンズにより前記照明装置を覆うことを特徴とする請求項3に記載の撮影装置。
  5. 前記レンズカバーは、光を透過する透明部材から構成されることを特徴とする請求項4に記載の撮影装置。
  6. 前記レンズカバーは、前記第1モード及び前記第2モードとは、異なる撮影に関する処理を行う位置に移動可能であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の撮影装置。
  7. 前記レンズカバーは、前記撮影用レンズに対して直線移動することを特徴とする請求項1〜6に記載の撮影装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の撮影装置が設けられることを特徴とする携帯端末。
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KR200461147Y1 (ko) * 2011-12-02 2012-06-22 권무형 렌즈 탑재형 휴대단말기용 보호케이스
CN101995753B (zh) * 2009-08-14 2013-10-09 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 电子装置

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