JP2014038946A - 実装装置、部材の配置方法及び基板の製造方法 - Google Patents

実装装置、部材の配置方法及び基板の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】装着部材及び撮像部の位置との関係で、高さ測定部を適切な位置に配置することで、実装ヘッドの移動ストロークの増大を抑制することができる技術を提供すること。
【解決手段】本技術に係る実装装置は、実装ヘッドと、撮像部と、高さ測定部とを具備する。前記実装ヘッドは、電子部品を基板上に装着する装着部材を有し、平面内における第1の方向及び前記第1の方向に直交する第2の方向に移動可能とされる。前記撮像部は、前記実装ヘッドの移動とともに移動可能な位置に配置され、前記基板上に設けられたアライメントマークを撮像する。前記高さ測定部は、前記第1の方向に平行であり、前記装着部材の位置及び前記撮像部の位置のうち少なくとも一方を通る1以上のラインと、前記第2の方向に平行であり、前記装着部材の位置及び前記撮像部の位置のうち少なくとも一方を通る1以上のラインとで囲まれた領域内に配置され、前記基板の高さを測定する。
【選択図】図9

Description

本技術は、電子部品を保持して、基板上に装着する実装装置などの技術に関する。
従来から抵抗、コンデンサ、インダクタなどの各種の電子部品を基板上に実装する実装装置が広く知られている。
この種の実装装置は、基板を搬送する搬送部と、電子部品を供給する供給部と、供給部から供給される電子部品を吸着し、吸着された電子部品を基板上に装着する吸着ノズルを有する実装ヘッドとを備えている。また、実装装置は、実装ヘッドをXY方向に移動させる移動機構と、基板上に設けられたアライメントマークを撮像する基板カメラなどを備えている。一般的に、基板カメラは、実装ヘッドに取り付けられており、実装ヘッドの移動に応じて移動可能なように構成されている。
基板上に電子部品を装着するとき、基板の反りが問題となる場合がある。すなわち、基板が反っていると、吸着ノズルが上下方向に移動して電子部品を基板上に装着するときに、装着エラーが発生しやすいといった問題がある。
そこで、近年においては、基板の上面の高さを計測する高さ計測センサが実装装置に設けられるようになってきている(例えば、下記特許文献1参照)。この種の実装装置では、高さ計測センサによって基板の高さが測定され、測定された高さに応じて、高さ方向での電子部品の装着位置が補正される。そして、その補正された高さで基板上に電子部品が装着される。
特開2009−27015号公報
高さ計測センサは、一般的に、実装ヘッドの移動に応じて移動可能な位置に配置されている。ここで、吸着ノズル、基板カメラ及び高さ計測センサの3種類の部材は、XY方向で基板上の全ての位置に移動可能なように構成されている必要がある。
従って、吸着ノズル及び基板カメラの位置との関係で、高さ計測センサが適切な位置に配置されていないと、実装ヘッドの移動ストロークが大きくなってしまうといった問題がある。
以上のような事情に鑑み、本技術の目的は、装着部材及び撮像部の位置との関係で、高さ測定部を適切な位置に配置することで、実装ヘッドの移動ストロークの増大を抑制することができる技術を提供することにある。
本技術に係る実装装置は、実装ヘッドと、撮像部と、高さ測定部とを具備する。
前記実装ヘッドは、電子部品を基板上に装着する装着部材を有し、平面内における第1の方向及び前記第1の方向に直交する第2の方向に移動可能とされる。
前記撮像部は、前記実装ヘッドの移動とともに移動可能な位置に配置され、前記基板上に設けられたアライメントマークを撮像する。
前記高さ測定部は、前記第1の方向に平行であり、前記装着部材の位置及び前記撮像部の位置のうち少なくとも一方を通る1以上のラインと、前記第2の方向に平行であり、前記装着部材の位置及び前記撮像部の位置のうち少なくとも一方を通る1以上のラインとで囲まれた領域内に配置され、前記基板の高さを測定する。
本技術に係る実装装置では、装着部材及び撮像部の位置との関係で、高さ測定部が適切な位置に配置されているため、実装ヘッドの移動ストロークが大きくなってしまうことを防止することができる。
上記実装装置において、前記装着部材、前記撮像部及び前記高さ測定部は、前記第1の方向又は前記第2の方向に沿って直線的に配置されてもよい。
これにより、実装ヘッドの移動ストロークを適切に小さくすることができる。
上記実装装置において、前記基板は、前記第2の方向に沿って搬送されてもよい。
この場合、前記装着部材、前記撮像部及び前記高さ測定部は、前記第1の方向に沿って直線的に配置されてもよい。
上記実装装置において、前記基板は、前記第2の方向に沿って搬送されてもよい。
この場合、前記装着部材、前記撮像部及び前記高さ測定部は、前記第2の方向に沿って直線的に配置されてもよい。
上記実装装置において、前記第1の方向及び前記第2の方向に移動可能であり、前記実装ヘッドが取り付けられる移動体をさらに具備してもよい。
この場合、前記撮像部及び前記高さ測定部は、前記移動体の下側の位置に配置されてもよい。
撮像部及び高さ測定部を移動体の下側に取り付けることで、移動体の下側のデッドスペースを有効に活用することができる。
本技術に係る部材の配置方法は、電子部品を基板上に装着する装着部材を有する実装ヘッドを、平面内における第1の方向及び前記第1の方向に直交する第2の方向に移動可能なように構成することを含む。
前記基板上に設けられたアライメントマークを撮像する撮像部が、前記実装ヘッドの移動とともに移動可能な位置に配置される。
前記第1の方向に平行であり、前記装着部材の位置及び前記撮像部の位置のうち少なくとも一方を通る1以上のラインと、前記第2の方向に平行であり、前記装着部材の位置及び前記撮像部の位置のうち少なくとも一方を通る1以上のラインとで囲まれた領域内に、前記基板の高さを測定する高さ測定部が配置される。
本技術に係る基板の製造方法は、電子部品を基板上に装着する装着部材を有し、平面内における第1の方向及び前記第1の方向に直交する第2の方向に移動可能な実装ヘッドと、前記実装ヘッドの移動とともに移動可能な位置に配置され、前記基板上に設けられたアライメントマークを撮像する撮像部と、前記第1の方向に平行であり、前記装着部材の位置及び前記撮像部の位置のうち少なくとも一方を通る1以上のラインと、前記第2の方向に平行であり、前記装着部材の位置及び前記撮像部の位置のうち少なくとも一方を通る1以上のラインとで囲まれた領域内に配置された高さ測定部とを具備する実装装置の前記高さ測定部により、前記基板の高さを測定することを含む。
測定された前記基板の高さに応じて、前記装着部材により前記基板上に電子部品が装着される。
以上のように、本技術によれば、実装ヘッドの移動ストロークの増大を抑制することができる技術を提供することができる。
本技術の一実施形態に係る実装装置を示す正面図である。 実装装置の側面図である。 実装装置の上面図である。 実装装置の構成を示すブロック図である。 実装装置が有する実装ヘッドを示す側方拡大図である。 実装ヘッド及び移動体の下面図である。 本実施形態に係る吸着ノズル、基板カメラ及び高さセンサの基板上での可動領域を説明するための図である。 比較例に係る吸着ノズル、基板カメラ及び高さセンサの基板S上での可動領域を説明するための図である。 吸着ノズル及び基板カメラの位置に対する高さセンサの位置を説明するための図である。
以下、本技術に係る実施形態を、図面を参照しながら説明する。
[実装装置100の全体構成及び各部の構成]
図1は、本技術の一実施形態に係る実装装置100を示す正面図である。図2は、実装装置100の側面図であり、図3は、実装装置100の上面図である。図4は、実装装置100の構成を示すブロック図である。図5は、実装装置100が有する実装ヘッド30を示す側方拡大図である。
図1乃至図3を参照して、実装装置100は、フレーム構造体10、搬送部15、バックアップ部20、供給部25、実装ヘッド30、及び移動機構40を備える。また、実装装置100は、部品カメラ5、基板カメラ6(撮像部)、高さセンサ7(高さ測定部)を備える。
図4を参照して、さらに、実装装置100は、制御部1、記憶部2、表示部3、入力部4、エアコンプレッサ8などを備えている。
フレーム構造体10(図1乃至図3参照)は、底部に設けられたベース11と、ベース11に固定された4本の縦フレーム12と、縦フレーム12の上部にX軸方向に沿って架け渡された2本の横フレーム13とを有する。
搬送部15(図2乃至図4参照)は、実装装置100内部において、X軸方向に向けて配設され、基板SをX軸方向に向けて搬送する。搬送部15は、X軸方向に沿って配設されたガイド16と、ガイド16の内面側に設けられたコンベアベルト17とを含む。搬送部15は、コンベアベルト17の駆動により、基板Sを搬送し、これにより、基板Sを搬入して所定の位置に位置決めしたり、電子部品Eの実装が終了した基板Sを他の装置に受け渡したりする。
2つのガイド16のうち、一方のガイド16は、Y軸方向に移動可能とされている。これにより、基板Sのサイズに合わせて、ガイド16間の距離を調整することができる。
ガイド16は、上端部が内側に向けて折り曲げられるように形成されており、ガイド16の上端部は、バックアップ部20によって基板Sが上方に移動されたときに、基板Sを上側から支持することが可能とされている。
バックアップ部20(図2、図4参照)は、搬送部15によって所定の位置まで搬送された基板Sを下方から支持する。バックアップ部20は、バックアッププレート21と、このバックアッププレート21上に立設された複数の支持ピン22と、バックアッププレート21を昇降させるプレート昇降機構23とを含む。
電子部品Eの実装を予定している基板Sが搬送部15によって所定の位置に搬送されたとき、プレート昇降機構23によりバックアッププレート21が上方に移動される。これにより、基板Sがバックアップ部20とガイド16の上端部との間に挟まれて、基板Sが所定の位置に固定される。この状態で、基板S上に電子部品Eが実装される。
供給部25(図1乃至図4参照)は、X軸方向に沿って配列された複数のテープカセット26を含む。このテープカセット26は、実装装置100に対して着脱可能とされている。テープカセット26は、内部にキャリアテープ(図示せず)を収納している。テープカセット26は、それぞれ、キャリアテープが巻きつけられるリールと、キャリアテープをステップ送りで送り出す送り出し機構とを含む。
キャリアテープの内部には、例えば、抵抗、コンデンサ、インダクタ、ICチップ(IC:Integrated Circuit)等の同一タイプの電子部品Eが収納されている。テープカセット26の端部(実装装置100の中央側)の上面には供給窓27が形成されており、この供給窓27を介して、実装ヘッド30に電子部品Eが供給される。
移動機構40(図1、図2、図4、図5参照)は、実装ヘッド30をX軸方向、Y軸方向及びZ軸方向に移動させることが可能とされている。
移動機構40は、フレーム構造体10の2本の横フレーム13に対して、Y軸方向に沿って架け渡されたY軸ビーム41と、Y軸ビーム41の下側の位置にY軸ビーム41に対してY軸方向に移動可能に取り付けられたX軸ビーム42とを有する。また、移動機構40は、X軸ビーム42に対してX軸方向に向けて移動可能に取り付けられた移動体43を有する。
X軸ビーム42は、Y軸ビーム41に設けられたY軸駆動機構(図示せず)の駆動に応じて、Y軸方向に向けて移動される。Y軸駆動機構としては、例えば、ボールネジ駆動機構、ベルト駆動機構などが用いられる(後述のX軸駆動機構及びZ軸駆動機構についても同様)。X軸ビーム42は、X軸方向に長い形状を有しており、X軸ビーム42の前方側の面には、X軸方向に沿って平行に2本のレール44が設けられている。対応して、移動体43の後方側の面には、それぞれのレール44上をスライド可能な複数のスライド部材45が取り付けられている。
X軸ビーム42には、移動体43をX軸方向に向けて移動させるためのX軸駆動機構(図示せず)が設けられている。X軸駆動機構が駆動されると、複数のスライド部材45が2本のレール44上をスライドされ、移動体43がX軸方向に向けて移動される。ここで、移動体43は、Y軸方向に向けて移動可能なX軸ビーム42に対してX軸方向に移動可能に設けられているので、移動体43は、X軸方向及びY軸方向に移動可能とされる。
移動体43の前方側の面には、2本のレール46がZ軸方向に沿って平行に設けられている。対応して、実装ヘッド30の後方側の面には、それぞれのレール46上をスライド可能な複数のスライド部材47が設けられている。
移動体43には、実装ヘッド30をZ軸方向に向けて移動させるためのZ軸駆動機構(図示せず)が設けられており、Z軸駆動機構が駆動されると、複数のスライド部材47が2本のレール46上をスライドされ、実装ヘッド30がZ軸方向に向けて移動される。
ここで、実装ヘッド30は、X軸方向及びY軸方向に向けて移動可能な移動体43に対してZ軸方向に移動可能に取り付けられている。従って、実装ヘッド30は、X軸方向(基板Sの搬送方向:第2の方向)、Y軸方向(基板Sの搬送方向に直交する方向:第1の方向)、及びZ軸方向(高さ方向)に向けて移動可能とされる。実装ヘッド30がZ軸方向に移動可能とされることで、実装ヘッド30の高さを適切な位置に調整することができる。
実装ヘッド30(図1乃至図5参照)は、ヘッド部31と、ヘッド部31を支持するヘッド支持部32とを有する。ヘッド部31は、機軸33と、機軸33に対して回転可能に取り付けられたターレット34と、ターレット34の周方向に沿って等間隔でターレット34に取り付けられた複数の吸着ノズル35(装着部材)とを有する。
機軸33は、YZ平面内においてZ軸方向から所定の角度傾斜して配置されている。ターレット34は、ターレット駆動部(図示せず)の駆動により、斜め方向に傾斜して配置された機軸33を中心軸として回転される。
複数の吸着ノズル35は、それぞれ、供給部25において供給窓27から供給される電子部品Eを吸着し、吸着した電子部品Eを基板S上に装着する。吸着ノズル35は、吸着ノズル35の軸線がターレット34の回転の中心軸に対してそれぞれ傾斜するように、ターレット34に取り付けられている。
吸着ノズル35は、ターレット34に対して上記軸線方向に沿って移動可能に支持されており、また、吸着ノズル35は、ターレット34に対して回転可能に支持されている。吸着ノズル35は、ノズル駆動部(図示せず)の駆動により、所定のタイミングで軸線方向に沿って移動されたり、所定のタイミングで軸線回りに回転されたりする。
複数の吸着ノズル35のうち、最も低い位置に位置する吸着ノズル35(図2及び図5において最も左側に位置する吸着ノズル35)は、その軸線が垂直方向を向いている。以降では、このように軸線が垂直方向を向く吸着ノズル35の位置を操作位置と呼ぶ。この操作位置に位置する吸着ノズル35が上下方向に移動されることで、供給部25で電子部品Eが吸着されたり、基板S上に電子部品Eが装着されたりする。操作位置に位置する吸着ノズル35は、ターレット34の回転により順次切り換えられる。
吸着ノズル35は、エアコンプレッサ8(図4参照)に接続されている。吸着ノズル35は、このエアコンプレッサ8の負圧及び正圧の切り換えに応じて、電子部品Eを吸着したり、脱離したりすることができる。
実装ヘッド30は、供給部25上において複数の吸着ノズル35により電子部品Eを吸着する吸着工程と、吸着ノズル35によって吸着された電子部品Eを基板S上に装着する装着工程とを繰り返す。これにより、基板S上に電子部品が実装されて基板Sが製造される。
ヘッド支持部32には、吸着ノズル35によって吸着された電子部品Eを撮像する部品カメラ5が配置されている。具体的には、部品カメラ5は、複数の吸着ノズル35のうち、最も高い位置に位置する吸着ノズル35(図2及び図5において最も右側に位置する吸着ノズル35)によって吸着されている電子部品Eを撮像可能な位置に配置されている。
部品カメラ5は、吸着ノズル35によって保持された電子部品Eを下側から撮像する第1の部品カメラ5aと、吸着ノズル35によって保持された電子部品Eを側方から撮像する第2の部品カメラ5bとを有する。
部品カメラ5によって撮像された画像は、制御部1に送信される。制御部1は、部品カメラ5によって撮像された画像に基づいて、例えば、未吸着エラーや、立ち吸着エラー(電子部品Eが立った状態で吸着されるエラー)などの吸着エラーが発生していないかを判定する。また、制御部1は、電子部品Eの画像に基づいて、電子部品Eが吸着ノズル35に対してどのような角度(軸線回り)で吸着されているかを判定する。制御部1は、吸着ノズル35に対する電子部品Eの角度(軸線回り)に応じて、吸着ノズル35を軸線回りに回転させ、適切な角度で電子部品Eを基板S上に装着する。
制御部1(図4参照)は、例えば、CPU(Central processing Unit)により構成される。制御部1は、記憶部2に記憶された各種のプログラムに基づき種々の演算を実行し、実装装置100の各部を統括的に制御する。
記憶部2(図4参照)は、制御部1の処理に必要な各種のプログラムが記憶された不揮発性のメモリと、制御部1の作業領域として用いられる揮発性のメモリとを有する。上記各種のプログラムは、光ディスク、半導体メモリ等の可搬性の記録媒体から読み取られてもよい。
表示部3(図4参照)は、液晶ディスプレイや、EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等により構成され、実装装置100に関する各種のデータを画面上に表示する。入力部4は、例えば、タッチセンサ、キーボード、マウス等により構成され、オペレータからの各種の指示を入力する。
図6は、実装ヘッド30及び移動体43の下面図である。なお、図6では、図面を見易く表示するために、部品カメラ5などの部材を省略して図示している。
図5及び図6を参照して、移動体43の下側の位置には、基板カメラ6と、高さセンサ7とが設けられている。基板カメラ6は、移動体43の下側の位置において、後方側に配置され、高さセンサ7は、移動体43の下側の位置において前方側に配置されている。基板カメラ6及び高さセンサ7は、XY方向に移動可能な移動体43に設けられているため、移動機構40による実装ヘッド30の移動に応じて、XY方向に移動可能とされている。
本実施形態では、デッドスペースである移動体43の下側の位置に基板カメラ6及び高さセンサ7を配置することで、デッドスペースを有効活用している。
基板カメラ6は、基板S上に設けられたアライメントマークを上方から撮像することが可能とされている。アライメントマークは、例えば、基板S上において、対角線上の2つの角部の近傍に配置される。基板カメラ6の周囲には、基板カメラ6を囲むようにして複数の照明9が配置されている。この照明9は、基板カメラ6によってアライメントマークを撮像するときに基板Sに向けて光を照射する。
基板Sが搬送部15によって搬送され、所定の位置に固定された後、移動機構40の駆動により基板カメラ6が一方のアライメントマークの上方に移動される。この状態で、基板カメラ6によりアライメントマークが撮像される。次に、移動機構40の駆動により基板カメラ6が他方のアライメントマークの上方に移動され、この状態で、基板カメラ6によりアライメントマークが撮像される。
基板カメラ6によって撮像されたアライメントマークの画像は、制御部1に送信される。制御部1は、受信されたアライメントマークの画像に基づいて、基板Sが配置されているXY方向の位置や、Z軸回りの基板Sの傾きなどを認識する。制御部1は、このとき認識された基板SのXY方向での位置等に基づいて基板S上に電子部品Eを装着する。
高さセンサ7は、例えば、光学センサであり、ビーム状のレーザ光を基板Sの表面に照射し、基板Sからの散乱像を受光して、三角測量の原理を使用して基板S表面の高さを測定する。
基板カメラ6によってアライメントマークが撮像された後(あるいは、その前)、高さセンサ7が移動機構40によってXY方向に移動され、高さセンサ7によって基板S上の複数点(例えば、10点程度)の高さが測定される。センサによって測定された複数点の高さの情報は、制御部1に送信される。制御部1は、この情報に基づいて、XY方向における基板Sの高さの傾向を判断し、XY方向における基板Sの高さを3次元的に認識する。
制御部1は、基板S上に電子部品Eを装着するとき、3次元的に認識された基板Sの高さに基づいて、吸着ノズル35(操作位置)の下降位置を補正する。そして、制御部1は、補正された下降位置に吸着ノズル35の先端が位置するように、吸着ノズル35を下降させる。これにより、基板Sの反りの影響が排除され、正確に基板S上に電子部品Eを装着することができる。
あるいは、基板Sの高さを測定する方式として次の方式が用いられてもよい。まず、供給部25において、複数の吸着ノズル35によって電子部品Eが吸着される。その後、移動機構40によって高さセンサ7が基板S上における次の装着ポイントの上方に移動される。そして、高さセンサ7によってその装着ポイントの高さが測定される。次に、移動機構40によって吸着ノズル35(操作位置)が装着ポイントの上方に移動され、吸着ノズル35が基板Sの高さに応じた位置に下降される。以降では、次の装着ポイントにおける高さの測定と、吸着ノズル35による電子部品Eの装着とが交互に繰り返される。
[吸着ノズル35、基板カメラ6及び高さセンサ7との位置関係]
次に、吸着ノズル35、基板カメラ6及び高さセンサ7との位置関係について詳細に説明する。なお、位置関係の説明において説明される吸着ノズル35は、上下方向に移動して基板S上に電子部品Eを装着する吸着ノズル35、つまり、操作位置に位置する吸着ノズル35である。
図6に示されているように、本実施形態では、これらの3つの部材は、実装装置100の前方側(図6下側)から、吸着ノズル35、高さセンサ7、基板カメラ6の順番で配置されている。また、これらの3つの部材は、Y軸方向(基板Sの搬送方向と垂直な方向)に沿って、直線的に配置されている。
本実施形態では、実装装置100を小型化するなどの観点から、3つの部材の位置関係が適切に設定されている。3つの部材が図6に示す位置関係となっている理由を、比較例を参照しつつ説明する。
図7は、本実施形態に係る吸着ノズル35、基板カメラ6及び高さセンサ7の基板S上での可動領域を説明するための図である。図8は、比較例に係る吸着ノズル35、基板カメラ6及び高さセンサ7の基板S上での可動領域を説明するための図である。
まず、図8を参照して、比較例に係る吸着ノズル35、基板カメラ6及び高さセンサ7のXY方向での基板S上での可動領域について説明する。比較例では、高さセンサ7の位置が本実施形態とは異なっており、高さセンサ7が実装ヘッド30の外周側に設けられている。
ここで、吸着ノズル35は、基板S上のあらゆる点で電子部品Eを装着することができるように構成されている必要がある。従って、吸着ノズル35は、XY方向で基板S上の全領域の上方を移動可能である必要がある。また、基板カメラ6は、アライメントマークを撮像する必要があり、このアライメントマークは、基板S上のあらゆる箇所に配置される可能性がある(典型的には、基板Sの角部近傍であることが多い)。従って、基板カメラ6もXY方向で基板S上の全領域の上方を移動可能である必要がある。さらに、高さセンサ7も基板S上のあらゆる点で基板Sの高さを測定することができるように構成されている必要がある。従って、高さセンサ7も、XY方向で基板S上の全領域の上方を移動可能である必要がある。
図8を参照して、3つの部材の全てが、基板S上の全ての領域上を移動することができるようにするための条件について説明する。ここで、図8(及び図7)の説明では、前方側、後方側との用語を使用するが、図8(及び図7)における上側が実装装置100の後方側に対応しており、図8(及び図7)における下側が実装装置100の前方側に対応している。
図8の左上を参照して、3つの部材の全てが、基板Sの左上の領域上を移動することができるようにするための条件について説明する。まず、前後方向(図8上下方向)について説明する。この場合、3つの部材のうち最も前方側(図8下側)に配置された吸着ノズル35が、基板Sの後方側(図8上側)の縁部にまで移動することができれば、基板カメラ6も高さセンサ7も基板Sの後方側の縁部まで移動することができる。左右方向について説明すると、3つの部材のうち最も右側に位置する吸着ノズル35又は基板カメラ6が基板Sの左側の縁部にまで移動することができれば、高さセンサ7も基板Sの左側の縁部まで移動することができる。従って、3つの部材の全てが、基板Sの左上の領域上を移動することができるようにするためには、吸着ノズル35が基板Sの左上の角部上に移動することが可能である必要がある。
図8の左下を参照して、3つの部材のうち最も後方側(図8上側)に配置された基板カメラ6が、基板Sの前方側(図8下側)の縁部にまで移動することができれば、吸着ノズル35も高さセンサ7も基板Sの前方側の縁部まで移動することができる。また、3つの部材のうち最も右側に位置する吸着ノズル35又は基板カメラ6が、基板Sの左側の縁部にまで移動することができれば、高さセンサ7も基板Sの左側の縁部まで移動することができる。従って、3つの部材の全てが、基板Sの左下の領域上を移動することができるようにするためには、基板カメラ6が基板Sの左下の角部上に移動することが可能である必要がある。
図8の右上を参照して、3つの部材のうち最も前方側(図8下側)に配置された吸着ノズル35が、基板Sの後方側(図8上側)の縁部にまで移動することができれば、基板カメラ6も高さセンサ7も基板Sの後方側の縁部まで移動することができる。また、3つの部材のうち最も左側に位置する高さセンサ7が、基板S右側の縁部の位置にまで移動することができれば、吸着ノズル35も基板カメラ6も基板Sの右側の縁部まで移動することができる。
図8の右下を参照して、3つの部材のうち最も後方側(図8上側)に配置された基板カメラ6が、基板Sの前方側(図8下側)の縁部にまで移動することができれば、吸着ノズル35も高さセンサ7も基板Sの前方側の縁部まで移動することができる。また、3つの部材のうち最も左側に位置する高さセンサ7が基板Sの右側の縁部にまで移動することができれば、吸着ノズル35も基板カメラ6も基板Sの右側の縁部まで移動することができる。
以上の説明から理解されるように、3つの部材の全てが、基板Sの右側の領域上を移動することができるようにするためには、3つの部材の全体(実装ヘッド30)が右側に余計に移動する必要がある。これは、高さセンサ7の位置が左側にずれているためである。3つの部材の全体が右側に余計に移動しなければならない距離は、吸着ノズル35(又は基板カメラ6)と、高さセンサ7との間のX軸方向での距離とされる。
図8に示す比較例において、高さセンサ7が、実装ヘッド30の左側ではなく右側に設けられている場合もあり得る。このような場合、3つの部材の全体(実装ヘッド30)が左側に余計に移動する必要がある。
また、図8に示す比較例において、吸着ノズル35よりも前方側(図8下側)の位置に高さセンサ7が配置される場合もあり、基板カメラ6よりも後方側(図8上側)に高さセンサ7が配置される場合もあり得る。このような場合、3つの部材の全てが、基板S上の全ての領域を移動するためには、3つの部材の全体が前後方向(図8上下方向)で余計に移動しなければならない場合がある。
特に、吸着ノズル35よりも前方側(図8下側)の位置に高さセンサ7が設けられた場合、3つの部材全体を後方側(供給部25が設けられていない方)に移動させるための移動ストロークが余計に必要になる。ここで、3つの部材全体は、元々基板Sよりも前方側(図8下側)に移動可能なように構成されている。基板Sよりも前方側(図8下側)に設けられた供給部25上に吸着ノズル35を移動させるためである。従って、基板カメラ6よりも後方側(図8上側)の位置に高さセンサ7が設けられても、3つの部材全体を前方側(図8下側)に移動させるための余計な移動ストロークが必要とならない場合がある。ただ、このような場合であっても、吸着ノズル35及び高さセンサ7間の距離(Y軸方向)が、供給部25及び基板S間の距離(Y軸方向)を超える場合には、3つの部材全体を前方側に移動させるための余計な移動ストロークが必要となる。
図7を参照して、本実施形態に係る吸着ノズル35、基板カメラ6及び高さセンサ7のXY方向での基板S上での可動領域について説明する。
図7の左上を参照して、3つの部材の全てが、基板Sの左上の領域上を移動することができるようにするためには、吸着ノズル35が基板Sの左上の角部上に移動することが可能である必要がある。図7の左下を参照して、3つの部材の全てが、基板Sの左下の領域上を移動することができるようにするためには、基板カメラ6が基板Sの左下の角部上に移動することが可能である必要がある。
図7の右上を参照して、3つの部材の全てが、基板Sの右上の領域上を移動することができるようにするためには、吸着ノズル35が基板Sの右上の角部上に移動することが可能である必要がある。図7の右下を参照して、3つの部材の全てが、基板Sの右下の領域上を移動することができるようにするためには、基板カメラ6が基板Sの右下の角部上に移動することが可能である必要がある。
図7及び図8の比較から明らかなように、本実施形態では、比較例に比べてX軸方向での実装ヘッド30の移動ストロークを小さくすることができる。これは、吸着ノズル35、基板カメラ6及び高さセンサ7が、実装ヘッド30の移動方向であるY軸方向に沿って直線的に配置されているためである。本実施形態では、実装ヘッド30のX軸方向の移動ストロークを小さくすることができるので、実装装置100の幅(X軸方向)を小さくし、実装装置100の小型化を図ることができる。
さらに、本実施形態では、高さセンサ7が、Y軸方向で吸着ノズル35と基板カメラ6との間に配置されているため、Y軸方向での移動ストローク小さくすることができる。これにより、実装装置100の奥行き(Y軸方向)を小さくし、実装装置100の小型化を図ることができる。なお、上記したように、吸着ノズル35よりも前方側の位置に高さセンサ7を配置したり、基板カメラ6よりも後方側に高さセンサ7を配置したりした場合、Y軸方向で移動ストロークを大きく取らなければならない場合がある。
以上の説明では、3つの部材が、Y軸方向(基板Sの搬送方向と直行する方向)に沿って吸着ノズル35、高さセンサ7、基板カメラ6の順番で直線的に配置される場合について説明した。一方、3つの部材がX軸方向(基板Sの搬送方向)に沿って吸着ノズル35、高さセンサ7、基板カメラ6の順番で直線的に配置されていてもよい。このような場合にも、X軸方向及びY軸方向で、実装ヘッド30の移動ストロークを小さくすることができる。これにより、実装装置100の全体を小型化することができる。
次に、吸着ノズル35、基板カメラ6の位置に対する高さセンサ7の位置についてさらに詳細に説明する。図9は、吸着ノズル35及び基板カメラ6の位置に対する高さセンサ7の位置を説明するための図である。
まず、吸着ノズル35と基板カメラ6との位置関係について説明する。図9に示されているように、ここでの例では、吸着ノズル35及び基板カメラ6は、X軸方向(実装ヘッド30の移動方向)に沿って配置されておらず、また、Y軸方向(実装ヘッド30の移動方向)に沿って配置されてもいない。すなわち、吸着ノズル35及び基板カメラ6は、必ずしもX軸方向またはY軸方向に沿って配置されていなくてもよく、吸着ノズル35及び基板カメラ6の位置は、適宜変更可能である。
例えば、吸着ノズル35及び基板カメラ6を有する既存の実装装置100に高さセンサ7が付加され、基板Sの反り検出機能が実装装置100に新たに付加される場合を想定する。このような場合、その既存の実装装置100に搭載されている吸着ノズル35及び基板カメラ6が、X軸方向またはY軸方向に沿って配置されていない場合がある。あるいは、新たに実装装置100を作成する場合において、機器配置の制約などの理由で、吸着ノズル35及び基板カメラ6をX軸方向またはY軸方向に沿って配置することができないような場合もある。
例えば、このような場合において、実装ヘッド30の移動ストロークの増加を抑制するという観点から、高さセンサ7をどのような位置に配置するかについて説明する。
図9の破線で示されているように、XY平面において、吸着ノズル35の中心の位置を通るY軸方向(実装ヘッド30の移動方向)に平行なラインを引き、また、基板カメラ6の中心を通るY軸方向に平行なラインを引く。また、XY平面内において、吸着ノズル35の中心の位置を通るX軸方向(実装ヘッド30の移動方向)に平行なラインを引き、また、基板カメラ6の中心を通るX軸方向に平行なラインを引く。
高さセンサ7は、上記した4本のラインによって囲まれた領域内に配置される。なお、吸着ノズル35、基板カメラ6、高さセンサ7は、高さ方向での位置はそれぞれ異なっていても構わない。上記領域内に高さセンサ7を配置することで、XY方向での実装ヘッド30の移動ストロークの増加を防止することができる。結果として、実装装置100の全体を小型化することが可能となる。
ここで、例えば、図9において、基板カメラ6の位置を右側に移動させていくと、基板カメラ6の中心を通るY軸方向に平行な直線が、吸着ノズル35の中心を通るY軸方向に平行な直線と重なる。この場合には、重なった直線上の何れかの位置に高さセンサ7が配置される(図6、図7参照)。
同様に、図9において、基板カメラ6の位置を前方側(図9下側)に移動させていくと、基板カメラ6の中心を通るX軸方向に平行な直線が、吸着ノズル35の中心を通るX軸方向に平行な直線と重なる。この場合には、重なった直線上の何れかの位置に高さセンサ7が配置される。なお、3つの部材がX軸方向またはY軸方向(実装ヘッド30の移動方向)に沿って直線的に配置された場合、実装ヘッド30の移動ストロークを最小とすることができるので、特に有利である。
典型的には、高さセンサ7は、以下の領域に配置される。すなわち、高さセンサ7は、Y軸方向に平行であり、吸着ノズル35及び基板カメラ6の位置のうち少なくとも一方を通る1以上のラインと、X軸方向に平行であり、吸着ノズル35及び基板カメラ6の位置のうち少なくとも一方を通る1以上のラインとで囲まれた領域内に配置される。
[各種変形例]
上述の例では、複数の吸着ノズル35が設けられる場合について説明したが吸着ノズル35の数は、特に限定されない。例えば、吸着ノズル35の数は、1つであっても構わない。上述の説明では、装着部材の一例として吸着ノズル35を例に挙げて説明したが、装着部材は、吸着ノズル35に限られない。例えば、装着部材は、電子部品Eを両側から挟みこんで電子部品Eを保持する形態であってもよい。
本技術は、以下の構成をとることもできる。
(1) 電子部品を基板上に装着する装着部材を有し、平面内における第1の方向及び前記第1の方向に直交する第2の方向に移動可能な実装ヘッドと、
前記実装ヘッドの移動とともに移動可能な位置に配置され、前記基板上に設けられたアライメントマークを撮像する撮像部と、
前記第1の方向に平行であり、前記装着部材の位置及び前記撮像部の位置のうち少なくとも一方を通る1以上のラインと、前記第2の方向に平行であり、前記装着部材の位置及び前記撮像部の位置のうち少なくとも一方を通る1以上のラインとで囲まれた領域内に配置され、前記基板の高さを測定する高さ測定部と
を具備する実装装置。
(2) 上記(1)に記載の実装装置であって、
前記装着部材、前記撮像部及び前記高さ測定部は、前記第1の方向又は前記第2の方向に沿って直線的に配置される
実装装置。
(3) 上記(2)に記載の実装装置であって、
前記基板は、前記第2の方向に沿って搬送され、
前記装着部材、前記撮像部及び前記高さ測定部は、前記第1の方向に沿って直線的に配置される
実装装置。
(4) 上記(2)に記載の実装装置であって、
前記基板は、前記第2の方向に沿って搬送され、
前記装着部材、前記撮像部及び前記高さ測定部は、前記第2の方向に沿って直線的に配置される
実装装置。
(5) 上記(1)乃至(4)のうちいずれか1つに記載の実装装置であって、
前記第1の方向及び前記第2の方向に移動可能であり、前記実装ヘッドが取り付けられる移動体をさらに具備し、
前記撮像部及び前記高さ測定部は、前記移動体の下側の位置に配置される
実装装置。
(6) 電子部品を基板上に装着する装着部材を有する実装ヘッドを、平面内における第1の方向及び前記第1の方向に直交する第2の方向に移動可能なように構成し、
前記基板上に設けられたアライメントマークを撮像する撮像部を、前記実装ヘッドの移動とともに移動可能な位置に配置し、
前記第1の方向に平行であり、前記装着部材の位置及び前記撮像部の位置のうち少なくとも一方を通る1以上のラインと、前記第2の方向に平行であり、前記装着部材の位置及び前記撮像部の位置のうち少なくとも一方を通る1以上のラインとで囲まれた領域内に、前記基板の高さを測定する高さ測定部を配置する
部材の配置方法。
(7) 電子部品を基板上に装着する装着部材を有し、平面内における第1の方向及び前記第1の方向に直交する第2の方向に移動可能な実装ヘッドと、前記実装ヘッドの移動とともに移動可能な位置に配置され、前記基板上に設けられたアライメントマークを撮像する撮像部と、前記第1の方向に平行であり、前記装着部材の位置及び前記撮像部の位置のうち少なくとも一方を通る1以上のラインと、前記第2の方向に平行であり、前記装着部材の位置及び前記撮像部の位置のうち少なくとも一方を通る1以上のラインとで囲まれた領域内に配置された高さ測定部とを具備する実装装置の前記高さ測定部により、前記基板の高さを測定し、
測定された前記基板の高さに応じて、前記装着部材により前記基板上に電子部品を装着する
基板の製造方法。
6…基板カメラ
7…高さセンサ
15…搬送部
25…供給部
30…実装ヘッド
34…ターレット
35…吸着ノズル
40…移動機構
43…移動体
100…実装装置

Claims (7)

  1. 電子部品を基板上に装着する装着部材を有し、平面内における第1の方向及び前記第1の方向に直交する第2の方向に移動可能な実装ヘッドと、
    前記実装ヘッドの移動とともに移動可能な位置に配置され、前記基板上に設けられたアライメントマークを撮像する撮像部と、
    前記第1の方向に平行であり、前記装着部材の位置及び前記撮像部の位置のうち少なくとも一方を通る1以上のラインと、前記第2の方向に平行であり、前記装着部材の位置及び前記撮像部の位置のうち少なくとも一方を通る1以上のラインとで囲まれた領域内に配置され、前記基板の高さを測定する高さ測定部と
    を具備する実装装置。
  2. 請求項1に記載の実装装置であって、
    前記装着部材、前記撮像部及び前記高さ測定部は、前記第1の方向又は前記第2の方向に沿って直線的に配置される
    実装装置。
  3. 請求項2に記載の実装装置であって、
    前記基板は、前記第2の方向に沿って搬送され、
    前記装着部材、前記撮像部及び前記高さ測定部は、前記第1の方向に沿って直線的に配置される
    実装装置。
  4. 請求項2に記載の実装装置であって、
    前記基板は、前記第2の方向に沿って搬送され、
    前記装着部材、前記撮像部及び前記高さ測定部は、前記第2の方向に沿って直線的に配置される
    実装装置。
  5. 請求項1に記載の実装装置であって、
    前記第1の方向及び前記第2の方向に移動可能であり、前記実装ヘッドが取り付けられる移動体をさらに具備し、
    前記撮像部及び前記高さ測定部は、前記移動体の下側の位置に配置される
    実装装置。
  6. 電子部品を基板上に装着する装着部材を有する実装ヘッドを、平面内における第1の方向及び前記第1の方向に直交する第2の方向に移動可能なように構成し、
    前記基板上に設けられたアライメントマークを撮像する撮像部を、前記実装ヘッドの移動とともに移動可能な位置に配置し、
    前記第1の方向に平行であり、前記装着部材の位置及び前記撮像部の位置のうち少なくとも一方を通る1以上のラインと、前記第2の方向に平行であり、前記装着部材の位置及び前記撮像部の位置のうち少なくとも一方を通る1以上のラインとで囲まれた領域内に、前記基板の高さを測定する高さ測定部を配置する
    部材の配置方法。
  7. 電子部品を基板上に装着する装着部材を有し、平面内における第1の方向及び前記第1の方向に直交する第2の方向に移動可能な実装ヘッドと、前記実装ヘッドの移動とともに移動可能な位置に配置され、前記基板上に設けられたアライメントマークを撮像する撮像部と、前記第1の方向に平行であり、前記装着部材の位置及び前記撮像部の位置のうち少なくとも一方を通る1以上のラインと、前記第2の方向に平行であり、前記装着部材の位置及び前記撮像部の位置のうち少なくとも一方を通る1以上のラインとで囲まれた領域内に配置された高さ測定部とを具備する実装装置の前記高さ測定部により、前記基板の高さを測定し、
    測定された前記基板の高さに応じて、前記装着部材により前記基板上に電子部品を装着する
    基板の製造方法。
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