JP4712623B2 - 部品搬送方法、部品搬送装置および表面実装機 - Google Patents

部品搬送方法、部品搬送装置および表面実装機 Download PDF

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本発明は、複数個の部品をマトリックス状に配列して保持するトレイを部品供給部に設置し、移動可能なヘッドにより上記部品供給部のトレイから部品を吸着して目的位置まで搬送する部品搬送方法と、部品搬送装置と、この装置が適用される表面実装機に関するものである。
従来から、部品吸着用ノズルを有する移動可能なヘッドにより、部品供給部から電子部品を吸着し、目的位置まで搬送するようにした部品搬送装置は知られており、例えばこのような部品搬送装置を備えたものとして表面実装機が一般に知られている。
上記部品供給部に設けられる部品供給装置としては種々のタイプのものがあるが、QFP(Quad Flatpack Package)等のパッケージ型の部品を供給するものとしては、複数個の部品をマトリックス状に配列して保持するトレイを備え、このトレイを上記ヘッドの移動範囲内に配置し得るようにし、上記ヘッドによりトレイ内の部品をピックアップすることができるようにしたトレイフィーダーが知られている。
このような表面実装機等に適用される部品搬送装置において、上記ヘッドによる部品吸着時に吸着位置が大きくずれると吸着不良等の不具合を招く。特に電子部品の小型化や部品形状の複雑化が進むにつれ、ノズルの吸着位置のずれに対する許容度が小さくなり、吸着位置のずれを減少することが要求されてきている。
このような要求に対し、下記特許文献1に示されるように部品吸着位置を補正し得るようにしたものが知られている。この特許文献1に示された装置は、部品を供給するテープフィーダーおよびトレイフィーダー等の部品供給装置と、部品を吸着保持するヘッドと、部品吸着状態検出用のカメラと、コントローラとを備え、ヘッドにより部品供給部から部品を吸着した後、上記カメラによる部品吸着状態の検出に基づいて部品吸着位置のずれ量を測定し、そのずれ量に応じて装着位置を補正する一方、その後に同じフィーダーから部品を吸着するときの吸着位置を上記ずれ量だけ補正するようにしている。
特開平6−45791号公報
上記特許文献1に示されるような従来の装置では、テープフィーダーのように一定の部品取出位置まで部品が繰り出されてその一定位置で部品が取り出されるようになっている部品供給装置から部品を吸着するような場合には、吸着位置の補正を適正に行うことができるが、トレイに部品がマトリックス状に配列されているトレイフィーダーから部品を吸着するような場合、必ずしも適正に吸着位置を補正することができない。
すなわち、トレイフィーダーから部品を吸着する場合、トレイ内に配列されている多数の部品のうちで吸着すべき部品が位置する場所までヘッドが移動して部品を吸着することになり、吸着する部品が変われば吸着する場所も変わる。このため、例えばトレイが傾いて設置された場合に、トレイの一端寄りの部品を吸着するときと他端寄りの部品を吸着するとでは、基本の状態(トレイが傾いていない状態)に対する位置ずれの大きさが異なってくる。トレイ内の部品ピッチに誤差があるような場合でも同様である。
従って、トレイ上の或る場所の部品を吸着したときの吸着ずれ分を補正量とするだけでは、別の場所の部品を吸着するときに位置ずれを正しく補正することができない。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、部品がマトリックス状に配列されているトレイから各部品を吸着していく場合に、吸着位置の補正を適正に行うことができる部品搬送方法、部品搬送装置および表面実装機を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の部品搬送方法は、複数個の部品をマトリックス状に配列して保持するトレイを部品供給部に設置し、移動可能なヘッドにより上記部品供給部のトレイから部品を吸着して目的位置まで搬送する部品搬送方法において、トレイ内の部品の配置に関するデータである部品配置情報を予め記憶し、上記部品配置情報に基づいて求められるトレイ内の部品吸着位置から部品を吸着するように上記ヘッドを制御する部品吸着工程と、この部品吸着の後にその部品吸着状態を検出し、この検出に基づいて部品吸着ずれ量を求めてこれを記憶する工程と、トレイ内の複数個所の部品についての上記部品吸着ずれ量に基づき、少なくともトレイの傾きおよび部品ピッチに関する補正値を求めて、上記部品配置情報を補正し、その補正した部品配置情報を用いてその後に吸着される部品の吸着位置を演算する工程とを有するものである。
また、本発明の部品搬送装置は、複数個の部品をマトリックス状に配列して保持するトレイを備えた部品供給部と、この部品供給部のトレイから部品を吸着して目的位置まで搬送するヘッドとを備えた部品搬送装置において、トレイ内の部品の配置に関するデータである部品配置情報を記憶する部品配置情報記憶手段と、上記部品配置情報に基づいて求められるトレイ内の部品吸着位置から部品を吸着するように上記ヘッドを制御する制御手段と、上記ヘッドによる部品吸着後にその部品吸着状態を検出する検出手段と、この検出手段による検出に基づいて求められる部品吸着ずれ量を記憶する吸着ずれ量記憶手段と、トレイ内の複数個所の部品についての部品吸着ずれ量に基づき、少なくともトレイの傾きおよび部品ピッチに関する補正値を求めて、上記部品配置情報を補正する補正手段と、この補正手段により補正された部品配置情報を用いてその後に吸着される部品の吸着位置を演算する演算手段とを備えているものである。
上記方法および装置によると、複数個所の部品についての部品吸着ずれ量に基づいて少なくともトレイの傾きおよび部品ピッチに関する補正値が求められるため、その後にトレイ内の別の場所から部品が吸着されるときにも、適正な吸着位置を求めることができる。
この発明において、上記部品配置情報記憶手段に記憶される部品配置情報には、トレイの傾きと、マトリックス状の部品配列における行方向および列方向の各部品ピッチと、トレイの基準位置の座標とが含まれ、上記補正手段は、上記のトレイの傾きと行方向および列方向の各部品ピッチとトレイの基準位置とに関する各補正値を求めるようになっていることが好ましい。
このようにすると、トレイの傾きと行方向および列方向の各部品ピッチとトレイの基準位置とに関する各補正値に基づき、次に取り出される部品の吸着位置を適正に求めることができる。
上記検出手段は、例えば上記ヘッドに吸着された部品を撮像するカメラを備えているものであればよい。このようにすれば、上記カメラにより撮像された吸着部品の画像から部品吸着ずれ量が求められる。
上記のような部品搬送装置は、表面実装機に有効に適用される。
すなわち、部品供給部において供給される部品を実装作業位置に位置決めされた基板上に搬送して、基板上の所定位置に装着する表面実装機において、上記部品供給部から基板上に部品を搬送する手段として、上記のような部品搬送装置を備えている構成とする。
また、この表面実装機において、上記制御手段は、部品吸着後に検出手段による部品吸着状態の検出が行われてから、吸着ずれ量に応じた部品装着位置の補正を行うようになっていることが好ましい。このようにすれば、部品吸着状態の検出に基づいて求められる吸着ずれ量に応じ、部品装着位置が補正される一方、トレイ内の複数個所の部品についての部品吸着ずれ量が求められるとその後に吸着される部品の吸着位置が補正されることとなる。
以上のように、本発明によると、少なくともトレイの傾きおよび部品ピッチに関する補正値が求められて部品配置情報が補正され、この部品配置情報を用いてその後に吸着される部品の吸着位置が求められるため、複数個の部品がマトリックス状に配置されているトレイから各部品を吸着するときの吸着位置を適正に補正し、トレイ内の異なる場所にある各部品を正しく吸着することができるものである。
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1および図2は本発明が適用される表面実装機(以下、実装機と略す)の一例を示しており、図1は実装機を平面図で、図2は同装置を側面図で概略的に示している。
これらの図において、実装装置本体の基台1上には基板搬送用のコンベア2が配置されており、このコンベア2上をプリント基板Pが搬送されて所定の実装作業用位置で停止され、図外のプッシュアップピン等の基板保持手段により保持されるようになっている。なお、以下の説明では、コンベア2の方向をX軸方向、水平面上でX軸と直交する方向をY軸方向、X軸およびY軸と直交する垂直方向をZ軸方向として説明を進めることにする。
コンベア2のY軸方向両側には、プリント基板Pに実装する電子部品を供給するための部品供給部3,4が設けられており、図示の例では、コンベア2に対してフロント側(図1では下側)の部品供給部3に、比較的小形のチップ部品の供給に適した多数列のテープフィーダー3aがX軸方向に並べて配置される一方、リア側の部品供給部4に、QFP(Quad Flatpack Package )等の比較的大形の電子部品の供給に適したパレット引出し型の部品供給装置4aが配置されている。
フロント側の部品供給部3に配置される各テープフィーダー3aには、IC、トランジスタ、コンデンサ等の小片状のチップ部品を所定間隔毎に収納保持したテープが巻回されたリールが着脱可能に装着されており、このリールからフィーダー先端の部品取出部に上記テープを間欠的に繰り出すことにより、テープに収納されたチップ部品を、後述するヘッドユニット5によりピックアップさせるように構成されている。リア側の部品供給部4に配置される部品供給装置4aの構成については、後に詳述することにする。
上記基台1の上方には、さらに部品実装用のヘッドユニット5が設けられている。
このヘッドユニット5は、部品供給部3,4から部品を吸着してプリント基板P上に実装し得るように、図1中に一点鎖線で示す一定の領域M(可動領域Mという)内でX軸方向及びY軸方向にそれぞれ移動可能とされている。すなわち、上記基台1には、ヘッドユニット5の支持部材7がY軸方向の固定レール6に移動可能に配置され、この支持部材7上にヘッドユニット5がX軸方向のガイド部材(図示せず)に沿って移動可能に支持されている。そして、Y軸サーボモータ10により駆動されるボールねじ9に支持部材7が装着されることにより、支持部材7のY軸方向の移動が行われる一方、X軸サーボモータ13により駆動されるボールねじ11にヘッドユニット5が装着されることにより、ヘッドユニット5のX軸方向の移動が行われるようになっている。
上記ヘッドユニット5には部品を吸着してプリント基板Pに実装するための複数の実装用ヘッド15がX軸方向に一列に並べられた状態で搭載されている。これらの実装用ヘッド15は、Z軸サーボモータ16(図4参照)を駆動源とする昇降機構により上下方向(Z軸方向)に駆動されるとともに、R軸サーボモータ17(図4参照)を駆動源とする回転駆動機構により回転方向(R軸方向)に駆動されるようになっている。
上記各実装用ヘッド15の先端には部品吸着用のノズル15a(図2参照)が設けられており、部品吸着時には、図外の負圧供給手段からノズル15aに負圧が供給され、この負圧により部品が吸着されるようになっている。
また、実装用ヘッド15による部品吸着後にその部品吸着状態を検出する検出手段として、部品認識用のカメラ18aおよび照明装置18bを備えた撮像ユニット18が設けられている。上記カメラ18aはCCDエリアセンサもしくはラインセンサにより構成され、ヘッドユニット5の可動領域M内(例えば部品供給装置4aの側方)の基台1上に上向きに設置されている。そして、ヘッドユニット5が部品吸着後にカメラ18a上に移動したときに、下方から吸着部品を撮像し得るようになっている。
次に、リア側の部品供給部4に配置される部品供給装置4aについて、詳細に説明する。
この部品供給装置4aは、所謂トレイフィーダーであって、収納部20と、この収納部20から後記パレット21を引出すパレット引出し機構40(以下、引出し機構40と略す)と、収納部20と引出し機構40とを相対的にZ軸方向に移動させる昇降機構50とを有しており、収納部20内に収納されるパレット21を引出し機構40により引出すことにより、パレット21上に載置されたトレイ30内の電子部品を上記ヘッドユニット5によりピックアップさせるように構成されている。
上記収納部20には、上下複数段にパレット支持部が形成され、各パレット支持部にパレット21が水平状態で、かつ引出し可能に支持されている。これにより収納部20内に複数のパレット21が上下複数段に収納されている。なお、収納部20は、そのフロント側が開放されており、各パレット支持部に支持されたパレット21が、フロント側の開放部から引出し機構40によって引出され得るようになっている。
上記パレット21は、図3に示すように、四方が側壁22に囲まれた平面視長方形の浅皿であって、一又は複数のトレイ30を位置決めした状態で載置できるように構成されている。パレット21には、さらにその引出側に把持部25が設けられている。
トレイ30は、QFP等の部品Qを複数個収容して保持するものであり、この図に示すように平面視で長方形の輪郭を有し、その上面には複数の部品収納部31がマトリックス状に設けられ、これら部品収納部31にそれぞれ部品Qが収納されている。
上記引出し機構40は、図2に示すように、上記基台1上に固定されたパレット受けプレート41を有している。このプレート41上には、Y軸方向に延びる一対のレール43が設けられている。そして、収納部20からパレット21が引出される際には、パレット21がレール43で支持され、レール43に沿って移動するようになっている。
上記受けプレート41上の両レール43間には、図1に示すように、パレット21の引出し方向(Y軸方向)に延びるガイド44が設けられ、このガイド44上に、パレット21の把持部25を把持し得るクランプ機構45が移動可能に設けられている。上記両レール43間にはさらに、クランプ機構45をガイド44に沿って移動させるためのベルト式駆動機構46が設けられており、このベルト式駆動機構46のベルトにクランプ機構45が固定され、図外のモータによってベルトが作動されることにより、クランプ機構45がガイド44に沿ってY軸方向に移動するように構成されている。
上記昇降機構50は、当実施形態では、基台1に固定される上記引出し機構40に対して収納部20を昇降させるように構成されている。具体的には、図2に示すように、収納部20が支持枠53に昇降可能に支持されるとともに、駆動モータ51により回転駆動されるZ軸方向のボールねじ52に収納部20が螺合され、駆動モータ51によるボールねじ52の回転駆動に応じて収納部20が引出し機構40に対して昇降するように構成されている。
さらに当実施形態の実装機には、図4に示すようなコントローラ60が設けられている。
このコントローラ60には、X軸サーボモータ13、Y軸サーボモータ10、Z軸サーボモータ16およびR軸サーボモータ17が接続されるとともに、部品認識用のカメラ18aが接続され、さらに、実装機に具備されている各種センサ類71が接続され、また、ディスプレー等からなる表示ユニット72が接続されている。
このコントローラ60は、演算処理部61、モータ制御部62、外部入出力部63、画像処理部64および記憶部65を有している。
上記モータ制御部62は、上記各サーボモータ10,13,16,17を制御することにより実装用ヘッド15の動作(ヘッドユニット5の移動によるX,Y方向の動作およびヘッドユニット5に対する実装用ヘッド15の昇降、回転動作)を制御する。すなわち、実装作業時には、実装用ヘッド15が部品供給部3または4から部品を吸着した後、部品認識用のカメラ18a上に移動し、カメラ18aによる撮像後にプリント基板P上に移動して部品の装着を行うように制御する。このモータ制御部62により、後記部品配置情報に基づいて求められるトレイ内の部品位置から部品を吸着するように実装用ヘッド15を制御する制御手段が構成されている。
上記外部入出力部63は、センサ類71等からの信号を入出力処理するものである。また、上記画像処理部64は、部品認識用のカメラ18aによる撮像が行われたときに、その画像の処理を行うものである。
上記演算処理部61は、モータ制御部62等を統括的に制御するとともに、各種の演算処理を行う。そして、実装用ヘッド15による部品吸着後に部品認識用のカメラ18aによる撮像が行われたときには、画像処理部64を介して取得される吸着部品の画像に基づき、部品吸着ずれ量(ノズル中心に対する部品中心のずれ量)を演算し、それに応じた部品装着位置の補正を行うようになっている。
さらに演算処理手段61は、部品供給装置4aのトレイ30内の部品の配置に関するデータである部品配置情報の補正を行う補正手段61aと、上記トレイ30から部品を吸着する場合に上記部品配置情報および補正値に基づいて部品の吸着位置を演算する演算手段61bとを含んでいる。
また、上記記憶部65は、部品配置情報記憶手段65aと、吸着ずれ量記憶手段65bおよび補正値記憶手段65cを含んでいる。
上記部品配置情報記憶手段65aは、上記部品配置情報を記憶するものであり、例えば図5(a)に示すような部品配置基本情報のテーブル81を有している。このテーブル81には、トレイ30内の部品の配置に関して予め設定されている基本情報が書き込まれており、具体的には、トレイ傾きの初期値Tr0、X方向(行方向)およびY方向(列方向)の部品ピッチの初期値Px0,Py0、X方向およびY方向の部品個数Cx,Cy、X方向およびY方向の現在トレイ内位置Bx,By、トレイ基準位置のX,Y座標の初期値(0,0)、X方向およびY方向の第一部品の吸着位置の座標Ax(1,1) ,Ay(1,1) が書き込まれている。
このテーブル81に書き込まれたデータは、図6に示すように、トレイ30内の部品Qが、X方向にPx0のピッチでCx個、Y方向にPy0のピッチでCy個並んだマトリックス状に配置されていることを表している。また、図6に示す例ではトレイ30の左下の角がトレイ基準位置とされ、そのX,Y座標が図6の状態では(0,0)である。また、図6の状態ではトレイ傾きも0である。
なお、図5(a)のテーブル81中の現在トレイ内位置Bx,Byは、トレイ内の部品が吸着される毎に書き換えられる。
上記吸着ずれ量記憶手段65bは、トレイ30から部品が吸着された場合において、その部品が撮像されてその画像に基づき吸着ずれ量が求められたときに、この吸着ずれ量を記憶するものであり、例えば図5(b)に示すような吸着ずれ量テーブル82を、トレイ内の各部品毎に有している。このテーブル82には、トレイ番号Tnと、対象部品のX方向およびY方向のトレイ内位置Zx,Zyと、当該部品の吸着位置のX,Y座標Ax,Ayと、当該部品のX方向およびY方向の吸着ずれ量Dx,Dyが書き込まれるようになっている。
また、この吸着ずれ量記憶手段65bに記憶される吸着ずれ量のデータが所定数(少なくとも2個)以上存在するようになったときに、上記補正手段61aにより、少なくともトレイの傾きおよび部品ピッチに関する補正値が求められ、その補正値が補正値記憶手段65cに記憶される。
この補正値記憶手段65cは、例えば図5(c)に示すような部品配置補正情報のテーブル83を有している。このテーブル83には、トレイ傾きTr、X方向およびY方向の部品ピッチPx,Py、トレイ基準位置のX,Y座標Tx,Tyが書き込まれる。これらのパラメータTr,Px,Py,Tx,Tyが、補正手段61aにより補正され、更新される。
また、上記部品配置補正情報(Tr,Px,Py,Tx,Ty)が求められた後は、上記演算手段61bにより、部品配置補正情報を用いてその後に吸着される部品の位置が演算される。
ここで、補正手段61aにより行われる補正情報の計算、および上記演算手段61bにより行われる部品吸着位置の演算の具体例を説明する。
Nを2以上の整数として、N番目の部品の吸着が行われるまでは、上記テーブル83内の各パラメータTr,Px,Py,Tx,Tyは初期値(Tr=Tr0、Px=Px0、Py=Py0、Tx=0、Ty=0)とされ、あるいは前回更新済みの値とされるが、N番目の部品の吸着以降は、以下のような(演算1)〜(演算3)が補正手段61aにより行われる。
(演算1) トレイ傾きTr
吸着ずれ量テーブル82から、トレイ内の同一の行にある複数の部品について吸着位置に吸着ずれ量を加味した点の座標である(Ax+Dx),(Ay+Dy)を求め、その各点を結ぶ直線の傾きを最小二乗法で求め、さらに複数の行について上記直線の傾きが求められるときにはその平均値を計算する。こうして、トレイ内の行のX軸に対する傾きをトレイ傾きTrとして求める。
(演算2) トレイ基準位置Tx,Ty
第一部品(図7中の(1,1)の部品)の吸着位置の座標Ax(1,1),Ay(1,1)と、吸着ずれ量Dx(1,1),Dy(1,1)と、トレイ傾きTrとから、トレイ基準位置の座標Tx,Tyが次のように求められる。
Tx={Ax(1,1)+Dx(1,1)}−{Ax(1,1)・cos(Tr)−Ay(1,1)・sin(Tr)}
Ty={Ay(1,1)+Dy(1,1)}−{Ax(1,1)・sin(Tr)+Ay(1,1)・cos(Tr)}
(演算3) 部品ピッチPx,Py
第一部品(図7中の(1,1)の部品)と(m,n)の位置の部品との距離をGx,Gyとすると、
Sx=ΣGx(i,1)、Sy=ΣGy(1,j)、Nx=Σ(i−1)、Ny=Σ(j−1):i=2〜m、j=2〜n
として、部品ピッチPx,Pyは
Px=Sx/Nx、Py=Sy/Ny
で求められる。
また、演算手段61bによる部品吸着位置の演算は、次のように行われる。
(演算4) 部品吸着位置の座標Ax(Bx,By),Ay(Bx,By)
上記の(演算1)〜(演算3)により求められたトレイ傾きTr、トレイ基準位置Tx,Tyおよび部品ピッチPx,Pyと、部品配置基本情報に含まれる第一部品吸着位置の座標Ax(1,1),Ay(1,1)とから、(Bx,By)の部品の吸着位置の座標Ax(Bx,By),Ay(Bx,By)は、次のように求められる。
Ax(Bx,By)=Tx+{Ax(1,1)+(Bx−1)×Px}・cos(Tr)−{Ay(1,1)+(By−1)×Py}・sin(Tr)
Ay(Bx,By)=Ty+{Ax(1,1)+(Bx−1)×Px}・sin(Tr)+{Ay(1,1)+(By−1)×Py}・cos(Tr)
次に、コントローラ60により行われる部品実装処理の一例を、図8のフローチャートによって説明する。
部品実装処理がスタートすると、コントローラ60は、先ずステップS1で、吸着ずれ量テーブル82に有効なデータがN個以上存在するか否かを判定する。Nは予め定められた2以上の整数である。
ステップS1の判定がNOのとき、つまり吸着ずれ量の有効なデータがN個に達していないときは、ステップS2に移り、部品配置基本情報のテーブル81から読み出したトレイ傾きTr0、部品ピッチPx0,Py0、現在トレイ内位置Bx,By等の情報に基づき、吸着座標(部品吸着位置の座標)を計算する。そして、実装用ヘッド15を吸着座標の位置へ移動させて、トレイ30から部品を吸着させる(ステップS3,4)。次に、実装用ヘッド15を部品認識用のカメラ18a上に移動させて、吸着部品の撮像とそれに基づく画像認識を行い、部品吸着位置のずれに応じた装着位置補正量の算出を行う(ステップS5)。
さらに、上記画像認識に基づいて算出した吸着ずれ量を吸着ずれ量テーブル82へ追加登録する(ステップS6,S7)。
次に、実装用ヘッド15をプリント基板P上に移動させ、上記装着位置補正量を加味した装着位置へ部品を装着する(ステップS8)。
部品装着後は、全ての部品実装が完了したか否かを判定し(ステップS9)、未完了であればステップS1に戻る。
ステップS1で吸着ずれ量テーブル82に有効なデータがN個以上存在することを判定したときは、ステップS10に移り、補正手段61aによる部品配置補正情報の計算、つまり前述の(演算1)〜(演算3)を行い、トレイ傾きTr、トレイ基準位置Tx,Tyおよび部品ピッチPx,Pyを求める(ステップS10)。
続いてステップS11で、テーブル81から読み出される部品配置基本情報と上記部品配置補正情報とから、演算手段61bによる吸着座標の計算、つまり前述の(演算4)を行い、吸着座標(部品吸着位置の座標Ax(Bx,By),Ay(Bx,By))を求める。そして、実装用ヘッド15を、ステップS11で求めた吸着座標の位置へ移動させて、トレイ30から部品を吸着させる(ステップS12,13)。次に、実装用ヘッド15を部品認識用のカメラ18a上に移動させて、吸着部品の撮像とそれに基づく画像認識を行い、部品吸着位置のずれに応じた装着位置補正量の算出を行う(ステップS14)。
さらに、ステップS6に移ってそれ以下の処理を行う。なお、ステップS9で全ての部品実装が完了したことを判定したときは、部品実装処理を終了する。
以上のような当実施形態の装置によると、吸着ずれ量の有効なデータがN個以上取得されれば、それに基づき、前述の(演算1)〜(演算3)によってトレイ傾きTr、トレイ基準位置Tx,Tyおよび部品ピッチPx,Pyが補正情報として求められ、この補正情報に基づき、次に吸着される部品の吸着位置が(演算4)によって求められるようになっているため、トレイ30内の各部品Qの吸着位置の補正を適正に行うことができる。
すなわち、パレット21上にトレイ30が傾いて設置された場合やトレイ30内の部品ピッチに誤差があるような場合には、トレイ30の一端寄りの部品Qを吸着するときと他端寄りの部品Qを吸着するとで、基本の状態(テーブル81の部品配置基本情報に合致する状態)に対する位置ずれの大きさが異なってくるが、(演算1)〜(演算3)により求められる補正情報(Tr,Tx,Ty,Px,Py)に基づいた(演算4)により、吸着される部品の場所(Bx,By)に応じた適正な吸着位置の座標(Ax(Bx,By),Ay(Bx,By))が求められる。従って、トレイ30内のどの場所から部品Qが取り出されるかに拘わらず、正しく部品Qを吸着することができ、吸着不良を防止することができる。
なお、本発明の装置の具体的構造は上記実施形態に限定されず、種々変更可能であり、以下に他の実施形態を説明する。
(1)上記実施形態では、パレット21上に1つのトレイ30が設置された場合を示したが、図9に示すようにパレット21上に複数枚のトレイ130が連続して並んだ状態に配置される場合にも本発明を適用できる。ただしこの場合、前述のテーブル81〜83の中に、トレイ位置およびX,Y方向のトレイピッチRx,Ryのデータを付加するようにすればよい。
(2)上記実施形態では、部品認識用のカメラ18aを備えた撮像ユニット18が基台1上に設置されているが、ヘッドユニットに撮像ユニットを設けて、ヘッドユニットの移動中に吸着部品を撮像し得るようにしておいてもよい。
(3)部品吸着状態を検出する検出手段は、上記のような撮像ユニットに限らず、吸着部品の両側に位置する発光部と受光部とで部品の投影の検出に基づいて部品位置を検出するようにしたもの等でもよい。
(4)上記実施形態では、表面実装機に適用した場合を示しているが、本発明の部品搬送装置は、電子部品に対して各種試験を施す試験装置に対して適用することもできる。すなわち、部品試験装置に対しては、検査用の電子部品をマトリックス状に配列して保持するトレイを備えた部品供給部と、この部品供給部から部品を吸着するヘッドとを備え、このヘッドによりトレイから吸着した部品を中継の搬送手段等を介して試験手段に搬送するようにした部品搬送手段が装備されるが、この部品搬送手段において、上記ヘッドによりトレイから吸着した部品の吸着状態を検出するカメラ等の検出手段を設けるとともに、前述の補正手段61a、演算手段61bおよび記憶手段65a〜65cを含むコントローラにより、ヘッドを制御し、部品吸着位置の補正を行うようにすればよい。
本発明が適用される表面実装機を示す平面概略図である。 上記表面実装機を示す側面概略図である。 上記表面実装機に組込まれる部品供給装置のパレットの構成を示す平面概略図である。 上記表面実装機のコントローラ等の構成を示すブロック図である。 上記コントローラの記憶部において作成されるテーブルを示す図表であって、(a)は部品配置基本情報のテーブル、(b)は吸着ずれ量テーブル、(c)は部品配置補正情報のテーブルである。 トレイ内の部品の配列を示す説明図である。 トレイの傾き、トレイ内の部品ピッチ等の補正情報を示す説明図である。 コントローラにより行われる部品実装処理の一例を示すフローチャートである。 パレット上に複数のトレイが連続して配列された例を示す説明図である。
符号の説明
4 部品供給部
4a 部品供給装置
5 ヘッドユニット
15 実装用ヘッド
18 撮像ユニット
18a カメラ
30 トレイ
Q 部品
60 コントローラ
61a 補正手段
61b 演算手段
65a 部品配置情報記憶手段
65b 吸着ずれ量記憶手段
65c 補正値記憶手段

Claims (6)

  1. 複数個の部品をマトリックス状に配列して保持するトレイを部品供給部に設置し、移動可能なヘッドにより上記部品供給部のトレイから部品を吸着して目的位置まで搬送する部品搬送方法において、
    トレイ内の部品の配置に関するデータである部品配置情報を予め記憶し、
    上記部品配置情報に基づいて求められるトレイ内の部品吸着位置から部品を吸着するように上記ヘッドを制御する部品吸着工程と、
    この部品吸着の後にその部品吸着状態を検出し、この検出に基づいて部品吸着ずれ量を求めてこれを記憶する工程と、
    トレイ内の複数個所の部品についての上記部品吸着ずれ量に基づき、少なくともトレイの傾きおよび部品ピッチに関する補正値を求めて、上記部品配置情報を補正し、その補正した部品配置情報を用いてその後に吸着される部品の吸着位置を演算する工程と、
    を有することを特徴とする部品搬送方法。
  2. 複数個の部品をマトリックス状に配列して保持するトレイを備えた部品供給部と、この部品供給部のトレイから部品を吸着して目的位置まで搬送するヘッドとを備えた部品搬送装置において、
    トレイ内の部品の配置に関するデータである部品配置情報を記憶する部品配置情報記憶手段と、
    上記部品配置情報に基づいて求められるトレイ内の部品吸着位置から部品を吸着するように上記ヘッドを制御する制御手段と、
    上記ヘッドによる部品吸着後にその部品吸着状態を検出する検出手段と、
    この検出手段による検出に基づいて求められる部品吸着ずれ量を記憶する吸着ずれ量記憶手段と、
    トレイ内の複数個所の部品についての部品吸着ずれ量に基づき、少なくともトレイの傾きおよび部品ピッチに関する補正値を求めて、上記部品配置情報を補正する補正手段と、
    この補正手段により補正された部品配置情報を用いてその後に吸着される部品の吸着位置を演算する演算手段と、
    を備えたことを特徴とする部品搬送装置。
  3. 上記部品配置情報記憶手段に記憶される部品配置情報には、トレイの傾きと、マトリックス状の部品配列における行方向および列方向の各部品ピッチと、トレイの基準位置の座標とが含まれ、
    上記補正手段は、上記のトレイの傾きと行方向および列方向の各部品ピッチとトレイの基準位置とに関する各補正値を求めるようになっている請求項2に記載の部品搬送装置。
  4. 上記検出手段は、上記ヘッドに吸着された部品を撮像するカメラを備えている請求項2または3記載の部品搬送装置。
  5. 部品供給部において供給される部品を実装作業位置に位置決めされた基板上に搬送して、基板上の所定位置に装着する表面実装機において、上記部品供給部から基板上に部品を搬送する手段として、請求項2乃至4のいずれか1項に記載の部品搬送装置を備えていることを特徴とする表面実装機。
  6. 上記制御手段は、部品吸着後に検出手段による部品吸着状態の検出が行われてから、吸着ずれ量に応じた部品装着位置の補正を行うようになっている請求項5記載の表面実装機。
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