JP2014032087A - タイヤの台上試験装置及びこれを用いたタイヤ性能試験方法 - Google Patents

タイヤの台上試験装置及びこれを用いたタイヤ性能試験方法 Download PDF

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Abstract

【課題】屋外で行うタイヤの性能試験結果と相関の高い試験結果を室内で得る。
【解決手段】タイヤTを接触させて走行させる回転可能なドラム2と、リムJに装着された前記タイヤTを回転可能に片持ち保持する支持軸3と、前記ドラム2又は前記支持軸3を回転駆動させる駆動手段とを含む、室内でタイヤの性能試験を行うタイヤの台上試験装置1である。前記ドラム2は、タイヤTが走行する擬似路面7を具えた内周面2Gを有する。該内周面2Gは、ドラム回転軸心2cを含む断面において、ドラム半径方向外側に凸となる滑らかな円弧状面2Mを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、屋外で行うタイヤの性能試験結果と相関の高い試験結果を室内で得ることができるタイヤの台上試験装置及びこれを用いたタイヤ性能試験方法に関する。
タイヤの走行性能を評価するタイヤ走行試験方法は、実車による実車走行試験方法及びドラムを用いて走行性能を評価する台上試験方法が知られている。
実車走行試験方法は、屋外で行われるもので、テストコースを車両で走行し、例えば、騒音性能、旋回性能、ハイドロプレーンニング性能、及び摩耗性能等のタイヤ走行性能が評価される。
一方、台上試験方法は、室内で行われるもので、図8に示されるように、ドラムdの内周面daにタイヤtの走行面taが設けられた台上試験装置sを用いて、例えば、タイヤtに負荷する荷重、ドラムd又はタイヤtの走行速度、タイヤtの回転方向等を規定して、該内周面da上にタイヤtを接触走行させ、上述の各種タイヤ走行性能が評価される。
しかしながら、従来の台上試験によって得られる結果は、実車走行試験結果との相関があまりよくないという問題があった。発明者らは、種々実験を行った結果、このような相関の低さは、ドラムの内周面を走行するタイヤの接地形状と路面を実車走行するタイヤの接地形状とが大きく異なり、このため、接地面に作用する荷重が大きく相違すること等が原因であることを知見した。台上試験装置に関連する技術として、下記特許文献がある。
特開2008−82709号公報
本発明は、以上のような問題点に鑑み案出なされたもので、室内で行うタイヤの台上試験装置のドラムの内周面を、ドラム回転軸心を含む断面において、ドラム半径方向外側に凸となる滑らかな円弧状面とすることを基本として、台上試験におけるタイヤの接地形状を、実車による走行試験時のタイヤの接地形状に近似させることにより、実車で行うタイヤの性能試験結果と相関の高い試験結果を得ることができるタイヤの台上試験装置及びこれを用いたタイヤ性能試験方法を提供することを主たる目的としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、タイヤを接触させて走行させる回転可能なドラムと、リムに装着された前記タイヤを回転可能に片持ち保持する支持軸と、前記ドラム又は前記支持軸を回転駆動させる駆動手段とを含み、室内でタイヤの性能試験を行うタイヤの台上試験装置であって、前記ドラムは、タイヤが走行する擬似路面を具えた内周面を有し、該内周面は、ドラム回転軸心を含む断面において、ドラム半径方向外側に凸となる滑らかな円弧状面を有することを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、前記断面において、前記円弧状面の曲率半径Raは、ドラム回転軸心から前記円弧状面のドラム半径方向の最外点までの半径であるドラム半径Rbの1.70〜2.40倍である請求項1記載のタイヤの台上試験装置である。
また請求項3記載の発明は、前記擬似路面は、アスファルト路、コンクリート路及び砂利路のいずれかである請求項1又は2記載のタイヤの台上試験装置である。
また請求項4記載の発明は、前記擬似路面は、ISO10844で定義されるきめ深さが0.40〜0.80mmである請求項1又は2記載のタイヤの台上試験装置である。
また請求項5記載の発明は、前記擬似路面は、ドラム周方向に分割して交換可能に貼り付けられる複数の分割体からなる請求項1乃至4のいずれかに記載のタイヤの台上試験装置である。
また請求項6記載の発明は、前記分割体は、ドラム周方向の長さが異なる請求項5に記載のタイヤの台上試験装置である。
また請求項7記載の発明は、前記駆動手段は、吸音材で覆われる請求項1乃至6のいずれかに記載のタイヤの台上試験装置である。
また請求項8記載の発明は、前記擬似路面に散水する散水装置と、前記擬似路面上の水を保持する保持手段とを有する請求項1乃至7のいずれかに記載のタイヤの台上試験装置である。
また請求項9記載の発明は、タイヤの性能を測定する測定手段をさらに含み、該測定手段は、前記支持軸を回転自在に支承する軸受の内周面に取り付けられた荷重測定用のロードセルを含む請求項1乃至8のいずれかに記載のタイヤの台上試験装置である。
また請求項10記載の発明は、前記駆動手段の回転速度を制御する回転速度制御装置と、前記ドラムに負荷する荷重を制御する荷重制御装置と、前記タイヤの回転方向を制御する回転方向制御装置とをさらに有する請求項1乃至9のいずれかに記載のタイヤの台上試験装置である。
また請求項11記載の発明は、タイヤの台上試験装置を用いて室内でタイヤの性能試験を行うタイヤ性能試験方法であって、擬似路面を内周面に具えた回転可能なドラムの前記内周面上に、リムに装着されたタイヤを接触させて走行させる走行工程と、前記タイヤの走行中の性能を測定する測定工程とを含み、前記内周面は、ドラム回転軸を含む断面において、ドラム半径方向外側に凸となる滑らかな円弧状面を有することを特徴とするタイヤ性能試験方法である。
また請求項12記載の発明は、前記円弧状面の曲率半径Raは、ドラム回転軸の中心から前記円弧状面のドラム半径方向の最外点までの半径であるドラム半径Rbの1.70〜2.40倍である請求項11記載のタイヤ性能試験方法
また請求項13記載の発明は、前記走行工程は、前記ドラムを回転させるとともに、前記ドラムの回転速度と異なる速度で前記タイヤを走行させる工程を含み、前記測定工程は、前記ドラムと前記タイヤとの速度差から生じる摩擦係数を測定する摩擦係数測定工程である請求項11又は12記載のタイヤ性能試験方法である。
また請求項14記載の発明は、前記走行工程は、前記タイヤに荷重を負荷しつつ、前記タイヤの回転方向を前記ドラムの回転方向に対して異なる向きに走行させる工程を含み、前記測定工程は、前記タイヤに生じる横力を測定する横力測定工程である請求項11又は12記載のタイヤ性能試験方法である。
また請求項15記載の発明は、前記擬似路面に散水する散水工程をさらに含み、前記走行工程は、散水された擬似路面上に、前記タイヤに荷重を負荷しつつ、前記タイヤの回転方向を前記ドラムの回転方向に対して異なる向きに走行させる工程を含み、前記測定工程は、前記タイヤに生じる横力を測定する横力測定工程である請求項11又は12記載のタイヤ性能試験方法である。
また請求項16記載の発明は、前記測定工程は、走行工程の前後のタイヤの質量の差を測定する質量測定工程である請求項11又は12記載のタイヤ性能試験方法である。
また請求項17記載の発明は、前記測定工程は、騒音を測定する騒音測定工程である請求項11又は12記載のタイヤ性能試験方法である。
本発明のタイヤの台上試験装置は、タイヤを接触させて走行させる回転可能なドラムと、リムに装着された前記タイヤを回転可能に片持ち保持する支持軸と、前記ドラム又は前記支持軸を回転駆動させる駆動手段とを含み、室内でタイヤの性能試験を行う。前記ドラムは、タイヤが走行する擬似路面を具えた内周面を有し、該内周面は、ドラム回転軸心を含む断面において、ドラム半径方向外側に凸となる滑らかな円弧状面を有する。このような台上試験装置を利用した台上試験では、ドラム上を走行するタイヤの接地形状が、実車走行試験での路面を走行するタイヤの接地形状に近似するため、台上試験の走行性能と実車走行試験での走行性能とが近似する。従って、本発明のタイヤの台上試験装置では、屋外で行うタイヤの試験結果と相関の高い試験結果が得られる。
本発明の一実施形態のタイヤの台上試験装置を概念的に示す側面図である。 図1の斜視図である。 (a)は、ドラムの拡大断面図、(b)は、分割体の斜視図である。 実車走行試験におけるタイヤの接地形状を表す図である。 (a)は、円弧状面の曲率半径Raが、ドラム半径Rbの1.0倍の接地形状を表す図、(b)は、円弧状面の曲率半径Raが、ドラム半径Rbの3.0倍の接地形状を表す図である。 ロードセルの取り付け状態を表す軸受の断面図である。 (a)は、台上試験装置による騒音測定具の配設位置を示す側面図、(b)は、その正面断面図、(c)は、実車走行試験での騒音測定具の配設位置を示す平面図である。 従来の台上試験装置を説明する側面図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1及び2に示されるように、本発明のタイヤの台上試験装置(以下、単に「装置」ということがある。)1は、室内で乗用車用、自動二輪車用及びSUV(Sports Utility Viechle)などと称される多目的自動車に使用される四輪駆動用等の種々のタイヤ(以下、単に「タイヤ」ということがある。)Tの走行性能、例えば、騒音性能、旋回性能、ハイドロプレーンニング性能、摩耗性能等を試験するための装置である。
本実施形態の装置1は、例えば、周方向に回転可能なドラム2、リムJに装着されたタイヤTのトレッド面T1をドラム2の内周面2G上に接触させて回転可能かつ片持ちでタイヤTを保持する支持軸3、該支持軸3を駆動するタイヤ駆動手段4、前記ドラム2を回転可能に片持ちで保持するドラム回転軸5、該ドラム回転軸5を回転駆動するドラム駆動手段6とを含んで構成される。このように、本実施形態の装置1は、タイヤTがドラム2の内周面2G上を走行するインサイドドラム式の測定装置である。
本実施形態のドラム2は、実車走行試験で使用される路面を模した擬似路面7を具えた内周面2Gと、前記ドラム回転軸5が取り付けられる一方側の側面2Aと、タイヤTを出し入れするための開口Oを有する他方側の側面2Bとを含む。なお、前記開口Oの周縁には小高さのフランジ部Ofが設けられている。
図3(a)に示されるように、前記内周面2Gは、ドラム回転軸心2cを含む断面において、ドラム半径方向外側に凸となる滑らかな円弧状面2Mを有する。発明者らの実験の結果、このような円弧状面2Mを走行するタイヤの接地形状が、図4に示されるように、実車走行試験での路面を走行するタイヤの接地形状に近似することが判明した。従って、円弧状面2M上を走行するタイヤの接地面に作用する荷重は、実車走行試験の接地面に作用する荷重分布と近似する。従って、本発明のタイヤの台上試験装置では、屋外で行う実車によるタイヤの走行性能試験結果と相関の高い試験結果を得ることができる。
前記円弧状面2Mは、本実施形態では、内周面2Gの赤道Ca上にドラム半径方向の最外点Pが実質的に設けられるとともに、擬似路面7の全幅に亘って形成される。前記「実質的に」とは、前記最外点Pが、内周面2Gの赤道Ca上に設けられる場合はもちろん、内周面2Gの赤道Caから、ドラム軸方向両側に、内周面2Gのドラム軸方向長さWdの5%の範囲に設けられる場合を含む。
このような円弧状面2Mの曲率半径Raは、ドラム回転軸心2cから前記最外点Pまでの半径であるドラム半径Rbの1.70〜2.40倍であることが望ましい。即ち、発明者らの実験の結果、前記曲率半径Raがドラム半径Rbの1.70倍未満の場合、図5(a)に示されるように、接地面の形状が、実車走行試験における前記接地形状(図4に示す)に比して、タイヤ軸方向に亘りタイヤ周方向の長さが等しくかつ小さな略矩形状となる傾向があることが判明している。逆に、前記曲率半径Raがドラム半径Rbの2.40倍を超えた場合、図5(b)に示されるように、接地面の形状が、実車走行試験における接地形状に比して、タイヤ赤道C側のタイヤ周方向の長さがタイヤ軸方向両端側のタイヤ周方向の長さよりも過度に大きくかつタイヤ軸方向に亘りタイヤ周方向の長さが大きな略円形状になる傾向がある。従って、いずれの場合も、円弧状面2M上での接地面の形状が、実車走行試験おける接地形状と大きく異なるため、接地面に作用する荷重分布が大きく異なり、実車走行試験と台上試験との走行性能の試験結果の相関が小さくなるおそれがある。このような観点より、前記曲率半径Raは、ドラム半径Rbの好ましくは1.90倍以上が望ましく、また、好ましくは2.20倍未満が望ましい。
また、擬似路面7は、アスファルト路、コンクリート路及び砂利路のいずれかで形成されるのが望ましい。これにより、所望する路面状態に応じた走行性能試験を行うことができる。
また、前記擬似路面7は、図3(a)に示されるように、ISO路面規格の粒度曲線(ISO10844の付属書C設計のガイドラインに記載のアスファルト混合物の粒度曲線許容範囲参照)に合わせた骨材7aと、該骨材7aを結合する樹脂からなる結合材7bとを調合することにより形成されてもよい。
この場合、擬似路面7は、ISO 10844の「体積法による舗装面のマクロのきめ深さの測定」で定義されるきめ深さが0.40〜0.80mmであるのが望ましい。即ち、騒音試験の場合、きめ深さが0.4mm未満になると、縦溝気柱共鳴音の加振力が小さくなり、実車による騒音試験結果と相関性が低くなるおそれがある。逆に、きめ深さが0.8mmを超えると、縦溝気柱共鳴音の周波数が励起されず、同じく実車による騒音試験結果と相関性が低くなる傾向がある。
図3(b)に示されるように、本実施形態の擬似路面7は、ドラム周方向に分割されて、上記所望する路面に交換可能な複数の分割体8から構成される。また、該分割体8は、ドラム周方向の長さLが異なる大きさで形成されるのが望ましい。これにより、例えば、分割体8の継ぎ目によって、バリアブルピッチ法等に基づいた騒音試験を精度良く行うことができる。なお、前記長さLは、特に限定されるものではないが、各種走行性能の相関をバランスよく確保するため、ドラム半径Rbの50〜80%のものが望ましい。また、上述の作用を効果的に発揮させるため、最小の分割体8aの周方向長さLaと最大の分割体8bの周方向長さLbとの比Lb/Laは、125〜105%であるのが望ましい。なお、分割体8は、例えば、ボルトなどの周知の締結具18を用いてドラム本体に強固に固着される。
また、装置1は、図2の1点鎖線で示されるように、吸音材Zで覆われているのが望ましい。本実施形態では、タイヤ駆動手段4を吸音材Zで囲うタイヤ側囲い部Z1と、ドラム駆動手段6を吸音材Zで囲うドラム側囲い部Z2とが設けられる。前記タイヤ側囲い部Z1は、支持軸3が貫通する部分に開口(図示せず)を設けた側面を含む直方体状で形成される。また、前記ドラム側囲い部Z2は、ドラム回転軸5が貫通する部分に開口(図示せず)が設けられた側面を含む直方体状で形成される。これにより、タイヤTからの騒音の反射、及びタイヤ駆動手段4、ドラム駆動手段6が発する駆動音を低減できるため、精度良くタイヤの騒音を測定できる。
上述の作用をさらに発揮させるため、図1又は図3(a)に示されるように、ドラム2の前記一方側の側面2Aの内側に吸音材Zを貼り付けるのが望ましい。
このような吸音材Zとしては、例えば、フェルト、グラスウール、ロックウール及び発泡ウレタンなどがコスト削減と吸音効果とを両立させる点で好適である。
図1及び2に示されるように、前記タイヤ駆動手段4は、本実施形態では、基台10と、この基台10上にドラム軸方向にスライド移動可能に支持される支持台11と、該支持台11にシリンダ12を介して昇降自在に伸縮しかつ端部に支持軸3を回転可能に保持する軸受14を有する支持アーム13とを具える。このタイヤ駆動手段4は、シリンダ12によって支持アーム13を上下動させることにより、支持軸3に回転自在に保持されるタイヤTを、内周面2Gに対して所定の荷重で押し付けうる。
また、タイヤ駆動手段4は、本実施形態では、シリンダ12の押圧力を制御することにより、ドラム2に対する荷重を制御する例えば荷重センサ等を含む周知の荷重制御装置(図示省略)、及び支持軸3のドラム回転軸心2cに対する配設角度を制御する例えば、サーボモータなどを含む周知の回転方向制御装置(図示省略)をさらに含むのが望ましい。
前記支持軸3は、一方側の端部に該支持軸3を回転させる、例えば電動機15が取り付けられる。また、本実施形態では、この電動機15の回転速度、ひいてはタイヤTの走行速度を自在にコントロールしうる、例えばインバータなどのタイヤ回転速度制御手段(図示省略)が取り付けられる。
前記ドラム回転軸5は、ドラム2の一方側の側面2Aに、ドラム回転軸心2cと同心で固定される。
前記ドラム駆動手段6は、ドラム回転軸5を保持するドラム側基台16、該ドラム側基台16に載置されドラム回転軸5を回転自在に支承するドラム側軸受23、及びドラム回転軸5を回転させる、例えば電動機17を含んで構成される。また、ドラム駆動手段6は、この電動機17の回転速度、ひいてはドラム2の回転速度を制御する、例えばインバータなどのドラム回転速度制御手段(図示省略)が取り付けられる。
このような装置1には、走行性能の試験によって、各種の測定手段(図示せず)が用いられる。
前記測定手段は、例えば、走行試験が騒音測定の場合、JASO規格で規定されたJIS C 1505(精密騒音計)による騒音計、又はこれに準ずる騒音計からなる騒音測定具9(図7(a)、(b)にその配設位置が示される)が用いられる。
また、走行試験がタイヤの上下方向の荷重(垂直荷重)やタイヤの制動力や駆動力(水平荷重)を測定するものである場合、図6に示されるように、測定手段は、荷重測定用のロードセル20が用いられる。該ロードセル20は、支持軸3を回転自在に支承する前記軸受14の内周面14aに取り付けられる。本実施形態のロードセル20は、例えば、軸受14の上下左右に取り付けられ、例えば、上下に取り付けられたロードセル20aは、タイヤ上下方向の荷重を測定し、左右に取り付けられたロードセル20bはタイヤ前後方向の荷重を測定するものとして用いられる。ロードセル20で測定した計測データは、演算処理装置24で処理され、摩擦係数や横力、荷重などとして算出される。
図1に示されるように、装置1には、擬似路面7に散水する例えば周知構造の散水ノズルと、該散水ノズルの水量を調節する既知の水量調節器とを含む散水装置(図示省略)、及び、例えば、水受けカバー22からなる擬似路面7上の水を保持する保持手段21が設けられても良い。
前記水受けカバー22は、フランジ部Ofの内端よりもドラム半径方向の内側に配され、ドラム軸方向かつドラム周方向にのびる内方壁22aと、フランジ部Ofの外側に配され、内方壁22aの外端に接続される外方壁22bとを含んで構成される。このような水受けカバー22は、ドラム2の回転時、遠心力によってドラム2の上部に持ち上げられた水が、ドラム2の下部に直接に落ちることを抑制し、タイヤ走行面上の水深を一定に保つのに役立つ。本実施形態の水受けカバー22は、例えば、基台10に固定され(図示せず)、ドラム2が回転フリー状態に保たれる。
また、装置1は、ドラム2または擬似路面7に付設した例えば、周知のヒータ装置からなる温度制御手段(図示省略)を具えてもよい。これにより、気温、路面温度を考慮したタイヤ性能評価を行うことができる。
このように構成された装置1を用いて、タイヤの走行性能を測定する方法が説明される。本実施形態の測定方法は、擬似路面7を内周面2Gに具えた回転可能なドラム2の前記内周面2G上に、リムJに装着されたタイヤTを接触させて走行させる走行工程と、前記タイヤTの走行中の性能を測定する騒音測定工程とを含む。
そして、騒音性能を試験する場合には、ドラム2の内周面2Gの形状を除いて、JASO C606−8に規定される単体台上試験方法に準拠して行われる。
前記走行工程では、支持軸3に取り付けられた電動機15を駆動させ、タイヤTを回転駆動させる。そして、シリンダ12によって支持軸3を降下させ、荷重制御装置により荷重を制御し、例えば、正規荷重負荷状態でタイヤTをドラム2の内周面2Gの赤道Ca上に接地させる。なお、この走行工程では、前記水受けカバー22の反射音を計測しないように装置1から取り外されるのが望ましい。
前記「正規荷重負荷状態」とは、正規リムにリム組みしかつ正規内圧を充填したタイヤに、正規荷重を負荷した状態を意味する。なお前記「正規リム」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えばJATMAであれば標準リム、TRAであれば "Design Rim"、或いはETRTOであれば "Measuring Rim"を意味する。前記「正規内圧」とは、前記規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば最高空気圧、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" を意味するが、乗用車用タイヤの場合には200kPaとする。前記「正規荷重」とは、前記規格がタイヤ毎に定めている荷重であり、JATMAであれば最大負荷能力、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "LOAD CAPACITY"である。
次に、測定工程において、走行中のタイヤTのドラム2上の騒音を、騒音測定具9で測定する。騒音測定具9は、JASO規格で定められた位置に配される。即ち、図7(a)及び(b)に示されるように、支持軸3の中心3cを通る垂直面n上かつタイヤ赤道Cの側方1mの距離L1であり、しかもドラム2の内周面2Gの前記最外点Pから0.25m上部へ離間した距離H1に設けられる。
このようなタイヤの騒音試験方法による騒音テスト結果は、実車走行試験で行う騒音テスト結果と相関が非常に高くなることが発明者らの検証によって判明した(この点については、後の実施例で詳しく述べる。)。従って、屋外の実車惰行試験を行うことなく、タイヤTの騒音試験を正しく評価することができる。
他の実施形態として、タイヤTの摩耗性能を測定する方法がある。この場合、前記走行工程では、支持軸3に取り付けられた電動機15又はドラム回転軸5取り付けられた電動機17を駆動して、タイヤTをドラム2の内周面2Gに接触回転させる。そして、測定工程では、この走行工程の前後のタイヤTの質量差を測定する。測定工程では、走行前後のタイヤTの質量を測定して求める方法の他、走行中に発生するタイヤ摩耗粉を集積してその質量を測定する方法などがある。質量の測定には、周知の質量計が用いられる。
さらに他の実施形態として、タイヤの摩擦性能を測定する方法がある。該摩擦性能は、例えば、ドラム2の回転速度V(km/h)とタイヤTの回転速度v(km/h)とを異ならせて、タイヤスリップ時における摩擦係数μとスリップ率Sとの関係(以下、「μ−S特性」という)を計測することにより評価することができる。タイヤTと擬似路面7との間の摩擦係数μの値は、下記式1に示される制動・駆動時のスリップ率Sにより変化する。
(数1)
制動時:スリップ率S(%)={(V−v)/V}×100
駆動時:スリップ率S(%)={(V−v)/v}×100
具体的には、走行工程では、ドラム2およびタイヤTを同じ回転速度で回転させ、その後、ドラム2の速度を維持しつつ、前記回転速度制御装置によりタイヤTの回転速度を次第に減速して制動する。そして、測定工程では、この制動状態での摩擦力をロードセル20によって出力することにより摩擦係数μを算出し制動時のタイヤスリップ率−摩擦係数特性を評価する。なお、タイヤTの回転速度を急激に下げてフルロック状態とし、この状態での摩擦係数μを算出しタイヤ性能を評価することもできる。
また、上述の制動時の評価方法とは逆に、タイヤTの回転速度を次第に加速して駆動状態とし、駆動時のタイヤスリップ率−摩擦係数特性を評価しても良い。さらに、タイヤTの回転速度を急激に上げてホイールスピン状態とし、この状態でのタイヤ性能を評価することもできる。
さらに、他の実施形態として、旋回性能を測定する方法がある。この場合、走行工程では、電動機15よってタイヤTを擬似路面7上に接触回転させ、シリンダ12によって支持軸3を介してタイヤTに荷重が負荷される。そして、回転方向制御装置によって、タイヤTの回転方向をドラム2の回転方向に対して異なる向きに配し、タイヤTを旋回状態とする。そして、測定工程では、この旋回走行状態のタイヤTに生じる横力を前記ロードセル20で測定する。
さらに、他の実施形態として、ハイドロプレーニング性能を測定する方法がある。この測定方法では、走行工程の前に、擬似路面7に所要の量を散水する散水工程が行われる。次に、上述の旋回性能を測定する方法と同様の走行工程及び測定工程が行われ、ハイドロプレーニング性能が測定される。
以上、各種のタイヤの走行性能を測定する方法を述べてきたが、これらの方法に限定されるものではなく、本実施形態の装置1によって、耐久性能や振動性能などの他の走行性能の試験を実施できる。また、このとき、前記回転速度制御装置、荷重制御装置及び回転方向制御装置を用いて、旋回走行、又はタイヤ並びドラムの回転速度やタイヤTに負荷される荷重を夫々変化させて走行し、これらの走行状態における走行性能の測定を行うことができる。さらに、擬似路面7をアスファルト路、コンクリート路、砂利路及びアスファルト混合物の粒度曲線許容範囲参照)に合わせた骨材7aと、該骨材7aを結合する樹脂からなる結合材7bとを調合した路面のそれぞれについて上述の走行性能がテストされる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施し得る。
本発明の効果を確認するために、JASO規格に準拠して本願発明の台上試験装置を用いてタイヤの騒音のオーバーオール値、ピッチ音(1次)及びこれによる接地形状を求め、実車走行によるこれらの結果と比較するテストが行われた。表1及び表2には、異なるタイヤサイズのテスト結果が示される。共通仕様は以下の通りである。
<台上試験装置>
騒音測定具の位置:タイヤ回転軸を含む垂直面上であって、タイヤ赤道からドラム軸方向に1.0m離間かつドラム内周面の最下端から0.25m上方(図7(a)、(b)参照)
騒音測定具の仕様:JIS C 1505(精密騒音計)による騒音計
擬似路面の仕様:骨材と結合材との調合(従来例、比較例及び実施例ともに共通)
擬似路面のきめ深さ:0.44mm
<実車騒音試験(惰行通過騒音)>
図7(c)に示されるように、ECE R117に準拠して、騒音測定具が車両走行中心C−Cから7.5±0.05m離間させかつ地上高さ1.2±0.02mの位置に取り付けられる。そして、車両を進行させ、A−Aよりも前でエンジンを停止させた後、車両の先端が騒音測定具b、b間に到達したときの速度を下記に示す速度範囲に調整し、下記回帰式によりそれぞれの騒音レベルが算出される。表1では、80km/hの騒音レベル、表2では、40km/hの騒音レベルが求められる。
速度:70〜90km/h(乗用車用タイヤ)
速度:30〜50km/h(重荷重用タイヤ)
回帰式:騒音レベル=A+B×Log(速度)
<表1>
乗用車用タイヤ
タイヤサイズ:235/45R18
リム:8.0J×18
内圧:176kPa(4輪平均)
250×(Qt/Qr)×1.25≦タイヤ1輪の内圧≦1.1×250×(Qt/Qr)×1.25
荷重:4.60kN(4輪平均)
タイヤ1輪の荷重Qtは、JISに規定の最大荷重Qrの50〜90%の範囲であって、4輪の平均荷重が最大荷重Qrの75±5%にあること
ドラム半径Rb:1.5m
実車騒音試験によるオーバーオール値のタイヤ間序列:(良)A<B<C<D<E(悪)
実車騒音試験によるピッチ音(1次)のタイヤ間序列:(良)A≒B<C≒E<D(悪)
<表2>
重荷重用タイヤ
タイヤサイズ:275/80R22.5
リム:7.50×22.5
内圧:900kPa
荷重:23.7kN
ドラム半径Rb:1.5m
実車騒音試験によるオーバーオール値のタイヤ間序列:(良)F<G<H<I<J(悪)
実車騒音試験によるピッチ音(1次)のタイヤ間序列:(良)F≒G<H<I<J(悪)
<オーバーオール値の相関係数>
本願発明の台上騒音試験によるオーバーオール値の各タイヤ間の序列と、JASO規格の実車騒音試験によるオーバーオール値のタイヤ間の序列との相関関性を比較するとともに、台上騒音試験と実車騒音試験によるオーバーオール値の相関係数を算出し比較した。
<ピッチ音(1次)の相関係数>
本願発明の台上騒音試験によるピッチ音(1次)の各タイヤ間の序列と、JASO規格の実車騒音試験によるピッチ音(1次)のタイヤ間の序列との相関関性を比較するとともに、台上騒音試験と実車騒音試験によるピッチ音(1次)の相関係数を算出し比較した。
<接地形状比>
表1のAタイヤ及び表2のFタイヤについて、ドラムに接地させたときの接地形状値Saと、路面を走行させたときの接地形状値Sbとの比Sa/Sbを算出した。なお、接地形状値Sa、Sbとは、図4に示されるように、最もタイヤ赤道に近接したクラウン陸部のタイヤ軸方向の中間位置におけるタイヤ周方向長さLcと、最もタイヤ赤道から離間したショルダー陸部のタイヤ軸方向の中間位置におけるタイヤ周方向長さLsとの比Ls/Lcとで表される。
テストの結果を表1及び表2に示す。
Figure 2014032087
Figure 2014032087
テストの結果、実施例による騒音試験結果は、従来例及び比較例に比べて、実車騒音試験による試験結果と相関が高いことが確認できる。また、前記比Sa/Sbが、95〜105%のもの(即ち、ドラムに接地させたときの接地形状と路面を走行させたときの接地形状とが近似するといえる)が、台上騒音試験と実車騒音試験とのオーバーオール値や、とりわけピッチ音との相関が高くなり、良好であることが理解できる。なお、さらに速度、タイヤサイズ、きめ深さを0.6mm又は0.8mmに変化させて騒音試験を行ったが、本発明の装置は、従来例及び比較例の装置による試験結果よりも相関が高かった。また、ハイドロプレーニング性能、摩耗性能、旋回性能などのテストも行ったが、実施例の相関は、比較例の相関よりも良かった。
T 空気入りタイヤ
1 台上試験装置
2 ドラム
2c ドラム回転軸心
2G 内周面
2M 円弧状面
3 支持軸
7 擬似路面
J リム
T タイヤ

Claims (17)

  1. タイヤを接触させて走行させる回転可能なドラムと、リムに装着された前記タイヤを回転可能に片持ち保持する支持軸と、前記ドラム又は前記支持軸を回転駆動させる駆動手段とを含み、室内でタイヤの性能試験を行うタイヤの台上試験装置であって、
    前記ドラムは、タイヤが走行する擬似路面を具えた内周面を有し、
    該内周面は、ドラム回転軸心を含む断面において、ドラム半径方向外側に凸となる滑らかな円弧状面を有することを特徴とするタイヤの台上試験装置。
  2. 前記断面において、前記円弧状面の曲率半径Raは、ドラム回転軸心から前記円弧状面のドラム半径方向の最外点までの半径であるドラム半径Rbの1.70〜2.40倍である請求項1記載のタイヤの台上試験装置。
  3. 前記擬似路面は、アスファルト路、コンクリート路及び砂利路のいずれかである請求項1又は2記載のタイヤの台上試験装置。
  4. 前記擬似路面は、ISO10844で定義されるきめ深さが0.40〜0.80mmである請求項1又は2記載のタイヤの台上試験装置。
  5. 前記擬似路面は、ドラム周方向に分割して交換可能に貼り付けられる複数の分割体からなる請求項1乃至4のいずれかに記載のタイヤの台上試験装置。
  6. 前記分割体は、ドラム周方向の長さが異なる請求項5に記載のタイヤの台上試験装置。
  7. 前記駆動手段は、吸音材で覆われる請求項1乃至6のいずれかに記載のタイヤの台上試験装置。
  8. 前記擬似路面に散水する散水装置と、前記擬似路面上の水を保持する保持手段とを有する請求項1乃至7のいずれかに記載のタイヤの台上試験装置。
  9. タイヤの性能を測定する測定手段をさらに含み、
    該測定手段は、前記支持軸を回転自在に支承する軸受の内周面に取り付けられた荷重測定用のロードセルを含む請求項1乃至8のいずれかに記載のタイヤの台上試験装置。
  10. 前記駆動手段の回転速度を制御する回転速度制御装置と、前記ドラムに負荷する荷重を制御する荷重制御装置と、前記タイヤの回転方向を制御する回転方向制御装置とをさらに有する請求項1乃至9のいずれかに記載のタイヤの台上試験装置。
  11. タイヤの台上試験装置を用いて室内でタイヤの性能試験を行うタイヤ性能試験方法であって、
    擬似路面を内周面に具えた回転可能なドラムの前記内周面上に、リムに装着されたタイヤを接触させて走行させる走行工程と、
    前記タイヤの走行中の性能を測定する測定工程とを含み、
    前記内周面は、ドラム回転軸を含む断面において、ドラム半径方向外側に凸となる滑らかな円弧状面を有することを特徴とするタイヤ性能試験方法。
  12. 前記円弧状面の曲率半径Raは、ドラム回転軸の中心から前記円弧状面のドラム半径方向の最外点までの半径であるドラム半径Rbの1.70〜2.40倍である請求項11記載のタイヤ性能試験方法
  13. 前記走行工程は、前記ドラムを回転させるとともに、前記ドラムの回転速度と異なる速度で前記タイヤを走行させる工程を含み、
    前記測定工程は、前記ドラムと前記タイヤとの速度差から生じる摩擦係数を測定する摩擦係数測定工程である請求項11又は12記載のタイヤ性能試験方法。
  14. 前記走行工程は、前記タイヤに荷重を負荷しつつ、前記タイヤの回転方向を前記ドラムの回転方向に対して異なる向きに走行させる工程を含み、
    前記測定工程は、前記タイヤに生じる横力を測定する横力測定工程である請求項11又は12記載のタイヤ性能試験方法。
  15. 前記擬似路面に散水する散水工程をさらに含み、
    前記走行工程は、散水された擬似路面上に、前記タイヤに荷重を負荷しつつ、前記タイヤの回転方向を前記ドラムの回転方向に対して異なる向きに走行させる工程を含み、
    前記測定工程は、前記タイヤに生じる横力を測定する横力測定工程である請求項11又は12記載のタイヤ性能試験方法。
  16. 前記測定工程は、走行工程の前後のタイヤの質量の差を測定する質量測定工程である請求項11又は12記載のタイヤ性能試験方法。
  17. 前記測定工程は、騒音を測定する騒音測定工程である請求項11又は12記載のタイヤ性能試験方法。
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