JP2014024766A - 不安定染料を安定的に配合した肌、毛髪の着色を目的とした外用剤 - Google Patents

不安定染料を安定的に配合した肌、毛髪の着色を目的とした外用剤 Download PDF

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Abstract

【課題】メラニン前駆体及び/又は天然染料を用い、優れた安定性、染色性、安全性を有する染色用外用剤を提供する。
【解決手段】メラニン前駆体、及び天然染料からなる群から選択される1種又は2種以上の染料を、水溶性抗酸化剤の存在下で、IOBが0.6以上1.3以下である特定のポリオキシエチレン付加型非イオン性界面活性剤の高濃度水溶液に分散、もしくは溶解させる事で、安定化する事を見出した。またこの染料を含む界面活性剤組成物を外用剤に配合させる事で、優れた安定性、染色性、安全性を有する外用剤となる事を見出した。
【選択図】なし

Description

本発明はメラニン前駆体及び/又は天然染料を安定に配合した、毛髪、肌を染色する安全な外用剤に利用されうる。詳しくはメラニン前駆体及び/又は天然染料を特定の界面活性剤組成物に分散、もしくは溶解する事により安定化し、これを配合した染色性に優れ、安全性の高い、肌、毛髪の着色を目的とした外用剤に関する。
近年染料の安全性が問題視され、選別が成され、より安全な染料開発がなされている。現在も尚パラフェニレンジアミン系染料の安全性が懸念され、検証が続けられている。また、より安全性の高い染料の開発が検討され、天然物由来、もしくは天然物と同一の構造の染料の利用研究が成されている。この種の染料は酸化され易く、染色堅牢度も低いために、利用のためには高い障壁がある。同様にメラニンの前駆体である5,6−ジヒドロキシインドール、5,6−ジヒドロキシインドリン、チロシン、インドール誘導体についても多くの研究が成されている。
特定のアルコール及びエーテルを無水条件下で溶媒とする事で、5,6−ジヒドロキシインドール溶液の保存安定性の向上を達成できるとの報告がある(特許文献1)。しかしながら、本方法は原料の保存法に関するものであり、外用剤としての安定性、染色性に関するものではない。
油溶性の不安定物質を安定化する方法については、界面活性剤、両親媒性物質がつくる液晶/ゲルを用いる方法が知られている。例えば、トコフェロール等の油溶性の不安定な物質を、特定の界面活性剤で形成した液晶で包み、安定化することが報告されている(特許文献2)。しかしながら水溶性もしくは難溶性の不安定な物質を界面活性剤により安定化する方法は知られていない。水溶性薬剤を包むにはリポソームにより内包するのが一般的であるが、内包率を上げることが難しく、不安定成分を安定化する事は知られていない。
解離定数から決定される特定の2種のpH調整剤を用いて、剤のpHを5〜10とする事で、5,6−ジヒドロキシインドール溶液の保存安定性の向上を達成できるとの報告がある。しかしながら、特定のpH調整剤の使用のみでは、実用的な安定性が確保できない。また、十分な染色性が得られない(特許文献3)。
強鉱酸を用いたpH1〜3の水性担体中に保存する事で、5,6−ジヒドロキシインドール溶液の保存安定性の向上を達成できるとの報告がある(特許文献4)。更には5,6−ジヒドロキシインドールを錠剤化する事で、保存安定性の向上を達成できるとの報告がある(特許文献5)。これら多くの検討がなされているものの、実用的な安定性を確保することが出来ず、また染色性も十分ではない。
上記のように、安全な染毛料を目指して、世界で種々の検討がなされている。また合成染料の安全性も世界各国で問題視され、我が国に於いてもジアミン系染料を使用しない染毛料の検討がされている。しかしジアミン系染料を使用しないと自然な黒髪の色への染毛が出来ない。また天然系染料の使用も検討されているものの、染色性、染色堅牢性に劣り、濃い染毛が出来ない等多くの課題を抱えている。
特開昭54−11240 特開2008−137966 特開平2−74680 特表平5−501873 特表2003−518029
メラニン前駆体及び/又は天然染料を用い、優れた安定性、染色性、安全性を有する染色用外用剤を提供することにある。
メラニン前駆体、及び天然染料からなる群から選択される1種又は2種以上の染料(A)を、水溶性抗酸化剤(B)の存在下で、IOBが0.6以上1.3以下である特定のポリオキシエチレン(以下POEと略す)付加型非イオン性界面活性剤(C)の高濃度水溶液に分散、もしくは溶解させることにより安定化できることを見出し、本課題を解決することが出来た(以下、前記安定化組成物を、染料を含む界面活性剤組成物と呼ぶ)。また、特定の界面活性剤(C)が炭素数16以上の親油基を有するものである事、更には染料を含む界面活性剤組成物中の界面活性剤(C)濃度を10%以上の範囲とする事で、一層優れた安定化効果を見出した。更にこの染料を含む界面活性剤組成物を用いる事により、安全性に優れ、優れた染色性を有する外用剤を作成する事を見出して本発明を完成した。
本発明により、メラニン前駆体及び/又は天然染料を用いた、優れた安定性、染色性、安全性を有する種々の外用剤を提供することができる。
本発明でいう染料(A)は,メラニン前駆体、及び天然染料からなる群から選択される1種又は2種以上の染料である。
本発明で言うメラニン前駆体とはメラニンの生合成経路における中間体およびその類縁体であり、5,6−ジヒドロキシインドール、5,6−ジアセトキシインドール、5,6−ジヒドロキシインドール−2−カルボン酸、5,6−ジヒドロキシインドリン、システイニルドーパ、ベンゾチアジニルアラニン、ドーパ、チロシン、及びこれらの塩などをいう。これらのメラニン前駆体は、天然抽出物、化学合成品等の由来を問わずに使用することができる。
本発明でいう天然染料とは、生物が代謝の過程で合成する色素およびその誘導体を指し、植物性メラニン、リポメラニンなどのメラニン類、ヘスペリジン、ケルセチンなどのフラボノイド類、カマラ、ルテイン、リコピンなどのカロテノイド類、ヘマトキシリン、ヘマテイン、タンニン酸、没食子酸、カテコールなどのポリフェノール誘導体、ヘンナ、コチニール色素、インジゴなどの染料およびこれらの誘導体をいう。これらの天然染料は、天然抽出物、化学合成品の由来を問わずに使用することができる。
更には本発明の効果を損なわない範囲で、一般的な酸化染料、分散染料、酸性染料などの合成染料も使用できる。また染色力を増強する目的で、銅、鉄、アルミニウム等の金属イオン、ラッカーゼ、ウリカーゼ、チロシナーゼなどの酵素も使用できる。
本発明でいう水溶性抗酸化剤(B)とは、成分(A)の保存中の酸化を防止、もしくは酸化重合の制御をして、効果的に染色機能を得るためのものである。
水溶性抗酸化剤(B)としては、アスコルビン酸、アスコルビン酸誘導体、亜硫酸、システイン、N−アセチルシステイン、チオグリコール酸、及びこれらの塩、並びにローズマリーエキス、茶エキスなどの抗酸化作用を示す植物エキスなどが挙げられる。これらは1種又は2種以上を使用することができる。特に安定性、染色性の向上効果の観点から、アスコルビン酸、システイン及びこれらの塩が好ましい。
抗酸化剤(B)の使用量に特段の制限をする物では無いが、本外用剤中の使用量は、好ましくは0.01〜3質量%、より好ましくは0.05〜1.5質量%である。使用量に関しては、多く使用すると安定性は増すものの、染毛性を損なうため必要最小限とする必要がある。
水溶性抗酸化剤の種類と量を規定するものでは無いが、使用する外用剤のpHによって、適切な水溶性抗酸化剤の種類、量などがある。
本発明でいうIOBが0.6以上1.3以下であるポリオキシエチレン付加型非イオン性界面活性剤(C)とは、外用剤中で成分(A)を包含することで、成分(A)の安定性と染色性を高める物質である。
本発明でいうIOBとは、界面活性剤(C)のモル濃度から計算される平均IOBである。例えば、IOB=5の界面活性剤Aを1モルとIOB=13の界面活性剤Bを2モルの混合物の平均IOBは下式で計算できる。
Figure 2014024766
本発明でいう炭素数16以上の親油基とは、直鎖状、環状等の形状を問わず、また分岐が存在しても良い。このような置換基の例としては、パルミチル基、ステアリル基、ベヘニル基、イソステアリル基、オレイル基、コレステリル基、パルミトイル基、ステアロイル基、ベヘノイル基などがあげられる。
このような界面活性剤(C)としては、次のようなものが挙げられる。POE(10)硬化ひまし油、POE(15)硬化ひまし油、トリヒドロキシステアリン酸POE(10)グリセリル、トリロジン酸POE(10)グリセリル、トリヒドロキシステアリン酸POE(15)グリセリル、トリイソステアリン酸POE(15)グリセリル、POE(20)オリーブ油、POE(5)フィトステロール、POE(10)フィトステロール、POE(10)アビエチルアルコール、POE(5)セチルエーテル,POE(5)ベヘニルエーテルなどがある。
界面活性剤(C)の濃度は、染料(A)の安定化の観点より、高いほど好ましい。しかし染料、及び水溶性抗酸化剤の溶解度から、水は不可欠となるため、好ましい濃度としては10%以上、より好ましくは15〜95%の領域が好ましい。また適切な濃度は界面活性剤の種類により異なる。
更に本発明ではこれらの界面活性剤に加え、本発明の効果を損なわない程度に、各種界面活性剤、両親媒性物質を広く併用することが出来る。例えばリン脂質、セラミド、脂肪酸、脂肪アルコールなどの各種両親媒性物質、各種イオン性界面活性剤などである。
本発明を実施するに当たり溶剤を使用することができる。溶剤の使用により、染料(A)を加熱すること無く、簡便に界面活性剤(C)水溶液へ溶解/分散できる。
このような溶剤としては、エタノール、イソプロピルアルコール、オクチルグリセリルエーテル、アルカンジオール、テルペンアルコール、フェニルエチルアルコール、アミルフェノール、ベンジルアルコールなどの芳香族アルコール、α−ターピネオール、ジヒドロターピネオール、ジヒドロターピニルオキシエタノール、3−オクタノール、2−オクチルアセテート、3−オクチルアセテート、ジアルキルカーボネート、及びこれらのPOE、ポリオキシプロピレン(以下、POPと略す)、ポリオキシブチレン(以下、POBと略す)誘導体、 ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、およびポリエチレングリコールポリプロピレングリコールブロック共重合体などがあげられる。
溶剤の使用量が増すと安定性が低下する傾向があるため、溶剤の使用量は、染料(A)の10倍量以内とすることが好ましい。
その他の本発明でいう外用剤の構成成分として、化粧品、医薬品で使用できる油剤、保湿剤、高分子等を自由に使用できる。例えば各種脂肪酸、脂肪アルコールエステル類、スクワランなどの炭化水素油、シリコーン類、フッ化物などの油剤、キャンデリラワックス、カルナウバワックス、パラフィンワックスなどのワックス類、ヒアルロン酸、ポリペプチドなどの保湿剤、グリセリン、ソルビトール、マルチトールなどの各種ポリオール、パラベン類、フェノキシエタノールなどの防腐剤、又ヒドロキシエチルセルロース、ポリビニールアルコール、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸ポリメタクリル酸共重合体など、及びこれらの誘導体などがある。
本発明を限定するものではないが、染料を含む界面活性剤組成物の代表的な作成法は、あらかじめ抗酸化剤(B)を特定の界面活性剤(C)を含む水溶液に溶解/分散し、その後、染料(A)を溶解/分散させて得られる。本発明外用剤は、これを更に増粘剤でゲル化、もしくは油、エマルションに分散させて得られる。これらの詳細は実施例にて詳述する。
本発明でいう肌、毛髪の着色を目的とした外用剤とは、一般的な永久染毛料、半永久染毛料、繰り返し使用する事により着色が出来る染毛料、シャンプー、コンディショナー、肌を黒色化するセルフタンニング料、紫外線を遮断して皮膚を守るサンケア化粧品、メラニン色素が不足、もしくは欠乏している肌を守る外用医薬品などを言う。外用剤の形態もクリーム状エマルション、乳液状エマルション、ジェル状、液状、ミスト状、泡状、ムース状など自由に選択できる。また本外用剤を、着色を目的とした化粧料を塗布前、もしくは塗布後に施し、より化粧効果を高める方法にも用いることが出来る。これらの有用性は実施例にて詳述する。
実施例1 各種界面活性剤の安定化効果
以下の処方で、種々の界面活性剤水溶液に5,6−ジヒドロキシインドールを分散、もしくは溶解して、この安定性を肉眼観察した。
・処方
5,6−ジヒドロキシインドール 1.0質量%
アスコルビン酸 0.1
界面活性剤 25.0
精製水 全体を100とする量
・作成法
界面活性剤を水に分散して均一な水溶液とした後、室温でアスコルビン酸を加えて均一に溶解した。これに室温で5,6−ジヒドロキシインドールを加えて混合し、染料を含む界面活性剤組成物を調製した。
・染料の安定化効果
染料安定化効果の評価は、染料を含む界面活性剤組成物を40℃の恒温槽に15日間放置し、その状態を肉眼で観察して行った。
染料が安定化されている場合は、組成物の外観は調製当初の白色のままであり、安定化効果が低い場合は酸化重合物が生成して黒色に着色していた。
具体的には、黒色の外観のものを×、灰色のものを△、ごく薄い灰色のものを○、白色のものを◎として4段階に評価した。△以上の評価、好ましくは○以上の評価の処方について、実用性が感じられた。
・結果
結果を表1に纏めた。IOBが0.6〜1.3の領域からはずれる場合において、著しい染料安定化効果の低下が認められた。また、親油基の炭素数が16以上である場合に、一層の染料安定化効果向上が認められた。
Figure 2014024766
実施例2 坑酸化剤の効果
種々の抗酸化剤の存在下で5,6−ジヒドロキシインドールを界面活性剤水溶液に配合した。この組成物の安定性、染色性を肉眼観察した。処方を以下に示す。
・処方
5,6−ジヒドロキシインドール 1質量%
POE(20)硬化ひまし油 30
抗酸化剤 各種
精製水 全体を100とする量
・作成法
POE(20)硬化ひまし油を水に分散して均一な水溶液とした後、これに室温で5,6−ジヒドロキシインドール、抗酸化剤を加えて混合し、染料を含む界面活性剤組成物を調製した。
・染料の安定化効果
染料安定化効果の評価は、染料を含む界面活性剤組成物を40℃の恒温槽に30日間放置し、その状態を肉眼で観察して行った。
具体的には、黒色の外観のものを×、灰色のものを△、ごく薄い灰色のものを○、白色のものを◎として4段階に評価した。△以上の評価、好ましくは○以上の評価の処方について、実用性が感じられた。
・染色性
市販の白髪束に染料を含む界面活性剤組成物を塗布し、これを40℃恒温槽に24時間放置し、水洗した。この操作を7回繰り返した後に、毛束の色を肉眼で評価した。
具体的には、自然な黒髪の色に染まったものを◎、わずかに白髪が残ったものを○、わずかに黒く染まったものを△、全く染まらないものを×として4段階に評価した。△以上の評価、好ましくは○以上の評価の処方について、実用性が感じられた。
・結果
結果を表2にまとめた。水溶性抗酸化剤に染料安定化効果、染色性向上効果が確認された。配合量が少ない場合は、安定性、染色性が低下する傾向にあり、配合量が多い場合は染色性が低下する傾向が認められた。またアスコルビン酸類、システインに顕著な染料安定化効果と染色性向上効果が認められた。
Figure 2014024766
実施例3 各種界面活性剤の濃度の効果
以下の処方で、種々の濃度の界面活性剤水溶液に5,6−ジヒドロキシインドールを分散、もしくは溶解して、この安定性を評価した。
・処方
5,6−ジヒドロキシインドール 0.5質量%
アスコルビン酸 0.1
界面活性剤 各種
精製水 全体を100とする量
・作成法
界面活性剤を水に分散して均一な水溶液とした後、室温でアスコルビン酸を加えて均一に溶解した。これに室温で5,6−ジヒドロキシインドールを加えて混合し、染料を含む界面活性剤組成物を調製した。
・染料の安定化効果
染料の安定化効果の評価は、染料を含む界面活性剤組成物を40℃の恒温槽に50日間放置し、その状態を肉眼で観察して行った。
具体的には、アスコルビン酸及び/または5,6−ジヒドロキシインドールの析出が確認されたものを××、黒色の外観のものを×、灰色のものを△、白色のものを○として4段階に評価した。△以上の評価、好ましくは○以上の評価の処方について、実用性が感じられた。
・結果
結果を表3に纏めた。界面活性剤濃度が10%以上の範囲において染料の安定化効果が認められた。また精製水の少ない領域で、アスコルビン酸、5,6−ジヒドロキシインドールの析出が見られた。15%〜95%の範囲において一層顕著な染料安定化効果が認められた。
Figure 2014024766
実施例4 染料を含む界面活性剤組成物を利用したジェル状外用剤
1)染料を含む界面活性剤組成物
・処方
A)PEG−200 1.0質量部
5,6−ジヒドロキシインドール 0.1
B)POE(10)フィトステロール 20.0質量部
モノオレイン酸グリセリル 0.1
アスコルビン酸 0.1
チロシン 0.1
精製水 全体を100とする量
・作成法
B)相を60℃で加温撹拌して均一な粘性のある分散系とした。これを室温まで冷却し、撹拌をしながらA)相を加えて均一な溶液とした。
2)本発明ジェル状外用剤
・処方
染料を含む界面活性剤組成物 99.0質量%
カルボキシビニルポリマー水酸化ナトリウム中和物 1%水溶液 1.0
・作成法
染料を含む界面活性剤組成物に、室温で高分子水溶液を加えて均一に混合し、本発明ジェル状外用剤を作成した。
・特徴
このジェル状外用剤を60代の白髪混じりの男性が整髪剤として1週間付け続けたところ、白髪が目立たなくなった。
実施例5 染料を含む界面活性剤組成物の市販酸化染毛料への配合
染料を含む界面活性剤組成物を市販酸化染毛料へ配合した。市販酸化染毛料1剤として、リアル化学株式会社 ルーウィー<8CN>を用いた。2剤として、リアル化学株式会社 メイリー×Lu2.8を用いた。
1)染料を含む界面活性剤組成物
・処方
5,6−ジヒドロキシインドール 3.5質量%
亜硫酸ナトリウム 1.0
トリイソステアリン酸POE(20)グリセリル 60.0
精製水 全体を100とする量
・作成法
トリイソステアリン酸POE(20)グリセリルを室温で水に分散して均一な水散液とした後、良く攪拌しながら室温でこれに亜硫酸ナトリウム、5,6−ジヒドロキシインドールを加えて、染料を含む界面活性剤組成物を調製した。
2)本発明酸化染毛料への配合
市販酸化染毛料1剤に、染料を含む界面活性剤組成物を5%の濃度になるように、使用直前に室温で添加した。これに、市販染毛料2剤を1:1の重量比で混合し、常法にて数人の女性モニターに染毛試験を行った。この結果、下記するような特徴が得られた。
・髪本来の色味に近い、従来に無い好ましい色調に染毛できた。
・通常の酸化染毛料に比較して色落ちが殆ど無かった。
実施例6 染料を含む界面活性剤組成物の市販ジアミンフリー酸化染毛料への配合
染料を含む界面活性剤組成物を市販ジアミンフリー酸化染毛料へ配合した。市販ジアミンフリー酸化染毛料1剤として、アペティート化粧品株式会社 ノンジアミン ヘルバ CB−7を用いた。2剤として、リアル化学株式会社 メイリー×Lu2.8を用いた。
1)染料を含む界面活性剤組成物
・処方
5,6−ジヒドロキシインドール 3.0質量%
オクチルグリセリルエーテル 3.0
アスコルビン酸 1.0
ジベヘン酸POE(10)グリセリル 70.0
精製水 全体を100とする量
・作成法
ジベヘン酸POE(10)グリセリルを室温で水に分散して均一な水散液とした後、良く攪拌しながら室温でこれにアスコルビン酸、5,6−ジヒドロキシインドール、オクチルグリセリルエーテルを加えて染料を含む界面活性剤組成物を調製した。
2)本発明ジアミンフリー酸化染毛料への配合
市販ジアミンフリー酸化染毛料1剤に、染料を含む界面活性剤組成物を15%の濃度になるように、室温で添加した。これに、染毛料2剤を1:1の重量比で混合し、常法にてジアミン系染料にアレルギーを持つ50代女性の白髪染めに利用したところ、以下の効果が得られた。
・従来のジアミンフリー染毛料と比べて、髪本来の色味に近い好ましい色調に染毛できた。
・アレルギーを起こす事無く染毛ができた。
実施例7 染料を含む界面活性剤組成物のムース状の空気酸化型染毛料への配合
染料を含む界面活性剤組成物を配合したムース状空気酸化型染毛料を以下の様に作成した。
1)染料を含む界面活性剤組成物
・処方
5,6−ジヒドロキシインドール 2.00質量%
システイン 0.05
POE(10)硬化ひまし油 30.00
モノエタノールアミン pH9.0とする量
精製水 全体を100とする量
・作成法
POE(10)硬化ひまし油の均一な水分散液に、室温で良く攪拌しながらシステイン、5,6−ジヒドロキシインドール、モノエタノールアミンを加え、染料を含む界面活性剤組成物を調製した。
2)本発明空気酸化型染毛料原液
・処方
染料を含む界面活性剤組成物 10質量%
ベンジルオキシエタノール 10
エタノール 10
イソステアリルペンタエリスリルグリセリルエーテル 3
防腐剤 適量
精製水 全体を100とする量
・作成法
室温にて、攪拌しながら夫々の成分を加えて均一な空気酸化型染毛料原液を調製した。
3)本発明空気酸化型染毛料
空気酸化型染毛料原液93.0%に対し、噴射剤としてLPG7.0%をエアゾール缶に封入して調製した。本空気酸化型染毛料を、1日1回、毛髪に塗布して5分間放置して水洗するという使用法で、白髪まじりの50代男性が10日間連用使用したところ、以下の効果が得られた。
・従来の空気酸化型染毛料では達成できなかった暗い色調への堅牢な染毛が達成された。
・泡状の剤を用いているため使用簡便性に優れていた。
・毛髪の硬度が増し、ハリやコシといった好ましい質感が付与された。
実施例8 染料を含む界面活性剤組成物の市販酸性染毛料への配合
染料を含む界面活性剤組成物を市販酸性染毛料へ配合した。市販酸性染毛料としては、リアル化学株式会社 リアル ロハスカラー L−NBを用いた。
1)染料を含む界面活性剤組成物
・処方
5,6−ジヒドロキシインドール 5.0質量%
アスコルビン酸 1.5
ベンジルアルコール 30.0
POE(20)硬化ひまし油 40.0
精製水 全体を100とする量
・作成法
POE(20)硬化ひまし油を60℃の水に分散して均一な水散液とした後、室温に冷却して良く攪拌しながらこれにアスコルビン酸、5,6−ジヒドロキシインドール、ベンジルアルコールを加えて染料を含む界面活性剤組成物を調製した。
2)本発明酸性染毛料
市販酸性染毛料に、染料を含む界面活性剤組成物を10%の濃度になるように、室温で添加し、本発明外用剤を調製した。本外用剤を通常の酸性染毛料の使用法で70代女性が白髪染めに利用したところ以下の効果が得られた。
・通常の酸性染毛料と比較して、日光による色落ちがほとんど無かった。
・通常の酸性染毛料と比較して、染毛後の色味の変化がほとんど無かった。
・従来の酸性染毛料では達成できなかった暗い色調への堅牢な染毛が達成された。
実施例9 天然染料使用のヘアマニキュア
天然染料を使用したヘアマニキュアを作成しその効果を調べた。
1)染料を含む界面活性剤組成物
・処方
5,6−ジヒドロキシインドール 1.0質量%
ヘンナ 0.2
アスコルビン酸 0.2
POE(2)POP(2)ベンジルアルコール 4.0
トリイソステアリン酸POE(15)グリセリル 30.0
精製水 全体を100とする量
・作成法
トリイソステアリン酸POE(15)グリセリルを室温で水に分散して均一な水散液とした後、良く攪拌しながら室温でこれに5,6−ジヒドロキシインドール、ヘンナ、アスコルビン酸、POE(2)POP(2)ベンジルアルコールを加えて染料を含む界面活性剤組成物を調製した。
2)本発明天然染料使用ヘアマニキュア
・処方
A)セタノール 5.0質量部
ステアラミドエチルジエチルアミン 1.0
B)ソルビトール 5.0質量部
乳酸 0.3
防腐剤 適量
精製水で 全体を95とする量
C)染料を含む界面活性剤組成物 5.0質量部
・作成法
A)相を80℃に加温し、均一に溶解した後攪拌をしながら、同温度に加温したB)相を加えて乳化する。攪拌を続けながら冷却して、40℃でC)相を添加し、本発明のヘアマニキュアを調製した。
・特徴
本ヘアマニキュアを50代白髪混じり女性に毎日塗布し続けたところ、1週間後に従来にない、髪本来の色味に近い色調に染毛できた。また、本品は室温で放置しても一年以上、性状の変化は認められなかった。
実施例10 染料を含む界面活性剤組成物のシャンプーへの配合
染料を含む界面活性剤組成物を配合したシャンプーを作成した。
1)染料を含む界面活性剤組成物
・処方
5,6−ジヒドロキシインドール 0.5質量%
リコピン 0.5
ローズマリーエキス 1.0
POE(2)ベンジルアルコール 3.0
POE(15)フィトステロール 45.0
精製水 全体を100とする量
・作成法
POE(15)フィトステロールを水に分散して均一な水散液とした後、室温で良く攪拌しながら、これにローズマリーエキス、5,6−ジヒドロキシインドール、リコピン、POE(2)ベンジルアルコールを加えて、染料を含む界面活性剤組成物を調製した。
2)本発明シャンプー
・処方
A)ココイルメチルタウリンナトリウム(30%水溶液) 20.0質量部
ラウレス硫酸ナトリウム(27%水溶液) 20.0
ラウリルベタイン(35%水溶液) 30.0
コカミドDEA 4.0
プロピレングリコール 2.0
クエン酸 0.1
防腐剤 適量
精製水 全体を95.0とする量
B)染料を含む界面活性剤組成物 5.0質量部
・作成法
常法によりA)相を混合してシャンプー原体を調製し、ここに室温にてB)相を添加し、本発明のシャンプーを調製した。
・結果
本シャンプーを、通常のシャンプーの使用法で白髪まじりの60代男性が7日間使用したところ、以下の効果が得られた。
・使い続けることで徐々に毛髪が染色され、白髪が目立たなくなった。
・毛髪の硬度が増し、ハリやコシといった好ましい質感が付与された。
実施例11 染料を含む界面活性剤組成物のコンディショナーへの配合
染料を含む界面活性剤組成物を配合したコンディショナーを作成した。
1)染料を含む界面活性剤組成物
・処方
5,6−ジヒドロキシインドリン 0.1質量%
システイン 1.0
POE(10)フィトステロール 30.0
ステアラミドプロピルジメチルアミン 1.0
精製水 全体を100とする量
・作成法
POE(10)フィトステロール水分散液に、室温で良く攪拌しながら5,6−ジヒドロキシインドリン、システイン、ステアラミドプロピルジメチルアミンを加えて染料を含む界面活性剤組成物を調製した。
2)本発明コンディショナー
・処方
染料を含む界面活性剤組成物 5.0質量%
ステアルトリモニウムクロリド(50%水溶液) 2.0
モノステアリン酸グリセリル 2.0
セタノール 2.5
プロピレングリコール 5.0
防腐剤 適量
精製水 全体を100とする量
・作成法
常法により乳化してコンディショナー原体を調製し、ここに室温にて染料を含む界面活性剤組成物を5.0%添加し、本発明のコンディショナーを調製した。
・結果
本コンディショナーを、通常の使用法で白髪まじりの50代女性が7日間使用したところ、以下の効果が得られた。
・使い続けることで徐々に毛髪が染色され、白髪が目立たなくなった。
・毛髪の硬度が増し、ハリやコシといった好ましい質感が付与された。
実施例12 染料を含む界面活性剤組成物の洗い流さないトリートメントへの配合
染料を含む界面活性剤組成物を配合した洗い流さないトリートメントを作成した。
1)染料を含む界面活性剤組成物
・処方
5,6−ジアセトキシインドール 0.5質量%
茶エキス 1.0
トリロジン酸POE(10)グリセリル 15.0
精製水 全体を100とする量
・作成法
トリロジン酸POE(10)グリセリルを水に分散して均一な水散液とした後、室温で良く攪拌しながら、これに5,6−ジアセトキシインドール、茶エキスを加えて染料を含む界面活性剤組成物を調製した。
2)本発明洗い流さないトリートメント
・処方
染料を含む界面活性剤組成物 10.0質量%
流動パラフィン 40.0
POE(7)セチルエーテル 3.0
POE(8)オレイルエーテル 3.0
ステアリン酸PEG(2) 1.0
モノステアリン酸グリセリル 4.0
防腐剤 適量
精製水 全体を100とする量
・作成法
常法により洗い流さないトリートメント原体を調製し、室温にて染料を含む界面活性剤組成物を10%添加し、本発明の洗い流さないトリートメントを調製した。
・結果
本洗い流さないトリートメントを、通常の使用法で、白髪まじりの40代女性が10日間使用したところ以下の効果が得られた。
・使い続けることで徐々に毛髪が染色され、白髪が目立たなくなった。
・毛髪の硬度が増し、ハリやコシといった好ましい質感が付与された。
・色落ちがほとんどなかった。
実施例13 染料を含む界面活性剤組成物のヘアーオイルへの配合
染料を含む界面活性剤組成物を配合したヘアーオイルを作成した。
1)染料を含む界面活性剤組成物
・処方
5,6−ジヒドロキシインドール 1.0質量%
トリイソステアリン酸POE(20)グリセリル 20.0
精製水 3.0
アスコルビン酸 0.1
流動パラフィン 全体を100とする量
・作成法
5,6−ジヒドロキシインドールをトリイソステアリン酸POE(20)グリセリルに室温で溶解し、これにアスコルビン酸を溶解した精製水を、室温で加えた。このものを流動パラフィンに室温で加え、よく撹拌して、染料を含む界面活性剤組成物を調製した。
2)本発明ヘアーオイル
・処方
染料を含む界面活性剤組成物 5.0質量%
流動パラフィン 全体を100とする量
・作成法
室温で流動パラフィンに、染料を含む界面活性剤組成物を加えて均一に混合しヘアーオイルを作成した。
・結果
白髪のある60代女性が、毎晩就寝前に本ヘアーオイルを頭髪全体に塗布して、20日間普段どおりの生活をしたところ以下の効果が得られた。
・徐々に白髪が目立たなくなった。
・毛髪の硬度が増し、ハリやコシといった好ましい質感が付与された。
実施例14 染料を含む界面活性剤組成物のスタイリング剤への配合
染料を含む界面活性剤組成物を配合したスタイリング剤を作成した。
1)染料を含む界面活性剤組成物
・処方
5,6−ジヒドロキシインドール 1質量%
チオグリコール酸 1
POE(10)硬化ひまし油 80
精製水 全体を100とする量
・作成法
POE(10)硬化ひまし油水分散液に、室温で良く攪拌しながら5,6−ジヒドロキシインドール、チオグリコール酸を加えて染料を含む界面活性剤組成物を調製した。
2)本発明スタイリング剤
・処方
A)POE(60)硬化ひまし油 3質量部
モノステアリン酸グリセリル 4
セタノール 3
合成ワックス 7
パルミチン酸セチル 4
ワセリン 8
イソステアリン酸イソステアリル 4
ジメチコン 6
PEG−32 4
PEG−120 4
グリセリン 20
防腐剤 適量
精製水 全体を90とする量
B)染料を含む界面活性剤組成物 10質量部
・作成法
常法によりスタイリング剤原体A)を調製し、35℃にて染料を含む界面活性剤組成物B)を添加し、本発明のスタイリング剤を調製した。
・結果
本スタイリング剤を、通常の使用法で金髪の20代男性が10日間使用したところ、以下の効果が得られた。
・使い続けることで徐々に毛髪が自然な色合いへと染色された。
・毛髪の硬度が増し、スタイリング効果が増強された。
・毛髪の硬度が増し、ハリやコシといった好ましい質感が付与された。
実施例15 染料を含む界面活性剤組成物のパーマ剤への配合
染料を含む界面活性剤組成物を配合したパーマ剤1剤を作成した。
1)染料を含む界面活性剤組成物
・処方
ルテイン 0.5質量%
システイン 1.0
ベンジルアルコール 5.0
トリオレイン酸POE(20)グリセリル 20.0
精製水 全体を100とする量
・作成法
トリオレイン酸POE(20)グリセリル水分散液に、室温で良く攪拌しながらシステイン、ルテイン、ベンジルアルコールを加えて染料を含む界面活性剤組成物を調製した。
2)本発明パーマ剤1剤
・処方
A)チオグリコール酸アンモニウム(50%水溶液) 10.0質量部
アンモニア水 1.5
POE(20)オレイルエーテル 1.0
プロピレングリコール 5.0
エデト酸四ナトリウム 0.1
精製水 全体を90.0とする量
B)染料を含む界面活性剤組成物 10.0質量部
・作成法
常法によりパーマ剤1剤原体A)を調製し、室温にて染料を含む界面活性剤組成物B)を添加して本発明のパーマ剤を調製した。
3)パーマ剤2剤
・処方
臭素酸ナトリウム 7.0質量%
精製水 全体を100とする量
・作成法
室温で精製水に臭素酸ナトリウム7.0%を溶解させ、パーマ2剤を調製した。
・結果
本発明パーマ剤の1剤をパーマ剤2剤と組み合わせて白髪まじりの60代女性でパーマ施術を行った。通常の使用法で施術を行ったところ以下の効果が得られた。
・パーマ剤による毛髪の脱色が抑制された。
・パーマと同時に、白髪が目立たなくなった。
実施例16 染料を含む界面活性剤組成物のセルフタンニング剤への配合
染料を含む界面活性剤組成物を配合したセルフタンニング剤を作成した。
1)染料を含む界面活性剤組成物
・処方
5,6−ジヒドロキシインドール 1.00質量%
チオグリコール酸 0.05
POE(2)POB(2)ベンジルアルコール 10.00
POE(10)硬化ひまし油 20.00
パルミトイルメチルタウリンナトリウム 0.50
精製水 全体を100とする量
・作成法
POE(10)硬化ひまし油、パルミトイルメチルタウリン水分散液に、室温で良く攪拌しながら5,6−ジヒドロキシインドール、チオグリコール酸、POE(2)POB(2)ベンジルアルコールを加えて染料を含む界面活性剤組成物を調製した。
2)本発明セルフタンニング剤
・処方
A)モノステアリン酸グリセリル 3.00質量部
POE(25)ステアリルエーテル 2.00
POE(25)セチルエーテル 2.00
セトステアリルアルコール 2.50
エチルへキサン酸セテアリール 6.50
カプリル酸/カプリン酸トリグリセリド 6.50
ジメチコン 1.70
プロピレングリコール 3.00
ジヒドロキシアセトン 0.75
防腐剤 適量
精製水 全体を90.00とする量
B)染料を含む界面活性剤組成物 10.00質量部
・作成法
常法によりセルフタンニング剤原体A)を調製し、室温にて染料を含む界面活性剤組成物B)を添加し、本発明のセルフタンニング剤を調製した。
・結果
本セルフタンニング剤を通常のセルフタンニング剤の使用法で20代男性が使用したところ以下の効果が得られた。
・自然の日焼けした肌の色に近い、望ましい色の着色が得られた。
・色持ちが改善された。
・紫外線暴露による皮膚へのダメージを抑制する効果が確認された。
実施例17 染料を含む界面活性剤組成物のサンケア化粧品への配合
実施例4記載の染料を含む界面活性剤組成物を配合した、サンケア化粧品を作成した。
・処方
A)POE(15)セチルエーテル 2.0質量部
バチルアルコール 3.0
セタノール 3.0
ミリスチン酸イソプロピル 3.0
スクワラン 2.0
グリセリン 5.0
テトライソステアリン酸アスコルビル 1.0
トコフェロール 0.1
防腐剤 適量
精製水 全体を95.0とする量
B)実施例4記載の染料を含む界面活性剤組成物 5.0質量部
・作成法
常法によりサンケア化粧品原体A)を調製し、室温にて実施例4記載の染料を含む界面活性剤組成物B)を添加し、本発明のサンケア化粧品を調製した。
・結果
30代1名、40代2名、50代2名の5人の女性モニターが、2011年の8月の1ヶ月間、朝に本外用剤を使用する他は、他のサンケア化粧品を使用せずに従来の生活を送ったところ、日焼けによる肌の炎症、荒れが抑制された。
さらに本サンケア化粧品を、毎日、朝に塗布して夜に水洗するという使用法で、メラニン欠乏症のマウスの背中に20日間使用し続けたところ、以下の効果が得られた。
・塗布部位にメラニン色素が徐々に生成した。
・水洗程度の洗浄行為では、色落ちが確認されなかった。
・日光に暴露しても、皮膚の炎症が起きないようになり、光線に対する耐性が向上した。
実施例18 染料を含む界面活性剤組成物のスティック状白髪隠しへの配合
染料を含む界面活性剤組成物を配合したスティック状白髪隠しを作成した。
1)染料を含む界面活性剤組成物
・処方
トリロジン酸POE(30)グリセリル 60.0質量%
5,6−ジヒドロキシインドール 8.0
アスコルビン酸 2.0
PEG−400 20.0
精製水 全体を100とする量
・作成法
5,6−ジヒドロキシインドールをPEG−400に溶解し、トリロジン酸POE(30)グリセリルの均一な水分散液に室温で加えた。よく撹拌しながら、これにアスコルビン酸を添加して染料を含む界面活性剤組成物組成物を調製した。
2)本発明スティック状白髪隠し
・処方
A)ステアリン酸 8.0質量部
プロピレングリコール 52.0
水酸化ナトリウム 1.5
グリセリン 12.0
精製水 12.0
エタノール 9.5
B)染料を含む界面活性剤組成物 5.0質量部
・作成法
エタノールを除くA)の成分を70℃に加温し、攪拌して均一に溶解した。冷却しながら攪拌を続けて60℃でエタノールを加えた。その後40℃にて染料を含む界面活性剤組成物B)を均一に溶解させた。続いて溶液を容器に流し入れて固めた。
・結果
部分的に白髪のある50代女性が毎朝本スティック状外用剤を、白髪の目立つ部分に塗布したところ、以下の効果が得られた。
・使用することで、徐々に白髪が目立たなくなった。
実施例19 染料を含む界面活性剤組成物の銀イオンを含むカラートリートメントへの配合
染料を含む界面活性剤組成物を配合した銀イオン含むカラートリートメントを作成した。
1)染料を含む界面活性剤組成物
・処方
5,6−ジヒドロキシインドール 5.0質量%
トリヒドロキシステアリン酸POE(20)グリセリル 20.0
POE(10)フィトステロール 10.0
精製水 4.8
アスコルビン酸 0.2
流動パラフィン 全体を100とする量
・作成法
室温で流動パラフィンにPOE(10)フィトステロール、トリヒドロキシステアリン酸POE(20)グリセリルを溶解し、これにアスコルビン酸、5,6−ジヒドロキシインドール、精製水を加えてよく撹拌し、染料を含む界面活性剤組成物を調製した。
2)本発明カラートリートメント
・処方
A)セタノール 5.0質量部
モノステアリン酸グリセリル 0.5
ステアルトリモニウムクロリド 0.1
ステアラミドプロピルジメチルアミン 0.4
ミリスチン酸イソプロピル 3.0
B)モノステアリン酸スクロース 1.0質量部
乳酸 0.1
乳酸銀 1.3
エデト酸二ナトリウム 0.7
グルコース 1.0
エタノール 3.0
精製水 全体を85.0とする量
C)ステアロキシヒドロキシプロピルメチルセルロース(2%水溶液)5.0質量部
D)染料を含む界面活性剤組成物 10.0質量部
・作成法
A)相を70℃に加温し、攪拌しながら同温度に加温したB)相を加えて乳化した。冷却しながら攪拌を続けて40℃でC)相を加え、室温でD)相を加えて均一なエマルションとした。
・結果
白髪のある60代男性が毎日外出前に本カラートリートメントを頭髪全体に塗布して7日間従来の生活を送ったところ、以下の効果が得られた。
・使用することで、徐々に白髪が目立たなくなった。
実施例20 金属イオン含有剤との連続使用
本発明の外用剤の染色力を促進する目的で、金属イオンを含む剤との連続使用を行った。外用剤に用いる染料としては5,6−ジヒドロキシインドール、金属イオンとしては銅イオンを選択した。5,6−ジヒドロキシインドールを含む剤は実施例4記載の外用剤を用い、銅イオン含有剤は以下の処方に基づいて、常法により乳化して調製した。
・銅イオン含有剤処方
グルコン酸銅 2.0質量%
セトステアリルアルコール 3.5
1,3−ブチレングリコール 1.0
POE(30)セチルエーテル 1.0
スクワラン 1.0
イソペンチルジオール 5.0
防腐剤 適量
精製水 全体を100とする量
・使用法と結果
白髪まじりの40代男性に、実施例4記載の本発明外用剤を塗布し、室温にて10分間放置した。続いて上記銅イオン含有剤を重ねて塗布し、室温にて10分間放置後、水洗した。その結果、以下の効果が得られた。
・自然な黒髪の色への濃い染毛が達成された。
・日光による色落ちがほとんど無かった。
・酸化染料によるアレルギーを起こすことなく染毛が達成された。
また、白髪まじりの50代男性に、上記銅イオン含有剤を塗布し、室温にて10分間放置した。続いて実施例4記載の本発明外用剤を重ねて塗布し、室温にて10分間放置後、水洗した。その結果、以下の効果が得られた。
・自然な黒髪の色への濃い染毛が達成された。
・日光による色落ちがほとんど無かった。
・酸化染料によるアレルギーを起こすことなく染毛が達成された。
・染毛後の色味の変化がほとんど無かった。
実施例21 アルカリ性剤との連続使用
本発明の外用剤の染色力を促進する目的で、アルカリ性の剤との連続使用を行った。5,6−ジヒドロキシインドールを含む剤は実施例4記載の外用剤を用い、アルカリ性の剤は以下の処方に基づいて常法により乳化して調製した。
・アルカリ性剤処方
モノステアリン酸グリセリル 1.0質量%
ステアリン酸 1.0
セトステアリルアルコール 5.0
流動パラフィン 3.0
ステアロイルメチルタウリンナトリウム 0.2
水添レシチン 0.1
グリセリン 5.0
水酸化ナトリウム(50%水溶液) pH10.0とする量
防腐剤 適量
精製水 全体を100とする量
・使用法と結果
白髪まじりの60代女性に、実施例4記載の本発明外用剤を塗布し、室温にて10分間放置した。続いて上記アルカリ性剤を重ねて塗布し、室温にて10分間放置後、水洗した。その結果、以下の効果が得られた。
・自然な黒髪の色への濃い染毛が達成された。
・日光による色落ちがほとんど無かった。
・酸化染料によるアレルギーを起こすことなく染毛が達成された。
・染毛後の色味の変化がほとんど無かった。
また、白髪まじりの60代男性に、上記アルカリ性剤を塗布し、室温にて10分間放置した。続いて実施例4記載の本発明外用剤を重ねて塗布し、室温にて10分間放置後、水洗した。その結果、以下の効果が得られた。
・自然な黒髪の色への濃い染毛が達成された。
・日光による色落ちがほとんど無かった。
・酸化染料によるアレルギーを起こすことなく染毛が達成された。
・染毛後の色味の変化がほとんど無かった。
実施例22 各種染色料の前または後処理剤
各種染色料の前または後に使用する事を目的とする本発明外用剤を調製し、市販染色料と組み合わせた際の効果を調べた。
染色料としては、市販酸化染毛料、市販ジアミンフリー酸化染毛料、市販酸性染毛料、市販毛髪脱色剤、市販セルフタンニング剤を用いた。
前処理剤としては、毛髪または皮膚へ塗布して5分間放置し、その後各種染色料を用いて常法により施術を行った。
後処理剤としては、市販染色料を用いた施術後に、毛髪または皮膚へ塗布して5分間放置し、その後水洗を行った。
各施術について、処理剤を用いない場合との比較を行った。
処方および各施術により得られる効果を以下に示す。
1)染料を含む界面活性剤組成物を含有した処理剤
・処方
A)ステアルトリモニウムクロリド 2質量部
セタノール 5
モノステアリン酸グリセリル 1
椿油 2
イソステアリン酸イソステアリル 1
B)防腐剤 適量
精製水 全体を95とする量
C)実施例4記載の染料を含む界面活性剤組成物 5質量部
・作成法
A)相を75℃に加温し、均一に溶解した後攪拌をしながら、同温度に加温したB)相を加えて乳化する。冷却しながら攪拌を続け、室温でC)相を添加し、本発明処理剤を調製した。
2)市販酸化染毛料への利用
市販酸化染毛料1剤として、リアル化学株式会社 ルーウィー<8CN>を用いた。2剤として、リアル化学株式会社 メイリー×Lu2.8を用いた。
40代男性の染毛時に、本発明処理剤を前処理剤として使用することにより、以下の効果が得られた。
・日光による色落ちがほとんど無かった。
・皮膚刺激が緩和された。
・酸化染料によるアレルギーの発症が緩和された。
また、50代男性の染毛時に、本発明処理剤を後処理剤として使用することにより、以下の効果が得られた。
・日光による色落ちがほとんど無かった。
・染毛後の色味の変化がほとんど無かった。
3)市販ジアミンフリー酸化染毛料への利用
市販ジアミンフリー酸化染毛料1剤としては、アペティート化粧品株式会社 ノンジアミン ヘルバ CB−7を用いた。2剤としては、リアル化学株式会社 メイリー×Lu2.8を用いた。
30代女性の染毛時に、本発明処理剤を前処理剤として使用することにより、以下の効果が得られた。
・日光による色落ちがほとんど無かった。
・皮膚刺激が緩和された。
・アレルギーを発症することなく染毛が達成された。
また、60代女性の染毛時に、本発明処理剤を後処理剤として使用することにより、以下の効果が得られた。
・日光による色落ちがほとんど無かった。
・染毛後の色味の変化がほとんど無かった。
4)市販酸性染毛料への利用
市販酸性染毛料としては、リアル化学株式会社 リアル ロハスカラー L−NBを用いた。
60代女性の染毛時に、本発明処理剤を前処理剤として使用することにより、以下の効果が得られた。
・日光による色落ちがほとんど無かった。
・皮膚刺激が緩和された。
また、70代女性の染毛時に、本発明処理剤を後処理剤として使用することにより、以下の効果が得られた。
・日光による色落ちがほとんど無かった。
・染毛後の色味の変化がほとんど無かった。
5)市販毛髪脱色剤への利用
市販毛髪脱色剤としては、リアル化学株式会社 リアル クリームブリーチ、リアル化学株式会社 リアルカラー オキシダイザー6の1:3(=クリームブリーチ/オキシダイザー6 重量比)混合物を使用した。
10代女性の毛髪脱色時に、本発明処理剤を前処理剤として使用することにより、以下の効果が得られた。
・脱色後の色味の変化がほとんど無かった。
・皮膚刺激が緩和された。
また、20代男性の毛髪脱色時に、本発明処理剤を後処理剤として使用することにより、以下の効果が得られた。
・脱色後の色味の変化がほとんど無かった。
6)市販セルフタンニング剤併用条件と特徴
市販セルフタンニング剤としては、株式会社石澤研究所 セルフタンニングローション100を用いた。
20代女性のセルフタンニング剤使用時に、本発明処理剤を前処理剤として使用することにより、以下の効果が得られた。
・日光による色落ちがほとんど無かった。
・皮膚刺激が緩和された。
また、10代男性のセルフタンニング剤使用時に、本発明処理剤を後処理剤として使用することにより、以下の効果が得られた。
・日光による色落ちがほとんど無かった。
・染色後の色味の変化がほとんど無かった。
本発明によって、メラニン前駆体及び/又は天然染料により安全に毛髪、肌を染色する、あらゆる外用剤が作成出来得る。

Claims (5)

  1. メラニン前駆体及び/または天然染料からなる群から選択される1種又は2種以上の染料(A)、水溶性抗酸化剤(B)、IOBが0.6以上1.3以下であるポリオキシエチレン付加型非イオン性界面活性剤(C)とからなり、(A)が(B)の存在下で(C)の水溶液に分散、又は溶解されていることを特徴とする安定化された染料を含む界面活性剤組成物。
  2. 請求項1記載の、染料を含む界面活性剤組成物を含む、肌、毛髪の着色を目的とした外用剤。
  3. 前記染料(A)が5,6−ジヒドロキシインドールであることを特徴とする請求項2記載の外用剤。
  4. 前記界面活性剤(C)が、炭素数16以上の親油基を有することを特徴とする請求項2または請求項3記載の外用剤。
  5. 前記界面活性剤(C)の、染料を含む界面活性剤組成物中の濃度が、10%以上であることを特徴とする請求項2〜4いずれか記載の外用剤。
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