JP2013247909A - 培養皿及び培養キット - Google Patents

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Abstract

【課題】汎用品に適合するように設計された設備機器に対応可能で、しかも操作性のよい培養皿を提供する。
【解決手段】培養皿10は、皿本体20と支持部材60とを備えている。皿本体20は、内底面32が培養面となる有底円筒形状の絞り部30と、円筒形状で大径の開口部40と、絞り部30と開口部40とを連結する連結部50とを備えている。開口部40の外径は、汎用の培養皿の外径と同じである。また、支持部材60は、環状に形成されており、外径は汎用の培養皿の外径と同じである。また、この培養皿10の高さは、汎用の培養皿の高さと同じである。
【選択図】図1

Description

本発明は、培養皿及び培養キットに関する。
細胞や組織の培養に用いる培養容器としては、例えばφ35mm、φ60mm、φ100mm、φ150mmなどの有底円筒形状の培養皿が汎用品として市販されている。
角膜や皮膚、口腔粘膜などのシート状の培養細胞(細胞シート)では、培養細胞が培養面(培養皿の内底面)一杯になるコンフルエント状態まで培養したものが最終製品として移植に用いられる。培養面の面積が大きいほど、コンフルエント状態まで培養するのに時間がかかったり、多くの播種細胞が必要であったり、と効率が悪いため、培養面の面積は必要な細胞シートのサイズに比して大きすぎないことが望まれる。例えば、角膜ではφ25mm程度の細胞シートが得られれば十分であるため、培養面の面積はφ25mm程度であることが望ましい。
一方、ただ単に培養皿全体の大きさを培養面の面積に合わせて小さくしてしまうと、操作性が悪くなり落下させてしまったり、汎用品に適合するように設計された一般的な設備機器などに対応できないという不都合が生じる。こうしたことから、汎用サイズの培養皿の中に、培養面の面積に合わせた底面積を持つ円筒を配置し、その円筒内で少量の細胞を培養できるようにしたものが開発されている(特許文献1参照)。
意匠登録第1382462号公報
しかしながら、特許文献1の培養皿では、汎用品に適合するように設計された設備機器に対応できるものの、操作性に問題があった。具体的には、円筒の開口部が小さすぎて細胞シートを取り出しにくいとか、円筒内に培養液を供給しにくいという問題があった。
本発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、汎用品に適合するように設計された設備機器に対応可能で、しかも操作性のよい培養皿を提供することを目的とする。
本発明の培養皿及び培養キットは、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
すなわち、本発明の培養皿は、
内底面が培養面となる有底円筒形状で小径の絞り部と円筒形状で大径の開口部とを連結部を介して連結した皿本体と、
前記絞り部の底面の外側に設けられた支持部材と、
を備え、
前記開口部の外径及び前記支持部材の外径は、汎用の培養皿の外径と同じである。
この培養皿では、開口部の外径及び支持部材の外径が汎用の培養皿の外径と同じであるため、汎用品に適合するように設計された設備機器に対応可能である。また、小径の絞り部の内底面で培養を行うため、汎用品で培養を行う場合より小さな細胞シートが得られる。また、絞り部には大径の開口部が連結されているため、細胞シートが比較的取り出しやすいし培養液の供給を行いやすい。
本発明の培養皿において、前記支持部材は、外径が前記汎用の培養皿の外径と一致するように形成された環状の支持部材であり、前記絞り部との間に隙間が形成されているものとしてもよい。こうすれば、得られた細胞シートを培養皿ごとに輸送液に浸漬した状態で輸送を行い、輸送液から培養皿を取り出して細胞シートを操作する際などに、支持部材に輸送液が残りにくいため、輸送液の滴りなどを心配することなく操作を行うことができる。
本発明の培養皿において、前記培養皿の高さは、汎用の培養皿の高さと同じであるものとしてもよい。こうすれば、汎用の培養皿に適合するように設計された一般的な設備機器などに、より対応しやすい。
本発明の培養キットは、上述した本発明の培養皿と、該培養皿の内底面に、前記内底面の一部が露出するように載置されるキャリアと、を備え、前記培養皿の内底面は、所定の臨界温度を境にして細胞接着性と細胞剥離性とが切り替わる温度応答性ポリマーで被覆され、前記キャリアは、温度に依存しない細胞接着性を有するものである。この培養キットでは、接着依存性細胞を培養する際には、内底面を細胞接着性となる温度に維持することにより、細胞接着性を有するキャリア上だけでなく露出した内底面上でも接着依存性細胞が接着して増殖し細胞シートとなる。一方、コンフルエント状態になった時点で内底面を細胞剥離性となる温度に維持することにより、内底面から細胞シートが剥離し、キャリアのみに接着した細胞シートが得られる。細胞シートは非常に薄いため取り出しが困難であるが、この培養キットでは、キャリアを把持して培養皿から取り出せば細胞シートを同時に取り出すことができる。このように、接着依存性細胞の培養及び取り出しを容易に行うことができる。
本発明の培養キットにおいて、前記キャリアは、前記培養皿の絞り部の内径よりわずかに小径の外径を有する環状部と、該環状部の外側に設けられ、前記培養皿に前記環状部を載置したときに前記培養皿の絞り部の側壁に沿って立ち上がり該側壁の上方に一部がはみ出すようになっている耳部と、を備えたものとしてもよい。こうすれば、細胞シートの外周全体がキャリアに接着した状態で細胞シートを取り出すことができるため、細胞シートの収縮や変形などを抑制できる。また、キャリアの耳部が絞り部の側壁の上方にはみ出しているため、キャリアを把持しやすく、細胞シートをより取り出しやすい。
培養皿10の斜視図である。 培養皿10を上から見た図である。 培養皿10を下から見た図である。 図2の各切断面における端面を示す図である。 培養キット15の斜視図である。 キャリア90の説明図である。 培養キット15を用いた細胞シートの作製方法の説明図である。 包装容器100の説明図である。 包装体200の説明図である。 培養皿10から細胞シートを取り出す方法を示す説明図である。
1.培養皿
次に、本発明の好適な一実施形態について、図面を用いて説明する。図1は培養皿10の斜視図、図2は培養皿10を上から見た図、図3は培養皿10を下から見た図、図4は図2の各切断面における端面を示す図である。図4(A)はA−A切断面、図4(B)はB−B切断面、図4(C)はC−C切断面に対応する。
培養皿10は、図1〜4に示すように、皿本体20と、支持部材60と、架橋部70とを備えている。この培養皿10は、ポリスチレン樹脂製であり、全体が透明である。このため、図1〜3では、透明の奥の線も記載すべきであるが、便宜上、透明の奥の線は省略した。
皿本体20は、絞り部30と、開口部40と、連結部50とを備えている。この皿本体20は、汎用の培養皿と高さが同じ(ここでは12mm)である。絞り部30は、内底面32が培養面となる有底円筒形状に形成され、底に脚36が設けられている。内底面32の直径は、ここではφ25mmとなっている。この内底面32には、温度応答性ポリマーが敷設されている。温度応答性ポリマーは、所定の臨界温度(ここでは32℃)を境にそれより低温では細胞剥離性を示し、それより高温では細胞接着性を示すようになっている。このため、接着依存性細胞を培養する際には、内底面32の温度を例えば37℃程度に維持して内底面32を細胞接着性とすることにより、内底面32に細胞が接着して増殖していく。一方、コンフルエント状態になった時点で内底面32の温度を例えば20℃程度に下げて細胞剥離性とすることにより、内底面32から細胞が剥離する。なお、温度応答性ポリマーについては、例えば特開2003−38170などに詳しく説明されているため、ここでは詳細な説明を省略する。脚36は、汎用の培養皿の底に設けられている脚と同様、皿本体20の底が作業台などに直接接触することによって生じる傷などを防止するためのものである。この脚36は、内底面32と外径が同一で90°毎に隙間を有する環状に形成されている。開口部40は、絞り部30よりも大径の円筒形状に形成され、外径が汎用の培養皿の外径と同じ(ここではφ35mm)である。連結部50は、絞り部30の上端と開口部40の下端とを連結している。この連結部50は、絞り部30の側壁の上端からほぼ水平に外側に向けて広がり、徐々に外側上方に伸びる断面視円弧状の形状を有している。なお、本発明において、汎用の培養皿とは、φ35mm、φ60mm、φ100mm、φ150mmなどの、汎用品として市販されているものをいう。また、本発明において、汎用の培養皿と外径や高さが同じであるとは、その汎用の培養皿に適合するように設計された一般的な設備機器などに対応できる程度に同じであればよい。
支持部材60は、環状に形成されている。この支持部材60は、外径が汎用の培養皿の外径と同じ(ここではφ35mm)である。また、支持部材60の下端は、皿本体20の脚36の下端と高さ方向の位置が一致するようになっている。支持部材60には、突起62が設けられている。
架橋部70は、皿本体20と支持部材60との間に90°毎に4ヶ所設けられており、皿本体20と支持部材60とを架橋している。これにより、皿本体20と支持部材60と架橋部70とで囲まれた隙間80が形成されている。架橋部70には、皿本体20の絞り部30と支持部材60とを架橋する第1架橋部72と、絞り部30だけでなく連結部50とも架橋する第2架橋部74とがあり、これらが交互に配置されている。架橋部70の底は、皿本体20の底(脚36を除く)と高さ方向の位置が同じである。
2.培養キット
以下では、上述した培養皿10を含む培養キットの一例について、図面を用いて説明する。図5は、培養キット15の斜視図であり、図6はキャリア90の説明図である。
培養キット15は、図5,6に示すように、培養皿10とキャリア90とを備えている。培養皿10については、上記「1.培養皿」で説明したため、説明を省略する。キャリア90は、厚さが0.1mm以下(より好ましくは0.05mm以下)のポリエチレンテレフタレート樹脂(PET)製のシートであり、細胞接着面となる表面が親水処理されている。親水処理により、温度に依存しない細胞接着性を有するものとなっている。ここで、「温度に依存しない細胞接着性を有する」とは、少なくとも、培養皿10の内底面32に敷設された温度応答性ポリマーの臨界温度付近(プラスマイナス10℃以内)に、細胞接着性と細胞剥離性とが明確に切り替わる温度を有さないことをいう。このキャリア90は、培養皿10の絞り部30の内径よりわずかに小径の外径を有する環状部92と、環状部92の外側に90°毎に設けられた4つの耳部94とを備えている。環状部92を培養皿10の内底面32に載置すると、環状部92の内側に内底面32の一部が露出する。耳部94は、図6のように破線部で折り曲げて用いる。この耳部94は、培養皿10に環状部92を載置したときに、培養皿10の絞り部30の側壁に沿って立ち上がり側壁の上方に一部がはみ出すようになっている。
3.細胞シートの作製
以下では、培養皿10を含む培養キット15を用いて細胞シートを作製する操作の一例について、図面を用いて説明する。図7は、培養キット15を用いた細胞シートの作製方法の説明図である。
約1mm2の角膜輪部組織を採取した後、トリプシン処理により組織から細胞を分散し、細胞懸濁液を調製する。
培養皿10の内底面32にキャリア90を敷設する(図7(A))。そして、キャリア90を敷設した内底面32にフィーダ細胞を敷設し、細胞懸濁液を播種する(図7(B))。フィーダ細胞としては、マイトマイシンCやX線照射などでの不活化処理により増殖能を抑制したマウス線維芽細胞を使用する。細胞播種後、10v/v%FBS(ウシ胎児血清)含有DMEM/F12混合培地を培養用培地として供給し、フィーダ細胞の存在下で角膜細胞を培養する。角膜細胞を継続的に培養することにより、7日程度でコンフルエント状態に達し、培養角膜細胞の細胞シートが形成される(図7(C))。コンフルエント状態に達する頃には、フィーダ細胞のほとんどは培養系から排除される。培養は、培養皿10の内底面32が細胞接着性を示す37℃程度の温度条件下で行う。このため、培養キット15を用いた培養では、培養皿10の内底面32が露出した部分では内底面32に細胞が接着して増殖し、キャリア90が敷設された部分ではキャリア90の上面に細胞が接着して増殖する。このとき、内底面32に接着した細胞とキャリア90に接着した細胞とがキャリア90の厚みを超えて結合し、一体となった細胞シートが形成される。このとき、キャリア90の厚さが0.1mm以下であると、キャリアの厚みを超えて細胞が結合しやすい。なお、図示を省略したが、培養時には、培養皿10に蓋を被せて培養を行う。本実施形態の培養皿10は、開口部40及び支持部材60の外径が汎用の培養皿と同じφ35mmであるため、φ35mmの汎用の培養皿に適合するように設計された蓋(汎用品)をそのまま適用可能である。また、培養は、必要に応じて途中で培地交換や継代操作を行ってもよい。培養には、温度管理や培地交換などを自動で行う自動培養装置を用いてもよい。なお、こうした装置は、汎用の培養皿に適合するように設計されているものが一般的であり、そこから外れる培養皿は使用できないことが多く、専用治具を準備するなどの対策が必要となる。特に、培養皿の移動や培地交換などを培養皿を把持して行うタイプの装置では、汎用の培養皿と外径が一致しないと培養皿を把持することができず、使用できないことが多い。本実施形態の培養皿10は、開口部40及び支持部材60の外径が汎用の培養皿と同じφ35mmであるため、こうした装置にそのまま適用可能である。
4.細胞シートの包装
以下では、上記「3.細胞シートの作製」で作製した細胞シートを、培養皿10ごと包装する操作について説明する。ここでは、図8に示す包装容器100を用いて包装する場合について説明する。
まず、包装容器100について説明する。包装容器100は、細胞シートを培養皿10ごと包装して保存や輸送をするためのものであり、容器本体110と、アダプター170と、蓋体140とを備えている。
容器本体110は、輸送液などの液体を貯留可能な容器であり、側壁に複数の段差をもつコップ状の容器である。具体的には、内底面112から上方に向かって、第1段差部114、第2段差部116、第3段差部118が形成されている。この容器本体110の側壁には、上下方向に伸びる一対の縦溝124,125が形成されている。一対の縦溝124,125は、互いに向かい合うように形成され、内底面112から第1段差部114を経て第2段差部116に至っている。第3段差部118の外周側には、小さな段差を隔てた水平面120が形成されている。
アダプター170は、培養皿10を容器本体110の内底面112から離間した状態で保持するためのものである。アダプター170は、円筒172と円筒172の上端に設けられたフランジ174とを備えている。円筒172は、その内側に培養皿10を固定する部位であり、内径が培養皿10の外径よりもわずかに大きくなるように形成されている。また、円筒172は、下端に、内側に折れ込んだ爪186が設けられており、培養皿10が下方向にずれないようになっている。フランジ174は、凹状に湾曲しており、平面視の形状が円を2つの平行な弦で切り取った形状である湾曲部176と、2つの弦から垂直に立ち上がっている1対の縦壁178,179とを備えている。湾曲部176の外周は、容器本体110の第2段差部116の内周と略同じ形状になっている。また、湾曲部176の裏側には、容器本体110の第1段差部114の上面に安定して載置されるよう、水平な底面を有する載置爪188が設けられている。縦壁178,179は、それぞれ、流通用切欠き180,181を備えている。このアダプター170は、円筒172とフランジ174の両方にまたがって内外を貫通するように設けられた流通ホール182や、円筒172の下端に設けられた流通スリット184を備えている。なお、流通スリット184は、培養皿10の支持部材60に設けられた突起62が引っ掛かるようになっており、培養皿10の上方向への移動を規制する。
蓋体140は、容器本体110の開口を塞ぐものである。蓋体140は、底面142と、底面142の外周側に設けられた水平面144とを備えており、底面142と水平面144とが壁面146で連結されている。また、蓋体140は、底面142から隆起したつまみ148を備えている。底面142には、下に凸で線状の補強用凹部150が平行に複数形成されている。この蓋体140の外周は、容器本体110の第3段差部118の外周と略同じ形状になっている。
こうした包装容器100を用いて、以下のように培養皿10ごと細胞シートを包装する。まず、作製した細胞シートを洗浄液で複数回洗浄する。続いて、細胞シートを有したままの培養皿10をアダプター170の円筒172に押し込んで固定し、このアダプター170を容器本体110内にセットする。アダプター170を容器本体110にセットすると、円筒172が容器本体110の内底面112と第1段差部114との間に入り込み、フランジ174の湾曲部176が第2段差部116の内周に入り込み、湾曲部176の底面に設けた載置爪188が第1段差部114に載置される。このとき、1対の縦壁178,179が容器本体110に設けられた1対の縦溝124,125と対向し、アダプター170と容器本体110との間にアダプター170の上側の領域と下側の領域を結ぶ通路ができる。続いて、縦壁178,179と縦溝124,125との間に形成された通路からアダプター170の下側の領域に輸送液を注入し、その水位が容器本体110の第2段差部116の上面の高さになるまで注入する。輸送液は、その水位がアダプター170の流通用切欠き180,181を超えると、流通用切欠き180,181を介してアダプター170の上側の領域にも入り込む。輸送液の注入時などに、培養皿10の下方に空気溜まりができることがあるが、そうした空気は、縦壁178,179と縦溝124,125との間に形成された通路のほか、アダプター170に設けられた流通ホール182や流通スリット184、培養皿10の脚36と脚36との間に設けられた隙間や、皿本体20と支持部材60との間の隙間80などを通して、アダプター170の上方に抜くことができる。輸送液の注入が終了したら、蓋体140で蓋をする。蓋体140で容器本体110に蓋をすると、底面142と壁面146が第3段差部118の内周に入り込み、水平面144が第3段差部118の上面に載置され、水平面144の上面と水平面120の上面とが略面一になる。その後、包装容器100の上方に密閉シート210(図中、網掛けで表示)を載置し、包装容器100の上面に熱融着させることで、図9に示すような包装体200を得る。密閉シート210は、包装容器100からはがすときの持ち手となる耳212を備えている。
5.細胞シートの取り出し
以下では、上記「4.細胞シートの包装」で得られた包装体200から移植用の細胞シートを取り出す操作について説明する。
まず、包装体200の密閉シート210を包装容器100からはがし、蓋体140を容器本体110から取り外し、容器本体110からアダプター170を取り出す。そして、培養皿10をアダプター170に固定したまま、これを傾けることにより、流通用切り欠き180,181から培養皿10内の不要な輸送液を排出する。なお、輸送液の排出については、アダプター170をかたむけなくても、シリンジやスポイトを使用して排出してもよい。
続いて、培養皿10から細胞シートを取り出す。以降の操作については、図10を用いて説明する。まず、培養皿10を20℃程度まで冷却することにより、培養皿10の内底面32を細胞剥離性とし、内底面32と細胞シートとが直接接触している部分を剥離する。このとき、温度応答性を有さない細胞接着性のシートであるキャリア90には、細胞シートが接着したままである。次に、キャリア90の耳部94を把持して、キャリア90ごとその上に形成された細胞シートを取り出す(図10(A))。そして、細胞シートのうちキャリア90の環状部92の内側部分に形成された部分をメスで切り取り(図10(B))、移植などに用いる。
以上説明した実施形態の培養皿10では、開口部40の外径及び支持部材60の外径が汎用の培養皿の外径と同じφ35mmであるため、φ35mmの汎用品に適合するように設計された設備機器に対応可能である。また、培養皿10に温度応答性ポリマーを敷設する際にも、φ35mmの汎用の培養皿に適合するように設計された設備をそのまま用いることができる。
また、φ25mmの内底面32で培養を行うため、φ35mmの汎用品で培養を行う場合より小さな細胞シートが得られ、以下のような利点がある。上述した角膜細胞の培養では、細胞シートはφ25mm程度であれば十分なので、φ35mmの汎用品で培養を行うと、コンフルエント状態になるまでに時間がかかったり、多くの細胞を播種したり、余分な領域に細胞シートが形成されたりする。一方、培養皿10を用いれば、効率的に細胞シートを得ることができる。
更に、有底円筒形状の絞り部30には大径の開口部40が連結されているため、細胞シートが比較的取り出しやすい。この点について、開口部40がない有底円筒形状の培養容器でも、容器の深さが浅ければ、細胞シートは容易に取り出せるようにも思われる。しかし、細胞の培養にはある程度の培養液の液量が必要であるし、操作時に培養液がこぼれないように容器の深さに余裕が必要であるため、容器を浅くすることは困難である。また、大径の開口部40に培養液を供給すればその培養液は必然的に小径の絞り部30に流入するため、培養面への培養液の供給が容易である。
更にまた、支持部材60が、汎用の培養皿と外径が一致するように形成された環状の支持部材であり、絞り部30との間に隙間80が形成されているため、得られた細胞シートを培養皿10ごと輸送液に浸漬した状態で輸送を行い、輸送液から培養皿10を取り出して細胞シートを操作する際などに、支持部材60に輸送液が残りにくい。このため、輸送液の滴りなどを心配することなく操作を行うことができる。
また、皿本体20は、汎用の培養皿と高さが同じであり、培養皿10は全体として汎用の培養皿と高さが同じである。このため、汎用の培養皿に適合するように設計された一般的な設備機器などに、より対応しやすい。
また、培養皿10の内底面32は、所定の臨界温度で細胞接着性と細胞剥離性とが切り替わる温度応答性ポリマーが敷設されており、さらに、温度に依存しない細胞接着性を有し載置したときに内底面32の一部が露出するような形状のキャリア90を内底面32に載置して用いている。このため、細胞シートの培養と取り出しが容易である。また、キャリア90は、培養皿10の絞り部30の内径よりわずかに小径の外径を有する環状部92を備えているため、外周全体がキャリア90に接着した状態で細胞シートを取り出すことができる。このため、細胞シートの収縮や変形などを抑制できる。また、キャリア90の耳部94が絞り部30の側壁の上方にはみ出しているため、キャリア94を把持しやすく、細胞シートをより取り出しやすい。
また、包装容器100のような包装容器を用いることで、培養皿10ごと包装して保存や輸送を行うことができる。この包装容器100では、培養皿10に代えて汎用の培養皿を用いることもできる。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態では、支持部材60は環状の支持部材であり、絞り部30との間に隙間80が形成されているものとしたが、外径が汎用の培養皿の外径と同じであれば、これに限定されない。例えば、支持部材60は、絞り部30との間に隙間80が形成されない円盤形状のものでもよいし、絞り部30から放射状に伸びた複数の棒状部材からなるものでもよい。こうしても、汎用品に適合するように設計された設備機器に対応できる。
上述した実施形態では、培養皿10は、ポリスチレン樹脂製としたが、これに限定されない。例えば、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリエチレン樹脂、アクリル樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリメチルペンテン樹脂、フッ素樹脂、フェノール樹脂、尿素樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、シリコン樹脂等の各種樹脂が使用可能である。また、培養皿10は、細胞の状態を確認しやすいよう、全体が透明であるものとしたが、これに限定されない。例えば、絞り部30の底が透明であれば、顕微鏡観察ができるため、それ以外の部分は透明でなくてもよい。
上述した実施形態では、開口部40と支持部材60の外径がφ35mmであり、内底面32の直径はφ25mmであり、高さが12mmであるものとしたが、これに限定されない。例えば、細胞シートの寸法がφ10mmあれば十分である場合には、内底面32の直径はφ10mmとすればよい。また、φ40mmの細胞シートが必要な場合には、内底面32の直径はφ40mmとすればよく、この場合、例えば、φ60mmの汎用品に適合する設備に対応できるよう、開口部40と支持部材60の外径をφ60mmとすることができる。高さは、汎用品と同じとしてもよいし、異なるものとしてもよい。
上述した実施形態の培養皿では、内底面32は、温度応答性ポリマーが敷設されているものとしたが、これに限定されない。例えば、温度応答性ポリマーの敷設に代えて、細胞接着性ポリマーの敷設や親水処理等の表面処理により、単に細胞接着性を付与したものでもよい。このようなものでも、角膜細胞などの接着依存性細胞を培養することができる。この場合、細胞を剥離するために酵素処理を行うことで細胞シートを剥離することができる。表面処理は、細胞接着性が得られる処理であればどのようなものでもよいが、例えば、コラーゲン、フィブロネクチン等の接着因子や温度応答性ポリマーなどの化学素材によるコーティング、イオン照射やプラズマ処理等による表面改質などが挙げられる。
上述した実施形態では、架橋部70は、90°毎に4ヶ所設けられているものとしたが、これに限定されない。例えば、等間隔に設けられていなくてもよいし、3ヶ所以下又は5ヶ所以上設けられていてもよい。また、皿本体20の絞り部30の側面と支持部材60とを架橋する第1架橋部72と、絞り部30の側面だけでなく連結部50の下面とも架橋する第2架橋部74とを備えこれらが交互に配置されているものとしたが、第1架橋部72だけを備えるものとしてもよいし、第2架橋部74だけを備えるものとしてもよい。また、これらが交互に配置されていなくてもよい。なお、第1架橋部72には培養皿10の底に液体が滞留しにくいという利点があり、第2架橋部74には強度を高めやすいという利点があるため、使用方法などに応じて適宜選択すればよい。また、架橋部70の底は、皿本体20の底(脚36を除く)と高さ方向の位置が同じであるものとしたが、これに限定されない。例えば、脚36の下端と高さ方向の位置が同じであるものとしてもよい。
上述した実施形態では、皿本体20の底には脚36が設けられているものとしたが、脚36を有していなくてもよい。また、脚36は90°毎に隙間を有するものとしたが、隙間を有しなくてもよいし、隙間が等間隔に設けられていなくてもよいし、隙間の間隔が90°でなくてもよい。
上述した実施形態では、連結部50の形状を、絞り部30の側壁の上端からほぼ水平に外側に向けて広がり、徐々に外側上方に伸びる断面視円弧状としたが、これに限定されない。例えば、絞り部30の側壁の上端から開口部40の上端に向けて緩やかなスロープ形状としてもよいし、絞り部30の側壁の上端と開口部40の上端の途中地点に向けて緩やかなスロープ形状とし、そこから開口部40の上端まで垂直に屹立させた形状としてもよい。
上述した実施形態では、角膜細胞の培養を行ったが、培養する細胞はこれに限定されない。例えば、皮膚や口腔粘膜などの接着依存性細胞の培養に好適に用いることができる。また、細胞の培養以外の用途に用いてもよい。
上述した実施形態では、キャリア90を敷設して用いたが、必ずしもキャリア90を敷設する必要はない。また、キャリア90は、培養皿10の絞り部30の内径よりわずかに小径の外径を有する環状部92を有するものとしたが、このようなものに限定されず、キャリア90を培養皿10の内底面32に載置したときに、内定面32の一部が露出するものであればよい。また、キャリア90は、耳部94を90°毎に4つの耳部94を備えているものとしたが、耳部94を備えていなくてもよいし、等間隔に備えていなくてもよいし、3つ以下又は5つ以上備えていてもよい。
上述した実施形態では、得られた細胞シートを包装容器100で包装した後、取り出して用いたが、このような包装を行わなくてもよい。また、包装容器100以外の包装容器で包装してもよい。
10 培養皿、15 培養キット、20 皿本体、30 絞り部、32 内底面、36 脚、40 開口部、50 連結部、60 支持部材、62 突起、70 架橋部、72 第1架橋部、74 第2架橋部、80 隙間、90 キャリア、92 環状部、94 耳部、100 包装容器、110 容器本体、112 内底面、114 第1段差部、116 第2段差部、118 第3段差部、120 水平面、124,125 縦溝、140 蓋体、142 底面、144 水平面、146 壁面、148 つまみ、150 補強用凹部、170 アダプター、172 円筒、174 フランジ、176 湾曲部、178,179 縦壁、180,181 流通用切欠き、182 流通ホール、184 流通スリット、186 爪、188 載置爪、200 包装体、210 密閉シート、212 耳。

Claims (5)

  1. 内底面が培養面となる有底円筒形状で小径の絞り部と円筒形状で大径の開口部とを連結部を介して連結した皿本体と、
    前記絞り部の底面の外側に設けられた支持部材と、
    を備え、
    前記開口部の外径及び前記支持部材の外径は、汎用の培養皿の外径と同じである、
    培養皿。
  2. 前記支持部材は、外径が前記汎用の培養皿の外径と一致するように形成された環状の支持部材であり、前記絞り部との間に隙間が形成されている、
    請求項1に記載の培養皿。
  3. 前記培養皿の高さは、汎用の培養皿の高さと同じである、請求項1又は2に記載の培養皿。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の培養皿と、
    該培養皿の内底面に、前記内底面の一部が露出するように載置されるキャリアと、
    を備え、
    前記培養皿の内底面は、所定の臨界温度を境にして細胞接着性と細胞剥離性とが切り替わる温度応答性ポリマーで被覆され、
    前記キャリアは、温度に依存しない細胞接着性を有する、
    培養キット。
  5. 前記キャリアは、前記培養皿の絞り部の内径よりわずかに小径の外径を有する環状部と、該環状部の外側に設けられ、前記培養皿に前記環状部を載置したときに前記培養皿の絞り部の側壁に沿って立ち上がり該側壁の上方に一部がはみ出すようになっている耳部と、を備えた、請求項4に記載の培養キット。
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