JP2013238429A - タイヤモデルの作成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】シミュレーションの精度を向上しうる。
【解決手段】タイヤ2を、コンピュータ1で解析するためのタイヤモデル3の作成方法である。この作成方法では、タイヤ2を加硫工程で用いられる加硫金型24内での断面形状に基づいてモデル化するとともに、バンドプライ9Aをモデル化したバンドプライモデル30を含むタイヤモデル3を設定するステップP1と、タイヤモデル3のバンドプライモデル30の各要素Fiに、加硫工程で生じる残留応力Siを定義して変形計算を行う残留応力設定ステップP3とを含む。
【選択図】図5

Description

本発明は、シミュレーションの精度を向上しうるタイヤモデルの作成方法に関する。
近年、コンピュータを用い、任意の条件で転動するタイヤの状態を、数値計算するシミュレーション方法が種々提案されている。このシミュレーション方法では、例えば、評価対象のタイヤを、有限個の要素でモデル化(離散化)してタイヤモデルが作成される。このタイヤモデルの形状は、通常、加硫金型内での断面形状(即ち、加硫金型内での最終の仕上がり形状)に基づいたものとされる。関連する技術としては、次のものがある。
特開2010−191612号公報
ところで、タイヤは、タイヤコードを含むプライ材等を用いて生タイヤを形成し、該生タイヤを膨張させて加硫することにより製造される。このため、加硫を経たタイヤのタイヤコードは、残留応力が存在する。従って、タイヤを加硫金型から取り出した後、残留応力により、タイヤの形状が、加硫金型内での断面形状よりも小さくなる傾向がある。
このため、加硫金型内での断面形状に基づいて作成されたタイヤモデルは、実使用されるときのタイヤ形状とは異なるため、シミュレーションの精度を十分に向上させることができないという問題があった。
発明者らは、鋭意研究を重ねた結果、トレッド部の内部に、タイヤ周方向に対して5度以下の角度で螺旋状に巻回されたバンドコードを有するバンドプライの応力が、他のプライ材と比べて大きいことに着目した。そして、タイヤモデルのバンドプライモデルに、残留応力を設定することにより、実使用時のタイヤ形状と、タイヤモデルの形状とを近似させうることを究明した。
以上のように、本発明は、シミュレーションの精度を向上しうるタイヤモデルを作成する方法を提供することを主たる目的としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、トレッド部の内部に、タイヤ周方向に対して5度以下の角度で配列されたバンドコードを有するバンドプライからなるバンド層を具えた生タイヤを成形する工程と、前記生タイヤを、加硫金型を用いて加硫成形する加硫工程とを経て製造されたタイヤを、コンピュータで解析するためのタイヤモデルの作成方法であって、前記タイヤを、前記加硫金型内での断面形状に基づいてモデル化するとともに、前記バンドプライを有限個の要素Fiでモデル化したバンドプライモデルを含むタイヤモデルを設定するステップと、前記タイヤモデルの前記バンドプライモデルの各要素Fiに、前記加硫工程で生じる残留応力Siを定義して前記タイヤモデルの変形計算を行うことにより、変形タイヤモデルを得る残留応力設定ステップとを含み、前記残留応力ステップは、前記残留応力Siを、タイヤ軸方向で隣接する複数の前記要素Fiをグループ化した要素群毎又は前記要素Fi毎に、下記式(1)で計算することを特徴とする。
Si=E×{(Ra−ra)/ra}×α…(1)
ここで、符号は次の通りである。
E:バンドコードのヤング率
Ra:要素Fi毎に計算する場合:各要素Fiの外径
要素群毎に計算する場合:各要素群に属する各要素Fiの外径の平均値
ra:要素Fi毎に計算する場合:各要素Fiの加硫前の外径
要素群毎に計算する場合:各要素群に属する各要素Fiの加硫前の外径の平均値
α:定数
また、請求項2記載の発明は、前記残留応力ステップは、前記残留応力Siを、複数の前記要素群毎に計算する請求項1に記載のタイヤモデルの作成方法である。
また、請求項3記載の発明は、前記要素群は、前記トレッド部の中央側のセンター要素群と、前記トレッド部の接地端側の一対のショルダー要素群とを少なくとも含む請求項2に記載のタイヤモデルの作成方法である。
また、請求項4記載の発明は、前記要素群は、前記バンドプライモデルを構成する全ての前記要素Fiを含む1つの要素群からなる請求項1に記載のタイヤモデルの作成方法である。
また、請求項5記載の発明は、前記残留応力ステップは、前記残留応力Siを前記要素Fi毎に計算する請求項1に記載のタイヤモデルの作成方法である。
また、請求項6記載の発明は、前記残留応力設定ステップに先立ち、前記タイヤモデルに内圧の条件を与えて変形計算を行うステップを含む請求項1乃至5のいずれかに記載のタイヤモデルの作成方法である。
また、請求項7記載の発明は、前記タイヤモデルは、二次元モデルからなり、前記タイヤモデルの各節点を、タイヤ周方向に展開複写することにより、三次元モデルを作成するステップを含む請求項1乃至6のいずれかに記載のタイヤモデルの作成方法である。
本発明のタイヤモデルの作成方法は、タイヤモデルのバンドプライモデルの各要素Fiに、加硫工程で生じる残留応力Siを定義して前記タイヤモデルの変形計算を行うことにより、変形タイヤモデルを得る残留応力設定ステップを含む。この残留応力ステップは、残留応力Siを、タイヤ軸方向で隣接する複数の要素Fiをグループ化した要素群毎又は要素Fi毎に、下記式(1)で計算する。
Si=E×{(Ra−ra)/ra}×α…(1)
ここで、符号は次の通りである。
E:バンドコードのヤング率
Ra:要素Fi毎に計算する場合:各要素Fiの外径
要素群毎に計算する場合:各要素群に属する各要素Fiの外径の平均値
ra:要素Fi毎に計算する場合:各要素Fiの加硫前の外径
要素群毎に計算する場合:各要素群に属する各要素Fiの加硫前の外径の平均値
α:定数
このような作成方法は、バンドプライモデルの各要素Fiに定義された残留応力Siにより、タイヤと同様、タイヤモデルを変形させることができる。従って、本発明の作成方法では、実使用時のタイヤの形状に近似したタイヤモデルを作成することができ、シミュレーション精度を向上しうる。
また、残留応力Siを要素Fi毎に計算する場合には、各要素Fiの外径Ra、raに応じて残留応力Siが計算されるため、より実使用時のタイヤの形状に近似したタイヤモデルを作成することができる。
一方、残留応力Siを要素群毎に計算する場合には、要素毎に残留応力を計算する場合に比べて、計算時間を短縮しうる。
本実施形態の処理を行うコンピュータの斜視図である。 モデル化されるタイヤの断面図である。 (a)、(b)は生タイヤ成形工程を説明する断面図である。 加硫工程を説明する断面図である。 本実施形態のタイヤモデルの作成方法を示すフローチャートである。 タイヤモデルの断面図である。 図6の拡大図である。 三次元モデルの部分斜視図である。 (a)は5つの要素群に区分されたバンドプライモデルを示す断面図、(b)は1つの要素群33からなるバンドプライモデルを示す断面図である。 他の実施形態のタイヤモデルの部分断面図である。 さらに他の実施形態のタイヤモデルの部分断面図である。 (a)は実験例の接地面形状図、(b)は実施例の接地面形状図、(c)は比較例の接地面形状図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1に示されるように、本実施形態のタイヤモデルの作成方法(以下、単に「作成方法」ということがある。)は、数値解析が可能な有限個の要素で、評価対象のタイヤ(以下、単に「タイヤ」ということがある。)をモデル化したタイヤモデルを、コンピュータを用いて作成する。
前記数値解析が可能とは、例えば有限要素法、有限体積法、差分法又は境界要素法といった数値解析法にて取り扱い可能なことを意味し、本実施形態では有限要素法が採用される。
図1に示されるように、前記コンピュータ1は、本体1a、キーボード1b、マウス1c及びディスプレイ装置1dを含む。この本体1aには、演算処理装置(CPU)、ROM、作業用メモリー、磁気ディスクなどの記憶装置及びディスクドライブ装置1a1、1a2などが設けられる。なお、記憶装置には、本実施形態の作成方法を実行するための処理手順(プログラム)が予め記憶される。
図2に示されるように、前記タイヤ2は、例えば、トレッド部2aからサイドウォール部2bを経てビード部2cのビードコア5に至るカーカス6と、このカーカス6のタイヤ半径方向外側かつトレッド部2aの内部に配されたベルト層7と、このベルト層7のタイヤ半径方向外側に配されるバンド層9とを具えた乗用車用のラジアルタイヤとして構成されている。
前記カーカス6は、少なくとも1枚以上、本実施形態では1枚のカーカスプライ6Aで構成される。このカーカスプライ6Aは、トレッド部2aからサイドウォール部2bを経てビード部2cのビードコア5に至る本体部6aと、この本体部6aに連なりビードコア5の廻りをタイヤ軸方向内側から外側に折り返された折返し部6bとを含む。この本体部6aと折返し部6bとの間には、ビードコア5からタイヤ半径方向外側にのびるビードエーペックスゴム8が配される。また、カーカスプライ6Aは、タイヤ赤道Cに対して、例えば75〜90度の角度で配列されたカーカスコードを有する。
前記ベルト層7は、ベルトコードを、タイヤ周方向に対して、例えば10〜35度の角度で傾けて配列した2枚のベルトプライ7A、7Bを、ベルトコードが互いに交差する向きに重ね合わせて構成される。
前記バンド層9は、例えば、有機繊維コードからなるバンドコード12を、タイヤ周方向に対して5度以下の角度で配列した1枚のバンドプライ9Aによって構成される。このバンドプライ9Aは、例えば、ベルト層7の全巾を覆うフルバンドプライとして形成される。また、本実施形態のバンドプライ9Aは、1本、又は複数本のバンドコード12が、ベルト層7の外側に螺旋状に巻き付けられて形成される。
次に、本実施形態のタイヤ2の製造方法について説明する。本実施形態では、先ず、未加硫の生タイヤTを成形する生タイヤ成形工程が行われる。
図3(a)に示されるように、生タイヤ成形工程では、先ず、円筒状の成形ドラム15の外側に、未加硫のインナーライナゴム17と、サイドゴム18と、カーカスプライ6Aとが順次巻回される。次に、カーカスプライ6Aの外側に、ビードエーペックスゴム8及びビードコア5が軸方向外側から嵌め込まれ、筒状基体20が形成される。次に、筒状基体20のビードコア5からはみ出した外側部20bが折り返される。
次に、図3(b)に示されるように、筒状基体20は、ビードコア5を把持するビードロックGによって、ビードコア5、5間の軸方向距離を縮めながら、トロイド状に膨張させられる。このとき、カーカスプライ6Aの外周面は、ベルト層7、バンド層9及びトレッドゴム21などを予め一体化した環状トレッドリング22の内周面に圧接される。これにより、生タイヤTが成形される。
次に、生タイヤTを加硫金型に投入して加硫成形する加硫工程が行われる。図4に示されるように、加硫工程では、生タイヤTの外面を成形するキャビティ23を有する加硫金型24が用いられる。
この加硫金型24は、サイドウォール成形面23aを有する一対の側型24a、トレッド成形面23bを有する上型24b及び生タイヤTのビード部2cを保持する一対のビードリング24cを含む。そして、これらが嵌め合わされることにより、前記キャビティ23が形成される。このキャビティ23内に配された生タイヤTは、慣例に従い、高圧流体が供給されて膨張するブラダー25によって、キャビティ23に押付けられて加硫成形されることにより、図2に示したタイヤ2が製造される。
図5には、上記タイヤ2をモデル化したタイヤモデルの作成方法のフローチャートが示される。本実施形態では、先ず、加硫工程で用いられた加硫金型24(図4に示す)内のタイヤの断面形状に基づいて、タイヤモデルが設定される(ステップP1)。
タイヤモデル3の一例が、図6に示される。このタイヤモデル3は、図4に示した加硫金型24内でのタイヤの断面形状(即ち、加硫金型内での最終の仕上がり形状)に基づき、二次元の輪郭が定められる。また、タイヤモデル3は、図2に示したトレッドゴム21等のゴム部材26、カーカスプライ6A及びベルトプライ7A、7Bの各コード部材が、数値解析法により取り扱い可能な有限個の二次元の要素Gi(i=1、2…)を用いてモデル化(離散化)される。同様に、本実施形態のバンドプライ9A(図2に示す)も、有限個の二次元の要素Fi(i=1、2…)でモデル化される。
これにより、前記各要素Gi、Fiでモデル化された、ゴム部材モデル27、カーカスプライモデル28、ベルトプライモデル29及びバンドプライモデル30を有する二次元のタイヤモデル3が定められる。
このようなモデルの設定(モデリング)は、例えば、加硫金型24(図4に示す)の設計データ(例えば、CADデータ)と、メッシュ化ソフトウエアとを用いることにより、容易に行うことができる。
二次元の各要素Gi、Fiとしては、例えば、複雑な形状を表現するのに適した四辺形要素が好ましいが、これに限定されない。また、各要素Gi、Fiには、要素番号、節点番号、節点座標値及び材料特性(例えば密度、ヤング率、又は減衰係数等)などの数値データが定義され、コンピュータ1に記憶される。
前記バンドプライモデル30は、タイヤ軸方向で隣接する複数の要素Fiをグループ化した要素群33に区分される。本実施形態の要素群33は、トレッド部2aの中央側のセンター要素群33Aと、トレッド部2aの接地端側の一対のショルダー要素群33B、33Bとから構成される。
次に、本実施形態では、タイヤモデル3に内圧の条件を与えて変形計算が行なわれる(ステップP2)。内圧の条件を与える手順は、先ず、図6に示されるように、タイヤモデル3のリム接触域3r、3rを変形不能に拘束して、該タイヤモデル3のビード部2cの幅Wをリム幅に強制変位させる。次に、タイヤモデル3の回転軸(図示省略)とリム接触域3rとのタイヤ半径方向距離Rsが、常にリム半径と等しくなるように条件が定義される。次に、タイヤモデル3の内腔面の全体に、内圧条件に相当する等分布荷重が設定される。
そして、コンピュータ1は、これらの条件の下で、タイヤモデル3の釣り合い計算を行って、該タイヤモデル3の各要素の節点の変位を計算する。これにより、ゴム部材モデル27、カーカスプライモデル28、ベルトプライモデル29及びバンドプライモデル30が膨張又は伸長した、膨張変形後のタイヤモデル3が計算される。
ところで、図4に示されるように、タイヤ2は、加硫工程等において、ベルト層7のベルトコード及びバンド層9のバンドコード12に大きな張力が作用し、その一部が残留する。この残留応力により、実使用時のタイヤ2の形状は、加硫金型24内での断面形状よりも小さくなる傾向がある。従って、加硫金型24の断面形状に基づいて作成されたタイヤモデル3は、実使用時のタイヤ2の形状とは異なり、シミュレーション精度を十分に向上できない。
また、ベルトプライ7A、7Bは、上述の通り、ベルトコードのタイヤ周方向に対する角度が比較的大に設定されるため、加硫工程でベルトコードに作用する張力を、該ベルトコードの角度を小さくすることにより吸収することができる。一方、バンドプライ9Aは、バンドコード12(図2に示す)がタイヤ周方向に対して5度以下の角度で配列されるため、ベルトプライ7A、7Bのように、バンドコード12に作用する張力を十分に吸収することができない。従って、バンドプライ9Aの残留応力は、ベルトプライ7A、7Bの残留応力に比べて大きくなると考えられる。
本実施形態では、バンドプライ9Aの残留応力が、ベルトプライ7A、7Bの残留応力よりも大きくなることに着目し、図7に示されるように、タイヤモデル3のバンドプライモデル30の各要素Fiに、加硫工程で生じる残留応力Si(i=1、2…)を夫々定義して変形計算を行う残留応力設定ステップP3が行われる。本実施形態では、センター要素群33A及びショルダー要素群33B毎に、各要素Fiの残留応力Siが下記式(1)で計算される。
Si=E×{(Ra−ra)/ra}×α…(1)
ここで、符号は次の通りである。
E:バンドコードのヤング率
Ra:各要素群33A、33Bに属する各要素Fiの外径Diの平均値
ra:各要素群33A、33Bに属する各要素Fiの加硫前の外径riの平均値
α:定数
上記式(1)では、加硫前のバンドプライ9A(図4に示す)に作用する応力がゼロであると仮定して、残留応力Siが計算される。前記加硫前の外径riは、加硫前のバンドプライ9Aを考慮して、要素Fi毎に予め設定される。また、上記(Ra−ra)/raでは、加硫前後におけるバンドプライモデル30の各要素群33A、33B毎に膨張率が計算される。
また、前記定数αは、残留応力Siを調整するために用いられる。例えば、図4に示されるように、バンドプライ9Aは、加硫によって生じるバンドコード12(図1に示す)の長期間的な変形(クリープ変形)により、残留応力が緩和される傾向がある。この緩和分を調整するために、定数αが設定される。この場合、定数αの数値としては、バンドコード12のコード材によって定められるのが望ましく、例えば、ナイロンであれば0.5〜1.0程度、アラミドであれば0.75〜1.0程度が望ましい。
また、加硫金型24の上型24bは、タイヤ軸方向外側が、タイヤ赤道C側に比べて、加硫時の温度が低くなる傾向がある。このため、タイヤ軸方向外側のバンドコード12(図1)は、タイヤ赤道C側のバンドコード12に比べて熱伸延しにくい。これにより、バンドプライ9Aのタイヤ軸方向外側の残留応力Siが、タイヤ赤道C側の残留応力Siに比べて大きくなる傾向がある。この残留応力Siの差を調整するために、ショルダー要素群33Bの残留応力Siの上記定数αには、さらに数値が加算されるのが望ましい。この加算される数値としては、例えば、0.05〜0.10程度が望ましい。
そして、上記式(1)のように、前記各膨張率(Ra−ra)/raに、バンドコード12のヤング率E及び定数αを乗じることにより、バンドプライモデル30の各要素Fiの残留応力Siが計算される。これにより、タイヤモデル3は、バンドプライモデル30の各要素Fiに定義された残留応力Siにより、タイヤ2と同様、その輪郭等を小さく変形させることができる。従って、本実施形態の作成方法では、タイヤモデル3を、実使用時のタイヤ2の形状に近似させることができ、シミュレーション精度を向上しうる。また、本実施形態では、ベルトプライモデル29に残留応力を定義しなくても、タイヤモデル3をタイヤ2に近似させることができるため、計算コストの増大を抑制しうる。
また、本実施形態では、センター要素群33A及びショルダー要素群33B毎に残留応力Siが計算されるため、例えば、要素Fi毎に該残留応力Siが計算される場合に比べて、計算時間を短縮しうる。
さらに、本実施形態の各要素Fiの残留応力Siは、センター要素群33A及びショルダー要素群33Bの各膨張率(Ra−ra)/raに基づいて設定される。これにより、例えば、各要素Fiの外径Diがタイヤ赤道C側からタイヤ軸方向の外端30tにかけて漸減し、かつ各要素Fiの加硫前の外径riが一定である場合、センター要素群33Aに属する要素Fiの残留応力Siを、ショルダー要素群33Bに属する要素Fiの残留応力Siよりも大に設定することができる。従って、各要素Fiの残留応力Siを、タイヤ2のバンドプライ9A(図2に示す)に作用する残留応力に近似させることができる。
図6に示されるように、センター要素群30Aのタイヤ軸方向の長さL2は、バンドプライモデル30のタイヤ軸方向の長さL1の30〜60%に設定されるのが望ましい。なお、前記センター要素群30Aの前記長さL2が、バンドプライモデル30の長さL1の30%未満であると、相対的に大きい残留応力Siが設定されるセンター要素群30Aに属する要素Fiの割合が小さくなり、タイヤモデル3のタイヤ赤道C側の輪郭を十分に小さくすることができないおそれがある。逆に、センター要素群30Aのタイヤ軸方向の長さL2は、バンドプライモデル30のタイヤ軸方向の長さL1の60%を超えても、センター要素群30Aに属する要素Fiの割合が大きくなり、タイヤモデル3のタイヤ赤道C側の輪郭が小さくなるおそれがある。
また、本実施形態では、残留応力設定ステップP3の前に、内圧の条件を与えて変形計算を行うステップP2が行われるため、前記残留応力Siにより変形したタイヤモデル3が、膨張変形前のタイヤモデル3よりも寸法が小さくなるのを確実に抑制できる。これにより、バンドプライモデル30のトッピングゴムモデル(図示省略)等の圧縮計算されるのを抑制でき、計算の安定性を高めうる。
次に、図8に示されるように、タイヤモデル3を、タイヤ周方向に展開複写することにより、三次元モデル31を作成するステップP4が行われる。本実施形態では、タイヤモデル3の各節点3tを、タイヤ周方向に小角度θきざみで展開複写して相互に連結している。これにより、内圧が充填された三次元モデル31を容易かつ短時間に設定することができる。
本実施形態では、バンドプライモデル30が、センター要素群33A及び一対のショルダー要素群33Bからなる3つの要素群33に区分されるものが例示されたが、これに限定されるわけではない。例えば、図9(a)に示されるように、バンドプライモデル30は、4つ以上の要素群33(本実施形態では、5つの要素群33A、33B、33C)に区分されてもよい。これにより、より細分化された要素群33毎に残留応力Siが計算されるため、該残留応力Siを、該タイヤ2のバンドプライ9A(図2に示す)に作用する残留応力に、効果的に近似させることができる。
また、図9(b)に示されるように、バンドプライモデル30は、該バンドプライモデル30を構成する全ての前記要素Fiを含む1つの要素群33からなるものでもよい。これにより、この実施形態では、1つの要素群33の残留応力Siのみが計算されるため、計算時間を大幅に短縮しうる。
さらに、前実施形態までは、要素群33毎に残留応力Siが計算されるものが例示されたが、これに限定されるわけではない。例えば、図10に示されるように、要素Fi毎に残留応力Siが計算されてもよい。なお、上記式(1)において、上記Raは、各要素Fiの外径であり、上記raは、各要素Fiの加硫前の外径である。また、上記(Ra−ra)/raでは、加硫前後におけるバンドプライモデル30の要素Fi毎に膨張率が計算される。
これにより、残留応力Siは、バンドプライモデル30の各要素Fiの膨張率(Ra−ra)/raに基づいて計算されるため、要素群33毎に残留応力Siが計算される前実施形態に比べて、該残留応力Siを、タイヤ2のバンドプライ9Aの残留応力に、より効果的に近似させることができる。
また、図11に示されるように、要素Fiの外径Raが 各要素Fiの加硫前の外径raよりも小となる縮径領域32がある場合、該縮径領域32には、タイヤ2において、バンドコード12に張力(残留応力)が作用しない。このため、縮径領域32に属する要素Fiの残留応力Siには、ゼロが設定されるのが望ましい。これにより、実使用時のタイヤの形状に近似したタイヤモデル3を確実に定義することができる。なお、縮径領域32の要素Fiの残留応力Siをゼロにするには、上記式(1)の定数αをゼロにすることにより、容易に計算できる。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
サイズ又は内部構造の異なる21本のタイヤ(実験例)が試作された。そして、これらのタイヤが正規リムにリム組みされかつ正規内圧が充填され、かつ正規荷重を負荷した正規荷重負荷状態における接地面形状(一例を、図12(a)に示す)が撮像された。
なお、前記「正規リム」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムである。また、前記「正規内圧」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧である。さらに、前記「正規荷重」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている荷重である。
また、実験例のタイヤが、図5に示した処理手順に従ってモデル化され、各タイヤモデル(実施例)が作成された。これらのタイヤモデルの前記正規荷重負荷状態における接地面形状(一例を、図12(b)に示す)がそれぞれ計算された。なお、この実施例では、残留応力ステップにおいて、センター要素群及びショルダー要素群毎に残留応力Siが計算された。
さらに、比較として、実験例のタイヤが、残留応力設定ステップ(図5に示す)を含まない処理手順に従ってモデル化され、タイヤモデル(比較例)が作成された。これらのタイヤモデルの前記正規荷重負荷状態における接地面形状(一例を、図12(c)に示す)が計算された。
そして、実施例及び比較例の各接地面形状と、実験例の接地面形状とを目視にて比較した。また、実施例及び比較例のタイヤ赤道C上に配置されるセンターリブのタイヤ周方向の接地長さL3と、トレッド端側に配置されるショルダーリブの幅方向中央位置における接地長さL4とを計算し、実験例の各接地長さL3、L4との相関係数を求めた。実施例の相関係数は0.93に対し、比較例の相関係数は0.57であった。
テストの結果、実施例の接地面形状は、比較例の接地面形状と比べて、ショルダーリブの接地長さを大きくでき、実験例の接地面形状に近似しうることが確認できた。さらに、実施例は、比較例よりも、実験例との相関が高いことを確認できた。従って、実施例は、比較例に比べて、シミュレーションの精度を向上しうることが確認できた。なお、本例では、各接地長さL3、L4を評価対象としているため、実施例及び比較例のタイヤモデルのトレッドパターンを簡略化して作成している。
3 タイヤモデル
9A バンドプライ
30 バンドプライモデル
S 残留応力

Claims (7)

  1. トレッド部の内部に、タイヤ周方向に対して5度以下の角度で配列されたバンドコードを有するバンドプライからなるバンド層を具えた生タイヤを成形する工程と、
    前記生タイヤを、加硫金型を用いて加硫成形する加硫工程とを経て製造されたタイヤを、コンピュータで解析するためのタイヤモデルの作成方法であって、
    前記タイヤを、前記加硫金型内での断面形状に基づいてモデル化するとともに、前記バンドプライを有限個の要素Fiでモデル化したバンドプライモデルを含むタイヤモデルを設定するステップと、
    前記タイヤモデルの前記バンドプライモデルの各要素Fiに、前記加硫工程で生じる残留応力Siを定義して前記タイヤモデルの変形計算を行うことにより、変形タイヤモデルを得る残留応力設定ステップとを含み、
    前記残留応力ステップは、前記残留応力Siを、タイヤ軸方向で隣接する複数の前記要素Fiをグループ化した要素群毎又は前記要素Fi毎に、下記式(1)で計算することを特徴とするタイヤモデルの作成方法。
    Si=E×{(Ra−ra)/ra}×α…(1)
    ここで、符号は次の通りである。
    E:バンドコードのヤング率
    Ra:要素Fi毎に計算する場合:各要素Fiの外径
    要素群毎に計算する場合:各要素群に属する各要素Fiの外径の平均値
    ra:要素Fi毎に計算する場合:各要素Fiの加硫前の外径
    要素群毎に計算する場合:各要素群に属する各要素Fiの加硫前の外径の平均値
    α:定数
  2. 前記残留応力ステップは、前記残留応力Siを、複数の前記要素群毎に計算する請求項1に記載のタイヤモデルの作成方法。
  3. 前記要素群は、前記トレッド部の中央側のセンター要素群と、前記トレッド部の接地端側の一対のショルダー要素群とを少なくとも含む請求項2に記載のタイヤモデルの作成方法。
  4. 前記要素群は、前記バンドプライモデルを構成する全ての前記要素Fiを含む1つの要素群からなる請求項1に記載のタイヤモデルの作成方法。
  5. 前記残留応力ステップは、前記残留応力Siを前記要素Fi毎に計算する請求項1に記載のタイヤモデルの作成方法。
  6. 前記残留応力設定ステップに先立ち、前記タイヤモデルに内圧の条件を与えて変形計算を行うステップを含む請求項1乃至5のいずれかに記載のタイヤモデルの作成方法。
  7. 前記タイヤモデルは、二次元モデルからなり、
    前記タイヤモデルの各節点を、タイヤ周方向に展開複写することにより、三次元モデルを作成するステップを含む請求項1乃至6のいずれかに記載のタイヤモデルの作成方法。
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