JP2015044490A - タイヤのシミュレーション方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】タイヤの耐久性をシミュレーションする。
【解決手段】タイヤ2の耐久性を、コンピュータ1を用いてシミュレーションするための方法である。本発明のシミュレーション方法では、コンピュータ1に、タイヤ2をモデル化したタイヤモデル11を入力する工程S1、タイヤモデル11が接触する接触面をモデル化した接触面モデル21を入力する工程S2、及び、コンピュータ1が、接触面モデル21に接触したタイヤモデル11の変形を計算する変形工程S4を含む。変形工程S4は、タイヤモデル11を、タイヤ2が規格荷重Lsの下で変形する状態よりも大きく変形させる大変形工程S43を含む。
【選択図】図3

Description

本発明は、タイヤの耐久性を、コンピュータを用いてシミュレーションするための方法に関する。
従来、タイヤの耐久性を評価するために、例えば、円筒状のドラム上で、荷重が負荷されたタイヤを走行させる耐久試験が一般に行われている。このような耐久試験を行うには、実際にタイヤを製造する必要がある。従って、タイヤを製造するための高価な金型を製作しなければならない。また、耐久試験の結果が良好でない場合には、金型の廃棄や再製作が必要になる。従って、タイヤの耐久性を評価するには、多くの時間とコストが必要であった。
特開2013−108900号公報
このような問題を解決するために、コンピュータを用いてタイヤの耐久性をシミュレーションすることが考えられている。この種の方法では、例えば、タイヤを有限個の要素で離散化したタイヤモデルが用いられる。そして、予め定められた諸条件に基づいて、タイヤモデルの変形状態が計算され、タイヤモデルの物理量が計算される。しかしながら、タイヤモデルの変形状態を単に計算しただけでは、タイヤの耐久性を的確にシミュレーションすることが難しいという問題があった。
発明者らは、鋭意研究を重ねた結果、タイヤが規格荷重の下で変形する状態よりも、タイヤモデルを大きく変形させることにより、タイヤの耐久性を的確にシミュレーションできることを知見した。
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、タイヤの耐久性を的確にシミュレーションしうるタイヤのシミュレーション方法を提供することを主たる目的としている。
本発明は、タイヤの耐久性を、コンピュータを用いてシミュレーションするための方法であって、前記コンピュータに、前記タイヤを、有限個の要素でモデル化したタイヤモデルを入力する工程、前記コンピュータに、前記タイヤモデルが接触する接触面をモデル化した接触面モデルを入力する工程、及び、前記コンピュータが、前記接触面モデルに接触した前記タイヤモデルの変形を計算する変形工程を含み、前記変形工程は、前記タイヤモデルを、前記タイヤが規格荷重の下で変形する状態よりも大きく変形させる大変形工程を含むことを特徴とする。
本発明に係る前記タイヤのシミュレーション方法は、前記コンピュータに、前記タイヤモデルが前記接触面モデルをすり抜けることを防ぐ第1の境界条件を定義する工程を含み、前記第1の境界条件は、前記タイヤモデルのトレッド部と前記接触面モデルとの間、及び、前記トレッド部の両端からタイヤ半径方向内側にのびるサイドウォール部と前記接触面モデルとの間に少なくとも定義されるのが望ましい。
本発明に係る前記タイヤのシミュレーション方法において、前記大変形工程は、前記タイヤモデルをタイヤ半径方向に押圧し、前記タイヤモデルの前記トレッド部と、前記サイドウォール部の少なくとも一部とを、前記接触面モデルに接触させてもよい。
本発明に係る前記タイヤのシミュレーション方法において、前記タイヤモデルは、前記タイヤの内腔面を形成するインナーライナーをモデル化したインナーライナーモデルを含み、前記コンピュータに、前記インナーライナーモデルの前記内腔面同士が互いにすり抜けることを防ぐ第2の境界条件を定義する工程を含むのが望ましい。
本発明に係る前記タイヤのシミュレーション方法において、前記大変形工程は、前記タイヤモデルをタイヤ半径方向に押圧し、前記インナーライナーゴムモデル同士を互いに接触させてもよい。
本発明に係る前記タイヤのシミュレーション方法において、前記大変形工程は、前記タイヤモデルに前記規格荷重よりも大きな荷重を負荷するのが望ましい。
本発明に係る前記タイヤのシミュレーション方法において、前記接触面モデルは、変形不能に定義され、前記大変形工程は、前記タイヤモデルを、前記接触面モデル側に向かって押し付けて変形させるのが望ましい。
本発明に係る前記タイヤのシミュレーション方法において、前記タイヤモデルの前記要素の少なくとも一部は、変形によって体積が変化せず、かつ、負荷を取り除くと元の形状に戻る非圧縮超弾性体として定義されるのが望ましい。
本発明のタイヤのシミュレーション方法は、コンピュータに、タイヤを、有限個の要素でモデル化したタイヤモデルを入力する工程、タイヤモデルが接触する接触面をモデル化した接触面モデルを入力する工程、及び、コンピュータが、接触面モデルに接触したタイヤモデルの変形を計算する変形工程を含んでいる。
本発明の変形工程は、タイヤモデルを、タイヤが規格荷重の下で変形する状態よりも大きく変形させる大変形工程を含んでいる。これにより、本発明では、高負荷で大変形しているタイヤモデルの物理量に基づいて、タイヤの耐久性をシミュレーションすることができる。従って、本発明では、例えば、縁石などに乗り上げた際のタイヤの大変形を考慮に入れることができ、タイヤの耐久性を的確にシミュレーションすることができる。
本実施形態のタイヤのシミュレーション方法を実行するコンピュータの斜視図である。 耐久性がシミュレーションされるタイヤの一例を示す断面図である。 本実施形態のシミュレーション方法の具体的な処理手順を示すフローチャートである。 本実施形態のタイヤモデルを視覚化して示す断面図である。 タイヤモデル及び接触面モデルを視覚化して示す斜視図である。 本実施形態の条件入力工程の具体的な処理手順を示すフローチャートである。 本実施形態の変形工程の具体的な処理手順を示すフローチャートである。 (a)は、規格荷重が負荷された状態のタイヤモデルを示す側面図、(b)は、大変形したタイヤモデルを示す側面図である。 図8(b)のタイヤモデルの部分断面図である。 カーカスプライモデルの応力と、カーカスプライモデルの位置との関係を示すグラフである。 キャンバー角が設定されたタイヤモデルの部分断面図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
本実施形態のタイヤのシミュレーション方法(以下、単に「シミュレーション方法」ということがある)は、タイヤの耐久性を、コンピュータを用いてシミュレーションするための方法である。
図1は、本実施形態のシミュレーション方法を実行するコンピュータの斜視図である。コンピュータ1は、本体1a、キーボード1b、マウス1c及びディスプレイ装置1dを含んでいる。この本体1aには、演算処理装置(CPU)、ROM、作業用メモリー、CD−ROMやフレキシブルディスク等の記録媒体を読み込み可能なディスクドライブ装置1a1、1a2、及び、磁気ディスクなどの記憶装置(図示省略)などが設けられている。記憶装置には、本実施形態のシミュレーション方法の処理手順(プログラム)が予め記憶されている。
図2は、本発明によって、耐久性がシミュレーションされるタイヤの一例を示す断面図である。本実施形態のタイヤ2は、例えば乗用車用タイヤとして構成されている。タイヤ2は、トレッド部2aからサイドウォール部2bを経てビード部2cのビードコア5に至るカーカス6と、このカーカス6のタイヤ半径方向外側かつトレッド部2aの内部に配されるベルト層7とが設けられている。さらに、本実施形態のタイヤ2は、該タイヤ2の内腔面2iを形成するインナーライナー9が設けられている。
カーカス6は、少なくとも1枚以上、本実施形態では1枚のカーカスプライ6Aで構成されている。このカーカスプライ6Aは、トレッド部2aからサイドウォール部2bを経てビード部2cのビードコア5に至る本体部6aと、この本体部6aに連なりビードコア5の廻りをタイヤ軸方向内側から外側に折り返された折返し部6bとを含んでいる。この本体部6aと折返し部6bとの間には、ビードコア5からタイヤ半径方向外側にのびるビードエーペックスゴム8が配されている。また、カーカスプライ6Aは、タイヤ赤道Cに対して、例えば75〜90度の角度で配列されたカーカスコードを有している。
ベルト層7は、ベルトコードを、タイヤ周方向に対して、例えば10〜35度の角度で傾けて配列した内、外2枚のベルトプライ7A、7Bから構成されている。これらのベルトプライ7A、7Bは、ベルトコードが互いに交差する向きに重ね合わされている。
インナーライナー9は、ビードコア5、5間をトロイド状に跨って、内腔面2iのほぼ全域に配置されている。また、インナーライナー9は、例えば、ブチル系ゴム、又はゴム中にハロゲン化ブチルを50重量部以上含む空気非透過性のゴムから構成されている。このようなインナーライナー9は、タイヤ2の内圧を保持するのに役立つ。
図3は、本実施形態のシミュレーション方法の具体的な処理手順を示すフローチャートである。
本実施形態では、先ず、コンピュータ1に、図2に示したタイヤ2をモデル化したタイヤモデルが入力される(工程S1)。
図4は、タイヤモデル11を視覚化して示す断面図である。タイヤモデル11は、図2に示したタイヤ2を、数値解析法により取り扱い可能な有限個の要素Fi(i=1、2、…)でモデル化(離散化)することにより設定される。この数値解析法としては、例えば、有限要素法、有限体積法、差分法又は境界要素法を適宜採用できるが、本実施形態では有限要素法が採用される。
また、要素Fiとしては、例えば、複雑な形状を表現するのに適した4面体ソリッド要素が好ましいが、これ以外にも5面体ソリッド要素、又は6面体ソリッド要素などが用いられても良い。また、各要素Fiは、複数の節点12と、各節点を継ぐ辺13とが設定されている。
さらに、各要素Fiには、要素番号、節点12の番号、全体座標系x−y−zの節点12の座標値、及び、材料特性(例えば密度、ヤング率及び/又は減衰係数等)などの数値データが定義される。
本実施形態では、先ず、図2に示したトレッドゴム等を含むゴム部分2g、カーカスプライ6A、ベルトプライ7A、7B、ビードエーペックスゴム8、及び、インナーライナー9が、複数の要素Fiでモデル化される。これにより、タイヤモデル11には、ゴム部材モデル15、カーカスプライモデル16、ベルトプライモデル17、ビードエーペックスモデル18、及び、インナーライナーモデル19がそれぞれ設定される。そして、タイヤモデル11を構成する各要素Fiの前記数値データが、コンピュータ1に記憶される。
次に、コンピュータ1に、タイヤモデル11が接触する接触面をモデル化した接触面モデルが入力される(工程S2)。図5は、タイヤモデル11及び接触面モデル21を視覚化して示す斜視図である。
本実施形態の接触面モデル21は、例えば、単一の平面を構成する剛表面の要素Gでモデル化される。これにより、接触面モデル21は、外力が作用しても変形不能に定義される。そして、接触面モデル21を構成する要素Gの数値データが、コンピュータ1に記憶される。
なお、接触面モデル21は、例えば、ドラム試験機のように円筒状表面に形成されても良い。また、接触面モデル21には、必要に応じて、段差、窪み、うねり又は轍などが設けられても良い。
次に、コンピュータ1に、タイヤモデル11及び接触面モデル21の条件が入力される(条件入力工程S3)。図6は、本実施形態の条件入力工程S3の具体的な処理手順を示すフローチャートである。
条件入力工程S3では、先ず、タイヤモデル11のリム条件、内圧条件、及び、荷重条件が入力される(工程S31)。本実施形態のリム条件は、例えば、正規リムに基づいて、設定される。「正規リム」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えばJATMAであれば "標準リム" 、TRAであれば "Design Rim" 、ETRTOであれば "Measuring Rim" とする。
また、本実施形態の内圧条件としては、例えば、タイヤ2の正規内圧が定義される。「正規内圧」とは、タイヤ2が基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば "最高空気圧" 、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" とするが、タイヤ2が乗用車用である場合には180kPaとする。
さらに、本実施形態の荷重条件としては、例えば、タイヤ2の規格荷重(正規荷重)が定義される。「規格荷重(正規荷重)」とは、前記規格がタイヤ毎に定めている荷重であり、JATMAであれば最大負荷能力、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "LOAD CAPACITY" である。これらの条件は、コンピュータ1に記憶される。
次に、コンピュータ1に、第1の境界条件が定義される(工程S32)。図5に示されるように、第1の境界条件は、タイヤモデル11が接触面モデル21をすり抜けることを防ぐための条件である。本実施形態の第1の境界条件は、タイヤモデル11のトレッド部11aの外面と、接触面モデル21との間に定義される。さらに、第1の境界条件は、トレッド部11aの両端からタイヤ半径方向内側にのびるサイドウォール部11bの外面と、接触面モデル21との間に定義される。これにより、タイヤモデル11が接触面モデル21をすり抜けるのを防ぐことができる。なお、第1の境界条件は、タイヤモデル11のビード部11cと、接触面モデル21との間にも定義されてもよい。そして、第1の境界条件は、コンピュータ1に記憶される。
次に、コンピュータ1に、第2の境界条件が定義される(工程S33)。図4に示されるように、第2の境界条件は、インナーライナーモデル19の内腔面11i同士が互いにすり抜けることを防ぐための条件である。本実施形態の第2の境界条件は、インナーライナーモデル19の内腔面11iの全体に定義される。このような第2の境界条件は、コンピュータ1に記憶される。
次に、コンピュータ1が、接触面モデル21に接触したタイヤモデル11の変形を計算する(変形工程S4)。本実施形態の変形工程S4では、図5に示されるように、上記設定された条件に基づいて、タイヤモデル11を転動させることなく、接触面モデル21に静的に接地させる接地シミュレーションが行われる。この接地シミュレーションでのタイヤモデル11の物理量は、各要素Fiの各節点12(図4に示す)において計算される。図7は、本実施形態の変形工程S4の具体的な処理手順を示すフローチャートである。
本実施形態の変形工程S4では、先ず、膨張後のタイヤモデルが計算される(工程S41)。工程S41では、図4に示されるように、ビード部11cにおいて、リムが接触する領域(以下、単に「リム接触域」ということがある。)11r、11rが変形不能に拘束される。次に、前記リム条件に基づいて、タイヤモデル11のビード部11cの幅Wが、リム幅に等しくなるように強制変位させる。そして、タイヤモデル11の回転軸11s(図5に示す)とリム接触域11rとのタイヤ半径方向距離Rsが、常にリム半径と等しくなるように定義される。
さらに、工程S41では、タイヤモデル11の内腔面11iの全体に、前記内圧条件に相当する等分布荷重wが設定される。これらの条件の下で、コンピュータ1は、タイヤモデル11の釣り合い計算が行われる。これにより、タイヤモデル11のゴム部材モデル15、カーカスプライモデル16及びベルトプライモデル17の膨張や伸長が計算され、膨張変形後のタイヤモデル11が計算される。
次に、規格荷重が負荷された状態のタイヤモデル11が計算される(工程S42)。図8は、荷重が負荷されたタイヤモデルの側面図である。この工程S42では、先ず、図5及び図8(a)に示されるように、接触面モデル21側にタイヤモデル11を移動させて、タイヤモデル11のトレッド部11aを接触面モデル21に当接させる。次に、タイヤモデル11の回転軸11sに、接触面モデル21に向かって、規格荷重Lsが設定される。これにより、工程S42では、接触面モデル21に向かって、タイヤモデル11がタイヤ半径方向に押圧され、規格荷重が負荷された状態のタイヤモデル11が計算される。なお、本実施形態では、タイヤモデル11を、接触面モデル21側へ移動させたが、接触面モデル21を、タイヤモデル11側に移動させてもよい。
次に、タイヤモデル11を、タイヤ2が規格荷重Lsの下で変形する状態よりも大きく変形させる(大変形工程S43)。本実施形態の大変形工程S43は、図8(b)に示されるように、タイヤモデル11の回転軸11sに、規格荷重Lsよりも大きな荷重Lが負荷される。これにより、大変形工程S43では、タイヤモデル11が接触面モデル21側に向かって強く押し付けられ、タイヤモデル11を大変形させることができる。
そして、本実施形態の大変形工程S43では、タイヤモデル11の物理量が、コンピュータ1に記憶される。物理量としては、例えば、図4に示したタイヤモデル11のトレッド部11a、タイヤモデル11のサイドウォール部11b、カーカスプライモデル16、ベルトプライモデル17、ビードエーペックスモデル18、及び、インナーライナーモデル19において、各要素Fiの各節点12で計算される応力や歪等である。これらの物理量は、上記全ての部材を対象に計算されてもよいが、解析対象に限定して計算されてもよい。このような変形工程S4でのシミュレーションは、例えば、LSTC社製のLS-DYNAなどの市販の有限要素解析アプリケーションソフトを用いて計算することができる。
図9は、大変形工程S43のタイヤモデルの部分断面図である。本実施形態の大変形工程S43では、タイヤモデル11のトレッド部11a、及び、サイドウォール部11bの少なくとも一部を、接触面モデル21に接触させるように、タイヤモデル11が押圧されるのが望ましい。さらに、本実施形態の大変形工程S43では、インナーライナーモデル19同士を互いに接触させるように、タイヤモデル11が押圧されるのが望ましい。これにより、大変形工程S43では、例えば、縁石などに乗り上げた際のタイヤや、パンク時のタイヤの大変形を効果的に再現して、タイヤモデル11の物理量を取得することができる。
なお、本実施形態では、第1の境界条件及び第2の境界条件が予め設定されているため、上記のようなタイヤモデル11の大変形により、タイヤモデル11が接触面モデル21をすり抜けたり、インナーライナーモデル19の内腔面11i同士が互いにすり抜けたりすることがない。このため、大変形工程S43では、上記のようなタイヤモデル11の大変形を安定して計算することができる。また、大変形工程S43で設定される最大荷重Lm(図8(b)に示す)は、規格荷重Ls(図8(a)に示す)の1.5〜10倍が望ましい。
大変形工程S43では、タイヤモデル11に設定される荷重Lを、規格荷重Lsから最大荷重Lmまでの間で漸増させながら(本実施形態では、5.0kN、7.5kN、10.0kN、及び、12.5kN)、変形計算されるのが望ましい。これにより、大変形工程S43では、例えば、規格荷重が負荷された状態から、例えば、タイヤが破壊するまでの荷重L毎に、タイヤモデル11の物理量を順次取得することができる。なお、荷重Lは、例えば、1.5kN〜3.5kN毎に漸増させるのが望ましい。
なお、タイヤモデル11の要素Fi(図4に示す)については、適宜設定することができる。しかしながら、要素Fiが通常の弾性体モデルで定義されると、タイヤモデル11の大変形により、要素潰れが生じるおそれがある。このような要素潰れは、タイヤモデル11の変形計算を中断させる。このため、タイヤモデル11の要素Fiの少なくとも一部は、非圧縮超弾性体モデルとして定義されるのが望ましい。非圧縮超弾性体モデルは、変形によって体積が変化せず、かつ、負荷を取り除くと元の形状に戻る要素である。このような要素Fiは、要素潰れが生じるのを防ぐことができるため、タイヤモデル11の大変形を確実に計算することができる。
なお、非圧縮超弾性体モデルは、例えば、タイヤモデル11を構成する全てのゴム部材について定義されるのが望ましい。また、非圧縮超弾性体モデルとしては、例えば、Mooney-rivlin材や、Ogden材を採用することができる。
次に、コンピュータ1が、変形計算で得られたタイヤモデル11の物理量が出力される(工程S5)。この工程S5では、規格荷重Lsから最大荷重Lmまでの各荷重L(本実施形態では、5.0kN、7.5kN、10.0kN、及び、12.5kN)において、タイヤモデル11の各物理量が、ディスプレイ装置1d(図1に示す)等に出力される。
本実施形態のシミュレーション方法では、各荷重Lにおいて、物理量が許容範囲内になるまで、タイヤモデル11が設計変更される。従って、本実施形態のシミュレーション方法では、耐久性に優れたタイヤ2を効率良く設計することができる。しかも、本実施形態のシミュレーション方法では、タイヤ2を試作するのに用いる金型の廃棄や再製作が不要であるため、時間及びコストが増大するのを防ぐことができる。
また、本実施形態のシミュレーション方法では、タイヤモデル11の大変形により、縁石などに乗り上げた際のタイヤや、パンク時のタイヤの大変形を考慮に入れることができる。従って、本実施形態のシミュレーション方法では、タイヤの耐久性をより的確にシミュレーションすることができる。さらに、本実施形態のシミュレーション方法では、荷重Lを漸増させながら、タイヤモデル11の物理量が計算されるため、規格荷重が負荷された状態からタイヤが破壊するまでのタイヤ2の耐久性を逐次シミュレーションすることができる。
工程S5では、例えば、カーカスプライモデル16等の部材毎に、応力等の物理量を示すグラフや、物理量を色情報で可視化した可視情報(コンター図)等が出力されるのが望ましい。なお、コンター図は、例えば、汎用のポストプロセッサ( LSTC 社製の Ls-PrePost など)を用いて求めることができる。
図10は、カーカスプライモデル16の応力と、カーカスプライモデル16の位置との関係を示すグラフである。このグラフでは、荷重L(本実施形態では、5.0kN、7.5kN、10.0kN、及び、12.5kN)毎に、カーカスプライモデル16の応力が示されている。また、グラフの横軸であるカーカスプライモデル16の位置は、タイヤ子午線断面において、カーカスプライモデル16の本体部16aのタイヤ半径方向最も内側の節点12s(図4に示す)の距離を「0」として、ビード部11cからサイドウォール部11bを経てトレッド部11aまでの本体部16aに沿った距離を示している。
このグラフから明らかなように、荷重Lが大きくなるほど、サイドウォール部11b及びトレッド部11aの応力が大幅に上昇していることが確認できる。従って、このようなグラフは、例えば、縁石などに乗り上げた際のタイヤの大変形によって、破壊しやすい箇所を把握するのに役立つ。なお、グラフは、図8(b)に示されるように、トレッド部11aと接触面モデル21との接触面22において、該接触面22のタイヤ周方向の中心位置22c(図8(b)に示す)を通るタイヤモデル11の子午線断面において計算されるのが望ましい。これにより、本実施形態では、タイヤモデル11の変形が最も大きい接地中心付近において、タイヤモデル11の物理量を取得することができるため、タイヤ2の耐久性を効果的にシミュレーションすることができる。
本実施形態の大変形工程S43では、タイヤモデル11のキャンバー角がさらに設定されてもよい。図11は、キャンバー角θ1が設定されたタイヤモデル11の正面図である。このようなキャンバー角θ1は、タイヤモデル11が傾斜する一方側T1のサイドウォール部11bの変形を、他方側T2のサイドウォール部11bに比べて大きくすることができる。従って、キャンバー角θ1の設定は、タイヤモデル11の一方側T1のサイドウォール部11bを、より効果的に変形させるのに役立つ。なお、キャンバー角θ1は、例えば、1度〜10度程度が望ましい。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
図3に示した手順に従って、図5に示したタイヤモデルの物理量(カーカスプライモデルの応力)が計算され、タイヤの耐久性がシミュレーションされた(実施例)。実施例のタイヤモデルは、全てのゴム部材モデルの各要素に、非圧縮超弾性体モデル( Mooney-rivlinモデル )が定義された。さらに、実施例では、図10に示したカーカスプライモデルの応力と、カーカスプライモデルの位置との関係を示すグラフが作成された。また、比較のために、全てのゴム部材モデルの各要素が弾性体モデルのみで定義されたタイヤモデルを用いて、タイヤの耐久性がシミュレーションされた(比較例)。
実施例及び比較例の共通仕様は、次のとおりである。
タイヤサイズ:195/55R16
リムサイズ:16×6J
内圧:230kPa
規格荷重:3.60kN
荷重:5kN、7.5kN、10kN、12.5kN
テストの結果、実施例のタイヤモデルは、上記の全ての荷重において、要素潰れが発生することなく、タイヤの耐久性を的確かつ安定してシミュレーションしうることを確認できた。
一方、比較例では、規格荷重よりも大きな荷重において要素潰れが発生し、変形計算が中断した。従って、比較例では、タイヤモデルを、規格荷重の下で変形する状態よりも大きく変形させることができず、タイヤの耐久性を十分にシミュレーションすることができないことが確認できた。
2 タイヤ
11 タイヤモデル
21 接触面モデル

Claims (8)

  1. タイヤの耐久性を、コンピュータを用いてシミュレーションするための方法であって、
    前記コンピュータに、前記タイヤを、有限個の要素でモデル化したタイヤモデルを入力する工程、
    前記コンピュータに、前記タイヤモデルが接触する接触面をモデル化した接触面モデルを入力する工程、及び、
    前記コンピュータが、前記接触面モデルに接触した前記タイヤモデルの変形を計算する変形工程を含み、
    前記変形工程は、前記タイヤモデルを、前記タイヤが規格荷重の下で変形する状態よりも大きく変形させる大変形工程を含むことを特徴とするタイヤのシミュレーション方法。
  2. 前記コンピュータに、前記タイヤモデルが前記接触面モデルをすり抜けることを防ぐ第1の境界条件を定義する工程を含み、
    前記第1の境界条件は、前記タイヤモデルのトレッド部と前記接触面モデルとの間、及び、前記トレッド部の両端からタイヤ半径方向内側にのびるサイドウォール部と前記接触面モデルとの間に少なくとも定義される請求項1に記載のタイヤのシミュレーション方法。
  3. 前記大変形工程は、前記タイヤモデルをタイヤ半径方向に押圧し、前記タイヤモデルの前記トレッド部と、前記サイドウォール部の少なくとも一部とを、前記接触面モデルに接触させる請求項2に記載のタイヤのシミュレーション方法。
  4. 前記タイヤモデルは、前記タイヤの内腔面を形成するインナーライナーをモデル化したインナーライナーモデルを含み、
    前記コンピュータに、前記インナーライナーモデルの前記内腔面同士が互いにすり抜けることを防ぐ第2の境界条件を定義する工程を含む請求項1乃至3のいずれかに記載のタイヤのシミュレーション方法。
  5. 前記大変形工程は、前記タイヤモデルをタイヤ半径方向に押圧し、前記インナーライナーゴムモデル同士を互いに接触させる請求項4に記載のタイヤのシミュレーション方法。
  6. 前記大変形工程は、前記タイヤモデルに前記規格荷重よりも大きな荷重を負荷する請求項1乃至5のいずれかに記載のタイヤのシミュレーション方法。
  7. 前記接触面モデルは、変形不能に定義され、
    前記大変形工程は、前記タイヤモデルを、前記接触面モデル側に向かって押し付けて変形させる請求項1乃至6のいずれかに記載のタイヤのシミュレーション方法。
  8. 前記タイヤモデルの前記要素の少なくとも一部は、変形によって体積が変化せず、かつ、負荷を取り除くと元の形状に戻る非圧縮超弾性体モデルとして定義される請求項1乃至7のいずれかに記載のタイヤのシミュレーション方法。
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