JP6159181B2 - タイヤモデルの作成方法及びタイヤのシミュレーション方法 - Google Patents

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Description

本発明は、シミュレーションの精度を向上しうるタイヤモデルの作成方法及びタイヤのシミュレーション方法に関する。
近年、空気入りタイヤの転動状態を、コンピュータを用いて数値計算するシミュレーション方法が種々提案されている。この種のシミュレーション方法では、例えば、評価対象のタイヤを、有限個の要素でモデル化(離散化)したタイヤモデルが作成される。
ところで、タイヤは、金型を使用して、約140〜180℃の温度で加硫成形されて製造される。加硫を終えたタイヤは、金型から取り出されて、自然又は強制的に冷却される。加硫成形時から冷却後の温度低下により、タイヤを構成するゴム部材や繊維コード材等には、熱収縮が生じる。このため、冷却後のタイヤの断面形状は、金型内でのタイヤ断面形状と一致しない。
タイヤの熱収縮を考慮したタイヤモデルの作成方法が、下記特許文献1で提案されている。この方法では、金型内での断面形状に基づいてタイヤモデルを作成した後に、加硫成形時の温度から冷却後の温度への温度低下に基づく熱収縮条件を用いて、タイヤモデルを収縮させていた。また、加硫成形時の温度としては、タイヤモデルの各要素に、例えば、一律に同一の温度が設定されていた。
特開2010−191612号公報
しかしながら、従来のタイヤモデルの作成方法においても、収縮後のタイヤモデルの形状を、冷却後のタイヤの形状に近似させることが難しく、シミュレーションの精度を十分に向上させることができないという問題があった。
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、第1のタイヤモデルに設定される加硫成形時の温度を、タイヤ表面側とタイヤ内部側とで異ならせることを基本として、シミュレーションの精度を向上しうるタイヤモデルの作成方法及びタイヤのシミュレーション方法を提供することを主たる目的としている。
本発明のタイヤモデルの作成方法は、金型で加硫成形された後に前記金型から取り出されて冷却された空気入りタイヤを、数値計算するために、前記タイヤを有限個の要素でモデル化したタイヤモデルを、コンピュータを用いて作成するための方法であって、前記コンピュータに、前記金型内でのタイヤ断面形状に基づいた断面形状を有する第1のタイヤモデルを入力するステップ、前記第1のタイヤモデルの前記各要素に、前記加硫成形時の温度と、前記冷却された後の温度とを含む温度条件を設定する温度設定ステップ、及び前記コンピュータが、前記加硫成形時の温度から前記冷却後の温度への温度低下に基づく熱収縮条件を用いて、前記第1のタイヤモデルが収縮した第2のタイヤモデルを計算するステップを含み、前記温度設定ステップにおいて、前記第1のタイヤモデルに設定される前記加硫成形時の温度は、タイヤ表面側とタイヤ内部側とで異なることを特徴とする。
本発明に係る前記タイヤモデルの作成方法は、前記温度設定ステップは、前記加硫成形時の温度として、前記タイヤ表面側の温度のみを定義するステップと、前記タイヤ内部側の温度を、前記タイヤ表面側の温度に基づいて計算するステップとを含むのが望ましい。
本発明に係る前記タイヤモデルの作成方法は、前記タイヤ表面側の温度は、前記金型側に面するタイヤ外面側の温度と、前記金型とは反対側に面するタイヤ内腔側の温度とを含み、前記タイヤ内部側の温度は、前記タイヤ外面側の温度と、前記タイヤ内腔側の温度とを用いて補間計算されるのが望ましい。
本発明に係る前記タイヤのシミュレーション方法は、コンピュータが、請求項1乃至3のいずれかに記載のタイヤモデルの作成方法により得られた前記第2のタイヤモデルに条件を与えて変形させるステップ、前記コンピュータが、前記変形した第2のタイヤモデルから、少なくとも一つの物理量を取得するステップとを含むことを特徴とする。
本発明のタイヤモデルの作成方法は、コンピュータに、金型内でのタイヤ断面形状に基づいた断面形状を有する第1のタイヤモデルを入力するステップ、第1のタイヤモデルの前記各要素に、加硫成形時の温度と、冷却された後の温度とを含む温度条件を設定する温度設定ステップ、及び加硫成形時の温度から冷却後の温度への温度低下に基づく熱収縮条件を用いて、第1のタイヤモデルが収縮した第2のタイヤモデルを計算するステップを含む。
温度設定ステップでは、第1のタイヤモデルに設定される加硫成形時の温度を、タイヤ表面側とタイヤ内部側とで異ならせている。これにより、第1のタイヤモデルには、実際の製造時に近似する加硫成形時の温度が設定される。従って、本発明の作成方法は、第2のタイヤモデルの形状を、冷却後のタイヤの形状に近似させることができ、シミュレーションの精度を向上させることができる。
本実施形態のタイヤモデルの作成方法及びシミュレーション方法を実行するコンピュータの斜視図である。 評価対象の空気入りタイヤの断面図である。 金型及び加硫成形される生タイヤの部分断面図である。 本実施形態の作成方法及びシミュレーション方法の処理手順の一例を示すフローチャートである。 第1のタイヤモデルの断面図である。 本実施形態の温度設定ステップの処理手順の一例を示すフローチャートである。 図5の拡大図である。 本実施形態の収縮ステップの処理手順の一例を示すフローチャートである。 第2のタイヤモデルの断面図である。 本実施形態の変形ステップの処理手順の一例を示すフローチャートである。 内圧充填後の第2のタイヤモデルの断面図である。 三次元の第2のタイヤモデルの部分断面図である。 三次元の第2のタイヤモデル及び路面モデルの斜視図である。 本実施形態の物理量計算ステップの処理手順の一例を示すフローチャートである。 実施例の第2のタイヤモデルの接地面及び接地圧を示すコンター図である。 比較例の第2のタイヤモデルの接地面及び接地圧を示すコンター図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
本実施形態のタイヤモデルの作成方法(以下、単に「作成方法」ということがある。)は、評価対象の空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」ということがある。)をモデル化したタイヤモデルを、コンピュータを用いて作成するための方法である。
図1は、本実施形態のタイヤモデルの作成方法及びシミュレーション方法を実行するコンピュータ1を示している。コンピュータ1は、本体1a、キーボード1b、マウス1c及びディスプレイ装置1dが含まれる。この本体1aには、演算処理装置(CPU)、ROM、作業用メモリー、磁気ディスクなどの記憶装置及びディスクドライブ装置1a1、1a2などが設けられている。なお、記憶装置には、本実施形態の作成方法を実行するための処理手順(プログラム)が予め記憶されている。
図2は、評価対象の空気入りタイヤ2を示している。評価対象のタイヤ2は、例えば、重荷重用の空気入りタイヤとして構成される。タイヤ2は、トレッド部2aからサイドウォール部2bを経てビード部2cのビードコア5に至るカーカス6と、このカーカス6のタイヤ半径方向外側かつトレッド部2aの内部に配されるベルト層7とが設けられている。
トレッド部2aには、ベルト層7のタイヤ半径方向外側にトレッドゴム2Gaが配されている。トレッドゴム2Gaの外面には、例えば、タイヤ周方向に連続してのびる主溝10、該主溝10と交わる向きにのびる複数本の横溝(図示省略)とが設けられる。
カーカス6は、少なくとも1枚以上、本実施形態では1枚のカーカスプライ6Aで構成されている。このカーカスプライ6Aは、トレッド部2aからサイドウォール部2bを経てビード部2cのビードコア5に至る本体部6aと、この本体部6aに連なりビードコア5の廻りをタイヤ軸方向内側から外側に折り返された折返し部6bとを含んでいる。この本体部6aと折返し部6bとの間には、ビードコア5からタイヤ半径方向外側にのびるビードエーペックスゴム8が配されている。また、カーカスプライ6Aは、タイヤ赤道Cに対して、例えば75〜90度の角度で配列されたカーカスコードを有している。
カーカス6の内面には、タイヤ内腔面をなすインナーライナゴム9が設けられている。このインナーライナゴム9は、例えば、耐空気透過性に優れるブチル系ゴムからなり、空気漏れを防止する。
ベルト層7は、例えば、スチール製のベルトコードをタイヤ周方向に対して例えば10〜70゜の角度で配列した4枚のベルトプライ7A〜7Dから構成される。これらのベルトプライ7A〜7Dは、ベルトコードがプライ間で互いに交差する箇所を1箇所以上設けて重置されている。
このようなタイヤ2は、慣例に従い、未加硫の生タイヤが金型内で加硫成形されることによって製造される。
図3は、金型11及び加硫成形される生タイヤ2Lを示している。金型11は、例えば、サイドウォール成形面12sを有する一対のサイドウォール成形型12と、トレッドゴム成形面13sを有するトレッド成形型13と、生タイヤ2Lのビード部2cを保持しうる一対のビードリング14とを含んで構成されている。これらのサイドウォール成形型12、トレッド成形型13、及びビードリング14が嵌め合わされることにより、タイヤ外面を成形しうるキャビティ11sが形成される。また、金型11には、例えば、電気ヒータ等の加熱手段(図示省略)が配置されている。
金型11のキャビティ11s内には、生タイヤ2Lが配置される。生タイヤ2Lは、高温の高圧流体(図示省略)が供給されるブラダー15の膨張により、キャビティ11sに押付けられる。そして、生タイヤ2Lは、金型11の加熱手段(図示省略)及びブラダー15に供給される高圧流体によって、約140〜180℃の温度で加硫成形される。加硫後のタイヤ2は、金型11から取り出されて、自然又は強制的に冷却される。これにより、図2に示したタイヤ2が製造される。
また、タイヤ2を構成するゴム部材2Gや、カーカスプライ6等の繊維コード材等には、加硫成形時から冷却後の温度低下によって熱収縮が生じる。このため、冷却後のタイヤ2の断面形状は、金型11内でのタイヤ断面形状(即ち、キャビティ11sの断面形状)と一致しない。
図4には、本実施形態の作成方法、及びタイヤモデルを用いたシミュレーション方法の具体的な処理手順が示される。本実施形態の作成方法では、先ず、タイヤ2をモデル化した第1のタイヤモデルが、コンピュータ1に入力する(ステップS1)。
図5は、第1のタイヤモデル21を示している。ステップS1では、先ず、金型11内でのタイヤ断面形状に基づいて、二次元の断面形状(輪郭)20が定められる。次に、ステップS1では、二次元の断面形状20に基づいて、図2に示したトレッドゴム2Ga等のゴム部材2G、カーカスプライ6A及びベルトプライ7A〜7Dの各コード部材が、数値解析法により取り扱い可能な有限個の要素Fi(i=1、2、…)でモデル化(離散化)される。これにより、ステップS1では、ゴム部材モデル22、カーカスプライモデル23及びベルトプライモデル24を有する二次元の第1のタイヤモデル21が設定される。
数値解析法としては、例えば有限要素法、有限体積法、差分法又は境界要素法が適宜採用できる。本実施形態では、有限要素法が採用される。また、各要素Fiとしては、例えば、複雑な二次元の形状を表現するのに適した四辺形要素が好ましいが、これに限定されない。また、各要素Fiには、複数個の節点25が設けられる。このような各要素Fiには、要素番号、節点番号、節点座標値及び材料特性(剛性、密度、ヤング率、熱膨張係数、又は減衰係数等)などの数値データが定義される。
本実施形態では、ゴム部材モデル22の各要素Fiの熱膨張係数として、等方性のものが設定される。また、カーカスプライモデル23及びベルトプライモデル24のコード部材の各要素Fiの熱膨張係数としては、コードの長手方向に沿った異方性のものが設定される。
このような第1のタイヤモデル21の設定(モデリング)は、例えば、金型11(図3に示す)の設計データ(例えば、CADデータ)と、メッシュ化ソフトウエアとを用いることにより、容易に実施することができる。そして、第1のタイヤモデル21は、コンピュータ1に記憶される。
次に、第1のタイヤモデル21の各要素Fiに、加硫成形時の温度と、冷却された後の温度とを含む温度条件が、コンピュータ1に入力される(温度設定ステップS2)。この温度設定ステップS2、及び次の収縮ステップS3では、加硫後に冷却されたタイヤ2の熱収縮を考慮して、第1のタイヤモデル21の収縮が計算される。
従来の作成方法では、加硫成形時の温度として、第1のタイヤモデル21の各要素Fiに、一律に同一の温度が設定されていた。これに対して、本実施形態の温度設定ステップS2では、加硫成形時の温度は、タイヤ表面側26とタイヤ内部側27とで異なっている。これは、発明者らが、鋭意研究を重ねた結果、図3に示した加硫成形時のタイヤ2において、金型11やブラダー15等を介して直接加熱されるタイヤ表面側2oと、タイヤ表面側2oから熱が伝達されるタイヤ内部側2iとで温度が異なり、この温度差が、タイヤ2の熱収縮に大きく影響することを知見したことに基づいている。図6は、本実施形態の温度設定ステップS2の具体的な処理手順を示している。
本実施形態の温度設定ステップS2では、先ず、加硫成形時の温度として、タイヤ表面側の温度のみが定義される(ステップS21)。図5に示されるように、タイヤ表面側26の温度は、図3に示した金型11に面するタイヤ外面側26Aの温度と、金型11とは反対側に面する(ブラダー15が当接する)タイヤ内腔側26Bの温度とが含まれる。
本実施形態のタイヤ外面側26Aの温度としては、加硫成形時に、金型11(図3に示す)に実際に設定される温度(例えば、140〜180℃)が設定される。本実施形態では、各要素Fiの各節点25のうち、タイヤ外面を構成する外面節点25oに、タイヤ外面側26Aの温度が一律に設定されている。そして、外面節点25oに設定されたタイヤ外面側26Aの温度は、コンピュータ1に入力される。なお、各外面節点25oに設定される温度としては、例えば、実験やシミュレーションで求めた加硫金型の温度分布等に基づいて設定されてもよい。
また、タイヤ内腔側26Bの温度としては、加硫成形時に、図3に示したブラダー15に実際に設定される温度(例えば、140〜180℃)が設定される。本実施形態では、各要素Fiの各節点25のうち、タイヤ内腔面を構成する内面節点25iに、タイヤ内腔側26Bの温度が一律に設定される。そして、内面節点25iに設定されたタイヤ内腔側26Bの温度は、コンピュータ1に入力される。なお、各内面節点25iに設定される温度としては、例えば、実験やシミュレーションで求めた加硫金型の温度分布等に基づいて設定されてもよい。
次に、タイヤ表面側26の温度に基づいて、タイヤ内部側の温度が計算される(ステップS22)。本実施形態では、タイヤ内部側27の温度が、タイヤ外面側26Aの温度と、タイヤ内腔側26Bの温度とを用いて補間計算される。
図7は、図5に示した第1のタイヤモデル21を拡大して示している。本実施形態のステップS22では、先ず、各要素Fiの各節点25のうち、外面節点25o及び内面節点25iを除く内側節点25cが選択される。次に、選択された内側節点25cに、第1のタイヤモデル21の厚さ方向で隣接する外面節点25o及び内面節点25iが選択される。そして、外面節点25oのタイヤ外面側26Aの温度と、内面節点25iのタイヤ内腔側26Bの温度に基づく線形補間が計算されることにより、内側節点25cのタイヤ内部側27の温度が計算される。このようなタイヤ内部側27の温度は、金型11とブラダー15とに挟まれて間接的に加熱されるタイヤ2のタイヤ内部側2i(図3に示す)の温度に近似しうる。
そして、ステップS22では、このような補間計算が、全ての内側節点25cについて実施される。これにより、温度設定ステップS2では、第1のタイヤモデル21の各節点25に設定される加硫成形時の温度を、タイヤ表面側26とタイヤ内部側27とで異ならせて、実際の製造時に近似させることができる。
なお、本実施形態では、内側節点25cのタイヤ内部側27の温度が、線形補間によって計算されるものが例示されたが、これに限定されるわけではない。例えば、スプライン補間、又は、ラグランジュ補間等によって計算されてもよい。これらの各内側節点25cのタイヤ内部側27の温度は、コンピュータ1に記憶される。
次に、要素Fiの各節点25に、冷却された後の温度(以下、単に「冷却後の温度」ということがある。)が設定される(ステップS23)。本実施形態では、要素Fiの各節点25に、同一の冷却後の温度が、一律に設定される。冷却後の温度としては、適宜設定することができる。本実施形態では、冷却後の温度として、常温(例えば、20〜30℃)が設定される。各節点25の冷却後の温度は、コンピュータ1に記憶される。
次に、コンピュータ1が、第1のタイヤモデル21が収縮した第2のタイヤモデルを計算する(収縮ステップS3)。この収縮ステップS3では、加硫成形時の温度から冷却後の温度への温度低下に基づく熱収縮条件を用いて、第1のタイヤモデル21の収縮が計算される。図8は、本実施形態の収縮ステップS3の具体的な処理手順を示している。
図5に示されるように、本実施形態の収縮ステップS3では、先ず、各要素Fiの各節点25において、各加硫成形時の温度(タイヤ外面側26Aの温度、タイヤ内腔側26Bの温度、及びタイヤ内部側27の温度)と、冷却後の温度との温度差を求める(ステップS31)。各節点25には、それぞれ異なる加硫成形時の温度が設定されている。さらに、各節点25には、同一の冷却後の温度が設定されている。このため、前記温度差は、節点25毎に異なる。このような各節点25の温度差は、コンピュータ1に記憶される。
次に、各要素Fiにおいて、各加硫成形時と冷却後との温度差を求める(ステップS32)。このステップS32では、各要素Fiにおいて、該要素Fiを構成する各節点25の温度差の平均が計算される。これにより、各要素Fiの温度差を求めることができる。このような各要素Fiの温度差は、コンピュータ1に記憶される。
次に、各要素Fiの収縮量が計算される(ステップS33)。このステップS33では、各要素Fiに設定されている熱膨張係数に、各要素Fiの温度差が乗じられることにより、各要素Fiの収縮量が計算される。
ゴム部材モデル22の各要素Fiは、等方性の熱膨張係数が設定されているため、体積が等方収縮した収縮量が計算される。また、コード部材の各要素Fiは、コードの長手方向に沿った異方性の熱膨張係数が設定されているため、コードの長手方向に沿って収縮した収縮量が計算される。本実施形態では、要素Fi毎に前記温度差が異なるため、各要素Fiの収縮量をそれぞれ異ならせることができる。このような各要素Fiの収縮量は、コンピュータ1に記憶される。
なお、ステップS3で用いられる解析アプリケーションソフトにおいて、要素Fi毎に温度差を設定できない場合には、例えば、各要素Fiの収縮量Cの計算に用いられる下記式(1)において、各要素Fiの熱膨張係数αを、各要素Fiの温度差に基づいて変更するのが望ましい。これにより、各要素Fiの温度差に基づいた収縮量を計算することができる。

ここで、
:各要素の収縮量
α:各要素の熱膨張係数
Δt:各要素の温度差
:各要素の基準温度差(本実施形態では、100℃)
次に、各要素Fiの節点25の変位量が計算される(ステップS34)。このステップS34では、各要素Fiの剛性と各要素Fiの収縮量とが釣り合うように、各要素Fiの節点25の変位量が計算される。これにより、ステップS34では、図9に示されるように、各要素Fiの各節点25の温度差に基づいて、第1のタイヤモデル21(図5に示す)が収縮した冷却後の第2のタイヤモデル31が計算される。このようなステップS3の一連の処理は、各種のソフトウエアを利用して行うことができる。本実施形態では、解析アプリケーションソフト(Dassault Systems 社製の ABAQUS等)を用いて行われる。
このように、本実施形態の作成方法では、実際のタイヤ製造時に近似する加硫成形時の温度に基づいて、第1のタイヤモデル21(図5に示す)を収縮させて、第2のタイヤモデル31が計算される。従って、本実施形態の作成方法では、各要素Fiに一律に同一の加硫成形時の温度が設定されていた従来の方法に比べて、第2のタイヤモデル31の形状を、冷却後のタイヤ2(図2に示す)の形状に近似させることができる。
本実施形態の作成方法では、第1のタイヤモデル21の全ての内側節点25cについて、タイヤ内部側27の温度が計算されるものが例示されたが、これに限定されるわけではない。例えば、内側節点25cの一部についてのみ、タイヤ内部側27の温度が計算されてもよい。この場合、タイヤ表面側26とタイヤ内部側27との温度差が大きくなりやすいトレッド部21aやサイドウォール部21bにおいて、内側節点25cのタイヤ内部側27の温度が計算されるのが望ましい。これにより、温度設定ステップS2では、内側節点25cの計算時間を短縮しつつ、第2のタイヤモデル31の形状を近似させることができる。なお、内側節点25cの加硫成形時の温度を計算する箇所は、必要により適宜変更することができる。
また、本実施形態では、各外面節点25oに、タイヤ外面側26Aの温度が一律に設定されるものが例示されたが、これに限定されるわけではない。例えば、金型11の構造や、加熱手段(図示省略)の位置等に基づいて、外面節点25o毎に異なる温度が設定されてもよい。これにより、第1のタイヤモデル21の加硫成形時の温度を、実際のタイヤ製造時に、より精度よく近似させることができる。例えば、図3に示した上下で向き合うサイドウォール成形型12、12のうち、上方のサイドウォール成形型12が、下方のサイドウォール成形型12よりも、タイヤ外面側26Aの温度が高くなる傾向がある。この場合、上方のサイドウォール成形型12のタイヤ外面側26Aの温度を、下方のサイドウォール成形型12よりも大きくするのが望ましい。同様に、各内面節点25iも、タイヤ内腔側26Bの温度を異ならせるのが望ましい。
図5に示されるように、本実施形態では、第1のタイヤモデル21の加硫成形時の温度が、タイヤ外面側26Aの温度と、タイヤ内腔側26Bの温度とを用いて計算されるものが例示されたが、これに限定されるわけではない。第1のタイヤモデル21の加硫成形時の温度は、例えば、実際の加硫成形時に測定された温度分布に基づいて設定されてもよい。これにより、第1のタイヤモデル21の加硫成形時の温度を、タイヤ表面側26及びタイヤ内部側27で異ならせて、実際の加硫成形時に、さらに精度よく近似させることができる。
次に、本実施形態の作成方法により得られた第2のタイヤモデル31を用いたタイヤのシミュレーション方法(以下、単に「シミュレーション方法」ということがある)を説明する。このシミュレーション方法では、先ず、コンピュータ1が、第2のタイヤモデル31に条件を与えて変形させる(変形ステップS4)。図10は、本実施形態の変形ステップS4の具体的な処理手順を示示している。
本実施形態の変形ステップS4では、先ず、内圧充填後の第2のタイヤモデルが計算される(ステップS41)。図11は、内圧充填後の第2のタイヤモデル31Cを示している。ステップS41では、第2のタイヤモデル31を、リム条件及び内圧条件に基づいて変形させる。
リムに関する条件としては、第2のタイヤモデル31のリム接触領域31r、31rを変位不能に拘束するとともに、該リム接触領域31rを装着されるリムサイズに応じた幅Wに変形させる条件が設定される。また、第2のタイヤモデル31の仮想の回転軸(以下、単に「回転軸」という。)CL(図示省略)は、リム接触領域31rとの相対距離Rsが常に一定となるよう連結固定される。
また、内圧条件として、第2のタイヤモデル31の内腔面の全域に、例えば規格で定められた最大の空気圧に相当する等分布荷重wが設定される。
そして、これらの条件の下で第2のタイヤモデル31の釣り合い計算を行うことにより、該第2のタイヤモデル31がリムに組み込まれて空気圧が充填されたときの各節点25の変位が計算される。これにより、内圧充填後の第2のタイヤモデル31Cが計算される。この内圧充填後の第2のタイヤモデル31Cは、コンピュータ1に記憶される。
次に、内圧充填後の第2のタイヤモデル31Cが三次元に展開される(ステップS42)。図12及び図13は、三次元の第2のタイヤモデルを示している。ステップS42では、先ず、内圧充填後の第2のタイヤモデル31Cの各節点25を、所定の角度ピッチでタイヤ周方向に連続複写する。次に、タイヤ周方向で隣り合う節点25、25間を、相互に連結して、二次元の要素Fiを三次元に再要素化(リメッシュ化)する。これにより、ステップS42では、三次元の第2のタイヤモデル31Sを得ることができる。
ゴム部材モデル22を構成する要素Fiは、三次元のソリッド要素にリメッシュ化される。一方、カーカスプライモデル23及びベルトプライモデル24のコード材を構成する要素Fiについては、コードの長手方向に沿った強度異方性が定義されたシェル要素などが用いられる。また、内圧充填後の第2のタイヤモデル31Cを連続複写する角度ピッチについては、適宜設定することができるが、例えば、0.1度〜2.0度に設定されるのが望ましい。
このように、本実施形態の作成方法では、第1のタイヤモデル21から熱収縮変形させた二次元の第2のタイヤモデル31を、タイヤ周方向に単純に展開して三次元の第2のタイヤモデル31Sが設定される。このため、本実施形態の作成方法では、例えば、三次元のタイヤモデルに対して熱収縮計算する場合に比べて、計算量を大幅に減らすことができる。
次に、コンピュータ1が、三次元の第2のタイヤモデル31Sから、少なくとも一つの物理量を取得する(物理量計算ステップS5)。本実施形態の物理量計算ステップS5では、三次元の第2のタイヤモデル31Sに荷重を負荷して、例えば、その接地形状や、接地圧等が計算される。図14は、本実施形態の物理量計算ステップS5の具体的な処理手順を示している。
本実施形態の物理量計算ステップS5では、先ず、路面をモデル化した路面モデルが設定される(ステップS51)。図13に示されるように、路面モデル33は、路面(図示省略)を、数値解析法により取り扱い可能な有限個の要素Gi(i=1、2、…)でモデル化(離散化)することで設定される。この数値解析法としては、第1のタイヤモデル21(図5に示す)及び第2のタイヤモデル31(図9に示す)と同様に、有限要素法が採用される。
また、要素Giは、変形不能に設定された剛平面要素からなる。この要素Giには、複数の節点34が設けられる。さらに、要素Giは、要素番号や、節点34の座標値等の数値データが定義される。また、路面モデル33には、三次元の第2のタイヤモデル31Sとの摩擦係数が設定される。摩擦係数としては、路面モデル33が変位しないものとして、所定の値が設定される。
本実施形態では、路面モデル33として、平滑な表面を有するものが例示されたが、必要に応じて、アスファルト路面のような微小凹凸、不規則な段差、窪み、うねり、又は轍等の実走行路面に近似した凹凸などが設けられても良い。このような路面モデル33は、コンピュータ1に記憶される。
次に、三次元の第2のタイヤモデル31Sに負荷する荷重条件が設定される(ステップS52)。荷重条件としては、第2のタイヤモデル31Sの回転軸CLを垂直下方に押し下げる荷重Hが設定される。この荷重Hについては、適宜設定することができるが、例えば、第2のタイヤモデル31Sの基礎となったタイヤ2(図2に示す)の規格最大荷重が設定されるのが望ましい。
次に、荷重条件に基づいて、三次元の第2のタイヤモデル31Sの変形計算が実施される(ステップS53)。このステップS53では、第2のタイヤモデル31Sを路面モデル33に静的に接地させて、その接地形状(節点の変位及び物理量)が計算される。この接地形状の計算は、例えば汎用の有限要素解析アプリケーションソフトウェア(例えば、 LSTC 社製の LS-DYNA など)を用いて行われる。図15は、ステップS53において計算された第2のタイヤモデル31Sの接地形状、及び接地圧を示したコンター図を示している。
このコンター図は、要素Fiの節点25で計算された接地圧、及び、該節点25の接地圧から補間計算された接地圧に基づいて、同一範囲の接地圧毎に、異なる色情報が設定される。なお、色情報としては、グレースケール(輝度)が採用されているが、カラースケール(色)でもよいのは言うまでもない。また、コンター図は、例えば、汎用のポストプロセッサ( LSTC 社製の Ls-PrePost など)を用いて求めることができる。
本実施形態では、ステップS1〜S4において、第2のタイヤモデル31Sの形状を、冷却後のタイヤ2(図2に示す)の形状に近似させることができる。このため、物理量計算ステップS5では、実際のタイヤ2に近似する第2のタイヤモデル31Sを用いて物理量が計算されるため、シミュレーションの精度を向上させることができる。
次に、第2のタイヤモデル31Sの物理量(接地形状等)が、開発の目標に達成し得たか否かが判断される(ステップS6)。この判断は、コンピュータ1又はオペレータ(人間)によって行われる。ステップS6では、第2のタイヤモデル31Sの物理量(接地形状)が、目標に達成できたと判断された場合、例えば金型・構造設計で得られた各部の寸法、材料特性、トレッドパターンなどを用いて製品タイヤの設計が行われる(ステップS7)。
一方、第2のタイヤモデル31Sの物理量(接地形状)が目標に達成できていないと判断された場合には、例えば、図2に示したカーカス6のプロファイル形状や、ベルト層7の幅寸法等の少なくとも1以上のタイヤ2の設計因子が変更され(ステップS8)、ステップS1〜S6が再度実行される。これにより、本実施形態のシミュレーション方法では、開発の目標を達成しうる製品タイヤを、確実に設計することができる。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
図4に示した処理手順に従って、第1のタイヤモデルが収縮した第2のタイヤモデルが計算された。温度設定ステップでは、タイヤ外面側の温度(150℃)及びタイヤ内腔側の温度(140℃)から、タイヤ内部側の温度が補間計算された。そして、第2のタイヤモデルを所定の条件に基づいて変形させ、図15に示す第2のタイヤモデルの接地面、及び接地圧のコンター図が求められた(実施例)。そして、センター陸部36及びミドル陸部37において、周方向最大長さL2と、周方向最小長さL1との比L2/L1が計算された。
また、比較のために、第1のタイヤモデルの各要素に、一律に同一の加硫成形時の温度(150℃)が設定され、第2のタイヤモデルが計算された。そして、第2のタイヤモデルを所定の条件に基づいて変形させ、図16に示す第2のタイヤモデルの接地面、及び接地圧のコンター図が求められた(比較例)。そして、実施例と同様に、比L2/L1が計算された。
さらに、加硫金型の温度(150℃)及びブラダーの温度(140℃)で加硫成形された図2に示すタイヤを、下記リムにリム組みし、下記内圧を充填して、下記荷重を負荷させたときの接地面が測定された。そして、実際のタイヤの比L2/L1が計算され、実施例の比L2/L1及び比較例の比L2/L1と比較された。なお、共通仕様は、以下のとおりである。
タイヤサイズ:12R22.5
リムサイズ:22.5×8.25
内圧:900kPa
荷重:32.5kN
常温:26℃
テストの結果、実際のタイヤの比L2/L1が、1.14であった。一方、実施例の比L2/L1は、1.16(差:0.02)であり、比較例の比L2/L1が、1.25(実測差:0.11)であった。従って、実施例のタイヤモデルの接地面は、比較例と比べて、実際のタイヤの接地面に近似し、シミュレーション精度を向上しうることを確認できた。
2 空気入りタイヤ
21 第1のタイヤモデル
26 タイヤ表面側
27 タイヤ内部側
31 第2のタイヤモデル
Fi 要素

Claims (4)

  1. 金型で加硫成形された後に前記金型から取り出されて冷却された空気入りタイヤを、数値計算するために、前記タイヤを有限個の要素でモデル化したタイヤモデルを、コンピュータを用いて作成するための方法であって、
    前記コンピュータに、前記金型内でのタイヤ断面形状に基づいた断面形状を有する第1のタイヤモデルを入力するステップ、
    前記第1のタイヤモデルの前記各要素に、前記加硫成形時の温度と、前記冷却された後の温度とを含む温度条件を設定する温度設定ステップ、及び
    前記コンピュータが、前記加硫成形時の温度から前記冷却後の温度への温度低下に基づく熱収縮条件を用いて、前記第1のタイヤモデルが収縮した第2のタイヤモデルを計算するステップを含み、
    前記温度設定ステップにおいて、前記第1のタイヤモデルに設定される前記加硫成形時の温度は、タイヤ表面側とタイヤ内部側とで異なることを特徴とするタイヤモデルの作成方法。
  2. 前記温度設定ステップは、前記加硫成形時の温度として、前記タイヤ表面側の温度のみを定義するステップと、
    前記タイヤ内部側の温度を、前記タイヤ表面側の温度に基づいて計算するステップとを含む請求項1記載のタイヤモデルの作成方法。
  3. 前記タイヤ表面側の温度は、前記金型側に面するタイヤ外面側の温度と、前記金型とは反対側に面するタイヤ内腔側の温度とを含み、
    前記タイヤ内部側の温度は、前記タイヤ外面側の温度と、前記タイヤ内腔側の温度とを用いて補間計算される請求項2に記載のタイヤモデルの作成方法。
  4. コンピュータが、請求項1乃至3のいずれかに記載のタイヤモデルの作成方法により得られた前記第2のタイヤモデルに条件を与えて変形させるステップ、
    前記コンピュータが、前記変形した第2のタイヤモデルから、少なくとも一つの物理量を取得するステップとを含むことを特徴とするタイヤのシミュレーション方法。
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