JP2013221988A - 像加熱装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】異なる種類の記録材を使い分けながら画像形成を行っても、生産性の低下を抑制できる構造を実現する。
【解決手段】定着ベルト51の内周面に接触する内部加熱ローラ54と、定着ベルト51の外周面に接触する外部加熱ローラ59とで、定着ベルト51を加熱する。内部加熱ローラ54と外部加熱ローラ59との間には、定着ベルト51の軌道を規制する規制内ローラ57と規制外ローラ58とを配置する。そして、記録材の種類に応じて、移動機構90、91により内部加熱ローラ54と外部加熱ローラ59とを移動させる。これにより、定着ベルト51の内周面と内部加熱ローラ54との接触面積と、定着ベルト51の外周面と外部加熱ローラ59との接触面積とをそれぞれ変更して、定着ベルト51の外周面又は内周面に与える熱量を素早く変化させることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、加熱ベルトにより記録材に形成された画像を加熱する像加熱装置、及び、このような像加熱装置を備えた画像形成装置に関する。
画像形成装置において、電子写真プロセス・静電記録プロセス・磁気記録プロセス等の適宜の画像形成プロセス手段部で形成したトナー画像を、中間転写方式或いは直接転写方式で記録材に転写する。記録材に転写された未定着のトナー画像は、像加熱装置としての定着装置で加熱、加圧され、記録材に定着される。また、記録材に定着された画像を、再度、定着装置で加熱して、画像の光沢度を調整する場合もある。
このような定着装置として、記録材を通過させて画像を加熱するニップ部の幅を大きくでき、ウォームアップタイムを短縮できるベルト式の加熱装置が知られている。即ち、定着部材としての加熱したベルトと加圧ローラとでニップ部を形成し、このニップ部にトナー画像を形成した記録材を通過させて、記録材に画像を定着する構造が従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。
一方、ニップ部を記録材が通過すると定着部材の熱量が奪われるため、定着部材を内部から加熱することに加えて外部からも加熱する構造も知られている。このような構造の場合、外部からも加熱を行うため、定着部材の表面温度が必要な温度に達するまでの時間を短くできる(例えば、特許文献2参照)。
特開昭63−313182号公報 特開2004−37555号公報
ところで、最近では、異なる種類の記録材を使い分けながら一連の画像形成ジョブを実行し得る画像形成装置が実用化されている。この種の画像形成装置によれば、例えば表カバーと裏カバーには厚紙を用い、これらカバーに挟まれた本体部分には薄紙を用いるといったことが可能となる。また、スキャナで複数の原稿群を一度にスキャンしておき、最初にスキャンした原稿群については薄紙で複写し、次にスキャンした原稿群については厚紙で複写するといったこともできる。これと同様に、パーソナルコンピュータ等のクライアント装置から供給される複数の画像データ毎に用紙の種類を変えてプリントする、といったことも容易に実現できる。
このように異なる種類の記録材を使い分けながら画像形成を行う場合、記録材の種類に応じて定着装置による加熱量を変更する必要がある。例えば、厚紙のように坪量の大きな記録材に画像を定着する場合には加熱量を大きくする必要があるし、薄紙のように坪量の小さな記録材に画像を定着する場合には加熱量を小さくする必要がある。このために、記録材の種類に応じて、定着部材を加熱する内部或いは外部に設けた加熱部材の設定温度を切り替える必要がある。但し、このように設定温度を切り替えるだけでは、加熱部材の温度が所望の温度になるまで時間が掛かってしまい、生産性が低下する。
本発明は、このような事情に鑑み、異なる種類の記録材を使い分けながら画像形成を行っても、生産性の低下を抑制できる構造を実現すべく発明したものである。
本発明は、無端状の加熱ベルトを有し、前記加熱ベルトにより記録材に形成された画像を加熱する像加熱装置において、前記加熱ベルトの内周面に接触し、前記加熱ベルトを加熱する内部加熱部材と、前記加熱ベルトの外周面に接触し、前記加熱ベルトを加熱する外部加熱部材と、前記内部加熱部材と前記外部加熱部材との間に配置され、前記加熱ベルトの軌道を規制する規制部材と、前記内部加熱部材と、前記外部加熱部材と、前記規制部材とのうちの少なくとも何れかを移動させて、前記加熱ベルトと前記内部加熱部材との接触面積と、前記加熱ベルトと前記外部加熱部材との接触面積との少なくとも何れかを変更する変更手段と、を備えた、ことを特徴とする像加熱装置にある。
本発明によれば、加熱ベルトと内部加熱部材との接触面積と、加熱ベルトと外部加熱部材との接触面積との少なくとも何れかを変更することにより、加熱ベルトによる加熱量を素早く変更できる。このため、異なる種類の記録材を使い分けながら画像形成を行っても、生産性の低下を抑制できる。
本発明を適用し得る画像形成装置の1例を示す概略構成図。 第1の実施形態に係る定着装置の概略構成図。 規制ローラがない比較例で、外部加熱ローラを矢印方向に移動させた場合の定着装置の概略構成図。 規制ローラがない比較例で、内部加熱ローラ及び外部加熱ローラを矢印方向に移動させた場合の定着装置の概略構成図。 薄紙を通紙する状態を示す定着装置の概略構成図。 厚紙を通紙する状態を示す定着装置の概略構成図。 第1の実施形態の制御の流れを示すフローチャート。 本発明の第2の実施形態に係る定着装置の概略構成図。 本発明の第3の実施形態に係る定着装置の概略構成図。 本発明の第4の実施形態に係る定着装置の概略構成図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。以下の実施形態では、像加熱装置として未定着トナー画像を記録材に定着させる定着装置について説明するが、本発明は、定着済み画像又は半定着画像を担持した記録材を加熱加圧して画像の表面性状を調整する加熱処理装置としても実施できる。また、記録材としては、例えば、転写材シート・エレクトロファックスシート・静電記録紙・OHPシート・印刷用紙・フォーマット紙・封筒等が挙げられる。
[画像形成装置]
まず、図1を用いて、本発明を適用し得る画像形成装置の1例の概略構成について説明する。図1に示すように、画像形成装置100は、中間転写ベルト6に沿ってイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像形成部Y、C、M、Kを配置したタンデム型フルカラーレーザプリンタである。
画像形成部Y、C、M、Kは、図の下から上に順にトナー画像を中間転写ベルト6へ転写するように配置され、それぞれ電子写真プロセスを用いてトナー画像が形成される感光ドラム1を備えている。それぞれの感光ドラム1の周囲には、感光ドラム1の回転方向に沿って帯電装置2、現像装置3、一次転写ローラ9、及びクリーニング装置4が配置されている。露光装置5は、画像形成部Y、C、M、Kの感光ドラム1に対して、レーザー走査露光光学系を用いて共通に露光を行うように配置されている。
画像形成部Y、C、M、Kにおいて、露光装置5により、画像データに基づいた走査露光が、帯電装置2によって一様に帯電された感光ドラム1上になされて、感光ドラム1表面に走査露光画像に対応する静電像が形成される。
現像装置3は、感光ドラム1の表面に形成された静電像を、トナー画像として現像する。画像形成部Yの現像装置3にはイエロートナー、画像形成部Cの現像装置3にはシアントナー、画像形成部Mの現像装置3にはマゼンタトナー、画像形成部Kの現像装置3にはブラックトナーがそれぞれ充填されている。このため、画像形成部Yの感光ドラム1にはイエロートナー画像、画像形成部Cの感光ドラム1にはシアントナー画像が、画像形成部Mの感光ドラム1にはマゼンタトナー画像が、画像形成部Kの感光ドラム1にはブラックトナー画像がそれぞれ形成される。
画像形成部Y、C、M、Kのそれぞれの感光ドラム1に現像された上記各色の単色トナー画像は、感光ドラム1の回転と同期して等速で回転する中間転写ベルト6へ所定の位置合わせ状態で順に重畳されるように一次転写される。これにより、中間転写ベルト6上に、未定着のフルカラートナー画像が合成形成される。
本画像形成装置では、エンドレスの中間転写ベルト6を用いており、中間転写ベルト6は、駆動ローラ7、二次転写対向ローラ14、テンションローラ8に懸回して張架され、駆動ローラ7によって回転駆動される。
画像形成部Y、C、M、Kのそれぞれの一次転写ローラ9は、感光ドラム1に向かって中間転写ベルト6を付勢して、感光ドラム1と中間転写ベルト6との間にトナー画像の一次転写部を形成する。
不図示のバイアス電源が一次転写ローラ9に対してトナー画像と逆極性の一次転写バイアスを印加する。これにより、画像形成部Y、C、M、Kの感光ドラム1から中間転写ベルト6に対して、各色のトナー画像が一次転写される。
画像形成部Y、C、M、Kにおいて感光ドラム1から中間転写ベルト6へトナー画像を一次転写した後に、感光ドラム1上に残った転写残トナーは、クリーニング装置4によって除去される。
このような工程を中間転写ベルト6の回転に同調して、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの画像形成部Y、C、M、Kで行うことにより、中間転写ベルト6上に各色のトナー画像が順次重ねて一次転写される。なお、単色のみの画像形成(単色モード)時には、上記工程は、目的の色の画像形成部(例えばブラックの画像形成部K)についてのみ行われる。
一方、記録材カセット10にセットされた記録材Sは、給送ローラ11によって一枚分離給送されて、搬送路10aを通って、レジストローラ12に先端を当接した状態で停止する。記録材Sは、中央基準にて搬送される。レジストローラ12は、所定の制御タイミングで起動して、中間転写ベルト6と二次転写ローラ13とのニップ部である二次転写部へ記録材Sを送り込む。
二次転写ローラ13は、接地電位に接続された二次転写対向ローラ14に内側から支持された中間転写ベルト6に当接して記録材Sに対するトナー画像の二次転写部を形成する。中間転写ベルト6上に一次転写して重ね合わせたトナー画像は、不図示のバイアス電源がトナーと逆極性のバイアスを二次転写ローラ13に印加することにより、記録材S上に一括二次転写される。本画像形成装置では、上述の画像形成部Y、C、M、Kに中間転写ベルト6及び二次転写ローラ13を加えて、請求項に記載の記録材に画像を形成する画像形成部に対応する。
二次転写部を通過した中間転写ベルト6上に残った二次転写残トナーは、ベルトクリーニング装置15によって除去される。
トナー画像を二次転写された記録材Sは、中間転写ベルト6から曲率分離され、搬送路10bを通って像加熱装置としての定着装置50に導入される。定着装置50は、トナー画像が二次転写された記録材を加熱・加圧しつつ挟持搬送する過程で、トナー画像を融解、押潰して記録材S上にフルカラー画像を定着させる。
定着装置50から送り出された記録材Sは、搬送路10cを通って、フルカラープリント、もしくはモノカラープリントとして、排紙トレイ16に排紙される。
<第1の実施形態>
本発明の第1の実施形態について、図2ないし図7を用いて説明する。本実施形態では、図1で説明した定着装置50を中心に説明する。定着装置50は、無端状の加熱ベルトである定着ベルト51を有し、定着ベルト51により上述のように記録材Sに形成されたトナー画像を加熱する。このために、本実施形態では、内部加熱ローラ54と、外部加熱ローラ59と、1対の規制ローラである規制内ローラ57及び規制外ローラ58とを備える。内部加熱ローラ54は、定着ベルト51の内周面に接触し、定着ベルト51を加熱する内部加熱部材である。外部加熱ローラ59は、定着ベルト51の外周面に接触し、定着ベルト51を加熱する外部加熱部材である。
規制内ローラ57及び規制外ローラ58は、内部加熱ローラ54と外部加熱ローラ59との間で定着ベルト51を挟持するように配置され、定着ベルト51の軌道を規制する規制部材である。本実施形態では、規制内ローラ57及び規制外ローラ58は、図示の位置に固定されており、後述の内部加熱ローラ54又は外部加熱ローラ59の移動に拘らず、定着ベルト51の挟持した部分の位置を規制する。
また、定着装置50は、定着ローラ53と、加圧ローラ52と、テンションローラ55と、補助ローラ56とを備える。定着ローラ53は、内部加熱ローラ54とは別に定着ベルト51の内側に配置され、定着ベルト51を張架する張架ローラである。加圧ローラ52は、外部加熱ローラ59とは別に定着ベルト51の外側に配置され、定着ベルト51を定着ローラ53との間で挟持することにより、画像が形成された記録材Sが通過するニップ部Nを形成する対向部材である。
テンションローラ55は、内部加熱ローラ54を挟んで、規制内ローラ57及び規制外ローラ58と反対側に配置され、定着ベルト51を張架する第1張架ローラである。テンションローラ55は、図2の矢印70方向に移動可能で、不図示のバネなどの付勢手段により定着ベルト51を付勢し、定着ベルト51に所定のテンションを付与する。
補助ローラ56は、外部加熱ローラ59を挟んで、規制内ローラ57及び規制外ローラ58と反対側に配置され、定着ベルト51を張架する第2張架ローラである。補助ローラ56は、図示の位置に固定され、定着ベルト51を外部加熱ローラ59に巻き付けるようにしている。
本実施形態では、このように、内部加熱ローラ54と外部加熱ローラ59とにそれぞれ隣接するように、テンションローラ55又は補助ローラ56を配置している。これにより、内部加熱ローラ54及び外部加熱ローラ59が所定位置に存在する場合に、定着ベルト51と内部加熱ローラ54との内部接触面積と、定着ベルト51と外部加熱ローラ59との外部接触面積とを同じにできるようにしている。そして、後述するように、内部加熱ローラ54又は外部加熱ローラ59が所定位置から移動した場合に、これらの接触面積を所望に変化させ易くしている。
例えば、図2の構造で、補助ローラ56がないと仮定した場合、外部加熱ローラ59に対する定着ベルト51の巻き付き量を確保しにくくなり、内部接触面と外部接触面積が大きく異なってしまう。この場合、後述する内部加熱ローラ54又は外部加熱ローラ59の移動による接触面積の変更の効果が得にくくなる。したがって本実施形態では、上述のようにテンションローラ55及び補助ローラ56を配置している。なお、テンションローラ55と補助ローラ56の位置は逆であっても良い。また、内部加熱ローラ54と外部加熱ローラ59との位置も逆であっても良い。
以下、より具体的に説明する。同図において、60はニップ部Nの記録材出口側に、定着ベルト51及び加圧ローラ52の表面に当接または近接するようにそれぞれ配置されたシート分離爪、61は記録材をニップ部Nへ搬送する搬送ガイドである。
定着ベルト51は、基層としてポリイミド等の耐熱樹脂、もしくはSUS、Ni等の金属製のベルトからなり、厚みは20〜100μm程度である。基層の上にはシーコーンゴム等からなる弾性層を20〜500μm程度を有し、その外には離型層として、PFA層を30〜100μmで形成している。
定着ローラ53はアルミ芯金にスポンジや耐熱シリコンゴム等の弾性層を5〜10mm有するφ50のローラで構成され、図示しない駆動モータにより回転駆動される。本実施形態では、内部加熱ローラ54及び外部加熱ローラ59により定着ベルト51の加熱を行うため、定着ローラ53内には加熱源としてのヒータを配設していない。このため、定着ローラ53の弾性層の熱伝導率を小さくする必要がない。これにより定着ローラ53の弾性層を厚くしたり、弾性層としてスポンジを採用したりすることが可能となり、ニップ部の幅を大きくできる。
内部加熱ローラ54は、アルミニウムや鉄等の金属でできた芯金を基層として、その表面に耐熱性のフッ素コートの離型層を被覆してあるφ30のローラで、定着ベルト51の内面を加熱する。内部加熱ローラ54内には加熱源62が配設され、加熱源62はハロゲンヒータ等の熱発生素子であって、内部加熱ローラ54の内側面を赤外線加熱する。
64は温度検知素子であり、この温度検知素子64の出力信号に基づいて内部加熱ローラ54表面の温度を検知し、温度制御装置65をへて加熱源62が制御され、内部加熱ローラ54は所定の温度に制御される。本実施形態においては220℃に制御されている。
内部加熱ローラ54及び温度検知素子64は、移動機構90によって、矢印71の方向に移動可能となっている。移動機構90としては、例えば、カム機構が挙げられる。即ち、内部加熱ローラ54及び温度検知素子64を支持する支持部を、定着装置50のケースに設けたガイドレールなどにより矢印71方向に移動自在に支持する。この支持部は、矢印71の何れかの方向にバネなどの付勢手段により付勢されている。また、支持部は、モータ回転するカムと当接し、このカムの位相によって、付勢手段の付勢方向と反対方向に押されるようにする。これにより、カムを回転させることにより、内部加熱ローラ54及び温度検知素子64を矢印71の方向に移動可能となる。なお、カム機構に代えて、送りねじ機構などの他の手段によって移動させるようにしても良い。
本実施形態では、このように移動機構90によって内部加熱ローラ54を移動させることにより、定着ベルト51と内部加熱ローラ54との接触面積(内部接触面積)を変化させられるようにしている。そして、内部加熱ローラ54から定着ベルト51の内面に与える熱量を変化させられるようにしている。
外部加熱ローラ59は、アルミニウムや鉄等の金属でできた芯金を基層として、その表面に耐熱性のフッ素コートの離型層を被覆してあるφ30のローラで、定着ベルト51の外面を加熱する。外部加熱ローラ59内には加熱源63が配設され、加熱源63はハロゲンヒータ等の熱発生素子であって、外部加熱ローラ59の内側面を赤外線加熱する。
66は温度検知素子であり、この温度検知素子66の出力信号に基づいて外部加熱ローラ59表面の温度を検知し、温度制御装置67をへて加熱源63が制御され、外部加熱ローラ59は所定の温度に制御される。本実施形態においては220℃に制御されている。
外部加熱ローラ59及び温度検知素子66は、移動機構91によって、矢印72の方向に移動可能となっている。移動機構91の構成は、上述の移動機構90と同じである。本実施形態では、このように移動機構91によって外部加熱ローラ59を移動させることにより、定着ベルト51と外部加熱ローラ59との接触面積(外部接触面積)を変化させられるようにしている。そして、外部加熱ローラ59から定着ベルト51の外面に与える熱量を変化させられるようにしている。
68は表面温度検知素子であり、この表面温度検知素子68の出力信号に基づいて定着ベルト51表面の温度を検知し、通紙可否判断手段69により定着ベルト51の温度が所定の温度になったときに、通紙を開始する。
テンションローラ55は、外径φ16のSUSのローラで、矢印70の方向に移動可能にすることで、内部加熱ローラ54および外部加熱ローラ59が移動した場合でも、定着ベルトに所定のテンションを与える。
補助ローラ56は、外径φ12のSUSのローラで、定着ベルト51とベルト内面で接触することで、定着ベルト51の軌道を変化させ、外部加熱ローラ59と定着ベルト51の接触面積を広くなるように配設されている。
規制内ローラ57及び規制外ローラ58は外径φ10のSUSのローラで、両ローラ対で定着ベルト51を挟むことで、定着ベルト51の軌道を規制している。規制内ローラ57及び規制外ローラ58が定着ベルト51の軌道を規制することで、内部加熱ローラ54及び外部加熱ローラ59の位置を変化させたときに、内部接触面積と外部接触面積とをそれぞれ独立に変化させることが可能となる。内部加熱ローラ54及び外部加熱ローラ59と定着ベルト51の接触面積を変化させることで、定着ベルト51の内面および外面に与える熱量を変化させる。
本実施形態では、上述の移動機構90、91が、定着ベルト51と内部加熱ローラ54との接触面積と、定着ベルト51と外部加熱ローラ59との接触面積との少なくとも何れかを変更する変更手段に相当する。即ち、規制内ローラ57及び規制外ローラ58の規制により、移動機構90のみを移動させれば内部接触面積のみを変化させることができ、移動機構91のみを移動させれば外部接触面積のみを変化させることができる。そして、移動機構90、91を移動させれば、内部接触面積と外部接触面積との両方を変化させることができる。
このように、規制内ローラ57及び規制外ローラ58の規制により、内部接触面積と外部接触面積とをそれぞれ変化させることができる点について図3及び図4を用いて説明する。
図3及び図4は、規制内ローラ57及び規制外ローラ58が無い場合の比較例である。図3に示すように、外部加熱ローラ59を矢印74の方向に移動することにより定着ベルト51と外部加熱ローラ59の接触面積は減らすことはできる。但し、この場合、定着ベルト51と内部加熱ローラ54の接触面積も減ってしまう。このため、比較例においては定着ベルト51の表面だけでなく内面の温度も下がってしまい、薄紙の後に厚紙を通紙するときにダウンタイムが長くなってしまう。また、外部加熱ローラ59の移動量が同じ場合でも、規制内ローラ57及び規制外ローラ58が無い場合は接触面積の変化量が少なくなってしまう。
一方、図4に示すように、外部加熱ローラ59を矢印77の方向に、内部加熱ローラ54は矢印78の方向に動かすことにより、定着ベルト51と外部加熱ローラ59との接触面積を増やすことは可能である。しかしながら、比較例においては定着ベルト51と内部加熱ローラ54との接触面積も増えてしまう。また、内部加熱ローラ54と定着ベルト51との接触面積を減らすために内部加熱ローラ54の位置を矢印78の反対の方向に戻すと外部加熱ローラ59と定着ベルト51の接触面積が減ってしまう。したがって、比較例においては定着ベルト51の表面だけでなく内面の温度が上がってしまい、ダウンタイムが長くなってしまう。
これに対して本実施形態の場合には、規制内ローラ57及び規制外ローラ58を、内部加熱ローラ54と外部加熱ローラ59との間に配置することで、何れか一方のローラを移動させても、他方のローラと定着ベルト51との接触面積は変化しない。言い換えれば、内部加熱ローラ54と外部加熱ローラ59との間の定着ベルト51の位置を規制することで、一方のローラの動きが他方のローラと定着ベルト51との位置関係に影響を及ぼすことを防止している。この結果、本実施形態の場合には、内部接触面積と外部接触面積とを独立に変化させることができるようになる。
また、本実施形態では、定着ベルト51はニップ部N通過後、内部加熱ローラ54、規制内ローラ57及び規制外ローラ58、外部加熱ローラ59の順番に接触するようにしている。規制内ローラ57及び規制外ローラ58は、内部加熱ローラ54と外部加熱ローラ59と定着ベルト51の接触面積を制御するために、内部加熱ローラ54と外部加熱ローラ59の間の位置で定着ベルト51と接触する。また、定着ベルト51の内面は雰囲気温度が高くなるため熱が奪われ難いのに対し、表面は雰囲気温度が高くならないため、熱を奪われ易い。したがって定着ベルト51表面は外部加熱ローラ59から加熱されてから、できるだけ短時間でニップ部Nに到達することが望ましい。
このために本実施形態では、外部加熱ローラ59は定着ベルト51の回転方向でニップ部Nの直前で定着ベルト51に接触するようにしている。なお、上述のように定着ベルト51の内面は熱が奪われにくいため、内部加熱ローラ54は定着ニップから比較的離れた位置で定着ベルトに加熱しても、定着ベルト51の内面の温度低下は少ない。
[制御部]
本実施形態の場合、上述したように内部加熱ローラ54及び外部加熱ローラ59を移動させるべく、制御手段である制御部200が、移動機構90、91を制御している。制御部200は、例えば、ユーザが画像形成装置の不図示の操作部で設定した記録材の種類から、その記録材の坪量を推定し、その坪量に基づいて移動機構90、91を制御する。
例えば、制御部200は、記録材の坪量が第1の所定量以下の場合(例えば記録材が薄紙の場合)に、外部接触面積が内部接触面積よりも小さくなるように、移動機構90、91を制御する。一方、記録材の坪量が第1の所定量以上である第2の所定量以上の場合(例えば記録材が厚紙の場合)に、外部接触面積が内部接触面積よりも大きくなるように、移動機構90、91を制御する。
なお、第1の所定量と第2の所定量は同じでも良いが、第2の所定量を第1の所定量よりも大きくすることが好ましい。そして、例えば、坪量が、第1の所定量以下の場合を薄紙、第1の所定量よりも大きく第2の所定量未満の場合を普通紙、第2の所定量以上の場合を厚紙として、以下に説明するような制御を行うようにしても良い。このような制御について、図5ないし図7を用いて具体的に説明する。まず、外部加熱ローラ59及び内部加熱ローラ54の、薄紙用の位置を図5により、厚紙用の位置を図6によりそれぞれ説明する。
[薄紙用の位置]
図5は、外部加熱ローラ59及び内部加熱ローラ54が薄紙用の位置に移動した場合の定着装置の構成の説明図である。ニップ部Nに薄紙を通紙する場合は、記録材Sの熱容量が小さいため、通紙によって定着ベルト51表面から奪われる熱量は少ない。したがって、外部加熱ローラ59から定着ベルト51の表面に与える熱量は少なくて良い。このため、本実施形態では、外部加熱ローラ59を矢印74が示す向きに移動することにより、定着ベルト51と外部加熱ローラ59との接触面積をスタンバイ状態よりも小さくしている。そして、外部加熱ローラ59から定着ベルト51の表面に与える熱量を減らしている。
例えば、外部加熱ローラ59の移動量によっては、接触面積をスタンバイ状態の半分にできるし、接触面積をゼロにすることも可能である。なお、スタンバイ状態とは、後述する普通紙を通紙する場合の内部加熱ローラ54及び外部加熱ローラ59の位置であり、内部接触面積と外部接触面積とがほぼ同じとなる位置である。
また、本実施形態では、内部加熱ローラ54を矢印73が示す向きに移動させている。そして、定着ベルト51と内部加熱ローラ54との接触面積をスタンバイ状態より増やし、内部加熱ローラ54から定着ベルト51の内周面に与える熱量を増やすようにしている。この理由は次の通りである。
即ち、薄紙だけを通紙するのであれば、定着ベルト51の内面(内周面)に与える熱量は下げることも可能である。但し、両方のローラから与える熱量を下げてしまうと、次に普通紙や厚紙を通紙したいときに、定着ベルト51の温度を上げるのに時間がかかってしまい、ダウンタイムが長くなってしまう。一方、ダウンタイムを短くすべく、定着ベルト51の表面(外周面)に与える熱量を大きくすると、定着ベルト51の表面の温度が上がってしまう。そして、トナー画像が溶融しすぎて発生する、所謂高温オフセットや、記録材Sに与える熱量が多すぎて紙しわが発生する場合がある。そこで本実施形態では、定着ベルト51の表面への影響が少ない定着ベルト51の内周面を加熱する内部加熱ローラ54との内部接触面積を大きくして、定着ベルト51に蓄熱量を多くするようにしている。そして、薄紙から普通紙又は厚紙に切り替えた時のダウンタイムを短くしている。
[厚紙用の位置]
図6は、外部加熱ローラ59及び内部加熱ローラ54が厚紙用の位置に移動した場合の定着装置の構成の説明図である。ニップ部Nに厚紙を通紙する場合は、記録材Sの熱容量が大きいため、通紙によって定着ベルト51表面から奪われる熱量が多い。したがって、外部加熱ローラ59から定着ベルト51の表面に与える熱量を多くする必要がある。このため、本実施形態では、外部加熱ローラ59を矢印76が示す向きに移動することにより、定着ベルト51と外部加熱ローラ59との接触面積をスタンバイ状態よりも大きくしている。そして、外部加熱ローラ59から定着ベルト51の表面に与える熱量を増やしている。
また、本実施形態では、内部加熱ローラ54を矢印75が示す向きに移動させている。そして、定着ベルト51と内部加熱ローラ54との接触面積をスタンバイ状態よりも減らし、内部加熱ローラ54から定着ベルト51の内周面に与えられる熱量を減らすようにしている。この理由は次の通りである。
即ち、厚紙だけを通紙するのであれば、定着ベルト51の内面(内周面)に与える熱量を上げることも可能である。但し、両方のローラから与える熱量を上げてしまうと、次に普通紙や薄紙を通紙したいときに、定着ベルト51の温度を下げるのに時間がかかってしまい、ダウンタイムが長くなってしまう。一方、定着ベルト51の表面(外周面)に与える熱量を小さくすると、定着ベルト51の表面の温度が下がってしまう。そして、トナー画像が充分に溶融できずに発生する、所謂低温オフセットが発生する場合がある。そこで本実施形態では、定着ベルト51の表面への影響が少ない定着ベルト51の内周面を加熱する内部加熱ローラ54との内部接触面積を小さくして、定着ベルト51に蓄熱量を少なくするようにしている。そして、厚紙から普通紙又は薄紙に切り替えた時のダウンタイムを短くしている。
[制御の流れ]
次に、本実施形態の制御の流れの1例について、図7を用いて説明する。プリントジョブがない場合、定着装置はスタンバイ状態で待機している(S1)。スタンバイ状態では、外部加熱ローラ59及び内部加熱ローラ54は図2に示した位置に配置される。また、この場合、表面温度検知素子68で検知される定着ベルト51表面の温度は外部加熱ローラ59及び内部加熱ローラ54から与えられる熱量により、およそ190℃となっている。スタンバイ状態からプリントジョブが開始されると(S2)、制御部200が、通紙される記録材Sの坪量を確認する(S3)。記録材Sの坪量が63g/m(第1の所定量)以下の薄紙が通紙される場合は、外部加熱ローラ59及び内部加熱ローラ54を、図5に示した薄紙用の位置にそれぞれ移動させる(S4、S5)。
外部加熱ローラ59と内部加熱ローラ54が薄紙用の位置に移動すると、定着ベルト51の表面に与えられる熱量が大きく減るため、定着ベルト51の表面は与えられる熱量で平衡の取れる温度まで急激に低下する。定着ベルト51の表面の温度がスタンバイ時の温度である190℃から160℃に下がったかを定着ベルト51の表面温度検知素子68で確認する(S6)。S6では、表面温度検知素子68により検知温度が150℃以上160℃以下の範囲であるかを確認する。
そして、S6で160℃まで下がっていない場合、即ち、表面温度検知素子68により検知温度が160℃よりも高い場合には、定着装置50を所定時間、空回転し(S7)、S6に戻る。S6で、定着ベルト51の表面温度が160℃以下となったことを確認したら、定着装置50への通紙を開始し(S8)、画像の定着を行う。このようなステップを薄紙に対する画像形成のジョブが終了するまで通紙を継続する(S9、S10)。
薄紙通紙の場合は、記録材Sの熱容量が小さいため、通紙によって定着ベルト51表面から奪われる熱量は小さい。したがって外部加熱ローラ59と定着ベルト51の表面の接触が少なくても、通紙による定着ベルト51表面の温度低下は小さく、150℃以上で推移する。ジョブが終了したら、通紙を終了し(S11)、外部加熱ローラ59及び内部加熱ローラ54をスタンバイ状態の位置に戻し(S12、S13)、スタンバイ状態に移行する(S14)。
これにより、外部加熱ローラ59の定着ベルト51との接触面積が大きくなり、定着ベルト51の表面の温度は与えられる熱量で平衡の取れる190℃まで上昇する。本実施形態においては、薄紙通紙時には内部加熱ローラ54と定着ベルト51の内面との接触面積を多くしている。このため、定着ベルト51の内面に多くの熱量が与えられて、内面が高い温度に保たれており、短時間で定着ベルト51の温度はスタンバイ状態の温度に到達する。
次に、S3で、記録材Sの坪量が63g/mよりも大きく209g/m未満である普通紙が通紙されることを確認した場合、外部加熱ローラ59と内部加熱ローラ54の位置はスタンバイ状態であれば良いため、両ローラの移動は行わない。そして、表面温度検知素子68により検知した定着ベルト51の温度が、180℃以上190℃以下(180〜190℃)であることを確認する(S15)。スタンバイ温度が190℃であることから、通常はすぐに通紙が開始できるが、普通紙通紙のジョブの直前に薄紙通紙や厚紙通紙のジョブを行っていた場合には、180〜190℃の範囲にいない場合がある。このため、その場合は、表面温度検知素子68による検知温度が180〜190℃の範囲になるまで、定着装置50の空回転を行う(S16)。定着ベルト51の表面温度が180〜190℃の範囲になったら、定着装置50への通紙を開始し(S17)、ジョブの終了まで通紙を継続する(S18、S19)。ジョブが終了したら、通紙を終了し(S20)、そのままスタンバイ状態に移行する(S14)。
次に、S3で、記録材Sの坪量が209g/m(第2の所定量)以上の厚紙が通紙されることを核にした場合、外部加熱ローラ59及び内部加熱ローラ54を、図6に示した厚紙用の位置にそれぞれ移動させる(S21、S22)。
外部加熱ローラ59と内部加熱ローラ54が厚紙用の位置に移動すると、定着ベルト51の表面に与えられる熱量が大きく増えるため、定着ベルト51の表面は与えられる熱量で平衡の取れる温度まで急激に上昇する。定着ベルト51の表面の温度がスタンバイ時の温度である190℃から210℃に上がったかを定着ベルト51の表面温度検知素子68で確認する(S23)。S23では、表面温度検知素子68により検知温度が200℃以上210℃以下の範囲であるかを確認する。
そして、S23で200℃まで上がっていない場合、即ち、表面温度検知素子68により検知温度が200℃よりも低い場合には、定着装置50を所定時間、空回転し(S24)、S23に戻る。S23で、定着ベルト51の表面温度が200℃以上となったことを確認したら、定着装置50への通紙を開始し(S25)、画像の定着を行う。このようなステップを厚紙に対する画像形成のジョブが終了するまで通紙を継続する(S26、S27)。
厚紙通紙の場合は、記録材Sの熱容量が大きいため、通紙によって定着ベルト51表面から奪われる熱量は大きい。本実施形態では、外部加熱ローラ59と定着ベルト51の表面の接触が大きいため、通紙による定着ベルト51表面の温度低下は小さく、200℃以上で推移する。ジョブが終了したら、通紙を終了し(S28)、外部加熱ローラ59及び内部加熱ローラ54をスタンバイ状態の位置に戻し(S29、S30)、スタンバイ状態に移行する(S14)。
これにより、外部加熱ローラ59の定着ベルト51との接触面積が小さくなり、定着ベルト51の表面の温度は与えられる熱量で平衡の取れる190℃まで下降する。本実施形態においては、厚紙通紙時には内部加熱ローラ54と定着ベルト51の内面との接触面積を小さくしている。このため、定着ベルト51の内面に与えられる熱量が少なくなって、定着ベルト内面は低い温度に保たれており、短時間で定着ベルト51の温度はスタンバイ状態の温度に到達する。
なお、図7の説明では、薄紙のジョブの終了時、又は、厚紙のジョブの終了時に、それぞれスタンバイ状態に戻している。但し、薄紙の後に厚紙のジョブを、或いは、厚紙の後に薄紙のジョブを行う場合には、スタンバイ状態に戻すことなくそれぞれの記録材の種類に対する位置に、外部加熱ローラ59及び内部加熱ローラ54を移動させても良い。
また、本実施形態では、外部加熱ローラ59が定着ベルト51の表面に与える熱量を多くしたときは、内部加熱ローラ54が定着ベルト51の内面に与える熱量を小さくしている。但し、例えば非常に熱容量の大きい記録材の場合には、内部加熱ローラ54が定着ベルト51の内面に与える熱量も多くすることを組み合わせても良い。
また、本実施形態では、定着ベルト51の表面のみ温度検知を行っているが、定着ベルト51の内面にも温度検知素子を設けても良い。そして、外部加熱ローラ59は定着ベルト51の表面の温度で、内部加熱ローラ54は定着ベルト51の内面の温度で、定着ベルト51の与える熱量を制御する。この場合、温度検知素子64、66を省略しても良い。このように構成することで、さらに精度良く与える熱量を制御が可能となり、ダウンタイムの更なる低減が可能となる。
また、本実施形態では、加熱源62、63の温度設定自体は、記録材の種類に拘らず一定としている。但し、加熱源62、63の温度設定を記録材の種類に応じて切り換える制御も、上述のローラの移動の制御と同時に行うようにしても良い。例えば、薄紙を通紙する場合には、外部加熱ローラ59の加熱源63の設定温度を普通紙のときよりも小さくする。この場合に、内部加熱ローラ54の加熱源62の設定温度は普通紙のときと同じとしても良いし、普通紙のときよりも大きくしても良い。一方、厚紙を通紙する場合には、外部加熱ローラ59の加熱源63の設定温度を普通紙のときよりも大きくする。この場合に、内部加熱ローラ54の加熱源62の設定温度は普通紙のときと同じとしても良いし、普通紙のときよりも小さくしても良い。
このように構成される本実施形態の場合、定着ベルト51と内部加熱ローラ54との接触面積と、定着ベルト51と外部加熱ローラ59との接触面積との少なくとも何れかを変更することにより、定着ベルト51による加熱量を素早く変更できる。即ち、定着ベルト51の温度を大きく変化させたいジョブでダウンタイムを減らす効果が大きくなる。たとえば厚紙ジョブ直後の薄紙ジョブや、薄紙ジョブ直後の厚紙ジョブでダウンタイムを大幅に低減することができる。このため、異なる種類の記録材を使い分けながら画像形成を行っても、生産性の低下を抑制できる。
例えば、内部加熱ローラ54及び外部加熱ローラ59の設定温度を変化させるだけで、定着ベルト51に与える熱量を変化させることも可能であるが、設定温度の変更が反映されるまである程度の時間を要する。特に与える熱量を少なくしたいときに温度を下げたくても、内部加熱ローラ54及び外部加熱ローラ59にはある程度の熱容量があるため、急激には温度は下がらず、与える熱量も急激には下げることができない。
これに対して本実施形態のように、内部加熱ローラ54及び外部加熱ローラ59を移動させて定着ベルと51との接触面積を減らすと、急激に定着ベルトに与える熱量を変化させることができる。例えば離間する方向に移動すれば、与える熱量をゼロにすることも可能である。このように内部加熱ローラ54及び外部加熱ローラ59と定着ベルト51の接触面積を変化させることで、与える熱量を素早く変化させることが可能となり、結果として、定着ベルト51の温度を素早く変化させることが可能となる。したがって、通紙する紙種が切り替わり、定着ベルト51の温度を切り替えたいときに、切り替えのダウンタイムを減らすことが可能となる。
<第2の実施形態>
本発明の第2の実施形態について、図8を用いて説明する。上述の第1の実施形態では、規制部材としての規制内ローラ57及び規制外ローラ58のローラ対で説明している。これに対して本実施形態の場合には、図8に示すように、規制内ローラ57だけを設け、内部加熱ローラ54を矢印80の方向に移動させ、外部加熱ローラ59は矢印79の方向に移動させるようにしている。要は、内部加熱ローラ54と外部加熱ローラ59の移動方向を異ならせ、且つ、一方のローラの移動による影響が他方のローラに及ぼされにくいように、規制内ローラ57を配置している。その他の構成及び作用は、上述の第1の実施形態と同様である。
<第3の実施形態>
本発明の第3の実施形態について、図9を用いて説明する。上述の第1、第2の実施形態では、規制内ローラ57と規制外ローラ58とが固定で、外部加熱ローラ59及び内部加熱ローラ54を移動させて熱量を制御している。これに対して本実施形態の場合、図9に示すように、外部加熱ローラ59と内部加熱ローラ54を固定とし、規制内ローラ57と規制外ローラ58を矢印81方向に移動させるようにしている。このために、規制内ローラ57と規制外ローラ58とは、移動機構92によって、矢印81の方向に移動可能となっている。そして、定着ベルト51と外部加熱ローラ59との接触面積、又は、定着ベルト51と内部加熱ローラ54との接触面積とを、それぞれ変更するようにしている。
例えば、厚紙通紙時は、矢印81の図の右方向に規制内ローラ57及び規制外ローラ58を移動することで、外部加熱ローラ59から定着ベルト51表面への熱量を多くし、内部加熱ローラ54から定着ベルト51内面への熱量を少なくすることが可能となる。一方、薄紙通紙時は、矢印81の図の左方向に規制内ローラ57及び規制外ローラ58を移動することで、外部加熱ローラ59から定着ベルト51表面への熱量を少なくし、内部加熱ローラ54から定着ベルト51内面への熱量を多くすることが可能となる。その他の構成及び作用は、上述の第1の実施形態と同様である。
<第4の実施形態>
本発明の第4の実施形態について、図10を用いて説明する。上述の各実施形態では、内部加熱ローラと定着ローラとを別々にしている。これに対して本実施形態の場合、図10に示すように、定着ローラ53を内部加熱部材としている。即ち、定着ローラ53内にハロゲンヒータなどの加熱源94を設け、定着ベルト51の内面を加熱するようにしている。また、本実施形態の場合、第3の実施形態と同様に、外部加熱ローラ59と内部加熱ローラとしての定着ローラ53を固定とし、規制内ローラ57と規制外ローラ58を矢印82方向に移動させるようにしている。
また、本実施形態の場合、テンションローラ55は、定着ローラ53を挟んで、規制内ローラ57及び規制外ローラ58と反対側に配置される。補助ローラ56は、外部加熱ローラ59を挟んで、規制内ローラ57及び規制外ローラ58と反対側に配置される。本実施形態の場合、定着ローラ53を内部加熱部材としているため、上述の各実施形態に比べて部品点数を少なくできる。その他の構成及び作用は、上述の第1の実施形態及び第3の実施形態と同様である。
<他の実施形態>
上述の各実施形態は、適宜組み合わせ可能である。例えば、内部加熱ローラ54及び外部加熱ローラ59の移動に加えて、規制内ローラ57及び規制外ローラ58を移動させて、定着ベルト51に対する熱量を制御するようにしても良い。また、外部加熱ローラ59と内部加熱ローラ54との何れかを移動させるようにしても良い。この場合、定着ベルト51と内部加熱ローラ54との接触面積と、定着ベルト51と外部加熱ローラ59との接触面積との何れかが変更されることになる。また、規制部材としては、上述のローラ以外に、例えばベルトなどの他の回転体としても良く、更には、案内板などのガイド部材により構成することもできる。
50・・・定着装置(像加熱装置)、51・・・定着ベルト(加熱ベルト)、52・・・加圧ローラ(対向部材)、53・・・定着ローラ(張架ローラ、内部加熱部材)、54・・・内部加熱ローラ(内部加熱部材)、55・・・テンションローラ(第1張架ローラ)、56・・・補助ローラ(第2張架ローラ)、57・・・規制内ローラ(規制部材、規制ローラ)、58・・・規制外ローラ(規制部材、規制ローラ)、59・・・外部加熱ローラ(外部加熱部材)、90、91、92・・・移動機構(変更手段)、100・・・画像形成装置、200・・・制御部(制御手段)、N・・・ニップ部、S・・・記録材

Claims (8)

  1. 無端状の加熱ベルトを有し、前記加熱ベルトにより記録材に形成された画像を加熱する像加熱装置において、
    前記加熱ベルトの内周面に接触し、前記加熱ベルトを加熱する内部加熱部材と、
    前記加熱ベルトの外周面に接触し、前記加熱ベルトを加熱する外部加熱部材と、
    前記内部加熱部材と前記外部加熱部材との間に配置され、前記加熱ベルトの軌道を規制する規制部材と、
    前記内部加熱部材と、前記外部加熱部材と、前記規制部材とのうちの少なくとも何れかを移動させて、前記加熱ベルトと前記内部加熱部材との接触面積と、前記加熱ベルトと前記外部加熱部材との接触面積との少なくとも何れかを変更する変更手段と、を備えた、
    ことを特徴とする像加熱装置。
  2. 前記規制部材は、前記加熱ベルトを挟持する1対の規制ローラである、
    ことを特徴とする、請求項1に記載の像加熱装置。
  3. 前記内部加熱部材とは別に前記加熱ベルトの内側に配置され、前記加熱ベルトを張架する張架ローラと、
    前記外部加熱部材とは別に前記加熱ベルトの外側に配置され、前記加熱ベルトを前記張架ローラとの間で挟持することにより、画像が形成された記録材が通過するニップ部を形成する対向部材と、を備えた、
    ことを特徴とする、請求項1又は2に記載の像加熱装置。
  4. 前記張架ローラは、前記加熱ベルトを加熱する加熱源を有しない、
    ことを特徴とする、請求項3に記載の像加熱装置。
  5. 前記内部加熱部材を挟んで、前記規制部材と反対側に配置され、前記加熱ベルトを張架する第1張架ローラと、
    前記外部加熱部材を挟んで、前記規制部材と反対側に配置され、前記加熱ベルトを張架する第2張架ローラと、を備え、
    前記第1張架ローラと前記第2張架ローラとの何れかが、前記加熱ベルトのテンションを調整するテンションローラである、
    ことを特徴とする、請求項3又は4に記載の像加熱装置。
  6. 前記加熱ベルトの内側に配置され、前記加熱ベルトを張架する張架ローラと、
    前記加熱ベルトの外側に配置され、前記加熱ベルトを前記張架ローラとの間で挟持することにより、画像が形成された記録材が通過するニップ部を形成する対向部材と、を備え、
    前記張架ローラは、前記内部加熱部材である、
    ことを特徴とする、請求項1又は2に記載の像加熱装置。
  7. 記録材に画像を形成する画像形成部と、
    画像が形成された記録材を加熱する、請求項1ないし6のうちの何れか1項に記載の像加熱装置と、を備えた、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  8. 記録材の坪量が第1の所定量以下の場合に、前記加熱ベルトと前記外部加熱部材との接触面積が、前記加熱ベルトと前記内部加熱部材との接触面積よりも小さくなるように、記録材の坪量が第1の所定量以上である第2の所定量以上の場合に、前記加熱ベルトと前記外部加熱部材との接触面積が、前記加熱ベルトと前記内部加熱部材との接触面積よりも大きくなるように、前記変更手段を制御する制御手段を有する、
    ことを特徴とする、請求項7に記載の画像形成装置。
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