JP5539567B2 - 画像加熱装置、及び画像形成装置 - Google Patents

画像加熱装置、及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5539567B2
JP5539567B2 JP2013084296A JP2013084296A JP5539567B2 JP 5539567 B2 JP5539567 B2 JP 5539567B2 JP 2013084296 A JP2013084296 A JP 2013084296A JP 2013084296 A JP2013084296 A JP 2013084296A JP 5539567 B2 JP5539567 B2 JP 5539567B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pair
rotating body
separation plate
spacers
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013084296A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013242546A (ja
Inventor
哲平 永田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2013084296A priority Critical patent/JP5539567B2/ja
Publication of JP2013242546A publication Critical patent/JP2013242546A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5539567B2 publication Critical patent/JP5539567B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/16Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements
    • G03G21/1661Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements means for handling parts of the apparatus in the apparatus
    • G03G21/1695Mechanical means for facilitating the maintenance of the apparatus, e.g. modular arrangements means for handling parts of the apparatus in the apparatus for paper transport
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2017Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means
    • G03G15/2032Retractable heating or pressure unit
    • G03G15/2035Retractable heating or pressure unit for maintenance purposes, e.g. for removing a jammed sheet
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/20Details of the fixing device or porcess
    • G03G2215/2003Structural features of the fixing device
    • G03G2215/2016Heating belt
    • G03G2215/2022Heating belt the fixing nip having both a stationary and a rotating belt support member opposing a pressure member

Description

本発明は、シート上のトナー像を加熱する画像加熱装置、及び画像形成装置に関する。
従来より、画像形成装置では、画像形成部で記録材(シート)にトナー像を形成し、その後、定着装置(画像加熱装置)で熱と圧を与えることによりトナー像を記録材に定着させている。このような定着プロセスを行う際、定着回転体(加熱回転体)から記録材を安定して分離させることが求められている。
そこで、特許文献1及び特許文献2に記載された定着装置では、定着回転体に分離板を近接配置させている。具体的には、分離板をスペーサを介して定着回転体に当接させる構成を採用している。
特開平2−208679号公報 特開2009−122632号公報
一方、定着プロセスを行う際、剛度の小さい薄い記録材が定着装置においてジャムしてしまう恐れがある。その場合、ジャムした記録材を操作者が容易に取り除くことができるように、分離板を大きく退避させて定着ニップ(ニップ部)の出口側を露出するように構成することが求められている。
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に記載された定着装置では、分離板を大きく退避させる構成とはなっていない為、操作者によるジャム処理のし易さという点で改善の余地がある。
本発明の目的は、ジャム処理をし易くするとともに分離板と回転体とのスペースを適切に確保することができる画像加熱装置を提供することである。
また、本発明の他の目的は、ジャム処理をし易くするとともに分離板と搬送回転体とのスペースを適切に確保することができる画像形成装置を提供することである。
また、本発明の他の目的は、添付図面を参照しつつ、以下の詳細な説明を読むことにより明らかになるであろう。
本発明の画像加熱装置は、シート上のトナー像を加熱するためのニップ部を形成する回転体と、前記回転体の幅方向両端を回転可能に支持する一対の枠体と、前記回転体からシートを分離させる分離板と、前記回転体の幅方向両端側にそれぞれ突き当たることにより前記分離板と前記回転体との間にスペースを形成するための一対のスペーサと、を備えた分離ユニットと、前記分離ユニットを回動可能に保持する保持部と、前記分離ユニットを前記回転体に向けて付勢する付勢部と、を備えた保持ユニットと、を有するものである。そして、前記保持ユニットは、前記一対のスペーサのうち少なくとも一方が前記回転体に突き当たる第1の位置と前記一対のスペーサが前記回転体から離間する第2の位置との間を回動中心を中心に回動可能であり、前記一対の枠体には、それぞれ軸部が設けられ、前記分離ユニットには、前記保持ユニットの前記第2の位置から前記第1の位置への回動に伴い前記一対の軸部をそれぞれ案内する一対の案内溝が設けられ、前記保持部は、前記一対のスペーサが前記回転体に突き当たることに伴い前記一対の軸部のうち一方のみが対応する案内溝のストッパ部と突き当たるように、前記分離ユニットの傾きを許容する。
本発明の画像加熱装置では、一対のスペーサを用いて分離板と回転体のスペースを保証するともに、一対の軸部のうち一方だけが案内溝のストッパ部に突き当たる。その際、分離ユニットの傾きが許容されているため、一対のスペーサが確実に回転体に当接する。したがって、ジャム処理をし易くするとともに分離板と回転体とのスペースを適切に確保することができる。
画像形成装置の構成の説明図である。 定着装置の構成の説明図である。 定着装置の駆動系の構成の説明図である。 実施例1の定着装置における分離板の配置の説明図である。 実施例1における分離板とコロの配置の説明図である。 正面側の案内溝の説明図である。 背面側の案内溝の説明図である。 分離板の取り付け構造の説明図である。
以下、本発明に係る実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、本発明の思想の範囲内において、実施形態の構成の一部又は全部を、公知の他の構成に置き換えることは可能である。画像加熱装置としては、後述する定着装置に限らず、画像の光沢度を調整(向上)する光沢処理装置にも本発明を適用可能である。また、特開2011−81079号公報に示されるような定着ベルトと加圧ベルトとの間に記録材のニップ部を形成する以外の画像加熱装置でも実施可能である。
後述する画像形成装置は、後述するプリンタに限らず、必要な機器、装備、筐体構造を加えて、複写機、FAX、及び、プリンタ機能と複写機能とFAX機能を備えた複合機等、種々の用途で実施することが可能である。
[実施例1]
<画像形成装置>
図1は画像形成装置の構成の説明図である。図1に示すように、画像形成装置100は、感光ドラム101に形成したトナー像を記録材に転写して、定着装置114で記録材に画像を定着させるレーザービームプリンタである。画像形成装置100は、回転する感光ドラム101の周囲に帯電ローラ102、露光装置103、現像装置104、転写ローラ105、ドラムクリーニング装置109を配置している。感光ドラム101は、OPC、アモルファスシリコン等の感光材料をアルミニウム等のシリンダ状の基体上に形成した電子写真感光体であって、所定のプロセススピードで矢印R1方向に回転する。
帯電ローラ102は、感光ドラム101を一様な電位に帯電させる。露光装置103は、画像データを展開した画像信号に応じてON−OFF変調されたレーザービームを走査して、感光ドラム101の表面に画像の静電像を形成する。現像装置104は、一成分現像剤を現像スリーブ104aに担持して、感光ドラム101上の静電像をトナー像に現像する。転写ローラ105は、感光ドラム101に圧接して記録材Pのニップ部T1を形成する。転写ローラ105へ電圧を印加することにより、感光ドラム101に担持されたトナー像がニップ部T1を搬送される記録材(シート)Pへ転写される。
記録材カセット106から給紙ローラ107によって取り出された記録材Pは、レジストローラ108によって、感光ドラム101のトナー像に同期させてニップ部T1へ給送される。ニップ部T1でトナー像を転写されて感光ドラム101から分離された記録材Pは、定着装置114へ搬送される。定着装置114は、未定着のトナー像を担持した記録材Pを加熱・加圧して、画像(シート上の)を記録材Pに定着させる。画像を定着された記録材Pは、排紙ローラ111によって、筐体上の排紙トレイ112へ排出・積載される。
<定着装置>
図2は画像加熱装置として機能する定着装置の構成の説明図である。図3は定着装置の駆動系の構成の説明図である。
定着装置114は、定着枠体115に組み立てられた加熱ベルト(回転体、加熱回転体、定着回転体)130に、加圧枠体117に組み立てられた加圧ベルト120を圧接させて記録材のニップ部Nを形成している。定着枠体115は、装置枠体119に対して着脱可能に固定されている。加圧枠体117は、装置枠体119に対して揺動可能となっており、この揺動動作は接離カム118を駆動することにより行われる。その結果、加熱ベルト130に対して加圧ベルト120が接離されることになる。
加熱ベルト130は、定着枠体115に軸支された複数のローラ、即ち、駆動ローラ131とテンションローラ132とに所定の張力(例えば200N)で掛け渡されて、循環回転が可能なエンドレスベルトである。加熱ベルト130は、厚さ75μm、幅380mm、周長200mmのニッケル金属層もしくはステンレス層などの磁性金属層に厚さ300μmのシリコンゴムをコーティングし、表層にPFAチューブを被覆したものが用いられる。加熱ベルト130は、これに限らず、励磁コイル135により電磁誘導発熱させられるとともに耐熱性を具備したものであれば適宜選定して差し支えない。
加熱ベルト130は、駆動ローラ131の回転によって搬送される。ニップ部Nにて記録材を安定的に搬送するために、加熱ベルト130と駆動ローラ131間では確実に駆動を伝達している。
駆動ローラ131は、加熱ベルト130の内面を支持してニップ部Nに圧力を発生させる機能を有する。駆動ローラ131は、加熱ベルト130と加圧ベルト120とのニップ域の出口側に配設され、加圧ローラ121の圧接により弾性層が所定量弾性的に歪ませられる。駆動ローラ131は、中実ステンレスによって外径がφ18mmに形成された芯金表層に耐熱シリコンゴムの弾性層を一体成型により形成したローラである。
テンションローラ132は、一端を昇降させて傾動することにより加熱ベルト130の寄り制御を行う機能と、加熱ベルト130にベルトテンションを付与する機能とを有する。テンションローラ132は、ステンレスによって外径がφ20mm、内径φ18mm程度に形成された中空ローラであり、ベルト張架ローラとして働く。
加熱ベルト130は、回転に伴ってテンションローラ132の回転軸線方向の一方に寄り移動するため、不図示のステアリング機構によってテンションローラ132を傾動させて加熱ベルト130の寄り移動を制御している。
加熱ベルト130と加圧ベルト120とのニップ域の入口側(駆動ローラ131の上流側)に対応する加熱ベルト130の内側には、ステンレス鋼(SUS材)で形成されたパッドステー137が配置される。パッドステー137は、400Nの所定圧で加圧パッド125に向かって押し当てられて、駆動ローラ131とともにニップ部Nを形成している。
加圧ベルト(回転体、加圧回転体)120は、加圧枠体117に軸支された加圧ローラ121とテンションローラ122とに所定の張力(例えば200N)で架け渡されて、循環回転が可能である。加圧ベルト120は、厚さ50μm、幅380mm、周長200mmのニッケル金属層に例えば厚さ300μmのシリコンゴムをコーティングし、表層にPFAチューブを被覆したものが用いられる。加圧ベルト120は、これに限らず、耐熱性を具備したものであれば適宜選定して差し支えない。
加圧ローラ121は、中実ステンレスによって外径がφ20mmに形成された加圧ベルト120を懸架するローラで、加圧ベルト120と加熱ベルト130のニップ域の出口側に配設されている。
テンションローラ122は、一端を昇降させて傾動することにより加圧ベルト120の寄り制御を行う機能と、加圧ベルト120にベルトテンションを付与する機能とを有する。テンションローラ122は、ステンレスによって外径がφ20mm、内径φ18mm程度に形成された中空ローラであり、ベルト張架ローラとして働く。
加圧ベルト120は、回転に伴ってテンションローラ122の回転軸線方向の一方に寄り移動するため、不図示のステアリング機構によってテンションローラ122を傾動させて加圧ベルト120の寄り移動を制御している。
加圧ベルト120と加熱ベルト130のニップ域の入口側(加圧ローラ121の上流側)に対応する加圧ベルト120の内側には、シリコンゴムで形成された加圧パッド125が配置される。加圧パッド125は、400Nの所定圧で加圧ベルト120に押し当てられて、加圧ローラ121とともにニップ部Nを形成している。
図3に示すように、テンションローラ(132:図2)の両端部は、軸受133によって支持され、テンションバネ134によって200N(20kgf)のテンションを加熱ベルト130に付与している。テンションローラ(122:図2)の両端部は、軸受126によって支持され、テンションバネ127によって200N(20kgf)のテンションを加圧ベルト120に付与している。
図示しないモータによって、ギア128に外部から駆動が入力される。ギア128は、駆動ローラ(131:図2)の軸端に連結されている。図2に示す駆動ローラ131と加圧ローラ121は、ギア128の反対側に配置された不図示のギア列によって連結されているので、連動して回転する。
<加熱構成>
加熱ベルト130は、励磁コイル135によって電磁誘導加熱される。図示しない温度センサが検出した加熱ベルト130の温度情報に基づいて、図示しない温度制御部が励磁コイル135への投入電力を調整することによって、加熱ベルト130の表面温度は180℃±2℃に温度調整される。
さらに、テンションローラ132内部には、テンションローラ132の長手方向の温度差を相殺するためにヒートパイプ136が配置されている。ヒートパイプ136は、外径φ16mm、幅350mm程度に形成されたものが用いられ、加熱ベルト130のベルト幅方向の温度均一性を保つ機能を果たしている。ヒートパイプ136は、耐熱性を具備したものであれば適宜選定して差し支えない。
<分離板>
図4は定着装置における分離板の配置の説明図である。図2に示すように、定着装置114は、加熱ベルト130と加圧ベルト120により形成されるニップ部Nに記録材を通過させることで、トナー像を記録材に定着させる。記録材に担持されたトナーは、加熱ベルト130より与えられる熱により溶融する。この時、溶融したトナーは粘着性を持ち、記録材を加熱ベルト130の表面に付着させようとする。
特に、剛度の小さい薄い記録材に定着処理を施す場合、記録材が加熱ベルト130に巻き付いてジャムを発生させてしまう恐れがある。
このため、本例の定着装置114では、加熱ベルト130に非接触配置された分離板(分離部材)141を設けている。分離板141は、加熱ベルト130のその幅方向(記録材の搬送方向と直交する方向、駆動ローラの軸線方向)における記録材搬送領域全域に亘り近接配置されており、加熱記録材を分離させる機能を担っている。
なお、分離板141を採用するにあたり、加熱ベルト130に接触することなく記録材の分離させるため、分離板141のエッジ部と加熱ベルト130とのギャップ(スペース)を可能な限り小さくしつつこのギャップが適切に確保することが求められる。
<一対のコロ(スペーサ)>
そこで、本例では、当接可能な一対のコロ(一対のスペーサ)を用いて分離板141と加熱ベルト130とのギャップ(スペース)が適切に確保できるように構成している。具体的には、分離板141を支持する梁部材143bの両端部に一対のコロ147a、147bを配置して一対のコロ147a、147bのうち少なくとも一方が加熱ベルト130に突き当て可能となっている。その結果、分離板141と加熱ベルト130との間のギャップを適切に維持することが可能となる。
<分離板ホルダの位置決め構造>
そして、本例では、操作者による定着装置におけるジャム処理性を向上させるため、後述するように、分離板141を加熱ベルト130から大きく退避することができるように構成している。具体的には、分離板141とコロ147a、147bを一体的に備えた分離板ホルダ143としてユニット化し、分離板141とコロ147a、147bが一体的に回動できるように構成している。その結果、万が一、定着装置においてジャムが発生した際、ニップ部Nの出口近傍を露出させることが可能となり、操作者がジャム処理を容易に実施することが可能となる。
なお、図2に示すように、分離板ホルダ(143:図4)を加熱ベルト130からR162方向へ退避するように回動する構成を採用した場合、定着処理時にコロ147a、147bが加熱ベルト130の外周面にそれぞれ適切に突き当たることが求められる。本例ではこの点に着目して改善を施している。
そこで、本例では、分離板ホルダ143を加熱ベルト130に向けて加圧する機構(後述の定着排紙ユニット160)を設けている。そして、コロ147a、147bがそれぞれ加熱ベルト130に突き当たる2箇所と、定着枠体軸116a、116bのうち一方の定着枠体軸116aだけとのトータル3箇所で、分離板ホルダ143が加熱ベルト130に対して位置決められる。一方の定着枠体軸116aだけが案内溝148aの終点に位置するストッパ148a’に突き当たる(図6参照)構成となっている。
そのため、本例では、分離ユニットとして機能する分離板ホルダ143は分離板回転軸(回動中心)144が相当のガタ(所定の遊び、所謂、バカ穴の穴部)を持って定着排紙ユニット160に保持されるように構成している。従って、コロ147a、147bがシート接触領域の幅方向外側で加熱ベルト130に突き当たるのに伴い、分離板ホルダ143は傾くことになる。
なお、このようなガタを設けない構成の場合、分離板ホルダ143が加熱ベルト130に対してトータル4箇所で位置決めする方式となってしまう。この場合、その4箇所のうち1箇所、例えば、コロ147a、147bのうち一方が加熱ベルト130から浮いてしまう恐れがある。一方、本例では、上述した機構を採用することにより、分離板ホルダ143の傾きが許容される結果、コロ147a、147bのうち1つが加熱ベルト130から浮いてしまうといった問題が生じるのを防止することができる。
詳しく説明すれば、図6に示す定着枠体軸116aは、案内溝(ガイドスリット)148aに沿って移動自在とするため、実際には、定着枠体軸116aは、案内溝148aにがたつきを持たせて保持されている。しかし、コロ147a、147bが加熱ベルト130に突き当たった状態では、定着枠体軸116aは、案内溝148aの二辺に突き当たって位置決め保持されている。このとき、定着枠体軸116bは、案内溝148bの三辺から離れた中空位置に保持されている。
なお、分離板141は、分離板141に沿って延びた、分離板141よりも高い剛性を有する分離板ホルダ143に固定して支持されている。分離板141は、その延びた方向に間隔をあけた複数の固定箇所で分離板ホルダ143に固定されている。
図5は実施例1における分離板とコロの配置の説明図である。図6は正面側の案内溝の説明図である。図7は背面側の案内溝の説明図である。図8は分離板の取り付け構造の説明図である。
図2に示すように、保持ユニットとして機能する定着排紙ユニット160は、加熱ベルト130を(複数のローラを介して)回転可能に支持する装置枠体119に軸支される。このため、定着排紙ユニット160は、分離板ホルダ143(分離板141)を加熱ベルト130から退避する方向へ回動可能である。定着排紙ユニット160は、定着排紙ユニット枠体162を有する。定着排紙ユニット枠体162は、加熱ベルト130から分離された記録材をニップして搬送する回転体対である定着排紙ローラ対161を軸支する。
定着排紙ユニット160は、定着排紙ユニット枠体162に、定着排紙ローラ対161と分離板ホルダ143とが組み立てられた構造となっている。定着排紙ユニット160は、ジャム処理を行うために、回動軸163を中心に矢印R162方向に回動して、定着枠体115に対して開閉可能である。一対の回転体である定着排紙ローラ対161は、ニップ部Nで画像が定着された記録材Pをニップ部Nの直後に挟持搬送する。分離板141は、加熱ベルト130から記録材を分離するための補助手段である。
図4の(a)に示すように、加熱ベルト130は複数のローラを介して定着枠体115に回転可能に支持されており、記録材の画像面を加熱する。分離板141は、その先端となるエッジ部を加熱ベルト130に対向させて、記録材を加熱ベルト130から分離する。分離板141は、記録材搬送方向の上流側一端(上述のエッジ部)を加熱ベルト130に近接配置させつつ、もう一端は、下流の定着排紙ローラ対161のニップ部N5へ記録材を案内するガイド部材となっている。
一対のスペーサ部材であるコロ147a、147bは、シートの接触領域よりも幅方向の外側で加熱ベルト130の外周面に当接する。分離板ホルダ143は、加熱ベルト130が記録材に接触する範囲の外側で、加熱ベルトに従動回転可能な回転体であるコロ147a、147bを加熱ベルト130の周面にそれぞれ当接させる。分離ユニットとして機能する分離板ホルダ143は、コロ147a、147bと分離板141とが位置関係を固定して一体に備えている。保持ユニットとして機能する定着排紙ユニット160は、分離板ホルダ143を回動可能に保持している。付勢部材としてのバネ145は、定着排紙ユニット160と分離板ホルダ143との間に配置されて、分離板ホルダ143を加熱ベルト130に向かって付勢する。このバネ145は、図7に示す背面側においても同様に設けられている。
図4(b)に示すように、一対の回動軸163は、定着装置114の装置枠体119に根元を固定されてそれぞれ内側に向けて突出している。定着排紙ユニット160は、回動軸163を中心に回動して、分離板141を駆動ローラ131から退避させる方向へ開くことが可能である。
一対の軸部として機能する定着枠体軸116a、116bは、装置枠体119a、119bにそれぞれ固定されており、分離板ホルダ143との間に位置している。定着枠体軸116a、116bは、後述の案内溝148a、148bに挿入案内されるように構成されている。
一対の案内溝として機能する案内溝148a、148bは、定着排紙ユニット160の回動に伴って分離板ホルダ143を案内する。この案内溝148a、148bは、分離板ホルダ143に形成されている。
定着排紙ユニット160を回動してコロ147a、147bを加熱ベルト130へ当接させた状態では、定着枠体軸116a、116bのうち一方は、対応するガイドスリット(148a、148b)の終点に位置するストッパ部(148a’、148b’)にて保持される。一方、定着枠体軸116a、116bのうち他方は、ガイドスリット(148a、148b)の終点に位置するストッパ部(148a’、148b’)に至る途中の位置で保持される。図6に回転軌跡として示すように、定着排紙ユニット160は、分離板141のエッジ部を加熱ベルト130から離間させるように全体が回動する。案内溝148a、148bは、定着排紙ユニット160の回動過程を通じて、分離板141が加熱ベルト130に接触しないように分離板ホルダ143の退避軌跡を案内する。
保持部として機能する一対の分離板回転軸144は、定着排紙ユニット枠体162に根元をそれぞれ固定され、内側に向けて突出している。分離板ホルダ143は、加熱ベルト130の幅方向両端側に設けた穴部154a、154bをそれぞれ分離板回転軸144a、144bに緩く挿入されている。このため、分離板ホルダ143は、一対の分離板回転軸144を中心に、がたつきを許した状態で回動可能である。分離板回転軸144が分離板ホルダ143の穴部154a、154b内で移動可能ながたつきの範囲において、分離板ホルダ143は、定着排紙ユニット枠体162に対して可動である。分離板141は、後述するように、長手方向の複数の位置で、分離板ホルダ143に対して高さ方向に位置調整可能に支持されている。
図4(a)に示すように、ばね145は、正面側と奥側の幅方向両端に一対が配置されていて、分離板141の先端が加熱ベルト130に近付く方向に分離板ホルダ143を加圧する。また、ばね145は、分離板ホルダ143を吊り上げるように支持して、分離板ホルダ143が定着排紙ユニット枠体162に対して上下方向に、分離板回転軸144の周りのがたつきの範囲で移動することを可能にしている。
図5(a)に示すように、分離板ホルダ143の正面側と背面側の両端に、加熱ベルト130の両端部に突き当てて、コロ147a、147bが独立に配置される。図5(b)に示すように、軸146aに回転可能に支持されたコロ147aを正面側コロとし、図5(c)に示すように、軸146bに回転可能に支持されたコロ147bを背面側コロとする。
図4(a)に示すように、コロ147a、147bは、PFA樹脂材料で形成され、ばね145のばね力(例えば0.03N)によって、加熱ベルト130に接触加圧されている。加熱ベルト130に対して正面側コロ147aと背面側コロ147bとを接触加圧しているため、摺擦による削れ等が考えられるが、実施例1では、双方の材質・接触加圧力の関係から加熱ベルト130が削れる恐れはない。なお、コロ147a、147bの材料は、耐摩耗性を具備した材料であれば、PFA樹脂材料以外にも適宜選定して差し支えない。
図6(a)に示すように、分離板ホルダ143は定着排紙ユニット160に対して高さ方向及び駆動ローラ131へ向かって突き出す方向へ移動可能に支持されている。このため、回動軸163を中心にして定着排紙ユニット160を矢印R162方向に開閉する過程で分離板141が加熱ベルト130に接触して擦り傷を付ける可能性がある。
このため、図6(b)に示すように、分離板ホルダ143の正面側の縦板には定着枠体軸116aにガイドされる正面側案内溝148aを設けている。図7(b)に示すように、分離板ホルダ143の背面側の縦板には、定着枠体軸116bにガイドされる背面側案内溝148bを設けている。このため、定着排紙ユニット160の開閉時には、分離板ホルダ143の加熱ベルト130側が、正面側と背面側の両方で下方へ押し下げられて、分離板141の先端が加熱ベルト130を回避する。
正面側案内溝148a及び背面側案内溝148bは、定着排紙ユニット160の定着枠体115に対する閉動作時に、分離板ホルダ143を定着枠体軸116a、116bにガイドさせる。分離板ホルダ143は、定着排紙ユニット枠体162に対する取り付けのがたつき範囲内で、加熱ベルト130側を低く下げて、分離板141に加熱ベルト130を回避する軌跡を取らせる。
また、上述したように、加熱ベルト130(駆動ローラ131)に対して分離板141を位置決めるには、正面側と背面側とに独立に設けられたコロ147a、147bの他に1箇所において、分離板ホルダ143を拘束するのが好ましい。コロ147a、147bの他に2箇所以上で分離板ホルダ143を拘束すると、コロ147a、147bの一方が加熱ベルト130から浮き上がってスペーサの機能を果たさなくなるからである。そこで、本例では、図6(b)に示すように、定着排紙ユニット160を閉じた状態で、定着枠体軸116aに正面側案内溝148aが突き当たっている。このとき、図7(b)に示すように、定着枠体軸116bは背面側案内溝148bにがたつきを持って保持されている。
本例では、加熱ベルト130に対する分離板141の位置決めを、加熱ベルト130に当接する2箇所のスペーサ部材と他1箇所の計3箇所で行う。分離ユニット140は、加熱ベルト130に対して接触加圧される正面側コロ147aと背面側コロ147bの2点と、定着枠体軸116aと正面側案内溝148aの突き当て部1点を加えた計3点で位置決めされる。このため、分離板141のエッジ部は、加熱ベルト130の厚さや、駆動ローラ131も含めた熱膨張による加熱ベルト130表面の長手方向(幅方向)全域の位置変化に追従して、距離Aを一定に保つことができる。
なお、本例とは逆に、定着枠体軸116aをストッパ部148a’に突き当たらないようにがたつきを持たせて正面側案内溝148aに保持させ、定着枠体軸116bが背面側案内溝148bのストッパ部148b’に突き当たって拘束される構成としてもよい。
図4(b)に示すように、分離板ホルダ143の梁部(支持部材)143bは、分離板ホルダ143に固定されて分離板141を支持する。分離板ホルダ143の梁部143bは、分離板141のエッジ部の長手方向に沿った複数の位置で加熱ベルト130と分離板141との間隔がそれぞれ独立して調整可能に取り付けられている。
図8に示すように、分離板141は、分離板ホルダ143に吊り下げられるように支持されている。分離板141は、厚さ0.2mmのステンレスのブレード141aを厚さ1.0mmの支持板141bに20mmピッチでスポット溶接している。支持板141bは、取り付け部として機能するねじ孔149を複数有する。
分離板ホルダ143は、長手方向において60mmピッチで設けた6か所の取り付け部で分離板141を固定されることで、分離板141を支持している。それぞれの固定箇所において、分離板141にはねじ孔149が、分離板ホルダ143には貫通孔150が空いている。そして、分離板141のねじ孔149と嵌りあった調整ねじ151の外側を囲んで分離板141を押圧する調整ばね152が配置されている。調整ばね152は、図4に示すように、分離板141先端と加熱ベルト130表面間の距離Aの方向に、分離板141を押圧する。6か所の調整ばね152を調整して、分離板141先端と加熱ベルト130表面間の距離(スペース)Aを調整可能である。
距離Aに対して垂直な方向から100倍に拡大した動画を撮影しつつ測定用デジタルカメラを隙間に沿って移動させて、分離板141と加熱ベルト130の対向間隔全域に渡って隙間の距離分布を測定する。そして、測定された距離分布に従って、調整ねじ151のねじ込み量を個別調整することで、分離板141と加熱ベルト130の隙間の対向距離は、長手方向の全域で、0.5mm±0.05mmに調整されている。分離板141の反りを矯正し、あるいは、加熱ベルト130の曲面に合わせて意図的に反りを設定している。
本例では、分離板141の先端エッジ部と加熱ベルト130間の距離Aの方向に分離板141を位置調整可能である。分離板141の先端位置と加熱ベルト130との間の距離を分離板141の長手方向の全域で正確に保証可能である。分離板141の長手方向の複数位置で、個別に距離Aの方向に分離板141を位置調整可能とすることで、分離板141の反りを長手方向の全域で矯正することができる。複数の固定箇所にて分離板141にねじ孔が空いていて、分離板ホルダ143側から矯正ねじを回転させて、分離板141の反りを矯正する方向に分離板141を押し引きすることで、分離板141の反りを矯正する。
これにより、分離板141の先端エッジ部と加熱ベルト130間の距離を長手方向の全域で正確に保証することができる。分離板141の先端位置の精度を向上させてニップ部Nを通過後の記録材が加熱ベルト130に巻き付くことを抑制し、記録材のジャムを高い確率で阻止するため、画像形成装置に求められる高生産性と高画質を満足することができる。
上述したように、本例の定着装置は、分離板141の長手方向の全域におけるエッジ部と加熱ベルト間の距離を保証するスペーサ部材を正面側と背面側とに独立に設けた構造と、分離板の反りを矯正する方向に調整できる構造とを有している。
以上のように、本例の定着装置であれば、分離板141は、コロ147a、147bによって加熱ベルト130に対して確実に位置決めされるので、分離板141による記録材の分離性を向上させることが可能となる。また、分離板141が加熱ベルト130に接触することを確実に防止することが可能となる。
なお、本例では、ベルト加熱方式の定着装置について詳細に説明したが、加熱回転体(定着回転体)としてベルトに限らず、ローラでも良い。また、加圧回転体としてベルトに限らず、ローラでも良い。
また、本例では、定着装置114の加熱ベルト130から記録材を分離するための分離板の取り付け構造について説明したが、このような例に限らず、加圧回転体としての加圧ベルト120にも同様に適用することが可能である。また、記録材を搬送する機能を備えた中間転写ベルト、記録材搬送ベルト(転写ベルト)等の画像形成装置における記録材を搬送する搬送回転体にも同様に適用することが可能である。
100 画像形成装置、101 感光ドラム、104 現像装置
105 転写ローラ、106 記録材カセット、107 給紙ローラ
108 レジストローラ、114 定着装置
115 定着枠体、116a、116b 定着枠体軸、119 装置枠体
120 加圧ベルト、121 加圧ローラ、122 テンションローラ
125 加圧パッド、126 軸受、127 テンションバネ
130 加熱ベルト、131 駆動ローラ、132 テンションローラ
133 軸受、134 テンションバネ、135 励磁コイル
140 分離ユニット、141 分離板
143 分離板ホルダ、144 分離板回転軸、145 バネ
146a、146b 軸、147a、147b コロ
148a、148b ガイドスリット、149 ねじ孔
150 貫通孔、151 調整ねじ、152 調整ばね
160 定着排紙ユニット、161 定着排紙ローラ対
162 定着排紙ユニット枠体、P 記録材

Claims (11)

  1. シート上のトナー像を加熱するためのニップ部を形成する回転体と、
    前記回転体の幅方向両端を回転可能に支持する一対の枠体と、
    前記回転体からシートを分離させる分離板と、前記回転体の幅方向両端側にそれぞれ突き当たることにより前記分離板と前記回転体との間にスペースを形成するための一対のスペーサと、を備えた分離ユニットと、
    前記分離ユニットを回動可能に保持する保持部と、前記分離ユニットを前記回転体に向けて付勢する付勢部と、を備えた保持ユニットと、を有し、
    前記保持ユニットは、前記一対のスペーサのうち少なくとも一方が前記回転体に突き当たる第1の位置と前記一対のスペーサが前記回転体から離間する第2の位置との間を回動中心を中心に回動可能であり、
    前記一対の枠体には、それぞれ軸部が設けられ、
    前記分離ユニットには、前記保持ユニットの前記第2の位置から前記第1の位置への回動に伴い前記一対の軸部をそれぞれ案内する一対の案内溝が設けられ、
    前記保持部は、前記一対のスペーサが前記回転体に突き当たることに伴い前記一対の軸部のうち一方のみが対応する案内溝のストッパ部と突き当たるように、前記分離ユニットの傾きを許容することを特徴とする画像加熱装置。
  2. 前記保持部は、前記回転体の幅方向両端側にそれぞれ設けられており、
    前記分離ユニットは、前記一対の保持部に所定の遊びを持ってそれぞれ保持される一対の穴部を有することを特徴とする請求項1に記載の画像加熱装置。
  3. 前記分離ユニットは、前記スペースが所定の範囲内となるように前記分離板が取り付けられる取り付け部を前記幅方向の異なる位置に複数有することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像加熱装置。
  4. 前記一対のスペーサは、前記回転体のシートと接触し得る領域よりも前記幅方向外側においてそれぞれ突き当たることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像加熱装置。
  5. 前記一対のスペーサは、前記回転体に従動回転する回転体をそれぞれ有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像加熱装置。
  6. 前記第2の位置は、シートのジャム処理を容易にするため前記ニップ部の出口近傍を露出させる位置であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像加熱装置。
  7. 前記保持ユニットは、前記ニップ部を通過したシートを挟持搬送する一対の回転体を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像加熱装置。
  8. シート上のトナー像を加熱するためのニップ部を形成する前記回転体は、前記一対のスペーサと当接可能なエンドレスベルトと、前記エンドレスベルトの内面を回転可能に支持する複数のローラとを有し、
    前記枠体は、前記エンドレスベルトを、前記複数のローラを介して支持することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像加熱装置。
  9. シート上のトナー像を加熱するためのニップ部を形成する前記回転体は、シート上のトナー像と接触するように配置されていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像加熱装置。
  10. シートをニップ部にて搬送する搬送回転体と、
    前記搬送回転体を支持する枠体と、
    前記搬送回転体からシートを分離させる分離板と、前記搬送回転体の幅方向両端側にそれぞれ突き当たることにより前記分離板と前記搬送回転体との間にスペースを形成するための一対のスペーサと、を備えた分離ユニットと、
    前記分離ユニットを回動可能に保持する保持部と、前記分離ユニットを前記搬送回転体に向けて付勢する付勢部と、を備えた保持ユニットと、を有し、
    前記保持ユニットは、前記一対のスペーサのうち少なくとも一方が前記搬送回転体に突き当たる第1の位置と前記一対のスペーサが前記搬送回転体から離間する第2の位置との間を回動中心を中心に回動可能であり、
    前記枠体には、前記搬送回転体の幅方向両端側に設けられた一対の軸部が設けられており、
    前記分離ユニットには、前記保持ユニットの前記第2の位置から前記第1の位置への回動に伴い前記一対の軸部をそれぞれ案内する一対の案内溝が設けられ、
    前記保持部は、前記一対のスペーサが前記回転体に突き当たることに伴い前記一対の軸部のうち一方のみが対応する案内溝のストッパ部と突き当たるように、前記分離ユニットの傾きを許容することを特徴とする画像形成装置。
  11. 前記保持部は、前記搬送回転体の幅方向両端側にそれぞれ設けられており、
    前記分離ユニットは、前記一対の保持部に所定の遊びを持ってそれぞれ保持される一対の穴部を有することを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
JP2013084296A 2012-04-27 2013-04-12 画像加熱装置、及び画像形成装置 Active JP5539567B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013084296A JP5539567B2 (ja) 2012-04-27 2013-04-12 画像加熱装置、及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012103009 2012-04-27
JP2012103009 2012-04-27
JP2013084296A JP5539567B2 (ja) 2012-04-27 2013-04-12 画像加熱装置、及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013242546A JP2013242546A (ja) 2013-12-05
JP5539567B2 true JP5539567B2 (ja) 2014-07-02

Family

ID=49477406

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013084296A Active JP5539567B2 (ja) 2012-04-27 2013-04-12 画像加熱装置、及び画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8923738B2 (ja)
JP (1) JP5539567B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5984474B2 (ja) * 2012-04-13 2016-09-06 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP6270620B2 (ja) 2014-05-16 2018-01-31 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP6261461B2 (ja) * 2014-06-25 2018-01-17 シャープ株式会社 定着装置及び画像形成装置
US10545428B2 (en) * 2017-05-29 2020-01-28 Canon Kabushiki Kaisha Method of fixing regulating blade and development device

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2823168B2 (ja) 1989-02-08 1998-11-11 キヤノン株式会社 定着装置
JP4026499B2 (ja) * 2003-01-10 2007-12-26 セイコーエプソン株式会社 定着装置
JP5327508B2 (ja) 2007-10-24 2013-10-30 株式会社リコー 定着装置、画像形成装置、及び、分離部材
US8107864B2 (en) 2007-10-24 2012-01-31 Ricoh Company, Limited Separating member, fixing device, and image forming apparatus
JP5134918B2 (ja) * 2007-11-09 2013-01-30 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置における定着装置の用紙分離装置
JP5372109B2 (ja) 2011-10-27 2013-12-18 キヤノン株式会社 画像加熱装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20130287458A1 (en) 2013-10-31
JP2013242546A (ja) 2013-12-05
US8923738B2 (en) 2014-12-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5121406B2 (ja) 画像形成装置
JP5527499B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
US8204418B2 (en) Fixing device with separation mechanism and image forming apparatus comprising the same
JP2007079067A (ja) 画像加熱装置、及び画像形成装置
JP5539567B2 (ja) 画像加熱装置、及び画像形成装置
JP4745792B2 (ja) 定着装置
JP3980527B2 (ja) 定着器及び画像形成装置
JP2009020158A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5372109B2 (ja) 画像加熱装置
JP2005352058A (ja) 画像形成装置及びカートリッジ
JP5873824B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2015108686A (ja) 画像加熱装置
JP2015191116A (ja) 画像形成装置、およびこれに用いられる画像形成装置本体、定着装置
JP5430366B2 (ja) 転写装置及び画像形成装置
JP2007183666A (ja) 定着器及び画像形成装置
JP2000075708A (ja) ベルト定着装置
JP6082708B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
US8155561B2 (en) Image forming apparatus
JP2013200357A (ja) 画像形成装置および転写ユニット
JP4999954B2 (ja) 定着装置、及びそれを備える画像形成装置
JPH05289564A (ja) 定着装置
JP2008197237A (ja) 画像形成装置
JP2017161615A (ja) 画像形成装置
JP5740918B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5388553B2 (ja) 画像加熱装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140218

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140310

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140401

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5539567

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140430