JP2013166664A - Mn−Zn系フェライトおよびトランス用磁心 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基本成分、添加成分および不可避的不純物からなるフェライトであって、前記基本成分が、Fe2O3:52.0〜53.0 mol%およびZnO:22.0〜23.0 mol%を含み、残部がMnOの組成になり、前記添加成分として、全フェライトに対して、SiO2:0.02mass%以下およびCaO:0.005〜0.1mass%を含有し、不純物としてのCr2O3が全フェライトに対して20massppm以下であり、平均結晶粒径が8〜15μmである。
【選択図】なし
Description
しかし、Mn−Zn系フェライトは、酸化物磁性材料であることから、温度の変動によって磁気特性が大きく変化するという特性を有するため、金属磁性材料と比較して、幅広い温度域において安定した磁気特性を得るのが難しいという、欠点を有する。そのため、通常のMn−Zn系フェライトでは、上記のANSI X3.263−1995[R2000]で定められたような、−40〜85℃という広い温度域において、直流磁界印加の下での高い増分透磁率を実現することは難しい。
例えば、特許文献1には、50〜56mol%の酸化鉄と30〜36mol%の酸化マンガンと6〜20mol%の酸化亜鉛とからなる基本組成に、0.01から1.0mol%の酸化コバルトを添加することにより、−30〜90℃の温度範囲における初透磁率の温度依存性を改善した、酸化物磁性材料が開示されている。
なお、特許文献3では増分透磁率の代わりに実効透磁率という言葉が使用されているが、両者は同義であるから、以降は増分透磁率にて統一する。
本発明は、上記の知見に立脚するものである。
(1)基本成分、添加成分および不可避的不純物からなるフェライトであって、
前記基本成分が、Fe2O3:52.0〜53.0 mol%およびZnO:22.0〜23.0 mol%を含み、残部がMnOの組成になり、
前記添加成分として、全フェライトに対して、SiO2:0.02mass%以下およびCaO:0.005〜0.1mass%を含有し、
全フェライト中に含まれる不純物のうち、Cr2O3を全フェライトに対して20massppm以下に抑制し、
平均結晶粒径が8〜15μmであることを特徴とするMn−Zn系フェライト。
まず、基本成分は、Fe2O3:52.0〜53.0 mol%およびZnO:22.0〜23.0 mol%を含み、残部がMnOの組成になる。
Fe2O3は、初透磁率と増分透磁率に大きく影響する基本となる成分である。室温(23℃)で10000以上の高い透磁率を得るには、51.5〜53.5mol%程度の量が好適であるが、低温度域における直流磁界印加の下での増分透磁率に対しては、それを2000以上とするためには、最低でも52.0mol%は必要になる。しかし、Fe2O3が53.0mol%を超えて多くなると、高温度域における直流磁界印加の下での増分透磁率が低下するため、上限は53.0mol%とする。
ZnOも、初透磁率と増分透磁率に大きく影響する基本となる成分である。ZnOは、その含有量の増加に伴い、直流磁界印加の下での増分透磁率を上昇させる効果がある。Fe2O3:52.0〜53.0 mol%としたときに2000以上の高い増分透磁率を実現するためには、最低でも22.0mol%は含有させる必要がある。しかし、含有量が適正量を超える場合には、低温における直流磁界印加の下での増分透磁率が低下し、また、強磁性体が磁性を失う温度であるキュリー温度が低下することから、高温での直流磁界印加の下での増分透磁率も低下する。そのため、上限を23.0mol%とする。
本発明のフェライトは、Mn−Zn系であり、上記Fe2O3およびZnO以外の基本成分の残部はMnOである。MnOは、室温23℃において初透磁率が10000以上、33A/mの直流磁界印加の下で2000以上という高い増分透磁率を実現するためには必須の成分である。
・SiO2:0.020mass%以下
SiO2は、フェライトの結晶組織を均一化する効果と、結晶粒内に残留する空孔を減少させて結晶粒界の生成を促して結晶粒成長を抑制して初透磁率を適度に低下させる効果と、を有する添加成分であり、本発明のMn−Zn系フェライトが、直流磁界印加時に高い増分透磁率を実現するのに必要な成分である。そのためには、0.0015mass%以上で添加することが好ましい。上記の効果を得るために、SiO2は0.020mass%まで含有することができる。しかし、添加量が多過ぎる場合には、反対に異常粒が出現して、直流磁界印加時の増分透磁率を著しく低下させることから、0.020mass%以下に収める必要がある。
CaOは、フェライトの結晶組織を均一化する効果と、結晶粒内に残留する空孔を減少させて初透磁率を増大させる効果と、添加量を増やした場合に結晶粒界に偏析して結晶の粒成長を抑制する効果とがあり、適量を添加することによって初透磁率を適度な大きさにしつつ、直流磁界印加時で高い増分透磁率の実現に寄与する成分である。従って、本発明における必須の添加成分であり、初透磁率向上には最低でも0.005mass%含有する必要がある。しかし、添加量が過多の場合には、異常粒が出現し、直流磁界印加時の増分透磁率を著しく低下させることから、0.1mass%以下に収める必要がある。
・Cr2O3:20massppm以下
Cr2O3は、上記したとおり、Fe2O3の原料となる酸化鉄中に不可避に含まれる不純物成分であり、本発明において最も重要な抑制成分である。Cr2O3の含有は、微量であれば許容され、具体的には、20massppm以下であれば問題はない。すなわち、20massppmを超えて含まれる場合には、フェライトの結晶粒成長が抑制されて初透磁率が減少し、直流磁界印加の下での増分透磁率の低下も招くことになる。また、Cr2O3をさらに多く含有する場合には、異常粒成長を誘発し、初透磁率と直流磁界印加時における増分透磁率を著しく低下させる。よって、これらの悪影響を除去するためには、Cr2O3は20massppm以下に制限する必要がある。勿論、Cr2O3を0(ゼロ)としてもよい。ただし、混入量を0とするには高いコストとなる処理が必要になるから、コストとの関係において可能な限りで低減すればよい。
Fe2O3−ZnO−MnO−CaO−SiO2
Fe2O3−ZnO−MnO−CaO−Bi2O3
Fe2O3−ZnO−MnO−CaO−In2O3
Fe2O3−ZnO−MnO−CaO−TiO2
Fe2O3−ZnO−MnO−CaO−SiO2−Ta2O5
Fe2O3−ZnO−MnO−CaO−SiO2−Nb2O5−Bi2O3
Fe2O3−ZnO−MnO−CaO−Bi2O3−MoO3
Fe2O3−ZnO−MnO−CaO−Bi2O3−MoO3−V2O5
Fe2O3−ZnO−MnO−CaO−Bi2O3−MoO3−SnO2
等が例示されるが、もとよりこれらの例に限定されるものではない。
本発明のフェライトは、上述したように、焼成後の平均結晶粒径が8〜15μmの範囲であることが必要である。すなわち、平均結晶粒径が8μm未満では、初透磁率μiが10000未満となり、逆に、15μmよりも大きい場合には、初透磁率μiが上昇し過ぎて、直流磁界印加の下での増分透磁率μΔが大幅に低下するからである。
焼成後のフェライトの基本成分組成が所定の値となるように、Fe2O3、ZnOおよびMnOの原料粉末を秤量し、これらを十分に混合してから仮焼し、次いで、この仮焼粉に上述した添加成分を所定量添加し、粉砕する。この際、添加した成分分布に偏りがないように充分な均質化を行う必要がある。上記のようにして目標組成とした原料粉末にポリビニルアルコール等の有機物バインダーを添加して造粒し、圧力を加えて所定のコア形状に成形し、適正条件下で焼成し、フェライト焼成体(コア製品)とする。
かくして得られるMn−Zn系フェライトは、従来のMn−Zn系フェライトでは不可能であった、室温23℃において初透磁率が10000以上で、−40〜85℃という幅広い温度域において、33A/mの直流磁界印加の下での増分透磁率が2000以上という高い値を示すものとなる。
Claims (4)
- 基本成分、添加成分および不可避的不純物からなるフェライトであって、
前記基本成分が、Fe2O3:52.0〜53.0 mol%およびZnO:22.0〜23.0 mol%を含み、残部がMnOの組成になり、
前記添加成分として、全フェライトに対して、SiO2:0.02mass%以下およびCaO:0.005〜0.1mass%を含有し、
全フェライト中に含まれる不純物のうち、Cr2O3を全フェライトに対して20massppm以下に抑制し、
平均結晶粒径が8〜15μmであることを特徴とするMn−Zn系フェライト。 - 前記添加成分としてさらに、酸化ビスマス、酸化インジウム、酸化タンタル、酸化ニオブ、酸化チタン、酸化スズ、酸化モリブデンおよび酸化バナジウムのうちから選ばれる少なくとも一種を含有することを特徴とする請求項1に記載のMn−Zn系フェライト。
- 前記Mn−Zn系フェライトは、室温23℃における初透磁率が10000以上、かつ−40〜85℃の温度域における33A/mの直流磁界印加時の増分透磁率が2000以上であることを特徴とする請求項1または2に記載のMn−Zn系フェライト。
- 請求項1から3のいずれかに記載のMn−Zn系フェライトからなるトランス用磁心。
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