JP2013162101A - 積層インダクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】高インダクタンス値を確保しながら、高Q値の積層インダクタを提供すること。
【解決手段】複数の絶縁体層A1〜A15からなる積層体と、積層体の外側に形成された外部電極と、積層体の内部にスパイラル状に形成されたコイル導体とを備え、コイル導体は外部電極と電気的に接続される引出部B1、B2、B11、B12と引出部以外のコイル本体とを有し、コイル導体は絶縁体層に形成された導体パターンと絶縁体層を貫通し複数の導体パターンを電気的に接続するビアホール導体C1〜C18とを有し、コイル本体を構成する導体パターンはC字状パターンB4、B5、B8、B9とI字状パターンB7のみであり、コイル本体はC字状パターンが2層以上連続して積層される部分構造を有し、コイル本体におけるC字状パターンの個数はI字状パターンの個数よりも多い、積層インダクタ。
【選択図】図1

Description

本発明は積層インダクタに関する。
近年、電子機器の小型化、マルチバンド化にともない、積層インダクタには小型化、高Q化、インダクタンス値の狭ステップ、狭偏差が望まれている。従来、積層インダクタは複数のスクリーンマスクから得られる複数の導体パターン、あるいは、同一スクリーンマスクをシフトさせることにより得られる複数の導体パターン、を組み合わせてコイルを形成してきた。積層インダクタが小型化すると、コイルのコア面積が減少し、インダクタンス値が低下すると共に、磁束の通りが悪くなるためインダクタのQ値が低下してきている。図6は従来技術による積層インダクタの一例の模式分解図であり、絶縁体層A22〜A29、A210〜A213にそれぞれ所定形状の導体パターンB21〜B29、B210〜B212が形成され、これらをビアホール導体C21〜C29、C210〜215が電気的に接続することにより、積層体中にスパイラル状に形成されたコイル導体を備える積層インダクタが構成される。
特許文献1によれば、2重導体パターンを形成する同形状の導体パターンを有し積み重ねられた2枚のフェライトシートの組がさらに複数組積み重ねられ、隣接する該組の該導体パターン同士が相互に直交する位置において柱状のスルーホールによって接続されてらせん状に周回する2重コイル導体が形成されている。図6の構成や特許文献1の構成によれば、コイル線を平行に配置、結合することによって、直流抵抗値の上昇を防ぎつつ、高Q値が実現されるとのことである。
特開2001−358016号公報
特許文献1や図6の構成では、平行線を用いたコイル形成を行うことによってコイル長が大きくなり、取得インダクタンス値が小さくなってしまう。本発明の目的は、高インダクタンス値を確保しながら、高Q値の積層インダクタを提供することである。
本発明者らが鋭意検討した結果、以下の内容の本発明を完成した。
本発明の積層インダクタは複数の絶縁体層からなる積層体と、前記積層体の内部にスパイラル状に形成されたコイル導体とを備える。このコイル導体は外部電極と電気的に接続される引出部を有し、コイル導体のうち引出部以外をコイル本体と呼ぶ。このコイル導体は絶縁体層に形成された導体パターンと、絶縁体層を貫通し複数の導体パターンを電気的に接続するビアホール導体と、を有する。一部の絶縁体層に形成された導体パターンは略矩形状の4つの頂点を含み一辺の一部を欠くC字状パターンである。他の一部の絶縁体層に形成された導体パターンは前記略矩形状における前記C字状パターンにて欠けた一辺の一部に相当するI字状パターンである。コイル本体はC字状パターンとI字状パターンとビアホール導体のみで構成される。コイル本体はC字状パターンが2層以上連続して積層される部分構造を有しており、コイル本体におけるC字状パターンの個数はI字状パターンの個数よりも多い。
好ましくは、コイル導体の引出部とコイル本体とが複数本の並列したビアホール導体によって電気的に接続される。別途、好ましくは、I字状パターンの長さが前記略矩形状の4辺の長さの合計の30%以下である。
本発明によれば、高インダクタンス値と高Q値との両立が図られる。具体的には、C字状パターンにより、積層体の大きさに対して比較的に大きい略矩形状のコア面積を確保することができるとともにI字状パターンの数が少ないことからコイル長さを抑制することができるため、高インダクタンス値が実現する。さらに、C字状パターンを複数枚並列に積層することにより抵抗値が下がるため高Q値も実現する。
本発明による積層インダクタの一例の模式分解図である。 本発明による積層インダクタの一例の模式斜視透視図である。 本発明による積層インダクタの他の一例の模式分解図である。 本発明による積層インダクタのさらに他の一例の模式分解図である。 実施例及び比較例のインダクタンス値およびQ値のプロットである。 従来技術による積層インダクタの一例の模式分解図である。
以下、図面を適宜参照しながら本発明を詳述する。但し、本発明は図示された態様に限定されるわけでなく、また、図面においては発明の特徴的な部分を強調して表現することがあるので、図面各部において縮尺の正確性は必ずしも担保されていない。
本発明の積層インダクタは複数の絶縁体層からなる積層体と、前記積層体の内部にスパイラル状に形成されたコイル導体とを備える。図1は本発明による積層インダクタの一例の模式分解図である。絶縁体層A2〜A13には導体パターンB1〜B12が形成されている。異なる絶縁体層に形成された導体パターンはビアホール導体C1〜C18によって相互に電気的に接続されており、これらビアホール導体C1〜C18は少なくとも1層の絶縁体層を貫通している。図面中、黒丸で表現する箇所においてビアホール導体が絶縁体層を貫通している。導体パターンB1〜B12とビアホール導体C1〜C18によってスパイラル状に形成されたコイル導体が構成される。
図2は本発明による積層インダクタの一例の模式斜視透視図である。上述した、複数の絶縁体層からなる積層体12の両端に外部電極D1およびD2が形成されている。図1における導体パターンB1、B2およびB11、B12(図2では描写を省略)は、絶縁体層からなる積層体の端部にまで達しており、図2に描写された外部電極D1およびD2にそれぞれ電気的に接続されている。本発明では、これら外部電極への電気的な接続のための導体パターンを引出部と呼ぶ。引出部以外の導体パターンおよびビアホール導体をコイル本体と呼ぶ。図1の態様では、導体パターンB4〜B9およびビアホール導体C5〜C13がコイル本体を構成する。
本発明によれば、コイル本体は後述するC字状パターンとI字状パターンとビアホール導体のみから構成され、さらに、C字状パターンとI字状パターンの配置および枚数に特徴がある。
C字状パターンは、略矩形状の4つの頂点を含み、かつ、当該略矩形状の一辺の一部を欠く導体パターンである。図1の態様では、C字状パターンは符号B4、B5、B8、B9で表される。略矩形状には、図1のような矩形状のものや、楕円形状のものなど矩形近似可能な形状が包含される。C字状パターンが略矩形状の4つの頂点を含むということは、図1の場合のように、4つの頂点を含む場合や、略矩形状が明確な頂点を持たない場合における矩形近似したときに頂点であると認識しうる箇所を含む場合を含む。C字状パターンは略矩形状の一辺の一部を欠く。このように、C字状パターンはコア面積の大部分を規定する。
I字状パターンは、略矩形状におけるC字状パターンにて欠けた一辺の一部に相当する。図1の態様では、I字状パターンは符号B7で表される。略矩形状の実際の形状に適合して、I字状パターンは、図1に示すような直線であってもよいし、あるいは、楕円形状の一部をなす曲線状であってもよい。好ましくは、I字状パターンの長さが略矩形状の4辺の長さの合計の30%以下であり、より好ましくは10〜20%である。換言すると、I字状パターンの長さは、C字状パターンの長さの好ましくは3/7以下である。なお、本発明の効果を損なわない限り、I字状パターンの長さをC字状パターンにて欠けた部分の長さよりも長くして電気的接続をより確実にしてもよい。
本発明によれば、コイル本体に含まれる導体パターンは以下の要件を充足する。
(1)導体パターンはC字状パターンとI字状パターンのみである。
(2)C字状パターンが並列に2層以上積層する箇所が少なくとも1つはある。
(3)C字状パターンの個数の方がI字状パターンの個数よりも多い。
上記のことから、必然的に、少なくとも1箇所において、C字状パターンが形成された絶縁体層とI字状パターンが形成された絶縁体層とが隣接することになる。これにより、1ターンの略矩形状のコイルが構成される。このとき、C字状パターンがコア面積を主として確定するので、コア面積の精度の大部分はC字状パターンの形成精度(印刷精度等)に依存するのであって、隣接する他のパターンの精度や積層時の位置精度などはコア面積の精度に殆ど影響しなくなる。本発明による積層インダクタ10では、インダクタンス値の変化を低減できる。一般に、インダクタンス値Lは、コイル長をl、コア面積をSとしたとき、(S/l)に比例する。このため、コア面積Sのバラツキが小さい積層インダクタ10では、インダクタンス値変化が小さくなる。このため、積層インダクタ全体としてコア面積の精度が向上させやすくなり、インダクタンスのバラツキを小さくすることができる。
また、絶縁体層の大きさを有効に活用してC字状パターンを構成することにより、コア面積を広くすることができるため、絶縁体層の大きさ、すなわち、積層インダクタのサイズに対して、インダクタンス値そのものを大きくすることも可能である。また、I字状パターンの数が相対的に少ないことはコイル長が短くなることを意味し、その観点からもインダクタンス値の向上を期することができる。
積層インダクタのQ値は、インダクタンス値をL、周波数をf、抵抗値をRとするとき、(2πfL/R)に比例する。このため、上述のようにL値が大きくなり、また、I字状パターンが短いことからR値の低減も期待されることから、Q値の向上も同時に期することができる。
図1の態様では4つのC字状パターンと1つのI字状パターンとで2ターンのコイル導体を構成している。ここで、C字状パターンは2つずつが並列に接続されている。この態様を「C−C−I−C−C」と記載する。図3は、本発明による積層インダクタの他の一例の模式分解図である。図3の態様では、上記の表記に倣うと、コイル本体は「I−C−C−I−C−C−I」という積層になっている。図4は、本発明による積層インダクタのさらに他の一例の模式分解図である。図4の態様でも、同様に、コイル本体は「I−C−C−I−C−C−I」という積層になっている。本発明によれば、これら以外の積層の態様であってもよく、例えば、C字状パターンが3層以上並列に積層されていたり、部分的にI字状パターンが積層されていてもよい。
なお、図4の態様では、コイル導体の引出部とコイル本体とが複数本の並列したビアホール導体によって電気的に接続されている。この態様では上述した抵抗値Rをさらに小さくすることができ、それによるQ値の向上が期待される。
以下、より具体的な実施態様を説明するが、この説明は本発明を限定するものではない。ここで、積層インダクタ10の積層方向をz軸方向と定義し、積層インダクタ10の短辺に沿った方向をx軸方向と定義し、積層インダクタ10の長辺に沿った方向をy軸方向と定義する。x軸、y軸及びz軸は互いに直交している。積層インダクタ10は、積層体12および外部電極D1、D2を備えている。外部電極D1、D2はそれぞれ、コイル導体に電気的に接続されており、z軸方向に延在し、かつ、互いに対向している積層体12の側面に設けられている。本実施形態では、外部電極D1、D2は、y軸方向の両端に位置する2つの側面を覆うように設けられている。図1に記載する態様の場合、積層体12は、絶縁体層A1〜A15がz軸方向に積層されて構成されている。絶縁体層A1〜A9は、この態様ではガラスを主成分とする素材により作製されており、長方形状を有している。コイル導体は旋廻しながらz軸方向に進行するスパイラル状であり、導体パターンB1〜B12及びビアホール導体C1〜C18を含んでいる。導体パターンB1〜B12はそれぞれ、絶縁体層A2〜A13の主面上に形成されており、絶縁体層A1、A14、A15と共に積層されている。各導体パターンは、Agに例示される導電性材料からなる。導体パターンB1、B5は引出部である。並列に接続された導体パターンB1、B2、同様に並列に接続されたコイル導体B11、B12はそれぞれ、外部電極D1、D2に接続されている。C字状の導体パターンB4、B5は互いに並列に接続されており、互いに並列に接続されたC字状の導体パターンB9、B10と、I字状の導体パターンB7を介して接続されている。さらに導体パターンB2とB4、導体パターンB9とB11とが接続されることにより、外部電極D1、D2が電気的に接続されている。なお、各導体パターンはビアホール導体C1〜C18によりそれぞれ接続されている。
上述した図3に示す態様では、並列に接続された導体パターンB21、B22が引出部を構成し、この引出部と並列に接続されたC字状の導体パターンB4、B5との間は1層のみのI字状の導体パターンB3を介して接続される。更に、並列に接続された導体パターンB23、B24と並列に接続された導体パターンB8、B9との間が導体パターンB10を介して接続されている。図4に示す態様では、並列に接続された導体パターンB1、B2が引出部を構成し、この引出部と並列に接続された導体パターンB4、B5との間は導体パターンB3を介して接続される。更に、並列に接続された導体パターンB11、B12と並列に接続された導体パターンB8、B9との間がコイル導体B10を介して接続されている。図4の態様では、引出部とコイル本体とを電気的に接続するビアホール導体C1〜C4およびC15〜C18は2本ずつ並列している。
ここで、絶縁体層はガラスを主成分とした素材の他、フェライト、誘電体セラミックス、軟磁性合金粉末を用いた磁性体、あるいは磁性体を混合した樹脂等を用いてもよい。
このような積層インダクタの典型的な製法を図1の態様を例に説明する。本発明はこの製法に限定されない。絶縁体層A1〜A15の前駆体である絶縁性材料グリーンシートを複数用意する。グリーンシートは、ガラス等を主原料とする絶縁性材料スラリーをドクターブレード法等によりフィルム上に塗布することで形成される。グリーンシートの厚みは特に限定なく、好ましくは5〜30μmであり、例えば18μmである。絶縁体層A2〜A12となる絶縁性材料グリーンシートの所定の位置、すなわちビアホール導体C1〜C18が形成される予定の位置に、レーザー加工等によってスルーホールをそれぞれ形成する。そして、導体パターンB1〜B12の前駆体である導電性ペーストを、絶縁体層A2〜A12となる絶縁性材料グリーンシートのそれぞれの所定の位置に、スクリーンマスク等にて印刷する。導電性ペーストの主成分としては、銀、銅等の金属などが挙げられる。
続いて、絶縁体層A1〜A15となる絶縁性材料グリーンシートを図1に示される順序に従って積層し、積層方向に圧力を加えて絶縁性材料グリーンシートを圧着する。そして、この圧着した絶縁性材料グリーンシートをチップ単位に切断した後に、所定温度(例えば、800℃〜900℃程度)にて焼成を行い、積層体12を形成する。続いて、この積層体12に外部電極D1、D2を形成する。これにより、電子部品10が形成されることとなる。外部電極D1、D2は、積層体12の長手方向の両端面にそれぞれ銀や銅などを主成分とする電極ペースト塗布して、所定温度(例えば、680℃〜900℃程度)で焼き付けを行い、さらに電気めっきを施すことにより形成される。この電気めっきとしては、Cu、Ni及びSn等を用いることができる。以上の工程を経て積層インダクタ10が完成する。
本発明の効果をより明確なものとするために行った製作・測定の結果を以下に説明する。具体的には、図1に示す構造を有する実施例の積層インダクタ、図6に示す構造を有する比較例の積層インダクタを製造した。比較例では、全ての導体パターンが2つずつ同じ形状を有するもの同士で並列に接続された構造を有している。実施例では、並列に接続された2枚のC字状パターンとC字状パターンの途切れた部分を接続する1枚のI字状パターンを接続することで、1ターンのコイルが形成される。得られた電子部品は比較例、実施例とも一周回長(略矩形状の4辺の長さの合計)が1.06mm、1.00mm、0.94mmの3種類ずつであり、I字状パターンの長さはいずれも0.14mmであった。積層インダクタのサイズは、0.6mm×0.3mm×0.3mmであり、コイル導体は、50μmの線幅、8μmの厚みを有する銀電極にした。
上記3種類ずつの実施例、比較例の積層インダクタについて、500MHzにおけるインダクタンス値と1800MHzにおけるQ値を測定した。図6は実施例及び比較例において測定されたインダクタンス値およびQ値のプロットである。積層インダクタのサイズおよびコイル導体の1ターンの長さは実施例と比較例とで同じであるにもかかわらず、実施例の方がインダクタンス値およびQ値がいずれも比較例より高かった。
10 積層インダクタ、A1〜A15 絶縁体層、B1〜B12 導体パターン、C1〜C18 ビアホール導体、D1、D2 外部電極。

Claims (3)

  1. 複数の絶縁体層からなる積層体と、前記積層体の外側に形成された外部電極と、前記積層体の内部にスパイラル状に形成されたコイル導体とを備え、前記コイル導体は外部電極と電気的に接続される引出部と引出部以外のコイル本体とを有し、
    前記コイル導体は絶縁体層に形成された導体パターンと絶縁体層を貫通し複数の導体パターンを電気的に接続するビアホール導体とを有し、
    一部の絶縁体層に形成された導体パターンは略矩形状の4つの頂点を含み一辺の一部を欠くC字状パターンであり、他の一部の絶縁体層に形成された導体パターンは前記略矩形状における前記C字状パターンにて欠けた一辺の一部に相当するI字状パターンであり、
    前記コイル本体を構成する導体パターンは前記C字状パターンと前記I字状パターンのみであり、
    前記コイル本体はC字状パターンが2層以上連続して積層される部分構造を有し、
    前記コイル本体におけるC字状パターンの個数はI字状パターンの個数よりも多い、
    積層インダクタ。
  2. 前記コイル導体の引出部とコイル本体とが複数本の並列したビアホール導体によって電気的に接続されている請求項1記載の積層インダクタ。
  3. 前記I字状パターンの長さが前記略矩形状の4辺の長さの合計の30%以下である請求項1又は2記載の積層インダクタ。
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