JP6535450B2 - 電子部品 - Google Patents

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Description

本発明は、電子部品、特に、コイルを内蔵した電子部品に関する。
コイルを内蔵した電子部品として、特許文献1に記載のインダクタが知られている。この種の電子部品500では、図18に示すように、半円の円弧と直線を組み合わせた螺旋状のコイル導体510と該コイル導体510と同一形状のコイル導体520とが、その中心軸CL500が略一致するように該電子部品500の内部に配置され、それらが接続されて1つのコイル501を構成している。また、コイル導体510の一方側の端部である接続電極512及びコイル導体520の他方側の端部である接続電極522は、外部電極と接続するためにその面積が他の部分と比べて大きくなっている。さらに、これら2つのコイル導体510,520は、コイル501の中心軸方向から見たときに、中心軸CL500と交差し、コイル導体510,520の直線部分と直交する直線HL500(図19参照)に対して線対称となるように配置されている。これに加え、コイル導体510は、コイル501の中心軸方向から見たとき、コイル導体520の接続電極522と重ならないように設けられている。なお、図19において、コイル導体520の接続電極522を破線で示す。
このようなコイルを内蔵した電子部品は、スマートフォンをはじめとするモバイル機器に搭載され、該モバイル機器の高集積化に伴って、さらなる小型化が進んでいる。ただし、コイルを内蔵した電子部品が小型化されても、該電子部品が有するインダクタンス値等の性能に対する要求は高まっている。従って、この種の電子部品では、コイルが内蔵される限られたスペースの中で、インダクタンス値を可能な限り大きくすることが求められている。
特開2014−22723号公報
本発明の目的は、コイルを内蔵した電子部品において、インダクタンス値の向上を可能とする電子部品を提供することである。
本発明の一の形態に係る電子部品は、
絶縁体から成る本体と、
前記本体の内部に位置する第1の平面上に設けられた第1のコイル導体、及び該第1の平面と直交する直交方向から見たときに該第1のコイル導体と重なるように該本体の内部の該第1の平面と平行な第2の平面上に設けられた第2のコイル導体を含むコイルと、
前記第1の平面と平行な前記本体の底面に位置する第1の底面電極及び該第1の底面電極から前記第1のコイル導体の一方側の端部に向かって延在する第1の柱状電極で構成され、該第1のコイル導体と電気的に接続される第1の外部電極と、
前記底面に位置する第2の底面電極及び該第2の底面電極から前記第2のコイル導体の他方側の端部に向かって延在する第2の柱状電極で構成され、該第2のコイル導体と電気的に接続される第2の外部電極と、
を備え、
前記第2のコイル導体は、前記第1のコイル導体と前記底面との間に位置し、
前記第1の柱状電極は、前記直交方向から見たとき、前記コイルの中心軸を挟んで前記第2の柱状電極と反対側に位置し、
前記第1のコイル導体の最外周の一部は、前記直交方向から見たとき、前記第2の柱状電極と重なり、
前記第1のコイル導体と前記本体における他方側の側面との最短距離は、前記第2のコイル導体と該本体における一方側の側面との最短距離よりも小さく、
前記第2のコイル導体の渦巻き状の部分の外周側の一端から前記本体の前記他方側の側面に延び、前記第2の柱状電極に導体を介して電気的に接続される第2の延出部をさらに備え、
前記第1のコイル導体の最外周の一部は、前記直交方向から見たとき、前記第2のコイル導体の前記第2の延出部と重なること、
を特徴とする。
本発明の一の形態に係る電子部品では第1のコイル導体の最外周の一部は、第1の平面と直交する方向から見たとき、第2の柱状電極と重なり、前記第1のコイル導体と前記本体における他方側の側面との最短距離は、前記第2のコイル導体と該本体における一方側の側面との最短距離よりも小さい。つまり、本発明の一の形態に係る電子部品では、従来の電子部品では利用されていなかった本体内部の空間を、第1のコイルを設けるスペースとして利用している。これにより、第1のコイルの外形をより大きくすることが可能となり、結果として、インダクタンス値が向上する。
本発明の他の形態に係る電子部品は、
絶縁体から成る本体と、
前記本体の内部に位置する第1の平面上に設けられた第1のコイル導体、及び該本体の内部の該第1の平面と平行な第2の平面上に設けられた第2のコイル導体を含むコイルと、
前記第1の平面と平行な前記本体の底面に位置する第1の底面電極、及び該第1の底面電極から前記第1のコイル導体の一方側の端部に向かって延在する第1の柱状電極で構成され、該第1のコイル導体と電気的に接続される第1の外部電極と、
前記底面に位置する第2の底面電極、及び該第2の底面電極から前記第2のコイル導体の他方側の端部に向かって延在する第2の柱状電極で構成され、該第2のコイル導体と電気的に接続される第2の外部電極と、
前記第2のコイル導体の渦巻き状の部分の外周側の一端から前記本体の前記他方側の側面に延び、前記第2の柱状電極に導体を介して電気的に接続される第2の延出部と、
を備え、
前記第1の平面と直交する直交方向から見て、前記第1のコイル導体の最内周の部分に囲まれた領域と前記第2のコイル導体の最内周の部分に囲まれた領域とは部分的に重なり、
前記第2のコイル導体は、前記第1のコイル導体と前記底面との間に位置し、
前記第1の柱状電極は、前記直交方向から見たとき、前記コイルの中心軸を挟んで前記第2の柱状電極と反対側に位置し、
前記第1のコイル導体の最外周の一部は、前記直交方向から見たとき、前記第2の柱状電極及び前記第2のコイル導体の前記第2の延出部と重なること、
を特徴とする。
本発明によれば、コイルを内蔵した電子部品において、インダクタンス値を向上させることが可能である。
一実施例である電子部品の外観図である。 一実施例である電子部品の分解斜視図である。 一実施例である電子部品を底面から平面視した図である。 一実施例である電子部品のコイル導体、絶縁体層及び柱状電極を底面と直交する方向から見た平面図である。 一実施例である電子部品のコイル導体、絶縁体層及び柱状電極を底面と直交する方向から見た平面図である。 一実施例の電子部品の製造過程を示す図である。 一実施例の電子部品の製造過程を示す図である。 一実施例の電子部品の製造過程を示す図である。 一実施例の電子部品の製造過程を示す図である。 一実施例の電子部品の製造過程を示す図である。 一実施例の電子部品の製造過程を示す図である。 一実施例の電子部品の製造過程を示す図である。 一実施例の電子部品の製造過程を示す図である。 一実施例の電子部品の製造過程を示す図である。 一実施例の電子部品の製造過程を示す図である。 一実施例の電子部品の製造過程を示す図である。 一実施例の電子部品の製造過程を示す図である。 特許文献1に記載のインダクタと同種の電子部品の内部構造を示す斜視図である。 特許文献1に記載のインダクタと同種の電子部品のコイル導体及び接続電極を底面と直交する方向から見た平面図である。 特許文献1に記載のインダクタと同種の電子部品のコイル導体及び接続電極を底面と直交する方向から見た平面図である。
(電子部品の構成、図1〜図5参照)
一実施例である電子部品1について図面を参照しながら説明する。以下で、電子部品1の底面と直交する方向をz軸方向と定義する。また、z軸方向から平面視したとき、電子部品1の長辺に沿った方向をx軸方向と定義し、電子部品1の短辺に沿った方向をy軸方向と定義する。なお、x軸、y軸及びz軸は互いに直交している。
電子部品1は、本体10、外部電極20,25及びコイル30を備えている。また、電子部品1は、図1に示すように、略直方体状を成している。
本体10は、図2に示すように、絶縁体層11〜14、絶縁体基板16及び磁路18から構成されている。また、本体10において、z軸方向の正方向側から負方向側に向かって、絶縁体層11,12、絶縁体基板16、絶縁体層13,14の順に積層されている。
絶縁体層11,14は、磁性粉入りの樹脂等から成る。なお、磁性粉としてフェライトや金属磁性体(FeSiCr等)、樹脂としてポリイミド樹脂やエポキシ樹脂が挙げられる。ここで、本実施例では、電子部品1のL値及び直流重畳特性を考慮して、磁性粉を90wt%以上含んでいる。また、絶縁体層11は、本体10のz軸方向の正方向側の端部に位置している。そして、絶縁体層14は、電子部品1のz軸方向の負方向側の端部に位置し、絶縁体層14のz軸方向の負方向側の面である底面S1は、電子部品1を回路基板に実装する際の実装面である。
絶縁体層12,13は、エポキシ樹脂等から成る。また、絶縁体層12は、絶縁体層11に対してz軸方向の負方向側に位置し、絶縁体層13は、絶縁体層14に対して、z軸の正方向側に位置する。なお、絶縁体層12,13の材料は、ベンゾジクロブテン等の絶縁性樹脂や、ガラスセラミックス等の絶縁性無機材料でもよい。
絶縁体基板16は、ガラスクロスにエポキシ樹脂を含浸させたプリント配線基板であり、z軸方向において絶縁体層12と絶縁体層13との間に挟まれている。なお、絶縁体基板16の材料は、ベンゾジクロブテン等の絶縁性樹脂や、ガラスセラミックス等の絶縁性無機材料でもよい。
磁路18は、本体10の内部の略中央に位置する磁性粉入りの樹脂である。なお、磁性粉としてフェライトや金属磁性体(FeSiCr等)、樹脂としてポリイミド樹脂やエポキシ樹脂が挙げられる。ここで、本実施例では、電子部品1のL値及び直流重畳特性を考慮して、磁性粉を90wt%以上含んでいる。さらに、磁路18への充填性を高めるため、粒度の異なる2種類の粉体を混在させている。また、磁路18は、絶縁体層12,13及び絶縁体基板16をz軸方向に貫き、断面がオーバル状の柱状を成している。さらに、磁路18は、後述するコイル導体32,37の内周側に位置するように設けられている。
外部電極20は、本体10の外部から見ると、底面S1及び本体10のx軸方向の正方向側の側面S2に設けられている。また、外部電極20は、金属と樹脂のコンポジット材から成る底面電極21、及びCuを材料とする柱状電極23から構成されている。なお、柱状電極23に用いることが可能な他の材料として、Au,Ag,Pd,Ni等が挙げられる。
底面電極21は、フェノール系の樹脂に低抵抗な金属粉体、本実施例ではAgコートされた平均粒径100nmのCuの粉体が分散した、いわゆる樹脂電極である。また、底面電極21は、絶縁体層14の底面S1におけるx軸方向の正方向側の領域に設けられている平板状の電極である。さらに、底面電極21を、z軸方向の負方向側から平面視すると、長方形状を成している。
柱状電極23は、本体10内におけるx軸方向の正方向側の領域に設けられ、絶縁体層14をz軸方向に貫くように延在する電極である。ただし、柱状電極23のx軸方向の正方向側の側面S4は、本体10の側面S2に露出している。また、柱状電極23は、直方体状を成している。さらに、柱状電極23を、z軸方向から平面視すると、柱状電極23は、底面電極21内に収まっている。これに加え、柱状電極23の側面S4の面積は、底面電極21の面積よりも小さい。そして、柱状電極23のz軸方向の負方向側の面(以下で、「z軸方向の負方向側の面」を下面と称す)は、底面電極21のz軸方向の正方向側の面(以下で、「z軸方向の正方向側の面」を上面と称す)と接している。
外部電極25は、本体10の外部から見ると、底面S1及び本体10のx軸方向の負方向側の側面S3に設けられている。また、外部電極25は、金属と樹脂のコンポジット材から成る底面電極26、及びCu等を材料とする柱状電極28から構成されている。なお、柱状電極28に用いることが可能な他の材料として、Au,Ag,Pd,Ni等が挙げられる。
底面電極26は、フェノール系の樹脂に低抵抗な金属粉体、本実施例ではAgコートされた平均粒径100nmのCuの粉体が分散した、いわゆる樹脂電極である。また、底面電極26は、絶縁体層14の底面S1におけるx軸方向の負方向側の領域に設けられている平板状の電極である。さらに、底面電極26は、z軸方向の負方向側から平面視すると、長方形状を成している。
柱状電極28は、本体10内におけるx軸方向の負方向側の領域に設けられ、絶縁体層14をz軸方向に貫くように延在する電極である。ただし、柱状電極28のx軸方向の負方向側の側面S5は、本体10の側面S3に露出している。また、柱状電極28は、直方体状を成している。さらに、柱状電極28を、z軸方向から平面視すると、柱状電極28は、底面電極26内に収まっている。これに加え、柱状電極28の側面S5の面積は、底面電極26の面積よりも小さい。そして、柱状電極28の下面は、底面電極26の上面と接している。さらに、柱状電極28は、図3に示すように、コイル30の中心軸CL30を挟んで、柱状電極23と反対側に位置する。
コイル30は、図2に示すように、本体10の内部に位置し、Au,Ag,Cu,Pd,Ni等の導電性材料から成る。また、コイル30は、コイル導体32、ビア導体33、コイル導体37、ビア導体38,39から構成されている。
コイル導体32は、絶縁体基板16の上面S6に設けられている。また、コイル導体32は、複数の直線部分と複数の円弧部分から構成され、z軸方向の正方向側から平面視したときに、時計回りに旋回しながら中心から遠ざかる渦巻き状の線状導体である。そして、コイル導体32における外周側の一端は、本体10の側面S3に向かって延びている。ここで、コイル導体32を、z軸方向から見ると、図4に示すように、コイル導体32のx軸方向の正方向側の最外周L5が、柱状電極23と重なっている。さらに、コイル導体32と側面S2との最短距離d1は、後述するコイル導体37と側面S3との最短距離d2の半分以下である。
ビア導体33は、図2に示すように、コイル導体32における外周側の一端と柱状電極28とを接続している。従って、ビア導体33は、絶縁体基板16及び絶縁体層13をz軸方向に貫通している。
コイル導体37は、絶縁体基板16の下面、つまり、絶縁体層13の上面S7に設けられている。また、コイル導体37は、複数の直線部分と複数の円弧部分から構成され、z軸方向の正方向側から平面視したときに、時計回りに旋回しながら中心に近づく渦巻き状の線状導体である。そして、コイル37における外周側の一端は、本体10の側面S2に向かって延びている。さらに、コイル導体37における内周側の他端は、z軸方向から見たときに、コイル導体32の内周側の他端と重なるように設けられている。ここで、コイル導体32及びコイル導体37における直線状の部分で、z軸方向から見て重なり合う部分は、それらの幅方向の中心軸、図4に示されるコイル導体32の中心軸CL32、及び図5に示されるコイル導体37の中心軸CL37が、z軸方向から見て略一致している。
ビア導体38は、図2に示すように、コイル導体37における外周側の一端と柱状電極23とを接続している。従って、ビア導体38は、絶縁体層13をz軸方向に貫通している。
ビア導体39は、絶縁体基板16をz軸方向に貫通し、コイル導体32における内周側の他端とコイル導体37における内周側の他端とを接続している。
以上のように構成された電子部品1は、外部電極20又は外部電極25から入力された信号が、コイル30を経由して、外部電極25又は外部電極20から出力されることで、インダクタとして機能する。
(製造方法 図6〜図17参照)
以下に、一実施例である電子部品1の製造方法について説明する。製造方法の説明の際に用いられるz軸方向は、該製造方法で製造される電子部品1の底面と直交する方向である。
まず、図6に示すように、複数の絶縁体基板16となるべきマザー絶縁体基板116を用意する。そして、図7に示すように、マザー絶縁体基板116にビア導体39を設けるための複数のスルーホールH1をレーザー加工等により形成する。
次に、複数のスルーホールH1が形成されたマザー絶縁体基板116の上面及び下面にCuめっきを施す。このとき、スルーホール内もめっきされ、複数のビア導体39が設けられる。その後、フォトリソグラフィにより、マザー絶縁体基板116の上面及び下面に、図8に示すような、コイル導体32,37に対応する複数の導体パターン132,137が形成される。
複数の導体パターン132,137の形成後、さらにCuめっきを施し、図9に示すような、十分な太さの複数のコイル導体32,37を得る。
そして、複数のコイル導体32,37が形成されたマザー絶縁体基板116に対し、図10に示すように、複数の絶縁体層12,13となるべき絶縁体シート112,113でz軸方向から挟み込む。
次に、図11に示すように、絶縁体シート112,113に対して、レーザー加工等によりビア導体33,38を設けるための複数のスルーホールH2を形成する。さらに、スルーホール形成によって発生したスミアを除去するために、デスミア処理を行う。
デスミア処理後に絶縁体シート113に対して、まず、無電解Cuめっきを施す。この無電解めっきは、その後のCu電解めっきのためのシード層の形成を目的とする。シード層形成後に、Cu電解めっきを絶縁体シート113に対して施す。これにより、絶縁体シート113の表面及びスルーホール内がめっきされ、複数のビア導体33,38が設けられる。
その後、フォトリソグラフィ及びCuめっきにより、図12に示すように、絶縁体シート113上に、柱状電極23,28に対応する十分な太さの複数の導体パターン123が形成される。
次に、磁路18を設けるために、レーザー加工等により、図13に示すように、マザー絶縁体基板116及び絶縁体シート112,113をz軸方向に貫通する複数の貫通孔δを形成する。ここで、貫通孔δを形成する位置は、xy平面において、マザー絶縁体基板116に設けられた複数のコイル32,37それぞれの内周側である。なお、貫通孔δに対応する開口部を有するマスクを用いて、その開口部からサンドブラストを行うことで、貫通孔δを形成してもよい。
そして、絶縁体シート112、マザー絶縁体基板116及び絶縁体シート113の順で積層された積層体を、図14に示すように、絶縁体層11,14に対応する金属磁性粉入り樹脂シート111,114で、z軸方向から挟み、圧着する。このとき、金属磁性粉入り樹脂シート111は、絶縁体シート112側から圧着され、金属磁性粉入り樹脂シート114は、絶縁体シート113側から圧着される。また、この圧着により、複数の貫通孔δに対して、金属磁性粉入り樹脂シート111,114が入り込み、複数の磁路18が設けられる。その後、オーブン等の恒温槽を用いて熱処理を施すことで硬化させる。
次に、樹脂シート114の表面を、バフ研磨、ラップ研磨及びグラインダ等により研削する。これにより、図15に示すように、樹脂シート114の表面に導体パターン123が露出する。なお、樹脂シート114に対する研削処理の際に、厚みの調整として、樹脂シート111の表面を研削してもよい。
樹脂シート114の表面に露出した導体パターン123上に、スクリーン印刷により、Agコートされた平均粒径100nmのCuの粉体を分散させたフェノール系の樹脂を塗布し、乾燥させ、図16に示すような、底面電極21,26に対応する複数の樹脂電極パターン121が、樹脂シート114の表面に設けられる。これにより、複数個の電子部品1の集合体であるマザー基板101が完成する。
最後に、マザー基板101を複数の電子部品1に分割する。具体的には、ダイサー等でマザー基板101をカットし、図17に示すように、マザー基板101を複数の電子部品1に分割する。このとき、導体パターン123は、二つに分割され、これが柱状電極23,28となる。さらに、樹脂電極パターン121も分割され、底面電極21,26となる。なお、複数の電子部品1に分割後、外部電極20,25のはんだ濡れ性の向上のため、外部電極20,25の表面にNi/Snめっきを施してもよい。
(効果)
一実施例である電子部品1では、電子部品500よりも、インダクタンス値を向上させることができる。具体的には、従来の電子部品500では、電子部品1のコイル導体32に相当するコイル導体510は、コイル501の中心軸方向から見たとき、コイル導体520の接続電極522と重ならないように配置されている。従って、接続電極522が占有する面積分だけ、電子部品501内においてコイル導体510の内周側の面積は小さくなる。一方、電子部品1では、電子部品500のコイル導体510に相当するコイル導体32の最外周L5が、図4に示すように、z軸方向から見たとき、電子部品500の接続電極522に相当する柱状電極23と重なっている。さらに、コイル導体32と本体10の側面S2の最短距離d1は、コイル導体37と本体10の側面S3との最短距離d2よりも小さい。つまり、電子部品1では、従来の電子部品500では利用されていなかった電子部品内部の空間を、コイル導体32を設けるスペースとして利用している。これにより、コイル導体32の外形をより大きくすることで内周側の面積を大きくすることが可能となり、結果として、インダクタンス値が向上する。
また、従来の電子部品500では、図20のハッチング部分に示すように、Z軸方向から平面視した時に、コイル導体510の内周側の領域に、コイル導体520がはみ出してしまい、結果として、内磁路が狭められていた。一方、電子部品1では、従来の電子部品500では利用されていなかった電子部品内部の空間を、コイル導体32を設けるスペースとして利用することで、コイル導体520に相当するコイル導体37が、Z軸方向から平面視した時に、コイル導体32の内周側にはみ出る領域を減らすように、コイル導体32を配置することが可能である。これにより、電子部品1のコイル30の内磁路は、従来の電子部品500のコイル501の内磁路より大きくなるため、インダクタンス値が向上する。
ここで、本願発明者は、上記の効果を確認するために、電子部品1に相当する第1のサンプル、及び従来の電子部品500に相当する第2のサンプルを用いて、それらのインダクタンス値を測定した。第1のサンプル及び第2のサンプルの大きさは同じであり、長辺が1.6mm、短辺が1.2mm、高さが0.3mmである。また、それらに含まれるコイルの巻き数及び該コイルに含まれるコイル導体の線幅、線間距離、厚みも同じである。具体的にはコイルの巻き数は9.5ターン、該コイルを構成するコイル導体の線幅は65μm、線間距離は10μm、厚みは45μmである。ただし、第1のサンプルにおけるコイル導体のx軸方向の外形は、第2のサンプルにおけるコイル導体の外形よりも60μm大きい。そして、インダクタンス値を測定した結果、第1のサンプルのインダクタンス値が0.422μHであり、第2のサンプルのインダクタンス値が0.400μHであった。従って、電子部品1に相当する第1のサンプルのインダクタンス値は、従来の電子部品500に相当する第2のサンプルのインダクタンス値よりも大きい。つまり、この結果は、電子部品1のインダクタンス値が、従来の電子部品のインダクタンス値に対して向上していることを示している。
ところで、電子部品の小型化に伴って、電子部品内部における柱状電極の占有率は大きくなる。これは、外部電極とコイル導体と接続する部分の電気抵抗を所定の値よりも小さくする場合に、柱状電極を一定以上の大きさに保つ必要があるからである。従って、電子部品1のように、従来の電子部品500では利用されていなかった電子部品内部の空間を、コイル導体32を設けるスペースとして利用することで得られる効果は、電子部品が小型であればあるほど、より顕著となる。
(他の実施例)
本発明に係る電子部品は前記実施例に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更することができる。例えば、コイルの巻数、柱状電極や底面電極の形状及び位置は任意である。
以上のように、本発明は、コイルを内蔵した電子部品に有用であり、インダクタンス値を向上させることができる点で優れている。
CL32,CL37 中心軸
d1、d2 最短距離
L5 最外周
S1 底面
S6,S7 上面(第1の平面、第2の平面)
1 電子部品
10 本体
20,25 外部電極
21,26 底面電極
23,28 柱状電極
30 コイル
32,37 コイル導体
101 マザー基板

Claims (5)

  1. 絶縁体から成る本体と、
    前記本体の内部に位置する第1の平面上に設けられた第1のコイル導体、及び該第1の平面と直交する直交方向から見たときに該第1のコイル導体と重なるように該本体の内部の該第1の平面と平行な第2の平面上に設けられた第2のコイル導体を含むコイルと、
    前記第1の平面と平行な前記本体の底面に位置する第1の底面電極及び該第1の底面電極から前記第1のコイル導体の一方側の端部に向かって延在する第1の柱状電極で構成され、該第1のコイル導体と電気的に接続される第1の外部電極と、
    前記底面に位置する第2の底面電極及び該第2の底面電極から前記第2のコイル導体の他方側の端部に向かって延在する第2の柱状電極で構成され、該第2のコイル導体と電気的に接続される第2の外部電極と、
    を備え、
    前記第2のコイル導体は、前記第1のコイル導体と前記底面との間に位置し、
    前記第1の柱状電極は、前記直交方向から見たとき、前記コイルの中心軸を挟んで前記第2の柱状電極と反対側に位置し、
    前記第1のコイル導体の最外周の一部は、前記直交方向から見たとき、前記第2の柱状電極と重なり、
    前記第1のコイル導体と前記本体における他方側の側面との最短距離は、前記第2のコイル導体と該本体における一方側の側面との最短距離よりも小さく、
    前記第2のコイル導体の渦巻き状の部分の外周側の一端から前記本体の前記他方側の側面に延び、前記第2の柱状電極に導体を介して電気的に接続される第2の延出部をさらに備え、
    前記第1のコイル導体の最外周の一部は、前記直交方向から見たとき、前記第2のコイル導体の前記第2の延出部と重なること、
    を特徴とする電子部品。
  2. 前記第1のコイル導体と前記本体における他方側の側面との最短距離は、前記第2のコイル導体と該本体における一方側の側面との最短距離の半分以下であること、
    を特徴とする請求項1に記載の電子部品。
  3. 前記第1のコイル導体の形状及び前記第2のコイル導体の形状はそれぞれ、複数の直線部分と該直線の両端部に接続される複数の円弧部分とで構成される渦巻き状であり、
    前記第1のコイル導体及び前記第2のコイル導体における直線状の部分であって前記直交方向から見たときに重なり合う部分は、それらの幅方向の中点を通り該幅方向と直交する延在方向に平行な中心軸が、前記直交方向から見たときに一致していること、
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電子部品。
  4. 絶縁体から成る本体と、
    前記本体の内部に位置する第1の平面上に設けられた第1のコイル導体、及び該本体の内部の該第1の平面と平行な第2の平面上に設けられた第2のコイル導体を含むコイルと、
    前記第1の平面と平行な前記本体の底面に位置する第1の底面電極、及び該第1の底面電極から前記第1のコイル導体の一方側の端部に向かって延在する第1の柱状電極で構成され、該第1のコイル導体と電気的に接続される第1の外部電極と、
    前記底面に位置する第2の底面電極、及び該第2の底面電極から前記第2のコイル導体の他方側の端部に向かって延在する第2の柱状電極で構成され、該第2のコイル導体と電気的に接続される第2の外部電極と、
    前記第2のコイル導体の渦巻き状の部分の外周側の一端から前記本体の前記他方側の側面に延び、前記第2の柱状電極に導体を介して電気的に接続される第2の延出部と、
    を備え、
    前記第1の平面と直交する直交方向から見て、前記第1のコイル導体の最内周の部分に囲まれた領域と前記第2のコイル導体の最内周の部分に囲まれた領域とは部分的に重なり、
    前記第2のコイル導体は、前記第1のコイル導体と前記底面との間に位置し、
    前記第1の柱状電極は、前記直交方向から見たとき、前記コイルの中心軸を挟んで前記第2の柱状電極と反対側に位置し、
    前記第1のコイル導体の最外周の一部は、前記直交方向から見たとき、前記第2の柱状電極及び前記第2のコイル導体の前記第2の延出部と重なること、
    を特徴とする電子部品。
  5. 前記第1のコイル導体の渦巻き状の部分の外周側の一端から前記本体の前記一方側の側面に延び、前記第1の柱状電極に導体を介して電気的に接続される第1の延出部をさらに備え、
    前記第1のコイル導体の渦巻き状の部分及び前記第2のコイル導体の渦巻き状の部分はそれぞれ、複数の直線部分と該直線の両端部に接続される複数の円弧部分とで構成され、 前記第1のコイル導体及び前記第2のコイル導体における直線状の部分であって前記直交方向から見たときに重なり合う部分は、それらの幅方向の中点を通り該幅方向と直交する延在方向に平行な中心軸が、前記直交方向から見たときに一致していること、
    を特徴とする請求項に記載の電子部品。
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