JP2021089937A - コイル部品 - Google Patents

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政太郎 齊藤
正純 荒田
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正純 荒田
北斗 江田
Hokuto Eda
北斗 江田
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耕平 ▲高▼橋
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隆将 岩▲崎▼
Takamasa Iwasaki
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Abstract

【課題】磁気結合の調整が容易なコイル部品を提供する。【解決手段】コイル部品において、第1の平面コイル20と第2の平面コイル22とは共通の磁芯Z周りに巻回されており、互いに磁気結合されている。ただし、第1の平面コイル20と第2の平面コイル22とは、互いに電気的に接続されておらず、互いに別個のコイル構造を構成している。そのため、第1の平面コイル20と第2の平面コイル22とが1つのコイル構造を構成する場合に比べて、第1の平面コイル20と第2の平面コイル22とは互いの特性へ影響しづらくなっている。【選択図】図2

Description

本発明は、コイル部品に関する。
下記特許文献1には、基板の両面に設けられた一対の平面コイルによって形成されたコイル構造を2組有するコイル部品が開示されている。本文献のコイル部品では、基板に設けられた貫通導体により、一対の平面コイルの内側端部同士が電気的に接続されている。
米国特許公開2017−148560号明細書
発明者らは、コイル部品に含まれる2つのコイル構造間の磁気結合について研究を重ね、磁気結合を容易に調整することができる技術を新たに見出した。
本発明は、磁気結合の調整が容易なコイル部品を提供することを目的とする。
本発明の一側面に係るコイル部品は、実装基板に対応する実装面を有する素体と、実装面に設けられた第1の外部端子電極対および第2の外部端子電極対と、素体内に設けられ、実装面に対して平行に延在する絶縁基板と、絶縁基板の実装面から遠い方の第1の主面上に設けられた第1の平面コイルと、絶縁基板の実装面に近い方の第2の主面上に設けられ、第1の平面コイルの磁芯と同じ磁芯周りに巻回された第2の平面コイルと、絶縁基板内および素体内を実装面に直交する方向に延びて、第1の平面コイルの両端部と第1の外部端子電極対とをそれぞれ接続する第1の接続導体対と、素体内を実装面に直交する方向に延びて、第2の平面コイルの両端部と第2の外部端子電極対とをそれぞれ接続する第2の接続導体対とを備える。
上記コイル部品においては、第1の平面コイルと第2の平面コイルとが磁気結合されているが、互いに別個のコイル構造を構成している。そのため、第1の平面コイルと第2の平面コイルとが互いに電気的に接続されて1つのコイル構造を構成する場合に比べて、第1の平面コイルと第2の平面コイルとは互いの特性へ影響しづらくなっている。したがって、第1の平面コイルと第2の平面コイルとの間の互いの特性への影響を抑えつつ、絶縁基板の厚さを調整して、第1の平面コイルと第2の平面コイルとの磁気結合を容易に調整することができる。
他の側面に係るコイル部品は、実装面に直交する方向に関する第1の平面コイルの高さと第2の平面コイルの高さとが異なる。
他の側面に係るコイル部品は、絶縁基板に第1の接続導体対が通る1対の貫通孔が設けられている。
他の側面に係るコイル部品は、第1の接続導体対の少なくとも一方が、第2の平面コイルの内側を通っている。
他の側面に係るコイル部品は、第1の平面コイルのパターン形状と第2の平面コイルのパターン形状とが対称形状である。
本発明によれば、磁気結合の調整が容易なコイル部品が提供される。
図1は、実施形態に係るコイル部品の概略斜視図である。 図2は、図1のコイル部品の第1の平面コイルを示した図である。 図3は、図1のコイル部品の第2の平面コイルを示した図である。 図4は、図1に示したコイル部品のIV−IV線断面図である。 図5は、図1に示したコイル部品のV−V線断面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には、同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
図1に示すように、コイル部品10は、直方体形状を呈する本体部12(素体)と、本体部12の表面に設けられた二対の外部端子電極14A、14B、14C、14Dとによって構成されている。本体部12は、実装基板に対向する底面12a(実装面)、頂面12b、一対の端面12c、12d、および、一対の側面12e、12fを有している。二対の外部端子電極14A、14B、14C、14Dはいずれも、本体部12の底面12aに設けられている。コイル部品10は、一例として、長辺2.5mm、短辺2.0mm、高さ0.8〜1.0mmの寸法で設計される。
本体部12は、図2に示すように、絶縁基板16と、絶縁基板16の両面に設けられた一対の平面コイル20、22と、平面コイル20、22と外部端子電極14A、14B、14C、14Dとをつなぐ二対の接続導体30A、30B、30C、30Dとを含んで構成されている。
絶縁基板16は、本体部12の内部に設けられた矩形状を有する板状部材であり、非磁性の絶縁材料で構成されている。絶縁基板16は、本体部12の底面12aに対して平行に延在している。絶縁基板16の中央部分には、楕円形の貫通孔16cが設けられている。絶縁基板16としては、ガラスクロスにエポキシ系樹脂が含浸された基板で、板厚40μm〜100μmのものを用いることができる。本実施形態では、絶縁基板16の厚さhは60μmである。なお、エポキシ系樹脂のほか、BTレジン、ポリイミド、アラミド等を用いることもできる。絶縁基板16の材料としては、セラミックやガラスを用いることもできる。絶縁基板16の材料としては、大量生産されているプリント基板材料が好ましく、特にBTプリント基板、FR4プリント基板、あるいはFR5プリント基板に用いられる樹脂材料が最も好ましい。
第1の平面コイル20は、絶縁基板16の上面16a(底面12aから遠い方の第1の主面)に設けられた平面渦巻状のコイルパターンである。第1の平面コイル20は、絶縁基板16を基準とした所定の高さH1を有する。第1の平面コイル20の巻数は、およそ1巻き(1ターン)であり、両端部20a、20bは絶縁基板16の四隅のうちの2つに位置している。
第2の平面コイル22は、絶縁基板16の下面16b(底面12aに近い方の第2の主面)に設けられた平面渦巻状のコイルパターンである。第2の平面コイル22は、絶縁基板16を基準とした所定の高さH2を有する。本実施形態では、第2の平面コイル22の高さH2は、第1の平面コイル20の高さH1と同一となるように設計されている。第2の平面コイル22のパターン形状は、第1の平面コイル20のパターン形状とは対称形状となるように設計されている。具体的には、絶縁基板16の上面16a側から見て、第1の平面コイル20のパターン形状と第2の平面コイル22のパターン形状とは線対称の関係を有する。第2の平面コイル22の巻数は、第1の平面コイル20同様、およそ1巻きである。第2の平面コイル22の両端部22a、22bは、絶縁基板16の四隅のうちの、第1の平面コイル20の各端部20a、20bが形成されていない2つに位置している。
第1の平面コイル20および第2の平面コイル22は、めっきによって形成することができる。
第1の平面コイル20および第2の平面コイル22の側面(すなわち、絶縁基板16に対して直交する面)は樹脂壁24で覆われている。樹脂壁24は、絶縁性の樹脂材料で構成されている。樹脂壁24は、第1の平面コイル20および第2の平面コイル22を形成する前に絶縁基板16上に設けることができ、この場合には樹脂壁24において画成された壁間において第1の平面コイル20および第2の平面コイル22がめっき成長される。すなわち、絶縁基板16上に設けられた樹脂壁24によって、第1の平面コイル20および第2の平面コイル22の形成領域が画成される。樹脂壁24は、第1の平面コイル20および第2の平面コイル22を形成した後に絶縁基板16上に設けることができ、この場合には第1の平面コイル20および第2の平面コイル22に樹脂壁24が充填や塗布等により設けられる。
第1の平面コイル20の上面および第2の平面コイル22の下面は、絶縁性を有する保護膜25で覆われている。保護膜25は、たとえばエポキシ樹脂やポリイミド樹脂等の樹脂で構成され、フォトリソグラフィ工法を用いて形成される。
磁性体26は、絶縁基板16、第1の平面コイル20および第2の平面コイル22を一体的に覆っている。より詳しくは、磁性体26は、絶縁基板16、第1の平面コイル20および第2の平面コイル22を上下方向(すなわち、絶縁基板16の厚さ方向)から覆うとともに、絶縁基板16、第1の平面コイル20および第2の平面コイル22の外周を覆っている。また、磁性体26は、絶縁基板16の貫通孔16cの内部を充たすとともに、第1の平面コイル20および第2の平面コイル22の内側領域を充たしている。磁性体26のうち、絶縁基板16の貫通孔16cの内部および平面コイル20、22の内側領域を充たす部分の磁性体26が、平面コイル20、22の磁芯Zを構成している。
磁性体26は、金属磁性粉含有樹脂で構成されている。金属磁性粉含有樹脂は、金属磁性粉体がバインダ樹脂により結着された結着粉体である。磁性体26を構成する金属磁性粉含有樹脂の金属磁性粉は、たとえば鉄ニッケル合金(パーマロイ合金)、カルボニル鉄、アモルファス、非晶質または結晶質のFeSiCr系合金、センダスト等で構成されている。バインダ樹脂は、たとえば熱硬化性のエポキシ樹脂である。本実施形態では、結着粉体における金属磁性粉体の含有量は、体積パーセントでは80〜92vol%であり、質量パーセントでは95〜99wt%である。磁気特性の観点から、結着粉体における金属磁性粉体の含有量は、体積パーセントで85〜92vol%、質量パーセントで97〜99wt%であってもよい。磁性体26を構成する金属磁性粉含有樹脂の磁性粉は、1種類の平均粒径を有する粉体であってもよく、複数種類の平均粒径を有する混合粉体であってもよい。本実施形態では、磁性体26を構成する金属磁性粉含有樹脂の磁性粉は、3種類の平均粒径を有する混合粉体である。磁性体26を構成する金属磁性粉含有樹脂の磁性粉が混合粉体の場合、平均粒径が異なる磁性粉の種類は、同一であってもよく、異なっていてもよい。
二対の接続導体30A、30B、30C、30Dのそれぞれは、図2〜5に示すように、絶縁基板16に直交する方向(すなわち、底面12aの法線方向)に延在している。各接続導体30A、30B、30C、30Dは、略円柱状の外形を有する。
二対の接続導体30A、30B、30C、30Dのうち、第1の接続導体対30A、30Bは、第1の平面コイル20の両端部20a、20bから底面12aまで達して底面12aから露出する。二対の接続導体30A、30B、30C、30Dのうち、第2の接続導体対30C、30Dは、第2の平面コイル22の両端部22a、22bから底面12aまで達して底面12aから露出する。各接続導体30A、30B、30C、30Dは、めっき工法によって形成することができる。
第1の接続導体対30A、30Bのそれぞれは、絶縁基板16を貫通する第1の導体32と、磁性体26内を通る第2の導体34とを含む。第1の導体32は、絶縁基板16に設けられた貫通孔17を埋めるように設けられており、その上端が第1の平面コイル20の端部20a、20bと接している。すなわち、絶縁基板16には、接続導体30A、30Bが通る1対の貫通孔17が設けられている。接続導体30Aは、図2、3に示すように、第2の平面コイル22の外側を通って、第1の平面コイル20の外側端部20bから底面12aまで延びている。接続導体30Bは、図2、3に示すように、第2の平面コイル22の内側を通って、第1の平面コイル20の内側端部20aから底面12aまで延びている。
第2の接続導体対30C、30Dは、第2の平面コイル22の両端部22a、22bから磁性体26内を通って底面12aまで延びている。接続導体30Cは、第2の平面コイル22の外側端部22bから底面12aまで延びている。接続導体30Dは、第2の平面コイル22の内側端部22aから底面12aまで延びている。
本体部12の底面12aに設けられた二対の外部端子電極14A、14B、14C、14Dは、矩形状を呈する底面12aのそれぞれの四隅に形成されている。二対の外部端子電極14A、14B、14C、14Dのうち、第1の外部端子電極対14A、14Bは、第1の接続導体対30A、30Bと接続されている。より詳しくは、外部端子電極14Aは、接続導体30Aが露出する隅に形成されており、第1の平面コイル20の外側端部20bと接続される。外部端子電極14Bは、接続導体30Bが露出する隅に形成されており、第1の平面コイル20の内側端部20aと接続される。二対の外部端子電極14A、14B、14C、14Dのうち、第2の外部端子電極対14C、14Dは、第2の接続導体対30C、30Dと接続されている。より詳しくは、外部端子電極14Cは、接続導体30Cが露出する隅に形成されており、第2の平面コイル22の外側端部22bと接続される。外部端子電極14Dは、接続導体30Dが露出する隅に形成されており、第2の平面コイル22の内側端部22aと接続される。
上述したコイル部品10においては、第1の平面コイル20と第2の平面コイルとは共通の磁芯Z周りに巻回されており、互いに磁気結合されている。ただし、第1の平面コイル20と第2の平面コイルとは、互いに電気的に接続されておらず、互いに別個のコイル構造を構成している。そのため、第1の平面コイル20と第2の平面コイル22とが1つのコイル構造を構成する場合に比べて、第1の平面コイル20と第2の平面コイル22とは互いの特性へ影響しづらくなっている。
したがって、第1の平面コイル20および第2の平面コイル22のそれぞれは、相手方の平面コイルの特性への影響を抑えつつ、ある程度自由に設計することができる。たとえば、第1の平面コイル20と第2の平面コイル22との結合係数は絶縁基板16の厚さhに依存するため、その厚さhを調整することで、第1の平面コイル20と第2の平面コイル22との磁気結合を容易に調整することができる。また、第1の平面コイル20および第2の平面コイル22は、互いの内側端部20a、22a同士を位置合わせする必要がないため、パターン形状や巻数の設計自由度が高められている。さらに、第1の平面コイル20および第2の平面コイル22は、高さ寸法の設計自由度が高められている。そのため、第1の平面コイル20の高さH1と第2の平面コイル22の高さH2との大小関係や高さ差を、適宜調整することができる。たとえば、第1の平面コイル20の高さH1と第2の平面コイル22の高さH2とは、上述した実施形態のように同一であってもよく、互いに異なっていてもよい。
また、コイル部品10では、第1の平面コイル20の内側端部20aと接続された接続導体30Bが、第2の平面コイル22の内側を通っている。このように、第1の接続導体対30A、30Bの一方または両方が、第2の平面コイル22の内側を通る場合には、コイル長を長くすることができ、インダクタンス値を高くすることができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限らず、様々な態様をとり得る。
たとえば、第1のコイルと第2のコイルとは、線対称でなくてもよい。また、第1のコイルの巻数および第2のコイルの巻数は適宜増減することができる。
10…コイル部品、12…本体部、14A〜14D…外部端子電極、16…絶縁基板、20…第1の平面コイル、22…第2の平面コイル、26…磁性体、30A、30B、30C、30D…接続導体、Z…磁芯。

Claims (5)

  1. 実装基板に対応する実装面を有する素体と、
    前記実装面に設けられた第1の外部端子電極対および第2の外部端子電極対と、
    前記素体内に設けられ、前記実装面に対して平行に延在する絶縁基板と、
    前記絶縁基板の前記実装面から遠い方の第1の主面上に設けられた第1の平面コイルと、
    前記絶縁基板の前記実装面に近い方の第2の主面上に設けられ、前記第1の平面コイルの磁芯と同じ磁芯周りに巻回された第2の平面コイルと、
    前記絶縁基板内および前記素体内を前記実装面に直交する方向に延びて、前記第1の平面コイルの両端部と前記第1の外部端子電極対とをそれぞれ接続する第1の接続導体対と、
    前記素体内を前記実装面に直交する方向に延びて、前記第2の平面コイルの両端部と前記第2の外部端子電極対とをそれぞれ接続する第2の接続導体対と
    を備える、コイル部品。
  2. 前記実装面に直交する方向に関する前記第1の平面コイルの高さと前記第2の平面コイルの高さとが異なる、請求項1に記載のコイル部品。
  3. 前記絶縁基板に前記第1の接続導体対が通る1対の貫通孔が設けられている、請求項1または2に記載のコイル部品。
  4. 前記第1の接続導体対の少なくとも一方が、前記第2の平面コイルの内側を通っている、請求項1〜3のいずれか一項に記載のコイル部品。
  5. 前記第1の平面コイルのパターン形状と前記第2の平面コイルのパターン形状とが対称形状である、請求項1〜4のいずれか一項に記載のコイル部品。

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