JP2013119217A - 印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】プラテン等の高さを調節して固定することができる印刷装置を提供する。
【解決手段】高さ調節ネジ41は、ブラケット50に対するプラテン40の高さを調節し、位置固定ネジ42は、高さ調節ネジ41で調節された高さにて、ブラケット50に対するプラテン40の位置を固定し、調節のために高さ調節ネジ41を操作する部位と、固定のために位置固定ネジ42を操作する部位とが、プラテン40からみて同じ側にある。
【選択図】図2

Description

本発明は印刷装置に関する。
特許文献1には、プラテンに対するキャリッジシャフトの平行度を調節することを目的としたインクジェットプリンタが記載されている。
特開平11−208052号公報(1999年8月3日公開)
特許文献1は、キャリッジの高さを調整する技術であり、キャリッジは、通常の場合、Yバーに精度よく固定されている。
これに対し、プラテンの位置は、通常の場合、精度があまり良くない状態で固定されている。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、プラテン等の被記録媒体の載置台を、位置精度良く、かつ、作業性良く固定するための技術を提供することを主たる目的とする。
本発明に係る印刷装置は、被記録媒体を載せる載置台と、上記載置台を支持する支持台と、上記支持台に対する上記載置台の高さを調節する高さ調節機構と、上記高さ調節機構で調節された高さにて、上記支持台に対する上記載置台の位置を固定する位置固定機構と、を備え、調節のために上記高さ調節機構を操作する部位と、固定のために上記位置固定機構を操作する部位とが、上記載置台からみて同じ側にあることを特徴としている。
上記の構成によれば、支持台に対する、プラテン等の載置台の高さを調節する機構と固定する機構を備えているので、載置台の高さを調節して精度良く固定することができる。
また、プラテン等の載置台からみて同じ側から高さ調節及び位置固定の操作を行なえるので、簡便に高さ調節及び位置固定を行なうことができる。例えば、高さ調節のための機構と位置固定のための機構とが別々の場所にあり、一方が、他の部材の奥に隠れているなどの事情で、高さ調節及び位置固定をするためには当該他の部材を外す必要がある場合がある。そのような場合には、高さ調節及び位置固定のための作業が極めて煩雑となる。上記の構成によれば、高さ調節機構を操作する部位と、位置固定機構を操作する部位とが、上記載置台からみて同じ側にあるため、各機構を調節するために載置台の一方向のみで作業のスペースを確保すればよい。よって、より簡易に高さ調節及び位置固定を行なうことができる。
本発明に係る印刷装置では、上記高さ調節機構と、上記位置固定機構とが同一直線上にあることがより好ましい。
各機構を設けるためのスペースをそれぞれの機構に応じて設ける必要がないため、省スペースである。これにより、例えば、カッターを備えた印刷装置や、プラテン上に吸引孔を備えた印刷装置等において、カッターや吸引孔等の配置の自由度を向上させることができる。したがって、上記構成は、カッター付プリンター等において有用な構成である。また、同一直線を基準にして調節及び固定を行なえるので、高さ調節の精度が向上する。
本発明に係る印刷装置では、上記高さ調節機構は、上記載置台に設けられた高さ調節ネジ用貫通口を通り、自ネジの側壁が上記高さ調節ネジ用貫通口の内壁に螺合するとともに、上記支持台に当接する当接部を備えている高さ調節ネジであり、上記高さ調節ネジを回転させることにより、上記当接部が上記載置台から上記支持台側に突出する突出高さが調節され、上記支持台に対する上記載置台の高さが調節されるようになっており、上記位置固定機構は、上記載置台に設けられた位置固定ネジ用貫通口を通る位置固定ネジであることがより好ましい。
ネジという簡易な部材で高さ調節機構及び位置固定機構を実現できるので、装置を簡易な構成にすることができる。
本発明に係る印刷装置では、上記高さ調節ネジ用貫通口と上記位置固定ネジ用貫通口とは同一の貫通口であり、上記高さ調節ネジには、上記位置固定ネジ用貫通口の深さ方向に平行な直線を中心軸とする内側貫通口が設けられており、上記位置固定ネジは、径が上記内側貫通口の径より大きい鍔部、及び上記内側貫通口を貫通し、上記支持台に設けられた雌ネジに螺合する延設部を備えていることがより好ましい。
簡易な構成で、且つ、高精度で、高さ調節及び位置固定を行なうことができる。
本発明によれば、プラテン等の載置台の高さを調節して固定することができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る印刷装置の概略構成を模式的に示す側方断面図である。 (a)は、本発明の一実施形態に係る印刷装置における調節機構の概略構成を模式的に示す側方断面図であり、(b)は、調節機構の周辺の載置台及び支持台の概略構成を模式的に示す側方断面図であり、(c)は、高さ調節機構の概略構成を模式的に示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る印刷装置における調節機構の配置の一例を示す上面図である。 本発明の変形例における調節機構の概略構成を模式的に示す側方断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(印刷装置の概要)
図1は、本発明の一実施形態に係る印刷装置100の概略構成を模式的に示す側方断面図である。図1に示すように、印刷装置100は、ヘッド10、キャリッジ20、ガイド機構30、プラテン(載置台)40、ブラケット(支持台)50、及び搬送ローラ60を備えており、紙、布等のメディア(被記録媒体)1に画像を記録(印刷)するインクジェット記録装置である。
ヘッド10は、メディア1に対してインクを吐出する記録ヘッドである。キャリッジ20がヘッド10を駆動し、搬送ローラ60がメディア1を搬送することにより、ヘッド10及び/又はメディア1は、走査方向及び副走査方向に相対移動するようになっている。なお、ガイド機構30は、キャリッジ20の移動方向をガイドする部材である。
また、プラテン40は、ヘッド10の直下に配設され、メディア1を載置する載置台である。つまり、印刷装置100は、メディア1がプラテン40に載置された状態で、ヘッド10及び/又はメディア1を相対移動させながら、ヘッド1からインクを吐出することにより、メディア(被記録媒体)1に画像を記録(印刷)する。
また、ブラケット50は、印刷装置100に対して固定されており、プラテン40の支持台として働く。そして、プラテン40は、ブラケット50によって支持されるとともに、後述する調節機構によって、ヘッド10に近接する方向及びヘッド10から離間する方向に調節可能なようになっている。このようにプラテン40を、ヘッド10に対して離接方向に調節可能なように構成することにより、ヘッド10とメディア1との間隔を調節し、メディア1に対する記録品質を向上させることができる。
(調節機構)
調節機構は、ブラケット50に対するプラテン40の高さを調節する高さ調節機構と、当該高さ調節機構で調節された高さにて、ブラケット50に対するプラテン40の位置を固定する位置固定機構とから構成される。印刷装置100が、ブラケット50に対する、プラテン40の高さを調節する機構と固定する機構を備えていることにより、プラテン40の高さを調節して固定することができる。
以下、図面を参照して本実施形態における調節機構の構成を説明する。図2(a)は、印刷装置100における調節機構の概略構成を模式的に示す側方断面図である。また、図2(b)は、調節機構の周辺におけるプラテン40及びブラケット50の概略構成を模式的に示す側方断面図である。また、図2(c)は、高さ調節機構の概略構成を模式的に示す斜視図である。
図2(a)に示すように、本実施形態において、高さ調節機構は、高さ調節ネジ41によって構成されており、位置固定機構は、位置固定ネジ42によって構成されている。
高さ調節ネジ41は、プラテン40に設けられた貫通口(高さ調節ネジ用貫通口、位置固定ネジ用貫通口)43を通り、自ネジの側壁41aが貫通口43の内壁43aに螺合する。高さ調節ネジ41の軸は、貫通口43の深さ方向に平行な直線であり、軸を中心に回転させることにより、プラテン40に対して貫通口43の深さ方向に移動するようになっている。すなわち、高さ調節ネジ41の上面(ブラケット50とは反対側の端部)には、ドライバー等が係合する係合溝41cが形成されており、ドライバー等を用いて高さ調節ネジ41を回転させることにより、高さ調節ネジ41が貫通口43の深さ方向に移動するようになっている。そして、高さ調節ネジ41を、プラテン40のブラケット50側の面から突出させて、高さ調節ネジ41の下面(当接部、ブラケット50側の端部)41bをブラケット50に当接させることにより、ブラケット50に対するプラテン40の高さ(プラテン40とブラケット50との間隔D)を調節することができる。
また、高さ調節ネジ41には、貫通口43の深さ方向に平行な直線を中心軸とする内側貫通口44が設けられている。位置固定ネジ42は、径が内側貫通口44の径より大きい鍔部42a、及び内側貫通口44を貫通し、ブラケット50に設けられた雌ネジ51に螺合する延設部42bを備えている。このように、内側貫通口44は、位置固定ネジ42を貫通させる透孔となっており、位置固定ネジ42は、ブラケット50に螺合する。これにより、高さ調節ネジ41で調節された高さにて、ブラケット50に対するプラテン40の位置を固定することができる。すなわち、鍔部42aの上面(ブラケット50とは反対側の端部)には、ドライバー等が係合する係合溝が形成されており、ドライバー等を用いて位置固定ネジ42を回転させることにより、位置固定ネジ42の鍔部42aの下面(ブラケット50側の端部)と、ブラケット50の上面との間にプラテン40を挟持させ、プラテン40とブラケット50とを固定する。
なお、鍔部42aの径は、内側貫通口44の径より大きければよく、必ずしも、貫通口43の径より大きくなくともよい。なお、鍔部42aの径が貫通口43の径よりも小さい場合には、鍔部42aの下面が高さ調節ネジ41の上面に当接することにより、プラテン40とブラケット50とを固定することができる。
本実施形態における調節機構を利用した高さ調節及び位置固定は、例えば、以下の様に行うことができる。まず、図2(b)の状態のプラテン40の貫通口43に高さ調節ネジ41を挿入して、ブラケット50に対するプラテン40の高さを調節する。すなわち、高さ調節ネジ41の上面には、プラスドライバー等が係合する係合溝41cが形成されており、ドライバー等を用いて高さ調節ネジ41を回転させることにより、高さ調節ネジ41の下面41bがプラテン40からブラケット50側に突出する突出高さを調節することができる。これにより、プラテン40の上面側(ブラケット50とは反対側)から、ブラケット50に対するプラテン40の高さを調節することができる。続いて、高さ調節ネジ41の内側貫通口44及びブラケット50の雌ネジ51に位置固定ネジ42を挿入して、高さ調節ネジ41で調節された高さにて、ブラケット50に対するプラテン40の位置を固定する。なお、固定は、プラテン40の上面側からドライバー等を用いて位置固定ネジ42を回転させ、位置固定ネジ42の鍔部42aの下面とブラケット50の上面との間にプラテン40を挟持させ、プラテン40とブラケット50とを固定することにより行なうことができる。
なお、調節機構は、プラテン40の1箇所以上の位置に設けることができる。図3に、プラテン40における調節機構の配置の一例を示す。図3は、プラテン40をブラケット50とは反対側から見た上面図である。図3に示すように、調節機構は、例えば、プラテン40の外縁部に複数箇所設けてもよい。
(本実施形態の効果)
このように、本実施形態では、プラテン40からみて同じ側から高さ調節及び位置固定の操作を行なえる。そのため、簡便に高さ調節及び位置固定を行なうことができる。このような構成は、他の構成に比べて非常に有利である。
なぜなら、例えば、高さ調節のための機構と位置固定のための機構とが別々の場所にある場合、両方の機構について、作業のスペースを確保することは設計上困難であり、一方の機構が他の部材の奥に隠れてしまう場合がある。このような場合、高さ調節及び位置固定をするためには当該他の部材を外す必要があり、高さ調節及び位置固定のための作業が極めて煩雑となる。
これに対し、本実施形態の構成によれば、高さ調節機構(高さ調節ネジ41)を操作する部位と、位置固定機構(位置固定ネジ42)を操作する部位とが、プラテン40の同じ側(プラテン40におけるブラケット50とは反対側)にあるため、各機構を調節するためにプラテン40の一方向のみで作業のスペースを確保すればよい。よって、より簡易に高さ調節及び位置固定を行なうことができる。
また、本実施形態では、位置固定ネジ42が、高さ調節ネジ41に挿入されるようになっており、高さ調節機構(高さ調節ネジ41)と、位置固定機構(位置固定ネジ42)とが同一直線上にある。
このように構成されることによって、各機構を設けるためのスペースをそれぞれの機構に応じて設ける必要がないため、省スペースである。また、同一直線を基準にして調節及び固定を行なえるので、高さ調節の精度が向上する。
このような構成は、特に、印刷装置100が、プラテン40の近傍に設けるべき部材(例えば、カッター、ヒーター、吸着ファン等)を備えているときに有利である。すなわち、プラテン40に、カッター溝、ヒーター線、吸着ファン用の穴等の特別な構造を設ける必要がある場合、プラテン40上に、高さ調節及び位置固定のための構造物を多く設けることは好ましくない。なぜならば、上記部材の配置の自由度が著しく制限されるからである。それゆえ、本実施形態のように、高さ調節機構(高さ調節ネジ41)と、位置固定機構(位置固定ネジ42)とを同一直線上に配置して省スペース化することが好ましい。
(変形例)
なお、本実施形態では、調節のために高さ調節ネジ41を操作する部位と、固定のために位置固定ネジ42を操作する部位とが、何れも、プラテン40からみて、ブラケット50とは反対側にあるが、本発明はこれに限定されない。例えば、調節のために高さ調節ネジ41を操作する部位と、固定のために位置固定ネジ42を操作する部位とが、何れも、プラテン40からみて、ブラケット50側にあってもよい。
また、高さ調節機構と位置固定機構とは、同一直線上に配置されていなくともよい。例えば、プラテン40上の異なる位置に、高さ調節ネジ用貫通口と、位置固定ネジ用貫通口とが設けられており、高さ調節ネジ41が、高さ調節ネジ用貫通口に、位置固定ネジ42が、位置固定ネジ用貫通口に挿入されており、それぞれのネジを操作する部位が、プラテン40からみて同じ側にある構成であってもよい。
以上のような構成であっても、調節のために高さ調節ネジ41を操作する部位と、固定のために位置固定ネジ42を操作する部位とが、プラテン40からみて同じ側にあれば、各機構を調節するためにプラテン40の一方向のみで作業のスペースを確保すればよいため、本実施形態と同様、簡易に高さ調節及び位置固定を行なうことができる。
また、本実施形態において、高さ調節機構及び位置固定機構は、それぞれ、ネジによって構成しているが、本発明はこれに限定されない。例えば、図4に示すような構成であってもよい。すなわち、図4に示すように、位置固定機構として、位置固定ネジ42の代わりに、ブラケット50から延伸する雄ネジ52に螺合するナット45を設けてもよい。
<付記事項>
以上のように、本発明の一実施形態に係る印刷装置100は、メディア1を載せるプラテン40と、プラテン40を支持するブラケット50と、ブラケット50に対するプラテン40の高さを調節する高さ調節ネジ41と、高さ調節ネジ41で調節された高さにて、ブラケット50に対するプラテン40の位置を固定する位置固定ネジ42と、を備え、調節のために高さ調節ネジ41を操作する部位と、固定のために位置固定ネジ42を操作する部位とが、プラテン40からみて同じ側に形成されている。
上記の構成によれば、ブラケット50に対する、プラテン40の高さを調節する機構と固定する機構を備えているので、プラテン40の高さを調節して精度良く固定することができる。
また、プラテン40からみて同じ側から高さ調節及び位置固定の操作を行なえるので、簡便に高さ調節及び位置固定を行なうことができる。例えば、高さ調節のための機構と位置固定のための機構とが別々の場所にあり、一方が、他の部材の奥に隠れているなどの事情で、高さ調節及び位置固定をするためには当該他の部材を外す必要がある場合がある。そのような場合には、高さ調節及び位置固定のための作業が極めて煩雑となる。上記の構成によれば、高さ調節ネジ41を操作する部位と、位置固定ネジ42を操作する部位とが、プラテン40からみて同じ側にあるため、各機構を調節するためにプラテン40の一方向のみで作業のスペースを確保すればよい。よって、より簡易に高さ調節及び位置固定を行なうことができる。
また、本実施形態において、高さ調節ネジ41と、位置固定ネジ42とが同一直線上に形成されている。
各機構を設けるためのスペースをそれぞれの機構に応じて設ける必要がないため、省スペースである。また、同一直線を基準にして調節及び固定を行なえるので、高さ調節の精度が向上する。
また、本実施形態において、高さ調節ネジ41は、プラテン40に設けられた高さ調節ネジ用貫通口(例えば、貫通口43)を通り、自ネジの側壁が当該高さ調節ネジ用貫通口の内壁に螺合するとともに、ブラケット50に当接する下面41bを備えており、高さ調節ネジ41を回転させることにより、高さ調節ネジ41の下面41bがプラテン40からブラケット50側に突出する突出高さが調節され、ブラケット50に対するプラテン40の高さが調節されるようになっており、位置固定ネジ42は、プラテン40に設けられた位置固定ネジ用貫通口(例えば、貫通口43)を通るように形成されている。
ネジという簡易な部材で高さ調節ネジ41及び位置固定ネジ42を実現できるので、装置を簡易な構成にすることができる。
また、本実施形態において、上記高さ調節ネジ用貫通口と上記位置固定ネジ用貫通口とは同一の貫通口(貫通口43)であり、高さ調節ネジ41には、貫通口43の深さ方向に平行な直線を中心軸とする内側貫通口44が設けられており、位置固定ネジ42は、径が内側貫通口44の径より大きい鍔部42a、及び内側貫通口44を貫通し、ブラケット50に設けられた雌ネジ51に螺合する延設部42bを備えるように形成されている。
簡易な構成で、且つ、高精度で、高さ調節及び位置固定を行なうことができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、印刷装置の製造分野において利用することができる。
1 メディア(被記録媒体)
10 ヘッド
20 キャリッジ
30 ガイド機構
40 プラテン(載置台)
41 高さ調節ネジ(高さ調節機構)
41a 側壁
41b 下面(当接部)
41c 係合溝
42 位置固定ネジ(位置固定機構)
42a 鍔部
42b 延設部
43 貫通口(高さ調節ネジ用貫通口、位置固定ネジ用貫通口)
43a 内壁
44 内側貫通口
45 ナット(位置固定機構)
50 ブラケット(支持台)
51 雌ネジ
52 雄ネジ
60 搬送ローラ
100 印刷装置

Claims (4)

  1. 被記録媒体を載せる載置台と、
    上記載置台を支持する支持台と、
    上記支持台に対する上記載置台の高さを調節する高さ調節機構と、
    上記高さ調節機構で調節された高さにて、上記支持台に対する上記載置台の位置を固定する位置固定機構と、を備え、
    調節のために上記高さ調節機構を操作する部位と、固定のために上記位置固定機構を操作する部位とが、上記載置台からみて同じ側にあることを特徴とする印刷装置。
  2. 上記高さ調節機構と、上記位置固定機構とが同一直線上にあることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 上記高さ調節機構は、上記載置台に設けられた高さ調節ネジ用貫通口を通り、自ネジの側壁が上記高さ調節ネジ用貫通口の内壁に螺合するとともに、上記支持台に当接する当接部を備えている高さ調節ネジであり、
    上記高さ調節ネジを回転させることにより、上記当接部が上記載置台から上記支持台側に突出する突出高さが調節され、上記支持台に対する上記載置台の高さが調節されるようになっており、
    上記位置固定機構は、上記載置台に設けられた位置固定ネジ用貫通口を通る位置固定ネジであることを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷装置。
  4. 上記高さ調節ネジ用貫通口と上記位置固定ネジ用貫通口とは同一の貫通口であり、
    上記高さ調節ネジには、上記位置固定ネジ用貫通口の深さ方向に平行な直線を中心軸とする内側貫通口が設けられており、
    上記位置固定ネジは、径が上記内側貫通口の径より大きい鍔部、及び上記内側貫通口を貫通し、上記支持台に設けられた雌ネジに螺合する延設部を備えていることを特徴とする請求項3に記載の印刷装置。
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