JP2021000755A - 吸着テーブルおよび印刷システム - Google Patents

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Abstract

【課題】吸着テーブルの平面度と高さの調整が容易な吸着テーブルを提供する。【解決手段】吸着テーブル40は、記録媒体11が載置される載置面51Aと、内部空間55と、内部空間55に連通しかつ貫通形成された複数の吸引孔56と、内部空間55に連通しかつ貫通形成された排出孔57と、を有する本体ケース50と、内部空間55の空気を排出孔57から排出するブロアファン80と、本体ケース50に取り付けられた第1支持部材60と、テーブル25に取り付けられかつ第1支持部材60に接続され、上下方向の位置を調整可能な第2支持部材70と、平面視において本体ケース50の四隅に位置し、第2支持部材60に接触して第1支持部材60に対する第2支持部材70の上下方向の位置を調整する調整ネジ58と、を備えている。【選択図】図7

Description

本発明は、吸着テーブルおよび印刷システムに関する。
従来から、記録媒体に印刷を行うプリンタとして、いわゆる、フラットベッドタイプのプリンタが知られている。例えば、特許文献1に示すフラットベッドタイプのプリンタは、記録媒体が載置される載置台と、記録媒体にインクを吐出するインクヘッドとを備えている。
ここで、フラットベッドタイプのプリンタでは、印刷時に記録媒体が浮いたり移動したりすることを抑制する目的で、載置台とは別体に設けられた吸着テーブルを用いることがある。吸着テーブルは、載置台に取り付けられて用いられる。図17に示すように、吸着テーブル1は、記録媒体が載置される載置面2と内部空間3とを有する本体ケース4と、本体ケース4を載置台に取り付けるための一対の支持部材5とを有する。本体ケース4の載置面2には、内部空間3と連通する複数の吸引孔6が形成されている。また、本体ケース4の裏面には内部空間3内の空気を外部に排出するブロアファン7が設けられている。かかる吸着テーブル1では、本体ケース4の載置面2に記録媒体が載置された状態で、ブロアファン7を駆動することによって載置面2上に載置された記録媒体は載置面2に密着される。
特開2017−121712号公報
ところで、記録媒体への印刷を精度よく行うためには、吸着テーブルは、本体ケースの載置面の平面度を確保すると共に、載置台から載置面までの高さを一定にする必要がある。ここで、図17に示すように、吸着テーブル1の本体ケース4を支持する支持部材5は、従来は1つの板金に曲げ加工を施して断面U字形状に成形していた。1つの板金に対して2回の曲げ加工が実施されるため、曲げ公差が大きくなる傾向にあった。このため、上述の平面度や高さにバラツキが生じる虞があった。そこで、例えば、本体ケースや支持部材を切削加工によって精度よく作成することも考えられるが、製造コストが増大してしまう。また、吸着テーブルを軽量化するために本体ケースを薄く形成すると共に本体ケースには複数の吸引孔が形成されているため、本体ケースには撓みが生じやすいという問題があった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、コストの増大を抑制しつつ吸着テーブルの平面度と高さの調整が容易な吸着テーブルおよび印刷システムを提供することである。
本発明に係る吸着テーブルは、記録媒体を載置可能に形成された載置台と、前記記録媒体にインクを吐出するインクヘッドと、前記載置台および前記インクヘッドのいずれか一方を他方に対して相対的に移動させる第1移動機構と、を備えたインクジェットプリンタにおいて、前記載置台に取り付けられる。前記吸着テーブルは、前記記録媒体が載置される載置面と、内部空間と、前記内部空間に連通しかつ貫通形成された複数の吸引孔と、前記内部空間に連通しかつ貫通形成された排出孔と、を有する直方体状の本体ケースと、前記本体ケースに設けられ、前記内部空間の空気を前記排出孔から排出するブロアファンと、第1の方向に延びかつ前記本体ケースに取り付けられた一対の第1支持部材と、前記載置台に取り付けられかつ前記第1の方向に延びかつ前記第1支持部材にそれぞれ接続され、前記第1支持部材に対する上下方向の位置を調整可能な一対の第2支持部材と、平面視において前記本体ケースの四隅に位置し、前記第2支持部材にそれぞれ接触して前記第1支持部材に対する前記第2支持部材の上下方向の位置を調整する4つの調整ネジと、を備えている。
本発明の吸着テーブルによると、載置台に取り付けられる第2支持部材は第1支持部材に対して上下方向の位置を調整可能であるため、吸着テーブルの載置面の平面度の調整および載置台から載置面までの高さの調整を行うことができる。ここでは、調整ネジを第2支持部材に接触させることにより、容易に第1支持部材に対する第2支持部材の上下方向の位置を調整することができる。さらに、調整ネジは、平面視において本体ケースの四隅に位置するため、それぞれの調整ネジにおいて第1支持部材に対する第2支持部材の上下方向の位置を調整することで、載置面の平面度および載置台から載置面までの高さをより精度よく調整することができる。
本発明によれば、コストの増大を抑制しつつ吸着テーブルの平面度と高さの調整が容易な吸着テーブルを提供することができる。
一実施形態に係るプリンタの斜視図である。 一実施形態に係るプリンタの正面図である。 一実施形態に係るプリンタの平面図である。 一実施形態に係るテーブルの斜視図である。 一実施形態に係る吸着テーブルがテーブルに取り付けられた状態を示す斜視図である。 一実施形態に係る吸着テーブルの平面図である。 一実施形態に係る吸着テーブルがテーブルに取り付けられた状態を示す正面図である。 一実施形態に係る第1支持部材の斜視図である。 一実施形態に係る第2支持部材の斜視図である。 一実施形態に係る吸着テーブルの上下方向の位置を調整する状態を示す正面図である。 他の一実施形態に係る吸着テーブルがテーブルに取り付けられた状態を示す正面図である。 他の一実施形態に係る第1支持部材の斜視図である。 他の一実施形態に係る第2支持部材の斜視図である。 他の一実施形態に係る吸着テーブルの上下方向の位置を調整する状態を示す正面図である。 他の一実施形態に係る吸着テーブルがテーブルに取り付けられた状態を示す正面図である。 他の一実施形態に係る吸着テーブルの上下方向の位置を調整する状態を示す正面図である。 従来の吸着テーブルを示す斜視図である。
以下、図面を参照しながら、一実施形態に係る印刷システムについて説明する。なお、ここで説明される実施形態は、当然ながら特に本発明を限定することを意図したものではない。また、同じ作用を奏する部材、部位には同じ符号を付し、重複する説明は適宜省略または簡略化する。
<第1実施形態>
図1は、本実施形態に係るプリンタ10の斜視図である。図2は、プリンタ10の正面図であり、フロントカバー13が開いた状態を示す。以下の説明では、左、右、上、下とは、プリンタ10の正面にいる作業者から見た左、右、上、下をそれぞれ意味することとする。また、プリンタ10から上記作業者に近づく方を前方、遠ざかる方を後方とする。図面中の符号F、Rr、L、R、U、Dは、それぞれ前、後、左、右、上、下を表す。図面中の符号Yは主走査方向を表す。本実施形態では、主走査方向Yは、左右方向であり、第2の方向の一例である。図面中の符号Xは副走査方向を表す。副走査方向Xは主走査方向Yと交差する方向(例えば、平面視で垂直に交差する方向)である。本実施形態では、副走査方向Xは前後方向であり、第1の方向の一例である。ただし、上記方向は便宜的に定めたものに過ぎず、限定的に解釈すべきものではない。
図2に示すように、印刷システム100は、プリンタ10と、プリンタ10に着脱可能な吸着テーブル40とを備えている。プリンタ10は、記録媒体11(図2参照)に印刷を行う。プリンタ10は、インクジェット方式のプリンタである。本実施形態において、「インクジェット方式」とは、二値偏向方式または連続偏向方式などの各種の連続方式、および、サーマル方式または圧電素子方式などの各種のオンデマンド方式を含む従来公知の各種の手法によるインクジェット式のことをいう。
記録媒体11は、例えば、シート状に形成されている。記録媒体11の素材は、普通紙やインクジェット用印刷紙などの紙類はもちろんのこと、ポリ塩化ビニル(PVC)、アクリル樹脂、ポリカーボネート、ポリスチレン、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)共重合体などの樹脂類、アルミニウムやステンレス鋼などの金属類、陶器、セラミック、ガラス、ゴム、皮革などであってもよい。
図1に示すように、プリンタ10は、箱状に形成されている。プリンタ10は、開口12A(図2参照)を有するプリンタケース12と、開口12Aを開閉自在に覆うフロントカバー13とを備えている。フロントカバー13は、その後端を軸にして回転可能なように、プリンタケース12に支持されている。フロントカバー13の後端を軸にしてフロントカバー13が上方に開かれることにより、プリンタケース12の内部空間と外部空間とが連通される。フロントカバー13には窓14が設けられている。窓14は透明の素材で構成されている。ユーザは、フロントカバー13を閉じた状態であっても、窓14を通じてプリンタケース12の内部空間を確認することができる。
図2に示すように、プリンタケース12の内部空間は、仕切り板15によって、印刷エリア16と制御エリア17とに区画されている。印刷エリア16は、仕切り板15の左側に位置する空間である。制御エリア17は、仕切り板15の右側に位置する空間である。制御エリア17には、制御装置30が設けられている。
図2に示すように、印刷エリア16の上方には、ガイドレール18が配置されている。ガイドレール18は、プリンタケース12に固定され、主走査方向Yに延びている。ガイドレール18には、キャリッジ19が摺動自在に設けられている。キャリッジ19は、キャリッジ移動機構(図示せず)により、ガイドレール18に沿って主走査方向Yに往復移動する。キャリッジ移動機構は、ガイドレール18の右端および左端に配置された一対のプーリ(図示せず)と、無端状のベルト(図示せず)と、キャリッジモータ(図示せず)とを備えている。キャリッジ19は、一対のプーリに巻き掛けられたベルトに固定されている。一方のプーリにはキャリッジモータが連結されている。キャリッジモータは、制御装置30と電気的に接続されており、制御装置30によって制御される。キャリッジモータが駆動するとプーリが回転し、ベルトが走行する。これにより、キャリッジ19がガイドレール18に沿って主走査方向Yに移動する。
図2に示すように、プリンタ10は、3つのインクヘッド23を備えている。インクヘッド23は、キャリッジ19に搭載されている。インクヘッド23は、記録媒体11にインクを吐出する。インクヘッド23は、主走査方向Yに並んでおり、インライン配列で配置されている。インクヘッド23は、それぞれ、可撓性を有するインクチューブ(図示せず)によって、インクカートリッジ21と連通されている。インクヘッド23は、キャリッジ19を介して主走査方向Yに移動可能に構成されている。
インクカートリッジ21には、例えば、紫外線硬化型の複数種類のインクが貯留されている。紫外線硬化型のインクは、典型的には重合性化合物と重合開始剤とを含んでいる。インクカートリッジ21には、例えば、シアンインク、マゼンタインク、イエローインク、ブラックインクのプロセスカラーインクと、プライマインク、ホワイトインクの特色インクが貯留されている。なお、インクカートリッジ21に貯留されるインクは特に限定されない。
図3に示すように、プリンタ10は、1つの紫外線照射ランプ24を備えている。紫外線照射ランプ24は、キャリッジ19に設けられている。紫外線照射ランプ24は、インクヘッド23の左方に配置されている。紫外線照射ランプ24は、記録媒体11に吐出されたインクを硬化させるための紫外線を照射する装置である。紫外線照射ランプ24は、インクを硬化可能な紫外線波長を有する光を照射する。紫外線照射ランプ24は、例えばLEDであってもよいし、蛍光灯(低圧水銀灯)や高圧水銀灯であってもよい。紫外線照射ランプ24はここでは1つであるが、2つ以上であってもよい。
図2に示すように、プリンタ10は、所謂、フラットベッドタイプのプリンタである。キャリッジ19の下方には、テーブル25が配置されている。テーブル25は、載置台の一例である。テーブル25は、記録媒体11を載置可能に形成されている。テーブル25は、吸着テーブル40を着脱自在に構成されている。図4に示すように、テーブル25は、載置面25Aを備えている。載置面25Aは、記録媒体11が載置可能な第1領域25Xと、第1領域25Xを囲む第2領域25Yとを有する。第1領域25Xは、矩形状に形成されている。第2領域25Yには記録媒体11は載置されない。載置面25Aには、吸着テーブル40が載置され得る。第2領域25Yには、吸着テーブル40を固定するためのネジ孔25Sが形成されている。本実施形態では、ネジ孔25Sは、テーブル25の四隅(即ち第2領域25Yの四隅)に1つずつ形成されている。テーブル25に吸着テーブル40が取り付けられたときには、記録媒体11は吸着テーブル40の載置面51A(図5参照)に載置された状態で印刷される。テーブル25に吸着テーブル40が取り付けられていないときには、記録媒体11はテーブル25の載置面25Aに載置された状態で印刷される。テーブル25は、後述する第1テーブル移動機構26(図3参照)によって、副走査方向Xに移動可能に構成されている。テーブル25は、後述する第2テーブル移動機構27(図3参照)によって、上下方向に移動可能に構成されている。
第1テーブル移動機構26は、テーブル25をインクヘッド23に対して副走査方向Xに相対的に移動させるように構成されている。第1テーブル移動機構26は、第1移動機構の一例である。図2に示すように、第1テーブル移動機構26は、一対のスライドレール26a、26bと、搬送部材26cと、第1移動用モータ(図示せず)とを備えている。図3に示すように、スライドレール26a、26bは、副走査方向Xに延びている。スライドレール26a、26bは、平行に配置されている。搬送部材26cは、スライドレール26a、26bに対して摺動自在に設けられている。搬送部材26cの上方には、後述する高さ調整部材27aを介してテーブル25が支持されている。第1移動用モータは、制御装置30と電気的に接続されており、制御装置30によって制御される。第1移動用モータが駆動すると、スライドレール26a、26bに沿って搬送部材26cが移動する。これにより、テーブル25は、副走査方向Xに移動する。
第2テーブル移動機構27は、テーブル25をインクヘッド23に対して上下方向に相対的に移動させるように構成されている。第2テーブル移動機構27は、第2移動機構の一例である。第2テーブル移動機構27は、高さ調整部材27aと、第2移動用モータ(図示せず)とを備えている。高さ調整部材27aは、テーブル25の下面に設けられている。高さ調整部材27aは、箱状に形成されている。高さ調整部材27aは、第2移動用モータに接続されている。第2移動用モータは、制御装置30と電気的に接続されており、制御装置30によって制御される。第2移動用モータが駆動すると、高さ調整部材27aの高さが変化して、テーブル25の高さが調整される。
制御装置30は、プリンタ10の各部の動作を制御する。制御装置30は、典型的にはコンピュータである。制御装置30は、例えば、外部のコンピュータ等から印刷データを受信するインターフェイス(I/F)と、制御プログラムの命令を実行する中央演算処理装置(CPU:central processing unit)と、CPUが実行するプログラムを格納したROM(read only memory)と、プログラムを展開するワーキングエリアとして使用されるRAM(random access memory)と、上記プログラムや各種データを格納するメモリなどの記憶装置とを備えている。
制御装置30は、キャリッジ移動機構のキャリッジモータと、第1テーブル移動機構26の第1移動用モータと、第2テーブル移動機構27の第2移動用モータと、に通信可能に接続されており、記録媒体11とインクヘッド23との相対的な位置関係を制御している。制御装置30は、インクヘッド23に通信可能に接続されており、記録媒体11に対するインクの吐出を制御している。制御装置30は、紫外線照射ランプ24と通信可能に接続されており、紫外線照射ランプ24の起動と停止を制御している。制御装置30は、吸着テーブル40の後述するブロアファン80と通信可能に接続されており、ブロアファン80の起動と停止を制御している。
図5に示すように、吸着テーブル40は、テーブル25に取り付けられる。本実施形態では、吸着テーブル40は、テーブル25に着脱自在に構成されている。吸着テーブル40は、テーブル25の載置面25Aに固定される。吸着テーブル40は、平面視で、テーブル25と同形の矩形状に形成されている。吸着テーブル40は、内部空間55を有する本体ケース50と、本体ケース50に設けられたブロアファン80と、本体ケース50を支持する一対の第1支持部材60および一対の第2支持部材70と、4つの調整ネジ58と、を備えている。
図5に示すように、本体ケース50は、直方体状に形成されている。本体ケース50には、記録媒体11が載置される。本体ケース50は、記録媒体11が載置される載置面51Aを有する上壁51と、上壁51に対向する位置に配置された下壁52と、上下方向に延びかつ上壁51および下壁52と共に内部空間55を形成する側壁53とを備えている。
図5に示すように、本体ケース50は、上壁51に貫通形成された複数の吸引孔56を有している。吸引孔56は、主走査方向Yおよび副走査方向Xに並んでいる。吸引孔56は、内部空間55と連通している。なお、吸引孔56の数および配列方法は特に限定されない。
図5に示すように、本体ケース50は、下壁52に貫通形成された排出孔57を有している。排出孔57は、下壁52の略中央に形成されている。排出孔57は、内部空間55と連通している。排出孔57の直径は、吸引孔56の直径より大きい。なお、排出孔57の数および配置位置は特に限定されない。
図5に示すように、ブロアファン80は、本体ケース50の下壁52に設けられている。ブロアファン80は、下壁52に形成された排出孔57を塞ぐように下壁52に固定されている。ブロアファン80は、本体ケース50の内部空間55の空気を排出孔57から排出する。
図7に示すように、第1支持部材60は、下壁52の下面52Aに取り付けられている。第1支持部材60は、左側の第1支持部材60Lと右側の第1支持部材60Rとを含む。なお、左側の第1支持部材60Lと右側の第1支持部材60Rとは、平面視で副走査方向Xに延びる直線と線対称である点を除き同じ構成であるため、以下では左側の第1支持部材60L(以下では第1支持部材60Lともいう)について説明する。
図8に示すように、第1支持部材60Lは副走査方向Xに延びる。第1支持部材60は、横断面がL字状に形成されている。第1支持部材60Lは、多段曲げ加工が施された金属材料(板金)から形成されている。第1支持部材60Lは、副走査方向Xに延びかつ本体ケース50の下壁52の下面52Aに固定される第1板部材61と、第1板部材61の主走査方向Yの端部(ここでは右端)から下方かつ副走査方向Xに延びる第2板部材62と、を有している。第1板部材61と第2板部材62とは、多段曲げ加工が施された1つの板部材から形成されている。第1板部材61の副走査方向Xの長さは、例えば、下壁52の副走査方向Xの長さと同じである。第1板部材61には、第1支持部材60Lを下壁52の下面52Aに固定するときに第1締結部材63(図7参照)が挿入される複数の第1孔64が上下方向に貫通形成されている。本実施形態では、3つの第1孔64が副走査方向Xに並ぶように形成されている。また、第2板部材62には、第1支持部材60Lと第2支持部材70Lとを締結する第2締結部材82(図7参照)が挿入される長孔65が貫通形成されている。長孔65は、上下方向に延びる。第2締結部材82は、締結部材の一例である。本実施形態では、3つの長孔65が副走査方向Xに並ぶように形成されている。
図7に示すように、第2支持部材70は、テーブル25に取り付けられる。本実施形態では、第2支持部材70は、テーブル25に着脱自在に構成されている。第2支持部材70は、第1支持部材60に接続されている。第2支持部材70は、第1支持部材60に対する上下方向の位置を調整可能に構成されている。第2支持部材70は、左側の第2支持部材70Lと右側の第2支持部材70Rとを含む。なお、左側の第2支持部材70Lと右側の第2支持部材70Rとは、平面視で副走査方向Xに延びる直線と線対称である点を除き同じ構成であるため、以下では左側の第2支持部材70L(以下では第2支持部材70Lともいう)について説明する。
図9に示すように、第2支持部材70Lは副走査方向Xに延びる。第2支持部材70Lは、多段曲げ加工が施された金属材料(板金)から形成されている。第2支持部材70Lは、副走査方向Xに延びかつテーブル25に固定される第3板部材71と、第3板部材71の主走査方向Yの端部(ここでは右端)から上方かつ副走査方向Xに延びかつ第1支持部材60の第2板部材62に接続される第4板部材72と、副走査方向Xおよび第3板部材71から離れるように第4板部材72の上端から主走査方向Yに(ここでは右方に)延びかつ平面視で第1支持部材60の第1板部材61と重ならない第5板部材73と、を有している。第3板部材71と第4板部材72と第5板部材73とは、多段曲げ加工が施された1つの板部材から形成されている。第3板部材71の副走査方向Xの長さは、例えば、下壁52の副走査方向Xの長さと同じである。第3板部材71には、第2支持部材70Lをテーブル25に固定するときに第3締結部材84(図7参照)が挿入される複数の第2孔74が上下方向に貫通形成されている。本実施形態では、2つの第2孔74が副走査方向Xに並ぶように形成されている。また、第4板部材72には、第1支持部材60Lと第2支持部材70Lとを締結する締結部材82(図7参照)が挿入される第3孔75が貫通形成されている。第3孔75は、孔の一例である。第3孔75の内周面には、雌ネジが形成されている。本実施形態では、3つの第3孔75が副走査方向Xに並ぶように形成されている。また、第4板部材72には、2つの肉抜き孔76が左右方向に貫通形成されている。肉抜き孔76は、第3孔75よりも大きい。肉抜き孔76は、第3孔75と第3孔75との間にそれぞれ形成されている。ここで、第1支持部材60Lと第2支持部材70Lとが固定されているとき、第4板部材72は第2板部材62より内側(ここでは右方、即ち正面視でブロアファン80側。)に位置する。そして、第4板部材72に形成された肉抜き孔76は、第2板部材62と重なる位置に形成されている。
図6に示すように、調整ネジ58は、平面視において本体ケース50の四隅に位置する。本実施形態では、調整ネジ58は、本体ケース50の上壁51に形成された挿入孔51Hに挿入されている。また、調整ネジ58は、本体ケース50に形成されたネジ孔59(図7参照)に係合している。本実施形態では、ネジ孔59は、下壁52を上下方向に貫通するように形成されている。ネジ孔59の内周面には、雌ネジが形成されている。ネジ孔59は、平面視で挿入孔51Hと重なる。本実施形態では、本体ケース50の上方から調整ネジ58にアクセスすることができる。調整ネジ58は、第2支持部材70に接触して第1支持部材60に対する第2支持部材70の上下方向の位置を調整する。図7に示すように、本実施形態では、調整ネジ58は、第2支持部材70の第5板部材73を上方から押圧することによって、第1支持部材60に対する第2支持部材70の上下方向の位置を調整するように構成されている。
次に、図10を参照しながら、調整ネジ58によって、第1支持部材60(即ち本体ケース50)に対する第2支持部材70の上下方向の位置を調整する方法について説明する。まず、図10に示すように、第1支持部材60Lを本体ケース50の下壁52の下面52Aに固定する。ここでは、第1支持部材60Lは、第1締結部材63によって下壁52に固定されている。これにより、本体ケース50と第1支持部材60Lとは一体となる。次に、第1支持部材60Lと第2支持部材70Lとを第2締結部材82によって接続する。ここでは、第2締結部材82によって第1支持部材60Lの第2板部材62と第2支持部材70Lの第4板部材72とを仮止めしている。ここで、第2板部材62に形成された長孔65は上下方向に延びるため、第2支持部材70Lは第1支持部材60Lに対して上下方向に移動可能な状態である。そして、下壁52に形成されたネジ孔59に係合する調整ネジ58は第2支持部材70Lの第5板部材73に接触しているため、調整ネジ58を第1の回転方向(緩める方向)に回転させることによって第2支持部材70Lを第1支持部材60Lに対して上方(図10の矢印H1の方向)に移動させたり、また、調整ネジ58を第2の回転方向(締める方向)に回転させることによって第2支持部材70Lを第1支持部材60Lに対して下方(図10の矢印H2の方向)に移動させたりすることができる。これにより、第2支持部材70Lの第3板部材71の下面71A(即ちテーブル25の載置面25A)から上壁51の載置面51Aまでの高さHを所定の高さに調整することができる。その後、第2締結部材82を本締めすることによって、第2支持部材70Lを第1支持部材60Lに固定することができる。これにより、本体ケース50と第1支持部材60Lと第2支持部材70Lとは一体となる。上述の手順により、4つの調整ネジ58を用いて第2支持部材70Lの位置を調整することで、上壁51の載置面51Aの平面度を所望の値に調整することができる。
以上のように、本実施形態の吸着テーブル40によると、テーブル25に取り付けられる第2支持部材70は第1支持部材60に対して上下方向の位置を調整可能であるため、吸着テーブル40の載置面51Aの平面度の調整およびテーブル25から載置面51Aまでの高さの調整を行うことができる。ここでは、調整ネジ58を第2支持部材70に接触させることにより、容易に第1支持部材60に対する第2支持部材70の上下方向の位置を調整することができる。さらに、調整ネジ58は、平面視において本体ケース50の四隅に位置するため、それぞれの調整ネジ58において第1支持部材60に対する第2支持部材70の上下方向の位置を調整することで、載置面51Aの平面度およびテーブル25から載置面51Aまでの高さをより精度よく調整することができる。
本実施形態の吸着テーブル40によれば、第1支持部材60は、本体ケース50の下壁52の下面52Aに取り付けられている。これにより、第1支持部材60は本体ケース50を下方から支持することができるため、第1支持部材60が本体ケース50に対して上下方向に移動することが抑制される。
本実施形態の吸着テーブル40によれば、本体ケース50の下壁52には、調整ネジ58が係合するネジ孔59が貫通形成されている。調整ネジ58は、第2支持部材70の第5板部材73を上方から押圧することによって、第1支持部材60に対する第2支持部材70の上下方向の位置を調整するように構成されている。本実施形態では、調整ネジ58を本体ケース50の上方から調整することができるため、例えば、吸着テーブル40をテーブル25においた状態で吸着テーブル40の高さや平面度の微調整等を容易に行うことができる。
本実施形態の吸着テーブル40は、第1支持部材60の第2板部材62に形成されかつ上下方向に延びる長孔65と、第2支持部材70の第4板部材72に形成された第3孔75とに挿入され、第1支持部材60と第2支持部材70とを締結する第2締結部材82を備えている。このように、第2板部材62に形成された長孔65は上下方向に延びるため、第2締結部材82によって第1支持部材60と第2支持部材70とを仮止めした状態で、第1支持部材60に対する第2支持部材70の上下方向の位置を容易に調整することができる。
本実施形態の吸着テーブル40によれば、第2支持部材70の第4板部材72は、第1支持部材60の第2板部材62より内側に位置する。第4板部材72には、第2板部材62と重なる位置に第4板部材72に形成された第3孔75よりも大きな肉抜き孔76が貫通形成されている。これにより、吸着テーブル40の剛性を確保しつつ吸着テーブル40の軽量化を実現することができる。
本実施形態の印刷システム100によれば、プリンタ10は、テーブル25をインクヘッド23に対して上下方向に相対的に移動させる第2テーブル移動機構27を備えている。これにより、記録媒体11の厚さに関わらず、吸着テーブル40の載置面51Aに載置された記録媒体11とインクヘッド23との距離を適切な距離に保つことができる。
本実施形態の印刷システム100によれば、インクヘッド23は、主走査方向Yに移動可能に構成され、第1テーブル移動機構26は、テーブル25をインクヘッド23に対して副走査方向Xに移動させる。即ち、吸着テーブル40の第1支持部材60および第2支持部材70は副走査方向Xに延びるため、吸着テーブル40をテーブル25に容易に設置することができる。
<第2実施形態>
図11は、他の実施形態に係る吸着テーブル140がテーブル25に取り付けられた状態を示す正面図である。吸着テーブル140は、テーブル25に取り付けられる。本実施形態では、吸着テーブル140は、テーブル25に着脱自在に構成されている。吸着テーブル140は、テーブル25の載置面25Aに固定される。吸着テーブル140は、平面視で、テーブル25と同形の矩形状に形成されている。吸着テーブル140は、内部空間55を有する本体ケース50と、本体ケース50に設けられたブロアファン80と、本体ケース50を支持する一対の第1支持部材160および一対の第2支持部材170と、4つの調整ネジ58と、を備えている。なお、本実施形態の本体ケース50には、挿入孔51Hおよびネジ孔59は形成されていない。
図11に示すように、第1支持部材160は、下壁52の下面52Aに取り付けられている。第1支持部材160は、左側の第1支持部材160Lと右側の第1支持部材160Rとを含む。なお、左側の第1支持部材160Lと右側の第1支持部材160Rとは、平面視で副走査方向Xに延びる直線と線対称である点を除き同じ構成であるため、以下では左側の第1支持部材160L(以下では第1支持部材160Lともいう)について説明する。
図12に示すように、第1支持部材160Lは副走査方向Xに延びる。第1支持部材160Lは、多段曲げ加工が施された金属材料(板金)から形成されている。第1支持部材160Lは、副走査方向Xに延びかつ本体ケース50の下壁52の下面52Aに固定される第1板部材161と、第1板部材161の主走査方向Yの端部(ここでは右端)から下方かつ副走査方向Xに延びる第2板部材162と、第2板部材162から離れるように第1板部材161から主走査方向Y(ここでは右方)に延びる延伸板部材168とを有している。第1板部材161と第2板部材162と延伸板部材168とは、多段曲げ加工が施された1つの板部材から形成されている。第1板部材161の副走査方向Xの長さは、例えば、下壁52の副走査方向Xの長さと同じである。延伸板部材168は、下壁52の下面52Aに接触する。
図11に示すように、第2支持部材170は、テーブル25に取り付けられる。本実施形態では、第2支持部材170は、テーブル25に着脱自在に構成されている。第2支持部材170は、第1支持部材160に接続されている。第2支持部材170は、第1支持部材160に対する上下方向の位置を調整可能に構成されている。第2支持部材170は、左側の第2支持部材170Lと右側の第2支持部材170Rとを含む。なお、左側の第2支持部材170Lと右側の第2支持部材170Rとは、平面視で副走査方向Xに延びる直線と線対称である点を除き同じ構成であるため、以下では左側の第2支持部材170L(以下では第2支持部材170Lともいう)について説明する。
図13に示すように、第2支持部材170Lは副走査方向Xに延びる。第2支持部材170Lは、多段曲げ加工が施された金属材料(板金)から形成されている。第2支持部材170Lは、副走査方向Xに延びかつテーブル25に固定される第3板部材171と、第3板部材171の主走査方向Yの端部(ここでは右端)から上方かつ副走査方向Xに延びかつ第1支持部材160の第2板部材162に接続される第4板部材172と、副走査方向Xおよび第3板部材171から離れるように第4板部材172の上端から主走査方向Yに(ここでは右方に)延びかつ平面視で第1支持部材160の第1板部材161と重ならない第5板部材173と、を有している。第3板部材171と第4板部材172と第5板部材173とは、多段曲げ加工が施された1つの板部材から形成されている。第3板部材171の副走査方向Xの長さは、例えば、下壁52の副走査方向Xの長さと同じである。第5板部材173には、上下方向に貫通するネジ孔159が形成されている。第2支持部材170Lが第1支持部材160Lに固定されたとき、ネジ孔159は、平面視において、本体ケース50の四隅に位置する。ネジ孔159には、調整ネジ58が係合する。調整ネジ58は、第5板部材173の下方からネジ孔159に挿入されている。図11に示すように、本実施形態では、調整ネジ58は、第1支持部材160の延伸板部材168を下方から押圧することによって、第1支持部材160に対する第2支持部材170の上下方向の位置を調整するように構成されている。
次に、図14を参照しながら、調整ネジ58によって、第1支持部材160(即ち本体ケース50)に対する第2支持部材170の上下方向の位置を調整する方法について説明する。第2支持部材170Lの第5板部材173に形成されたネジ孔159に係合する調整ネジ58は第1支持部材160Lの延伸板部材168に接触しているため、調整ネジ58を第2の回転方向(締める方向)に回転させることによって第2支持部材170Lを第1支持部材160Lに対して上方(図14の矢印H1の方向)に移動させたり、また、調整ネジ58を第1の回転方向(緩める方向)に回転させることによって第2支持部材170Lを第1支持部材160Lに対して下方(図14の矢印H2の方向)に移動させたりすることができる。これにより、第2支持部材170Lの第3板部材171の下面171A(即ちテーブル25の載置面25A)から上壁51の載置面51Aまでの高さHを所定の高さに調整することができる。
本実施形態の吸着テーブル140によれば、第2支持部材170の第5板部材173には、調整ネジ58が係合するネジ孔159が貫通形成されている。調整ネジ58は、第1支持部材160の延伸板部材168を下方から押圧することによって、第1支持部材160に対する第2支持部材170の上下方向の位置を調整するように構成されている。本実施形態では、調整ネジ58は本体ケース50の下壁52に接触する第1支持部材160の延伸板部材168を押圧するため、本体ケース50の下壁52の剛性は比較的低くてもよい。即ち、本体ケース50の下壁52を薄く形成することができるため、本体ケース50全体の軽量化を実現することができる。また、本体ケース50に調整ネジ用のネジ孔を設けなくてもよいため、上壁51の載置面51Aに吸引孔56をより多く形成することができる。
<第3実施形態>
図15は、他の実施形態に係る吸着テーブル240がテーブル25に取り付けられた状態を示す正面図である。吸着テーブル240は、テーブル25に取り付けられる。本実施形態では、吸着テーブル240は、テーブル25に着脱自在に構成されている。吸着テーブル240は、テーブル25の載置面25Aに固定される。吸着テーブル240は、平面視で、テーブル25と同形の矩形状に形成されている。吸着テーブル240は、内部空間55を有する本体ケース50と、本体ケース50に設けられたブロアファン80と、本体ケース50を支持する一対の第1支持部材60および一対の第2支持部材170と、4つの調整ネジ58と、を備えている。なお、本実施形態の本体ケース50には、挿入孔51Hおよびネジ孔59は形成されていない。
図16に示すように、第2支持部材170Lの第5板部材173に形成されたネジ孔159に係合する調整ネジ58は本体ケース50の下壁52に接触しているため、調整ネジ58を第2の回転方向(締める方向)に回転させることによって第2支持部材170Lを第1支持部材60Lに対して上方(図16の矢印H1の方向)に移動させたり、また、調整ネジ58を第1の回転方向(緩める方向)に回転させることによって第2支持部材170Lを第1支持部材60Lに対して下方(図16の矢印H2の方向)に移動させたりすることができる。これにより、第2支持部材170Lの第3板部材171の下面171A(即ちテーブル25の載置面25A)から上壁51の載置面51Aまでの高さHを所定の高さに調整することができる。
本実施形態の吸着テーブル240によれば、第2支持部材170の第5板部材173には、調整ネジ58が係合するネジ孔159が貫通形成されている。調整ネジ58は、本体ケース50の下壁52を下方から押圧することによって、第1支持部材60に対する第2支持部材170の上下方向の位置を調整するように構成されている。これにより、本体ケース50に調整ネジ用のネジ孔を設けなくてもよいため、上壁51の載置面51Aに吸引孔56より多く形成することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明した。しかし、上述の各実施形態は例示に過ぎず、本発明は他の種々の形態で実施することができる。
上述した各実施形態では、第1支持部材60、160および第2支持部材70、170は、副走査方向Xに延びるように形成されていたが、第1支持部材60、160および第2支持部材70、170は、主走査方向Yに延びるように形成されていてもよい。例えば、一対の第1支持部材60および一対の第2支持部材70が本体ケース50の前側と後側にそれぞれ配置されていてもよい。
上述した各実施形態では、テーブル25をインクヘッド23に対して副走査方向Xに相対的に移動させていたが、これに限定されない。例えば、テーブル25をプリンタケース12に固定し、インクヘッド23をテーブル25に対して副走査方向Xに相対的に移動させてもよい。
上述した各実施形態では、テーブル25をインクヘッド23に対して上下方向に相対的に移動させていたが、これに限定されない。例えば、テーブル25をプリンタケース12に固定し、インクヘッド23をテーブル25に対して上下方向に相対的に移動させてもよい。
上述した各実施形態では、第1支持部材60、160は、本体ケース50の下壁52の下面52Aに取り付けられていたが、これに限定されない。第1支持部材60、160は、本体ケース50の側壁53や上壁51に取り付けられていてもよい。
40 吸着テーブル
50 本体ケース
51 上壁
51A 載置面
52 下壁
52A 下面
53 側壁
55 内部空間
56 吸引孔
57 排出孔
58 調整ネジ
60 第1支持部材
70 第2支持部材
80 ブロアファン

Claims (10)

  1. 記録媒体を載置可能に形成された載置台と、前記記録媒体にインクを吐出するインクヘッドと、前記載置台および前記インクヘッドのいずれか一方を他方に対して相対的に移動させる第1移動機構と、を備えたインクジェットプリンタにおいて、前記載置台に取り付けられる吸着テーブルであって、
    前記記録媒体が載置される載置面と、内部空間と、前記内部空間に連通しかつ貫通形成された複数の吸引孔と、前記内部空間に連通しかつ貫通形成された排出孔と、を有する直方体状の本体ケースと、
    前記本体ケースに設けられ、前記内部空間の空気を前記排出孔から排出するブロアファンと、
    第1の方向に延びかつ前記本体ケースに取り付けられた一対の第1支持部材と、
    前記載置台に取り付けられかつ前記第1の方向に延びかつ前記第1支持部材にそれぞれ接続され、前記第1支持部材に対する上下方向の位置を調整可能な一対の第2支持部材と、
    平面視において前記本体ケースの四隅に位置し、前記第2支持部材にそれぞれ接触して前記第1支持部材に対する前記第2支持部材の上下方向の位置を調整する4つの調整ネジと、を備えている、吸着テーブル。
  2. 前記本体ケースは、前記載置面を有しかつ複数の前記吸引孔が貫通形成された上壁と、前記上壁に対向する位置に配置されかつ前記排出孔が貫通形成された下壁と、上下方向に延びかつ前記上壁および前記下壁と共に前記内部空間を形成する側壁と、を有し、
    前記第1支持部材は、前記下壁の下面に取り付けられている、請求項1に記載の吸着テーブル。
  3. 前記第1支持部材は、前記第1の方向に延びかつ前記下壁の前記下面に固定される第1板部材と、前記第1板部材のうち前記第1の方向と平面視で直交する第2の方向の端部から下方かつ前記第1の方向に延びる第2板部材と、を有し、
    前記第2支持部材は、前記第1の方向に延びかつ前記載置台に固定される第3板部材と、前記第3板部材のうち前記第2の方向の端部から上方かつ前記第1の方向に延びかつ前記第2板部材に接続される第4板部材と、前記第1の方向および前記第3板部材から離れるように前記第4板部材の上端から前記第2の方向に延びかつ平面視で前記第1板部材と重ならない第5板部材と、を有し、
    前記本体ケースには、前記調整ネジが係合するネジ孔が貫通形成され、
    前記調整ネジは、前記第5板部材を上方から押圧することによって、前記第1支持部材に対する前記第2支持部材の上下方向の位置を調整するように構成されている、請求項2に記載の吸着テーブル。
  4. 前記第1支持部材は、前記第1の方向に延びかつ前記下壁の前記下面に固定される第1板部材と、前記第1板部材のうち前記第1の方向と平面視で直交する第2の方向の端部から下方かつ前記第1の方向に延びる第2板部材と、前記第2板部材から離れるように前記第1板部材から前記第2の方向に延びる延伸板部材と、を有し、
    前記第2支持部材は、前記第1の方向に延びかつ前記載置台に固定される第3板部材と、前記第3板部材のうち前記第2の方向の端部から上方かつ前記第1の方向に延びかつ前記第2板部材に接続される第4板部材と、前記第1の方向および前記第3板部材から離れるように前記第4板部材の上端から前記第2の方向に延びかつ平面視で前記第1板部材と重ならない第5板部材と、を有し、
    前記第5板部材には、前記調整ネジが係合するネジ孔が貫通形成され、
    前記調整ネジは、前記延伸板部材を下方から押圧することによって、前記第1支持部材に対する前記第2支持部材の上下方向の位置を調整するように構成されている、請求項2に記載の吸着テーブル。
  5. 前記第1支持部材は、前記第1の方向に延びかつ前記下壁の前記下面に固定される第1板部材と、前記第1板部材のうち前記第1の方向と平面視で直交する第2の方向の端部から下方かつ前記第1の方向に延びる第2板部材と、を有し、
    前記第2支持部材は、前記第1の方向に延びかつ前記載置台に固定される第3板部材と、前記第3板部材のうち前記第2の方向の端部から上方かつ前記第1の方向に延びかつ前記第2板部材に接続される第4板部材と、前記第1の方向および前記第3板部材から離れるように前記第4板部材の上端から前記第2の方向に延びかつ平面視で前記第1板部材と重ならない第5板部材と、を有し、
    前記第5板部材には、前記調整ネジが係合するネジ孔が貫通形成され、
    前記調整ネジは、前記下壁を下方から押圧することによって、前記第1支持部材に対する前記第2支持部材の上下方向の位置を調整するように構成されている、請求項2に記載の吸着テーブル。
  6. 前記第2板部材に形成されかつ上下方向に延びる長孔と、前記第4板部材に形成された孔とに挿入され、前記第1支持部材と前記第2支持部材とを締結する締結部材を備えている、請求項3から5のいずれか一項に記載の吸着テーブル。
  7. 前記第4板部材は、前記第2板部材より内側に位置し、
    前記第4板部材には、前記第2板部材と重なる位置に前記孔よりも大きな肉抜き孔が貫通形成されている、請求項6に記載の吸着テーブル。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載された吸着テーブルと、
    前記載置台と、前記インクヘッドと、前記第1移動機構とを備えた前記インクジェットプリンタと、を備えた印刷システム。
  9. 前記インクジェットプリンタは、前記載置台および前記インクヘッドのいずれか一方を他方に対して上下方向に相対的に移動させる第2移動機構を備えている、請求項8に記載の印刷システム。
  10. 前記インクヘッドは、前記第1の方向と平面視で直交する第2の方向に移動可能に構成され、
    前記第1移動機構は、前記載置台および前記インクヘッドのいずれか一方を他方に対して前記第1の方向に相対的に移動させる、請求項8または9に記載の印刷システム。
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