JP7066604B2 - 光硬化型インクジェットプリンタ - Google Patents

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Description

本発明は、光硬化型インクジェットプリンタに関する。
従来から、被印刷物が載置される載置部と、上記載置部に載置された上記被印刷物に向かって光硬化性インクを吐出するノズルを有する吐出部と、上記被印刷物に吐出された光硬化性インクに向かって光を照射する光照射部と、上記載置部を搬送方向に移動させる移動機構と、を備えた光硬化型インクジェットプリンタが知られている(例えば特許文献1参照)。光硬化型インクジェットプリンタでは、被印刷物上の光硬化性インクに光を照射することで、光硬化性インクを硬化させ、被印刷物上に定着させる。
特開2015-182249号公報
ところで、光硬化型インクジェットプリンタのなかには、例えば、板金などで形成された底壁を有する筐体をさらに備え、上記載置部の搬送方向の長さが、上記底壁よりも短いものがある。このような光硬化型インクジェットプリンタでは、例えば印刷の序盤に印刷可能領域の始端部分を印刷しようとすると、光照射部から照射された光が筐体の底壁に入射し、底壁で反射されることがある。本発明者らの検討によれば、底壁で反射された光は、載置部で反射された光に比べて相対的に反射角が大きくなるため、吐出部にも入射されることがある。その結果、印刷を繰り返すと、ノズルの内部や開口付近でインクが硬化してしまい、吐出不良を起こしやすくなったり、吐出部のクリーニングが頻繁に必要となったりすることがある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、光硬化性インクの吐出不良が生じにくい光硬化型インクジェットプリンタを提供することである。
本発明により、底壁を有する筐体と、上記底壁の上方に配設され、予め定められた印刷可能領域に被印刷物が載置される載置部と、上記載置部の上方に配置され、上記載置部の上に載置された上記被印刷物に向かって光硬化性インクを吐出する吐出部と、上記載置部の上方に配置され、上記被印刷物の上に吐出された上記光硬化性インクに向かって光を照射する光照射部と、上記載置部および上記吐出部のいずれか一方を他方に対して相対的に搬送方向に移動させる移動機構と、上記吐出部と上記光照射部と上記移動機構とを制御する制御部と、を備える、光硬化型インクジェットプリンタが提供される。上記搬送方向において、上記載置部の長さは上記底壁の長さよりも短い。上記吐出部は、上記光硬化性インクを吐出する複数のノズルが上記搬送方向に並んだノズル列を有する。上記搬送方向において、上記載置部の始端から上記印刷可能領域の始端までの長さは、上記吐出部の上記ノズル列の長さから最大パス幅を差し引いた長さよりも、長い。
上記構成では、印刷の序盤に、光照射部から照射された光が筐体の底壁で反射されたとしても、反射された光が載置部で遮られ、吐出部のノズルには届きにくくなっている。このため、ノズルに入射される反射光の量を低減することができる。したがって、上記載置部の始端から上記印刷可能領域の始端までの長さが、上記吐出部の上記ノズル列の長さから最大パス幅を差し引いた長さよりも短い場合と比較して、相対的に、印刷を繰り返してもノズルの目詰まりが生じにくくなり、吐出部から安定してインクを吐出することができる。また、吐出部のクリーニングの頻度を少なくして、クリーニングに必要な時間やインクの消費を削減することができる。
本発明によれば、光硬化性インクの吐出不良が生じにくい光硬化型インクジェットプリンタを実現することができる。
一実施形態に係る光硬化型インクジェットプリンタの斜視図である。 一実施形態に係る光硬化型インクジェットプリンタの正面図である。 一実施形態に係る光硬化型インクジェットプリンタの内部の平面図である。 一実施形態に係る光硬化型インクジェットプリンタのブロック図である。 一実施形態に係るインクヘッドの下面を表す模式図である。 (A)は、一実施形態に係るテーブルの斜視図であり、(B)は、図6(A)のテーブルから取り外した始端部を表す斜視図である。 印刷の序盤における光硬化型インクジェットプリンタの内部を表す平面図である。 印刷の終盤における光硬化型インクジェットプリンタの内部を表す平面図である。 一実施形態に係るクリーニング機構の模式図である。 他の一実施形態に係る光硬化型インクジェットプリンタの内部の平面図である。 他の一実施形態に係る光硬化型インクジェットプリンタの内部の平面図である。
以下、適宜図面を参照しながら、本発明のいくつかの実施形態について説明する。なお、ここで説明される実施形態は、当然ながら特に本発明を限定することを意図したものではない。また、同じ作用を奏する部材・部位には同じ符号を付し、重複する説明は適宜省略または簡略化する。
図1は、光硬化型インクジェットプリンタ(以下、単に「プリンタ」という。)10の斜視図である。図2は、プリンタ10のフロントカバー13を開いた状態の正面図である。図3は、プリンタ10の内部の平面図である。図4は、プリンタ10のブロック図である。なお、本明細書において「インクジェットプリンタ」とは、従来公知のインクジェット技術による印刷方法、例えば、二値偏向方式あるいは連続偏向方式などの連続方式や、サーマル方式、あるいは圧電素子方式などの各種のオンデマンド方式を利用したプリンタ全般をいう。
また、以下の説明において、左、右、上、下とは、プリンタ10の正面にいるユーザ(プリンタ10の使用者)から見た左、右、上、下をそれぞれ意味し、プリンタ10からユーザに近づく方を前方、遠ざかる方を後方とする。また、図面中の符号F、Rr、L、R、U、Dは、それぞれ前、後、左、右、上、下を表し、図面中の符号X、Y、Zは、それぞれ左右方向(走査方向)、前後方向(搬送方向)、上下方向を表すものとする。ただし、これは説明の便宜上の方向に過ぎず、プリンタ10の設置形態を何ら限定するものではない。
図1に示すように、プリンタ10は、箱状に形成されている。プリンタ10は、所謂、フラットベッドタイプのプリンタである。プリンタ10は、開口11(図2参照)を有するケーシング12と、開口11を開閉自在に覆うフロントカバー13と、を備えている。フロントカバー13は、後端を軸にして回転可能なように、ケーシング12に支持されている。フロントカバー13が後端を軸にして上方に開かれることにより、ケーシング12の内部空間と外部空間とが連通される。
ケーシング12は、底壁12Dと、前壁12Fと、後壁12Rrと、左壁12Lと、右壁12Rと、上壁12Uと、を有している。底壁12Dは、板状の部材である。図3に示すように、底壁12Dには開口12Oが形成されている。開口12Oからは、底壁12Dよりも下方に配置されているベース12Bが露出している。底壁12Dおよびベース12Bの表面は、ここではアルミニウムやステンレス鋼などの板金で構成されている。底壁12Dおよびベース12Bの表面には、例えば黒アルマイト処理や塗装などは施されていない。底壁12Dおよびベース12Bの表面は、板金本来の高い反射率を有している。前壁12Fは、底壁12Dの前端に接続され、底壁12Dの前端から上方に延びている。後壁12Rrは、底壁12Dの後端に接続され、底壁12Dの後端から上方に延びている。左壁12Lは、底壁12Dの左端に接続され、底壁12Dの左端から上方に延びている。左壁12Lの後端は、後壁12Rrの左端に接続されている。右壁12Rは、底壁12Dの右端に接続され、底壁12Dの右端から上方に延びている。右壁12Rの前端は、前壁12Fの右端に接続されている。右壁12Rの後端は、後壁12Rrの右端に接続されている。上壁12Uは、前壁12Fの上端、後壁12Rrの上端、左壁12Lの上端、および右壁12Rの上端にそれぞれ接続されている。
図2に示すように、ケーシング12の内部空間は、上下方向Zに延びる仕切り部材15により、左右方向Xに第1エリア16と第2エリア17とに区画されている。第1エリア16は、仕切り部材15の左側に位置する空間である。第1エリア16は、底壁12D、前壁12F、後壁12Rr、左壁12L、仕切り部材15、上壁12U、およびフロントカバー13に囲まれた空間である。第1エリア16は、被印刷物25aに対して印刷が行われる空間である。第2エリア17は、仕切り部材15の右側に位置する空間である。図1に示すように、第2エリア17には、クリーニング機構40と制御部50とが配置されている。
なお、被印刷物25aは、印刷紙などの平面素材であってもよいし、携帯電話ケースなどの各種ケース、電子タバコなどの小型電子機器、キーホルダやフォトフレームなどの部品小物、日用品、アクセサリなどの立体素材であってもよい。被印刷物25aの材質は、普通紙やインクジェット用印刷紙などの紙類はもちろんのこと、例えば、ポリ塩化ビニル、アクリル樹脂、ポリカーボネート、ポリスチレン、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)共重合体などの樹脂類、アルミニウムやステンレス鋼などの金属類、カーボン、陶器、セラミック、ガラス、ゴム、皮革などであってもよい。
次に、プリンタ10の内部構成について説明する。本実施形態のプリンタ10は、ガイドレール18と、キャリッジ19と、インクヘッド22と、インクカートリッジ21と、UVランプ30と、テーブル25と、第1テーブル移動機構26と、第2テーブル移動機構27と、クリーニング機構40と、制御部50と、を備えている。なお、図3では、前壁12F、後壁12Rr、左壁12L、右壁12R、上壁12U、フロントカバー13、および仕切り部材15が取り外され、被印刷物25aの図示が省略されている。
図3に示すように、本実施形態では、ケーシング12の内部に、左右方向Xに延びた内壁14が設けられている。内壁14の左端は、左壁12Lに接続され、内壁14の右端は、右壁12Rに接続されている。ガイドレール18は、内壁14に固定されている。ガイドレール18は、ケーシング12の内部に配置されている。ガイドレール18は、第1エリア16と第2エリア17とにわたって、左右方向Xに延びている。ガイドレール18には、キャリッジ19が摺動自在に設けられている。ガイドレール18は、キャリッジ19を左右方向Xにガイドするものである。
キャリッジ19は、ガイドレール18に摺動自在に係合している。キャリッジ19は、ケーシング12の内部に配置されている。キャリッジ19は、6つのインクヘッド22と、2つのUVランプ30と、を備えている。キャリッジ19は、前後方向Yにおいて、長さL19(図7参照)を有している。キャリッジ19は、プリンタ10の停止中などで印刷が行われていないとき、第2エリア17のホームポジションHPで待機している。キャリッジ19は、キャリッジ移動機構(図示せず)により、ガイドレール18に沿って走査方向(ここでは左右方向X)に往復移動する。キャリッジ移動機構は、ガイドレール18の右端および左端に配置された一対のプーリ(図示せず)と、無端状のベルト(図示せず)と、キャリッジモータ19m(図4参照)と、を備えている。キャリッジ19は、一対のプーリに巻き掛けられたベルトに固定されている。一方のプーリにはキャリッジモータ19mが連結されている。キャリッジモータ19mは、制御部50と電気的に接続されており、制御部50によって制御される。キャリッジモータ19mが駆動するとプーリが回転し、ベルトが走行する。これにより、キャリッジ19と、キャリッジ19に搭載されているインクヘッド22およびUVランプ30とが一体となって、ガイドレール18に沿って、左右方向Xに移動する。
インクヘッド22は、キャリッジ19に搭載されている。インクヘッド22は、ケーシング12の内部に配置されている。インクヘッド22は、テーブル25よりも上方に配置されている。インクヘッド22は、テーブル25の上に載置された被印刷物25aに向かってインクを吐出するように構成されている。インクヘッド22は、吐出部の一例である。6つのインクヘッド22は、左右方向Xに並んでいる。6つのインクヘッド22は、インライン配列で配置されている。6つのインクヘッド22からは、それぞれ、シアンインク(C)、マゼンタインク(M)、イエローインク(Y)、ブラックインク(K)、ホワイトインク、グロスインクが吐出される。
図5は、インクヘッド22の下面を表す模式図である。インクヘッド22の下面には、各インクヘッド22につき、インクを吐出する複数のノズル22aが形成されている。複数のノズル22aは、それぞれ下方に向かってインクを吐出する。インクヘッド22の下面は、複数のノズル22aが開口したノズル面22dを構成している。複数のノズル22aは、インクの種類ごとに、前後方向Yに沿って等間隔で並んでいる。複数のノズル22aは、ここではインクヘッド22の長手方向に沿って並んでいる。複数のノズル22aは、ここではインクの種類ごとに外枠22fで区画されている。なお、図5では各インクヘッド22につき15個のノズル22aが示されているが、実際にはさらに多数(例えば192個)のノズル22aが形成されている。
ノズル面22dの前後方向Yにおいて、複数のノズル22aは、ノズル列の長さL1を有している。ノズル列の長さL1は、インクの種類に拘らず、印刷に使用する複数のノズル22aのなかで前後方向Yの最も前方に位置するノズル(最前ノズル)22aの中心から最も後方に位置するノズル(最後ノズル)22aの中心までの長さである。ノズル列の長さL1は、キャリッジ19の長さL19と同じか、それよりも短くてもよい。ノズル列の長さL1は、最大パス幅Nで前後方向Yに区画されている。最大パス幅Nは、プリンタ10において実行される最小パス数での印刷における1パス分のパス幅を表している。言い換えれば、プリンタ10において実行される最小パス数での印刷における1つのパス列の幅である。Nは、例えば、N≦(L1)/4を満たしている。なお、本実施形態では、プリンタ10で実行される最小パス数が4パスであり、最大パス幅は、その1つ分のパス列の幅、すなわち、N=(L1)/4である。また、ノズル面22dは、前後方向Yにおいて、長さL2を有している。ノズル面22dの長さL2は、外枠22fの前後方向Yの長さである。ノズル面22dの長さL2は、キャリッジ19の長さL19と同じか、それよりも短くてもよい。インクヘッド22は、制御部50と電気的に接続されており、複数のノズル22aからのインクの吐出は制御部50によって制御される。
インクヘッド22は、それぞれ、可撓性を有するインクチューブ(図示せず)によって、インクカートリッジ21と連通されている。インクカートリッジ21の数は、インクヘッド22の数と同じであり、ここでは6つである。インクカートリッジ21は、ケーシング12の左後部に設けられたインクカートリッジ装着部20に装着されている。インクカートリッジ21には、それぞれ、光硬化性インクが貯留されている。光硬化性インクは、光が照射されると硬化する性質を有する。光硬化性インクは、ここでは紫外線(波長:10~400nm)が照射されると硬化する性質を有する紫外線硬化インク(UVインク)である。光硬化性インクは、典型的には、重合性化合物と重合開始剤とを含み、必要に応じてその他の各種添加剤、例えば、顔料などの着色剤、光増感剤、重合禁止剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、可塑剤、界面活性剤、レベリング剤、増粘剤、分散剤、消泡剤、防腐剤、溶剤などを含み得る。
UVランプ30は、ここではインクヘッド22と共にキャリッジ19に搭載されている。UVランプ30は、ケーシング12の内部に配置されている。UVランプ30は、テーブル25よりも上方に配置されている。UVランプ30は、インクヘッド22から被印刷物25a上に吐出されたUVインクに向かって紫外線を照射するように構成されている。UVランプ30は、UVインクを硬化させる波長の光を出射する。UVランプ30は、光照射部の一例である。UVランプ30は、インクヘッド22の左右の側方にそれぞれ配置されている。これにより、キャリッジ19が左右方向Xのどちらに移動するときにも被印刷物25a上のUVインクに向かって紫外線を照射することができ、双方向の印刷が可能となっている。
UVランプ30は、長さL30(図7参照)を有している。UVランプ30の長さL30は、光源が1つの場合、光源の前後方向Yの一端から他端までの長さである。UVランプ30は、複数の光源(例えばLED(Light Emitting Diode)素子)が前後方向Yに並んだ発光源列を有していてもよい。この場合、UVランプ30の長さL30は、前後方向Yにおいて、複数のLED素子のなかで最も前方に位置するLED素子の中心から最も後方に位置するLED素子の中心までの長さである発光源列の長さである。UVランプ30の長さL30は、インクヘッド22のノズル列の長さL1と同じか、それよりも長くてもよい。本実施形態では、UVランプ30の長さL30がインクヘッド22のノズル列の長さL1よりも長い。前後方向Yにおいて、UVランプ30の後端の位置は、インクヘッド22の後端の位置と一致している。一方、UVランプ30の前端の位置は、インクヘッド22の前端の位置よりも手前側に突出している。これにより、インクヘッド22から吐出されたUVインクに対して効率良く紫外線を照射し、UVインクを硬化させることができる。UVランプ30の長さL30は、インクヘッド22のノズル面22dの長さL2と同じか、それよりも長くてもよい。UVランプ30の長さL30は、キャリッジ19の長さL19と同じか、それよりも短くてもよい。
テーブル25は、ケーシング12の内部、具体的には第1エリア16に配置されている。テーブル25は、キャリッジ19、インクヘッド22、およびUVランプ30よりも下方に配置されている。テーブル25は、底壁12Dよりも上方に配置されている。テーブル25の前後方向Yの長さは、第1エリア16における底壁12Dの長さよりも短い。本実施形態ではさらに、テーブル25の上面(XY平面)の面積が、第1エリア16における底壁12Dの上面の面積よりも小さい。テーブル25は、被印刷物25aが載置される載置部の一例である。
図6(A)は、テーブル25の斜視図である。テーブル25は、本体部25Bと、本体部25Bに取り付けられた始端部25Sおよび終端部25Eと、を備えている。本体部25Bの上面は矩形状である。本体部25Bの上面は平坦である。本体部25Bの表面は、例えばアルミニウムやステンレス鋼などの板金で構成されている。本体部25Bの表面は、ケーシング12の底壁12Dなどと同様、板金本来の高い反射率を有している。本体部25Bの上面には、印刷可能領域25Pが区画されている。印刷可能領域25Pは、インクヘッド22が画像を印刷することができる領域、言い換えればインクを吐出可能な領域である。印刷可能領域25Pでは、始端から終端に向かって印刷がなされる。印刷可能領域25Pは、プリンタ10に対して一義的に定められている。印刷可能領域25Pは、プリンタ10に固有の領域である。印刷可能領域25Pは、典型的には被印刷物25aが載置される領域である。印刷可能領域25Pの上面は、ここでは被印刷物25aと同じ大きさである。印刷可能領域25Pは、テーブル25に被印刷物25aを載置する際の目印としても使用され得る。
始端部25Sは、本体部25Bから前方Fに延びている。始端部25Sの上面は、本体部25Bの上面と平行である。始端部25Sは、印刷時に搬送方向(前後方向Y)の上流側に位置する部分である。言い換えれば、前後方向Yにおける2つの端部のうち、印刷開始時にインクヘッド22に相対的に近い側の端部である。始端部25Sは、主に印刷の序盤に、例えば印刷可能領域25Pの始端部分を印刷するときに、底壁12Dおよび/またはベース12Bで反射された反射光がノズル22aに入射するのを抑える領域である。始端部25Sは、被印刷物25aが載置されない領域である。始端部25Sの前後方向Yの長さLsは、ここではフロントカバー13と接触しない長さである。始端部25Sの長さLsは、典型的には本体部25Bの前後方向Yの長さよりも短く、概ね5~40mm、例えば10~30mmであってもよい。
終端部25Eは、本体部25Bから後方Rrに延びている。終端部25Eの上面は、本体部25Bの上面と平行である。終端部25Eは、印刷時に搬送方向(前後方向Y)の下流側に位置する部分である。言い換えれば、前後方向Yにおける2つの端部のうち、印刷開始時にインクヘッド22から相対的に離れた側の端部である。終端部25Eは、主に印刷の終盤に、例えば印刷可能領域25Pの終端部分を印刷するときに、底壁12Dおよび/またはベース12Bで反射された反射光がノズル22aに入射するのを抑える領域である。終端部25Eは、被印刷物25aが載置されない領域である。終端部25Eの前後方向Yの長さLeは、ここでは後壁12Rrと接触しない長さである。終端部25Eの長さLeは、始端部25Sの長さLsと同じであってもよいし、異なっていてもよい。終端部25Eの長さLeは、典型的には本体部25Bの前後方向Yの長さよりも短く、概ね5~40mm、例えば10~30mmであってもよい。
図6(B)は、始端部25Sを表す斜視図である。始端部25Sは、遮へい部29と、遮へい部29を支持する支持部28と、を備えている。支持部28は、遮へい部29を安定的に支持可能なものであればよい。支持部28は、例えば、ポリ塩化ビニル、アクリル樹脂などの合成樹脂製である。支持部28は、例えば、アルミニウムやステンレス鋼などの金属製であってもよい。例えば本体部25Bと同じ材質であってもよい。支持部28の厚み(上下方向Zの長さ。以下同じ。)は、概ね0.1~10mm、例えば1~5mmであってもよい。支持部28は、左右方向Xの両端に位置決め用の孔部28hを有する。始端部25Sは、例えば孔部28hを本体部25Bの凸部(図示せず)に嵌め合わせた状態で、両面テープなどの接合部材によって本体部25Bの前端の裏面(下面)に取り付けられている。ただし、本体部25Bへの取り付けは、例えば孔部28hに固定具を挿入して行うこともできる。
遮へい部29は、支持部28に接着され、支持部28と物理的に一体化されている。遮へい部29は、始端部25Sの表面を構成している。遮へい部29は、例えば、本体部25Bおよび/または支持部28よりも相対的に遮光性の高い材料で構成されている。遮へい部29は、例えば、底壁12Dおよび/またはベース12Bよりも光吸収性の高い材料で構成されている。遮へい部29は、反射光防止部の一例である。遮へい部29は、反射光の光吸収性を高める観点から、不透明部材、例えば黒色部材で構成されていてもよい。遮へい部29は、反射光の光拡散性を高める観点から、表面に凹凸を有していてもよい。遮へい部29は、例えば、発泡材やビロード状のシートなどであってもよい。具体例として、エチレン・プロピレン・ジエンゴム(EPDM)製の多孔質体が挙げられる。市販品として、オプシーラー(登録商標)スポンジ、エプトシーラー(登録商標)スポンジが挙げられる。遮へい部29の厚みは、例えば本体部25Bの厚みよりも薄くてもよい。遮へい部29の厚みは、概ね0.1~10mm、例えば1~5mmであってもよい。遮へい部29の前後方向Yの長さは、始端部25Sの長さLsと同じである。なお、図示は省略するが、本実施形態では、終端部25Eについても始端部25Sと全く同様の構成である。
テーブル25は、第1テーブル移動機構26によって、前後方向Yに移動可能に構成されている。第1テーブル移動機構26は、テーブル25をインクヘッド22に対して前後方向Yに相対移動させる。第1テーブル移動機構26は、印刷時にテーブル25を始端から終端に向かって相対移動させる。図3に示すように、第1テーブル移動機構26は、ケーシング12の底壁12Dに形成された開口12Oの下に設けられている。第1テーブル移動機構26は、2本のスライドレール26a、26bと、搬送部材26cと、前後移動用モータ26m(図4参照)と、を備えている。スライドレール26a、26bは、前後方向Yに延びている。スライドレール26a、26bは、底壁12Dに支持されている。スライドレール26a、26bは、平行に配置されている。搬送部材26cは、スライドレール26a、26bに対して摺動自在に設けられている。搬送部材26cの上方には、他の部材を介して、テーブル25が支持されている。前後移動用モータ26mは、制御部50と電気的に接続されており、制御部50によって制御される。前後移動用モータ26mが駆動すると、スライドレール26a、26bに沿って搬送部材26cが移動する。これにより、テーブル25が前後方向Yに移動する。第1テーブル移動機構26は、テーブル25をインクヘッド22に対して相対的に搬送方向に移動させる移動機構の一例である。
テーブル25は、第2テーブル移動機構27によって、上下方向Zに移動可能に構成されている。第2テーブル移動機構27は、底壁12Dに形成された開口12Oの下で、第1テーブル移動機構26と接続されている。第2テーブル移動機構27は、開口12Oを通ってテーブル25を支持している。第2テーブル移動機構27は、高さ調整部材27aと、上下移動用モータ27m(図4参照)と、を備えている。高さ調整部材27aは、テーブル25の下面に設けられている。高さ調整部材27aは、上下移動用モータ27mに接続されている。上下移動用モータ27mは、制御部50と電気的に接続されており、制御部50によって制御される。上下移動用モータ27mが駆動すると、高さ調整部材27aの高さが変化する。これにより、テーブル25の上下方向Zの位置(高さ)が調整される。
図9は、クリーニング機構40を示す模式図である。クリーニング機構40は、インクヘッド22のノズル面22dに付着した付着物(例えばインクの硬化物)などを取り除くように構成されている。クリーニング機構40は、ホームポジションHPの位置において、キャリッジ19よりも下方に配置されている。クリーニング機構40は、キャップ41と、キャップ移動機構42と、吸引ポンプ43と、廃インク経路44と、廃インク受け45と、を備えている。キャップ41は、インクヘッド22の下面にあるノズル22aを覆うためのものである。これにより、ノズル22aとキャップ41との間に密閉空間が形成される。キャップ41の数は、典型的にはインクヘッド22の数と同じであり、ここでは6つである。キャップ移動機構42は、キャップ41を支持し、キャップ41を上下方向Zへ移動させる機構である。キャップ移動機構42は、キャップ移動用モータ42m(図4参照)を備えている。キャップ移動用モータ42mは、制御部50と電気的に接続されており、制御部50によって制御される。これにより、キャップ41は、ノズル22aを覆うキャップ位置と、ノズル22aから離隔した離隔位置と、に移動可能に構成されている。なお、図9には、キャップ41がキャップ位置にある状態、すなわち、ノズル22aにキャップ41が装着された状態を示している。
吸引ポンプ43は、ノズル22a内のインクを吸引するためのものである。吸引ポンプ43は、制御部50と電気的に接続されており、制御部50によって制御される。吸引ポンプ43は、廃インク経路44の中途部分に配置されている。廃インク経路44は、キャップ41から廃インク受け45へと廃インクを導く流路である。廃インク経路44は、例えば可撓性のインクチューブである。廃インク経路44の数は、典型的にはインクヘッド22の数と同じであり、ここでは6つである。インクヘッド22のノズル22aがキャップ41で覆われた状態において、吸引ポンプ43が駆動されると、キャップ41を介してノズル22a内のインクが吸引される。これにより、印刷に使用されない廃インク(例えばノズル22a内のインク)がキャップ41に排出される。また、インクヘッド22のノズル22aがキャップ41で覆われた状態でインクヘッド22が駆動されると、キャップ41にインクが吐出される。これにより、廃インクがキャップ41に排出される。キャップ41に排出された廃インクは、廃インク経路44を通って、廃インク受け45に送られる。
制御部50は、プリンタ10の各部の動作を制御する。制御部50は、典型的にはコンピュータである。制御部50は、例えば、印刷データを受信するインターフェイス(I/F)と、制御プログラムの命令を実行する中央演算処理装置(CPU:central processing unit)と、CPUが実行するプログラムを格納したROM(read only memory)と、プログラムを展開するワーキングエリアとして使用されるRAM(random access memory)と、上記プログラムや各種データを格納するメモリなどの記憶装置と、を備えている。
図4に示すように、制御部50は、印刷制御部51と、クリーニング制御部52と、を備えている。印刷制御部51は、印刷動作を制御する。印刷制御部51は、キャリッジ移動機構のキャリッジモータ19mと、第1テーブル移動機構26の前後移動用モータ26mと、第2テーブル移動機構27の上下移動用モータ27mと、に通信可能に接続されており、インクヘッド22とテーブル25との相対的な位置関係を制御する。また、印刷制御部51は、インクヘッド22と通信可能に接続されており、インクを吐出するタイミングを制御する。また、印刷制御部51は、UVランプ30に通信可能に接続されており、紫外線照射のタイミングを制御する。印刷制御部51は、キャリッジ19を左右方向Xに移動させながら、インクヘッド22のノズル22aからインクを吐出させて、被印刷物25aに付着させる。そして、被印刷物25a上のUVインクにUVランプ30から紫外線が照射されることにより、インクが硬化され、被印刷物25a上に印刷がなされる。
印刷制御部51は、複数のパス(マルチパス方式)で印刷を行うように構成されている。すなわち、インクヘッド22の全てのノズル22aから一度にUVインクを吐出させると(言い換えれば、1パスで印刷を行うと)、被印刷物25a上で未硬化のUVインクが混ざり、インクの滲みや流れが発生し易い。そのため、印刷制御部51は、キャリッジ19を左右方向Xへ移動させながらインクヘッド22の一部のノズル22aからUVインクを吐出させる動作を、複数回に分けて行う。印刷制御部51は、印刷可能領域25Pを1パス分の幅(最大パス幅N)だけ超えた状態で、最初のパスを開始する。印刷制御部51は、例えば、最小パス数が4パスの場合、キャリッジ19を左右方向Xへ移動させながら、インクヘッド22の最大パス幅Nのノズル22aからUVインクを吐出させる動作を合計4回に分けて行う。これにより、インクの滲みや流れの発生を抑えることができる。
図7は、印刷の序盤のプリンタ10の内部を表す平面図である。図7では、テーブル25が印刷開始位置P1に位置している。印刷開始位置P1では、テーブル25の後端が、前後方向Yにおける移動範囲のうちで最も後方に位置している。本実施形態では、テーブル25に始端部25Sが付設されている。そのため、前後方向Yにおいて、テーブル25の始端から印刷可能領域25Pの始端までの長さL25sが、インクヘッド22のノズル列の長さL1から最大パス幅Nを差し引いた長さ(L1-N)よりも長くなっている。すなわち、L25s≧(L1-N)を満たしている。なお、テーブル25の始端から印刷可能領域25Pの始端までの部分は、テーブル25の上面のなかで、被印刷物25aを載置する印刷可能領域25Pの範囲外であって、印刷可能領域25Pよりも前方の部分である。このことにより、印刷の序盤(印刷開始直後)において、底壁12Dおよび/またはベース12Bで反射された反射光がノズル22aに届きにくくなる。このため、印刷時にノズル22aに入射される反射光の量を低減することができる。
テーブル25の始端から印刷可能領域25Pの始端までの長さL25sは、インクヘッド22のノズル列の長さL1よりも長くてもよい。すなわち、L25s≧L1を満たしていてもよい。テーブル25の始端から印刷可能領域25Pの始端までの長さL25sは、インクヘッド22のノズル面22dの長さL2の長さよりも長くてもよい。このことにより、ノズル22aのみならず、ノズル22aの近傍にも反射光が届きにくくなる。したがって、吐出不良の発生をより高いレベルで抑制することができる。また、テーブル25の始端から印刷可能領域25Pの始端までの長さL25sは、UVランプ30の長さL30と同じかそれよりも長くてもよい。ギャップが大きく空いた際は、UVランプ30の照射が複雑な反射をして、インクヘッド22へ当たることがあり得る。上記関係とすることにより、UVランプ30から照射された光が底壁12Dおよび/またはベース12Bに到達しにくくなり、反射光の発生そのものを低減することができる。また一方で、テーブル25の始端から印刷可能領域25Pの始端までの長さL25sは、UVランプ30の長さL30と同じかそれよりも短くてもよい。また、テーブル25の始端から印刷可能領域25Pの始端までの長さL25sは、キャリッジ19の前後方向の長さL19と同じかそれよりも短くてもよい。このことにより、プリンタ10をコンパクトにすることができると共に、テーブル25上に印刷可能領域25Pをより広く確保することができる。
図8は、印刷の終盤のプリンタ10の内部を表す平面図である。図8では、テーブル25が印刷終了位置P2に位置している。印刷終了位置P2では、テーブル25の前端が、前後方向Yにおける移動範囲のうちで最も前方に位置している。本実施形態では、テーブル25に終端部25Eが付設されている。このことにより、前後方向Yにおいて、テーブル25の終端から印刷可能領域25Pの終端までの長さL25eが、インクヘッド22のノズル列の長さL1の長さよりも長くなっている。すなわち、L25e≧L1を満たしている。なお、テーブル25の終端から印刷可能領域25Pの終端までの部分は、テーブル25の上面のなかで、被印刷物25aを載置する印刷可能領域25Pの範囲外であって、印刷可能領域25Pよりも後方の部分である。このことにより、例えば画像のサイズが大きく、印刷可能領域25Pの終端付近まで印刷を行う場合であっても、底壁12Dおよび/またはベース12Bで反射された反射光がノズル22aに届きにくくなる。このため、印刷時にノズル22aに入射される反射光の量を低減することができる。
テーブル25の終端から印刷可能領域25Pの終端までの長さL25eは、インクヘッド22のノズル面22dの長さL2の長さよりも長くてもよい。このことにより、ノズル22aのみならず、ノズル22aの近傍にも反射光が届きにくくなる。したがって、吐出不良の発生をより高いレベルで抑制することができる。また、上述した長さL25sの場合と同様の理由から、テーブル25の終端から印刷可能領域25Pの終端までの長さL25eは、UVランプ30の長さL30と同じかそれよりも長くてもよい。テーブル25の終端から印刷可能領域25Pの終端までの長さL25eは、UVランプ30の長さL30と同じかそれよりも短くてもよい。また、テーブル25の終端から印刷可能領域25Pの終端までの長さL25eは、キャリッジ19の前後方向の長さL19と同じかそれよりも短くてもよい。
クリーニング制御部52は、クリーニング動作を制御する。クリーニング制御部52は、キャップ移動用モータ42mと通信可能に接続されており、インクヘッド22とキャップ41との相対的な位置関係を制御する。クリーニング制御部52は、吸引ポンプ43と通信可能に接続されており、ノズル22a内のインクを吸引するタイミングを制御する。クリーニング制御部52は、例えば前回のクリーニング動作の実施から、所定の時間が経過するたびに自動的にクリーニング動作を行うように構成されていてもよい。この所定の時間は、クリーニング制御部52に予め記憶されている。また、クリーニング制御部52は、例えば印刷制御部51が所定の時間動作するたびに、自動的にクリーニング動作を行うように構成されていてもよい。クリーニング制御部52は、例えば、プリンタ10の電源が入れられた時の初期動作として、クリーニング動作を行うように構成されていてもよい。
以上のように、本実施形態のプリンタ10では、印刷の序盤にUVランプ30から照射された光がケーシング12の底壁12Dおよび/またはベース12Bで反射されたとしても、反射光がテーブル25で遮られ、インクヘッド22のノズル22aには届きにくくなっている。このため、ノズル22aに入射される反射光の量を低減することができる。したがって、印刷を繰り返してもノズル22aの目詰まりが生じにくく、インクヘッド22から安定してインクを吐出することができる。また、プリンタ10では、クリーニング制御部52を動作させる間隔を従来よりも長めに設定することができる。このため、インクヘッド22のクリーニングの回数を低減して、クリーニングに必要な時間やインクの消費を削減することができる。
本実施形態では、プリンタ10は、テーブル25をインクヘッド22に対して前後方向Yに移動させる第1テーブル移動機構26を備える。テーブル25が前後方向Yに移動する場合、底壁12Dの長さがテーブル25の長さの1.5倍以上、例えば2倍以上になることがある。このため、UVランプ30から照射された光がケーシング12の底壁12Dおよび/またはベース12Bで反射されて、ノズル22aへ入射される光量が大きくなりやすい。したがって、ここに開示される技術の適用が極めて効果的である。
本実施形態では、前後方向Yにおいて、テーブル25の面積は、底壁12Dおよび/またはベース12Bよりも小さい。本実施形態では、UVランプ30から照射された光がケーシング12の底壁12Dおよび/またはベース12Bで反射されて、ノズル22aへ入射される光量が大きくなりやすい。したがって、ここに開示される技術の適用が極めて効果的である。また、本実施形態では、印刷時にフロントカバー13を閉めて、第1エリア16に空気中の挨などが入り込むことを防止することができる。
本実施形態では、前後方向Yにおいて、テーブル25の終端から印刷可能領域25Pの終端までの長さL25eが、インクヘッド22の上記ノズル列の長さL1よりも、長い。これにより、例えば印刷可能領域25Pの終端付近まで印刷を行う場合にも、ノズル22aに入射される反射光の量を低減することができる。
本実施形態では、テーブル25の始端から印刷可能領域25Pの始端までの間に、インクヘッド22に入射される反射光を低減する遮へい部29が配置されている。これにより、UVランプ30から照射された光が底壁12Dおよび/またはベース12Bに到達しにくくなり、反射光の発生そのものを低減することができる。したがって、ノズル22aに入射される反射光の量を、より効果的に低減することができる。
本実施形態では、テーブル25が、印刷可能領域25Pの設けられている本体部25Bと、本体部25Bの前後方向Yの始端側に取り付けられた始端部25Sと、を備える。これにより、始端部25Sの材質を本体部25Bとは別に自由に選択することが可能となり、例えば始端部25Sを本体部24Bよりも反射光防止能の優れた材質で構成することもできる。また、既存のプリンタに対しても、ここに開示される技術を適用することができる。
本実施形態では、前後方向Yにおいて、テーブル25の始端から印刷可能領域25Pの始端までの長さが、インクヘッド22の下面の長さL2よりも、長い。これにより、ノズル22aのみならず、ノズル22aの近傍に入射される反射光の量をも低減することができる。したがって、ここに開示される技術の効果をより高いレベルで発揮することができる。
本実施形態では、前後方向Yにおいて、テーブル25の始端から印刷可能領域25Pの始端までの長さが、UVランプ30の長さと同じか、それよりも短い。これにより、テーブル25上に印刷可能領域25Pをより広く確保することができる。
本実施形態では、テーブル25の上方に配置され、前後方向Yと直交する左右方向Xに延びるガイドレール18と、ガイドレール18に摺動自在に設けられ、インクヘッド22とUVランプ30とが搭載されたキャリッジ19と、をさらに備える。本実施形態では、インクヘッド22とUVランプ30との位置が常時近接しているので、ノズル22aへ入射される反射光の光量が大きくなりやすい。したがって、ここに開示される技術の適用が極めて効果的である。
以上、本実施形態に係るプリンタ10について説明した。しかし、本発明に係る光硬化型インクジェットプリンタは、これに限定されない。本発明は、本明細書に開示されている内容と当該分野における技術常識とに基づいて実施することができる。請求の範囲に記載の技術には、上記に例示した実施形態を様々に変形、変更したものが含まれる。例えば、上記した実施形態の一部を、他の変形態様に置き換えることも可能であり、上記した実施形態に他の変形態様を追加することも可能である。また、上記した実施形態と以下の変形態様とを適宜組み合わせることもできる。また、その技術的特徴が必須なものとして説明されていなければ、適宜削除することも可能である。
例えば上記した実施形態では、ケーシング12の底壁12Dおよび/またはベース12Bで、板金がむき出しになっていた。しかしこれには限定されない。ケーシング12の内側の表面、例えば、ノズル面22dと対向する底壁12Dおよび/またはベース12Bには、反射光の発生そのものを低減するような処理(反射光低減処理)が施されていてもよい。例えば、黒アルマイト処理や、反射防止塗料(例えば黒色無反射塗料)の塗装が施されてもよい。あるいは、ケーシング12の板金の表面に、反射光防止部材が配置されていてもよい。反射光防止部材としては、不透明部材、例えば黒色部材が挙げられる。反射光防止部材は、表面に凹凸を有していてもよい。反射光防止部材は、2次元的および/または3次元的に内部で空隙が連通されているスポンジ状であってもよい。反射光防止部材は、例えば、発泡材やビロード状のシートなどであってもよい。具体例として、エチレン・プロピレン・ジエンゴム(EPDM)製の多孔質体が挙げられる。市販品として、オプシーラー(登録商標)スポンジや、エプトシーラー(登録商標)スポンジが挙げられる。
図10は、他の一実施形態に係るプリンタ60の内部の平面図である。プリンタ60の構成は、下記を除いて、上述した図3の実施形態と同じである。プリンタ60では、底壁12Dのなかで、平面視においてテーブル25よりも右側に位置する領域、詳しくは、ホームポジションHPとテーブル25との間の領域A1の表面に、エプトシーラー(登録商標)スポンジが配置されている。また、底壁12Dのなかで、平面視においてテーブル25よりも左側に位置する領域、詳しくは、インクカートリッジ装着部20の手前の領域A2の表面に、エプトシーラー(登録商標)スポンジが配置されている。本実施形態では、ガイドレール18の左右方向Xの長さが、テーブル25の左右方向Xの長さよりも長い。このため、キャリッジ19がガイドレール18の左端あるいは右端に移動したときに、UVランプ30から照射された光が、領域A1および/または領域A2で反射されることがあり得る。本実施形態によれば、キャリッジ19がテーブル25の幅よりも大きく左右方向Xに移動したときに、反射光の発生を低減することができる。したがって、ノズル22aに入射される反射光の量を、より高いレベルで低減することができる。
図11は、他の一実施形態に係るプリンタ70の内部の平面図である。プリンタ70の構成は、下記を除いて、上述した図3の実施形態と同じである。プリンタ70では、テーブル25が、本体部25Bと始端部25Sとで構成されている。テーブル25は、終端部25Eを有していない。プリンタ70では、終端部25Eにかえて、底壁12Dおよびベース12Bのなかで、平面視においてテーブル25よりも後側に位置する領域A3の表面に、テーブル25の移動に支障のない範囲で、エプトシーラー(登録商標)スポンジが敷き詰められている。このような実施形態もまた、上記した実施形態と同様に、好適に採用することができる。なお、テーブル25の後側と同様に、底壁12Dおよびベース12Bのなかで、平面視においてテーブル25よりも前側に位置する領域の表面に、エプトシーラー(登録商標)スポンジが敷き詰められていてもよい。この場合、テーブル25は始端部25Sを備えていなくてもよい。
例えば上記した実施形態では、テーブル25が、本体部25Bと始端部25Sと終端部25Eとを備え、始端部25Sおよび終端部25Eの上面が、本体部25Bの上面と平行であった。しかしこれには限定されない。テーブル25は、本体部25Bと始端部25Sと終端部25Eとが一体化された大きさおよび形状を有する1つの部材であってもよい。また、始端部25Sおよび/または終端部25Eの上面は、本体部25Bの上面と平行でなくてもよい。始端部25Sおよび/または終端部25Eは、キャリッジ19の動作を阻害しない限りにおいて、例えば、本体部25Bの上面に対して斜め、あるいは、垂直に取り付けられていてもよい。
例えば上記した実施形態では、6つのインクヘッド22を有し、各インクヘッド22から上記した6種類のインクがそれぞれ吐出されるように構成されていた。しかしこれには限定されない。インクヘッド22から吐出されるインクの種類は何ら限定されない。また、インクヘッド22は、例えば、ホワイトインクおよび/またはグロスインクを吐出するインクヘッド22を備えていなくてもよい。また、インクヘッド22の個数も何ら限定されない。インクヘッド22の数は、例えば5つ以下であってもよいし、7つ以上であってもよい。さらに、インクヘッド22の配置は、インクヘッド22を互いに前後にずらして配置した、所謂スタガー配置としてもよい。
例えば上記した実施形態では、光硬化性インクがUVインクであり、光照射部としてUVランプ30を備えていた。しかしこれには限定されない。光硬化性インクは、UVインク以外であってもよい。光硬化性インクは、例えば、X線、可視光線、赤外線、などが照射されると硬化する性質を有していてもよい。この場合、光照射部は、UVランプ30に加えて、あるいはUVランプ30に替えて、例えば、X線源、蛍光灯(低圧水銀灯)、高圧水銀灯、赤外線ランプ、などを有していてもよい。
例えば上記した実施形態では、2つのUVランプ30がインクヘッド22の左右にそれぞれ配置されていた。しかしこれには限定されない。UVランプ30の数は、1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。また、UVランプ30は、インクヘッド22の左あるいは右のみに配置されていてもよい。また、UVランプ30は、例えばインクヘッド22とは別のキャリッジに搭載されていてもよく、ケーシング12の壁面、例えば後壁12Rrや上壁12Uなどに、直接的または間接的に取り付けられていてもよい。
例えば、上記した実施形態では、インクヘッド22がキャリッジ19に搭載され、左右方向Xに往復移動(シャトル移動)しながら印刷が行われる、所謂、シャトルタイプ(シリアルタイプ)のプリンタ10について説明したが、これには限定されない。ここに開示される技術は、例えば被印刷物25aと同じ幅のラインヘッドを備え、ラインヘッドが固定された状態で印刷が行われる、所謂、ラインタイプのプリンタにも同様に適用することができる。
また、上記した実施形態では、プリンタ10のキャリッジ19が左右方向Xに移動し、テーブル25が前後方向Yに移動するように構成されていたが、これには限定されない。キャリッジ19とテーブル25との移動は相対的なものであり、そのどちらが左右方向Xまたは前後方向Yに移動してもよい。また、例えば、テーブル25は移動不能に配置され、キャリッジ19が左右方向Xおよび前後方向Yの両方向に移動可能なように構成されていてもよい。
さらに、ここに開示される技術は様々なタイプのインクジェットプリンタに適用することができる。また、プリンタ10は独立したプリンタとして単独で使用されるものに限定されず、他の装置と組み合わせたものであってもよい。例えば、プリンタ10は被印刷物25aをカットするカッティングヘッドを備えていてもよい。
10 光硬化型インクジェットプリンタ
22 インクヘッド(吐出部)
22a ノズル
25 テーブル
25P 印刷可能領域
25E 終端部
25S 始端部
26 第1テーブル移動機構(移動機構)
30 UVランプ(光照射部)

Claims (9)

  1. 底壁を有する筐体と、
    前記底壁の上方に配設され、予め定められた印刷可能領域に被印刷物が載置される載置部と、
    前記載置部の上方に配置され、前記載置部の上に載置された前記被印刷物に向かって光硬化性インクを吐出する吐出部と、
    前記載置部の上方に配置され、前記被印刷物の上に吐出された前記光硬化性インクに向かって光を照射する光照射部と、
    前記載置部および前記吐出部のいずれか一方を他方に対して相対的に搬送方向に移動させる移動機構と、
    前記吐出部と前記光照射部と前記移動機構とを制御し、前記被印刷物に対して複数のパス(マルチパス)で印刷を行うように構成された制御部と、
    を備え光硬化型インクジェットプリンタであって、
    前記搬送方向において、前記底壁の長さは、前記載置部の長さよりも長く、
    前記吐出部は、前記光硬化性インクを吐出する複数のノズルが前記搬送方向に並んだノズル列を有し、
    ここで、前記ノズル列の長さを、前記光硬化型インクジェットプリンタにおいて実行される最小の前記パスの数である最小パス数で除すことにより求められる、1パス分のパス幅を最大パス幅としたときに、
    前記搬送方向において、前記載置部の始端から前記印刷可能領域の始端までの長さが、前記吐出部の前記ノズル列の長さから前記最大パス幅を差し引いた長さよりも、長い、
    光硬化型インクジェットプリンタ。
  2. 前記移動機構として、前記載置部を前記吐出部に対して前記搬送方向に移動させる第1移動機構を備える、
    請求項1に記載の光硬化型インクジェットプリンタ。
  3. 前記載置部の面積は、前記底壁の面積よりも小さい、
    請求項1または2に記載の光硬化型インクジェットプリンタ。
  4. 前記搬送方向において、前記載置部の終端から前記印刷可能領域の終端までの長さが、前記吐出部の前記ノズル列の長さよりも、長い、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の光硬化型インクジェットプリンタ。
  5. 前記載置部の始端から前記印刷可能領域の始端までの間に、前記吐出部に入射される反射光を低減する反射光防止部が配置されている、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の光硬化型インクジェットプリンタ。
  6. 前記載置部が、前記印刷可能領域の設けられている本体部と、前記本体部の前記搬送方向の始端側に取り付けられた始端部と、を備える、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の光硬化型インクジェットプリンタ。
  7. 前記搬送方向において、前記載置部の始端から前記印刷可能領域の始端までの長さが、前記吐出部の下面の長さよりも、長い、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の光硬化型インクジェットプリンタ。
  8. 前記搬送方向において、前記載置部の始端から前記印刷可能領域の始端までの長さが、前記光照射部の長さと同じか、それよりも短い、
    請求項1から7のいずれか一項に記載の光硬化型インクジェットプリンタ。
  9. 前記載置部の上方に配置され、前記搬送方向と直交する走査方向に延びるガイドレールと、
    前記ガイドレールに摺動自在に設けられ、前記吐出部と前記光照射部とが搭載されたキャリッジと、
    をさらに備える、
    請求項1から8のいずれか一項に記載の光硬化型インクジェットプリンタ。
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