JP2015182249A - 記録装置および媒体除電方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】イオン生成部の相対移動を一度行っただけでは、記録媒体が十分に除電されない場合にも、その旨を把握することができる記録装置を提供する。
【解決手段】記録媒体に対して画像を記録する記録部と、気体中にイオンを生成するイオン生成部と、イオン生成部を、記録媒体の一の面に沿って相対的に移動させる移動部と、記録媒体の表面電位を測定する表面電位測定部と、記録部に記録媒体に対して画像を記録させる記録処理と、移動部にイオン生成部を相対移動させる除電処理と、記録媒体の表面電位の測定結果に基づいて、記録媒体をさらに除電する必要があるか否かを判断する判断処理と、を実行する制御部と、を備え、制御部は、記録処理に先立って、第1の除電処理を実行し、第1の除電処理により除電された記録媒体の表面電位の測定結果に基づいて、判断処理を実行する。
【選択図】図7

Description

本発明は、記録媒体に対して画像を記録する記録装置および媒体除電方法に関するものである。
従来、印刷対象物に対してインクを吐出する印刷ヘッドと、印刷ヘッドの移動範囲よりも外側の位置に配置されたX線発生源またはイオナイザーと、印刷対象物の表面電位を測定する表面電位センサーとを備えた印刷装置が知られている。この印刷装置は、印刷を開始する前に印刷対象物の除電を行い、また、印刷対象物の表面電位を測定しながら印刷を行い、必要に応じて、印刷対象物の除電を行うものである(特許文献1参照)。
特開2007−320063号公報
ところで、気体中にイオンを生成するイオン生成部を、記録媒体の一の面に沿って相対移動させることにより、記録媒体を除電する記録装置においては、イオン生成部の相対移動を一度行っただけでは、記録媒体が十分に除電されない場合がある。記録媒体が十分に除電されないまま、記録媒体に画像が記録された場合、画像品質が劣るおそれがある。
本発明は、記録媒体が十分に除電されない場合にも、その旨を把握することができる記録装置および媒体除電方法を提供することを課題としている。
本発明の記録装置は、記録媒体に対して画像を記録する記録部と、気体中にイオンを生成するイオン生成部と、イオン生成部を、記録媒体の一の面に沿って相対的に移動させる移動部と、記録媒体の表面電位を測定する表面電位測定部と、記録部に記録媒体に対して画像を記録させる記録処理と、移動部にイオン生成部を相対移動させる除電処理と、記録媒体の表面電位の測定結果に基づいて、記録媒体をさらに除電する必要があるか否かを判断する判断処理と、を実行する制御部と、を備え、制御部は、記録処理に先立って、第1の除電処理を実行し、第1の除電処理により除電された記録媒体の表面電位の測定結果に基づいて、判断処理を実行することを特徴とする。
本発明の媒体除電方法は、記録部が記録媒体に対して画像を記録する前に、気体中にイオンを生成するイオン生成部が、記録媒体の一の面に沿って相対的に移動し、制御部が、イオン生成部の相対移動により除電された記録媒体の表面電位の測定結果に基づいて、記録媒体をさらに除電する必要があるか否かを判断することを特徴とする。
この構成によれば、制御部が、第1の除電処理により除電された記録媒体の表面電位の測定結果に基づいて、記録媒体をさらに除電する必要があるか否かを判断することで、第1の除電処理を行っただけでは、記録媒体が十分に除電されない場合にも、その旨を把握することができる。
この場合、制御部は、第1の判断処理において記録媒体をさらに除電する必要があると判断した場合に、記録処理に先立って、第2の除電処理を実行し、第1の判断処理において記録媒体をさらに除電する必要がないと判断した場合に、第2の除電処理を実行することなく、記録処理を実行することが好ましい。
この構成によれば、必要に応じて、第2の除電処理を実行することができる。
この場合、制御部は、判断処理において記録媒体をさらに除電する必要がないと判断するまで、記録処理に先立って、除電処理と判断処理とを繰り返し行うことが好ましい。
この構成によれば、制御部が記録処理を実行する前に、記録媒体が確実に除電される。したがって、確実に除電された記録媒体に対して、記録部が画像を記録することができる。
この場合、制御部は、第2の除電処理において、イオン生成部を制御して、第1の除電処理により除電された記録媒体の表面電位とは反対の極性のイオンを生成させることが好ましい。
この構成によれば、記録媒体を効率良く除電することができる。
この場合、イオン生成部は、記録部に設けられ、移動部は、記録部を介して、イオン生成部を相対移動させ、制御部は、移動部に記録部を待機位置から記録開始位置に往動させることで、第1の除電処理を実行し、移動部に記録部を待機位置から記録開始位置に復動させることで、第2の除電処理を実行することが好ましい。
この構成によれば、制御部が、第1の除電処理を実行することで、記録部が待機位置から記録開始位置に往動する。その後、制御部が、判断処理を実行し、記録媒体をさらに除電する必要がないと判断した場合には、記録部が記録開始位置に位置しているため、記録処理を即座に実行することができる。
この場合、記録部は、記録媒体に対してインクを吐出するインク吐出部、を有し、インク吐出部は、記録部において、記録部の往復移動方向の一方側に寄せて設けられ、イオン生成部は、記録部に対し、インク吐出部と同じ側に寄せて設けられていることが好ましい。
この構成によれば、イオン生成部が、記録部に対し、インク吐出部とは反対側に寄せて設けられている場合に比べ、イオン生成部がインク吐出部の近くに設けられる。このため、イオン生成部が生成したイオンにより、インク吐出部の周辺も除電されることが期待できる。
この場合、表面電位測定部は、記録部に設けられ、表面電位測定部は、記録部の往動方向において、イオン生成部に対して後方に設けられた第1測定部と、記録部の復動方向において、イオン生成部に対して後方に設けられた第2測定部と、を有することが好ましい。
この構成によれば、制御部が第1の除電処理を実行する際には、第1測定部が、イオン生成部を後追いするようにして移動するため、第1の除電処理により除電された記録媒体の表面電位を、第1測定部により測定することができる。また、制御部が第2の除電処理を実行する際には、第2測定部が、イオン生成部を後追いするようにして移動するため、第2の除電処理により除電された記録媒体の表面電位を、第2測定部により測定することができる。
この場合、表面電位測定部は、記録媒体の表面電位分布を測定し、制御部は、判断処理において、記録媒体の表面電位分布の測定結果に基づいて、記録媒体に、基準表面電位を超える表面電位を有する帯電領域があるか否かを判断する帯電領域判断処理と、帯電領域判断処理において帯電領域があると判断した場合に、帯電領域が記録部により画像が形成される記録領域に該当するか否かを判断する記録領域判断処理と、を実行し、記録領域判断処理において、帯電領域が記録領域に該当すると判断した場合に、記録媒体をさらに除電する必要があると判断し、帯電領域が記録領域に該当しないと判断した場合に、記録媒体をさらに除電する必要がないと判断することが好ましい。
帯電領域が記録領域に該当しない場合には、帯電領域が記録領域に該当する場合に比べ、画像記録に与える影響は少ない。そのため、帯電領域が記録領域に該当しない場合には、必ずしも記録媒体にさらに除電する必要があるわけではない。
この点に関し、本構成によれば、帯電領域が記録領域に該当するか否かを考慮して、記録媒体をさらに除電する必要があるか否かを判断することができる。
この場合、イオン生成部は、それぞれがイオンを生成可能な複数の放電電極を有し、制御部は、除電処理において、複数の放電電極のうち、記録部により画像が形成される記録領域を相対的に通過する放電電極がイオンを生成し、記録領域を相対的に通過しない放電電極がイオンを生成しないように、電圧が供給される放電電極を選択することが好ましい。
記録領域以外の領域が帯電している場合には、記録領域が帯電している場合に比べ、画像記録に与える影響は少ない。そのため、記録領域以外の領域が帯電している場合には、必ずしも記録媒体にさらに除電する必要があるわけではない。
この点に関し、本構成によれば、複数の放電電極のうち、除電の必要が高い記録領域を相対的に通過する放電電極のみ、イオンを生成する。このため、イオン生成部を効率良く作動させることができる。
本発明の一実施形態に係る記録装置の斜視図である。 記録部の正面図である。 Y軸移動部を示す断面図である。 記録装置の模式図であって、(a)は記録部が待機位置に位置する状態の図、(b)は記録部が待機位置から記録開始位置へ移動した状態の図、(c)は記録部が記録開始位置から待機位置へ向けて移動する状態の図である。 記録部に設けられたイオナイザーの正面図である。 記録装置の制御系を示すブロック図である。 制御部が実行する一連の処理を示すフローチャートである。 制御部が第1除電処理の後、記録処理を実行する場合に、各部の動作を示す図である。 制御部が第2除電処理の後、記録処理を実行する場合に、各部の動作を示す図である。 他の実施形態に係る記録装置の模式図であって、(a)は記録部が待機位置に位置する状態の図、(b)は記録部が待機位置から記録開始位置へ移動した状態の図である。
以下、添付の図面を参照し、本発明の一実施形態に係る記録装置について説明する。この記録装置は、紫外線硬化型インク(以下「UVインク」という。)をインクジェット方式で吐出することにより、記録媒体に所望の画像を形成するものである。記録媒体としては、例えば、厚紙、プラスチック板、ガラス板、セラミック板などが用いられる。
なお、以下では、図に示した「上」「下」「左」「右」「前」「後」を用いて説明するが、これらの方向は説明の便宜上のものであり、本発明の実施に関しては、これらの方向に限定されることはない。また、左右方向を「X軸方向」ともいい、前後方向を「Y軸方向」ともいう。
図1に示すように、記録装置1は、いわゆるフラットベッドタイプのものである。記録装置1は、記録媒体M(図4参照)が載置されるステージ部2と、ステージ部2に載置された記録媒体Mに対し、Y軸方向(前後方向)に間欠移動しながら記録を行う記録部3とを備えている。また、記録装置1は、ステージ部2の下方に設けられ、記録部3をY軸方向に移動させるY軸移動部4(図3参照)と、記録部3の前方に設けられたイオナイザー5(図5参照)と、イオナイザー5の下方に設けられた表面電位測定部6(図4参照)とを備えている。
なお、イオナイザー5は、特許請求の範囲における「イオン生成部」の一例である。また、Y軸移動部4は、特許請求の範囲における「移動部」の一例である。
ステージ部2の上面には、複数の吸引孔(図示省略)が縦横に設けられている。ステージ部2は、吸引孔に吸引力を付与するファン7を有し、上面に載置された記録媒体Mを、吸引孔を通じて吸引する。ステージ部2に載置された記録媒体Mは、例えば、載置される際にステージ部2の上面と擦られることなどにより、帯電している場合がある。なお、ステージ部2の前端部には、操作パネル8が設けられている。
図2に示すように、記録部3は、記録ユニット11と、記録ユニット11をX軸方向(左右方向)に移動させるX軸移動部12と、ステージ部2の上下左右を囲うように設けられた方形状のフレーム部13と、フレーム部13に組み込まれた左右2つの昇降移動部14と、これらを覆ったカバー15(図1参照)とを備えている。
記録ユニット11は、インク吐出部16と、インク吐出部16の左右に設けられた紫外線照射部17とを備えている。インク吐出部16は、ステージ部2に載置された記録媒体Mに対して、UVインクを吐出する。インク吐出部16は、図示しないが、UVインクを吐出するインクジェットヘッド(図示省略)を搭載し、インクジェットヘッドには、インクタンクからインク供給チューブを介してUVインクが供給される。各紫外線照射部17は、記録媒体Mに着弾したUVインクに対して、紫外線を照射する。インク吐出部16から吐出され、記録媒体Mに着弾したUVインクは、各紫外線照射部17から照射された紫外線により硬化し、記録媒体Mに定着する。
なお、記録ユニット11は、記録部3において、記録部3の往復移動方向の一方側つまり前側に寄せて設けられている(図4参照)。
X軸移動部12は、モーター駆動のX軸移動機構18と、記録ユニット11のX軸方向への移動をガイドする上下2本のX軸ガイド21とを備えている。X軸移動機構18は、記録ユニット11が連結されたタイミングベルト19を有する。タイミングベルト19がX軸方向に正逆走行することで、記録ユニット11が、X軸ガイド21にガイドされながら、X軸方向に往復移動する。
フレーム部13は、ステージ部2上を横断するように左右に延在する横架フレーム22と、横架フレーム22を支持する左右2本のサイドフレーム23と、ステージ部2の下方でサイドフレーム23同士を連結する連結フレーム24とを備えている。横架フレーム22には、X軸移動部12が取り付けられている。また、連結フレーム24は、後述するY軸移動部4のナット部材28(図3参照)と連結されている。
左右の昇降移動部14は、連結フレーム24に対し、各サイドフレーム23を昇降させる。これにより、横架フレーム22およびX軸移動部12を介して、記録ユニット11が昇降すると、ステージ部2に対して、インクジェットヘッドが離接する。すなわち、昇降移動部14により、ステージ部2に載置された記録媒体Mと、インクジェットヘッドとのギャップを調整することができる。
図3に示すように、Y軸移動部4は、モーター駆動のY軸移動機構25と、左右2つのY軸ガイド26とを備えている。Y軸移動機構25は、Y軸方向に延在するボールネジ27と、ボールネジ27に螺合すると共に、上記の連結フレーム24に連結されたナット部材28とを備えている。各Y軸ガイド26は、リニアガイドにより構成されており、ステージ部2に対し、記録部3をY軸方向にスライド可能に支持する。ナット部材28が回転しながらボールネジ27に沿ってY軸方向に往復移動することで、記録部3が、左右のY軸ガイド26にガイドされながら、Y軸方向に往復移動する。
図4に示すように、記録部3のY軸方向における移動範囲のうち、後端が待機位置P1となり、前端が記録開始位置P2となっている。すなわち、記録部3が待機位置P1に位置した状態で、ステージ部2に記録媒体Mが載置される(図4(a)参照)。記録装置1は、パソコン等の情報処理装置(図示省略)から記録開始指示を受信すると、記録部3を待機位置P1から記録開始位置P2に移動させる(図4(b)参照)。その後、記録装置1は、記録ユニット11が、ステージ部2に載置された記録媒体Mの上面に沿って、X軸方向に移動しながら、UVインクの吐出および紫外線の照射を行う動作と、改行動作、すなわち記録部3が記録開始位置P2から待機位置P1に向けて移動する動作と、を交互に行う(図4(c)参照)。これにより、記録装置1は、記録媒体Mに対して、所望の画像を形成する。
なお、以下では、記録部3の待機位置P1から記録開始位置P2への移動を「往動」ともいい、記録部3の記録開始位置P2から待機位置P1への移動を「復動」ともいう。
図5に示すように、イオナイザー5は、左右に延在するようにして、記録部3の前方に取り付けられている。イオナイザー5は、いわゆるバータイプのものである。イオナイザー5は、左右に延在する細長い略直方体状のケーシング31と、ケーシング31の下面に略等間隔に設けられた複数の放電電極32とを備えている。複数の放電電極32は、最大幅の記録媒体Mの全幅に亘ってイオンを放出できるように設けられている。
イオナイザー5は、各放電電極32において、例えばパルスAC(交流)方式によりコロナ放電を行って空気及び空気中の水蒸気等の気体をイオン化し、空気中にイオンを生成する。ステージ部2に載置された記録媒体Mに対し、Y軸移動部4により記録部3を介してイオナイザー5をY軸方向に移動させることで、イオナイザー5から記録媒体Mの全域に対してイオンが放出される。詳細は後述するが、制御部40は、各放電電極32に供給する電圧を、放電電極32ごとに制御可能となっている。そのため、各放電電極32は、プラスイオンおよびマイナスイオンを交互に発生させることができるほか、プラスイオンのみ或いはマイナスイオンのみを発生させることもできる。
なお、本実施形態における「イオン」とは、原子や分子が正または負の電荷を持った状態のことだけでなく、正または負の電荷を持った状態の原子や分子そのものを含む表現である。「イオンを生成する」とは、「正または負の電荷を持った状態の原子や分子を生成する」ことを含む表現である。
図4に示すように、表面電位測定部6は、イオナイザー5に対し、下方後側に設けられた第1測定部33と、イオナイザー5に対し、下方前側に設けられた第2測定部34とを備えている。すなわち、第1測定部33は、記録部3の往動方向において、イオナイザー5に対して後方に設けられ、第2測定部34は、記録部3の復動方向において、イオナイザー5に対して後方に設けられている。そのため、記録部3が往動する際には、第1測定部33がイオナイザー5を後追いするようにして移動するため、イオナイザー5の通過により除電された記録媒体Mの表面電位を、第1測定部33により測定することができる。また、記録部3が復動する際には、第2測定部34がイオナイザー5を後追いするようにして移動するため、イオナイザー5の通過により除電された記録媒体Mの表面電位を、第2測定部34により測定することができる。
なお、本実施形態における「除電」とは、除電対象物の除電後の帯電量(表面電位や放電電荷量等)が、完全に0となることだけではなく、除電前に比べて帯電量が減少していることを含む表現である。
第1測定部33および第2測定部34は、それぞれ、3つの表面電位計35を備えている(図8参照)。3つの表面電位計35は、記録部3に対し、左右に並んで略等間隔に設けられている。ステージ部2に載置された記録媒体Mに対し、Y軸移動部4により記録部3を介して3つの表面電位計35をY軸方向に移動させることで、記録媒体MのX軸方向における3箇所において、Y軸方向における表面電位分布が測定される。なお、表面電位計35の台数は任意である。
図6を参照して、記録装置1の制御系について説明する。記録装置1は、X軸移動部12と、Y軸移動部4と、昇降移動部14と、インク吐出部16と、イオナイザー5と、表面電位測定部6と、制御部40とを備えている。また、記録装置1は、X軸移動部12を駆動するX軸ドライバー41と、Y軸移動部4を駆動するY軸ドライバー42と、昇降移動部14を駆動する昇降ドライバー43と、インク吐出部16を駆動する吐出ドライバー44とを備えている。さらに、記録装置1は、記憶部45を備えている。記憶部45には、記録媒体Mの表面電位の基準となる基準表面電位が記憶されている。
制御部40は、表面電位計35から出力された測定結果に基づいて、後述する各処理を実行し、X軸ドライバー41、Y軸ドライバー42、昇降ドライバー43および吐出ドライバー44に対し、制御信号を出力する。X軸ドライバー41、Y軸ドライバー42、昇降ドライバー43および吐出ドライバー44は、制御部40からの制御信号に基づいて、X軸移動部12、Y軸移動部4、昇降移動部14およびインク吐出部16を駆動する。
イオナイザー5は、複数の放電電極32と、各放電電極32に高電圧を供給する複数の高電圧発生部46とを備えている。各高電圧発生部46は、図示しないが、正の高電圧発生回路と、負の高電圧発生回路とを備えている。正負の高電圧発生回路から各放電電極32に高電圧パルスが交互に供給され、各放電電極32はプラスイオンおよびマイナスイオンを交互に生成する。各高電圧発生部46は、制御部40からの制御信号により、正負のパルス幅が制御された高電圧パルスを放電電極32に出力する。これにより、各放電電極32は、プラスイオンおよびマイナスイオンの一方を他方より多く発生させることができ、さらには、プラスイオンのみ或いはマイナスイオンのみを発生させることもできる。なお、各放電電極32がプラスイオンおよびマイナスイオンを発生させる周波数を変更可能であることは、いうまでもない。
図7を参照して、制御部40が実行する一連の処理について説明する。
まず、制御部40は、情報処理装置から記録データおよび記録開始指示を受信する(S1)。
続いて、制御部40は、電極選択処理を実行する(S2)。すなわち、制御部40は、記録データに基づいて、画像が記録される記録媒体Mの記録領域B(図8参照)を把握する。そして、制御部40は、記録領域Bを通過する放電電極32がイオンを生成し、記録領域Bを通過しない放電電極32がイオンを生成しないように、高電圧が供給される放電電極32を選択する。制御部40により選択された放電電極32に対し、高電圧が供給され、選択された放電電極32が、イオンを生成する。
続いて、制御部40は、第1除電処理を実行する(S3)。第1除電処理では、制御部40は、Y軸移動部4を駆動して、待機位置P1に位置している記録部3を、記録開始位置P2に向けてY軸方向に往動させる。これにより、イオナイザー5が、記録媒体Mの上面に沿って、Y軸方向に移動し、記録媒体Mの記録領域Bが除電される。この第1回目の第1除電処理においては、制御部40は、選択した各放電電極32から、プラスイオンおよびマイナスイオンを交互に生成させる。
なお、第1回目の第1除電処理においては、記録部3が往動する間に、記録部3に設けたフォトセンサー等を用いて、記録媒体M上の障害物の有無を検査するようにしてもよい。
制御部40は、第1除電処理により除電された記録媒体Mの表面電位分布の測定結果を、第1測定部33から受信する(S4)。
続いて、制御部40は、第1帯電領域判断処理を実行する(S5)。すなわち、制御部40は、受信した記録媒体Mの表面電位分布の測定結果に基づいて、記録媒体Mに、基準表面電位を超える表面電位を有する領域である帯電領域A(図8参照)があるか否かを判断する。
制御部40が、第1帯電領域判断処理において、帯電領域Aがあると判断した場合(S5;Yes)、制御部40は、第1記録領域判断処理を実行する(S6)。すなわち、制御部40は、上述したように記録データから把握した記録領域Bに基づいて、帯電領域Aが、記録領域Bに該当するか否かを判断する。
制御部40が、第1記録領域判断処理において、帯電領域Aが記録領域Bに該当すると判断した場合(S6;Yes)、つまり、記録媒体Mをさらに除電する必要があると判断した場合、第2除電処理を実行する(S7)。第2除電処理では、制御部40は、Y軸移動部4を駆動して、記録開始位置P2に位置している記録部3を、待機位置P1に向けてY軸方向に復動させる。これにより、イオナイザー5が、記録媒体Mの上面に沿って、Y軸方向に移動し、記録媒体Mの記録領域Bが除電される。この第2除電処理以降においては、制御部40は、選択した各放電電極32から、第1除電処理により除電された記録媒体Mの表面電位とは反対の極性のイオンのみを生成させる。このため、記録媒体Mを効率良く除電することができる。
なお、3つの表面電位計35のうち、一部の表面電位計35からは、対応する記録媒体Mの領域が、第1除電処理により十分に除電が為されている旨の測定結果が得られた場合には、その表面電位計35に対応する位置に設けられた放電電極32からは、記録媒体Mを逆帯電させることを防止すべく、プラスイオンおよびマイナスイオンを生成するようにすることが好ましい。
制御部40は、第2除電処理により除電された記録媒体Mの表面電位分布の測定結果を、第2測定部34から受信する(S8)。
続いて、制御部40は、第2帯電領域判断処理を実行する(S9)。すなわち、制御部40は、受信した記録媒体Mの表面電位分布の測定結果に基づいて、記録媒体Mに、基準表面電位を超える表面電位を有する領域である帯電領域Aがあるか否かを判断する。
制御部40が、第2帯電領域判断処理において、帯電領域Aがあると判断した場合(S9;Yes)、制御部40は、第2記録領域判断処理を実行する(S10)。すなわち、制御部40は、上述したように記録データから把握した記録領域Bに基づいて、帯電領域Aが、記録領域Bに該当するか否かを判断する。
制御部40が、第2記録領域判断処理において、帯電領域Aが記録領域Bに該当すると判断した場合(S10;Yes)、つまり、記録媒体Mをさらに除電する必要があると判断した場合、再び第1除電処理を実行する(S3)。以下、制御部40は、第1帯電領域判断処理において帯電領域Aがあると判断し(S5;Yes)且つ第1記録領域判断処理において帯電領域Aが記録領域Bに該当すると判断し(S6;Yes)、また、第2帯電領域判断処理において帯電領域Aがあると判断し(S9;Yes)且つ第2記録領域判断処理において帯電領域Aが記録領域Bに該当すると判断する(S10;Yes)限り、第1除電処理(S3)から第2記録領域判断処理(S10)までの処理を繰り返し実行する。これにより、制御部40が記録処理を実行する前に、記録媒体Mが確実に除電される。したがって、確実に除電された記録媒体Mに対して、記録部3が画像を記録することができる。
一方、制御部40が、第1帯電領域判断処理において帯電領域Aがないと判断した場合(S5;No)、或いは、第1記録領域判断処理において帯電領域Aが記録領域Bに該当しないと判断した場合(S6;No)、つまり、記録媒体Mをさらに除電する必要がないと判断した場合、制御部40は、記録処理を実行する(S12)。
また、制御部40が、第2帯電領域判断処理において帯電領域Aがないと判断した場合(S9;No)、或いは、第1記録領域判断処理において帯電領域Aが記録領域Bに該当しないと判断した場合(S10;No)、つまり、記録媒体Mをさらに除電する必要がないと判断した場合、制御部40は、上記の第2除電処理により待機位置P1に位置している記録部3を、記録開始位置P2に移動させた上で(S11)、記録処理を実行する(S12)。
続いて、図7を参照しつつ、図8および図9従って、上述した制御部40の一連の処理による各部の動作を、より具体的に説明する。
まず、制御部40が、記録データおよび記録開始指示を受信した後(S1)、選択処理を実行する(S2)。これにより、記録領域Bを通過する放電電極32が選択され、選択された放電電極32がイオンを生成する(図8(a)参照)。
なお、図8および図9では、イオンを生成する放電電極32を黒丸で示し、イオンを生成しない放電電極32を白丸で示す。
続いて、制御部40が第1除電処理を実行する(S3)。これにより、イオナイザー5がプラスイオンおよびマイナスイオンを生成しながら、記録部3が往動する(図8(b)参照)。
続いて、制御部が表面電位の測定結果を受信する(S4)。ここでは、プラスに帯電した帯電領域Aが存在したが、その帯電領域Aは、記録領域Bに該当していなかったものとする(図8(c)参照)。
この場合、制御部40は、第1帯電領域判断処理において帯電領域Aがあると判断し(S5;Yes)、さらに、第1記録領域判断処理において帯電領域Aが記録領域Bに該当しないと判断する(S6;No)。そのため、制御部40は、記録処理を実行する(S12)。これにより、記録装置1は、上述したように、記録ユニット11が、ステージ部2に載置された記録媒体Mの上面に沿って、X軸方向に移動しながら、UVインクの吐出および紫外線の照射を行う動作と、記録部3が記録開始位置P2から待機位置P1に向けて移動する動作と、を交互に行い、記録媒体Mに対して、所望の画像を形成する(図8(d)参照)。このように、多くの場合、第1除電処理を行うだけで、記録媒体Mが十分に除電されるが、この場合、第1除電処理により記録部3が記録開始位置P2に移動しているため、記録処理を即座に開始することができる。
一方、上記と同様に、制御部40が電極選択処理および第1除電処理を実行した後(図9(a)(b)参照)、表面電位の測定結果を受信したところ、プラスに帯電した帯電領域Aが複数存在し、それらの帯電領域Aは、記録領域Bに該当していたものとする(図9(c)参照)。
この場合、制御部40は、第1帯電領域判断処理において帯電領域Aがあると判断し(S5;Yes)、さらに、第1記録領域判断処理において帯電領域Aが記録領域Bに該当すると判断する(S6;Yes)。そのため、制御部40は、第2除電処理を実行する(S7)。これにより、イオナイザー5がマイナスイオンのみを生成しながら、記録部3が復動する(図9(d)参照)。
なお、ここで、記録部3が待機位置P1まで移動することなく、最後方の帯電領域Aの位置まで移動したら、記録開始位置P2に戻るようにしてもよい。
続いて、制御部が表面電位の測定結果を受信する(S8)。ここでは、帯電領域Aが存在しなかったものとする(図9(e)参照)。
この場合、制御部40は、第2帯電領域判断処理において帯電領域Aがないと判断する(S9;No)。そのため、制御部40は、記録部3を記録開始位置P2へ移動させた後(図9(f)参照)、記録処理を実行する(S12、図9(g)参照)。
以上、本実施形態の記録装置によれば、イオナイザー5の移動を一度行っただけでは、記録媒体Mが十分に除電されない場合にも、制御部40が、第1除電処理により除電された記録媒体Mの表面電位の測定結果に基づいて、記録媒体Mをさらに除電する必要があるか否かを判断することで、その旨を把握することができる。そのため、記録媒体Mが十分に除電されないまま、記録媒体Mに画像が記録されることを回避することができる。したがって、記録媒体Mにインクミストが付着するなど、画像品質が劣ることを抑制することができる。
なお、本実施形態では、イオナイザー5を、記録部3の前方に設けた構成であるが、これに限定されるものではなく、記録部3の後方に設けた構成(図10参照)であってもよい。もっとも、イオナイザー5が、記録部3に対し、インク吐出部16と同じ前側に寄せて設けられている場合には、イオナイザー5が、記録部3に対し、インク吐出部16とは反対側に寄せて設けられている場合に比べ、イオナイザー5がインク吐出部16の近くに設けられる。このため、イオナイザー5が生成したイオンにより、インク吐出部16の周辺も除電されることが期待できる。もちろん、イオナイザー5を、記録部3の前方および後方にそれぞれ設けた構成であってもよい。
本実施形態では、イオナイザー5を、Y軸移動部4により、記録部3を介して、記録媒体Mの上面に沿って移動させる構成であるが、これに限定されるものではなく、例えば、イオナイザー5を記録部3から独立して設け、Y軸移動部4とは別に、イオナイザー5を記録媒体Mの上面に沿って移動させる構成であってもよい。
本実施形態では、表面電位測定部6が記録部3に設けられた構成であるが、これに限定されるものではなく、例えば、表面電位測定部6がステージ部2に固定された構成であってもよい。
なお、本実施形態における制御部40は、記録媒体Mをさらに除電する必要があるか否かの判断を、例えば、記録媒体Mの表面電位の測定値が、基準表面電位を超えているか否かにより判断する。制御部40が、記録媒体Mをさらに除電する必要があると判断した場合には、制御部40は、例えば、除電処理を再度実行してもよく、或いは、ディスプレイ等の報知部に記録媒体Mが除電不足である旨を報知させる処理を実行してよい。この場合、除電不足の報知に応じて、例えば、オペレーターが、スプレー式のイオナイザー等を用いて、記録媒体Mを除電することが可能である。
移動部は、記録媒体に対して、イオン生成部を移動させる構成であってもよく、イオン生成部に対して、記録媒体を移動させる構成であってもよく、記録媒体およびイオン生成部の双方を移動させる構成であってもよい。
記録部としては、特に限定されるものではないが、例えば、インクジェット方式により画像を記録するものを用いることができる。この場合、インクを吐出するインクジェットヘッドを、記録媒体に対して略直交する2方向に相対移動させるシリアル方式のものでもよく、インクジェットヘッドを記録媒体に対して1方向に相対移動させるライン方式のものでもよい。インクとしては、例えば、一般的な水性インクや油性インクのほか、X線、紫外線、可視光線、赤外線等の照射により硬化する電磁波硬化型インクを用いることができる。
また、イオン生成部としては、例えば、イオナイザーを用いることができる。イオナイザーとしては、コロナ放電式、X線照射式など、各種方式のものを用いることができる。

1:記録装置、3:記録部、5:イオナイザー、6:表面電位測定部、40:制御部、M:記録媒体

Claims (10)

  1. 記録媒体に対して画像を記録する記録部と、
    気体中にイオンを生成するイオン生成部と、
    前記イオン生成部を、前記記録媒体の一の面に沿って相対的に移動させる移動部と、
    前記記録媒体の表面電位を測定する表面電位測定部と、
    前記記録部に前記記録媒体に対して画像を記録させる記録処理と、前記移動部に前記イオン生成部を相対移動させる除電処理と、前記記録媒体の表面電位の測定結果に基づいて、前記記録媒体をさらに除電する必要があるか否かを判断する判断処理と、を実行する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記記録処理に先立って、第1の前記除電処理を実行し、前記第1の除電処理により除電された前記記録媒体の表面電位の測定結果に基づいて、前記判断処理を実行することを特徴とする記録装置。
  2. 前記制御部は、前記判断処理において前記記録媒体をさらに除電する必要があると判断した場合に、前記記録処理に先立って、第2の前記除電処理を実行し、前記判断処理において前記記録媒体をさらに除電する必要がないと判断した場合に、前記第2の除電処理を実行することなく、前記記録処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記制御部は、前記判断処理において前記記録媒体をさらに除電する必要がないと判断するまで、前記記録処理に先立って、前記除電処理と前記判断処理とを繰り返し行うことを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
  4. 前記制御部は、前記第2の除電処理において、前記イオン生成部を制御して、前記第1の除電処理により除電された前記記録媒体の表面電位とは反対の極性のイオンを生成させることを特徴とする請求項2または3に記載の記録装置。
  5. 前記イオン生成部は、前記記録部に設けられ、
    前記移動部は、前記記録部を介して、前記イオン生成部を相対移動させ、
    前記制御部は、前記移動部に前記記録部を待機位置から記録開始位置に往動させることで、前記第1の除電処理を実行し、前記移動部に前記記録部を前記待機位置から前記記録開始位置に復動させることで、前記第2の除電処理を実行することを特徴とする請求項2ないし4のいずれか一項に記載の記録装置。
  6. 前記記録部は、前記記録媒体に対してインクを吐出するインク吐出部、を有し、
    前記インク吐出部は、前記記録部において、前記記録部の往復移動方向の一方側に寄せて設けられ、
    前記イオン生成部は、前記記録部に対し、前記インク吐出部と同じ側に寄せて設けられていることを特徴とする請求項5に記載の記録装置。
  7. 前記表面電位測定部は、前記記録部に設けられ、
    前記表面電位測定部は、前記記録部の往動方向において、前記イオン生成部に対して後方に設けられた第1測定部と、前記記録部の復動方向において、前記イオン生成部に対して後方に設けられた第2測定部と、を有することを特徴とする請求項5または6に記載の記録装置。
  8. 前記表面電位測定部は、前記記録媒体の表面電位分布を測定し、
    前記制御部は、前記判断処理において、前記記録媒体の表面電位分布の測定結果に基づいて、前記記録媒体に、基準表面電位を超える表面電位を有する帯電領域があるか否かを判断する帯電領域判断処理と、前記帯電領域判断処理において前記帯電領域があると判断した場合に、前記帯電領域が前記記録部により画像が形成される記録領域に該当するか否かを判断する記録領域判断処理と、を実行し、前記記録領域判断処理において、前記帯電領域が前記記録領域に該当すると判断した場合に、前記記録媒体をさらに除電する必要があると判断し、前記帯電領域が前記記録領域に該当しないと判断した場合に、前記記録媒体をさらに除電する必要がないと判断することを特徴とする請求項1ないし7のいずれか一項に記載の記録装置。
  9. 前記イオン生成部は、それぞれがイオンを生成可能な複数の放電電極を有し、
    前記制御部は、前記除電処理において、前記複数の放電電極のうち、前記記録部により画像が形成される記録領域を相対的に通過する前記放電電極がイオンを生成し、前記記録領域を相対的に通過しない前記放電電極がイオンを生成しないように、電圧が供給される前記放電電極を選択することを特徴とする請求項1ないし8のいずれか一項に記載の記録装置。
  10. 記録部が記録媒体に対して画像を記録する前に、気体中にイオンを生成するイオン生成部が、前記記録媒体の一の面に沿って相対的に移動し、
    制御部が、前記イオン生成部の相対移動により除電された前記記録媒体の表面電位の測定結果に基づいて、前記記録媒体をさらに除電する必要があるか否かを判断することを特徴とする記録装置における媒体除電方法。
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