JP2013090532A - ブラシレスモータ - Google Patents

ブラシレスモータ Download PDF

Info

Publication number
JP2013090532A
JP2013090532A JP2011231652A JP2011231652A JP2013090532A JP 2013090532 A JP2013090532 A JP 2013090532A JP 2011231652 A JP2011231652 A JP 2011231652A JP 2011231652 A JP2011231652 A JP 2011231652A JP 2013090532 A JP2013090532 A JP 2013090532A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor case
brushless motor
housing member
motor
bottom wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2011231652A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013090532A5 (ja
Inventor
Hirotatsu Ikeno
弘達 池野
Atsushi Okamoto
敦志 岡本
Yuya Ogawa
佑弥 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsuba Corp
Original Assignee
Mitsuba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsuba Corp filed Critical Mitsuba Corp
Priority to JP2011231652A priority Critical patent/JP2013090532A/ja
Priority to DE102012109863A priority patent/DE102012109863A1/de
Priority to US13/654,560 priority patent/US20130099609A1/en
Priority to CN2012104007621A priority patent/CN103066787A/zh
Publication of JP2013090532A publication Critical patent/JP2013090532A/ja
Publication of JP2013090532A5 publication Critical patent/JP2013090532A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K29/00Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices
    • H02K29/06Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices with position sensing devices
    • H02K29/08Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices with position sensing devices using magnetic effect devices, e.g. Hall-plates, magneto-resistors
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K11/00Structural association of dynamo-electric machines with electric components or with devices for shielding, monitoring or protection
    • H02K11/30Structural association with control circuits or drive circuits
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K11/00Structural association of dynamo-electric machines with electric components or with devices for shielding, monitoring or protection
    • H02K11/30Structural association with control circuits or drive circuits
    • H02K11/33Drive circuits, e.g. power electronics
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K5/00Casings; Enclosures; Supports
    • H02K5/04Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
    • H02K5/10Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof with arrangements for protection from ingress, e.g. water or fingers

Abstract

【課題】制御装置の放熱性確保はもちろんのこと、モータケースに制御装置を収容する収容部材を連結する構造であっても、製造工程を簡素化しつつ製造コストを低減し、さらには小型化・軽量化を図る。
【解決手段】鋼板をプレス成形して筒状に形成し、内部にステータコア42を固定したモータケース41を設け、モータケース41の軸方向一側に、ロータ45に固定される回転軸46の先端側を回転自在に支持するブラケット48を設け、モータケース41の軸方向他側に、ロータ45を駆動制御する制御装置52を収容し、有底筒状に形成されたアルミニウム製の収容部材51を設け、制御装置52は、収容部材51の底部51b側に配置されるパワー系基板53と、収容部材51の開口側に配置される制御系基板54とを備え、パワー系基板53に、収容部材51に接触するよう半導体スイッチング素子SWを配置した。
【選択図】図2

Description

本発明は、ステータコアと、ステータコア内で回転するロータとを備え、特に車載用の駆動源として用いて好適なブラシレスモータに関する。
従来、自動車等の車両には、電動パワーステアリング装置(EPS)が搭載され、この電動パワーステアリング装置は、運転者によるステアリングホイールの操舵をアシストするようになっている。電動パワーステアリング装置は、駆動源として制御性能に優れたブラシレスモータを採用しており、これにより、ブラシレスモータをステアリングホイールの操舵角に応じて正逆方向に精度良く制御することで、運転者に対して適度な操作フィーリングを与えられるようにしている。このような電動パワーステアリング装置の駆動源として採用されるブラシレスモータとしては、例えば、特許文献1に記載された技術が知られている。
特許文献1に記載された電動モータ(ブラシレスモータ)は、筒状に形成されたアルミニウム製のモータハウジング(モータケース)を備え、当該モータハウジングの内部には固定子(ステータコア)が固定されている。また、固定子の内側には出力軸(回転軸)を有する回転子(ロータ)が回転自在に設けられている。固定子には、インシュレータを介してU,VおよびWの3相の電機子巻線(コイル)が巻回され、これら3相の電機子巻線に交互に駆動電流を供給することで、回転子(出力軸)が正方向または逆方向に回転するようになっている。
モータハウジングの後端側には、大電流基板を介してアルミニウム製のカバー(収容部材)が取り付け固定され、当該カバーの内部には絶縁多層基板(制御装置)が収容されている。大電流基板には半導体スイッチング素子や導電板等が実装され、絶縁多層基板にはパワー回路の構成部品の一部である半導体スイッチング素子や電界コンデンサやシャント抵抗等の電子部品が実装されている。
特開2008−174097号公報(図1,図2)
しかしながら、上述の特許文献1に記載された技術によれば、モータケースおよび収容部材のそれぞれをアルミニウム製としているため、収容部材に収容した制御装置の放熱性には優れるものの、モータケースや収容部材を鋳造成形した後に、モータケースの内周面(ステータコアの固定部)や、互いに突き合わせられる当接面等を研削し、これにより正規の寸法とする寸法出し作業(二次作業)が必要となる。したがって、製造工程の煩雑化を招くばかりか製造コストが高くなるという問題を生じ、さらにはモータケースや収容部材を肉厚とせざるを得ず、モータの体積が増加するという問題も生じ得る。
本発明の目的は、制御装置の放熱性確保はもちろんのこと、モータケースに制御装置を収容する収容部材を連結する構造であっても、製造工程を簡素化しつつ製造コストを低減でき、さらには小型化・軽量化を図ることが可能なブラシレスモータを提供することにある。
本発明のブラシレスモータは、ステータコアと、前記ステータコア内で回転するロータとを備えたブラシレスモータであって、鋼板をプレス成形して筒状に形成され、内部に前記ステータコアが固定されるモータケースと、前記モータケースの軸方向一側に設けられ、前記ロータに固定される回転軸の先端側を回転自在に支持する支持部材と、前記モータケースの軸方向他側に設けられ、前記ロータを駆動制御する制御装置を収容し、有底筒状に形成されたアルミニウム製の収容部材とを有し、前記制御装置は、前記収容部材の底部側に配置されるパワー系基板と、前記収容部材の開口側に配置される制御系基板とを備え、前記パワー系基板に、前記収容部材に接触するようパワー系電子部品を配置することを特徴とする。
本発明のブラシレスモータは、前記モータケースの軸方向他側に底壁を一体に設け、前記底壁に前記回転軸の基端側が貫通する貫通孔を設け、前記貫通孔から延出された前記回転軸の基端側に、前記回転軸の回転を検出する磁気式回転センサを配置することを特徴とする。
本発明のブラシレスモータは、前記モータケースに前記回転軸の基端側を回転自在に支持する軸受が装着される軸受支持部を設け、前記底壁から軸方向一側にオフセットするよう前記底壁と前記軸受支持部とで形成された円柱状空間を設け、前記磁気式回転センサを構成するセンサマグネット部を前記円柱状空間内に配置することを特徴とする。
本発明のブラシレスモータは、前記ステータコアと前記底壁との間に形成される環状空間に前記ステータコアに巻回されるコイルの端部が接続される集電装置を設け、前記底壁に部分的に形成された底穴を介して前記集電装置と前記制御装置とを電気的に接続することを特徴とする。
本発明のブラシレスモータは、前記モータケースと前記収容部材との間に、前記モータケースと前記収容部材とを連結する印籠嵌合部を設け、前記印籠嵌合部の外側と内側とを結ぶ経路をラビリンス形状に形成することを特徴とする。
本発明のブラシレスモータは、前記印籠嵌合部の外側と内側とを結ぶ経路にシール部材を配置した状態のもとで、前記モータケースと前記収容部材とを連結することを特徴とする。
本発明のブラシレスモータは、前記モータケースの前記収容部材寄りの外周面に、前記収容部材に設けた収容部材側固定部に固定されるモータケース側固定部を固着することを特徴とする。
本発明のブラシレスモータは、前記ブラシレスモータは、電動パワーステアリング装置の駆動源であることを特徴とする。
本発明のブラシレスモータによれば、鋼板をプレス成形して筒状に形成し、内部にステータコアを固定したモータケースを設け、モータケースの軸方向一側に、ロータに固定される回転軸の先端側を回転自在に支持する支持部材を設け、モータケースの軸方向他側に、ロータを駆動制御する制御装置を収容し、有底筒状に形成されたアルミニウム製の収容部材を設け、制御装置は、収容部材の底部側に配置されるパワー系基板と、収容部材の開口側に配置される制御系基板とを備え、パワー系基板に、収容部材に接触するようパワー系電子部品を配置する。これにより、ブラシレスモータを、鋼板を筒状にプレス成形したモータケースと、有底筒状に形成されたアルミニウム製の収容部材とで形成できる。したがって、制御装置の放熱性を充分に確保することができるとともに、従前のアルミニウム製のモータケースに比して、寸法出し作業(二次作業)が不要になる等、製造工程を簡素化しつつ製造コストを低減できる。また、肉厚とせざるを得ない従前のアルミニウム製のモータケースに比して、鋼板を用いるのでモータケースを薄肉化することができ、ひいてはブラシレスモータの小型化・軽量化を図ることができる。
本発明のブラシレスモータによれば、モータケースの軸方向他側に底壁を一体に設け、底壁に回転軸の基端側が貫通する貫通孔を設け、貫通孔から延出された回転軸の基端側に、回転軸の回転を検出する磁気式回転センサを配置するので、鋼板の底壁(磁性材料)によって、ブラシレスモータの駆動時に発生する磁気の外部への漏洩を遮断することができる。これにより、磁気式回転センサの誤作動を確実に防止し、磁気式回転センサの検出精度が低下するのを抑制できる。
本発明のブラシレスモータによれば、モータケースに回転軸の基端側を回転自在に支持する軸受が装着される軸受支持部を設け、底壁から軸方向一側にオフセットするよう底壁と軸受支持部とで形成された円柱状空間を設け、磁気式回転センサを構成するセンサマグネット部を円柱状空間内に配置するので、モータケースと収容部材とを連結するときに、収容部材とセンサマグネット部とが不用意に接触することを抑制でき、ひいてはセンサマグネット部の脱落等を未然に防ぐことができる。また、ブラシレスモータを形成するモータケース側の軸方向最大突出部の寸法を小さくすることができる。
本発明のブラシレスモータによれば、ステータコアと底壁との間に形成される環状空間にステータコアに巻回されるコイルの端部が接続される集電装置を設け、底壁に部分的に形成された底穴を介して集電装置と制御装置とを電気的に接続するので、ブラシレスモータを組み立てる際に、収容部材をモータケースに被せるようにすることで、集電装置と制御装置との電気的接続を容易に行うことができる。
本発明のブラシレスモータによれば、モータケースと収容部材との間に、モータケースと収容部材とを連結する印籠嵌合部を設け、印籠嵌合部の外側と内側とを結ぶ経路をラビリンス形状に形成するので、印籠嵌合部の外側と内側とを結ぶ経路を迷路状のジグザグ形状にでき、雨水や塵埃等を浸入し難くすることができる。
本発明のブラシレスモータによれば、印籠嵌合部の外側と内側とを結ぶ経路にシール部材を配置した状態のもとで、モータケースと収容部材とを連結するので、ラビリンス形状とシール部材とによって、より充分なシール性を確保することができる。
本発明のブラシレスモータによれば、モータケースの収容部材寄りの外周面に、収容部材に設けた収容部材側固定部に固定されるモータケース側固定部を固着するので、モータケースの軸方向他側に制御装置を収容した収容部材の固定を強固なものとすることができる。
本発明のブラシレスモータによれば、ブラシレスモータを電動パワーステアリング装置の駆動源として用いるので、低騒音,低振動,低コスト化や軽量化が求められる電動パワーステアリング装置にも対応可能となる。これにより、低価格かつ低燃費が必須の軽自動車等にも容易に搭載することができる。
本発明に係るブラシレスモータを備えた電動パワーステアリング装置の概要を説明する説明図である。 図1のブラシレスモータの詳細構造を示す断面図である。 図1のブラシレスモータを分解して示す分解斜視図である。 モータケース側固定部のモータケースへの固着手順を説明する説明図である。 モータケースと収容部材との連結部分を示す部分拡大断面図である。 図5の破線円A部の拡大断面図である。 モータケースと収容部材との連結手順を説明する説明図である。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明に係るブラシレスモータを備えた電動パワーステアリング装置の概要を説明する説明図を、図2は図1のブラシレスモータの詳細構造を示す断面図を、図3は図1のブラシレスモータを分解して示す分解斜視図を、図4はモータケース側固定部のモータケースへの固着手順を説明する説明図を、図5はモータケースと収容部材との連結部分を示す部分拡大断面図を、図6は図5の破線円A部の拡大断面図を、図7はモータケースと収容部材との連結手順を説明する説明図をそれぞれ表している。
図1に示すように、自動車等の車両の車体(図示せず)には、電動パワーステアリング装置10が搭載され、当該電動パワーステアリング装置10は、運転者により操作されるステアリングホイール11が連結されたステアリングシャフト12による前輪13の操舵をアシストするようになっている。電動パワーステアリング装置10は、ステアリングシャフト12の途中に設けられ、図示しない車室内の所定箇所に搭載される、所謂コラムアシスト式となっている。
ステアリングシャフト12の前輪13側(図中下方側)には、ユニバーサルジョイント14を介してピニオン15が設けられ、当該ピニオン15は、タイロッド16に一体的に形成されたラック17に噛み合わされている。なお、これらの機構は図示しないハウジング内に設置されている。これにより、ステアリングホイール11の操舵(回転運動)が、ステアリングシャフト12,ユニバーサルジョイント14,ピニオン15およびラック17を介して、タイロッド16の左右方向への移動(直線運動)に変換され、その結果、前輪13が左方向または右方向に操舵されるようになっている。
電動パワーステアリング装置10は、駆動源であるブラシレスモータ20と、当該ブラシレスモータ20の回転を減速して高トルク化する減速機構30とを備えている。ブラシレスモータ20は、モータ部40とコントローラ部50とを備え、これらのモータ部40およびコントローラ部50は、互いに機械的に連結されて一体化されている。
コントローラ部50には接続コネクタCNが設けられ、当該接続コネクタCNには、車載バッテリ18からの配線が電気的に接続されている。これにより、イグニッションスイッチ(図示せず)をオン操作することで、コントローラ部50に駆動電流が供給される。また、接続コネクタCNには、ステアリングシャフト12に設けたトルクセンサからの配線等(図示せず)も電気的に接続されている。これにより、コントローラ部50は、トルクセンサからの検出信号に基づいてブラシレスモータ20のアシスト量(回転数等)を演算し、この演算結果が反映された駆動電流をブラシレスモータ20に供給するようになっている。
減速機構30は、ブラシレスモータ20の回転軸46と後述する連結部材47により一体回転可能に設けられたウォーム31と、当該ウォーム31と噛み合ってステアリングシャフト12と一体回転するウォームホイール32とを備えている。これらのウォーム31およびウォームホイール32は、減速機ケース33内に収容され、当該減速機ケース33は、ブラシレスモータ20の支持部材としてのブラケット48に連結されている。これにより、ブラシレスモータ20の回転軸46の回転が減速されて高トルク化され、ウォームホイール32を介してステアリングシャフト12に伝達される。
図2に示すように、ブラシレスモータ20を形成するモータ部40は、磁性材料である鋼板をプレス成形(深絞り成形)することで、有底筒状に形成されたモータケース41を備えている。モータケース41は、本体筒部41a,第1底壁(底壁)41b,第2底壁(底壁)41c,第3底壁(底壁)41dおよび第4底壁(底壁)41eを備えており、本体筒部41aの軸方向一側(図中下側)は開口されている。一方、本体筒部41aの軸方向他側(図中上側)は、各底壁41b,41c,41d,41eによって閉塞されている。また、第3,第4底壁41d,41eによって、後述する第2軸受B2の軸受支持部BSが形成されており、この軸受支持部BSは第1底壁41bよりもモータケース41の開口側に配置されており、これによりモータケース41の第1底壁41b側の内面側には、環状空間ASが形成されている。
本体筒部41aの内部には、円環状に形成されたステータコア42が固定されており、当該ステータコア42には、プラスチック等の非磁性体よりなるインシュレータ42aを介して、U,VおよびW相のコイル42bが所定の巻き方および巻数でそれぞれ巻回されている。
ステータコア42と第1底壁41bとの間、つまり環状空間ASには、ステータコア42と同様に円環状に形成された集電装置としてのバスバーユニット43が設けられ、当該バスバーユニット43の内部には、複数の導電板Pがインサート成形により埋設されている。各導電板Pの一端側には、U,VおよびW相のコイル42bの端部がそれぞれ電気的に接続され、各導電板Pの他端側には、U,VおよびW相のコイル42bに対応した3つの接続端子44a(図3参照)を備えたターミナルソケット44が電気的に接続されている。
ターミナルソケット44には、各接続端子44aがインサート成形によって埋設されており、当該ターミナルソケット44は、第1底壁41bに部分的に形成された略円弧形状の底穴41f(図4参照)を貫通し、当該底穴41fに固定されている。これにより、U,VおよびW相のコイル42bと、収容部材51に収容された制御装置52とは底穴41fを介して電気的接続を容易に行うことが可能となっている。
ステータコア42の内側には、微小隙間(エアギャップ)を介してロータ45が設けられ、当該ロータ45は、U,VおよびW相のコイル42bへの駆動電流の供給により、正逆方向に回転するようになっている。ロータ45は、環状に形成された複数の永久磁石45aを積層して形成され、各永久磁石45aは、薄肉の鋼板よりなるロータケース45bによって覆われている。
ロータ45の回転中心、つまり各永久磁石45aの回転中心には、回転軸46が貫通して固定され、当該回転軸46はロータ45と一体回転するようになっている。回転軸46の先端側(図中下側)は、モータケース41の開口側を閉塞するブラケット48に設けた第1軸受B1により、回転自在に支持されている。ここで、第1軸受B1としてはボールベアリング(詳細図示せず)を用いている。
回転軸46の先端側は、ブラケット48を介してモータケース41の外部に延出されており、回転軸46のモータケース41の外部に延出した先端部分には、筒状に形成された連結部材47が嵌合固定されている。連結部材47の径方向内側には、複数の凹凸よりなるセレーション部47aが形成され、当該セレーション部47aには、ウォーム31のウォーム軸31aの基端側(図1中右側)の外周面に設けられた図示しないセレーション部が嵌合固定され、これにより回転軸46とウォーム31とが一体回転可能となっている。
回転軸46の基端側(図中上側)は、第4底壁41eに形成された貫通孔41g(図4参照)を貫通してモータケース41の外部に延出されており、回転軸46のモータケース41の外部に延出した基端部分には、磁気式回転センサSEを構成する回転方向に2極に着磁されたマグネットを備えるセンサマグネット部MGが一体回転可能に嵌合装着されている。センサマグネット部MGは、その殆どがモータケース41の第1底壁41bから軸方向一側にオフセットして、第2底壁41cと第4底壁41e(軸受支持部BS)とで形成された円柱状空間CS内に配置されるとともに、回転軸46に装着される部分の端部が貫通孔41g内に至るようになっており、これにより、モータ部40、つまりブラシレスモータ20のモータケース41側の軸方向最大突出部の寸法を小さくすることができるとともに、センサマグネット部MGの嵌合強度も保つことができるようになっている。また、例えば、モータ部40とコントローラ部50とを連結するときに、コントローラ部50とセンサマグネット部MGとが不用意に接触することを抑制し、ひいてはセンサマグネット部MGの脱落を未然に防ぐようにしている。
また、第3,第4底壁41d,41eによって形成された軸受支持部BSには第2軸受(軸受)B2が装着されており、当該第2軸受B2は、回転軸46の基端側を回転自在に支持している。ここで、第2軸受B2としてはボールベアリング(詳細図示せず)を用いている。
このように、モータケース41の内側と外側との間に、鋼材よりなる各底壁41b,41c,41d,41eを配置し、これによりモータケース41内で発生した磁気を外部に漏洩し難くしている。よって、磁気による磁気式回転センサSEへの悪影響を抑制できるので、磁気式回転センサSEとモータ部40とを近接配置し、これによりブラシレスモータ20の軸方向長さの増大を最小限に抑えている。
モータケース41の軸方向一側、つまり開口側は、鋳造成形により略円盤状に形成されたアルミニウム製のブラケット48によって閉塞されている。ブラケット48は、モータケース41の開口部分に印籠嵌合される嵌合筒部48aと、モータケース41のフランジ部41hに突き当てられる突当部48bとを備えている。ブラケット48の突当部48bから径方向外側に延出して形成された複数のブラケット側第1延出部48dにはネジ孔(図示せず)が設けられ、図3に示すように、モータケース41のフランジ部41hから径方向外側に延出して形成された複数のフランジ側第1延出部41jとブラケット側第1延出部48dとを突き当てた状態のもとで締結ネジS1をフランジ側第1延出部41jのネジ孔41kよりネジ結合させて、モータケース41とブラケット48とを連結している。これにより、ブラケット48をモータケース41に対して精度良く位置決めすることができる。また、ブラケット48の中心部分には、第1軸受B1が固定される軸受固定筒部48cが設けられ、ブラケット48は第1軸受B1を介して回転軸46を回転自在に支持するようになっている。
また、モータケース41のフランジ部41hから径方向外側に延出して形成された複数のフランジ側第2延出部41mには孔部41nが設けられている。さらに、ブラケット48には、突当部48bから径方向外側に延出するよう複数のブラケット側第2延出部48eが設けられ、このブラケット側第2延出部48eには、フランジ側第2延出部41mの孔部41nと対向し得る孔部(図示せず)が設けられている。そして、フランジ側第2延出部41mとブラケット側第2延出部48eとを突き当てた状態のもとで、図示しない締結ネジをフランジ側第2延出部41mの孔部41n側から貫通させて、減速機ケース33(図1参照)にネジ結合させることで、ブラシレスモータ20と減速機構30とを連結するようになっている。
なお、符号48fはこのブラシレスモータ20(ブラケット48)を減速機構30に組付ける際に減速機構30の減速機ケース33と印籠嵌合する嵌合部であり、この嵌合部48fには減速機構30との間をシールするOリング等のシール部材(図示せず)を配設するための環状凹溝48gが設けられている。
図3および図4に示すように、モータケース41の各底壁41b,41c,41d,41e側の外周面、つまり本体筒部41aの収容部材51寄りの外周面には、本体筒部41aの周方向に沿うよう3つのモータケースブラケット(モータケース側固定部)49が設けられている。各モータケースブラケット49は、本体筒部41aの周方向に沿ってそれぞれ略90°間隔で設けられ、それぞれ同じ形状に形成されている。
各モータケースブラケット49は、モータケース41と同じ素材の鋼板をプレス成形することにより略L字形状に形成され、本体筒部41aに固着される固着部49aと、収容部材51の収容部材側固定部51eに固定される固定部49bとを備えている。固定部49bには、モータケース41と収容部材51とを連結して固定するための固定ネジS2が貫通するネジ孔49cが設けられている。また、固着部49aと固定部49bとの間には、一対の補強リブ49dが設けられ、これによりモータケースブラケット49の強度が高められて、外力によって変形するのを防止している。
図4に示すように、固着部49aは、本体筒部41aに密着できるように、本体筒部41aの曲率半径と同じ曲率半径となるよう湾曲形状に形成されている。これにより、固着部49aと本体筒部41aとの間に隙間が生じないようにしている。ここで、モータケースブラケット49は、モータケース41に対して溶接によって固着されるが、具体的には、図中破線矢印に示すように、まず本体筒部41aの所定箇所に固着部49aを臨ませて、固着部49aを本体筒部41aに密着させる。そして、その状態のもとで溶接工具T1を用いて必要箇所をスポット溶接する。
なお、モータケースブラケット49とモータケース41とは、それぞれ同じ素材の鋼板により形成しているため、両者を容易にかつ強固に固着できるようになっている。ただし、モータケースブラケット49とモータケース41とを固着するための固着手段としては、上述のようなスポット溶接に限らず、例えばアーク溶接等の他の溶接方法であっても良い。さらには、必要とされる固着強度が得られるのであれば、ネジ部材等の固着手段を用いても良い。
これにより、モータケース41とモータケースブラケット49との固着は強固なものとなるため、モータケース41と収容部材51との連結も強固なものとなり、当該連結部からの騒音や振動等の発生を効果的に抑制することができる。
図2に示すように、ブラシレスモータ20を形成するコントローラ部50は、アルミニウム製の収容部材51を備えている。収容部材51は、モータケース41の軸方向他側(図中上側)に設けられ、筒部51aおよび底部51bを有する有底筒状に形成されている。収容部材51の内部には、モータ部40のロータ45を駆動制御するための制御装置52が収容されている。
筒部51aには端子引出孔51cが形成されており、当該端子引出孔51cは、回転軸46の軸方向と直交する方向に開口している。端子引出孔51cには、接続コネクタCNを形成する樹脂製のコネクタ接続部51dが取り付けられ、当該コネクタ接続部51dには、車載バッテリ18(図1参照)やトルクセンサからの配線を有する車体側コネクタ(図示せず)が接続されるようになっている。
図3に示すように、筒部51aのモータケース41寄りの外周面には、筒部51aの周方向に沿うよう3つの収容部材側固定部51e(図示では2つのみ示す)が、筒部51aの径方向に向けて突出するよう設けられている。各収容部材側固定部51eは、本体筒部41aの周方向に沿ってそれぞれ略90°間隔で、各モータケースブラケット49に対応して設けられている。各収容部材側固定部51eは、それぞれ筒部51aに一体成形され、何れも同じ形状となっている。また、各収容部材側固定部51eには、図5に示すように、モータケース41と収容部材51とを連結して固定するための固定ネジS2がネジ結合される雌ネジ部51fが形成されている。
図2に示すように、収容部材51の内部に収容される制御装置52は、収容部材51の底部51b側(図中上側)に配置されるパワー系基板53と、収容部材51の開口側(図中下側)に配置される制御系基板54とを備えている。パワー系基板53には、パワー系電子部品としての複数の半導体スイッチング素子SWや、コンデンサやシャント抵抗(何れも図示せず)等の電子部品が実装されている。そして、各半導体スイッチング素子SWは底部51bに接触するよう配置されており、ブラシレスモータ20の駆動時に発生した熱を、収容部材51を介して外部に放散できるようにしている。つまり、収容部材51はヒートシンクとしての機能を有しており、収容部材51をアルミニウム製とすることで、パワー系電子部品の熱を外部に放散し易いヒートシンクとして機能するようにしている。
パワー系基板53には、モータ部40側の各接続端子44aが差し込まれる3つのメス型端子53a(図示では1つのみ示す)が電気的に接続して設けられている。各メス型端子53aには、モータケース41と収容部材51とを連結する際に、各接続端子44aがそれぞれ対応して差し込まれるようになっている。
パワー系基板53には、複数の接続端子53b(図示では1つのみ示す)の基端側が電気的に接続して設けられ、各接続端子53bの他端側は、端子引出孔51cを介してコネクタ接続部51dの内部に露出している。そして、各接続端子53bには、コネクタ接続部51dに車体側コネクタを接続することで、車載バッテリ18(図1参照)やトルクセンサからの配線と電気的に接続されるようになっている。
パワー系基板53には、さらに複数の接続線53c(図示では1つのみ示す)の一端側が電気的に接続されており、各接続線53cの他端側は、制御系基板54に電気的に接続されている。これにより、制御系基板54に給電したり、制御系基板54からの制御信号をパワー系基板53に伝送したりするようになっている。
制御系基板54は、モータケース41の第1底壁41bに臨んでおり、制御系基板54における第1底壁41b側の略中央部分には、磁気式回転センサSEを構成するMRセンサ54aが実装されている。ここで、磁気式回転センサSEは、MRセンサ54aと回転軸46に装着されたセンサマグネット部MGとから構成され、両者は微小距離(エアギャップ)をもって対向配置されている。磁気式回転センサSEは非接触式であり、MRセンサ54aは、センサマグネット部MGの回転によってパルス信号を発生し、当該パルス信号を制御系基板54に実装したCPU(図示せず)に伝送するようになっている。つまりCPUは、MRセンサ54aからのパルス信号のパルス数をカウントすることで回転軸46の回転角度を算出でき、また、パルス信号の出現タイミングを見ることで回転軸46の回転数を算出できるようになっている。
図5および図6に示すように、モータケース41と収容部材51との間には、モータケース41と収容部材51とを連結する印籠嵌合部60が設けられている。印籠嵌合部60は、モータケース側段差部61,収容部材側段差部62および各段差部61,62間に配置されるOリング(シール部材)63を備え、外部からの雨水や塵埃等の浸入を防止するシール機構として機能している。これにより、印籠嵌合部60は、制御装置52が損傷したり、磁気式回転センサSEの検出精度が低下したりするのを防止している。また、本実施の形態では、モータケース41の印籠嵌合部60側に各底壁41b,41c,41d,41eを設けており、各底壁41b,41c,41d,41eにより、モータケース41内への雨水や塵埃等の浸入をより確実に阻止できるようにしている。
モータケース41側の印籠嵌合部60を形成するモータケース側段差部61は、本体筒部41aの収容部材51寄り(第1底壁41b寄り)に設けられ、モータケース41の径方向内側に窪んで円環状に設けられている。モータケース側段差部61は、モータケース41の外周面を形成するモータケース側嵌合部61aと、当該モータケース側嵌合部61aよりも軸方向他側(図中上側)に設けられ、モータケース側嵌合部61aよりも小径となった小径部61bとを備えている。また、モータケース側嵌合部61aと小径部61bとの間には、モータケース41の径方向に延びる壁部61cが設けられている。
収容部材51側の印籠嵌合部60を形成する収容部材側段差部62は、筒部51aのモータケース41寄り(収容部材側固定部51e寄り)に設けられ、収容部材51の径方向外側に窪んで円環状に設けられている。収容部材側段差部62は、モータケース側嵌合部61aに外嵌される収容部材側嵌合部62aと、当該収容部材側嵌合部62aよりも軸方向他側(図中上側)に設けられ、小径部61bに向けて突出した突出部62bとを備えている。ここで、突出部62bの突出高さは、モータケース41側に設けた壁部61cの長さ寸法よりも小さく設定されている。つまり、突出部62bの突出高さは、小径部61b(モータケース41)に接触しない高さ寸法に設定されている。
Oリング63は、可撓性を有する弾性材料(ゴム材料等)によって、断面が円形形状に形成されている。Oリング63は、モータケース側段差部61と収容部材側段差部62との間、つまり印籠嵌合部60の外側と内側とを結ぶ経路に、径方向に押圧された状態(弾性変形状態)のもとで配置されている。具体的には、モータケース側嵌合部61a,小径部61b,壁部61c,収容部材側嵌合部62aおよび突出部62bによって形成された環状の空間Sに、Oリング63は配置されている。これによりOリング63は、モータケース側段差部61と収容部材側段差部62との双方に密着し、モータケース41と収容部材51との間を確実に密封するようになっている。ここで、Oリング63は弾性変形可能であるため、モータケース側段差部61および収容部材側段差部62の径方向寸法の誤差を吸収できるようになっている。
また、径方向内側に窪んだモータケース側段差部61と、径方向外側に窪んだ収容部材側段差部62とを対向配置させることで、印籠嵌合部60の外側と内側とを結ぶ経路を容易にラビリンス形状、つまり迷路状のジグザグ形状(図6中破線矢印参照)に形成しており、これにより、印籠嵌合部60の外側から内側への雨水や塵埃等の浸入を充分に阻止するようにしている。したがって、ブラシレスモータ20の防水/防塵機能の仕様(程度)によっては、ラビリンス形状のみで充分であり、本ブラシレスモータ20が被水環境に配置される場合や塵埃環境に配置される等、適宜Oリング63を選択的に配置可能とされている。
ここで、モータケース41と収容部材51との位置決め、つまりモータケース41に対する収容部材51の装着深さは、モータケース41のモータケースブラケット49と収容部材51の収容部材側固定部51eとの接触によって設定される。これにより、モータケース側段差部61の壁部61cと、収容部材側段差部62の突出部62bとによって、Oリング63が押し潰されて損傷するようなことは無い。
次に、以上のように形成したブラシレスモータ20の組み立て手順について、図面を用いて詳細に説明する。
まず、図3に示すように、それぞれ別の組み立て工程で組み立てたモータ部40およびコントローラ部50を準備する。また、Oリング63,3つの固定ネジS2および各固定ネジS2を締結するための締結工具T2(図7参照)を準備する。ここで、各固定ネジS2は特殊ネジであって、汎用のプラスネジやマイナスネジでは無く、図7に示すようにネジ頭部が略星形の凹部となっている。よって、締結工具T2は各固定ネジS2専用の特殊工具となっている。このようにブラシレスモータ20は、容易には分解できないようになっている(非分解式)。
そして、図3に示すように、モータ部40の軸芯とOリング63の軸芯とを合わせるようにして、Oリング63をモータ部40のモータケース側段差部61に装着する。ここで、Oリング63のシール性を確実なものとするために、当該Oリング63には捻れが生じないようにする。その後、Oリング63を装着したモータ部40の軸芯とコントローラ部50の軸芯とを合わせるようにして、コントローラ部50をモータ部40に被せるようにする。ここで、コントローラ部50の各収容部材側固定部51eを、モータ部40の各モータケースブラケット49のそれぞれに対向させる。すると、図2に示すように、制御装置52の各メス型端子53aとターミナルソケット44の各接続端子44aとがそれぞれ対向するようになる。
次いで、モータ部40にコントローラ部50を臨ませて、モータケース41のモータケース側嵌合部61aに収容部材51の収容部材側嵌合部62aを印籠嵌合(外嵌)させていく。これによりOリング63が、モータケース側段差部61と収容部材側段差部62とで囲まれた空間S内に収容され、印籠嵌合部60がシール機構として機能するようになる(図6参照)。また、印籠嵌合部60がシール機構として機能するとともに、各接続端子44aが各メス型端子53aにそれぞれ入り込んで電気的に接続される。
その後、さらにモータケース41と収容部材51との印籠嵌合を進めていくことで、収容部材51の各収容部材側固定部51eと、各モータケースブラケット49の各固定部49bとを接触させる。これにより、モータケース41への収容部材51の印籠嵌合が完了する。ここで、モータケース41への収容部材51の印籠嵌合の完了に伴い、磁気式回転センサSEのセンサマグネット部MGとMRセンサ54aとの離間距離(図2参照)が最適化され、両者は微小距離(エアギャップ)をもって対向配置するようになっている。
そして、図5および図7に示すように、各固定ネジS2をそれぞれモータケースブラケット49のネジ孔49cに挿通しつつ、締結工具T2を用いて各固定ネジS2をそれぞれ収容部材側固定部51eの雌ネジ部51fにネジ結合させる。これにより、モータケース41と収容部材51とが連結され、ひいてはモータ部40とコントローラ部50とが一体化してブラシレスモータ20が完成する。
その後、完成したブラシレスモータ20は、モータケース41のフランジ部41hから径方向外側に延出して形成された複数のフランジ側第2延出部41mの孔部41nと、ブラケット48の突当部48bから径方向外側に延出して形成された複数のブラケット側第2延出部48eの孔部(図示せず)とを介して、図示しない締結ネジにより減速機構30の減速機ケース33に連結される。
以上詳述したように、本実施の形態に係るブラシレスモータ20によれば、鋼板をプレス成形して筒状に形成し、内部にステータコア42を固定したモータケース41を設け、モータケース41の軸方向一側に、ロータ45に固定される回転軸46の先端側を回転自在に支持するブラケット48を設け、モータケース41の軸方向他側に、ロータ45を駆動制御する制御装置52を収容し、有底筒状に形成されたアルミニウム製の収容部材51を設け、制御装置52は、収容部材51の底部51b側に配置されるパワー系基板53と、収容部材51の開口側に配置される制御系基板54とを備え、パワー系基板53に、収容部材51に接触するよう半導体スイッチング素子SWを配置した。
これにより、ブラシレスモータ20を、鋼板を筒状にプレス成形したモータケース41と、有底筒状に形成されたアルミニウム製の収容部材51とで形成できる。したがって、制御装置52の放熱性を充分に確保することができるとともに、従前のアルミニウム製のモータケースに比して、寸法出し作業(二次作業)が不要になる等、製造工程を簡素化しつつ製造コストを低減できる。また、肉厚とせざるを得ない従前のアルミニウム製のモータケースに比して、鋼板を用いるのでモータケース41を薄肉化することができ、ひいてはブラシレスモータ20の小型化・軽量化を図ることができる。
また、本実施の形態に係るブラシレスモータ20によれば、モータケース41の軸方向他側に各底壁41b,41c,41d,41eを一体に設け、第4底壁41eに回転軸46の基端側が貫通する貫通孔41gを設け、貫通孔41gから延出された回転軸46の基端側に、回転軸46の回転を検出する磁気式回転センサSEを配置したので、鋼板の各底壁41b,41c,41d,41e(磁性材料)によって、ブラシレスモータ20の駆動時に発生する磁気の外部への漏洩を遮断することができる。これにより、磁気式回転センサSEの誤作動を確実に防止し、磁気式回転センサSEの検出精度が低下するのを抑制できる。
さらに、本実施の形態に係るブラシレスモータ20によれば、モータケース41に回転軸46の基端側を回転自在に支持する第2軸受B2が装着される軸受支持部BSを設け、第1底壁41bから軸方向一側にオフセットするよう第2底壁41cと軸受支持部BSとで形成された円柱状空間CSを設け、磁気式回転センサSEを構成するセンサマグネット部MGを円柱状空間CS内に配置したので、モータケース41と収容部材51とを連結するときに、収容部材51とセンサマグネット部MGとが不用意に接触することを抑制でき、ひいてはセンサマグネット部MGの脱落等を未然に防ぐことができる。また、ブラシレスモータ20を形成するモータケース41側(モータ部40)の軸方向最大突出部の寸法を小さくすることができる。
また、本実施の形態に係るブラシレスモータ20によれば、ステータコア42と第1底壁41bとの間に形成される環状空間ASにステータコア42に巻回されるコイル42bの端部が接続されるバスバーユニット43を設け、第1底壁41bに部分的に形成された底穴41fを介してバスバーユニット43と制御装置52とを電気的に接続するようにしたので、ブラシレスモータ20を組み立てる際に、収容部材51をモータケース41に被せるようにすることで、バスバーユニット43と制御装置52との電気的接続を容易に行うことができる。
さらに、本実施の形態に係るブラシレスモータ20によれば、モータケース41と収容部材51との間に、モータケース41と収容部材51とを連結する印籠嵌合部60を設け、印籠嵌合部60の外側と内側とを結ぶ経路をラビリンス形状に形成したので、印籠嵌合部60の外側と内側とを結ぶ経路を迷路状のジグザグ形状にでき、雨水や塵埃等を浸入し難くすることができる。
また、本実施の形態に係るブラシレスモータ20によれば、印籠嵌合部60の外側と内側とを結ぶ経路にOリング63を配置した状態のもとで、モータケース41と収容部材51とを連結したので、ラビリンス形状とOリング63とによって、より充分なシール性を確保することができる。
さらに、本実施の形態に係るブラシレスモータ20によれば、モータケース41の収容部材51寄りの外周面に、収容部材51に設けた収容部材側固定部51eに固定されるモータケースブラケット49を固着したので、モータケース41の軸方向他側に制御装置52を収容した収容部材51の固定を強固なものとすることができる。
また、本実施の形態に係るブラシレスモータ20によれば、ブラシレスモータ20を電動パワーステアリング装置10の駆動源として用いるので、低騒音,低振動,低コスト化や軽量化が求められる電動パワーステアリング装置(EPS)にも対応可能となる。これにより、低価格かつ低燃費が必須の軽自動車等にも容易に搭載可能となる。
本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例えば、上記実施の形態においては、ブラシレスモータ20をステアリングシャフト12の途中に設けたコラムアシスト式の電動パワーステアリング装置10に適用したものを示したが、本発明はこれに限らず、ピニオン15(図1参照)をアシストする形式や、タイロッド16(図1参照)をアシストする形式の電動パワーステアリング装置に適用することもできる。
また、上記実施の形態では、ブラシレスモータ20を電動パワーステアリング装置10の駆動源として用いた場合を示したが、本発明はこれに限らず、例えば、オイルポンプモータ等のエンジン補機類の駆動源等にも用いることができる。
10 電動パワーステアリング装置
11 ステアリングホイール
12 ステアリングシャフト
13 前輪
14 ユニバーサルジョイント
15 ピニオン
16 タイロッド
17 ラック
18 車載バッテリ
20 ブラシレスモータ(駆動源)
30 減速機構
31 ウォーム
31a ウォーム軸
32 ウォームホイール
33 減速機ケース
40 モータ部
41 モータケース
41a 本体筒部
41b 第1底壁(底壁)
41c 第2底壁(底壁)
41d 第3底壁(底壁)
41e 第4底壁(底壁)
41f 底穴
41g 貫通孔
41h フランジ部
41j フランジ側第1延出部
41k ネジ孔
41m フランジ側第2延出部
41n 孔部
42 ステータコア
42a インシュレータ
42b コイル
43 バスバーユニット(集電装置)
44 ターミナルソケット
44a 接続端子
45 ロータ
45a 永久磁石
45b ロータケース
46 回転軸
47 連結部材
47a セレーション部
48 ブラケット(支持部材)
48a 嵌合筒部
48b 突当部
48c 軸受固定筒部
48d ブラケット側第1延出部
48e ブラケット側第2延出部
48f 嵌合部
48g 環状凹溝
49 モータケースブラケット(モータケース側固定部)
49a 固着部
49b 固定部
49c ネジ孔
49d 補強リブ
50 コントローラ部
51 収容部材
51a 筒部
51b 底部
51c 端子引出孔
51d コネクタ接続部
51e 収容部材側固定部
51f 雌ネジ部
52 制御装置
53 パワー系基板
53a メス型端子
53b 接続端子
53c 接続線
54 制御系基板
54a MRセンサ
60 印籠嵌合部
61 モータケース側段差部
61a モータケース側嵌合部
61b 小径部
61c 壁部
62 収容部材側段差部
62a 収容部材側嵌合部
62b 突出部
63 Oリング(シール部材)
P 導電板
S 空間
AS 環状空間
BS 軸受支持部
CS 円柱状空間
B1 第1軸受
B2 第2軸受(軸受)
CN 接続コネクタ
SE 磁気式回転センサ
SW 半導体スイッチング素子(パワー系電子部品)
MG センサマグネット部
S1 締結ネジ
S2 固定ネジ
T1 溶接工具
T2 締結工具

Claims (8)

  1. ステータコアと、前記ステータコア内で回転するロータとを備えたブラシレスモータであって、
    鋼板をプレス成形して筒状に形成され、内部に前記ステータコアが固定されるモータケースと、
    前記モータケースの軸方向一側に設けられ、前記ロータに固定される回転軸の先端側を回転自在に支持する支持部材と、
    前記モータケースの軸方向他側に設けられ、前記ロータを駆動制御する制御装置を収容し、有底筒状に形成されたアルミニウム製の収容部材とを有し、
    前記制御装置は、前記収容部材の底部側に配置されるパワー系基板と、前記収容部材の開口側に配置される制御系基板とを備え、前記パワー系基板に、前記収容部材に接触するようパワー系電子部品を配置することを特徴とするブラシレスモータ。
  2. 請求項1記載のブラシレスモータにおいて、前記モータケースの軸方向他側に底壁を一体に設け、前記底壁に前記回転軸の基端側が貫通する貫通孔を設け、前記貫通孔から延出された前記回転軸の基端側に、前記回転軸の回転を検出する磁気式回転センサを配置することを特徴とするブラシレスモータ。
  3. 請求項2記載のブラシレスモータにおいて、前記モータケースに前記回転軸の基端側を回転自在に支持する軸受が装着される軸受支持部を設け、前記底壁から軸方向一側にオフセットするよう前記底壁と前記軸受支持部とで形成された円柱状空間を設け、前記磁気式回転センサを構成するセンサマグネット部を前記円柱状空間内に配置することを特徴とするブラシレスモータ。
  4. 請求項2または3記載のブラシレスモータにおいて、前記ステータコアと前記底壁との間に形成される環状空間に前記ステータコアに巻回されるコイルの端部が接続される集電装置を設け、前記底壁に部分的に形成された底穴を介して前記集電装置と前記制御装置とを電気的に接続することを特徴とするブラシレスモータ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のブラシレスモータにおいて、前記モータケースと前記収容部材との間に、前記モータケースと前記収容部材とを連結する印籠嵌合部を設け、前記印籠嵌合部の外側と内側とを結ぶ経路をラビリンス形状に形成することを特徴とするブラシレスモータ。
  6. 請求項5記載のブラシレスモータにおいて、前記印籠嵌合部の外側と内側とを結ぶ経路にシール部材を配置した状態のもとで、前記モータケースと前記収容部材とを連結することを特徴とするブラシレスモータ。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のブラシレスモータにおいて、前記モータケースの前記収容部材寄りの外周面に、前記収容部材に設けた収容部材側固定部に固定されるモータケース側固定部を固着することを特徴とするブラシレスモータ。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載のブラシレスモータにおいて、前記ブラシレスモータは、電動パワーステアリング装置の駆動源であることを特徴とするブラシレスモータ。
JP2011231652A 2011-10-21 2011-10-21 ブラシレスモータ Pending JP2013090532A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011231652A JP2013090532A (ja) 2011-10-21 2011-10-21 ブラシレスモータ
DE102012109863A DE102012109863A1 (de) 2011-10-21 2012-10-16 Bürstenloser Motor
US13/654,560 US20130099609A1 (en) 2011-10-21 2012-10-18 Brushless motor
CN2012104007621A CN103066787A (zh) 2011-10-21 2012-10-19 无刷电动机

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011231652A JP2013090532A (ja) 2011-10-21 2011-10-21 ブラシレスモータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013090532A true JP2013090532A (ja) 2013-05-13
JP2013090532A5 JP2013090532A5 (ja) 2014-11-20

Family

ID=48051440

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011231652A Pending JP2013090532A (ja) 2011-10-21 2011-10-21 ブラシレスモータ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20130099609A1 (ja)
JP (1) JP2013090532A (ja)
CN (1) CN103066787A (ja)
DE (1) DE102012109863A1 (ja)

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014075866A (ja) * 2012-10-03 2014-04-24 Mitsubishi Electric Corp 電動パワーステアリング装置
JP2014090658A (ja) * 2012-10-03 2014-05-15 Nissan Motor Co Ltd モータ駆動ユニット
JP2015055314A (ja) * 2013-09-12 2015-03-23 日本精工株式会社 電動モータ、電動パワーステアリング装置及び動力伝達機構
JP2015054630A (ja) * 2013-09-12 2015-03-23 日立オートモティブシステムズステアリング株式会社 パワーステアリング装置およびパワーステアリング装置の気密および液密性の試験方法
WO2016035755A1 (ja) * 2014-09-01 2016-03-10 日本精工株式会社 電動モータとその制御装置との接続部品及びこれを用いた電動モータとその制御装置との接続構造、並びに、これを用いた電動パワーステアリング装置、電動アクチュエータ、及び、車両
WO2016080127A1 (ja) * 2014-11-20 2016-05-26 日本電産株式会社 モータ
JP2017112733A (ja) * 2015-12-16 2017-06-22 オムロン株式会社 ブラシレスモータ
JP2017180137A (ja) * 2016-03-28 2017-10-05 株式会社豊田自動織機 流体機械
WO2018193616A1 (ja) * 2017-04-21 2018-10-25 三菱電機株式会社 Dcモータ、egrバルブ、vgアクチュエータ、およびウエストゲートアクチュエータ
DE112016006534T5 (de) 2016-03-02 2018-11-22 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Verbindungs-Anschluss-Baugruppe und elektromotorische Antriebsvorrichtung, welche diese verwendet
JP2019054598A (ja) * 2017-09-13 2019-04-04 シナノケンシ株式会社 送風装置
JP2019054597A (ja) * 2017-09-13 2019-04-04 シナノケンシ株式会社 送風装置
JP2019083612A (ja) * 2017-10-30 2019-05-30 株式会社ミツバ モータユニット
JP2019135888A (ja) * 2018-02-05 2019-08-15 日本電産株式会社 モータの製造方法、およびモータ
CN111845920A (zh) * 2016-03-09 2020-10-30 日立汽车系统株式会社 电动驱动装置及电动动力转向装置
JP2022017895A (ja) * 2020-07-14 2022-01-26 株式会社デンソー 回転電機
JP7456391B2 (ja) 2020-02-12 2024-03-27 日本精工株式会社 電動駆動装置及び電動パワーステアリング装置

Families Citing this family (47)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102013207578A1 (de) * 2013-04-25 2014-10-30 Robert Bosch Gmbh Stellantriebsanordnung mit einem Steckverbinder sowie Steckeranordnung für eine Stellantriebsanordnung und Herstellungsverfahren einer solchen
JP2016540682A (ja) * 2013-11-26 2016-12-28 シェフラー テクノロジーズ アー・ゲー ウント コー. カー・ゲーSchaeffler Technologies AG & Co. KG 電気信号及び/又はクラッチアクチュエータ接続部を有する、パワーエレクトロニクスモジュール及びハイブリッドモジュール
DE112014005392A5 (de) * 2013-11-26 2016-09-01 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Leistungselektronikmodul und Hybridmodul mit einemE-Motorstromanschluss
CN103825408A (zh) * 2014-02-28 2014-05-28 深圳市大疆创新科技有限公司 电机、应用电机的云台和应用云台的拍摄装置
US10291091B2 (en) * 2014-09-25 2019-05-14 Magna Powertrain Fpc Limited Partnership Electric fluid pump with improved rotor unit, rotor unit therefor and methods of construction thereof
JP6578642B2 (ja) * 2014-09-30 2019-09-25 日本電産株式会社 モータ
DE102014220201A1 (de) * 2014-10-06 2016-04-07 Bühler Motor GmbH Elektronisch kommutierter Gleichstrommotor, insbesondere für eine Ölpumpe
EP3026798B1 (en) 2014-11-25 2020-10-14 Black & Decker Inc. Brushless motor for a power tool
KR101674080B1 (ko) * 2014-12-04 2016-11-08 뉴모텍(주) 버스바 어셈블리를 갖는 모터
DE102015100502B4 (de) * 2015-01-14 2023-11-30 Cayago Tec Gmbh Unterwasser-Antriebs-Einheit
DE102015201411A1 (de) 2015-01-28 2016-07-28 Robert Bosch Gmbh Motor-Pumpen-Aggregat für ein Bremssystem
US9929624B2 (en) * 2015-03-19 2018-03-27 Mitsuba Corporation Brushless motor and wiper apparatus
JPWO2017022094A1 (ja) * 2015-08-05 2017-10-19 三菱電機株式会社 インバータ一体型モータ
DE102015013337A1 (de) * 2015-10-14 2017-04-20 Nidec Corporation Bremsmotor
US10786894B2 (en) 2015-10-14 2020-09-29 Black & Decker Inc. Brushless motor system for power tools
DE102015222266A1 (de) * 2015-11-11 2017-05-11 Robert Bosch Automotive Steering Gmbh Elektromechanischer Stellantrieb mit redundantem elektronischen Teilsystem
DE102015225843A1 (de) * 2015-12-18 2017-06-22 Robert Bosch Gmbh Elektrische Antriebseinheit mit einem Gehäuse
JP2017139929A (ja) * 2016-02-05 2017-08-10 株式会社デンソー モータ、および、これを用いた電動パワーステアリング装置
DE102016202226A1 (de) * 2016-02-15 2017-08-17 Bühler Motor GmbH Bürstenloser Gleichstrommotor zum Antrieb einer Pumpe
JP6514135B2 (ja) * 2016-03-09 2019-05-15 日立オートモティブシステムズ株式会社 電動駆動装置及び電動パワーステアリング装置
FR3050886B1 (fr) * 2016-04-28 2019-12-20 Valeo Systemes De Controle Moteur Ensemble comprenant un boitier et un capot maintenant des composants et compresseur de suralimentation electrique le comprenant
JP6524023B2 (ja) * 2016-06-01 2019-06-05 日立オートモティブシステムズ株式会社 電動駆動装置及び電動パワーステアリング装置
JP2018002105A (ja) * 2016-07-08 2018-01-11 Ntn株式会社 電動式直動アクチュエータ
KR102596664B1 (ko) * 2016-07-18 2023-11-02 엘지이노텍 주식회사 모터
JPWO2018096705A1 (ja) 2016-11-23 2019-10-17 日本電産株式会社 モータ及び電動パワーステアリング装置
CN106514698A (zh) * 2016-12-15 2017-03-22 深圳市优必选科技有限公司 舵机
JP6708147B2 (ja) * 2017-03-06 2020-06-10 株式会社デンソー 駆動装置
JP6972482B2 (ja) * 2017-06-26 2021-11-24 Kyb株式会社 電子機器
CN109249985A (zh) * 2017-07-12 2019-01-22 株式会社捷太格特 转向装置
DE112018003855T5 (de) * 2017-07-28 2020-04-09 Nidec Corporation Motor
JP6863875B2 (ja) * 2017-10-27 2021-04-21 日立Astemo株式会社 電動駆動装置及び電動パワーステアリング装置
JP2019122077A (ja) * 2017-12-28 2019-07-22 日本電産トーソク株式会社 電動アクチュエータ、およびアクチュエータ装置
CN108173401A (zh) * 2018-01-10 2018-06-15 上海硅泰电子有限公司 轮边驱动桥用盘式电机及轮边驱动系统
JP6944889B2 (ja) * 2018-02-14 2021-10-06 日立Astemo株式会社 電動駆動装置及び電動パワーステアリング装置
FR3079887B1 (fr) * 2018-04-06 2021-09-10 Ksb Sas Groupe motopompe integre
CN108678965A (zh) * 2018-06-20 2018-10-19 广州奥姆特机电设备制造有限公司 一种充分散热的屏蔽变频循环泵
JP7035999B2 (ja) * 2018-12-27 2022-03-15 株式会社豊田自動織機 電動圧縮機
JP2020124046A (ja) * 2019-01-30 2020-08-13 日本電産トーソク株式会社 電動アクチュエータ
JP7281687B2 (ja) * 2019-03-28 2023-05-26 ニデックパワートレインシステムズ株式会社 電動オイルポンプ
JP6997740B2 (ja) * 2019-05-28 2022-01-18 Kyb株式会社 回転電機及び回転電機の製造方法
CN113939981A (zh) * 2019-06-20 2022-01-14 松下知识产权经营株式会社 电动机单元和移动体
DE102019212165A1 (de) * 2019-08-14 2021-02-18 Bühler Motor GmbH Dichtungsanordnung und elektronisch kommutierter Gleichstrommotor mit dieser Dichtungsanordnung
JP7329793B2 (ja) * 2019-10-10 2023-08-21 株式会社不二工機 弁装置
EP4096073A4 (en) * 2021-02-10 2023-11-15 NSK Ltd. ELECTRICAL DRIVE DEVICE, ELECTRIC POWER STEERING DEVICE AND PRODUCTION METHOD FOR AN ELECTRONIC CONTROL DEVICE
DE102021123968A1 (de) * 2021-09-16 2023-03-16 Synapticon GmbH Integrierte Motorvorrichtung mit steckverbundener Motoreinheit und Servoantriebseinheit
CN113659777B (zh) * 2021-10-11 2022-06-17 常州宝罗电机有限公司 永磁直流无刷电机
DE102022001009B3 (de) * 2022-03-23 2023-05-04 Sew-Eurodrive Gmbh & Co Kg Antrieb, aufweisend einen Elektromotor, ein Gehäuseteil und ein Elektronikmodul

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10234158A (ja) * 1997-02-19 1998-09-02 Tokyo R & D:Kk 電動モータ
JP2002120739A (ja) * 2000-10-18 2002-04-23 Mitsubishi Electric Corp 電動パワーステアリング装置
JP2002345211A (ja) * 2001-05-17 2002-11-29 Mitsubishi Electric Corp 電動式パワーステアリング装置
JP2004274834A (ja) * 2003-03-06 2004-09-30 Tamagawa Seiki Co Ltd 駆動回路内蔵型サーボモータ
JP2008175090A (ja) * 2007-01-16 2008-07-31 Mitsuba Corp 電動ポンプ
JP2009033848A (ja) * 2007-07-26 2009-02-12 Keihin Corp ブラシレスモータ
JP2009213229A (ja) * 2008-03-03 2009-09-17 Honda Motor Co Ltd ブラシレスモータの制御装置および電動ステアリング装置
JP2009232554A (ja) * 2008-03-21 2009-10-08 Jtekt Corp 電動モータ、及び電動モータ用ケースの製造方法
JP2010104212A (ja) * 2008-10-27 2010-05-06 Mitsuba Corp ブラシレスモータ

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0567168U (ja) * 1992-02-14 1993-09-03 株式会社三ツ葉電機製作所 モータのケーシング構造
GB9812844D0 (en) * 1998-06-16 1998-08-12 Lucas Ind Plc Improvements relating to electrical power assisted steering
JP2005033924A (ja) * 2003-07-14 2005-02-03 Honda Motor Co Ltd 電動機および電動機を搭載した電動パワーステアリング装置
JP4156542B2 (ja) * 2004-03-03 2008-09-24 三菱電機株式会社 車両用回転電機装置
JP4337669B2 (ja) * 2004-07-13 2009-09-30 株式会社デンソー 車両用電動送風ファン装置
JP4246212B2 (ja) * 2006-04-21 2009-04-02 三菱電機株式会社 電動式パワーステアリング装置
JP2008029138A (ja) * 2006-07-21 2008-02-07 Showa Corp 回転電機用ターミナル
JP4688910B2 (ja) * 2008-08-08 2011-05-25 三菱電機株式会社 電動パワーステアリング装置用モータ
JP5603045B2 (ja) * 2009-09-24 2014-10-08 三菱電機株式会社 電動パワーステアリング装置用モータ装置
JP5063722B2 (ja) * 2010-03-19 2012-10-31 三菱電機株式会社 電動式駆動装置およびそれを搭載した電動式パワーステアリング装置
JP2011231652A (ja) 2010-04-26 2011-11-17 Toyota Motor Corp 高圧燃料ポンプ
JP5012953B2 (ja) * 2010-05-21 2012-08-29 株式会社デンソー 駆動装置
JP5338804B2 (ja) * 2010-12-28 2013-11-13 株式会社デンソー 駆動装置、および、これを用いた電動パワーステアリング装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10234158A (ja) * 1997-02-19 1998-09-02 Tokyo R & D:Kk 電動モータ
JP2002120739A (ja) * 2000-10-18 2002-04-23 Mitsubishi Electric Corp 電動パワーステアリング装置
JP2002345211A (ja) * 2001-05-17 2002-11-29 Mitsubishi Electric Corp 電動式パワーステアリング装置
JP2004274834A (ja) * 2003-03-06 2004-09-30 Tamagawa Seiki Co Ltd 駆動回路内蔵型サーボモータ
JP2008175090A (ja) * 2007-01-16 2008-07-31 Mitsuba Corp 電動ポンプ
JP2009033848A (ja) * 2007-07-26 2009-02-12 Keihin Corp ブラシレスモータ
JP2009213229A (ja) * 2008-03-03 2009-09-17 Honda Motor Co Ltd ブラシレスモータの制御装置および電動ステアリング装置
JP2009232554A (ja) * 2008-03-21 2009-10-08 Jtekt Corp 電動モータ、及び電動モータ用ケースの製造方法
JP2010104212A (ja) * 2008-10-27 2010-05-06 Mitsuba Corp ブラシレスモータ

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014075866A (ja) * 2012-10-03 2014-04-24 Mitsubishi Electric Corp 電動パワーステアリング装置
JP2014090658A (ja) * 2012-10-03 2014-05-15 Nissan Motor Co Ltd モータ駆動ユニット
JP2015055314A (ja) * 2013-09-12 2015-03-23 日本精工株式会社 電動モータ、電動パワーステアリング装置及び動力伝達機構
JP2015054630A (ja) * 2013-09-12 2015-03-23 日立オートモティブシステムズステアリング株式会社 パワーステアリング装置およびパワーステアリング装置の気密および液密性の試験方法
WO2016035755A1 (ja) * 2014-09-01 2016-03-10 日本精工株式会社 電動モータとその制御装置との接続部品及びこれを用いた電動モータとその制御装置との接続構造、並びに、これを用いた電動パワーステアリング装置、電動アクチュエータ、及び、車両
WO2016080127A1 (ja) * 2014-11-20 2016-05-26 日本電産株式会社 モータ
JP2016100972A (ja) * 2014-11-20 2016-05-30 日本電産株式会社 モータ
US10263499B2 (en) 2014-11-20 2019-04-16 Nidec Corporation Motor
JP2017112733A (ja) * 2015-12-16 2017-06-22 オムロン株式会社 ブラシレスモータ
DE112016006534T5 (de) 2016-03-02 2018-11-22 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Verbindungs-Anschluss-Baugruppe und elektromotorische Antriebsvorrichtung, welche diese verwendet
US10770955B2 (en) 2016-03-02 2020-09-08 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Connection terminal assembly and electromotive drive device using same
CN111845920B (zh) * 2016-03-09 2022-10-11 日立安斯泰莫株式会社 电动驱动装置及电动动力转向装置
CN111845920A (zh) * 2016-03-09 2020-10-30 日立汽车系统株式会社 电动驱动装置及电动动力转向装置
JP2017180137A (ja) * 2016-03-28 2017-10-05 株式会社豊田自動織機 流体機械
WO2018193616A1 (ja) * 2017-04-21 2018-10-25 三菱電機株式会社 Dcモータ、egrバルブ、vgアクチュエータ、およびウエストゲートアクチュエータ
JP2019054597A (ja) * 2017-09-13 2019-04-04 シナノケンシ株式会社 送風装置
JP2019054598A (ja) * 2017-09-13 2019-04-04 シナノケンシ株式会社 送風装置
JP2019083612A (ja) * 2017-10-30 2019-05-30 株式会社ミツバ モータユニット
JP2019135888A (ja) * 2018-02-05 2019-08-15 日本電産株式会社 モータの製造方法、およびモータ
JP7456391B2 (ja) 2020-02-12 2024-03-27 日本精工株式会社 電動駆動装置及び電動パワーステアリング装置
JP7463974B2 (ja) 2020-02-12 2024-04-09 日本精工株式会社 電動駆動装置及び電動パワーステアリング装置
JP2022017895A (ja) * 2020-07-14 2022-01-26 株式会社デンソー 回転電機
JP7392599B2 (ja) 2020-07-14 2023-12-06 株式会社デンソー 回転電機

Also Published As

Publication number Publication date
DE102012109863A1 (de) 2013-04-25
US20130099609A1 (en) 2013-04-25
CN103066787A (zh) 2013-04-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6012154B2 (ja) 電動パワーステアリング装置用ブラシレスモータおよびその製造方法
JP2013090532A (ja) ブラシレスモータ
JP5952542B2 (ja) ブラシレスモータ
JP6639962B2 (ja) 電動駆動装置及び電動パワーステアリング装置
JP5397658B2 (ja) 車両用操舵装置及びそのサブアセンブリの移送方法
JP5931903B2 (ja) ブラシレスモータ
JP4623125B2 (ja) 電動パワ−ステアリング用電動モ−タ装置および電動パワーステアリング装置
JP4061130B2 (ja) ブラシレスモータ
KR102066361B1 (ko) 전동 구동 장치 및 전동 파워 스티어링 장치
WO2009101788A1 (ja) 車両用操舵装置
JP2014187760A (ja) モータ装置
KR102144239B1 (ko) 전동 구동 장치 및 전동 파워 스티어링 장치
KR20180064521A (ko) 전동 구동 장치 및 전동 파워 스티어링 장치
JP5563513B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP5785309B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP5931399B2 (ja) ブラシレスモータ
JP5397657B2 (ja) 車両用操舵装置
US7475755B2 (en) Electric power steering device
JP5397654B2 (ja) 車両用操舵装置
JP2009112139A (ja) ブラシレスモータ
JP5446045B2 (ja) 回転電機及び電動パワーステアリング装置
JP2008125309A (ja) ブラシレスモータ
JP5299664B2 (ja) 車両用操舵装置
JP5397659B2 (ja) 車両用操舵装置
JP5196237B2 (ja) 車両用操舵装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141003

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141003

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150710

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150721

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150924

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160322

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160927