JP2013084397A - リチウム二次電池の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】リチウム二次電池を製造する方法であって、導電材を溶媒中に分散させ導電性スラリーを調製する第一工程と、調製された導電性スラリーと正極活物質とバインダとを混合して正極合材層形成用スラリーを作製する第二工程を包含し、上記第一工程は導電材の粒度分布測定による累積90%粒径(D90)と累積10%粒径(D10)の比(D90/D10)が10以上200以下となるよう行うことを特徴とする。かかる手法では、先ず導電材のみを溶媒に分散させるため、導電材を良好に分散させることができる。また上記粒径範囲を満たす導電材は幅広い粒径分布を有し、正極活物質間の空隙を好適に埋めることができるため正極合材層内の導電パスが良好となる。
【選択図】図1
Description
このように先ず導電材のみを溶媒に分散させることで凝集している導電性微粒子を粉砕し、溶媒中に良好に分散させることができる。また上記粒径範囲を満たす導電性微粒子は粒径に比較的ブロードな分布があるため、正極活物質粒子間の空隙を好適に埋める(例えば、大きな空隙を粗大な粒子が埋め、細かな隙間には微小な粒子が入り込む等)ことができる。したがって正極合材層内の導電パス(即ち、正極活物質と導電材との接触面積)が良好となり、かかる正極合材層を備えたリチウム二次電池では、電池性能を向上(例えば、IV抵抗の低減)させることができる。
このような粒径を満たす分散処理は、正極活物質粒子間の空隙をより好適に充填することができる。したがって正極合材層内に、より強固な導電パスを形成することができ、かかる正極合材層を備えたリチウム二次電池では、電池性能(例えば、IV抵抗の低減)を向上させることができる。
上記粒径を満たす正極合材層形成用スラリーでは、粗大な凝集体がほとんど存在しない。このため正極集電体への塗工性が良好であり、生産技術的な問題(例えば、スジ引きやフィルタの目詰まり等)を抑止することができる。
上記導電材は導電性に優れているためリチウム二次電池で好適に用いられるが、一次粒子が連なったストラクチャー構造を形成しやすいために、溶媒中で均一に分散させることが難しい。しかしここで開示される製造方法によれば良好に分散させることができ、かかる製造方法により製造された正極を備えたリチウム二次電池では電池性能(例えば、IV抵抗の低減)をより向上させることができる。
ホモジナイザーを上記の条件で用いることで、正極合材層形成用スラリーの分散性を向上させ、且つ正極合材層内の導電パスを向上させ得る粒径の導電材を、より効率的に製造することができる。
正極合材層形成用スラリーの粘度が上記範囲にある場合、塗工性が良好であり、例えばスジ引きなどの問題が生じ難い。このため精度よく正極合材層を形成することができる。
上記製造方法によれば、正極活物質粒子間の空隙を効率的に埋めることで、正極合材層中の導電パスを向上させることができる。よって、かかる正極を備えたリチウム二次電池では導電材を過剰に添加しなくても、電池性能(例えば、IV抵抗の低減)を向上させることができる。また、このように導電材量を比較的少なくし得ることは、相対的に正極合材層に含まれる正極活物質の量をより多くすることができるので、体積当たりの電池容量を高める上でも有効である。
ここで開示される製造方法では、導電材としての導電性炭素微粒子と、溶媒を用意し、上記導電材を上記溶媒中に添加して分散させる。上述の通り、導電性炭素微粒子は凝集力が強く、溶媒中でダマになったり複数の粒子が凝集したりする状態があり得る。かかる工程によって該凝集体を解砕し、溶液中に均一に分散させることができる。
ここで用いられる導電材には、少なくとも導電性炭素微粒子を一種類以上含んでいる。導電性炭素微粒子としては、従来からリチウム二次電池の製造に用いられているものを特に限定することなく使用することができる。具体的には、種々のカーボンブラック(例えば、アセチレンブラック(AB)、ファーネスブラック、ケッチェンブラック(KB)、チャンネルブラック、ランプブラック、サーマルブラック)、天然黒鉛粉末、グラファイト粉末等から選択される、一種または二種以上であり得る。二種類以上の導電材を混合した場合は、第一工程および後述する第二工程において導電材間のネットワークが発達し、正極合材層形成用スラリーの粘度が高くなってしまう虞がある。このため、実質的には一種類の導電材しか含まない場合が好ましい。また、ここで用いられる導電材は、本発明の効果を著しく損なわない限度で、上記導電性炭素微粒子以外を必要に応じて含む組成であり得る。具体的な例としては、炭素繊維(気相成長法製、紡糸法製)や、導電性金属粉末(例えばニッケル粉末)等が挙げられる。
なお、ストラクチャーの発達の程度は、嵩密度および塩酸吸液量によっても概ね把握することができる。例えば、よりストラクチャーが発達した導電性炭素微粒子では、嵩密度はより小さくなる傾向にあり、塩酸吸液量はより多くなる傾向にある。
特定粒度分布を有する導電性炭素微粒子を得る手法としては、例えば上記分散機による分散時間やせん断速度等の分散条件を適切に選択することや、導電性炭素微粒子を添加するタイミングを調製すること(例えば、導電性微粒子を分散させる際に逐次的に添加すること)等が挙げられる。
次に、ここで開示される製造方法では、上記導電性スラリーと、正極活物質と、バインダとを混合し、スラリー状の組成物(正極合材層形成用スラリー)を作製する。この際、上記特定の粒度分布に調製された導電材と正極活物質とバインダとが均一に分散し得るように分散を行うとよい。なお、ここで開示される製造方法では、第一工程と第二工程について、同一の分散機で行ってもよく、異なる分散機を用いて行ってもよい。効率性の観点からは同一(共通)の分散機を用いることが好ましい。同一の分散機を用いる場合、第一工程の分散力と、第二混合段階の分散力とは同じでもよく、異なっていてもよい。このように、導電材の分散と正極活物質の分散とを別々に行うことにより、上記導電材の粒度分布を適切に制御しつつ、正極活物質と導電材とバインダとが均一分散した正極合材層形成用スラリーが得られる。
また、正極合材層全体に占める正極活物質の割合は典型的には凡そ50質量%以上(典型的には70〜99質量%)であり、凡そ80〜99質量%であることが好ましい。また正極合材層全体に占めるバインダの割合を、例えば凡そ0.1質量%〜10質量%とすることができ、凡そ1質量%〜5質量%とすることが好ましい。正極合材層全体に占める導電材の割合は、例えば凡そ1質量%〜15質量%とすることができ、凡そ2質量%〜8質量%とすることが好ましい。導電材の割合が多すぎると、正極活物質の単位体積当たりの質量が減るので、所望のエネルギー密度が得られない場合があり、一方、導電材の割合が少なすぎると、正極合材層の導電性が低下するので、内部抵抗が増大する場合があり得る。
正極合材層形成用スラリーの粘度がかかる範囲にないと、後述する正極合材層を形成する工程において、塗工不良となったり、塗工したスラリーが垂れてしまったりする虞がある。また、ここで開示する製造方法では、上述のように導電材の粒度分布を制御することで、正極合材層形成用スラリーの粘度が従来と比べ低く保たれるため、該スラリーの固形分率を高めることができる。このため、生産性や環境負荷の低減の観点からも好適である。即ち、使用する溶媒量や乾燥工程に要する時間や熱量をも削減することができ、好ましい。
そして、ここで開示される製造方法では、上記得られた正極合材層形成用スラリーを正極集電体上に付与し、正極合材層(正極活物質層ともいう)を形成する。
正極合材層形成用スラリーを正極集電体に付与(ここでは塗布)する操作は、従来の一般的なリチウム二次電池用正極を作製する場合と同様に行うことができる。例えば、適当な塗布装置(スリットコーター、ダイコーター、コンマコーター、グラビアコーター等)を使用して、上記正極集電体上の片面または両面に所定量の上記正極合材層形成用スラリーを均一な厚さにコーティングすることにより製造され得る。
まず、ここで開示される製造方法において用いられる負極の各構成要素について説明する。ここで開示されるリチウム二次電池の負極には、正極と同様、負極活物質をバインダ等とともに負極合材として負極集電体上に付与し負極合材層(負極活物質層ともいう)を形成した形態のものを用いる。
ここで負極集電体の素材としては、銅、ニッケル、チタン、ステンレス鋼等が挙げられる。なお、形態は特に限定されず、棒状体、板状体、箔状体、網状体等を用いることができる。後述する捲回電極体を備えた電池では、銅または銅を主成分とする合金(銅合金)製の箔状体が用いられる。箔状集電体の厚みは特に限定されないが、電池の容量密度と集電体の強度との兼ね合いから、5μm〜200μm(より好ましくは8μm〜50μm)程度を好ましく用いることができる。
電池ケースとしては、従来のリチウム二次電池に用いられる材料や形状を用いることができる。材質としては、例えばアルミニウム、スチール等の比較的軽量な金属材や、PPS、ポリイミド樹脂等の樹脂材料が挙げられる。また、形状(容器の外形)としては特に限定されず、例えば、円筒型、角型、直方体型、コイン型、袋体型等の形状であり得る。また該ケースに電流遮断機構(電池の過充電時に、内圧の上昇に応じて電流を遮断し得る機構)などの安全機構を設けてもよい。
該非水溶媒としては、カーボネート類、エステル類、エーテル類、ニトリル類、スルホン類、ラクトン類等の非プロトン性溶媒を用いることができる。例えば、エチレンカーボネート(EC)、プロピレンカーボネート(PC)、ジエチルカーボネート(DEC)、ジメチルカーボネート(DMC)、エチルメチルカーボネート(EMC)、1,2−ジメトキシエタン、1,2−ジエトキシエタン、テトラヒドロフラン、2−メチルテトラヒドロフラン、ジオキサン、1,3−ジオキソラン、ジエチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、アセトニトリル、プロピオニトリル、ニトロメタン、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、スルホラン、γ−ブチロラクトン等が挙げられる。なかでもカーボネート類を主体とする非水溶媒が好ましく用いられる。例えば、非水溶媒として一種または二種以上のカーボネート類を含み、それらカーボネート類の合計体積が非水溶媒全体の体積の60体積%以上(より好ましくは75体積%以上、さらに好ましくは90体積%以上であり、実質的に100体積%であってもよい。)を占める非水電解液を好ましく用いられる。また、かかる液状電解液にポリマーが添加された固体状(ゲル状)の電解液であってもよい。また、各種添加剤(例えば、過充電防止剤(過充電状態において分解され大量のガスを発生させるような化合物))を適宜添加してもよい。
該電解質としては、例えばLiPF6、LiBF4、LiClO4、LiN(SO2CF3)2、LiN(SO2C2F5)2、LiCF3SO3、LiC4F9SO3、LiC(SO2CF3)3、LiClO4等が例示される。なかでもLiPF6が好ましく用いられる。電解質の濃度は特に制限されないが、電解質の濃度が低すぎると電解液に含まれるリチウムイオンの量が不足し、イオン伝導性が低下する傾向がある。また支持電解質の濃度が高すぎると非水電解液の粘度が高くなりすぎて、イオン伝導性が低下する傾向がある。このため、電解質を凡そ0.1mol/L〜5mol/L(好ましくは、凡そ0.8mol/L〜1.5mol/L)程度の濃度で含有する非水電解液が好ましく用いられる。
電池ケース50は、上端が開放された扁平な直方体状のケース本体52と、その開口部を塞ぐ蓋体54とを備える。電池ケース50の上面(即ち、蓋体54)には、捲回電極体80の正極10と電気的に接続する正極端子70および該電極体80の負極20と電気的に接続する負極端子72が設けられている。
正極シート10は、その長手方向に沿う一方の端部において、正極合材層14が設けられておらず(あるいは除去されて)、正極集電体12が露出するよう形成されている。同様に、捲回される負極シート20は、その長手方向に沿う一方の端部において、負極活物質層24が設けられておらず(あるいは除去されて)、負極集電体22が露出するように形成されている。そして、正極集電体12の露出端部74と負極集電体22の露出端部76とに、上記正極端子70(図2)と上記負極端子72(図2)とがそれぞれ電気的に接続される。
[例1]
高せん断ホモジナイザー(KINEMATICA社製、型式「MT−V45」)に、溶媒としてのN−メチル−2−ピロリドン(NMP)を2.3kg入れ、該溶媒中に導電材としてのアセチレンブラック(AB;電気化学工業製、商品名「デンカブラック粉状品」)215gを投入し、せん断速度30000s−1で15分間撹拌し、ABを溶媒中に分散させた(第一工程)。
ここで、上記溶媒中に含まれる導電性炭素微粒子の粒度分布を、レーザー回折式粒度分布測定装置(マイクロトラック社製、型式「MT3000」)を用いて測定した。得られた結果を表1の該当箇所に示す。なお、表中のD10は累積10%粒径を、D90は累積90%粒径を、D90/D10は累積90%粒径(D90)と累積10%粒径(D10)との比(D90/D10)を、それぞれ示している。
ここで、得られた正極合材層形成用スラリーが塗工に際し適切な粘度となっているかを、レオメータ(アントンパール社製、型式「PhysicaMCR」)を用いて測定した。また、得られた正極合材層形成用スラリーの分散性を評価するため、グラインドメータで粒子サイズを測定した。得られた結果を表1の該当箇所に示す。
第一工程において、合計の撹拌時間(15分)は変化させずに、ABを投入するタイミング(即ち、撹拌を始めてからABを投入するまでの時間)を変化させたこと以外は例1と同様にして正極合材層形成用スラリーを作製した。なお実施例の番号が小さいほど、ABを投入するタイミングが早く、即ち該ABを投入した後の撹拌時間が長いことを示している。例2〜例9についても、例1と同様に、第一工程における粒度分布と、第二工程における粘度および粒子サイズを測定した。得られた測定結果を表1の該当箇所に示す。
第一工程において、ビーズミル(アシザワファインテック株式会社製、型式「ラボスターLMZ06」)を用い、粉砕媒体としてφ0.5mmのビーズを用いて15分間撹拌し、ABを溶媒中に分散させたこと以外は実施1と同様にして正極合材層形成用スラリーを作製した。例10についても、例1と同様に、第一工程における粒度分布と、第二工程における粘度および粒子サイズを測定した。得られた測定結果を表1の該当箇所に示す。
導電材として、2種類の炭素微粒子(具体的には、比表面積が大きい導電材(ケッチェンブラック(比表面積;1417m2/g))と、比表面積が小さい導電材(スーパーP(比表面積;67m2/g))を25:75の割合で混合した)を用いた。また、第一工程において、プラネタリーミキサー(浅田鉄工株式会社製、型式「PVM−15」)に、正極活物質としてNCMと、導電材としてのABと、バインダとしてのPVdF(質量比率は例と同様に93:4:3とした)をまとめて投入し、回転数50rpmで30分間撹拌し、正極合材層形成用スラリーを作製した。ABと正極活物質とを一括で投入したため、粒度分布は未計測である(表1中のN.A.は未計測を表す)。また、例1と同様に、第二工程における粘度および粒子サイズを測定した。得られた測定結果を表1の該当箇所に示す。
上記構築した各電池に対して、25℃の温度下において、適当なコンディショニング処理(0.8Cの充電レートで4.2Vまで定電流定電圧で充電する(CC−CV充電)操作と、0.8Cの放電レートで3.0Vまで定電流で放電する(CC放電)操作を行った。その後、25℃の温度下において、IV抵抗の測定を行った。得られた測定結果を表1に示す。
なお、比表面積の異なる2種類の導電材を混合した例11では、導電材と活物質を同時に添加するため導電材のみの粒度分布は不明であるが、該スラリーの粘度が6500mPa・sと非常高く、塗工性(取扱性)や生産性の観点から、精度よく正極合材層を作製することは困難だった。
10 正極シート(正極)
12 正極集電体
14 正極合材層
16 正極活物質粒子
18 導電材(導電性炭素微粒子)
20 負極シート(負極)
22 負極集電体
24 負極合材層
40A、40B セパレータシート
50 電池ケース
52 ケース本体
54 蓋体
70 正極端子
72 負極端子
74 正極集電体の露出端部
76 負極集電体の露出端部
80 捲回電極体
100 リチウム二次電池
Claims (9)
- 正極活物質と導電材とを含む正極を備えたリチウム二次電池を製造する方法であって、:
導電性炭素微粒子からなる前記導電材を溶媒中に分散させ、導電性スラリーを調製する、第一工程;
前記調製された導電性スラリーと、前記正極活物質と、バインダとを混合して正極合材層形成用スラリーを作製する、第二工程;
前記正極合材層形成用スラリーを正極集電体上に付与し、正極合材層を形成する工程;および
前記正極合材層の形成された前記正極を使用してリチウム二次電池を構築する工程;
を包含し、
ここで、前記第一工程における前記分散処理は、前記導電材の粒度分布測定に基づく累積90%粒径(D90)と累積10%粒径(D10)との比(D90/D10)が10以上200以下となるように行うことを特徴とする、リチウム二次電池の製造方法。 - 前記第一工程における分散処理は、前記導電材の粒度分布測定に基づく累積90%粒径(D90)の値が、前記正極活物質の累積50%粒径(D50)の値の1/2倍以上2倍以下となるよう行う、請求項1に記載のリチウム二次電池の製造方法。
- 前記第一工程における分散処理は、前記導電材の粒度分布測定に基づく累積90%粒径(D90)の値が5μm以上60μm以下となるよう行う、請求項1または2のいずれか一項に記載のリチウム二次電池の製造方法。
- 前記導電材は、アセチレンブラック、ファーネスブラック、ケッチェンブラック、チャンネルブラック、ランプブラック、サーマルブラックのうち少なくとも1種類を用いる、請求項1から3のいずれか一項に記載のリチウム二次電池の製造方法。
- 前記第一工程は、せん断速度30000s−1以上の条件で運転するホモジナイザーにより行う、請求項1から4のいずれか一項に記載のリチウム二次電池の製造方法。
- 前記第二工程は、前記正極合材層形成用スラリーの粘度が300mPa・s〜5000mPa・sの範囲内となるように行う、請求項1から5のいずれか一項に記載のリチウム二次電池の製造方法。
- 前記正極合材層を形成する工程においては、前記正極合材層中に含まれる前記導電材の割合が2質量%以上8質量%以下となるように、前記正極合材層形成用スラリーを正極集電体上に付与する、請求項1から6のいずれか一項に記載のリチウム二次電池の製造方法。
- 請求項1から7のいずれか一項に記載の製造方法により得られたリチウム二次電池。
- 請求項1から7のいずれか一項に記載の製造方法により得られたリチウム二次電池を備えた車両。
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