JP2012531123A - ワイヤレス通信デバイス用の電力およびインピーダンス測定回路 - Google Patents

ワイヤレス通信デバイス用の電力およびインピーダンス測定回路 Download PDF

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Abstract

開示された例示的諸実施形態は、電力および/またはインピーダンスを測定するために使用可能な電力およびインピーダンス測定回路を対象とする。測定回路は、センサと計算ユニットとを含むことができる。センサは、(i)第1の感知信号を取得するために負荷に結合された直列回路にわたる第1の電圧信号と、(ii)第2の感知信号を取得するために直列回路の指定された端部での第2の電圧信号とを感知することができる。センサは、(i)第1のセンサ出力を取得するために、第1の感知信号の第1のバージョンと第2の感知信号の第1のバージョンとを混合し、(ii)第2のセンサ出力を取得するために、第1の感知信号の第2のバージョンと第2の感知信号の第2のバージョンとを混合することができる。計算ユニットは、センサ出力に基づいて、直列回路の指定された端部でのインピーダンスおよび/または送達電力を決定することができる。

Description

本開示は、一般にエレクトロニクスに関し、より具体的にはワイヤレス通信デバイス用の測定回路に関する。
米国特許法の下での優先権の主張
本特許出願は、本譲受人に譲渡され、参照により明確に本明細書に組み込まれた、2009年6月19日出願の「POWER AND/OR IMPEDANCE MEASUREMENT CIRCUITS FOR A WIRELESS COMMUNICATION DEVICE」という名称の米国仮出願第61/218836号に対する優先権を主張する。
ワイヤレス通信デバイスは、典型的には、データ送信をサポートするための送信器を含む。送信器は、無線周波数(RF)信号を増幅して高出力電力を提供する、電力増幅器を有することができる。電力増幅器は、特定の負荷インピーダンス(たとえば50オーム)を駆動させ、最大出力電力レベルで最高可能効率を有するように、設計することができる。電力増幅器は、以下で説明するような様々な理由で変化する可能性のある、可変負荷インピーダンスを観測することができる。さらに、電力増幅器は幅広い出力電力レベルにわたって動作する場合があり、電力増幅器の効率は出力電力レベルが低いと低下する場合がある。
電力増幅器の動作を向上させることが望ましい場合がある。
ワイヤレス通信デバイスを示すブロック図。 送信器の例示的設計を示すブロック図。 電力およびインピーダンス設計回路の様々な例示的設計を示すブロック図。 電力およびインピーダンス設計回路の様々な例示的設計を示すブロック図。 電力およびインピーダンス設計回路の様々な例示的設計を示すブロック図。 電力およびインピーダンス設計回路の様々な例示的設計を示すブロック図。 電力およびインピーダンス設計回路の様々な例示的設計を示すブロック図。 電力およびインピーダンス設計回路の様々な例示的設計を示すブロック図。 電力およびインピーダンス設計回路の様々な例示的設計を示すブロック図。 調整可能整合回路の例示的設計を示す図。 調整可能整合回路の例示的設計を示す図。 プログラム可能減衰器の例示的設計を示す図。 プログラム可能減衰器の例示的設計を示す図。 送信器の他の例示的設計を示す図。 送信器の他の例示的設計を示す図。 適応負荷整合を実行するためのプロセスを示す図。 インピーダンスおよび/または電力を測定するためのプロセスを示す図。
「例示的」という用語は、本明細書では「例、事例、または例示としての役割を果たす」ことを意味するために使用される。本明細書で「例示的」として説明されるいかなる設計も、必ずしも他の設計全体にわたって好ましいかまたは有利であると解釈されるものではない。
本明細書では、電力および/またはインピーダンスを測定するために使用可能な電力およびインピーダンス測定回路について説明する。これらの測定回路は、ワイヤレス通信デバイス、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、ハンドヘルド・デバイス、ワイヤレス・モデム、ラップトップ・コンピュータ、コードレス電話、Bluetooth(登録商標)デバイス、家庭用電子デバイスなどの、様々な電子デバイスに使用することができる。わかりやすくするために、以下では、ワイヤレス通信デバイスにおける測定回路の使用について説明する。
図1は、単一の送信器120を含む、ワイヤレス通信デバイス100の例示的設計の簡略化されたブロック図を示す。一般に、ワイヤレス・デバイス100は、任意数の通信システムおよび任意数の周波数帯用の、任意数の送信器および任意数の受信器を含むことができる。
ワイヤレス・デバイス100内では、プロセッサ110が送信されるデータを処理し、アナログ出力信号を送信器120に提供する。送信器120内では、送信器回路130が、アナログ出力信号を増幅、フィルタリング、および高周波数変換し、入力RF信号VINを提供する。電力増幅器140は、所望の出力電力レベルを得るために入力RF信号を増幅し、増幅RF信号VAMPを提供する。調整可能整合回路150は電力増幅器140の出力に結合され、電力増幅器140に関する出力インピーダンス整合を実行して、出力RF信号VOUTをアンテナ158に提供する。
センサ160は、電力増幅器140から増幅RF信号を、また調整可能整合回路150から出力RF信号を受信する。センサ160は、増幅RF信号および/または出力RF信号の電圧、電流、電力、および/または他のパラメータを測定することができる。計算ユニット170は、センサ160から測定値を受信し、整合回路150によって観測された負荷の電力および/またはインピーダンスを決定する。センサ160と計算ユニット170とは集合的に、ワイヤレス・デバイス100用の電力およびインピーダンス測定回路172を形成する。制御ユニット180は、入力RF信号向けのエンベロープ信号、平均出力電力レベルを示す情報、および/または、電力増幅器140に影響を与える他のパラメータに関する情報を受信することができる。制御ユニット180は、計算ユニット170から測定された電力および/またはインピーダンスを受信することもできる。制御ユニット180は、たとえば電力増幅器140の効率を上げるためなど、優れた性能を達成するために調整可能整合回路150を調整するための、第1の制御を生成することができる。制御ユニット180は、優れた性能を達成するために電力増幅器140を調整するための、第2の制御を生成することもできる。
図1は、送信器120の例示的設計を示す。一般に、送信器120内の信号の条件付けは、増幅器、フィルタ、ミキサ、整合回路などの1つまたは複数のステージによって実行可能である。送信器120と可能なセンサ160とのすべてまたは一部は、アナログ集積回路(IC)、RF IC(RFIC)、混合信号ICなどに実装可能である。
プロセッサ/コントローラ110は、たとえばデータを送信するための処理などの、ワイヤレス・デバイス100に関する様々な機能を実行することができる。プロセッサ/コントローラ100は、ワイヤレス・デバイス100内の様々な回路の動作を制御することもできる。メモリ112は、プログラム・コードとプロセッサ/コントローラ110に関するデータとを格納することができる。プロセッサ/コントローラ110と、メモリ112と、計算ユニット170と、制御ユニット180とは、1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)および/または他のIC上に実装可能である。
図2は、ワイヤレス・デバイス100の送信器120と測定部分とのブロック図を示す。電力増幅器140は、電力増幅器140に関するピーク出力電力レベルと電源電圧とに依存することが可能な、ある出力インピーダンスZPAを駆動するように設計可能である。アンテナ158は、特定の目標負荷インピーダンスZOを有することができる。たとえば、電力増幅器140の出力インピーダンスは約4オームとすることが可能であり、目標負荷インピーダンスは50オームとすることができる。調整可能整合回路150は、ZPAからZOのインピーダンス整合を実行する。図2では、図1の整合回路150とアンテナ158などの後続回路とが、(i)ZSのインピーダンスを有する直列回路250と、(ii)ZLのインピーダンスを有する分路(shunt)負荷260とでモデル化される。直列回路250は、回路250の入力と出力との間に結合されたインダクタ、(ii)回路250の入力と出力との間に結合されたキャパシタ、(iii)並列に、回路250の入力と出力との間に結合された、インダクタおよびキャパシタ、(iv)直列に、回路250の入力と出力との間に結合された、インダクタおよびキャパシタ、または、(v)何らかの他の回路構成要素または回路構成要素の組み合わせを、備えることができる。負荷260は、デュプレクサ、スイッチなどの、整合回路150とアンテナ158との間に結合された回路を含むことができる。
もう一度図1を参照すると、整合回路150は、優れた性能を達成するために、PA出力インピーダンスZPAを目標負荷インピーダンスZOと整合させるために使用することができる。整合回路150は、目標負荷インピーダンスを伴う最大出力電力レベルで優れた性能(たとえば高いPA効率)を提供するように設計可能な、固定整合回路とすることができる。しかしながらこの固定整合回路は、より低い出力電力レベルおよび/または異なる負荷インピーダンスで、次善性能(たとえばより低いPA効率)を提供することができる。たとえば負荷インピーダンスは、アンテナ158がユーザの手で覆われていること、アンテナ158がユーザの耳に押し当てられていること、アンテナ158が短絡または切断されていることなどによって、変化する可能性がある。
性能を向上させるために、整合回路150は、電力増幅器140に調整可能インピーダンス整合を提供することができる。調整可能インピーダンス整合は、負荷260のインピーダンス、負荷260に送達される電力、および/または他のパラメータに基づいて、動的に変化する可能性がある。これらのパラメータは、センサ160と計算ユニット170とによって決定可能である。
図3は、それぞれ図2のセンサ160と、計算ユニット170と、直列回路250との1つの例示的設計である、センサ160aと、計算ユニット170aと、直列回路250aとのブロック図を示す。直列回路250a内では、インダクタ310とリアクタンス素子312とが並列に結合され、その組み合わせが、直列回路250aの入力ノードAと出力ノードBとの間に結合される。リアクタンス素子312は、可変キャパシタ、他の回路素子、寄生構成要素(parasitic component)などを備えることができる。直列回路250aは、ノードAとBとの間に以下のように表すことが可能なインピーダンスZSを有し、
Figure 2012531123
上式で、ωはラジアン/秒単位で表した注目する周波数であり、Lはインダクタ310のインダクタンス、ZPはリアクタンス素子312のインピーダンスである。
直列回路250aは、以下のように表すことが可能な負荷260へILOADの出力電流を送達し、
Figure 2012531123
上式で、ILOAD_PKは負荷260に送達されるピーク電流であり、φは負荷260のインピーダンスに依存する位相であり、exp( )は自然指数(natural exponent)を示す。
Sインピーダンスが誘導性である場合、ILOAD電流はVAMP電流を90°またはπ/2だけ遅れさせることになる。位相φは、整合回路150と負荷との間の不整合に依存する可能性があり、整合が良好であれば0度に近付くことができる。
センサ160a内では、プログラム可能減衰器316が増幅RF信号を受信し、第1の入力信号を提供する。プログラム可能減衰器318は出力RF信号を受信し、第2の入力信号を提供する。プログラム可能減衰器316および318は、センサ160a内の回路に提供される入力信号のダイナミック・レンジを減少させるために、出力電力レベルに応じて可変量の減衰を提供することができる。固定利得増幅器320は、反転入力で第1の入力信号を受信し、非反転入力で第2の入力信号を受信して、第1の感知信号VS1を提供する。VS1信号は、直列回路250aにわたる電圧降下を示すことが可能であり、以下のように表すことができる。
Figure 2012531123
バッファ(Buf)322は第1の入力信号を受信し、VAMP信号を表すことが可能な第2の感知信号VS2を提供する。位相シフタ324は、注目する周波数で第2の感知信号を受信して、これを90°シフトさせ、位相シフト信号VSHIFTEDを提供する。増幅RF信号および位相シフト信号は以下のように表すことが可能であり、
Figure 2012531123
上式で、VAMP_PKは増幅RF信号のピーク電圧である。
乗算器326は、位相シフタ324からの位相シフト信号と増幅器322からの第1の感知信号とを掛け合わせ、以下のように表すことが可能な、乗算器出力YMULTを提供する。
Figure 2012531123
数式(6)に示されるように、乗算器出力は、注目する周波数の2倍の高周波数構成要素と、負荷依存位相φを伴う低周波数構成要素とを含む。低域フィルタ328は乗算器出力を受信し、高周波数構成要素をフィルタ除去して、以下のように表すことが可能なセンサ出力YOUTを提供する。
Figure 2012531123
計算ユニット170aでは、ユニット330はセンサ出力をインピーダンスZSの絶対値で割り、以下のように表すことが可能な送達電力POUTを提供する。
Figure 2012531123
図3に示された例示的設計では、VAMP信号は位相シフトされ、VS1信号と掛け合わされる。これで出力電力POUTは直列回路250aおよび負荷260に送達される電力とすることができる。直列回路250aの損失は小さいものとすることが可能であるため、ほとんどのPOUTは負荷260へ送達可能である。
図3に示されていない他の例示的設計では、VLOAD信号は位相シフトされ、VS1信号と掛け合わされることが可能である。これで出力電力は負荷260に送達される電力とすることができる。したがって計算ユニット170aからの出力電力は、信号にタップが付けられて位相シフタ324へと提供される時点で送達される電力を表すことができる。
直列インピーダンスの絶対値|ZS|は、様々な方法で決定可能である。一設計では、|ZS|はコンピュータ・シミュレーション、経験的測定、または他の手段によって決定可能である。他の設計では、|ZS|は事前に較正可能である。たとえば、センサ出力YOUTは知られている出力電力について測定可能であり、|ZS|は知られている出力電力と測定されたセンサ出力とに基づいて決定可能である。|ZS|は、他の方法でも決定可能である。
図4は、図2のセンサ160および負荷260の他の例示的設計である、センサ160bおよびロード260bのブロック図を示す。負荷260bは、リアクタンスXLを有する分路リアクタンス素子262と、抵抗RLを有する分路抵抗器264とを含む。負荷インピーダンスZLは以下のように表すことが可能である。
Figure 2012531123
電力増幅器140からの増幅RF信号は以下のように表すことが可能であり、
Figure 2012531123
上式で、VAMP_PKは電力増幅器140からのピーク電圧である。
直列回路250にわたる電圧信号は以下のように表すことが可能であり、
Figure 2012531123
上式で、VIND_PKは直列回路250にわたるピーク電圧であり、θLは負荷260の位相である。
負荷260にわたる電圧信号は以下のように表すことが可能であり、
Figure 2012531123
上式で、VLOAD_PKは負荷260にわたるピーク電圧である。
負荷260に提供される出力電流は以下のように表すことが可能であり、
Figure 2012531123
上式で、ILOAD_PKは負荷260にわたるピーク電流である。
センサ106b内で、プログラム可能(Prog.)減衰器430は電力増幅器140から増幅RF信号を受信し、第1の入力信号を提供する。プログラム可能減衰器440は負荷で出力RF信号を受信し、第2の入力信号を提供する。固定利得増幅器432は反転入力で第1の入力信号を受信し、非反転入力で第2の入力信号を受信する。増幅器432は、直列回路250にわたるVIND信号とほぼ等しいことが可能な、第1の感知信号VS1を提供する。増幅器432は、スイッチ438の第1の入力と位相シフタ434とに、第1の感知信号を提供する。位相シフト434は第1の感知信号をθPだけシフトし、第1の位相シフト信号を、リミッタ436とスイッチ438の第3の入力とに提供する。θPは、ゼロ度または何らかの他の値とすることができる。リミッタ436は第1の位相シフト信号を増幅およびクリッピングし、第1の制限信号をスイッチ438の第2の入力に提供する。スイッチ438は3つの入力のうちの1つを、ミキサ450に第1のミキサ入力信号を提供する出力と結合する。
バッファ442は、第2の入力信号を受信およびバッファリングし、負荷260でVLOAD信号とほぼ等しいことが可能な、第2の感知信号VS2を提供する。バッファ442は、第2の感知信号を、スイッチ448の第1の入力と位相シフタ444とに提供する。位相シフタ444は、第2の感知信号をθPだけシフトし、第2の位相シフト信号をリミッタ446に提供する。リミッタ446は第2の位相シフト信号を増幅およびクリッピングし、第2の制限信号をスイッチ448の第2の入力に提供する。スイッチ448は2つの入力のうちの1つを、ミキサ450に第2のミキサ入力信号を提供する出力と結合する。ミキサ450は、スイッチ438からの第1のミキサ入力信号とスイッチ448からの第2のミキサ入力信号とを混合し、ミキサ出力信号を提供する。低域フィルタ452はミキサ出力信号をフィルタリングし、センサ出力信号VSENSEを提供する。
スイッチ438および448によって異なる位置で複数の測定が実行される。表1は、スイッチ438および448に関する5つのスイッチ構成1から5を掲示し、各スイッチ構成に対するセンサ出力を提供する。表1で、第1の列はスイッチ構成を提供し、第2の列はスイッチ438によって選択された入力を提供し、第3の列はスイッチ448によって選択された入力を提供し、第4の列は任意の位相シフトθPを伴うセンサ出力を提供し、第5の列はゼロの位相シフト、すなわちθP=0を伴うセンサ出力を提供する。センサ出力VAからVEは、それぞれスイッチ構成1から5について取得可能である。
Figure 2012531123
ミキサ450は、両方の入力信号が制限されない場合は乗算器として、または少なくとも1つの入力信号が制限される場合はダウン・コンバータとして、動作可能である。制限された入力信号は、ダウン・コンバートを達成するためにミキサ450内の差動ペアを切り替えることが可能な、ローカル発振器(LO)信号として動作可能である。制限入力信号は切り替えのためにのみ使用されるため、制限入力信号の振幅はミキサ出力信号で反映されない。したがってミキサ450は、スイッチ構成1、2、および4に対して、図3の乗算器326とは異なるように動作する。わかりやすくするために、本明細書の説明では各ミキサについて単位利得を想定している。
計算ユニット170はセンサ160bから測定値を受信し、注目する様々な量を計算する。表1に示されるように、負荷の位相は、スイッチ構成4を選択すること、および測定値VDを取得することによって決定可能である。負荷インピーダンスの絶対値|ZL|は、θP=0での測定値VAおよびVBに基づいて決定可能であり、以下のように計算可能である。
Figure 2012531123
直列回路250のインピーダンスZSは、知られているかまたは確認可能である。
負荷インピーダンスZLは、以下のように計算可能であり、
Figure 2012531123
上式で、cos(θL)およびsin(θL)は測定値VDに基づいて決定可能である。
ピーク出力電圧VLOAD_PKは測定値VBおよびVDに基づいて決定可能であり、以下のように計算可能である。
Figure 2012531123
ピーク出力電流ILOAD_PKは、測定値VBおよびVD、ならびに負荷インピーダンス絶対値|ZL|に基づいて決定可能であり、以下のように計算可能である。
Figure 2012531123
負荷260に送達される電力PLは、以下のように計算可能である。
Figure 2012531123
数式(18)の右側の各量は、前述のように決定可能である。
スイッチ構成5は、2乗平均(RMS)電力検出器として使用することができる。θL=90°では、測定値VEは以下のように表すことができる。
Figure 2012531123
図4のセンサ160bに関する他のスイッチ構成を使用して、他の測定値を取得することもできる。センサ160bから入手可能な様々な測定値に基づいて、他の量を計算することもできる。位相シフタ434および444は、0°、90°、または何らかの他の位相とすることが可能な、同じ位相を提供することができる。位相シフタ434および444は、異なる位相を提供することもできる。たとえば一方の位相シフタが0°の位相シフトを提供し、他方の位相シフタが90°の位相シフトを提供することができる。
図5は、図2のセンサ160および負荷260の他の例示的設計である、センサ160cおよびロード260cのブロック図を示す。負荷260cは、リアクタンスXLを有する分路リアクタンス素子262と、抵抗RLを有する分路抵抗器264とを含む。負荷260cは、リアクタンスXCを有し、スイッチ268と直列に結合された、分路キャパシタ266をさらに含む。スイッチ268が開状態の負荷インピーダンスZL1と、スイッチ268が閉状態の負荷インピーダンスZL2とは、以下のように表すことが可能である。
Figure 2012531123
キャパシタ266のキャパシタンスまたはリアクタンスは、知られているかまたは確認可能である。
センサ160c内で、プログラム可能減衰器530はVAMP信号を受信し、第1の入力信号を提供する。プログラム可能減衰器540はVLOAD信号を受信し、第2の入力信号を提供する。固定利得増幅器532は、反転入力で第1の入力信号を受信し、非反転入力で第2の入力信号を受信して、リミッタ534およびミキサ536に第1の感知信号VS1を提供する。リミッタ534は第1の感知信号を増幅およびクリッピングして、第1の制限信号をミキサ546に提供する。バッファ542は第2の入力信号を受信およびバッファリングして、リミッタ544およびミキサ546に第2の感知信号VS2を提供する。リミッタ544は第2の感知信号を増幅およびクリッピングして、第2の制限信号をミキサ536に提供する。ミキサ536は、増幅器532からの第1の感知信号とリミッタ544からの第2の制限信号とを混合して、第1のミキサ出力信号を提供する。低域フィルタ538は第1のミキサ出力信号をフィルタリングして、第1のセンサ出力信号V1を提供する。同様に、ミキサ546は、バッファ542からの第2の感知信号とリミッタ534からの第1の制限信号とを混合して、第2のミキサ出力信号を提供する。低域フィルタ548は第2のミキサ出力信号をフィルタリングして、第2のセンサ出力信号V2を提供する。V1とV2とのセンサ出力は、以下のように表すことができる。
Figure 2012531123
計算ユニット170は、スイッチ268が開状態の第1の測定値と、スイッチ268が閉状態の第2の測定値とに関して、センサ160cからV1とV2とのセンサ出力を受信する。計算ユニット170は、第1および第2の測定値に基づいて、注目する様々な量を計算する。
負荷インピーダンスの絶対値|ZL1|は、スイッチ268が開状態の測定値V1とV2とに基づいて決定可能である。負荷インピーダンスの絶対値|ZL2|は、スイッチ268が閉状態の測定値V1とV2とに基づいて決定可能である。|ZL1|および|ZL2|は、以下のように計算可能である。
Figure 2012531123
以下の量が定義可能である。
Figure 2012531123
分路リアクタンスXLと分路抵抗RLとは、数式(25)と(26)とに基づいて以下のように決定可能である。
Figure 2012531123
負荷インピーダンスZL1は、数式(20)に示されるように、XLとRLとに基づいて決定可能である。負荷の位相は以下のように計算可能であり、
Figure 2012531123
上式で、Re{ }は実数部を示し、Im{ }は虚数部を示す。
ピーク出力電圧VLOAD_PKは、測定値V2に基づいて以下のように決定可能である。
Figure 2012531123
負荷260に送達される電力は、数式(18)に示されるように計算可能である。他の量も、センサ160cから入手可能な様々な測定値に基づいて計算可能である。
図6は、図2のセンサ160の他の例示的設計である、センサ160dのブロック図を示す。センサ160dでは、プログラム可能減衰器630はVAMP信号を受信して、第1の入力信号を提供する。プログラム可能減衰器640はVLOAD信号を受信して、第2の入力信号を提供する。固定利得増幅器632は、反転入力で第1の入力信号を受信し、非反転入力で第2の入力信号を受信して、第1の感知信号VS1を調整回路634および636、ならびにミキサ652に提供する。調整回路634と636とは第1の感知信号を処理して、それらの出力信号をそれぞれミキサ672と662とに提供する。
バッファ542は第2の入力信号を受信およびバッファリングして、第2の感知信号VS2を調整回路644および646、ならびにミキサ672に提供する。調整回路644と646とは第2の感知信号を処理して、それらの出力信号をそれぞれミキサ662と652とに提供する。ミキサ652は、増幅器532からの第1の感知信号と、回路646からの出力信号とを混合して、第1のミキサ出力信号を提供する。低域フィルタ654は第1のミキサ出力信号をフィルタリングして、第1のセンサ出力信号VXを提供する。ミキサ662は、回路636からの出力信号と回路644からの出力信号とを混合して、第2のミキサ出力信号を提供する。低域フィルタ664は第2のミキサ出力信号をフィルタリングして、第2のセンサ出力信号VYを提供する。ミキサ672は、回路634からの出力信号とバッファ642からの第2の感知信号とを混合して、第3のミキサ出力信号を提供する。低域フィルタ674は第3のミキサ出力信号をフィルタリングして、第3のセンサ出力信号VZを提供する。
各調整回路は、以下のうちの1つを含むことができる。
・入力信号を出力信号として単に渡すワイヤ
・入力信号をθPだけシフトして位相シフト信号を提供する、位相シフタ
・入力信号を増幅およびクリッピングして制限信号を提供する、リミッタ
・入力信号をシフト、増幅、およびクリッピングして、位相シフト信号および制限信号を提供する、位相シフタおよびリミッタ、または
・何らかの他の回路または回路の組み合わせ
複数の調整回路が回路素子を共有することもできる。たとえば、調整回路634と636とは、位相シフタまたはリミッタを共有することができる。異なる回路が実装された調整回路634、636、644、および646を備えた、様々な例示的設計が取得可能である。
第1の例示的設計では、調整回路634はリミッタを含み、調整回路636はリミッタと90°の位相シフトを提供する位相シフタとを含み、調整回路644はワイヤを含み、調整回路646はリミッタと−90°の位相シフトを提供する位相シフタとを含む。そして信号VX、VY、およびVXは、第1の設計に関して表2に示すように表すことができる。
Figure 2012531123
第1の例示的設計では、負荷インピーダンスの絶対値|ZL|は、測定値VXとVYとに基づいて以下のように決定可能である。
Figure 2012531123
負荷インピーダンスの位相は以下のように計算可能である。
Figure 2012531123
負荷インピーダンスZLは、数式(15)に示されるように計算可能である。ピーク出力電圧VLOAD_PKは以下のように計算可能であり、
Figure 2012531123
上式で、sin(θL)とcos(θL)とは、数式(32)から取得された負荷位相θLに基づいて決定可能である。
ピーク出力電流ILOAD_PKは以下のように計算可能である。
Figure 2012531123
負荷260に送達される電力は、数式(18)に示されるように計算可能である。他の量も、センサ160dから入手可能な測定値に基づいて計算可能である。
第2の例示的設計では、調整回路634はリミッタと90°の位相シフトを提供する位相シフタとを含み、調整回路636はワイヤを含み、調整回路644はリミッタを含み、調整回路646はリミッタと−90°の位相シフトを提供する位相シフタとを含む。信号VX、VY、およびVXは、第2の設計に関して表2に示されるように表すことができる。
第3の例示的設計では、調整回路634はリミッタと90°の位相シフトを提供する位相シフタとを含み、調整回路636はリミッタを含み、調整回路644はワイヤを含み、調整回路646はリミッタを含む。信号VX、VY、およびVXは、第3の設計に関して表2に示されるように表すことができる。
第4の例示的設計では、調整回路634はリミッタを含み、調整回路636は90°の位相シフトを提供する位相シフタを含み、調整回路644と646とはリミッタを共有する。信号VX、VY、およびVXは、第4の設計に関して表2に示されるように表すことができる。
第5の例示的設計では、調整回路634と636とはリミッタを共有し、調整回路644と646ともリミッタを共有する。信号VX、VY、およびVXは、第5の設計に関して表2に示されるように表すことができる。
第6の例示的設計では、調整回路634と636とはリミッタと90°の位相シフトを提供する位相シフタとを共有し、調整回路644はリミッタを含み、調整回路646はリミッタと−90°の位相シフトを提供する位相シフタとを含む。信号VX、VY、およびVXは、第6の設計に関して表2に示されるように表すことができる。
他の例示的設計は、調整回路634、636、644、および646に関する他の回路を実装することもできる。前述のそれぞれの例示的設計では、負荷インピーダンスの絶対値|ZL|、負荷の位相θL、負荷インピーダンスZL、ピーク出力電圧VLOAD_PK、負荷に送達される電力PL、および/または他の量などの様々な量を、測定値VX、VY、およびVZに基づいて計算可能である。表2に示されるような、異なる設計に関する異なる定義VX、VY、およびVZによるこれらの様々な量を計算するために、使用することができる。
図6に示される例示的設計では、ミキサ652、662、および672の出力は、それぞれ3つの低域フィルタ654、664、および674に提供される。低域フィルタ654、664、および674は、同時に、3つの測定値VX、VY、およびVZを提供することができる。他の例示的設計では、ミキサ652、662、および672の出力はスイッチの3つの入力に提供可能であり、スイッチの出力は低域フィルタに結合可能である。1つのミキサの出力を、任意の所与の地点で低域フィルタに渡すことができる。この例示的設計は、ハードウェアの複雑さを低減させることができる。
図4、5、および6に示された例示的設計では、負荷インピーダンスの絶対値|ZL|と、負荷インピーダンスZLと、負荷の位相θLと、ピーク出力電圧VLOAD_PKと、ピーク出力電流ILOAD_PKとは、センサ160b、160c、または160dからの測定値に基づいて決定可能である。負荷260に関するこれらの様々な量は、図4、5、および6内のそれぞれのバッファ442、542、および642の出力にVLOAD信号を提供することによって取得可能である。電力増幅器140の出力でのインピーダンスに関する様々な量は、バッファの入力にVAMP信号を提供することによって取得可能である。
図7は、それぞれ図2のセンサ160と負荷260との他の例示的設計である、センサ160eと負荷260eとのブロック図を示す。負荷260eは、リアクタンスXLSを有するリアクタンス素子274と直列に結合された抵抗RLSを有する抵抗器272を含む。センサ160eは、1つの相違点を伴い、図4のセンサ160b内のすべての回路構成要素を含む。センサ160e内のバッファ442は、負荷260eに提供されるVLOAD信号から取得される第2の入力信号の代わりに、電力増幅器140からのVAMP信号から取得される第1の入力信号を受信する。電力増幅器140は、絶対値|ZIN|と位相θINとを有する、入力インピーダンスZINを観測する。表3に示されるように、異なるスイッチ構成を用いて異なる測定値VAからVEが取得可能である。
Figure 2012531123
入力絶対値|ZIN|は、θP=0での測定値VAおよびVEに基づいて決定可能であり、以下のように計算可能である。
Figure 2012531123
入力インピーダンスZINは以下のように計算可能であり、
Figure 2012531123
上式で、cos(θIN)およびsin(θIN)は測定値VDに基づいて決定可能である。
ピーク増幅電圧VAMP_PKは測定値VBおよびVDに基づいて決定可能であり、以下のように計算可能である。
Figure 2012531123
ピーク出力電流ILOAD_PKは、測定値VBおよびVD、ならびに入力インピーダンス絶対値|ZIN|に基づいて決定可能であり、以下のように計算可能である。
Figure 2012531123
電力増幅器140によって送達される電力は、以下のように計算可能である。
Figure 2012531123
数式(39)の右側の各量は、前述のように決定可能である。
図8は、それぞれ図2のセンサ160と負荷260との他の例示的設計である、センサ160fと負荷260fとのブロック図を示す。直列回路250はリアクタンスXSを有する。負荷260fは、リアクタンスXLSを有するリアクタンス素子274と直列に結合された抵抗RLSを有する抵抗器272を含む。リアクタンスXCを有する直列キャパシタ276はスイッチ278と直列に結合され、組み合わせは直列回路250と並列に結合される。
スイッチ278が開状態の入力インピーダンスZIN1と、スイッチ278が閉状態の入力インピーダンスZIN2とは、以下のように表すことができる。
Figure 2012531123
センサ160fは、1つの相違点を伴い、図5のセンサ160c内のすべての回路構成要素を含む。センサ160f内のバッファ542は、負荷260に提供されるVLOAD信号から取得される第2の入力信号の代わりに、電力増幅器140からのVAMP信号から取得される第1の入力信号を受信する。センサ出力V1およびV2は以下のように表すことができる。
Figure 2012531123
入力インピーダンスの絶対値|ZIN1|は、スイッチ278が開状態の測定値V1およびV2に基づいて決定可能である。負荷インピーダンスの絶対値|ZIN2|は、スイッチ278が閉状態の測定値V1およびV2に基づいて決定可能である。|ZIN1|および|ZIN2|は、以下のように計算可能である。
Figure 2012531123
以下の量が定義可能である。
Figure 2012531123
入力リアクタンスXINと負荷インピーダンスZLとは、以下のように決定可能である。
Figure 2012531123
電力増幅器140によって送達される電力は、以下のように計算可能である。
Figure 2012531123
図9は、図2のセンサ160の他の例示的設計である、センサ160gのブロック図を示す。センサ160gは、1つの相違点を伴い、図6のセンサ160d内のすべての回路構成要素を含む。センサ160g内のバッファ642は、負荷260に提供されるVLOAD信号から取得される第2の入力信号の代わりに、電力増幅器140からのVAMP信号から取得される第1の入力信号を受信する。
センサ出力VX、VY、およびVZは、調整回路634、636、644、および646に関して使用される回路に依存する。前述の第1の例示的設計では、
調整回路634はリミッタを含み、調整回路636はリミッタと90°の位相シフトを提供する位相シフタとを含み、調整回路644はワイヤを含み、調整回路646はリミッタと−90°の位相シフトを提供する位相シフタとを含む。センサ出力VX、VY、およびVXは、以下のように表すことができる。
Figure 2012531123
入力インピーダンスの絶対値|ZIN|は、測定値VXおよびVYに基づいて以下のように決定可能である。
Figure 2012531123
入力インピーダンスの位相は以下のように計算することができる。
Figure 2012531123
入力インピーダンスZINは、数式(36)に示されるように計算可能である。ピーク増幅電圧VAMP_PKは以下のように計算可能であり、
Figure 2012531123
上式で、sin(θIN)およびcos(θIN)は、数式(59)から取得された入力位相θINに基づいて決定可能である。
ピーク増幅電流ILOAD_PKは以下のように計算可能である。
Figure 2012531123
電力増幅器140によって送達される電力は、数式(54)に示されるように計算可能である。他の量も、センサ160gから入手可能な測定値に基づいて計算可能である。
他の例示的設計は、図6に関して上記で説明された調整回路634、636、644、および646に関する他の回路を実装することもできる。前述の各例示的設計では、入力インピーダンスの絶対値|ZIN|、入力インピーダンスの位相θIN、入力インピーダンスZIN、ピーク増幅電圧VAMP_PK、電力増幅器によって送達される電力PAMP、および/または他の量などの、様々な量を、測定値VX、VY、およびVXに基づいて計算可能である。異なる例示的設計に関する異なる定義VX、VY、およびVXによるこれらの様々な量を計算するために、異なる数式を使用することができる。
図3から9は、電圧および他の量を測定するために使用可能であり、その後、信号経路内の注目する任意の地点での電力および/またはインピーダンスを計算するために使用可能である、センサ160の様々な例示的設計を示す。図3から9の例示的設計は、実数/同相成分(inphase component)と虚数/直交成分(quadrature component)とによって複素数値を定義する、デカルト座標(Cartesian coordinate)内の量を測定する。図3に示された例示的設計では、ユニット320から328は複素量を提供可能であり、ユニット330は負荷の電力として実数成分/部を提供可能である。図4および7に示された例示的設計では、VSENSE信号は、表1に示されるような、複素量の同相成分または直交成分を備えることができる。図5および8に示される例示的設計では、V1信号は直列回路250にわたる電圧の直交成分を備えることが可能であり、V2信号は負荷電圧または増幅電圧の直交成分を備えることが可能である。図6および9に示された例示的設計では、VX、VY、およびVZ信号は、それぞれ、複素量の同相成分または直交成分を備えることができる。同相成分と直交成分とは、ピーク電圧と位相とによって定義される。しかしながら、ピーク電圧と位相とは直接測定されない。
したがってセンサ160aから160gは、ピーク値と位相とによって複素数値を定義する、極座標内の量を測定する他のセンサとは異なる。これは、同相成分と直交成分とを使用するデカルト座標内に量を提供する、センサ160aから160gとは対照的である。センサ160は他の方法でも実装可能である。
図10Aは、切り替え可能キャパシタを使用する図1の調整可能整合回路150の例示的設計である、調整可能整合回路150xの概略図を示す。調整可能整合回路150xでは、インダクタ1010とキャパシタ1012とが、整合回路150xの入力ノードAと出力ノードBとの間に結合される。キャパシタ1012は、常時選択される固定キャパシタである。N個の切り替え可能キャパシタ1014aから1014nは、それぞれN個のスイッチ1016aから1016nと直列に結合され、ここでNは任意の整数値とすることができる。キャパシタ1014とスイッチ1016とのN個の直列組み合わせは、ノードAとノードBとの間に結合される。各切り替え可能キャパシタ1014は、関連付けられたスイッチ1016を介して選択または選択解除することができる。
分路キャパシタ1022はノードBと回路接地との間に結合され、常時選択される固定キャパシタである。M個の切り替え可能キャパシタ1024aから1024mは、それぞれM個のスイッチ1026aから1026mと直列に結合され、ここでMは任意の整数値とすることができる。キャパシタ1024とスイッチ1026とのM個の直列組み合わせは、ノードBと回路接地との間に結合される。各切り替え可能キャパシタ1024は、関連付けられたスイッチ1026を介して選択または選択解除することができる。
幾何学的重み付けの場合、キャパシタ1014aから1014nは漸進的に(たとえば2進重み付けの場合、2倍に)増加するキャパシタンスを有することが可能であり、キャパシタ1024aから1024mも漸進的に増加するキャパシタンスを有することができる。温度計復号の場合、キャパシタ1014aから1014nは同じキャパシタンスを有することが可能であり、キャパシタ1024aから1024mも同じキャパシタンスを有することが可能である。どちらのタイプの重み付けの場合も、キャパシタ1014は直列経路に対して所望の範囲のキャパシタンスを提供するように設計可能であり、キャパシタ1024は分路経路に対して所望の範囲のキャパシタンスを提供するように設計可能である。キャパシタ1012および1014は、可変キャパシタンスCVAR1を提供する。キャパシタ1022および1024は、可変キャパシタンスCVAR2を提供する。CVAR1およびCVAR2に関する値の異なる組み合わせで、異なるインピーダンス整合設定値を取得することができる。
一般に、直列経路と分路経路とには、任意数の固定キャパシタと切り替え可能キャパシタとを使用することができる。さらに、固定キャパシタまたは切り替え可能キャパシタは、それぞれ任意の好適な値を有することができる。切り替え可能キャパシタの異なる組み合わせを選択することで、異なるインピーダンス整合設定値を取得することができる。たとえば、2進重み付けを用いる3つの切り替え可能キャパシタ1014に対する8つの異なる切り替え状態で、Cから8Cまでの8つの異なるインピーダンス整合設定値を取得することができる。
スイッチ1016および1026は、金属酸化物半導体(MOS)トランジスタまたは何らかの他の半導体デバイスで実装可能である。各スイッチについて複数のMOSトランジスタをまとめてスタックすることが可能であるため、各MOSトランジスタにわたる信号の揺れのごく一部のみが現れることになり、信頼性を向上させることができる。
インダクタ1010およびキャパシタ1012と1014とは、図2の直列回路250の一部とすることができる。キャパシタ1022および1024は、図2の負荷260の一部とすることができる。このように調整可能整合回路150xを分割することによって、センサ160と計算ユニット170とに関する上記説明を簡略化することができる。
図10Bは、切り替え可能キャパシタを使用する図1の調整可能整合回路150の他の例示的設計である、2ステージ調整可能整合回路150yの概略図を示す。調整可能整合回路150yは、図10Aに関して上記で説明したように結合された、インダクタ1010と、キャパシタ1012と、キャパシタ1014aから1014nと、スイッチ1016aから1016nと、キャパシタ1022と、キャパシタ1024aから1024mと、スイッチ1026aから1026mとを備える、第1ステージを含む。調整可能整合回路150yは、第1ステージのインダクタ、キャパシタ、およびスイッチと同じように結合された、インダクタ1030と、固定キャパシタ1032と、N個の切り替え可能キャパシタ1034aから1034nと、N個のスイッチ1036aから1036nと、固定キャパシタ1042と、M個の切り替え可能キャパシタ1044aから1044mと、M個のスイッチ1046aから1046mとを備える、第2ステージをさらに含む。一般に、2つのステージは、直列経路内に同じ数または異なる数の切り替え可能キャパシタを含むことが可能であり、分路経路内に同じ数または異なる数の切り替え可能キャパシタを含むことが可能である。
キャパシタ1012および1014は、可変キャパシタンスCVAR1を提供する。キャパシタ1022および1024は、可変キャパシタンスCVAR2を提供する。キャパシタ1032および1034は、可変キャパシタンスCVAR3を提供する。キャパシタ1042および1044は、可変キャパシタンスCVAR4を提供する。異なるインピーダンス整合設定値は、CVAR1、CVAR2、CVAR3、およびCVAR4に関する値の異なる込み合わせで取得することができる。2つのステージによって、インピーダンス整合を調整するためのより多くの自由度を提供することができる。
一設計では、たとえばそれぞれ図4、5、または6のバッファ442、542、または642に提供される、ノードBでの電圧を、センサ160によって感知することができる。この設計では、インダクタ1010とキャパシタ1012および1014とを、図2の直列回路250の一部とすることが可能であり、残りのインダクタとキャパシタとを、図2の負荷260の一部とすることが可能である。他の設計では、ノードDでの電圧をセンサ160によって感知することができる。この設計では、インダクタ1010および1030と、キャパシタ1012、1014、1022、1024、1032、および1034とを、図2の直列回路250の一部とすることが可能であり、残りのインダクタ1042と1044とを図2の負荷260の一部とすることが可能である。
図10Aおよび10Bは、インピーダンス整合に使用可能な、調整可能整合回路150の2つの例示的設計を示す。調整可能整合回路150は、他の回路トポロジ、より多くのステージなどを使用する、他の方法で実装することも可能である。たとえば、1つまたは複数の分路キャパシタを入力ノードAと回路接地との間に結合することができる。他の例として、図10Aの調整可能整合回路150内で、直列キャパシタ1012および1014を省略することができる。
図10Cは、図3から9に示された各プログラム可能減衰器に使用可能な、プログラム可能減衰器1050の例示的設計の概略図を示す。プログラム可能減衰器1050は、電力増幅器140からの増幅RF信号または負荷での出力RF信号とすることが可能なセンサ入力信号を受信して、減衰入力信号を提供する。プログラム可能減衰器1050内で、キャパシタ1052は、センサ入力信号を受信する一方の端部と、ノードEに結合された他方の端部とを有する。抵抗器1054はノードEと回路接地との間に結合される。抵抗器1062、1064、および1066は直列に結合され、この組み合わせがノードEと回路接地との間に結合される。スイッチ1056および1058はその右端がまとめて結合され、その左端が抵抗器1064の2つの端部に結合される。スイッチ1056および1058の接続された右端は、減衰入力信号を提供する。
キャパシタ1052は交流結合を提供する。スイッチ1058は、より小さな減衰入力信号を提供するように選択する/閉じることが可能であり、スイッチ1056は、より大きな減衰入力信号を提供するように選択する/閉じることが可能である。(i)直列に、およびノードEと回路接地との間に、より多くの抵抗器が結合され、(ii)抵抗器での信号のうちの1つを選択するために、これらの抵抗器により多くのスイッチが結合された状態で、2つより多くの信号レベルを取得することもできる。
図10Dは、図3から9に示されたそれぞれのプログラム可能減衰器にも使用可能な、プログラム可能減衰器1070の例示的設計の概略図を示す。プログラム可能減衰器1070はセンサ入力信号を受信して、減衰入力信号を提供する。プログラム可能減衰器1070内で、キャパシタ1072は、センサ入力信号を受信する一方の端部と、ノードFに結合された他方の端部とを有する。キャパシタ1074はノードFと回路接地との間に結合される。K個の抵抗器1076aから1076kは、それぞれK個のスイッチ1078aから1078kと直列に結合され、ここでKは任意の整数値とすることができる。キャパシタ1076とスイッチ1078とのK個の組み合わせは、ノードFと回路接地との間に結合される。ノードFは減衰入力信号を提供する。
キャパシタ1072は交流結合を提供し、容量ディバイダ(capacitive divider)の上部を形成する。キャパシタ1074および1076は、容量ディバイダの下部を形成する。キャパシタ1076aから1076kの異なる組み合わせを選択することによって、異なるディバイダ比、したがって減衰入力信号に関する異なる信号レベルを取得することができる。
図10Cおよび10Dは、プログラム可能減衰器の2つの例示的設計を示す。プログラム可能減衰器は、たとえば他の回路トポロジを用いるなどの他の方法でも実装可能である。
図11は、複数のモードと複数の帯域とをサポートする送信器122の例示的設計のブロック図を示す。送信器122内では、第1の電力増幅器140aは第1の入力RF信号VIN1を増幅して、第1の増幅RF信号VAMP1を提供する。調整可能整合回路150aは電力増幅器140aの出力に結合され、出力インピーダンス整合と電力増幅器140aに関するフィルタリングとを実行して、第1の出力RF信号VOUT1をスイッチ152aに提供する。スイッチ152aは、VOUT1信号をデュプレクサ154aまたは調整可能整合回路150cのいずれかに提供する。デュプレクサ154aは、VOUT1信号をアンテナ・スイッチ156の第1の入力にルーティングし、受信RF信号もアンテナ・スイッチ156から帯域1用の受信器(図11には図示せず)へとルーティングする。
第2の電力増幅器140bは、第2の入力RF信号VIN2を増幅して、第2の増幅RF信号VAMP2を提供する。調整可能整合回路150bは電力増幅器140bの出力に結合され、出力インピーダンス整合と電力増幅器140bに関するフィルタリングとを実行して、第2の出力RF信号VOUT2をスイッチ152bに提供する。スイッチ152bは、VOUT2信号をデュプレクサ154bまたは調整可能整合回路150cのいずれかに提供する。デュプレクサ154bは、VOUT2信号をアンテナ・スイッチ156の第2の入力にルーティングし、受信RF信号もアンテナ・スイッチ156から帯域2用の受信器(図11には図示せず)へとルーティングする。調整可能整合回路150cはVOUT1信号とVOUT2信号とを組み合わせ、電力増幅器140aおよび140bの出力信号が組み合わされた場合にそれらに関する整合とフィルタリングとを実行して、第3の出力RF信号VOUT3をアンテナ・スイッチ156の第3の入力に提供する。スイッチ156は、3つの入力のうちの1つを、アンテナ158に結合された出力に結合する。各調整可能整合回路150は、図10Aの調整可能整合回路150x、図10Bの調整可能整合回路150y、または何らかの他の調整可能整合回路で実装可能である。
送信器122はいくつかのモードをサポートすることができる。第1のモードでは、電力増幅器140aが使用可能であり、電力増幅器140bは使用不可とすることができる。VIN1信号は電力増幅器140aによって増幅し、調整可能整合回路150aと、スイッチ152aと、デュプレクサ154aと、スイッチ156とを介して、アンテナ158にルーティングすることができる。第2のモードでは、電力増幅器140gが使用可能であり、電力増幅器140aは使用不可とすることができる。VIN2信号は電力増幅器140bによって増幅し、調整可能整合回路150bと、スイッチ152bと、デュプレクサ154bと、スイッチ156とを介して、アンテナ158にルーティングすることができる。第3のモードでは、電力増幅器140aと140bの両方を使用可能とすることができる。共通入力RF信号がVIN1信号とVIN2信号とを取得するために増幅可能であり、これは電力増幅器140aおよび140bによって増幅し、調整可能整合回路150aおよび150bを介してルーティングし、調整可能整合回路150cによって組み合わせることが可能である。調整可能整合回路150cからのVOUT3信号はスイッチ156を介してアンテナ158にルーティングすることができる。第1のモードは、たとえばセルラ帯域またはPCS帯域などの第1の帯域に関して、符号分割多元接続(CDMA)1Xおよび/または広帯域CDMA(WCDMA)をサポートすることができる。第2のモードは、たとえばGSM(登録商標) 900またはIMT−2000帯域などの第2の帯域に関して、CDMA 1Xおよび/またはWCDMAをサポートすることができる。第3のモードは、両方の帯域に関して、Global System for Mobile Communications(GSM)をサポートすることができる。
スイッチ162aおよび162bは、電力増幅器140aと140bとの出力を、それぞれ測定回路172の第1の入力に結合することができる。スイッチ164aおよび164bは、調整可能整合回路150aと150bとの出力を、それぞれ測定回路172の第2の入力に結合することができる。測定回路172は、スイッチ162aおよび164aが閉状態であり、スイッチ162bおよび164bが開状態である場合に、調整可能整合回路150aの出力での、負荷インピーダンス、出力電力、および/または他のパラメータを決定するために使用可能な、様々な測定を実行することができる。測定回路172は、スイッチ162aおよび164aが開状態であり、スイッチ162bおよび164bが閉状態である場合に、調整可能整合回路150bの出力での、負荷インピーダンス、出力電力、および/または他のパラメータを決定するために使用可能な、様々な測定を実行することができる。負荷インピーダンス、出力電力、および/または他のパラメータは、調整可能整合回路150a、150b、および150cを調整するための制御1、2、および3をそれぞれ生成するために使用することができる。
図12は、複数のモードと複数の帯域とをサポートする送信器124の例示的設計のブロック図を示す。送信器124は、図11に関して前述したように結合された、電力増幅器140aおよび140bと、整合回路150a、150b、および150cと、スイッチ152aおよび152bと、デュプレクサ154aおよび154bと、アンテナ・スイッチ156とを含む。送信器124は、アンテナ・スイッチ156の出力とアンテナ158との間に結合された調整可能整合回路150dをさらに含む。測定回路172は、調整可能整合回路150dの出力での、負荷インピーダンス、出力電力、および/または他のパラメータを決定するために使用可能な様々な測定を実行することができる。負荷インピーダンス、出力電力、および/または他のパラメータは、調整可能整合回路150dを調整するために使用可能である。
送信器122および124は、低帯域(たとえば1ギガヘルツ(GHz)未満)または高帯域(たとえば2 GHz付近)で動作可能である。送信器は、低帯域と高帯域の両方での動作をサポートすることができる。送信器は、低帯域用の電力増幅器と、調整可能整合回路と、スイッチと、デュプレクサとの第1のセット、および、高帯域用の電力増幅器と、調整可能整合回路と、スイッチと、デュプレクサとの第2のセットを、含むことができる。アンテナ・スイッチは、低帯域用および高帯域用の両方のデュプレクサと調整可能整合回路とに結合可能である。アンテナ・スイッチの出力は、アンテナまたは調整可能整合回路150dに結合することができる。スイッチ162と164のペアは、各送信信号経路をたとえば図11に示されるような測定回路172に結合することができる。
一般に、送信器は、任意数の電力増幅器と任意数の調整可能整合回路とを含むことができる。電力増幅器は、同じかまたは異なる利得と、同じかまたは異なる最大出力電力レベルとを有することができる。送信器は、任意数のモードと任意数の帯域とをサポートすることもできる。測定回路172は、送信器内の任意の地点で測定を実行することができる。測定値を使用して、1つまたは複数の調整可能整合回路の調整に使用可能な、負荷インピーダンス、出力電力、および/または他のパラメータを決定することができる。
調整可能整合回路を動的に調整するための適応負荷整合を、様々な方法で達成することができる。例示的一設計では、負荷インピーダンスZLは、たとえば図4のセンサ160b、図5のセンサ160c、図6のセンサ160dなどを使用して測定することができる。測定された負荷インピーダンスを、異なる負荷インピーダンスに関する調整可能整合回路の異なる設定を格納することが可能なルックアップテーブルに提供することが可能である。適切な設定を、測定された負荷インピーダンスに関するルックアップテーブルから取得して、調整可能整合回路に適用することができる。他の例示的設計では、調整可能整合回路は異なる設定を選択することによって変更可能である。負荷に送達される電力は、調整可能整合回路の各設定に関して(たとえばセンサ160a、160b、160c、160dなどを使用して)測定することができる。調整可能整合回路に対して、負荷に送達される電力を最大にする設定を選択することができる。
他の例示的設計では、以下のように適応負荷整合を実行することができる。負荷に送達される電力PLと負荷インピーダンスZLとは、前述のように測定することができる。反射係数ρは、負荷インピーダンスに基づいて以下のように計算可能であり、
Figure 2012531123
上式で、Z0は50オームまたは何らかの他の値とすることができる。
電圧定在波比(VSWR)は、反射係数に基づいて以下のように計算可能である。
Figure 2012531123
VSWRは、信号の最高電圧と最低電圧との比である。VSWRを使用して、過度に大きな出力電圧から電力増幅器140を保護することができる。
負荷電力は放射電力と呼ばれることがあり、以下のように表すことが可能であって、
Figure 2012531123
上式で、PRADIATEDはアンテナ158によって放射される電力であり、PINCIDENTは電力増幅器140によって提供される電力であり、PREFLECTEDは負荷での不整合による反射電力である。
入射電力、放射電力、および反射電力は、以下のように表すことができる。
Figure 2012531123
不整合損失は以下のように計算可能である。
Figure 2012531123
図13は、適応負荷整合を実行するためのプロセス1300の例示的設計を示す。たとえば前述のように、負荷インピーダンスと負荷電力とが測定可能である(ブロック1312)。VSWRは、たとえば数式(62)および(63)に示されたように、測定された負荷インピーダンスに基づいて計算可能である(ブロック1314)。ブロック1316で、VSWRがしきい値よりも大きいものと決定された場合、調整可能整合回路を調整することができる(ブロック1318)。しきい値よりも大きくない場合、調整可能整合回路を保持することができる。プロセスは定期的に、またはトリガ条件に遭遇した場合に必ず、反復することができる。
例示的設計では、たとえば図3に示されるように、装置はセンサと計算ユニットとを備えることができる。センサは、第1の感知信号(たとえばVS1)を取得するために、負荷に結合された直列回路の第1の端部と第2の端部とにわたって、第1の電圧信号(たとえばVIND)を感知することができる。センサは、第2の感知信号(たとえばVS2)を取得するために、直列回路の第2の端部で第2の電圧信号(たとえばVAMPまたはVLOAD)を感知することもできる。センサは、第1と第2の感知信号に基づいて生成された、センサ出力を提供することができる。直列回路は、直列回路および/または他の回路素子の2つの端部間に結合されたインダクタを備えることができる。計算ユニットは、センサ出力に基づいて、負荷に送達される電力を決定することができる。たとえば計算ユニットは、負荷に送達される電力を取得するために、直列回路のインピーダンスに基づいてセンサ出力をスケーリングすることができる。
例示的設計では、センサは、たとえば図3に示されるように、第1および第2のプログラム可能減衰器と、増幅器と、バッファと、位相シフタと、乗算器と、低域フィルタとを含むことができる。第1のプログラム可能減衰器は直列回路の第1の端部に結合可能であり、第1の入力信号を提供することができる。第2のプログラム可能減衰器は直列回路の第2の端部に結合可能であり、第2の入力信号を提供することができる。増幅器は第1および第2の入力信号を受信可能であり、第1の感知信号を提供することができる。バッファは第2の入力信号を受信可能であり、第2の感知信号を提供することができる。直列回路の第2の端部は、電力増幅器(図3に示される)または負荷(図3に示されない)に結合することができる。位相シフタはバッファに結合可能であり、位相シフト信号を提供することができる。乗算器は第1の感知信号と位相シフト信号を掛け合わせることが可能であり、乗算器出力を提供することができる。低域フィルタは乗算器出力をフィルタリングし、センサ出力を提供することができる。センサは、異なる回路および/または追加の回路を含むこともできる。
さらに装置は、電力増幅器に結合された調整可能整合回路を含むことができる。調整可能整合回路は直列回路を備えることが可能であり、負荷に送達される電力に基づいて調整可能である。
他の例示的設計では、装置は、たとえば図4から9のいずれかに示されるように、センサと計算ユニットとを備えることができる。センサは第1の感知信号を取得するために、負荷に結合された直列回路の第1の端部と第2の端部とにわたって、第1の電圧信号(たとえばVIND)を感知することができる。センサは、第2の感知信号を取得するために、直列回路の第2の端部で第2の電圧信号(たとえばVAMPまたはVLOAD)を感知することもできる。センサは、第1のセンサ出力を取得するために、第1の感知信号の第1のバージョンと第2の感知信号の第1のバージョンとを混合することができる。センサは、第2のセンサ出力を取得するために、第1の感知信号の第2のバージョンと第2の感知信号の第2のバージョンとを混合することもできる。センサは1つまたは複数の追加のセンサ出力を取得するために、第1の感知信号の1つまたは複数のバージョンと第2の感知信号の1つまたは複数のバージョンとを混合することもできる。一般に、センサは、第1と第2の感知信号間の任意数の相互混合積(cross-mixing product)に対して任意数のセンサ出力を提供することができる。計算ユニットは、センサ出力に基づいて、直列回路の第2の端部でのインピーダンスおよび/または送達電力を決定することができる。
例示的設計では、図4から6に示されるように、直列回路の第2の端部を負荷に結合することができる。センサは、負荷での第2の電圧信号を感知することができる。計算ユニットは、負荷でのインピーダンスおよび/または送達電力を決定することができる。他の例示的設計では、直列回路の第2の端部を電力増幅器に結合することができる。センサは、電力増幅器の出力での第2の電圧信号を感知することができる。計算ユニットは、電力増幅器の出力でのインピーダンスおよび/または送達電力を決定することができる。
例示的設計では、第1の感知信号の第1のバージョンを第1の感知信号とすることが可能であり、第2の感知信号の第2のバージョンを第2の感知信号とすることができる。第1の感知信号の第2のバージョンは、制限バージョンまたは位相シフト・バージョンとするか、あるいは第1の感知信号の制限および位相シフト・バージョンとすることができる。第2の感知信号の第1のバージョンは、制限バージョンまたは位相シフト・バージョンとするか、あるいは第2の感知信号の制限および位相シフト・バージョンとすることができる。第1と第2の感知信号の様々なバージョンは、リミッタ、位相シフタなどを使用して取得可能である。計算ユニットは、第1と第2の感知信号の異なるバージョンがどのように定義されるかに応じて、異なる方法で(たとえば異なる数式および/または測定値に基づいて)インピーダンスおよび/または送達電力を決定することができる。
例示的設計では、第1のセンサ出力は第1の電圧信号の同相成分または直交成分を示すものとすることができる。第2のセンサ出力は、第2の電圧信号の同相成分または直交成分を示すものとすることができる。第1または第2のセンサ出力は、インピーダンスの位相を示すものとすることもできる。
例示的設計では、センサは、第1および第2のプログラム可能減衰器と、増幅器と、バッファとを含むことができる。第1のプログラム可能減衰器は直列回路の第1の端部に結合可能であり、第1の入力信号を提供することができる。第2のプログラム可能減衰器は直列回路の第2の端部に結合可能であり、第2の入力信号を提供することができる。増幅器は第1と第2の入力信号を受信可能であり、第1の感知信号を提供することができる。バッファは、第2の入力信号を受信可能であり、第2の感知信号を提供することができる。
例示的設計では、センサは、たとえば図4に示されるように、第1および第2のスイッチと、ミキサと、低域フィルタとをさらに含むことができる。第1のスイッチは、第1の感知信号の第1および第2のバージョンを含む、第1の感知信号の複数のバージョンのうちの1つを提供することができる。第2のスイッチは、第2の感知信号の第1および第2のバージョンを含む、第2の感知信号の複数のバージョンのうちの1つを提供することができる。ミキサは、第1のスイッチからの第1の感知信号のバージョンと、第2のスイッチからの第2の感知信号のバージョンとを、混合することができる。低域フィルタは、ミキサ出力をフィルタリングして、センサ出力を提供することができる。一般に、センサは、任意数のセンサ出力を提供することができる。第1および第2の感知信号の異なるバージョンを混合することによって、異なるセンサ出力を取得することができる。
他の例示的設計では、センサは、たとえば図5に示されるように、第1および第2のミキサと、第1および第2の低域フィルタとをさらに含むことができる。第1のミキサは、第1の感知信号の第1のバージョンと第2の感知信号の第1のバージョンとを混合して、第1のミキサ出力を提供することができる。第2のミキサは、第1の感知信号の第2のバージョンと第2の感知信号の第2のバージョンとを混合して、第2のミキサ出力を提供することができる。第1および第2の低域フィルタは、第1および第2のミキサ出力をフィルタリングして、それぞれ第1および第2のセンサ出力を提供することができる。
他の例示的設計では、センサは、たとえば図6に示されるように、第3のミキサと第3の低域フィルタとをさらに含むことができる。第3のミキサは、第1の感知信号の第3のバージョンと第2の感知信号の第3のバージョンとを混合して、第3のミキサ出力を提供することができる。第3の低域フィルタは、第3のミキサ出力をフィルタリングして、第3のセンサ出力を提供することができる。計算ユニットは、さらに第3のセンサ出力に基づいて、インピーダンスおよび/または送達電力を決定することができる。単一の低域フィルタをすべてのミキサが共有することも可能である。
例示的設計では、負荷は、たとえば図5に示されるように、スイッチと直列に結合され、直列回路の第2の端部と結合された、リアクタンス素子を備えることができる。計算ユニットは、(i)スイッチが閉状態の第1および第2のセンサ出力の第1の測定値と、(ii)スイッチが開状態の第1および第2のセンサ出力の第2の測定値とを、取得することができる。次に計算ユニットは、第1および第2の測定値に基づいて、インピーダンスおよび/または送達電力を決定することができる。
装置は、調整可能整合回路に結合された電力増幅器をさらに含むことができる。調整可能整合回路は直列回路を備えることが可能であり、インピーダンスおよび/または送達電力に基づいて調整することができる。
他の例示的設計では、ワイヤレス・デバイスは、第1の電力増幅器(たとえば図11の電力増幅器140a)と、第1の調整可能整合回路(たとえば調整可能整合回路150a)と、測定回路とを含むことができる。第1の電力増幅器は第1の入力RF信号を増幅して、第1の増幅RF信号を提供することができる。第1の調整可能整合回路は、第1の電力増幅器に対する出力インピーダンスの整合およびフィルタリングを提供可能であり、第1の増幅RF信号を受信可能であり、第1の出力RF信号を提供可能である。測定回路は、測定された第1のインピーダンスおよび/または送達電力に基づいて調整可能な、第1の調整可能整合回路の出力での、第1のインピーダンスおよび/または送達電力を測定することができる。
ワイヤレス・デバイスは、第2の電力増幅器(たとえば電力増幅器140b)と、第2の調整可能整合回路(たとえば調整可能整合回路150b)とを、さらに含むことができる。第2の電力増幅器は、第2の入力RF信号を増幅して、第2の増幅RF信号を提供することができる。第2の調整可能整合回路は、第2の電力増幅器に対する出力インピーダンスの整合およびフィルタリングを提供可能であり、第2の増幅RF信号を受信可能であり、第2の出力RF信号を提供可能である。測定回路は、測定された第2のインピーダンスおよび/または送達電力に基づいて調整可能な、第2の調整可能整合回路の出力での、第2のインピーダンスおよび/または送達電力を測定することができる。ワイヤレス・デバイスは、第1および第2の調整可能整合回路に結合された第3の調整可能整合回路(たとえば調整可能整合回路150c)を、さらに含むことができる。第3の調整可能整合回路は、第1および第2の増幅RF信号を受信および組み合わせて、第3の出力RF信号を提供可能である。測定回路は、測定された第3のインピーダンスおよび/または送達電力に基づいて調整可能な、第3の調整可能整合回路の出力での、第3のインピーダンスおよび/または送達電力を測定することができる。
図14は、インピーダンスおよび/または電力を測定するためのプロセス1400の例示的設計を示す。第1の感知信号を取得するために、負荷に結合された直列回路の第1および第2の端部にわたる第1の電圧信号を感知することができる(ブロック1412)。第2の感知信号を取得するために、直列回路の第2の端部での第2の電圧信号を感知することができる(ブロック1414)。第1のセンサ出力を取得するために、第1の感知信号の第1のバージョンを、第2の感知信号の第1のバージョンと混合することができる(ブロック1416)。第2のセンサ出力を取得するために、第1の感知信号の第2のバージョンを、第2の感知信号の第2のバージョンと混合することができる(ブロック1418)。前述のように、第1または第2の感知信号の1つまたは複数のバージョンと、第1または第2の感知信号の1つまたは複数のバージョンとを混合することによって、1つまたは複数の追加のセンサ出力を取得することができる。前述のように、各感知信号の異なるバージョンを生成することができる。直列回路の第2の端部でのインピーダンスおよび/または送達電力は、第1および第2のセンサ出力と、場合によっては1つまたは複数の追加のセンサ出力とに基づいて、決定することができる(ブロック1420)。直列回路を備える調整可能整合回路は、直列回路の第2の端部でのインピーダンスおよび/または送達電力に基づいて調整することができる(ブロック1422)。ブロック1422の例示的設計では、VSWRは測定インピーダンスに基づいて決定可能であり、調整可能整合回路はVSWRに基づいて調整可能である。調整可能整合回路は、他の方法でも調整可能である。
本明細書で説明される電力およびインピーダンス測定回路は、電力増幅器に対して適応負荷整合を使用可能であり、以下のような様々な利点を提供することができる。
・負荷の絶対値と位相の両方を提供すること
・入射電力、反射電力、および送達電力を負荷に提供すること
・負荷の電圧の測定とインピーダンスおよび/または電力の計算とによって、不整合の下での電力増幅器に関するインピーダンス整合を提供すること
・測定インピーダンスおよび/または電力に基づいて、調整可能なインピーダンス整合の調整を使用可能にすること
・負荷に送達される電力を検出することによって、総放射電力(TRP)を向上させること
・電力増幅器の効率を向上させること
・電力増幅器の負荷ラインを変更することによって、ICプロセス、バッテリ電圧、および温度全体にわたり、電力損失を減少させ、電力効率を向上させること
・不整合の下で、電力増幅器を保護すること
・通常の動作条件であっても、インピーダンス不整合を減少させること
・出力電力を感知するための方向性結合器の必要性を回避すること
・CMOS IC上での実装に好適であること
電力および/またはインピーダンスの測定値は、前述のように、調整可能整合回路を調整するために使用することができる。電力および/またはインピーダンスの測定値は、他の目的にも使用することができる。たとえば電力測定値は、電力制御のためのワイヤレス・デバイスの送信電力を調整するため、過負荷条件を感知するため、および、電力増幅器の利得および/または送信電力を減少させるためなどに、使用することができる。
本明細書で説明される電力およびインピーダンス測定回路は、前述のようにワイヤレス・デバイス内の送信器に使用することができる。電力およびインピーダンス測定回路は、電力および/またはインピーダンスを測定するために他の電子デバイスで使用することもできる。図2では、電力増幅器140を任意の信号発信源に置き換えることが可能であり、整合回路150を負荷への信号経路内にリアクタンス素子を有する任意の回路に置き換えることが可能であり、負荷260は電力の送達先とすることが可能な任意の負荷とすることが可能である。
本明細書で説明される電力およびインピーダンス測定回路は、IC、アナログIC、RFIC、混合信号IC、ASIC、プリント回路基板(PCB)、電子デバイスなどの上に実装可能である。測定回路は、相補型金属酸化物半導体(CMOS)、NチャネルMOS(NMOS)、PチャネルMOS(PMOS)、バイポーラ接合トランジスタ(BJT)、バイポーラCMOS(BiCMOS)、シリコン・ゲルマニウム(SiGe)、ガリウムヒ素(GaAs)などの、様々なIC加工技術で製造することもできる。
本明細書で説明される測定回路を実装する装置は、スタンドアロン型デバイスまたはより大きなデバイスの一部とすることができる。デバイスは、(i)スタンドアロン型IC、(ii)データおよび/または命令を格納するためのメモリICを含むことが可能な1つまたは複数のICのセット、(iii)RF受信器(RFR)またはRF送受信機(RTR)などのRFIC、(iv)移動局モデム(MSM)などのASIC、(v)他のデバイス内に埋め込み可能なモジュール、(vi)受信器、携帯電話、ワイヤレス・デバイス、ハンドセット、またはモバイル・ユニット、(vii)その他、とすることができる。
1つまたは複数の例示的設計では、説明される機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせ内に実装可能である。ソフトウェア内に実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令あるいはコードとしてコンピュータ読み取り可能媒体上に格納するか、またはコンピュータ読み取り可能媒体を介して送信することが可能である。コンピュータ読み取り可能媒体は、地点間でのコンピュータ・プログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによるアクセスが可能な任意の使用可能媒体とすることができる。例を挙げると、こうしたコンピュータ読み取り可能媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスク記憶、磁気ディスク記憶または他の磁気記憶デバイス、あるいは、所望なプログラムコードを命令またはデータ構造の形で搬送または格納するために使用可能であり、コンピュータによるアクセスが可能な、任意の他の媒体を備えることが可能であるが、これらに限定されるものではない。また、任意の接続も厳密にはコンピュータ読み取り可能媒体と呼ばれる。たとえば、ソフトウェアがウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または、赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または、赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(diskおよびdisc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザディスク、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピィディスク、およびブルーレイ・ディスクを含み、ここでディスク(disk)は通常データを磁気的に再生するものであり、ディスク(disc)はデータをレーザで光学的に再生するものである。上記の組み合わせも、コンピュータ読み取り可能媒体の範囲に含まれるものとする。
本開示の上記説明は、当業者が本開示を作成または使用できるようにするために提供される。本開示に対する様々な修正は、当業者であれば容易に明らかとなり、本明細書に定義された一般原理は、本開示の範囲を逸脱することなく他の様々な変形に適用可能である。したがって本開示は、本明細書で説明される例および設計に限定されることを意図されておらず、本明細書で開示された原理および新規な特徴に適合する最も広い範囲に一致するものとされる。

Claims (44)

  1. 第1の感知信号を取得するために負荷に結合された直列回路の第1および第2の端部にわたって第1の電圧信号を感知するための、第2の感知信号を取得するために前記直列回路の前記第2の端部での第2の電圧信号を感知するための、ならびに、前記第1および第2の感知信号に基づいて生成されたセンサ出力を提供するための、センサと、
    前記センサに結合され、前記センサ出力に基づいて前記負荷に送達される電力を決定するための計算ユニットと、
    を備える装置。
  2. 前記センサが、
    前記直列回路の前記第1および第2の端部からそれぞれ取得された第1および第2の入力信号を受信するための、ならびに、前記第1の感知信号を提供するための、増幅器と、
    前記増幅器に結合され、前記第1の感知信号と前記第2の感知信号のバージョンとを掛け合わせ、乗算器出力を提供するための、乗算器と、
    を備える請求項1に記載の装置。
  3. 前記センサが、
    前記第2の入力信号を受信し、前記第2の感知信号を提供するための、バッファと、
    前記バッファに結合され、前記第2の感知信号の位相シフト・バージョンを前記乗算器に提供するための、位相シフタと、
    をさらに備える請求項2に記載の装置。
  4. 前記センサが、
    前記乗算器に結合され、前記乗算器出力をフィルタリングし、前記センサ出力を提供するための、低域フィルタをさらに備える請求項2に記載の装置。
  5. 前記センサが、
    前記直列回路の前記第1の端部に結合され、前記第1の入力信号を提供するための、第1のプログラム可能減衰器と、
    前記直列回路の前記第2の端部に結合され、前記第2の入力信号を提供するための、第2のプログラム可能減衰器と、
    をさらに備える請求項2に記載の装置。
  6. 前記センサが、
    前記直列回路の前記第1および第2の端部からそれぞれ取得された第1および第2の入力信号を受信するための、ならびに、前記第1の感知信号を提供するための、増幅器と、
    前記第2の入力信号を受信し、前記第2の感知信号を提供するための、バッファと、
    前記バッファに結合され、位相シフト信号を提供するための、位相シフタと、
    前記増幅器および前記位相シフタに結合され、前記第1の感知信号と前記位相シフト信号とを掛け合わせ、乗算器出力を提供するための、乗算器と、
    前記乗算器に結合され、前記乗算器出力をフィルタリングし、前記センサ出力を提供するための低域フィルタと、
    を備える請求項1に記載の装置。
  7. 前記計算ユニットが、前記直列回路のインピーダンスに基づいて前記センサ出力をスケーリングし、前記負荷に送達される前記電力を提供するためのものである請求項1に記載の装置。
  8. 前記直列回路が、前記直列回路の前記第1の端部と前記第2の端部との間に結合されたインダクタを備える請求項1に記載の装置。
  9. 前記直列回路を備える調整可能整合回路と、
    前記調整可能整合回路に結合された電力増幅器であって、前記調整可能整合回路が前記負荷に送達された前記電力に基づいて調整される、電力増幅器と、
    をさらに備える請求項1に記載の装置。
  10. 第1の感知信号を取得するために負荷に結合された直列回路の第1および第2の端部にわたって第1の電圧信号を感知すること、
    第2の感知信号を取得するために前記直列回路の前記第2の端部での第2の電圧信号を感知すること、
    前記第1および第2の感知信号に基づいてセンサ出力を生成すること、および
    前記センサ出力に基づいて前記負荷に送達される電力を決定すること、
    を備える方法。
  11. 前記負荷に送達される前記電力に基づいて、前記直列回路を備える整合回路を調整することをさらに備える請求項10に記載の方法。
  12. 第1の感知信号を取得するために負荷に結合された直列回路の第1および第2の端部にわたって第1の電圧信号を感知するための手段と、
    第2の感知信号を取得するために前記直列回路の前記第2の端部での第2の電圧信号を感知するための手段と、
    前記第1および第2の感知信号に基づいてセンサ出力を生成するための手段と、
    前記センサ出力に基づいて前記負荷に送達される電力を決定するための手段と、
    を備える装置。
  13. 第1の感知信号を取得するために負荷に結合された直列回路の第1および第2の端部にわたって第1の電圧信号を感知するための、第2の感知信号を取得するために前記直列回路の前記第2の端部での第2の電圧信号を感知するための、第1のセンサ出力を取得するために前記第1の感知信号の第1のバージョンと前記第2の感知信号の第1のバージョンとを混合するための、ならびに、第2のセンサ出力を取得するために前記第1の感知信号の第2のバージョンと前記第2の感知信号の第2のバージョンとを混合するための、センサと、
    前記センサに結合され、前記第1および第2のセンサ出力に基づいて、前記直列回路の前記第2の端部でのインピーダンスまたは送達電力を決定するための計算ユニットと、
    を備える装置。
  14. 前記センサが、第3のセンサ出力を取得するために前記第1の感知信号の第3のバージョンと前記第2の感知信号の第1または第2のバージョンとをさらに混合するためのものであり、前記計算ユニットが、さらに前記第3のセンサ出力に基づいて、前記直列回路の前記第2の端部での前記インピーダンスまたは前記送達電力を決定するためのものである、
    請求項13に記載の装置。
  15. 前記直列回路の前記第2の端部が前記負荷に結合され、前記センサが前記負荷での前記第2の電圧信号を感知するためのものであり、前記計算ユニットが前記負荷での前記インピーダンスまたは送達電力を決定するためのものである請求項13に記載の装置。
  16. 前記直列回路の前記第2の端部が電力増幅器に結合され、前記センサが前記電力増幅器の出力での前記第2の電圧信号を感知するためのものであり、前記計算ユニットが前記電力増幅器の出力での前記インピーダンスまたは送達電力を決定するためのものである請求項13に記載の装置。
  17. 前記第1の感知信号の前記第1のバージョンが前記第1の感知信号であり、前記第2の感知信号の前記第2のバージョンが前記第2の感知信号である請求項13に記載の装置。
  18. 前記第1の感知信号の前記第2のバージョンが、制限バージョンまたは位相シフト・バージョン、あるいは前記第1の感知信号の制限および位相シフト・バージョンであり、前記第2の感知信号の前記第1のバージョンが、制限バージョンまたは位相シフト・バージョン、あるいは前記第2の感知信号の制限および位相シフト・バージョンである請求項17に記載の装置。
  19. 前記第1のセンサ出力が前記第1の電圧信号の同相成分または直交成分を示すものであり、前記第2のセンサ出力が、前記第2の電圧信号の同相成分または直交成分を示すものである請求項13に記載の装置。
  20. 前記第1のセンサ出力が、前記直列回路の前記第2の端部の前記インピーダンスの位相を示すものである請求項13に記載の装置。
  21. 前記センサが、
    前記直列回路の前記第1および第2の端部からそれぞれ取得された第1および第2の入力信号を受信するための、ならびに、前記第1の感知信号を提供するための、増幅器と、
    前記第2の入力信号を受信し、前記第2の感知信号を提供するための、バッファと、
    を備える請求項13に記載の装置。
  22. 前記センサが、
    前記直列回路の前記第1の端部に結合され、前記第1の入力信号を提供するための、第1のプログラム可能減衰器と、
    前記直列回路の前記第2の端部に結合され、前記第2の入力信号を提供するための、第2のプログラム可能減衰器と、
    をさらに備える請求項21に記載の装置。
  23. 前記センサが、
    前記増幅器に結合され、前記第1の感知信号の前記第1および第2のバージョンを備える前記第1の感知信号の複数のバージョンのうちの1つを提供するための、第1のスイッチと、
    前記バッファに結合され、前記第2の感知信号の前記第1および第2のバージョンを備える前記第2の感知信号の複数のバージョンのうちの1つを提供するための、第2のスイッチと、
    前記第1および第2のスイッチに結合され、前記第1のスイッチからの出力信号と前記第2のスイッチからの出力信号とを混合するための、ミキサと、
    をさらに備える請求項21に記載の装置。
  24. 前記センサが、
    前記ミキサに結合され、前記ミキサ出力をフィルタリングし、前記センサ出力を提供するための、低域フィルタをさらに備える請求項23に記載の装置。
  25. 前記センサが、
    前記第1の感知信号の前記第1のバージョンと前記第2の感知信号の前記第1のバージョンとを混合し、前記第1のセンサ出力を生成するために使用される第1のミキサ出力を提供するための第1のミキサと、
    前記第1の感知信号の前記第2のバージョンと前記第2の感知信号の前記第2のバージョンとを混合し、前記第2のセンサ出力を生成するために使用される第2のミキサ出力を提供するための第2のミキサと、
    を備える請求項13に記載の装置。
  26. 前記センサが、
    前記第1の感知信号の前記第3のバージョンと前記第2の感知信号の前記第3のバージョンとを混合し、前記第3のセンサ出力を生成するために使用される第3のミキサ出力を提供するための、第3のミキサをさらに備え、前記計算ユニットが、前記第3のセンサ出力にさらに基づいて、前記直列回路の前記第2の端部での前記インピーダンスまたは前記送達電力を決定するためのものである請求項25に記載の装置。
  27. 前記センサが、
    前記第1および第2のミキサに結合され、前記第1および第2のミキサ出力をフィルタリングし、前記第1および第2のセンサ出力を提供するための、少なくとも1つの低域フィルタをさらに備える請求項25に記載の装置。
  28. スイッチと直列に結合されたリアクタンス素子であって、前記リアクタンス素子と前記スイッチとが、前記直列回路の前記第2の端部と回路接地との間に結合された、リアクタンス素子をさらに備え、
    前記計算ユニットが、前記スイッチが閉状態で前記第1および第2のセンサ出力の第1の測定値を取得するための、前記スイッチが開状態で前記第1および第2のセンサ出力の第2の測定値を取得するための、ならびに、前記第1および第2の測定値に基づいて、前記直列回路の前記第2の端部での前記インピーダンスまたは送達電力を決定するためのものである請求項13に記載の装置。
  29. スイッチと直列に結合されたリアクタンス素子であって、前記リアクタンス素子と前記スイッチとが、前記直列回路の前記第1の端部と第2の端部との間に結合された、リアクタンス素子をさらに備え、
    前記計算ユニットが、前記スイッチが閉状態で前記第1および第2のセンサ出力の第1の測定値を取得するための、前記スイッチが開状態で前記第1および第2のセンサ出力の第2の測定値を取得するための、ならびに、前記第1および第2の測定値に基づいて、前記直列回路の前記第2の端部での前記インピーダンスまたは送達電力を決定するためのものである請求項13に記載の装置。
  30. 前記直列回路を備える調整可能整合回路と、
    前記調整可能整合回路に結合された電力増幅器であって、前記調整可能整合回路が前記直列回路の前記第2の端部での前記インピーダンスまたは送達電力に基づいて調整される、電力増幅器と、
    をさらに備える請求項13に記載の装置。
  31. 第1の入力無線周波数(RF)信号を増幅し、第1の増幅RF信号を提供するための、第1の電力増幅器と、
    前記第1の電力増幅器に結合され、前記第1の電力増幅器に対して出力インピーダンス整合を提供するための、前記第1の増幅RF信号を受信するための、および第1の出力RF信号を提供するための、第1の調整可能整合回路と、
    前記第1の調整可能整合回路に結合され、前記第1の調整可能整合回路の出力での第1のインピーダンスまたは送達電力を測定するための、測定回路であって、前記第1の調整可能整合回路が、前記測定された第1のインピーダンスまたは送達電力に基づいて調整される、測定回路と、
    を備えるワイヤレス・デバイス。
  32. 第2の入力RF信号を増幅し、第2の増幅RF信号を提供するための、第2の電力増幅器と、
    前記第2の電力増幅器に結合され、前記第2の電力増幅器に対して出力インピーダンス整合を提供するための、前記第2の増幅RF信号を受信するための、および第2の出力RF信号を提供するための、第2の調整可能整合回路とをさらに備え、さらに前記測定回路が、前記第2の調整可能整合回路の出力での第2のインピーダンスまたは送達電力を測定するためのものであって、前記第2の調整可能整合回路が、前記測定された第2のインピーダンスまたは送達電力に基づいて調整される請求項31に記載のワイヤレス・デバイス。
  33. 前記第1および第2の調整可能整合回路に結合され、前記第1および第2の増幅RF信号を受信して組み合わせ、第3の出力RF信号を提供するための、第3の調整可能整合回路をさらに備え、さらに前記測定回路が、前記第3の調整可能整合回路の出力での第3のインピーダンスまたは送達電力を測定するためのものであって、前記第3の調整可能整合回路が、前記測定された第3のインピーダンスまたは送達電力に基づいて調整される請求項32に記載のワイヤレス・デバイス。
  34. 第1の感知信号を取得するために負荷に結合された直列回路の第1および第2の端部にわたって第1の電圧信号を感知すること、
    第2の感知信号を取得するために前記直列回路の前記第2の端部での第2の電圧信号を感知すること、
    第1のセンサ出力を取得するために、前記第1の感知信号の第1のバージョンと前記第2の感知信号の第1のバージョンとを混合すること、
    第2のセンサ出力を取得するために、前記第1の感知信号の第2のバージョンと前記第2の感知信号の第2のバージョンとを混合すること、および
    前記第1および第2のセンサ出力に基づいて、前記直列回路の前記第2の端部でのインピーダンスまたは送達電力を決定すること、
    を備える方法。
  35. 前記第1の感知信号の前記第1のバージョンが前記第1の感知信号であり、前記第2の感知信号の前記第2のバージョンが前記第2の感知信号であり、前記第1の感知信号の前記第2のバージョンが、制限バージョンまたは位相シフト・バージョン、あるいは前記第1の感知信号の制限および位相シフト・バージョンであり、前記第2の感知信号の前記第1のバージョンが、制限バージョンまたは位相シフト・バージョン、あるいは前記第2の感知信号の制限および位相シフト・バージョンである請求項34に記載の方法。
  36. 前記直列回路の前記第2の端部での前記インピーダンスまたは送達電力に基づいて、前記直列回路を備える調整可能整合回路を調整することをさらに備える請求項34に記載の方法。
  37. 前記調整可能整合回路を調整することが、
    前記直列回路の前記第2の端部での前記インピーダンスに基づいて、電圧定在波比(VSWR)を決定すること、および
    前記VSWRに基づいて前記調整可能整合回路を調整すること、
    を備える請求項36に記載の方法。
  38. 第1の感知信号を取得するために負荷に結合された直列回路の第1および第2の端部にわたって第1の電圧信号を感知するための手段と、
    第2の感知信号を取得するために前記直列回路の前記第2の端部での第2の電圧信号を感知するための手段と、
    第1のセンサ出力を取得するために、前記第1の感知信号の第1のバージョンと前記第2の感知信号の第1のバージョンとを混合するための手段と、
    第2のセンサ出力を取得するために、前記第1の感知信号の第2のバージョンと前記第2の感知信号の第2のバージョンとを混合するための手段と、
    前記第1および第2のセンサ出力に基づいて、前記直列回路の前記第2の端部でのインピーダンスまたは送達電力を決定するための手段と、
    を備える装置。
  39. 負荷のインピーダンスを決定すること、
    前記負荷の前記インピーダンスに基づいてメトリックを決定すること、および
    前記メトリックに基づいて整合回路を調整すること、
    を備える方法。
  40. 前記負荷の前記インピーダンスを決定することが、
    第1の感知信号を取得するために負荷に結合された直列回路の第1および第2の端部にわたって第1の電圧信号を感知すること、
    第2の感知信号を取得するために前記直列回路の前記第2の端部での第2の電圧信号を感知すること、
    第1のセンサ出力を取得するために、前記第1の感知信号の第1のバージョンと前記第2の感知信号の第1のバージョンとを混合すること、
    第2のセンサ出力を取得するために、前記第1の感知信号の第2のバージョンと前記第2の感知信号の第2のバージョンとを混合すること、および
    前記第1および第2のセンサ出力に基づいて、前記負荷の前記インピーダンスを決定すること、
    を備える請求項39に記載の方法。
  41. 前記メトリックを決定することが、
    前記負荷の前記インピーダンスに基づいて反射係数を決定すること、および
    前記反射係数に基づいて前記メトリックを決定すること、
    を備える請求項39に記載の方法。
  42. 前記メトリックを決定することが、
    前記負荷の前記インピーダンスに基づいて反射係数を決定すること、および
    前記反射係数に基づいて電圧定在波比(VSWR)を決定すること
    を備え、前記メトリックが前記VSWRを備える請求項39に記載の方法。
  43. 前記メトリックを決定することが、
    前記負荷の前記インピーダンスに基づいて反射係数を決定すること、および
    前記反射係数に基づいて不整合損失を決定すること
    を備え、前記メトリックが前記不整合損失を備える請求項39に記載の方法。
  44. 前記整合回路を調整することが、
    前記メトリックがしきい値を超えた場合に前記整合回路を調整すること、および
    前記メトリックが前記しきい値を超えない場合、前記整合回路の調整をスキップすること、
    を備える請求項39に記載の方法。
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