JP3152301B2 - デジタル可変容量回路 - Google Patents

デジタル可変容量回路

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JP3152301B2 JP32036798A JP32036798A JP3152301B2 JP 3152301 B2 JP3152301 B2 JP 3152301B2 JP 32036798 A JP32036798 A JP 32036798A JP 32036798 A JP32036798 A JP 32036798A JP 3152301 B2 JP3152301 B2 JP 3152301B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル可変容量
回路に関し、特にアナログ−デジタル変換器またはデジ
タル−アナログ変換器において、容量の比率を用いてア
ナログ信号を高精度に比較するために用いられるデジタ
ル可変容量回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】デジタル可変容量回路は、容量値の調節
を行う回路であれば各種回路に適用することが可能であ
るが、特にアナログ−デジタル変換器またはデジタル−
アナログ変換器において、容量の比率を用いてアナログ
信号を高精度に比較するために用いられることがある。
【0003】これらデジタル可変容量回路は、単一容量
アレイまたは2進重み付け容量アレイと呼ばれるもの
で、特に容量の相対比率に高精度が必要となる。つま
り、単一容量アレイであれば、各容量が十分に等しい値
になっていることが重要であり、また2進重み付け容量
アレイであれば上位の容量素子は下位の容量素子の正確
に2倍であることが重要となる。
【0004】2進重み付けアレイは単一容量アレイに比
べてスイッチ数が少なくてすむという利点がある。ま
た、これら単一容量アレイおよび2進重み付けアレイを
デジタル可変容量回路として用いると、入力デジタルコ
ードに対して容量値が直線的に変化するようなデジタル
可変容量回路となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来こ
のような場合は、容量の相対比率に高精度が要求される
ため、同一形状および同一構造の単位容量素子を用いて
各容量を形成し、またウェハー面内での傾斜的な製造誤
差を打ち消すために、角度を変えて配置した複数の単位
容量素子を用いるなど、レイアウトを行う上での工夫が
必須である。これにより面積増加およびレイアウトが複
雑になるという欠点が生じる。
【0006】本発明の目的は、容量素子の相対精度およ
び絶対精度が十分高精度でない場合、すなわち容量素子
を異なる材料、形状、構造などで構成し、素子の製造ば
らつき等が大きい場合においても、全体的なデジタル可
変容量の分解能を劣化させることがないようにし、高精
度で面積が小さくレイアウト工夫が不要なデジタル可変
容量回路を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、2進化
重み付けされた容量値Cbn(nは整数)を有するn個
の容量手段と、それぞれ前記各容量手段に接続され、前
記各容量手段の接続を切り替えるためのn個のスイッチ
nと、前記各n個のスイッチSn(nは整数)に接続さ
れ、該各スイッチSnを制御するための制御手段を有
し、前記容量値の重みの値Cbn/Cbn-1が2より小さ
く1より大きいことを特徴とするデジタル可変容量回路
が得られる。
【0008】さらに、本発明によれば、Coを必要とさ
れる分解能すなわち容量値の許容可変ステップ量とし、
をn番目の容量値の製造ばらつき等による誤差を示
すものとし、前記容量値Cbは、nが1のときには以
下の数式(1)を、 Cb1≦Co/(1+e1)…(1) nが2以上のときには以下の数式(2)をCb ≦2(Cb n−1 )/(1+e )…(2) 満たすように決定されることを特徴とするデジタル可変
容量回路が得られる。
【0009】さらに、本発明によれば、前記容量値Cb
nは製造ばらつき等により(1±en)×Cbnにばらつ
くことを意味し、enの値は1未満であることを特徴と
するデジタル可変容量回路が得られる。
【0010】さらに、本発明によれば、前記各容量手段
は容量素子であり、容量値が大である上位の容量値をM
OSで構成し、中間の容量をポリ容量で構成し、下位の
容量値をメタル(配線)容量で構成することを特徴とす
るデジタル可変容量回路が得られる。
【0011】さらに、本発明によれば、前記メタル(配
線)容量で多層配線プロセスを用いている場合において
は、容量の両電極となる配線層の選び方によって配線層
間の膜厚が異なり単位容量が異なる事を利用して、例え
ば第1層と第2層からなるメタル容量を単位面積あたり
の容量値が大きな容量素子として使用し、第1層と第3
層からなるメタル容量を単位面積あたりの容量値が小さ
な容量素子として使用することを特徴とするデジタル可
変容量回路が得られる。
【0012】さらに、本発明によれば、前記容量値の分
解能及び可変量を一定にし、各容量素子の誤差が等しい
とした場合、前記数式(1)及び前記数式(2)におい
て不等号を等号で示すように、前記容量値Cbnを決定
し、該容量素子の個数を最小にすることを特徴とするデ
ジタル可変容量回路が得られる。
【0013】さらに、本発明によれば、前記n個の容量
手段と前記n個のスイッチSnに反復増幅器が接続さ
れ、下位側の容量手段の一端が接地され、前記反転増幅
器のミラー効果を利用して小さい容量素子で大容量を作
ることを特徴とするデジタル可変容量回路が得られる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明は、スイッチを介して複数
の容量素子の接続を切換え全体の容量値を変化させるよ
うなデジタル可変容量回路に関するものであり、その各
容量素子の部分において製造ばらつき等を考慮して容量
値を重み付けすることにより製造ばらつき等による精度
劣化をなくし、かつ、面積および回路規模が最適化でき
ることを特徴としている。
【0015】図1に、本発明によるデジタル可変容量回
路を示すように、重み付けされた容量値Cbnに設計さ
れた容量列と、スイッチ列Snと、カウンタ回路5で構
成され、本発明に従って、製造ばらつき等により容量値
Cbnがばらついた場合に精度劣化することがない様に
製造ばらつき等を考慮して容量値Cbnを2進未満の重
み付けで設計している。
【0016】この2進未満の重み付けによる容量値Cb
nは、具体的には以下の数1で表される条件式を満たす
ように決定される。ここで、Coは必要とされる分解能
すなわち容量値の許容可変ステップ量であり、enはn
番目の容量値の製造ばらつき等による誤差を示し設計
値:Cbnの容量値が製造ばらつき等により(1±en
×Cbnにばらつくことを意味する。enの値は通常数%
であり、以下の数1で示される容量値の重みの値:Cb
n/Cbn-1は2未満となる。この様に容量値を設計する
ことで、製造ばらつき等によりデジタル可変容量の分解
能がCoより大きくなることを防ぎ、精度劣化をなくす
ことが出来る。
【0017】図1を参照すると、本発明の一実施例とし
てのデジタル可変容量回路が示されている。本デジタル
可変容量回路は、容量値:Cbnのn個の容量素子と、
各容量素子の接続を切換えるためのスイッチ列:S
nと、各スイッチを制御するための例えばバイナリカウ
ンタなどによる制御回路:BCで構成される。この回路
において、製造ばらつき等により容量値:Cbnがばら
ついた場合に精度劣化することがない様に製造ばらつき
等を考慮して容量値:Cbnを2進未満の重み付けで設
計している。具体的には、以下の数1に示す条件式を満
たすようにCbnを設計している。
【0018】
【数1】 ここで、Coは必要とされる分解能すなわちデジタル可
変容量回路の許容可変ステップ量であり、enはn番目
の容量値の製造ばらつき等による誤差を示しており設計
値:Cbnの容量値が製造ばらつき等により(1±en
×Cbnにばらつくことを意味する。enの値は通常、数
%であり、前記数1で示される容量値の重みの値:Cb
n/Cbn-1は、2未満となる。この様に容量値を設計す
ることで、製造ばらつき等によりデジタル可変容量の分
解能がCoより大きくなることを防ぎ、精度劣化をなく
すことが出来る。なお、端子:01、02間の容量値す
なわちデジタル可変容量回路の容量値可変範囲は、最小
値が0で最大値がCbnの全合計値となる。
【0019】以下、前記数1に示される関係式の導出過
程を詳細に説明する。n番目の容量の設計値をCbn
しそのばらつきを±enとすると、n番目の容量値:C
nのばらつきによる最大値:Canおよび最小値:Cc
nは以下の数2に示される数式で与えられる。
【0020】
【数2】 デジタル可変容量をゼロから順次大きくしていく場合を
考えると、ゼロの次は最下位すなわちn=1番目のスイ
ッチ:S1がオンし容量値:Cb1に切換わる。この時、
分解能すなわち可変ステップ量は、ばらつきがなければ
Cb1−0=Cb1であるが、ばらつきを考慮すると最大
でCa1−0=Ca1となる。この値がデジタル可変容量
回路の許容可変ステップ量:Co以下であることが必要
となる。すなわち、以下の数3に示す数式を満たすよう
にCa1またはCb1を設定すればよいことになる。
【0021】
【数3】 次にカウンタが1増加しn=1番目のスイッチ:S1
オフ、n=2番目のスイッチ:S2がオンした場合は、
容量値がCb1からCb2に切換わる。この時の可変ステ
ップ量の最大値はCb1が最小にばらつきCb2が最大に
ばらついた場合であり、これがCo以下であることが必
要となる。この条件式を以下の数4に示す。
【0022】
【数4】 ここで前記数3を前記数4の右辺に代入すると、Ca2
の十分条件として、以下の数5に示す条件式が得られ
る。
【0023】
【数5】 更にカウンタが1増加した場合はS1がオンするだけで
ありこの場合の条件は前記数3と同じになる。その次に
カウンタが1増加すると、S1、S2がオンの状態からS
1、S2がオフし、S3がオンするので、可変ステップ量
の最大値は、Ca3−(Cc2+Cc1)となる。従っ
て、以下の数6に示す条件式となることが必要となる。
【0024】
【数6】 ここでも同様に前記数6に前記数3を代入して、以下の
数7で示されるCa3の十分条件である条件式が得られ
る。
【0025】
【数7】 さらに前記数7に前記数5を代入して、以下の数8が得
られる。
【0026】
【数8】 Ca4に関しても前記数6と同様に、以下の数9に示す
条件式が得られる。
【0027】
【数9】 前記数9に前記数3、前記数5、及び前記数8を代入し
て、以下の数10で示されるCa4の十分条件である条
件式が得られる。
【0028】
【数10】 この繰り返しにより、以下の数11に示される条件式が
導出される。
【0029】
【数11】 前記数11に前記数2を代入してまとめると、以下の数
12に示す条件式が得られる。
【0030】
【数12】 このように前記数3と前記数12より、前記数1が得ら
れる。前記デジタル可変容量回路において、容量値の分
解能が小さく、容量値の可変量が大きく、容量素子の個
数kが少ないことが要求される。容量値の分解能および
可変量を一定にした場合、容量素子の個数kを最小すな
わち最適にするには、前記数1において不等号を等号で
示されるように設計する。
【0031】具体例として、分解能:Co=5[f
F]、可変量:Ct=100[fF]すなわち可変範囲
が0〜100[fF]であるとし、各容量素子の誤差:
nは等しくe=25%であるとする。各容量素子の誤
差が等しいのでCbnは等比数列となり、初項:a=C
1=Co/(1+e)、公比:r=2/(1+e)と
すると、以下の数13に示される関係式が得られる。
【0032】
【数13】 これにCo=5[fF]、Ct=100[fF]、e=
25%を代入すると、容量素子の個数kは、以下の数1
4に示されるように5.899以上となる。
【0033】
【数14】 従って、6個の容量素子を用いて前記分解能および可変
量のデジタル可変容量回路を作ることができる。この場
合の各容量素子の容量値を以下の表1に示す。
【0034】
【表1】 図2は前記具体例、すなわち前記表1で設計したデジタ
ル可変容量回路の特性を示したグラフであり、図1にお
いてスイッチSnに入力されるバイナリコードの値を横
軸にとり、図1において端子1、端子2から見た容量値
を縦軸にとって表示している。誤差を考慮しているので
重み付けの値が2より小さくなっており、バイナリコー
ドに対する容量値の特性は単純増加ではなくオーバーラ
ップするように増加しているのが特徴である。
【0035】図3は本発明における前記具体例での分解
能を示したグラフであり、横軸に図1におけるスイッチ
nに入力されるバイナリコードの値を示し、縦軸に分
解能すなわち可変ステップ量を示してある。各容量素子
が誤差を持たない場合も、25%以内の誤差を持つ場合
も分解能は5[fF]以下となっており、精度の劣化が
生じないことをグラフで示してある。
【0036】なお、図1に示す本実施の形態における各
容量素子は同一構造である必要はなく、例えば容量値の
大きい素子には単位面積当たりの容量値が大きな容量素
子例えばMOS容量を用い、小さい容量素子には単位面
積当たりの容量値が小さな容量素子例えば多層配線にお
ける1層目と3層目の配線容量を用いるなどすることが
可能である。
【0037】本発明の他の実施の形態として、その基本
的構成は上記の通りであるが、各容量素子のうち容量値
の大きな素子についてさらに工夫している。図4におい
て、図1の構成と異なる点は、反転増幅器10を用いて
大きな容量値Cbk,Cbk-1,Cbk-2を形成している
点と、Cb1〜Cbk-3の下位側の容量素子の一端が接地
されるように接続されている点である。一般的に増幅
率:−Aの反転増幅器の入出力間に容量値C1の容量を
接続した場合、入力側から見ると接地電位との間に約A
×C1の容量が付加したのと等価である。従って、反転
増幅器10を用いることで、1/A倍の容量値つまり1
/A倍の面積の容量素子でそのA倍の容量値を形成する
ことができる。要求される容量値が大きいほど、増幅
器:A1の面積よりも容量素子が(1/A)倍になるこ
とで削減される面積の方が大きいので、面積を削減でき
るという効果がある。
【0038】反転増幅器10を用いた場合、誤差en
は容量素子の誤差の他に、反転増幅器10の増幅率の誤
差等を含める必要があり、これら全体の誤差を考慮して
容量値を重み付けすることで、デジタル可変容量回路の
分解能の劣化を防ぐことが出来る。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、各容量素子の部分にお
いて製造ばらつき等を考慮して容量値を重み付けしてい
るため製造ばらつき等により各容量素子が誤差を持った
場合でも分解能、すなわち可変ステップ量が許容値を超
えて大きくならない。従って、製造ばらつき等がある場
合でも精度劣化をなくすことができる。
【0040】また、本発明によれば、各容量素子の相対
比率に誤差が生じても重み付けの値を変えることで分解
能劣化を防ぐことができるため、相対比率を高精度に保
つための工夫、例えば、全ての容量素子を同一形状の単
位容量素子を用いて形成したり、傾斜誤差を無くすため
に素子の角度を変えて配置するなどの工夫を行う必要が
なくなり、レイアウトが簡便になり、面積を小さくする
ことができる。
【0041】又、本発明によれば、分解能と可変量およ
び各容量素子の個数と誤差を定式化することにより、デ
ジタル可変容量回路の回路規模および面積を最適化する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデジタル可変容量回路の一実施の形態
を示した図である。
【図2】本発明のデジタル可変容量回路の特性を示した
グラフである。
【図3】本発明における分解能を示したグラフである。
【図4】本発明のデジタル可変容量回路の他の実施の形
態を示した図である。
【符号の説明】
1,2,3 端子 5 バイナリカウンタ回路 10 反転増幅器

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2進化重み付けされた容量値Cb(n
    は整数)を有するn個の容量手段と、それぞれ前記各容
    量手段に接続され、前記各容量手段の接続を切り替える
    ためのn個のスイッチSと、前記各n個のスイッチS
    (nは整数)に接続され、該各スイッチSを制御す
    るための制御手段を有し、前記容量値の重みの値Cb
    /Cbn−1が2より小さく1より大きいことを特徴と
    するデジタル可変容量回路。
  2. 【請求項2】 Coを必要とされる分解能すなわち容量
    値の許容可変ステップ量とし、eをn番目の容量値の
    製造ばらつき等による誤差を示すものとし、前記容量値
    Cbは、nが1のときには以下の数式(1)を、 Cb1≦Co/(1+e1)…(1) nが2以上のときには以下の数式(2)をCb ≦2(Cb n−1 )/(1+e )…(2) 満たすように決定されることを特徴とする請求項1記載
    のデジタル可変容量回路。
  3. 【請求項3】 前記容量値Cbは製造ばらつき等によ
    り(1±e)×Cbにばらつくことを意味し、e
    の値は1未満であることを特徴とする請求項2記載のデ
    ジタル可変容量回路。
  4. 【請求項4】 前記各容量手段は容量素子であり、容量
    値が大である上位の容量値を単位面積あたりの容量値が
    大であるMOSトランジスタのゲート容量で構成し、中
    間の容量をポリ容量で構成し、容量値が小である下位の
    容量値を単位面積あたりの容量値が小であるメタル(配
    線)容量で構成することを特徴とする請求項3記載のデ
    ジタル可変容量回路。
  5. 【請求項5】 前記メタル(配線)容量で多層配線プロ
    セスを用いている場合においては、容量の両電極となる
    配線層の選び方によって配線層間の膜厚が異なり単位容
    量が異なる事を利用して、例えば第1層と第2層からな
    るメタル容量を単位面積あたりの容量値が大きな容量素
    子として使用し、第1層と第3層からなるメタル容量を
    単位面積あたりの容量値が小さな容量素子として使用す
    ることを特徴とする、請求項4記載のデジタル可変容量
    回路。
  6. 【請求項6】 前記容量値の分解能及び可変量を一定に
    し、各容量素子の誤差が等しいとした場合、前記数式
    (1)及び前記数式(2)において不等号を等号で示す
    ように、前記容量値Cbを決定し、該容量素子の個数
    を最小にすることを特徴とする請求項2記載のデジタル
    可変容量回路。
  7. 【請求項7】 前記n個の容量手段と前記n個のスイッ
    チSに反復増幅器が接続され、下位側の容量手段の一
    端が接地され、前記反転増幅器のミラー効果を利用して
    小さい容量素子で大容量を作ることを特徴とする請求項
    1記載のデジタル可変容量回路。
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