JP2012509188A5 - - Google Patents

Description

シュラウド１２は、耐熱性の材料から作成されたチューブ本体４２を具備し、その上方端部において、正方形断面のヘッド４４を具備する。ヘッドの断面は、円形断面であるチューブ本体４２の断面とは異なる形状をしている。さらに、ヘッド４４の正方形断面は、チューブ本体４２の円形断面よりもサイズが大きく、結果として、ヘッド４４とチューブ本体４２との間において、取瓶シュラウド１２は、シュラウドがその使用の位置にあるときに、本質的に水平であると共にシュラウドの下方端部に向いている裏表面４６を具備する。このような裏表面は、シュラウドがその使用の位置にあるときに、支持ヘッド２０の上方表面３０と協働して、この上方表面と当接する。

この段階が完了した時点で、フィン５２は、切欠き部３６ａ，３６ｂに収容される。支持ヘッドは、その上方表面３０がシュラウドの裏表面４６と協働し始めるまで、上向きにさらに移動される。支持ヘッドは次いで、図５で示されているように、シュラウドに配置される。

Claims (16)

1. 液体金属を鋳造するための取瓶シュラウド（１２）を支持することができる支持ヘッド（２０）であって、
   取瓶シュラウドが、液体金属が沿って通過することのできる管（４０）であって、軸線に本質的に沿って延びる管を具備し、
   支持ヘッド（２０）が、チューブハンドリング装置（１０）に対して構成される、
   支持ヘッドにおいて、
   ヘッド（２０）に対するシュラウドの角度配向であって、管の軸線に対応する軸線回りの角度配向を制御するための制御手段を具備する、
   支持ヘッド。
2. 制御手段が配置される２つのアーム（２８ａ，２８ｂ）を具備する、
   請求項１に記載の支持ヘッド（２０）。
3. ２つのアーム（２８ａ，２８ｂ）がヘッドに単一の構造を付与するように構成される、
   請求項２に記載の支持ヘッド（２０）。
4. 前記アームが、把持具の関節アームを形成してヘッドに複数の構造を付与することができる、
   請求項２に記載の支持ヘッド（２０）。
5. 制御手段がヘッド（２０）にシュラウド（１２）を保持するための保持手段を形成する、
   請求項１〜４のいずれか１項に記載の支持ヘッド（２０）。
6. 制御手段が、シュラウドがヘッド（２０）に取り付けられたときに、シュラウド（１２）の軸線に沿って延びるように構成された少なくとも１つの切欠き部（３６ａ，３６ｂ）を具備し、
   切欠き部が、シュラウドに属すると共にこの方向に拡幅入口端部（３８）を有する、レリーフと協働することができる、
   請求項１〜５のいずれか１項に記載の支持ヘッド（２０）。
7. シュラウド（１２）の裏表面（４６）の形状を補填する形状の当接表面（３０）を具備し、
   この当接表面は、この裏表面に当接することができる、
   請求項１〜６のいずれか１項に記載の支持ヘッド（２０）。
8. 液体金属を鋳造するための取瓶シュラウド（１２）のハンドリング装置（１０）であって、
   請求項１〜７のいずれか１項に記載の支持ヘッド（２０）を具備し、
   さらにヘッドを移動させるための移動手段（１６，１８，２２，２４，２６）と、移動手段を駆動するための駆動手段とを具備する、
   取瓶シュラウドのハンドリング装置。
9. 液体金属を鋳造するための取瓶シュラウド（１２）であって、
   液体金属が沿って通過することができ軸線に本質的に沿って延びる管（４０）を具備する、
   取瓶シュラウドにおいて、
   請求項１〜７のいずれか１項に記載の支持ヘッド（２０）に対する管の軸線に対応する軸線回りのシュラウドの角度配向を制御するための制御手段を具備し、
   これらの手段が、ヘッドに属する相補的な手段（３６ａ，３６ｂ）と協働することができる、
   取瓶シュラウド。
10. 制御手段が、管の軸線に本質的に沿って延びると共にこの方向に対して不変である断面を有する少なくとも１つのレリーフを具備し、
    このレリーフは、請求項６に記載のヘッドに属する切欠き部（３６ａ，３６ｂ）と協働することができる、
    請求項９に記載のシュラウド（１２）。
11. 裏表面（４６）が、請求項７に記載の支持ヘッドに属する相補的な形状の当接表面（３０）と当接することができる、
    請求項９及び１０のいずれか１項に記載のシュラウド（１２）。
12. 制御手段が少なくとも３つの制御要素を具備する、
    請求項９〜１１のいずれか１項に記載のシュラウド（１２）。
13. 請求項８に記載のハンドリング装置（１０）と請求項９〜１２のいずれか１項に記載の取瓶シュラウド（１２）との組立体。
14. 請求項９〜１２のいずれか１項に記載の取瓶シュラウド（１２）を把持する方法であって、
    − 請求項２〜７のいずれか１項に記載の支持ヘッド（２０）が、シュラウド（１２）がヘッドのアーム（２８ａ，２８ｂ）同士の間に画定される空間（２９）内部に導入されるように、このシュラウドがその使用の位置にあるときにシュラウドの制御手段（５２）の高さ位置の下に位置したシュラウド（１２）の部分にさらに近づくように移動される段階、及び、
    − ヘッド（２０）が、シュラウドの制御手段（５２）がヘッド（２０）の制御手段と協働するように、上向きに移動される段階、
    を含む、
    取瓶シュラウドを把持する方法。
15. 請求項８に記載のハンドリング装置（１０）を使用する鋳造設備に、請求項９〜１２のいずれか１項に記載の取瓶シュラウドを導入する方法において、
    − 請求項１４に記載の把持方法の段階が実施される段階、及び、
    − 支持ヘッド（２０）が、鋳造設備内部にシュラウド（１２）を導入するために移動される段階、
    を含む、
    取瓶シュラウドを導入する方法。
16. 請求項１５に記載の取瓶シュラウドを導入する方法であって、
    取瓶シュラウド（１２）が、その軸線（４０）対する第１の角度配向で既に使用されており、
    把持方法の第１の段階において、支持ヘッド（２０）が、シュラウド（１２）が第１の配向とは異なるシュラウドの軸線（４０）回りの角度配向で把持されるように、シュラウド（１２）の或る部分にさらに近づくように移動される、
    取瓶シュラウドを導入する方法。