JP3212071B2 - 浸漬ノズルのハンドリング装置 - Google Patents

浸漬ノズルのハンドリング装置

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JP3212071B2
JP3212071B2 JP29741095A JP29741095A JP3212071B2 JP 3212071 B2 JP3212071 B2 JP 3212071B2 JP 29741095 A JP29741095 A JP 29741095A JP 29741095 A JP29741095 A JP 29741095A JP 3212071 B2 JP3212071 B2 JP 3212071B2
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誠二 岩井
慎一郎 井浦
裕一 金井
信 小島
佐太志 川東
信竹 南之園
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶融金属の出鋼量
を制御する流量制御装置に設けられている浸漬ノズルの
着脱作業、あるいはまた浸漬ノズルのノズル本体とノズ
ルホルダ−との着脱作業等を容易に行い得る浸漬ノズル
のハンドリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、製鋼法における連続鋳造行程に
おいて、タンディッシュ及びレードル(以下溶融金属容
器と称す)等の底部には溶融金属の出鋼口が設けられて
おり、この出鋼口には出鋼量を制御するための流量制御
装置が設置されている。
【0003】この溶融金属容器1について詳述すれば、
例えば、図11に示すように、容器本体2の内側には内
張りレンガ3が張り付けられており、また溶融金属が出
鋼する出鋼口の近傍には、ますレンガ4が設置されてい
る。そして、このますレンガ4に形成された取付孔に上
ノズル5が組付けられ、上ノズル5の下方には溶融金属
の出鋼量を制御するスライドゲートプレートを有する流
量制御装置6が設置され、この流量制御装置6には浸漬
ノズル7が着脱自在に設置されている。
【0004】また浸漬ノズル7は、高耐熱・耐蝕性で口
径が容易に変化しない材質により成形され、またこの浸
漬ノズル7には、浸漬ノズル7の着脱作業を容易にする
ために、左右方向にロッドまたはアーム8aを突設した
着脱用のノズルホルダ−8がノズル本体7aの基端部に
着脱自在に取付けられている。
【0005】この浸漬ノズルは鋳造行程における高熱で
溶損するために再使用ができないため、容器内の溶鋼を
全て注湯した後に直ちに新しい浸漬ノズルと交換され
る。そして、流量制御装置から取外された使用済の浸漬
ノズルは、作業者等によって廃却用ポットに廃棄され、
また予め予熱装置などで予熱されている新しい浸漬ノズ
ルが溶融金属容器の流量制御装置に取付けられる。尚、
廃棄されたホルダー付ノズルは、ノズル本体からノズル
ホルダーを取外して、ノズルホルダーを再使用すること
ができるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の鋳造行程において、流量制御装置などから取外
される使用済の浸漬ノズルは使用直後のため、かなりの
高温になっており、しかも大口径のノズルは重いため、
ノズルの脱着作業や使用済ノズルの廃却作業は、高温雰
囲気内の重作業であり、また極めて危険度が高い作業で
あった。また人手作業によっていたため、作業能率が好
ましいものではないという課題があった。
【0007】また、使用済ノズルに着脱用のノズルホル
ダーが取付けられている場合には、ノズルホルダーを再
使用するために、廃棄された浸漬ノズルを一本ずつ取り
出してノズル本体よりノズルホルダーを取外し、取外し
たノズルホルダーに新しいノズル本体を組付ける作業を
手作業により行わなければならなかった。そのため、多
くの作業工数や作業時間を必要とするという課題があっ
た。また、上記課題を解決するためにロボットのチャッ
キングハンド等によりノズル本体を把持することが考え
られるが、ノズル本体を金属製のチャッキングハンド等
で把持すると、ノズル本体に傷をつけてしまうことがあ
り、この傷によってノズル本体の機械的強度が低下する
という課題があった。
【0008】本発明は、上述した従来の鋳造行程におけ
る課題を解決するためになされたもので、出鋼量を制御
する流量制御装置に設置されている浸漬ノズルの着脱作
業、あるいは浸漬ノズルのノズル本体とノズルホルダ−
との着脱作業を自動化してなる浸漬ノズルのハンドリン
グ装置を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明による浸漬ノズルのハンドリング装置
は、溶鋼の出鋼量を制御する流量制御装置に装着されて
いる浸漬ノズルのハンドリング装置であって、移送手段
に一端部が取り付けられたクランプ本体と、前記クラン
プ本体の他端部に取り付けられた弾性体と、前記弾性体
をクランプ本体の軸線方向より圧縮してクランプ本体の
径方向に膨出させるエアーシリンダユニットとを備えて
いることを基本的構成としている。
【0010】ここで、前記クランプ本体は移送手段に取
り付けられた受渡し本体を介して、前記移送手段に取り
付けられていることが好ましい。
【0011】また本発明による浸漬ノズルのハンドリン
グ装置は、溶鋼の出鋼量を制御する流量制御装置に装着
されている浸漬ノズルのハンドリング装置であって、移
送手段に一端部が取り付けられると共に平行に延設され
た左右一対のハンガーアームと、浸漬ノズルを受渡しす
る際に、前記浸漬ノズルに組付けられているノズルホル
ダーのアームが係合する、前記ハンガーアームの先端部
上面に形成された係合溝と、前記ハンガーアームの後部
底面に固着されたノズル係止板と、前記ノズルホルダー
が取外された浸漬ノズルを受渡しする際に、ノズル本体
が係止する、前記ノズル係止板に形成された切欠溝と、
を備えたことを基本的構成としている。
【0012】そして、前記ハンガーアームは移送手段に
取り付けられた受渡し本体を介して、前記移送手段に取
り付けられていることが好ましい。
【0013】更に本発明による浸漬ノズルのハンドリン
グ装置は、溶鋼の出鋼量を制御する流量制御装置に装着
されている浸漬ノズルのハンドリング装置であって、移
送手段に取り付けられた受渡し本体と、前記受渡し本体
に一端が取り付けられると共に前記受渡し本体の前方に
平行に延設された左右一対のハンガーアームと、前記ハ
ンガーアームの先端部上面に形成され、浸漬ノズルを受
渡しする際に、前記浸漬ノズルに組付けられているノズ
ルホルダーのアームが係合する係合溝と、前記受渡し本
体の下部に装着されたクランプ本体と、前記クランプ本
体の他端部に取り付けられた弾性体と、前記弾性体をク
ランプ本体の軸線方向より圧縮してクランプ本体の径方
向に膨出させるエアーシリンダユニットと、前記ハンガ
ーアームの後部底面に固着されたノズル係止板と、前記
ノズル係止板に形成されたノズル本体を係止する切欠溝
とを備えたことを基本的構成としている。
【0014】そして、前記移送手段は、車輪などにより
所定の場所に移動自在な台車と、台車の上に設置された
昇降、旋回装置と、昇降、旋回装置に装着されたシリン
ダーユニット等により伸縮自在な伸縮アームとにより構
成されているのが望ましい。
【0015】上述したように、本発明の浸漬ノズルのハ
ンドリング装置は、移送手段に一端部が取り付けられた
クランプ本体と、前記クランプ本体の他端部に取り付け
られた弾性体と、前記弾性体をクランプ本体の軸線方向
より圧縮してクランプ本体の径方向に膨出させるエアー
シリンダユニットとを備えているため、新しいノズル本
体にノズルホルダーを組付ける作業等において、ノズル
本体が損傷することはなく、ノズル本体の機械的強度が
低下することはない。また、確実な保持が行え、更にノ
ズル本体の内側から保持するので、種々の作業を行うに
あたって、浸漬ノズルハンドリング装置が妨げとなるこ
とがない。
【0016】また本発明の浸漬ノズルのハンドリング装
置は、移送手段に一端部が取り付けられると共に平行に
延設された左右一対のハンガーアームと、前記ハンガー
アームの先端部上面に形成され、浸漬ノズルを受渡しす
る際に、前記浸漬ノズルに組付けられているノズルホル
ダーのアームが係合する係合溝と、前記ハンガーアーム
の後部底面に固着されたノズル係止板と、前記ノズルホ
ルダーが取外された浸漬ノズルを受渡しする際に、前記
ノズル係止板に形成されたノズル本体を係止する切欠溝
とを備えているため、溶融金属容器の流量制御装置に取
付けられている使用済の浸漬ノズルを新しい浸漬ノズル
と交換する作業等を安全に行うことができる。また前記
ノズルホルダーが取り付けられた浸漬ノズルのほか、ノ
ズルホルダーが取外された浸漬ノズルをハンドリングす
ることができる。
【0017】更に、本発明の浸漬ノズルのハンドリング
装置によれば、移送手段に取り付けられた受渡し本体
と、前記受渡し本体に一端が取り付けられると共に前記
受渡し本体の前方に平行に延設された左右一対のハンガ
ーアームと、前記ハンガーアームの先端部上面に形成さ
れ、浸漬ノズルを受渡しする際に、前記浸漬ノズルに組
付けられているノズルホルダーのアームが係合する係合
溝と、前記受渡し本体の下部に装着されたクランプ本体
と、前記クランプ本体の他端部に取り付けられた弾性体
と、前記弾性体をクランプ本体の軸線方向より圧縮して
クランプ本体の径方向に膨出させるエアーシリンダユニ
ットと、前記ハンガーアームの後部底面に固着されたノ
ズル係止板と、前記ノズル係止板に形成されたノズル本
体を係止する切欠溝とを備えているため、即ち、一つの
受渡し装置にハンガーアーム、エアークランプ装置、ノ
ズル係止板を受渡し本体に取り付られているため、使用
済の浸漬ノズルよりノズルホルダーを取外す作業、使用
済の浸漬ノズルよりノズルホルダーを取外した後、ノズ
ル本体を廃棄する作業、新しいノズル本体にノズルホル
ダーを組付ける作業等において、目的とする作業に適合
した手段を選択し、夫々の作業を能率よく行うことがで
きる。
【0018】以上のように、これまで出鋼量を制御する
流量制御装置に設置されている浸漬ノズルの着脱作業、
浸漬ノズルのノズル本体とノズルホルダ−との着脱作
業、使用済ノズルの廃却作業等は、高温雰囲気内での重
作業で、しかも極めて危険度が高い作業であったが、ハ
ンドリング装置によりこれら作業を自動化することがで
き、安全で、しかも作業工数や作業時間を大幅に削減す
ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて詳細に説明する。図1は本発明による浸漬ノズ
ルのハンドリング装置を示す要部の斜視図、図2は図1
のハンドリング装置による浸漬ノズルの着脱作業を説明
する側面図であり、図において、溶融金属容器の構造及
びホルダー付き浸漬ノズルの構造は、従来例と同一符号
を付して説明の一部を省略する。
【0020】まず、浸漬ノズル7を受け渡しするための
移送装置10は、車輪などにより所定の場所に移動自在
な台車11と、前記台車11の上に設置された昇降、旋
回装置12と、昇降、旋回装置12に装着され、シリン
ダーユニットなどにより伸縮自在な伸縮アーム13とに
よって構成され、前記伸縮アーム13の先端部にノズル
のハンドリング装置14が取付けられている。
【0021】また、移送装置10には、図示しないコン
トロール装置が設けられ、このコントロール装置からの
制御信号によって、伸縮アーム13を伸縮させ、ノズル
のハンドリング装置14を前後方向に移動させたり、あ
るいは昇降、旋回装置12の内部に設置された昇降シリ
ンダユニット及び旋回モータを駆動させ、ノズルのハン
ドリング装置14を所定の高さに昇降させるとともに、
水平な平面で自在に旋回させ、浸漬ノズル7の受渡しを
行うようになされている。
【0022】前記ハンドリング装置14は、伸縮アーム
13の先端部に取付けられた受渡し本体15と、この受
渡し本体15の前部に平行に延設された左右一対のハン
ガーアーム16と、受渡し本体15の下部に着脱自在に
装着されたエアークランプ装置17と、ハンガーアーム
16の後部に着脱自在に取付けられる遮蔽板18と、ハ
ンガーアーム16の後部底面に固着されて浸漬ノズル7
の首部を係止するノズル係止板19とにより構成されて
いる。
【0023】このハンガーアーム16の先端部上面に
は、係合溝16aが形成されており、浸漬ノズル7を受
渡しする際に、前記ハンガーアーム16の係合溝16a
に浸漬ノズル7の基端部に組付けられているノズルホル
ダー8のアーム8aが係合するようになっている。ま
た、ハンガーアーム16の後部底面に固着されたノズル
係止板19には、図3に示すように、ノズルホルダー8
が取外されたノズル本体7aの首部が、少なくとも半周
以上係止するように、前側が開口した切欠溝19aが形
成されている。尚、この切欠溝19aの開口部にはノズ
ル本体7aの首部が挿入し易いように面取り部19bが
形成されている。
【0024】また、エアークランプ装置17は、図4に
示すように、前記受渡し本体15の下部に装着されたク
ランプ本体21と、前記クランプ本体21の他端部に取
り付けられたゴム等の弾性体22と、前記弾性体22を
クランプ本体21の軸線方向より圧縮してクランプ本体
21の径方向に膨出させるエアーシリンダ23及びエア
ーシリンダロッド23aとからなるエアーシリンダユニ
ットとにより構成されている。また前記クランプ本体2
1は、受渡し本体15の下部にチャック部20を介して
着脱自在に装着されるにようになされている。このエア
ークランプ装置17は上述のように構成されているた
め、このクランプ本体21を浸漬ノズル7の内径に挿入
して、エアーシリンダ23を作動(エアーシリンダロッ
ド23aを収縮)させれば、弾性体22は軸線方向に外
力を受け、弾性体22は径方向に膨出して浸漬ノズル7
をクランプすることができる。
【0025】以下、上述したように構成されたハンドリ
ング装置を機能別に説明する。まず、溶融金属容器1の
流量制御装置6に取付けられている使用済の浸漬ノズル
7を新しい浸漬ノズル7と交換する場合は、図2に示す
ように、容器内の溶鋼を全て注湯した後、流量制御装置
6の底部に設置されているノズル保持装置9を開放し、
係合溝9aに載置した使用済の浸漬ノズル7を取出し可
能状態になすとともに、前記移送装置10のハンドリン
グ装置14を所定位置に移送する。
【0026】そして、ハンドリング装置14はハンガー
アーム16の係合溝16aによって、使用済の浸漬ノズ
ル7を容器側のノズル保持装置9より受取り、その後、
昇降、旋回装置12を作動させて、ハンドリング装置1
4を所定の位置に移動させる。即ち、前記ハンドリング
装置14は使用済の浸漬ノズル7を廃却ポットまたは図
5に示すような廃却ノズル架台30に移送する。これに
より、使用済の浸漬ノズル7は廃却ノズル架台30等に
整列して保管される。このとき、ハンガーアーム16に
は遮蔽板18が取付けられているため、ハンドリング装
置14の受渡し本体15やエアークランプ装置17等は
高熱から保護される。
【0027】また、図6に示すように、新しい浸漬ノズ
ル7を流量制御装置6に組付けるには、使用済の浸漬ノ
ズル7を廃却ノズル架台30に移し替えた後、昇降、旋
回装置12を作動させて、空のハンドリング装置14を
新しい浸漬ノズル7を整列保管している新ノズル架台の
所定位置に移動させる。新ノズル架台には、予め予熱装
置31が形成され、ハンドリング装置14は、この予熱
装置31により予熱されている新しい浸漬ノズル7を昇
降自在な受渡しハンド32から受取り、前記ハンドリン
グ装置14を昇降、旋回装置12により、流量制御装置
6のノズル保持装置9に新しい浸漬ノズル7を移送し、
ノズル保持装置9に新しい浸漬ノズル7を取り付ける。
【0028】次に、使用済の浸漬ノズル7よりノズルホ
ルダー8を取外して再使用する場合について説明する。
図5に示したように、廃却ノズル架台30に整列保管さ
れている使用済の浸漬ノズル7が冷却した後、廃却ノズ
ル架台30の底板33を押上げるか、またはノズルホル
ダー8を係止している廃却ノズル架台30を押下げるこ
とにより、図7に示すように、ノズル本体7よりノズル
ホルダー8を取外す。そして、ノズルホルダー8はその
まま廃却ノズル架台30に整列保管することも可能であ
るが、図8に示すように、別途用意されているノズルホ
ルダー置場またはホルダー架台34に多数整列して保管
してもよい。
【0029】また、使用済の浸漬ノズル7よりノズルホ
ルダー8を取外した後、ノズル本体7aは、再使用する
ことができないため、図9に示すように、ハンドリング
装置14のハンガーアーム16に固着されたノズル係止
板19の切欠溝19aにより持ち上げ、所定の場所に設
置されている廃却ポットに投棄する。このとき、ノズル
係止板19の切欠溝19aがノズル本体7aの首部を下
から半周以上の外周部分を支持するようにして持ち上げ
るため、途中で落下したりすることなく、安全で確実に
所定の場所に廃棄作業を行うことができる。
【0030】一方、移送装置10のハンドリング装置1
4を用いて、新しいノズル本体7aにノズルホルダー8
を組付ける場合の作動を、図10に基づいて説明する。
まず、パレット35の上に新しく製造されたノズル本体
7aを多数整列させて用意する。このノズル本体7aを
整列させたパレット35の近傍には、多数のノズルホル
ダー8を整列保管したホルダー架台34を配置する。こ
こで、ホルダー架台34に整列されているノズルホルダ
ー8は、新規に製造されたもの、あるいは使用済の浸漬
ノズル7より取外して再使用のために保管されているも
のが使用される。
【0031】そして、ハンドリング装置14を移送装置
10により、所定位置に移送し、受渡し本体15の下部
に装着されているエアークランプ装置17のクランプ本
体21は新しいノズル本体7の上方より出鋼孔に挿入さ
れる。そして、エアークランプ装置17のエアーシリン
ダ23を作動させて、ロッド23aを縮ませることによ
り、クランプ本体21に取り付けられたゴムなどの弾性
体22をクランプ本体21の軸線方向に圧縮して、前記
弾性体22をクランプ本体21の径方向に膨出させる。
これにより、クランプ本体21にノズル本体7をクラン
プするとともに、受渡し装置14をホルダー架台34の
上方に移動させる。
【0032】そして、クランプ本体21にクランプされ
たノズル本体7をホルダー架台34に保持されているノ
ズルホルダー8に上方から挿入することにより、ノズル
本体7aにノズルホルダー8の組付けがなされる。ノズ
ル本体7aをノズルホルダー8に組付けた後は、エアー
クランプ装置17のエアーシリンダ23を元の状態に復
帰させ、ノズル本体7aのクランプ状態を解除し、エア
ークランプ装置17をノズル本体7aから引き抜く。こ
れにより1サイクルの作業が終了する。続いて同様な作
動を順次繰り返す。
【0033】このように、溶融金属容器1の流量制御装
置6に取付けられている使用済の浸漬ノズル7を新しい
浸漬ノズル7と交換する場合、また使用済の浸漬ノズル
7からノズルホルダー8を取外して再使用する場合、更
に使用済の浸漬ノズル7からノズルホルダー8を取外し
た後、ノズル本体7aを廃棄する場合、更にまた新しい
ノズル本体7aにノズルホルダー8を組付ける場合等に
おいて、作業別のアダプターを付け替えたりすることな
く、ハンドリング装置14に備えている作業別機能か
ら、それぞれの目的に合わせた作業を行うことができ、
しかも手作業によらず自動化したための、作業工数や作
業時間を大幅に削減することができる。
【0034】尚、上記実施例において、ハンガーアーム
16、エアークランプ装置17、ノズル係止板19を受
渡し本体15に取り付けた場合について説明したが、受
け渡し本体15にいずれか一つを取り付けたものであっ
てもよい。また上記実施例では、受渡し本体15の下部
に装着されているエアークランプ装置17は、チャック
部20により着脱自在に取り付けられているため、不使
用時には取外しておくこともできる。またノズル本体7
の出鋼孔の内径の違いに対応して、クランプ本体21の
外径が異なるものを数種類準備しておくことにより、各
種の浸漬ノズルに適応したエアークランプ装置を選択す
ることができる。更に、移送手段として台車を用いた場
合について説明したが、ロボットアームを用いても良
い。
【0035】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
る浸漬ノズルのハンドリング装置は、伸縮アーム等の移
送手段に一端部が取り付けられたクランプ本体と、前記
クランプ本体の他端部に取り付けられたゴム等の弾性体
と、前記弾性体をクランプ本体の軸線方向より圧縮して
クランプ本体の径方向に膨出させるエアーシリンダユニ
ットとを備えているため、新しいノズル本体にノズルホ
ルダーを組付ける作業等において、ノズル本体が損傷し
ないため、ノズル本体の機械的強度を維持することがで
きるという効果を奏するものである。
【0036】また本発明の浸漬ノズルのハンドリング装
置によれば、伸縮アーム等の移送手段に一端部が取り付
けられると共に平行に延設された左右一対のハンガーア
ームと、前記ハンガーアームの先端部上面に形成され浸
漬ノズルを受渡しする際に、前記浸漬ノズルに組付けら
れているノズルホルダーのアームが係合する係合溝とを
備えているため、また本発明の浸漬ノズルのハンドリン
グ装置によれば、伸縮アーム等の移送手段に一端部が取
り付けられると共に平行に延設された左右一対のハンガ
ーアームと、前記ハンガーアームの後部底面に固着され
たノズル係止板と、前記ノズル係止板に形成されたノズ
ル本体を係止する切欠溝とを備えているため、溶融金属
容器の流量制御装置に取付けられている使用済の浸漬ノ
ズルを新しい浸漬ノズルと交換する作業等を安全に能率
よく行うことができる。
【0037】更に、本発明の浸漬ノズルのハンドリング
装置によれば、伸縮アーム等の移送手段に取り付けられ
た受渡し本体と、前記受渡し本体に一端が取り付けられ
ると共に前記受渡し本体の前方に平行に延設された左右
一対のハンガーアームと、前記ハンガーアームの先端部
上面に形成され浸漬ノズルを受渡しする際に、前記浸漬
ノズルに組付けられているノズルホルダーのアームが係
合する係合溝と、前記受渡し本体の下部に装着されたク
ランプ本体と、前記クランプ本体の他端部に取り付けら
れたゴム等の弾性体と、前記弾性体をクランプ本体の軸
線方向より圧縮してクランプ本体の径方向に膨出させる
エアーシリンダユニットと、前記ハンガーアームの後部
底面に固着されたノズル係止板と、前記ノズル係止板に
形成されたノズル本体を係止する切欠溝とを備えている
ため、即ち、一つの受渡し装置にハンガーアーム、エア
ークランプ装置、ノズル係止板が取り付けられているた
め、使用済の浸漬ノズルよりノズルホルダーを取外す作
業、使用済の浸漬ノズルよりノズルホルダーを取外した
後、ノズル本体を廃棄する作業、新しいノズル本体にノ
ズルホルダーを組付ける作業等において、目的とする作
業に適合した手段を選択し、夫々の作業を効率よく行う
ことができる。
【0038】以上のように、これまで出鋼量を制御する
流量制御装置に設置されている浸漬ノズルの着脱作業、
浸漬ノズルのノズル本体とノズルホルダ−との着脱作
業、使用済ノズルの廃却作業等は、高温雰囲気内での重
作業で、しかも極めて危険度が高い作業であったが、ハ
ンドリング装置によりこれら作業を自動化することがで
き、安全で、しかも作業工数や作業時間を大幅に削減す
ることができる。したがって、本発明によれば、人手に
よらず安全で、しかも作業工数や作業時間を大幅に削減
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による浸漬ノズルのハンドリング装置を
示す要部の斜視図である。
【図2】本発明によるハンドリング装置の概略構成と、
ハンドリング装置による浸漬ノズルの着脱作業を説明す
る側面図である。
【図3】図1によるハンドリング装置を示す平面図であ
る。
【図4】図1によるエアークランプ装置の要部を示す断
面図である。
【図5】使用済の浸漬ノズルを整列保管する廃却ノズル
架台の斜視図である。
【図6】新しい浸漬ノズルの予熱装置を示す斜視図であ
る。
【図7】使用済の浸漬ノズルのノズル本体よりノズルホ
ルダーを取外した状態を示す斜視図である。
【図8】取外したノズルホルダーを整列保管するホルダ
ー架台を示す斜視図である。
【図9】使用済の浸漬ノズルよりノズルホルダーを取外
した後のノズル本体の廃却作業を説明する要部の断面図
である。
【図10】新しいノズル本体にノズルホルダーを組付け
る場合の作動を説明する斜視図である。
【図11】溶融金属容器の構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 溶融金属容器 6 流量制御装置 7 浸漬ノズル 7a ノズル本体 8 ノズルホルダー 8a アーム 9 ノズル保持装置 10 移送装置 11 台車 12 昇降、旋回装置 13 伸縮アーム 14 ハンドリング装置 15 受渡し本体 16 ハンガーアーム 17 エアークランプ装置 18 遮蔽板 19 ノズル係止板 20 チャック部 21 クランプ本体 22 弾性体 23 エアーシリンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金井 裕一 愛知県刈谷市小垣江町南藤1番地 東芝 セラミックス株式会社 刈谷製造所内 (72)発明者 小島 信 愛知県刈谷市小垣江町南藤1番地 東芝 セラミックス株式会社 刈谷製造所内 (72)発明者 川東 佐太志 和歌山県和歌山市湊1850番地 住友金属 工業株式会社 和歌山製鉄所内 (72)発明者 南之園 信竹 大阪府大阪市中央区北浜4丁目5番33号 住友金属工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−16739(JP,A) 特開 平8−290263(JP,A) 特開 平7−178518(JP,A) 特開 平7−164117(JP,A) 特開 平7−80610(JP,A) 特開 平5−50196(JP,A) 特開 平4−28475(JP,A) 実開 昭62−56260(JP,U) 実開 昭57−56547(JP,U) 実開 昭56−117954(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B22D 41/56 B22D 11/10 330

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶鋼の出鋼量を制御する流量制御装置に
    装着されている浸漬ノズルのハンドリング装置であっ
    て、 移送手段に一端部が取り付けられたクランプ本体と、 前記クランプ本体の他端部に取り付けられた弾性体と、 前記弾性体をクランプ本体の軸線方向より圧縮してクラ
    ンプ本体の径方向に膨出させるエアーシリンダユニット
    と、 を備えたことを特徴とする浸漬ノズルのハンドリング装
    置。
  2. 【請求項2】 前記クランプ本体は移送手段に取り付け
    られた受渡し本体を介して、前記移送手段に取り付けら
    れていることを特徴とする請求項1に記載された浸漬ノ
    ズルのハンドリング装置。
  3. 【請求項3】 溶鋼の出鋼量を制御する流量制御装置に
    装着されている浸漬ノズルのハンドリング装置であっ
    て、 移送手段に一端部が取り付けられると共に平行に延設さ
    れた左右一対のハンガーアームと、 浸漬ノズルを受渡しする際に、前記浸漬ノズルに組付け
    られているノズルホルダーのアームが係合する、前記ハ
    ンガーアームの先端部上面に形成された係合溝と、 前記ハンガーアームの後部底面に固着されたノズル係止
    板と、 前記ノズルホルダーが取外された浸漬ノズルを受渡しす
    る際に、ノズル本体が係止する、前記ノズル係止板に形
    成された切欠溝と、 を備えたことを特徴とする浸漬ノズルのハンドリング装
    置。
  4. 【請求項4】 前記ハンガーアームは移送手段に取り付
    けられた受渡し本体を介して、前記移送手段に取り付け
    られていることを特徴とする請求項3に記載された浸漬
    ノズルのハンドリング装置。
  5. 【請求項5】 溶鋼の出鋼量を制御する流量制御装置に
    装着されている浸漬ノズルのハンドリング装置であっ
    て、 移送手段に取り付けられた受渡し本体と、 前記受渡し本体に一端が取り付けられると共に前記受渡
    し本体の前方に平行に延設された左右一対のハンガーア
    ームと、 前記ハンガーアームの先端部上面に形成され、浸漬ノズ
    ルを受渡しする際に、前記浸漬ノズルに組付けられてい
    るノズルホルダーのアームが係合する係合溝と、 前記受渡し本体の下部に装着されたクランプ本体と、 前記クランプ本体の他端部に取り付けられた弾性体と、 前記弾性体をクランプ本体の軸線方向より圧縮してクラ
    ンプ本体の径方向に膨出させるエアーシリンダユニット
    と、 前記ハンガーアームの後部底面に固着されたノズル係止
    板と、 前記ノズル係止板に形成されたノズル本体を係止する切
    欠溝とを備えたことを特徴とする浸漬ノズルのハンドリ
    ング装置。
  6. 【請求項6】 前記移送手段は、車輪などにより所定の
    場所に移動自在な台車と、台車の上に設置された昇降、
    旋回装置と、昇降、旋回装置に装着されたシリンダーユ
    ニットにより伸縮自在な伸縮アームとにより構成されて
    いることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか
    の請求項に記載された浸漬ノズルのハンドリング装置。
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