JP2937761B2 - 溶融金属用ノズルの着脱装置 - Google Patents
溶融金属用ノズルの着脱装置Info
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Description
脱装置に関し、さらに詳しくは、溶融金属容器の出鋼口
に設置されるノズルを着脱する際の芯だしを容易にして
なる溶融金属用ノズルの着脱装置に関する。
おいて、溶融金属容器の底部には溶融金属の出鋼口が設
けられており、この出鋼口には溶融金属の出鋼量を制御
するためのスライドゲートプレートおよび溶融金属用ノ
ズルが設置されている。
すように、容器本体2の内側に内張りれんが3が張り付
けられており、溶融金属が出鋼する出鋼口の近傍には、
ますれんが4が設置されて溶融金属容器1が構成されて
いる。そして、このますれんが4に形成された取付孔に
上ノズル5が組付けられ、上ノズル5の下方には溶融金
属の出鋼量を制御するスライドゲートプレート6を介し
て溶融金属用ノズル7が設置されている。
口径が変化しない材質により形成されており、着脱時の
ロボットや専用交換装置のハンドリングが容易なよう
に、ノズル7の基端部に左右方向にロッドまたはアーム
8を突設したホルダー9が設置されているホルダー付ノ
ズルが主流である。
いるノズルは、鋳造工程において全注湯終了後に直ちに
新しいノズルと交換されるものであり、ノズルを交換す
る場合には、予め別の予熱装置で予熱されたノズルの上
面に目地材を貼り付けた後、作業者が一本ずつ取出して
金属容器の出鋼口に取付けているか、あるいは金属容器
の出鋼口に目地材を介してノズルを取付けた後に、数本
のバーナーでノズルを予熱するなどの作業を行ってい
た。
属容器から取外された使用済ノズルは、使用直後のため
に高温状態であり、しかも交換される新しいノズルも予
熱されているとともに、大口径のノズルでは重量が重い
ので、ノズルの脱着作業や使用済ノズルの廃却作業は、
高温雰囲気内での重作業のために作業能率が低下し、極
めて危険度が高いなどの課題があった。
ノズルを取付けた後に、数本のバーナーでノズルを予熱
するなどの作業を行う場合には、作業者が溶融金属容器
の下部に入って作業しなければならないので危険度が高
いだけでなく、ノズルを装着した後にバーナーにより予
熱しているので局部しか予熱できないという課題があっ
た。
になされたものであり、溶融金属容器の出鋼口に設置さ
れるノズルの着脱を容易にするとともに、交換されるノ
ズルを予め予熱しておき、これを装着する際の芯だしを
容易にしてなる溶融金属用ノズルの着脱装置を提供する
ことを目的とするものである。
るために、本発明による溶融金属用ノズルの供給装置
は、台車の上に設置された旋回装置と、旋回装置の上に
180度旋回自在に設置された多段式伸縮アームからな
る運搬機構と、運搬機構の最上段の伸縮アームの先端部
に設置されたノズルの受渡し装置と、台車の上の所定位
置に設置されてノズルの上面にシート状の目地材を貼付
ける目地材供給・圧着装置と、目地材を多数重ねて貯え
ておくストッカー部とにより構成した。
ることが好ましい。その場合、前記運搬機構は、第1伸
縮アーム、第2伸縮アームおよび第3伸縮アームがそれ
ぞれ第1シリンダ、第2シリンダおよび第3シリンダを
介して上方に3段に連接されており、各シリンダの作動
により各伸縮アームが前進方向に伸縮できるように構成
し、さらに、前記ノズルの受渡し装置は、最上段の第3
伸縮アームの先端部に設置され、第3伸縮アームの上に
前後方向に固定された2本のレールにスライダーを介し
て係合している下ベースと、下ベースの上に左右方向に
固定された2本のレールにスライダーを介して係合して
いる上ベースと、上ベースに固定された上下昇降用シリ
ンダのピストンロッドに上下動自在に設置されたノズル
の受渡しハンドとを備えたものである。
上に前後および左右方向に移動可能に設置された倣い装
置と、倣い装置の上面に設置されたノズルの予熱装置
と、予熱装置に並列に設置された使用済ノズルを収納す
る廃却ポットと、予熱装置の側方に設置されてノズルを
装着するノズル昇降用パワーシリンダと、廃却ポットの
側方に設置されて取り外した使用済ノズルを廃却ポット
へ受け渡す廃却ノズル昇降用パワーシリンダと、ノズル
の着脱時にノズル昇降用パワーシリンダおよび廃却ノズ
ル昇降用パワーシリンダを位置決めするピン昇降用パワ
ーシリンダと、取り外した後のノズル取付部を切削する
切削ドリルを上下に移動させるドリル昇降用パワーシリ
ンダとにより構成した。
ノズル昇降用パワーシリンダおよび廃却ノズル昇降用パ
ワーシリンダの上端部に、それぞれノズルのホルダーに
突設されたアームを係止させる受渡しハンドを取付け、
各ノズル昇降用パワーシリンダと廃却ノズル昇降用パワ
ーシリンダを所定の位置にセットするピン昇降用パワー
シリンダの上端部に、溶融金属容器の底部に取付けられ
た位置決めブロックに嵌合する位置決めピンを取付け、
ドリル昇降用パワーシリンダの先端部に取付けられた切
削ドリルをドリル駆動モータにより回転駆動するよう構
成したものである。
着脱装置によれば、予熱炉で予熱されたノズルが溶融金
属容器の出鋼口に容易に設置されるとともに、ノズルを
装着する際の芯出しを容易にすることができる。
ても高温雰囲気内での重作業を人手によらず自動化され
た着脱装置によりノズルの着脱が行われるので、作業能
率が向上し、しかもノズル着脱時の芯出し作業を容易に
行うことができる。
づいて詳細に説明する。
属用ノズルの着脱装置を示す概略正面図、図2は図1の
平面図であり、図において、溶融金属用ノズルの着脱装
置10は、台車11の上に設置された旋回装置12と、
旋回装置12の上に180度旋回自在に設置された3段
式伸縮アームからなる運搬機構13と、運搬機構13の
最上段の伸縮アームの先端部に設置されたノズルの受渡
し装置14と、台車11の上の所定位置に設置されてノ
ズルの上面にシート状の目地材を貼付ける目地材供給・
圧着装置15と、目地材を多数重ねて貯えておくストッ
カー部16とにより構成されている。
回装置12により180度回転するとともに、第2伸縮
アーム18および第3伸縮アーム19がそれぞれ第1シ
リンダ20、第2シリンダ21を介して上方に3段に連
接されており、各シリンダ20、21が作動することに
より各伸縮アーム18および19が前進方向に伸縮でき
るようになっている。
伸縮アーム19の先端部に設置されており、図3に示す
ように、第3伸縮アーム19の上に前後方向に固定され
た2本のレール23にスライダー24aを介して係合し
ている下ベース24と、下ベース24の上に左右方向に
固定された2本のレール25にスライダー26aを介し
て係合している上ベース26と、上ベース26に固定さ
れた上下昇降用シリンダ27のピストンロッド27aに
上下動自在に設置されたノズルの受渡しハンド28とを
備えている。
せる下ベース24の後端部には、第3伸縮アーム19に
固定された前後移動用シリンダ29のピストンロッド2
9aが設置され、前後移動用シリンダ29が後退して受
渡し装置14が原点位置に戻ったときに上ベース26の
後端部に突設した原点位置決めピン30が第3伸縮アー
ム19に設置した原点位置決めブロック31に係合して
原点復帰が可能になっている。
するバランスシリンダ32のピストンロッド32aに
は、上下方向のレールに沿って移動するスライダー33
を有するブラケット34が設置されており、このブラケ
ット34の上端部に水平面に平行な2本の位置決めピン
35が前方に向かって突設されている。
動し、前後移動用シリンダ29により進退するブラケッ
ト34に設置された位置決めピン35は、溶融金属容器
1の底部に取付けられている位置決めブロック1aに嵌
合することによりノズル7の取付け位置が決まるように
なっている。
ノズル7のアーム8が係合する係合溝が形成されてお
り、受渡しハンド28の係合溝により支持されたノズル
7は、運搬機構13の各伸縮アーム17、18、および
19が前進して溶融金属容器1の底部に設置されている
ノズル保持装置36に移載するようになっている。
アクチュエータ37により水平方向に90度回動するア
ーム38の先端部に設置されており、図4に示すよう
に、シリンダ39の作動により上下動する作動板40
と、作動板40にコイルバネ41により上下動自在に設
置され先端部に吸着パッド42有するバキューム装置4
3と、バキューム装置43の軸部にコイルバネ41によ
り上下動がバランスして設置された目地押え板44とに
より構成されている。
ルタルなどからなる目地材45を貯えているストッカー
部16の上面に移動すると、シリンダ39が下降して作
動板40に設置されたバキューム装置43の真空吸着に
より吸着パッド42がストッカー部16より目地材45
を1枚ずつ吸着するとともに、シリンダ39が上昇しア
ーム38が90度回動して運搬装置13の受渡し装置1
4に係止されたノズル7の上面に移動される。
面に到達すると、シリンダ39が下降して目地材45を
ノズル7の上面に貼り付けるとともに、さらにシリンダ
39が下降することにより、図5に示すように、目地押
え板44が目地材45をノズル7の上面に押し付けて圧
着するようになっている。そして、目地材45の圧着が
完了するとシリンダ39が上昇してアーム38を90度
回動させ原点位置に復帰させるようになっている。
1の反対側には、交換される新規のノズル7を予熱する
予熱炉46が設置されており、この予熱炉46の側面に
は上下動自在な昇降シリンダ47が設置されている。こ
の昇降シリンダ47の上端部にはコの字形のハンド48
が設けられており、このハンド48にノズル7のアーム
部8が係止された状態でノズル7を予熱炉46の内部に
挿入されるようになっている。そして、予熱炉46によ
り予熱が完了したノズル7は、昇降シリンダ47の作動
により所定の高さに持ち上げられ、運搬機構13の受渡
し装置14により受け取られるようになっている。
は、予熱炉46で予熱されたノズル7が所定の高さに持
ち上げられており、運搬機構13の受渡し装置14によ
り受け取られる。このとき、受渡し装置14の受渡しハ
ンド28が3段式伸縮アーム17、18、19および上
下昇降用シリンダ27などが作動して予熱炉46のハン
ド48に係止されているノズル7を確実に受け取る。
し装置14は一旦3段式昇降アーム17、18、19が
収縮するとともに、旋回装置12により180度回転し
て予熱炉46の反対側に移動する。そして、目地材供給
・圧着装置15が作動してノズル7の上面に目地材45
を貼り付ける。
再び伸長し、溶融金属容器1のノズル保持装置36に位
置決めがなされた後、受渡しハンド29の係合溝により
支持されたノズル7がノズル保持装置36に移載され
る。
用ノズルの着脱装置の概略構成を示す正面図、図7は図
6の側面図、図8は図6の平面図である。
51の上に前後および左右方向に移動可能に設置された
倣い装置52と、倣い装置52の上面に設置されたノズ
ルの予熱装置53と、予熱装置53に並列に設置された
使用済ノズルを収納する廃却ポット54と、予熱装置5
3の側方に設置されてノズルを装着するノズル昇降用パ
ワーシリンダ55と、廃却ポット54の側方に設置され
て取り外した使用済ノズルを廃却ポットへ受け渡す廃却
ノズル昇降用パワーシリンダ56と、ノズルの着脱時に
ノズル昇降用パワーシリンダ55および廃却ノズル昇降
用パワーシリンダ56を位置決めするピン昇降用パワー
シリンダ57と、取り外した後のノズル取付部を切削す
る切削ドリル58を上下に移動させるドリル昇降用パワ
ーシリンダ59とにより構成されている。
ンダ55および廃却ノズル昇降用パワーシリンダ56の
上端部には、それぞれノズル7のホルダー9に突設され
たアーム8を係止させる受渡しハンド60、61が取付
けられ、各ノズル昇降用パワーシリンダ55と廃却ノズ
ル昇降用パワーシリンダ56を所定の位置にセットする
ピン昇降用パワーシリンダ57の上端部には、溶融金属
容器1の底部に取付けらた位置決めブロック1aに嵌合
する位置決めピン62が取付けられている。また、ドリ
ル昇降用パワーシリンダ59の先端部に取付けられた切
削ドリル58は、図示しないドリル駆動モータにより回
転駆動されるようになっている。
時の動作を説明する。まず、ノズルの着脱装置50の作
動は、ほとんどコンピュータにより自動制御されてお
り、台車51の上に設置された倣い装置52が各部の動
作に対応して前後・左右に移動し、溶融金属容器1の出
鋼口が所定の位置にセットされるようになっている。
属容器1の出鋼口の下方に着脱装置50を移動させて停
止させた後、台車51上の倣い装置52を制御してピン
昇降用パワーシリンダ57が上昇し、溶融金属容器1の
底部に取付けられた位置決めブロック1aに嵌合して廃
却用ノズル昇降用パワーシリンダ56の位置がセットさ
れる。
れているノズル保持部1bが開放され、廃却用ノズル昇
降用パワーシリンダ56が上昇し、受渡しハンド61に
よりノズル7を受取るとともに、廃却ノズル昇降用パワ
ーシリンダ56が下降して、受渡しハンド61にノズル
7を保持したまま廃却ポット54に収納される。
る新規のノズル7がノズル昇降用パワーシリンダ55の
受渡しハンド60に保持したままで予熱装置53の炉内
に挿入されて加熱されている。このとき、ドリル昇降用
パワーシリンダ59が上昇し、溶融金属容器1の出鋼口
より取り外されたノズル取付部が切削ドリル58により
切削されて規定の取付け寸法が形成される。
た後、ノズル昇降用パワーシリンダ55の受渡しハンド
60にノズル7を保持したまま上昇し、溶融金属容器1
の出鋼口部に開放されているノズル保持部1bにノズル
7を移載するとともに、ノズル昇降用パワーシリンダ5
5が下降して完了する。ここで、新規のノズル7の取付
面には、モルタルなどによりシート状に形成された目地
材が張り付けられるが、手作業または前述した実施例に
示すように自動化してもよい。
着脱する動作が電動式のパワーシリンダによっておこな
われているがこれに制限するものではなく、空気圧また
は油圧シリンダを用いたり、あるいはカムやネジ、スプ
ロケット、ラックアンドピニオンなどを使用して上下移
動させることも可能である。また、ノズルの着脱にはノ
ズル本体を昇降させているが、ノズルの着脱装置全体を
テーブルリフタに載せて上下動させるたり、台車上に設
置される予熱装置と廃却ポットとを1組として複数組を
連設して、溶融金属容器に設けられた複数個の出鋼口の
ノズルを連続的に着脱するようにしてもよい。
る溶融金属用ノズルの着脱装置は、台車の上に設置され
た旋回装置と、旋回装置の上に180度旋回自在に設置
された多段式伸縮アームからなる運搬機構と、運搬機構
の最上段の伸縮アームの先端部に設置されたノズルの受
渡し装置と、台車の上の所定位置に設置されてノズルの
上面にシート状の目地材を貼付ける目地材供給・圧着装
置と、目地材を多数重ねて貯えておくストッカー部とに
より構成したので、溶融金属容器の出鋼口に設置される
ノズルの着脱を容易にすることができる。
脱装置は、台車の上に前後および左右方向に移動可能に
設置された倣い装置と、倣い装置の上面に設置されたノ
ズルの予熱装置と、予熱装置に並列に設置された使用済
ノズルを収納する廃却ポットと、予熱装置の側方に設置
されてノズルを装着するノズル昇降用パワーシリンダ
と、廃却ポットの側方に設置されて取り外した使用済ノ
ズルを廃却ポットへ受け渡す廃却ノズル昇降用パワーシ
リンダと、ノズルの着脱時にノズル昇降用パワーシリン
ダおよび廃却ノズル昇降用パワーシリンダを位置決めす
るピン昇降用パワーシリンダと、取り外した後のノズル
取付部を切削する切削ドリルを上下に移動させるドリル
昇降用パワーシリンダとにより構成したもので、溶融金
属容器の出鋼口に設置されるノズルの着脱を容易にする
とともに、交換されるノズルを予め予熱しておき、これ
を装着する際の芯出しを容易にすることができる。
器の出鋼口に着脱されるノズルは、高温状態であっても
高温雰囲気内での重作業を人手によらず自動化された着
脱装置により行われるので、作業能率が向上するととも
に、溶融金属容器に取付ける新規のノズルは予め予熱し
ているので、ノズル全体が平均的に予熱され、しかもノ
ズル着脱時の芯出し作業を容易に行うことができる。
の着脱装置の概略を示す正面図である。
ある。
面図である。
面図である。
着脱装置の概略構成を示す正面図である。
る。
Claims (6)
- 【請求項1】 台車の上に設置された旋回装置と、旋回
装置の上に180度旋回自在に設置された多段式伸縮ア
ームからなる運搬機構と、運搬機構の最上段の伸縮アー
ムの先端部に設置されたノズルの受渡し装置と、台車の
上の所定位置に設置されてノズルの上面にシート状の目
地材を貼付ける目地材供給・圧着装置と、目地材を多数
重ねて貯えておくストッカー部とにより構成したことを
特徴とする溶融金属用ノズルの着脱装置。 - 【請求項2】 前記運搬機構が3段式伸縮ア−ムよりな
ることを特徴とする請求項1記載の溶融金属用ノズルの
着脱装置。 - 【請求項3】 前記運搬機構は、第1伸縮アーム、第2
伸縮アームおよび第3伸縮アームがそれぞれ第1シリン
ダ、第2シリンダおよび第3シリンダを介して上方に3
段に連接されており、各シリンダの作動により各伸縮ア
ームが前進方向に伸縮できるように構成したことを特徴
とする請求項2記載の溶融金属用ノズルの着脱装置。 - 【請求項4】 前記ノズルの受渡し装置は、最上段の第
3伸縮アームの先端部に設置され、第3伸縮アームの上
に前後方向に固定された2本のレールにスライダーを介
して係合している下ベースと、下ベースの上に左右方向
に固定された2本のレールにスライダーを介して係合し
ている上ベースと、上ベースに固定された上下昇降用シ
リンダのピストンロッドに上下動自在に設置されたノズ
ルの受渡しハンドとを備えたことを特徴とする請求項2
または請求項3記載の溶融金属用ノズルの着脱装置。 - 【請求項5】 台車の上に前後および左右方向に移動可
能に設置された倣い装置と、倣い装置の上面に設置され
たノズルの予熱装置と、予熱装置に並列に設置された使
用済ノズルを収納する廃却ポットと、予熱装置の側方に
設置されてノズルを装着するノズル昇降用パワーシリン
ダと、廃却ポットの側方に設置されて取り外した使用済
ノズルを廃却ポットへ受け渡す廃却ノズル昇降用パワー
シリンダと、ノズルの着脱時にノズル昇降用パワーシリ
ンダおよび廃却ノズル昇降用パワーシリンダを位置決め
するピン昇降用パワーシリンダと、取り外した後のノズ
ル取付部を切削する切削ドリルを上下に移動させるドリ
ル昇降用パワーシリンダとにより構成したことを特徴と
する溶融金属用ノズルの着脱装置。 - 【請求項6】 前記着脱装置において、ノズルを着脱す
るノズル昇降用パワーシリンダおよび廃却ノズル昇降用
パワーシリンダの上端部に、それぞれノズルのホルダー
に突設されたアームを係止させる受渡しハンドを取付
け、各ノズル昇降用パワーシリンダと廃却ノズル昇降用
パワーシリンダを所定の位置にセットするピン昇降用パ
ワーシリンダの上端部に、溶融金属容器の底部に取付け
られた位置決めブロックに嵌合する位置決めピンを取付
け、ドリル昇降用パワーシリンダの先端部に取付けられ
た切削ドリルをドリル駆動モータにより回転駆動するよ
う構成したことを特徴とする請求項5記載の溶融金属用
ノズルの着脱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17754994A JP2937761B2 (ja) | 1994-07-06 | 1994-07-06 | 溶融金属用ノズルの着脱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17754994A JP2937761B2 (ja) | 1994-07-06 | 1994-07-06 | 溶融金属用ノズルの着脱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0819837A JPH0819837A (ja) | 1996-01-23 |
JP2937761B2 true JP2937761B2 (ja) | 1999-08-23 |
Family
ID=16032898
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17754994A Expired - Lifetime JP2937761B2 (ja) | 1994-07-06 | 1994-07-06 | 溶融金属用ノズルの着脱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2937761B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100760570B1 (ko) * | 2001-07-06 | 2007-09-20 | 주식회사 포스코 | 자동 장착 가능한 침지노즐 예열장치 |
JP4490839B2 (ja) * | 2005-01-26 | 2010-06-30 | 新日本製鐵株式会社 | 連続鋳造用浸漬ノズルの予熱方法及び予熱装置 |
-
1994
- 1994-07-06 JP JP17754994A patent/JP2937761B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0819837A (ja) | 1996-01-23 |
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