JP2012254886A - 付着物処理設備、及び付着物処理方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 物体を上下昇降する複数の昇降軌道が水平方向の左右に並列して設定された内部空間を有する中空構造体内において、付着物を処理する際に前記中空構造体に取り付けられる設備であって、内部空間を、互いに隣り合う昇降軌道同士の間で水平方向の左右に仕切って、処理のための作業空間を密閉区画する仕切り部材を備えており、仕切り部材は、鉛直方向の上下及び水平方向の前後に延出する気密性部材と、水平方向の左右における気密性部材の一方の面に接触することにより気密性部材の形状を平面形状に保持する保持部材とを備え、仕切部材の外周縁は、内部空間の天井部、床部、前後の側壁にそれぞれ密着固定されており、保持部材は、一端部及び他端部が中空構造体に固定された複数の部材を有している。
【選択図】図2A
Description
物体を上下昇降する複数の昇降軌道が水平方向の左右に並列して設定された内部空間を有する中空構造体内において、付着物を処理する際に前記中空構造体に取り付けられる設備であって、
前記内部空間を、互いに隣り合う前記昇降軌道同士の間で水平方向の左右に仕切って、前記処理のための作業空間を密閉区画する仕切り部材を備えており、
前記仕切り部材は、鉛直方向の上下及び水平方向の前後に延出する気密性部材と、水平方向の左右における前記気密性部材の一方の面に接触することにより当該気密性部材の形状を平面形状に保持する保持部材とを備え、
前記仕切部材の外周縁は、前記内部空間の天井部、床部、前後の側壁にそれぞれ密着固定されており、
前記保持部材は、一端部及び他端部が前記中空構造体に固定された複数の部材を有していることを特徴とする。
前記集塵機の吸気口は、前記作業空間内における下部に配置されていることとしてもよい。
物体を上下昇降する複数の昇降軌道が水平方向の左右に並列して設定された内部空間を有する中空構造体内において、付着物を処理する際に前記中空構造体に取り付けられる設備であって、
前記内部空間を、互いに隣り合う前記昇降軌道同士の間で水平方向の左右に仕切って、前記処理のための作業空間を密閉区画する仕切り部材を備えていることを特徴とする。
上記第1に示す発明によれば、前記仕切り部材により、前記内部空間は、互いに隣り合う昇降軌道同士の間で左右に仕切られ、その結果、前記作業空間は密閉区画される。よって、前記作業空間の外の昇降軌道を稼働可能となり、もって、少なくとも1台の昇降軌道の稼働を確保しながらも、前記中空構造体内に付着する付着物の処理を実行可能となる。
第2に示す発明は、第1に記載の付着物処理設備であって、
前記仕切り部材は、
鉛直方向の上下及び水平方向の前後に延出する気密性シートと、
前記気密性シートに面接触して補強する補強シートと、
前記気密性シート及び前記補強シートの形状を平面形状に保持する保持部材と、を備え、
前記気密性シートの外周縁は、前記内部空間の天井部、床部、前後の側壁にそれぞれ密着固定されていることを特徴とする。
上記第2に示す発明によれば、前記仕切り部材の気密性シートによって前記作業空間は密閉区画されることになるが、この気密性シートは、前記補強シートにより補剛され、更に、前記保持部材により、前記気密性シート及び前記補強シートは平面形状に保持される。よって、作業空間以外の昇降軌道が稼働していても、前記昇降軌道の作動風等によって前記仕切り部材が煽られて破断したり平面形状を崩してしまうことを確実に防ぐことができて、もって、前記作業空間を確実に密閉区画することができる。
前記保持部材は、鉛直方向の上下に延びる複数の縦材と水平方向の前後に延びる複数の横材とが互いに交差して係合した井桁状部材であり、
前記縦材の上端部及び下端部は、それぞれ、前記内部空間の天井部及び床部に固定される一方、前記横材の両端部は、それぞれ、前記内部空間の前後の側壁に固定されていることを特徴とする。
上記第3に示す発明によれば、前記保持部材は、井桁状(平面視「井」の字型)部材であるので、その井桁面が前記補強シート及び前記気密性シートに面接触してその平面形状を維持することになる。よって、これら補強シート及び気密性シートの平面形状を確実に維持することができる。また、前記保持部材を構成する前記縦材及び前記横材は、それぞれ、前記内部空間の天井部、床部、及び前記内部空間の側壁に固定されて、つまり、四方の全てを固定されているので、前記仕切り部材を確実に前記内部空間内に保持して、その脱落を防ぐことができる。
前記縦材は、前記天井部から垂下されつつ張った状態で下端部が前記床部に固定されたワイヤーであり、
前記横材は、前記前後の側壁に突っ張って両端部が当接固定される棒体であり、
前記縦材には、前記横材を着脱可能に係止するフック状の係止部材が鉛直方向に所定ピッチで設けられていることを特徴とする。
上記第4に示す発明によれば、前記内部空間の天井部から床部へと前記ワイヤーを垂下して両端部を固定するとともに、前記ワイヤーの係止部材に前記横材を係止して、前記横材の両端部を前記側壁に固定すれば、前記保持部材は完成され、もって、当該保持部材を容易に組み立てることができる。
また、前記ワイヤーには張力が作用しているので、作業空間の隣の昇降軌道の作動風等に有効に抵抗し、もって、前記仕切り部材が煽られることを確実に防ぐことができる。
前記処理の作業者が搭乗し、前記作業空間を上下昇降する作業ゴンドラを備えていることを特徴とする。
上記第5に示す発明によれば、作業者は、作業ゴンドラに乗って上下に移動することにより前記付着物の処理対象部位の近傍まで接近することができる。よって、作業足場を組まずに済み、もって、処理コストや処理期間の削減を図ることができる。
また、前記仕切り部材を前記中空構造体に取り付ける作業も、上記の作業ゴンドラに乗って行うことができるので、作業足場を組まずに済み便利である。
前記作業ゴンドラには、前記内部空間の天井部から吊下されたワイヤーを巻き上げる巻き上げ機が搭載固定され、前記ワイヤーの巻き上げ量の調整により、前記作業ゴンドラは上下昇降することを特徴とする。
上記第6に示す発明によれば、作業ゴンドラはワイヤーを巻き上げる巻き上げ機を搭載していれば良いので、装置構成の簡略化を図れる。
前記作業空間から吸気口を介して吸い込んだ空気をフィルターに通すことにより前記空気中の異物を捕集するとともに、前記フィルターを通過後の空気を前記作業空間の外側へ排気することにより、前記作業空間の気圧を、前記作業空間の外側の気圧よりも低くする集塵機を備えていることを特徴とする。
上記第7に示す発明によれば、前記集塵機によって、作業空間内の付着物等の異物は捕集されるとともに、作業空間内の気圧は、その外側の気圧よりも低くされる。よって、前記仕切り部材等の取り合いにおいて意図せず隙間が形成されてしまうような場合であっても、その隙間から外部空間への異物の漏出は有効に抑制されて、作業空間は高度な密閉隔離状態に維持される。
前記付着物の処理は、前記付着物に向けてドライアイス粒を噴射して衝突させることにより前記付着物を剥がす処理であり、
前記集塵機の吸気口は、前記作業空間内における下部に配置されていることを特徴とする。
上記第8に示す発明によれば、ドライアイス粒の昇華により生じる二酸化炭素ガスは、作業空間の下方に溜まるが、作業空間の下部には前記集塵機の吸気口が配置されている。よって、発生した二酸化炭素ガスは速やかに作業空間から排気されるため、当該作業空間において作業者は安全に前記処理作業を行うことができる。
上記第9に示す発明によれば、上述の第1乃至8と同様の作用効果を奏することができる。
前記作業空間での前記処理が終了したら、前記作業空間を、順次、前記複数の昇降軌道のうちの未処理の昇降軌道へ移動することを特徴とする。
上記第10に示す発明によれば、同時に前記作業空間を複数形成せずに済み一つだけ形成すれは良いので、仕切り部材としては多くとも2つだけ有していれば事足りる。よって、仕切り部材の準備数を減らすことができて、処理コストを低減可能となる。
前記作業空間は、前記内部空間内を左から右へと一方向に、又は、右から左へと一方向に順次移動していくことを特徴とする。
上記第11に示す発明によれば、前回区画されていた作業空間の仕切り部材の少なくとも一方を、今回区画される作業空間の仕切り部材として流用できるので、その取り付け取り外し作業を省略できて、作業効率が向上する。なお、この作業効率の向上効果は、特に、前回区画されていた作業空間の次の作業空間の候補として2つ以上の空間が存在していて選択しなければならない場合、つまり前記内部空間に昇降軌道が3つ以上存在する場合に有効に発揮される。
エレベーターEVは、ビル等の建物BLDGの一部に区画されたエレベーターシャフトEVSと、このエレベーターシャフトEVS内を所定の昇降軌道TRに沿って上下昇降可能に案内された乗りかご13と、エレベーターシャフトEVSの上方の機械室MR内に配置されて、つり合い重りWを備えた吊りロープRを用いて前記乗りかご13を吊り下げつつ上下昇降する巻き上げ機19と、を備えている。そして、このエレベーターEVは所謂3連式のエレベーターEVであり、つまり、図1Bに示すようにエレベーターシャフトEVS内には、3つの乗りかご13,13,13が左右に並列して設けられており、各乗りかご13は、それぞれに対応して機械室MRに設置された各巻き上げ機19によって、各昇降軌道TRに沿って独立に昇降動作をする。なお、以下では、乗りかご13の各昇降軌道TRのことを、単にエレベーターEVとも言う。
<<<付着物処理設備>>>
図2Aは、本実施形態に係る付着物処理設備の説明用の斜視図であり、図2Bは同側断面図であり、図2Cは同平断面図(図2B中のC−C断面図)である。なお、図2Aでは、エレベーターシャフトEVS及び機械室MRの輪郭線のみをそれぞれ二点鎖線及び三点鎖線で示し側壁23は透視して示している。
図2Aに示すように、仕切り部材81は、左右に隣り合うエレベーターEV,EV同士の間に、エレベーターシャフトEVSの鉛直方向の上下の全長及び水平方向の前後の全幅に亘って延在して設けられ、これにより、処理対象のエレベーターEVの昇降空間UDSが、処理対象以外のエレベーターEVの昇降空間UDSから隔離されて、その結果、処理対象のエレベーターEVのための作業空間WSが密閉区画される。
仕切り部材81は、鉛直方向の上下及び水平方向の前後に延出する気密性シート87と、前記気密性シート87に粘着テープ等により面接触状態で貼り付けられて補強する補強シート85と、前記補強シート85の面の側に設けられ、前記気密性シート87及び前記補強シート85を平面形状に保持する保持部材82と、を有する。そして、気密性シート87の外周縁は、その全周に亘ってエレベーターシャフトEVSの天井部26a、床部26b、及び前後の側壁23に粘着テープ89等により密着固定されており、これによって、前記作業空間WS内は高度な密閉状態に区画される。なお、気密性シート87は、その外周縁の先端部87aが作業空間WS側を向くように曲げられているので(例えば図2Cを参照)、作業空間WS内の作業者は、当該気密性シート87の外周縁を前記天井部26a、床部26b、及び前後の側壁23に密着固定し易くなり、もって確実に固定可能となる。
図2Bに示すように、集塵機61は、エレベーターシャフトEVSの外側の1階フロアー等に配置される。そして、集塵機61の吸気口61aは、適宜なダクト63を介して作業空間WS内に配置され、作業空間WSの空気を集塵機61内に取り込むようになっている。そして、この集塵機61に取り込まれた空気は、その内部のフィルター(不図示)に通されて当該空気中の異物が捕集されるとともに、前記フィルターを通過後の浄化空気は、集塵機61の排気口61bから外部空間へ排気され、これにより、前記作業空間WS内の気圧を、前記作業空間WSの外側(外気)の気圧よりも低い負圧状態にする。よって、前記仕切り部材81等の取り合いにおいて意図せずに隙間が形成される等前記作業空間WS内の密閉性が多少悪くても、そのような隙間からのアスベストの外部漏出は有効に防止される。
図2Aに示すように、作業ゴンドラ71は例えばデッキ型ゴンドラであり、エレベーターシャフトEVSの天井部26aに吊りワイヤー73を介して懸架されたケージ71を本体とする。ケージ71の平面サイズは、エレベーターEV毎に設定される各作業空間WSに収まるサイズであり、つまり、エレベーターシャフトEVS内を略三等分してなる前記昇降空間UDSの平面サイズよりも小さくなっている。
ドライアイスブラスト装置(不図示)は、作業空間WS内の空気を取り込んでコンプレッサーにより圧縮空気を生成するとともに、この圧縮空気によってドライアイス粒をホース先端のノズルから噴射するものであり、作業ゴンドラ71に搭載されている。
上述の付着物処理設備によれば、作業空間WSを密閉区画すべき処理対象のエレベーターEVを左から右へと順番に替えながら、各エレベーターEVに対して以下の一連の手順(1)〜(4)を繰り返すことにより、エレベーターシャフトEVS内の全てのアスベストが除去される。
先ず、図2Aに示すように、処理対象のエレベーターEVから乗りかご13や吊りロープR等を取り外す。そして、エレベーターシャフトEVSの天井部26aから、処理対象のエレベーターEVの昇降空間UDS内に吊りワイヤー73を垂下する。また、図2BのエレベーターシャフトEVSの床部26b上に、作業ゴンドラ71のケージ71を搬入するとともに、前記吊りワイヤー73の下端を作業ゴンドラ71の巻き上げ機75にセットする。そして、これにより、ケージ71たる作業ゴンドラ71は、処理対象のエレベーターEVの昇降空間UDSにおいて使用可能状態となる(図2A)。
図2Bに示すように、1階フロアー等の地上付近に集塵機61を配置するとともに、ダクト63を介して吸気口61aを、処理対象のエレベーターEVの昇降空間UDS内の床部26bに配置する。
図2A及び図2Cに示すように、前記仕切り部材81を、処理対象のエレベーターEVの昇降空間UDSと、それに隣接するエレベーターEVの昇降空間UDSとの間に配置して両者を仕切って当該処理対象のエレベーターEVの昇降空間UDSを隔離し、これにより、処理対象のエレベーターEV用の作業空間WSが区画される。なお、左端又は右端のエレベーターEVが処理対象の場合には、当該エレベーターEVの右端側又は左端側にのみ仕切り部材81が配置されるが、真ん中のエレベーターEVが処理対象の場合には、当該エレベーターEVの左右両脇に仕切り部材81,81が対で配置される。
また、当該作業空間WS内に位置する乗り場出入口23a等の各種隙間をポリエチレンシート等で密閉養生する。更に、床部26bも、その全面に亘り養生シートを敷いて覆う。
先ず、集塵機61を稼働させ、作業空間WS内を負圧状態にする。
そうしたら、作業者は、図2Aに示すように、作業ゴンドラ71に乗りながら作業空間WS内を上下昇降することにより鉄骨梁21a等のアスベスト付着部位へと接近し、ドライアイスブラスト装置を用いて作業空間WS内のアスベストを除去していく。ここで、ドライアイスブラスト装置から噴射したドライアイス粒は、アスベストに衝突後に昇華して二酸化炭素ガスとなり作業空間WS中の下部に溜まるが、溜まった二酸化炭素ガスは、集塵機61の吸気口61aから吸い込まれて速やかに外部空間に排気される。
清掃が済んだら、当該処理対象のエレベーターEVに対するアスベスト除去作業はほぼ終了するので、次に、処理対象を右隣のエレベーターEVに移すべく、天井部26aから吊りワイヤー73を外し、ケージ71とともに搬出し、また、集塵機61の吸気口61aも搬出する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で以下に示すような変形が可能である。
21 柱梁架構、21a 鉄骨梁、21b 鉄骨柱、
23 側壁(コンクリートパネル)、23a 乗り場出入口、
25 開閉扉、
26a 天井部、26b 床部、
61 集塵機、61a 吸気口、61b 排気口、63 ダクト、
71 ケージ(作業ゴンドラ)、73 吊りワイヤー、75 巻き上げ機、
77 突梁、
81 仕切り部材、82 保持部材、
83 ワイヤー(縦材)、83a 上端部、83c 係止部材、
84 横材、84a 圧接密着部(両端部)、84b 送りねじ機構、
85 補強シート、87 気密性シート、87a 先端部、
88 フック部材、89 粘着テープ、
EV エレベーター、MR 機械室、TR 昇降軌道、
UDS 昇降空間、WS 作業空間、
EVH エレベーターホール、
EVS エレベーターシャフト(内部空間)、BLDG 建物(中空構造体)、
H 貫通孔、R 吊りロープ
Claims (8)
- 物体を上下昇降する複数の昇降軌道が水平方向の左右に並列して設定された内部空間を有する中空構造体内において、付着物を処理する際に前記中空構造体に取り付けられる設備であって、
前記内部空間を、互いに隣り合う前記昇降軌道同士の間で水平方向の左右に仕切って、前記処理のための作業空間を密閉区画する仕切り部材を備えており、
前記仕切り部材は、鉛直方向の上下及び水平方向の前後に延出する気密性部材と、水平方向の左右における前記気密性部材の一方の面に接触することにより当該気密性部材の形状を平面形状に保持する保持部材とを備え、
前記仕切部材の外周縁は、前記内部空間の天井部、床部、前後の側壁にそれぞれ密着固定されており、
前記保持部材は、一端部及び他端部が前記中空構造体に固定された複数の部材を有していることを特徴とする付着物処理設備。 - 請求項1に記載の付着物処理設備であって、
前記処理の作業者が搭乗し、前記作業空間を上下昇降する作業ゴンドラを備えていることを特徴とする付着物処理設備。 - 請求項2に記載の付着物処理設備であって、
前記作業ゴンドラには、前記内部空間の天井部から吊下されたワイヤーを巻き上げる巻き上げ機が搭載固定され、前記ワイヤーの巻き上げ量の調整により、前記作業ゴンドラは上下昇降することを特徴とする付着物処理設備。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載の付着物処理設備であって、
前記作業空間から吸気口を介して吸い込んだ空気をフィルターに通すことにより前記空気中の異物を捕集するとともに、前記フィルターを通過後の空気を前記作業空間の外側へ排気することにより、前記作業空間の気圧を、前記作業空間の外側の気圧よりも低くする集塵機を備えていることを特徴とする付着物処理設備。 - 請求項4に記載の付着物処理設備であって、
前記付着物の処理は、前記付着物に向けてドライアイス粒を噴射して衝突させることにより前記付着物を剥がす処理であり、
前記集塵機の吸気口は、前記作業空間内における下部に配置されていることを特徴とする付着物処理設備。 - 請求項1乃至5のいずれかに記載の付着物処理設備を用いて、前記中空構造体の内部の付着物を処理することを特徴とする付着物処理方法。
- 請求項6に記載の付着物処理方法であって、
前記作業空間での前記処理が終了したら、前記作業空間を、順次、前記複数の昇降軌道のうちの未処理の昇降軌道へ移動することを特徴とする付着物処理方法。 - 請求項7に記載の付着物処理方法であって、
前記作業空間は、前記内部空間内を左から右へと一方向に、又は、右から左へと一方向に順次移動していくことを特徴とする付着物処理方法。
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