JP5445653B2 - アスベスト除去方法 - Google Patents
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Description
足場の下方に下方水平区画部材を設置し、前記足場の上方に上方水平区画部材を設置することにより、前記エレベータシャフト内の第1区画を作業場として他の区画から隔離する隔離工程と、
集塵機を稼働させることにより、前記作業場内の排気を行って、前記作業場の気圧を大気圧よりも低い負圧に設定する負圧設定工程と、
送風機と当該送風機に接続された配管を有する送風装置を、前記配管が設置された水平区画部材を貫通するように設置する送風装置設置工程と、
前記送風機が供給する空気の単位時間当たりの供給量が、前記集塵機が排気する空気の単位時間当たりの排気量よりも小さくなるよう制御しつつ、前記送風機により前記作業場に空気を供給する空気供給工程と、
前記作業場内において前記エレベータシャフト内のアスベストを除去する除去工程と、
前記足場を移動させる工程と、
移動した前記足場の下方に前記下方水平区画部材を設置し、移動した前記足場の上方に前記上方水平区画部材を設置することにより、前記エレベータシャフト内の前記第1区画とは異なる第2区画を他の作業場として他の区画から隔離する隔離工程と、
前記他の作業場に対して、前記負圧設定工程、前記送風装置設置工程、前記空気供給工程、前記除去工程を実行する工程と、
を備えることを特徴とする。
前記下方水平区画部材、及び、前記上方水平区画部材は、建物の各階間の境界に設けられることとしてもよい。
前記除去工程において、アスベスト除去作業は、前記作業場の上部から下部の順で実施されることとしてもよい。
他の区画から隔離すべき区画が、前記エレベータシャフト内の最下部の区画である場合には、前記下方水平区画部材を設置しないこととしてもよい。
鉛直方向に沿う長手方向を有する構造物に設置される付着物処理装置であって、
第1吸気口及び第2吸気口並びに排気口を有するダクトと、
前記第1吸気口を遮蔽可能な第1遮蔽部材と、
前記第2吸気口を遮蔽可能な第2遮蔽部材と、
前記第1遮蔽部材又は前記第2遮蔽部材が開放している吸気口を介して空気を取り込み、取り込んだ前記空気を前記排気口に向かって移動させることで排気を行う排気装置と、
を備え、
前記ダクトは、前記第1吸気口及び第2吸気口が、前記構造物が画成する長手空間内において前記長手方向の上下に並ぶように、前記構造物に設置され、
前記付着物処理装置は、前記長手空間内にある物体の表面に付着している付着物に関わる処理を行う際に用いられる
ことを特徴とする付着物処理装置。
前記上方空間内において前記処理が行われる際には、
前記第1吸気口は前記第1遮蔽部材により開放され、且つ前記第2吸気口は前記第2遮蔽部材により遮蔽され、
前記下方空間内において前記処理が行われる際には、
前記第2吸気口は前記第2遮蔽部材により開放され、且つ前記第1吸気口は前記第1遮蔽部材により遮蔽される
こととしてもよい。
前記第2吸気口は前記下方空間の下部にあり、
前記付着物を前記物体の表面から脱落させるために、当該物体に粒状のドライアイスを吹き付け可能な吹き付け装置を備える、
こととしてもよい。
前記第3吸気口を遮蔽可能な第3遮蔽部材を備え、
前記排気装置は、前記第1遮蔽部材乃至前記第3遮蔽部材の少なくとも1つが開放している吸気口を介して空気を取り込む
こととしてもよい。
鉛直方向に沿う長手方向を有する構造物が画成する長手空間において、前記第1吸気口及び前記第2吸気口が前記長手方向の上下に並ぶように、設置する設置ステップと、
前記第1遮蔽部材又は前記第2遮蔽部材が開放している吸気口を介して空気を取り込み、取り込んだ前記空気を前記排気口に向かって移動させることで排気を行う排気ステップと、
前記排気ステップの実行中に、前記長手空間内にある物体の表面に付着している付着物に関わる付着物関連処理を前記長手空間内において行う処理ステップと、
を有することを特徴とする付着物処理方法。
前記付着物に外力を作用させることで当該付着物を前記物体の表面から脱落させて除去する除去処理と、
薬液を用いて前記付着物の封じ込めを行う封じ込め処理と、
前記付着物の周囲を囲む囲い込み処理と、
から成る処理群から選択された、少なくとも1つの処理であることとしてもよい。
10 建物
51 ケージ(乗りかご)
52 エレベータシャフト
52a 壁面
100 清掃装置
100’ アスベスト除去装置
110,110’ ダクト
111〜116 吸気選択ユニット
115a 吸気口
114b,115b 扉
119 排気口
120,120’ 集塵機
130 送風装置
140 垂直区画部材
141,141’ 上方水平区画部材
142 下方水平区画部材
150 エアブラストマシン
160 ドライアイスブラストマシン
210 ゴンドラ
Claims (4)
- エレベータシャフト内のアスベストを除去するアスベスト除去方法であって、
足場の下方に下方水平区画部材を設置し、前記足場の上方に上方水平区画部材を設置することにより、前記エレベータシャフト内の第1区画を作業場として他の区画から隔離する隔離工程と、
集塵機を稼働させることにより、前記作業場内の排気を行って、前記作業場の気圧を大気圧よりも低い負圧に設定する負圧設定工程と、
送風機と当該送風機に接続された配管を有する送風装置を、前記配管が設置された水平区画部材を貫通するように設置する送風装置設置工程と、
前記送風機が供給する空気の単位時間当たりの供給量が、前記集塵機が排気する空気の単位時間当たりの排気量よりも小さくなるよう制御しつつ、前記送風機により前記作業場に空気を供給する空気供給工程と、
前記作業場内において前記エレベータシャフト内のアスベストを除去する除去工程と、
前記足場を移動させる工程と、
移動した前記足場の下方に前記下方水平区画部材を設置し、移動した前記足場の上方に前記上方水平区画部材を設置することにより、前記エレベータシャフト内の前記第1区画とは異なる第2区画を他の作業場として他の区画から隔離する隔離工程と、
前記他の作業場に対して、前記負圧設定工程、前記送風装置設置工程、前記空気供給工程、前記除去工程を実行する工程と、
を備えることを特徴とするアスベスト除去方法。 - 前記下方水平区画部材、及び、前記上方水平区画部材は、建物の各階間の境界に設けられることを特徴とする請求項1に記載のアスベスト除去方法。
- 前記除去工程において、アスベスト除去作業は、前記作業場の上部から下部の順で実施されることを特徴とする請求項1又は2に記載のアスベスト除去方法。
- 他の区画から隔離すべき区画が、前記エレベータシャフト内の最下部の区画である場合には、前記下方水平区画部材を設置しないことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のアスベスト除去方法。
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