JP5365843B2 - 建物改修/解体用装置及び建物の改修/解体方法 - Google Patents

建物改修/解体用装置及び建物の改修/解体方法 Download PDF

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Description

本発明は、建物改修/解体用装置及び建物の改修/解体方法に関し、特に、カーテンウォールを含む外周部側にアスベスト含有材を用いて構築された建物を改修あるいは解体するための建物改修/解体用装置及び建物の改修/解体方法に関する。
従来、例えば中・高層ビルなどの非耐力壁(外壁)として、デザインの自由度が高いうえ、施工の効率化を図ることができるなどの多くの利点を有することから、カーテンウォールが多用されている。一方、我が国では、1960年代から盛んにカーテンウォールを採用した建物が構築されてきており、このようなカーテンウォールを用いた建物も経年劣化が生じるなどして改修/解体が必要になるケースが増えてきている。
そして、この種の建物を解体する方法として、建物内部に貫設されたエレベータホールにタワーを立て、マストクライミングクレーンで廃材を順次地上に吊り降ろすようにし、上階から順次建物を解体してゆく方法が提案、実用化されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−297867号公報
ところで、カーテンウォールの構造的特徴として(カーテンウォールを用いて構築する建物の耐火性や吸音性の確保、結露防止等を目的として)、例えば、カーテンウォールの裏面側(建物内部側)の支持部材(鉄骨梁やファスナーなど)に耐火処理を施したり、カーテンウォールの裏面とスラブの間に層間塞ぎ材を充填することなどが必要になる。そして、1960年代から1980年頃まで、腰パネル(カーテンウォール)の裏面吹付材、鉄骨梁の耐火被覆材、層間塞ぎ材、ファスナーの耐火被覆材、内部膳板裏打ち材などにアスベスト含有吹付材(アスベスト含有材、アスベスト)が使用されていた。
このため、この種の建物のカーテンウォールの改修、建物の解体を行う際には、事前にアスベスト含有材を除去することが求められるが、カーテンウォールを含む建物の外周部側に使用されたアスベスト含有材を完全に除去することができない場合が多々ある。これにより、例えば特許文献1に開示されるような解体方法を採用した場合には、外部にアスベストが飛散するおそれがあった。また、特に70mを超えるような高層建物では、建物の外周(外側)に総足場を構築し、作業エリアを隔離することも困難である。このため、建物の改修/解体時にアスベストの飛散を確実に防止できる手法が強く望まれていた。
本発明は、上記事情に鑑み、アスベストの飛散を確実に防止して建物の改修あるいは解体を行うことを可能にする建物改修/解体用装置及び建物の改修/解体方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達するために、この発明は以下の手段を提供している。
本発明の建物改修/解体用装置は、カーテンウォールを含む外周部側にアスベスト含有材を使用して構築された建物を改修あるいは解体するための建物改修/解体用装置であって、一側に側壁部、上方に屋根部、下方に床部、他側に開口部を備えて形成されるとともに前記建物の最大階高よりも大きな高さを備えて形成され、前記建物の最上部に設けたクレーンで吊り下げ支持して、前記開口部が前記外周部に対向するように前記建物の外側に設置される外郭体と、前記外郭体の内部空気を吸引する負圧除塵装置と、前記開口部が前記外周部に対向するように前記外郭体を設置した状態で、前記開口部を形成する前記屋根部及び/又は前記床部の端部から前記外周部に向けて進退自在に設けられた弾性部材と、断面コ字状に形成されるとともに、互いに平行配置された一辺側の開閉板部が他辺側の基端板部よりも大きな長さで形成された上階隔離用フードとを備えており、前記上階隔離用フードは、前記基端板部の先端を回動可能に前記屋根部に繋げて設けられ、回動とともに前記開閉板部の先端側が前記外周部に密着するように構成されていることを特徴とする。
この発明においては、カーテンウォールの改修あるいは建物の解体を行う際に、建物の最上部に設けたクレーンによって、カーテンウォール及びアスベスト含有材(アスベスト)を撤去する所定階の外周部に外郭体の開口部が対向するように設置するとともに、弾性部材を進出させて外周部に密着させる。このとき、外郭体が建物の最大階高よりも大きな高さを備えて形成されているため、屋根部と床部の端部からそれぞれ進出した弾性部材は、所定階を挟んで、例えば上階のカーテンウォールと下階のカーテンウォールにそれぞれ当接して密着し、屋根部、床部の端部と建物の外周部の間の隙間を弾性部材によって塞ぐことができる(外郭体の内部と外部を弾性部材によって区画して不連続にすることができる)。また、負圧除塵装置で外郭体の内部空気を吸引することにより、外郭体の内部を負圧状態にすることができる。
そして、外郭体の内部に入った作業者によって、所定階のカーテンウォールを取り外し、建物の外周部側のアスベスト(アスベスト含有材)を除去することができる。また、このとき、弾性部材によって前記隙間が塞がれ、さらに、負圧除塵装置によって外郭体の内部が負圧状態で保持されるとともに外郭体の内部に飛散したアスベストが回収される。このため、従来完全に除去することが困難であった建物の外周部側に使用されたアスベストを、外部に飛散することを確実に防止して除去することができる。また、弾性部材を退避させるとともに建物改修/解体用装置をクレーンで移動し、上記と同様に確実にアスベストの飛散を防止しながら別のカーテンウォールとアスベストを撤去してゆくことにより、建物改修/解体用装置を用いて新しいカーテンウォールを設置してカーテンウォールの改修を行ったり、建物を解体してゆくことが可能になる。
また、この発明においては、外郭体の内部と外部を上階隔離用フードによって確実に区画して不連続にすることが可能になる。すなわち、例えばクレーンで外郭体(建物改修/解体用装置)を上階から下階に吊り降ろしながら、順次上階から下階の各階のカーテンウォール及びアスベストを撤去してゆく場合には、撤去するカーテンウォールがある所定階よりも上階のカーテンウォールが既に取り外され、屋根部の端部から進出させた弾性部材を外周部(上階のカーテンウォール)に密着させて隙間を塞ぐことができないおそれがある。これに対し、上階隔離用フードを備えている場合には、開閉板部の先端側を例えば上階のスラブ(外周部)に密着させるように回動することにより、この上階隔離用フードで外郭体の内部と外部を確実に区画して不連続にすることが可能になる。これにより、屋根部の端部と建物の外周部の間の隙間を通じて外部にアスベストが飛散することを確実に防止できる。
また、本発明の建物改修/解体用装置においては、前記外郭体が前記建物を囲繞するように環状に形成されていることが望ましい。
この発明においては、外郭体が建物を囲繞するように環状に形成されているため、クレーンで吊り下げ支持した外郭体(建物改修/解体用装置)が風圧などの影響を受けにくくなり、安定した状態で建物の所定階に設置することが可能になる。
さらに、本発明の建物改修/解体用装置においては、断面コ字状に形成されるとともに、互いに平行配置された一辺側の開閉板部が他辺側の基端板部よりも大きな長さで形成された上階隔離用フードを備えており、前記上階隔離用フードは、前記基端板部の先端を回動可能に前記屋根部に繋げて設けられ、回動とともに前記開閉板部の先端側が前記外周部に密着するように構成されていることが望ましい。
本発明の建物の改修/解体方法は、カーテンウォールを含む外周部側にアスベスト含有材を使用して構築された建物を改修あるいは解体する方法であって、建物改修/解体用装置が、一側に側壁部、上方に屋根部、下方に床部、他側に開口部を備えて形成されるとともに前記建物の最大階高よりも大きな高さを備えて形成され、前記建物の最上部に設けたクレーンで吊り下げ支持して、前記開口部が前記外周部に対向するように前記建物の外側に設置される外郭体と、前記外郭体の内部空気を吸引する負圧除塵装置と、前記開口部が前記外周部に対向するように前記外郭体を設置した状態で、前記開口部を形成する前記屋根部及び/又は前記床部の端部から前記外周部に向けて進退自在に設けられた弾性部材とを備えて構成されており、前記建物の最上部にクレーンを設置するとともに前記建物の外周部側と内部側を区画する間仕切り壁を設置し、前記建物改修/解体用装置の前記外郭体を前記開口部が前記外周部に対向するように前記クレーンで吊り下げ支持して設置し、前記屋根部及び/又は前記床部の端部から前記弾性部材を進出させて前記外周部に密着させて、前記外郭体の内部と外部を区画し、前記外郭体の内部空気を前記負圧除塵装置で吸引するとともに該外郭体の内部を負圧状態にして、前記カーテンウォール及び前記アスベスト含有材を撤去するようにしたことを特徴とする。
この発明においては、建物改修/解体用装置を用いてカーテンウォールの改修あるいは建物の解体を行う際に、建物の最上部に設けたクレーンによって、カーテンウォール及びアスベスト含有材(アスベスト)を撤去する所定階の外周部に外郭体の開口部が対向するように設置するとともに、弾性部材を進出させて外周部に密着させる。このとき、外郭体が建物の最大階高よりも大きな高さを備えて形成されているため、屋根部と床部の端部からそれぞれ進出した弾性部材は、所定階を挟んで、例えば上階のカーテンウォールと下階のカーテンウォールにそれぞれ当接して密着し、屋根部、床部の端部と建物の外周部の間の隙間を弾性部材によって塞ぐことができる(外郭体の内部と外部を弾性部材によって区画して不連続にすることができる)。また、負圧除塵装置で外郭体の内部空気を吸引することにより、外郭体の内部を負圧状態にすることができる。
そして、外郭体の内部に入った作業者によって、所定階のカーテンウォールを取り外し、建物の外周部側のアスベスト(アスベスト含有材)を除去することができる。また、このとき、弾性部材によって前記隙間が塞がれ、さらに、負圧除塵装置によって外郭体の内部が負圧状態で保持されるとともに外郭体の内部に飛散したアスベストが回収される。このため、従来完全に除去することが困難であった建物の外周部側に使用されたアスベストを、外部に飛散することを確実に防止して除去することができる。また、弾性部材を退避させるとともに建物改修/解体用装置をクレーンで移動し、上記と同様に確実にアスベストの飛散を防止しながら別のカーテンウォールとアスベストを撤去してゆくことにより、建物改修/解体用装置を用いて新しいカーテンウォールを設置してカーテンウォールの改修を行ったり、建物を解体してゆくことが可能になる。
本発明の建物改修/解体用装置及び建物の改修/解体方法によれば、弾性部材によって屋根部や床部の端部と建物の外周部との間の隙間が塞がれ、さらに、負圧除塵装置によって外郭体の内部が負圧状態で保持されるとともに外郭体の内部に飛散したアスベストが回収されるため、従来完全に除去することが困難であった建物の外周部側に使用されたアスベストを、外部に飛散することを確実に防止して除去することができる。また、弾性部材を退避させるとともに建物改修/解体用装置をクレーンで移動し、上記と同様に確実にアスベストの飛散を防止しながら別のカーテンウォールとアスベストを撤去してゆくことにより、建物改修/解体用装置を用いて新しいカーテンウォールを設置してカーテンウォールの改修を行ったり、建物を解体してゆくことが可能になる。
また、この建物改修/解体用装置を用いてカーテンウォールの改修を行う際に、省エネ機能を有する新たなカーテンウォールを設置するようにしたり、カーテンウォールの改修と同時に、耐震改修や設備改修を行うことが可能である。このため、カーテンウォールの改修と同時に、建物改修/解体用装置を用いて建物の耐震化や省エネルギー化などを図ることも可能である。
本発明の一実施形態に係る建物改修/解体用装置を示す側断面図である。 本発明の一実施形態に係る建物改修/解体用装置を建物の所定階に設置した状態を示す側面図である。 本発明の一実施形態に係る建物改修/解体用装置を吊り下げ支持するクレーンを設置した建物の最上部を示す平面図である。 建物内部に構築した間仕切り壁を示す平断面図である。
以下、図1から図4を参照し、本発明の一実施形態に係る建物改修/解体用装置及び建物の改修/解体方法について説明する。本実施形態は、特に、カーテンウォールを含む外周部側にアスベスト含有材を用いて構築された建物を改修するための建物改修/解体用装置及び建物の改修/解体方法に関するものである。
本実施形態の建物改修/解体用装置Aは、図1に示すように、外郭体1と、油圧シリンダ2、3の先端に取り付けられた中空ゴム(弾性部材)4、5と、上階隔離用フード6と、負圧除塵装置7とを備えて構成されている。
外郭体1は、一側に側壁部1a、上方に屋根部1b、下方に床部1c、他側に開口部8を備えて断面コ字状に形成されるとともに、建物Tの最大階高(階高H1)よりも大きな高さH2を備えて形成されている。また、外郭体1は、図1から図3に示すように、建物Tを囲繞するように環状に形成され、すなわち、建物Tの外周部T1に沿って建物Tの四周を囲むように形成され、建物Tの最上部T2に設置したクレーン10で吊り下げ支持して、開口部8が外周部T1に対向するように建物Tの外側に設置される。
さらに、外郭体1は、図1に示すように、例えばその内部に開閉扉11aを有する隔離壁11が設けられ、この隔離壁11によって内周側(他側側、開口部8側)の作業室12と外周側(一側側、側壁部1a側)の搬送室13に区画して形成されている。さらに、搬送室13には、床部1cに開閉扉14が設けられるとともに、この開閉扉14を通じて、撤去したカーテンウォール15などを地上に降ろすための揚重機16が設けられている。なお、作業室12に複数の隔離壁11を設け、この作業室12を、アスベスト吹付材を除去する除去ヤード、カーテンウォール15を清浄化する清浄化ヤードなどにさらに細分化して区画するようにしてもよい。
油圧シリンダ2、3は、外郭体1の屋根部1bと床部1cにそれぞれ、外郭体1の延設方向(建物Tの外周部T1に沿う水平方向)に所定の間隔をあけて複数配設されている。屋根部1bと床部1cのそれぞれに配設された複数の油圧シリンダ2、3の先端に、外郭体1の延設方向に沿って延びる中空ゴム4、5が取り付けられ、これら中空ゴム4、5が屋根部1bと床部1cにそれぞれ油圧シリンダ2、3を介して一体に配設されている。そして、中空ゴム4、5は、油圧シリンダ2、3の伸縮とともに進退し、開口部8が外周部T1に対向するように外郭体1を設置した状態で油圧シリンダ2、3を伸長すると、開口部8を形成する屋根部1bと床部1cの端部1d、1eから外周部T1に向けて進出するように設けられている。
上階隔離用フード6は、断面コ字状に形成されるとともに、互いに平行配置された一辺側の開閉板部6aが他辺側の基端板部6bよりも大きな長さで形成されている。また、開閉板部6aの先端側にはゴム(弾性部材)17が取り付けられている。さらに、この上階隔離用フード6は、基端板部6bの先端を外郭体1の屋根部1bに回動可能に繋げて設けられている。このとき、上階隔離用フード6は、外郭体1の延設方向に沿う回動軸線O1回りに回動するように設けられている。そして、上階隔離用フード6は、開口部8が外周部T1に対向するように外郭体1を設置した状態で回動するとともに、開閉板部6aが外郭体1の開口部8を形成する屋根部1bの端部1dから外側に配され、開閉板部6aの先端側が外周部T1に密着するように構成されている。さらに、本実施形態では、外郭体1の屋根部1bにウインチ18が設けられ、このウインチ18によって上階隔離用フード6が回動するように構成されている。
負圧除塵装置7は、HEPAフィルタ内蔵型の集塵機であり、例えば外郭体1の屋根部1bに取り付けて設けられ、外郭体1の作業室12側の内部空気を吸引して集塵するとともに、この外郭体1の作業室12側の内部を外部に対して負圧状態にする。
ついで、上記構成からなる建物改修/解体用装置Aを用い、カーテンウォール15を取り除くとともに建物Tの外周部T1側に使用されたアスベスト含有吹付材を除去して、建物Tの改修を行う方法について説明するとともに、本実施形態の建物改修/解体用装置A及び建物の改修/解体方法の作用及び効果について説明する。
本実施形態の建物改修/解体用装置Aを用いて建物Tのカーテンウォール15を改修する際には、はじめに、建物Tの最上部T2にクレーン10を設置する。ここで、最上部T2に設備機器などがあり、そのままクレーン10を設置することができない場合には、図2及び図3に示すように、この最上部T2に仮設スラブ20を施工し、この仮設スラブ20上にクレーン10を設置する。
また、図2に示すように、建物T近傍の地上Gに作業ヤード21を構築するとともに、建物Tを囲繞するように外郭体1(建物改修/解体用装置A)を地組みする。さらに、図1及び図4に示すように、カーテンウォール15の改修を行う所定階の建物Tの内部に、外周部T1側と建物内部T3側とを区画するための間仕切り壁22を構築する。そして、図1及び図2に示すように、建物Tの最上部T2に設置したクレーン10を用いて建物改修/解体用装置A(外郭体1)を吊り上げ、カーテンウォール15の改修を行う所定階に配置する。このとき、改修を行う所定階を挟んで、上階側に屋根部1b、下階側に床部1cが配されるように建物改修/解体用装置Aを配置する。
ついで、図1に示すように、外郭体1の屋根部1bと床部1cにそれぞれ配設された油圧シリンダ2、3を伸長させて先端に設けた中空ゴム4、5を所定階のカーテンウォール15を挟んで上階のカーテンウォール15と下階のカーテンウォール15に密着させる。このとき、既に所定階を挟んで上階のカーテンウォール15が撤去されている場合には、屋根部1bに設けたウインチ18を駆動して上階隔離用フード6を回動させ、開閉板部6aの先端側のゴム17を上階のスラブ23等に密着させる。これにより、外郭体1の内部が上下階のカーテンウォール15(外周部T1)に密着した中空ゴム4、5、あるいは下階のカーテンウォール15(外周部T1)に密着した中空ゴム5と上階隔離用フード6によって密閉される。また、このように外郭体1の内部を密閉するとともに、外郭体1の床部1cの端部1e側と建物Tのカーテンウォール15の間に架け渡して落下防止部材24を設置する。
さらに、負圧除塵装置7を駆動して、外郭体1の内部空気の吸引を開始し、外郭体1の作業室12側の内部を外部に対して負圧状態にする。そして、このように所定階に設置した建物改修/解体用装置Aは、外郭体1が建物Tの外周に沿って環状に形成されているため(建物Tの四周を囲むように形成されているため)、風圧などの影響を受けにくく、安定した状態で設置される。また、所定階の建物T内部に間仕切り壁22が設けられているため、階段室などからの煙突効果による風圧が建物改修/解体用装置Aに作用することもなく、確実に安定した状態で建物改修/解体用装置Aが設置されることになる。
ついで、上記のように建物改修/解体用装置Aを所定階に設置した段階で、外郭体1の作業室12内に入った作業者が所定階のカーテンウォール15を取り外すとともに、このカーテンウォール15の裏面吹き付け材、鉄骨梁25の耐火被覆材、層間塞ぎ材、ファスナー被覆材などの従来完全除去が困難であったアスベスト含有吹付材(アスベスト)を順次はつるなどして除去してゆく。
そして、このとき、中空ゴム4、5によって外郭体1の屋根部1bや床部1cの端部1d、1eと建物Tの外周部T1の間の隙間が塞がれ、又は上階隔離用フード6によって外郭体1の内部と外部を区画して不連続とされ、外郭体1の作業室12側の内部が密閉されている。また、負圧除塵装置7によって外郭体1の内部が負圧状態で保持されるとともに外郭体1の内部に飛散したアスベスト(アスベストを含む粉塵)が集塵される。さらに、建物T内部に間仕切り壁22が設けられている。このため、アスベストが外部に飛散することがない。また、外郭体1の床部1cの端部1e側と建物Tのカーテンウォール15の間に落下防止部材24が架設されているため、除去したアスベストが床部1c側を密閉する中空ゴム5上に落下するようなこともない。
そして、建物Tから取り外してアスベストを除去したカーテンウォール15を作業室12内で清浄化し、また、作業室12内のアスベスト(アスベスト含有廃材)を収集して梱包し、これら清浄化したカーテンウォール15と梱包したアスベストを、隔離壁11の開閉扉11aを開いて、キャスター付き台車を用いたり、外郭体1内に敷設した軌道を走行する台車を用いるなどして搬送室13に搬送する。このとき、作業室12内が負圧除塵装置7によって負圧状態で保持されているため、万一作業室12内にアスベストが残存していた場合であっても、隔離壁11の開閉扉11aを開放した際に搬送室13へのアスベストの飛散(漏出)が防止される。そして、隔離壁11の開閉扉11aを閉じ、外郭体1の床部1cに設けた開閉扉14を開いて、揚重機16で清浄化したカーテンウォール15と梱包したアスベストを地上に降ろし、作業ヤード21に搬入する。
さらに、カーテンウォール15の裏面吹き付け材、鉄骨梁25の耐火被覆材、層間塞ぎ材、ファスナー被覆材などとしてアスベストを含有していない吹付材等、例えばロックウール吹付材、ロックウールシート、耐火塗料等を使用して改修を行い、新しいカーテンウォール15を設置する。このとき、省エネ機能を有するカーテンウォールを用いたり、耐震改修や設備改修を合わせて行うようにしてもよく、このようにすることで、アスベストの除去(カーテンウォール15の改修)と同時に、建物Tの高機能化(高耐震化、省エネルギー化など)を図ることも可能になる。ここで、ペリカウンターを利用したファンコイルユニットなどではユニット内の外壁側断熱としてアスベスト含有吹付材(石綿吹付け)が利用されている場合もあり、劣化状況にもよるがファンコイルユニットの送風にアスベストが混ざるおそれも考えられる。このため、このような設備の改修もカーテンウォール15の改修と同時に行うことが望ましい。
そして、このように所定階のカーテンウォール15の改修及びアスベストの除去作業等が完了した段階で、油圧シリンダ2、3を縮長して中空ゴム4、5を退避させ、建物Tの外周部T1への密着状態を解除したり、ウインチ18を駆動して上階隔離用フード6を元の位置に戻して、外郭体1の密閉状態を解除する。これとともに、最上部T2に設置したクレーン10によって新たにカーテンウォール15の改修及びアスベストの除去作業を行う階に建物改修/解体用装置Aを移動し、上記と同様に作業を行う。また、順次、クレーン10によって例えば上階から下階に建物改修/解体用装置Aを移動しながら、カーテンウォール15の改修及びアスベストの除去作業等を行ってゆく。
したがって、本実施形態の建物改修/解体用装置A及び建物の改修/解体方法によれば、中空ゴム4、5によって屋根部1bや床部1cの端部1d、1eと建物Tの外周部T1との間の隙間が塞がれ、さらに、負圧除塵装置7によって外郭体1の内部が負圧状態で保持されるとともに外郭体1の内部に飛散したアスベストが回収される。このため、従来完全に除去することが困難であった建物Tの外周部T1側に使用されたアスベストを、外部に飛散することを確実に防止して除去することができる。また、中空ゴム4、5を退避させるとともに建物改修/解体用装置Aをクレーン10で移動し、上記と同様に確実にアスベストの飛散を防止しながら別のカーテンウォール15とアスベストを撤去してゆくことにより、建物改修/解体用装置Aを用いて新しいカーテンウォール15を設置してカーテンウォール15の改修を行ってゆくことが可能になる。
また、この建物改修/解体用装置Aを用いてカーテンウォール15の改修を行う際に、省エネ機能を有する新たなカーテンウォール15を設置するようにしたり、カーテンウォール15の改修と同時に、耐震改修や設備改修を行うことが可能である。このため、カーテンウォール15の改修と同時に、建物改修/解体用装置Aを用いて建物Tの耐震化や省エネルギー化などを図ることも可能である。これにより、地球環境保全にも大きく貢献することが可能になる。
また、本実施形態の建物改修/解体用装置A及び建物の改修/解体方法においては、外郭体1が建物Tを囲繞するように環状に形成されているため、クレーン10で吊り下げ支持した外郭体1(建物改修/解体用装置A)が風圧などの影響を受けにくくなり、安定した状態で建物Tの所定階に設置することが可能になる。
さらに、例えばクレーン10で外郭体1(建物改修/解体用装置A)を上階から下階に吊り降ろしながら、順次上階から下階の各階のカーテンウォール15及びアスベストを撤去してゆく際に、撤去するカーテンウォール15がある所定階よりも上階のカーテンウォール15が既に取り外されて、屋根部1bの端部1dから進出させた中空ゴム4を外周部T1(上階のカーテンウォール15)に密着させて隙間を塞ぐことができないおそれがある。これに対し、本実施形態では、上階隔離用フード6を備えているため、開閉板部6aの先端側を例えば上階のスラブ23(外周部T1)に密着させるように回動することにより、この上階隔離用フード6で外郭体1の内部と外部を確実に区画して不連続にすることが可能になる。これにより、屋根部1bの端部1dと建物Tの外周部T1の間の隙間を通じて外部にアスベストが飛散することを確実に防止できる。
以上、本発明に係る建物改修/解体用装置及び建物の改修/解体方法の一実施形態について説明したが、本発明は上記の一実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、本実施形態では、建物改修/解体用装置Aの外郭体1が建物Tの外周部T1を囲繞するように(建物Tの四周を囲むように)環状に形成されているものとしたが、建物Tの一部の外周部T1を覆うように外郭体1(建物改修/解体用装置A)を形成してもよい。この場合には、建物Tのコーナー部等に仮設固定支持させるようにしたり、建物Tのゴンドラレールから支持力を得るなどすることで、風圧などの影響を受けないようにし、安定した状態で建物改修/解体用装置Aを設置することが可能である。
また、本実施形態では、上階から下階に向けて順次カーテンウォール及びアスベストを撤去して改修を行うように説明を行ったが、勿論、本発明に係る建物改修/解体用装置及び建物の改修/解体方法は、建物Tの局所的な改修に適用してもよい。
さらに、本実施形態では、外郭体1の内部(作業室)でアスベストの除去を行うように説明を行ったが、例えばカーテンウォールを取り外すとともに外郭体1の内部でアスベストが飛散しないように梱包し、作業ヤード21に搬送した段階でアスベストを除去するようにしてもよい。
また、本実施形態では、建物改修/解体用装置Aを用い、建物Tの改修(カーテンウォール15の改修)を行うものとして説明を行ったが、本発明に係る建物改修/解体用装置Aは、建物Tを解体する際に用いてもよい。すなわち、上階から下階に向けて建物Tの架構などを順次解体する際に、本発明に係る建物改修/解体用装置Aを用いて上階から下階のカーテンウォール15及びアスベストを順次撤去してゆくようにしてもよい。この場合においても、本実施形態と同様に、アスベストが外部に飛散することを確実に防止して、建物Tの解体作業を行うことが可能である。また、このとき、例えば外郭体1の屋根部1bを、建物Tの最上部T2を覆うように形成し、この屋根部1bにH形鋼などの搬送用ガイドレールを取り付けて、建物Tの架構などを解体した内部解体材を建物改修/解体用装置Aに搬送し、揚重機16によって地上Gに搬出するようにしてもよい。そして、このように外郭体1の屋根部1bを、建物Tの最上部T2を覆うように形成した場合には、天候に左右されることなく解体作業を行うことが可能になり、全天候型解体工法として適用することも可能になる。
さらに、本実施形態では、本発明に係る弾性部材を中空ゴム4、5とし、油圧シリンダ2、3によって屋根部1bや床部1cの端部1d、1eから外周部T1に向けて進退自在に設けられているものとした。これに対し、例えば圧縮空気を弾性部材(中空ゴム4、5)に供給するとともに外周部T1に向けて膨出(進出)させて、屋根部1bや床部1cの端部1d、1eと外周部T1の間の隙間を塞ぐように構成されていてもよく、本発明にかかる弾性部材を進退させる機構及び弾性部材の種類は、必ずしも本実施形態に示したものに限定されるものではない。
1 外郭体
1a 側壁部
1b 屋根部
1c 床部
1d 屋根部の端部
1e 床部の端部
2 油圧シリンダ
3 油圧シリンダ
4 中空ゴム(弾性部材)
5 中空ゴム(弾性部材)
6 上階隔離用フード
6a 開閉板部
6b 基端板部
7 負圧除塵装置
8 開口部
10 クレーン
11 隔離壁
11a 開閉扉
12 作業室
13 搬送室
14 開閉扉
15 カーテンウォール
16 揚重機
17 ゴム(弾性部材)
18 ウインチ
20 仮設スラブ
21 作業ヤード
22 間仕切り壁
A 建物改修/解体用装置
H1 建物の最大階高(階高)
H2 外郭体の高さ
T 建物
T1 外周部
T2 最上部
T3 建物の内部

Claims (3)

  1. カーテンウォールを含む外周部側にアスベスト含有材を使用して構築された建物を改修あるいは解体するための建物改修/解体用装置であって、
    一側に側壁部、上方に屋根部、下方に床部、他側に開口部を備えて形成されるとともに前記建物の最大階高よりも大きな高さを備えて形成され、前記建物の最上部に設けたクレーンで吊り下げ支持して、前記開口部が前記外周部に対向するように前記建物の外側に設置される外郭体と、
    前記外郭体の内部空気を吸引する負圧除塵装置と、
    前記開口部が前記外周部に対向するように前記外郭体を設置した状態で、前記開口部を形成する前記屋根部及び/又は前記床部の端部から前記外周部に向けて進退自在に設けられた弾性部材と
    断面コ字状に形成されるとともに、互いに平行配置された一辺側の開閉板部が他辺側の基端板部よりも大きな長さで形成された上階隔離用フードとを備えており、
    前記上階隔離用フードは、前記基端板部の先端を回動可能に前記屋根部に繋げて設けられ、回動とともに前記開閉板部の先端側が前記外周部に密着するように構成されていることを特徴とする建物改修/解体用装置。
  2. 請求項1記載の建物改修/解体用装置において、
    前記外郭体が前記建物を囲繞するように環状に形成されていることを特徴とする建物改修/解体用装置。
  3. カーテンウォールを含む外周部側にアスベスト含有材を使用して構築された建物を改修あるいは解体する方法であって、
    建物改修/解体用装置が、一側に側壁部、上方に屋根部、下方に床部、他側に開口部を備えて形成されるとともに前記建物の最大階高よりも大きな高さを備えて形成され、前記建物の最上部に設けたクレーンで吊り下げ支持して、前記開口部が前記外周部に対向するように前記建物の外側に設置される外郭体と、前記外郭体の内部空気を吸引する負圧除塵装置と、前記開口部が前記外周部に対向するように前記外郭体を設置した状態で、前記開口部を形成する前記屋根部及び/又は前記床部の端部から前記外周部に向けて進退自在に設けられた弾性部材とを備えて構成されており、
    前記建物の最上部にクレーンを設置するとともに前記建物の外周部側と内部側を区画する間仕切り壁を設置し、
    前記建物改修/解体用装置の前記外郭体を前記開口部が前記外周部に対向するように前記クレーンで吊り下げ支持して設置し、
    前記屋根部及び/又は前記床部の端部から前記弾性部材を進出させて前記外周部に密着させて、前記外郭体の内部と外部を区画し、
    前記外郭体の内部空気を前記負圧除塵装置で吸引するとともに該外郭体の内部を負圧状態にして、前記カーテンウォール及び前記アスベスト含有材を撤去するようにしたことを特徴とする建物の改修/解体方法。
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