JP5779868B2 - 仕切り壁、仕切り壁の設置方法、及び、付着物の処理方法 - Google Patents
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Description
このような仕切り壁によれば、複数の本設梁と、中空構造体の内周面とにより囲まれた空間に設けられる壁面材と、各々の本設梁及び中空構造体の内周面との間の空隙を、複数の中継部材にて閉塞するので、複数の本設梁と、中空構造体の内周面とにより囲まれた空間を、より確実に密閉する仕切り壁を提供することが可能である。
このような仕切り壁によれば、壁面材と付着物との間を閉塞する場合には、中継部材が、飛散防止シートを介して付着物側に当接されるので、中継部材を取り付けることにより付着物が飛散することを防止することが可能である。
このような仕切り壁によれば、本設梁に前後方向に互いに間隔を隔てて複数設けられた軽量形鋼材は、その上下端部が本設梁を覆う付着物を囲んで当該本設梁に取り付けられた枠部材に固定されているので、軽量形鋼材は、直接付着部に接触しない。このため、軽量形鋼材を、2本の本設梁の間に設ける際に、付着物が飛散することを防止することが可能である。
このような仕切り壁によれば、本設梁を覆う付着物を囲む枠部材は、付着物との間に飛散防止シートを介して取り付けられるので、枠部材を取り付ける際に、付着物が飛散することを防止することが可能である。
このような仕切り壁によれば、枠部材は、本設梁を覆う付着物が除去されて枠部材と本設梁との間に隙間が生じても、規制部により枠部材の移動が規制される。このため本設梁と枠部材との間の付着物を除去しても、枠部材、枠部材に取り付けられた軽量形鋼材、及び壁部材にて密閉された状態を維持することが可能である。
このような仕切り壁によれば、枠部材は、本設梁に対して進退方向に移動可能なボルトにより移動が規制されるので、ボルトを回転させることにより、枠部材からのボルトの突出量を容易に調整できるので、付着物の厚みに係わらず使用可能な枠部材を実現することが可能である。
このような仕切り壁によれば、規制部をなすボルトが、本設梁を左右方向から挟む部位からそれぞれ突出されているので、本設梁を挟むように設けられたボルトにより、本設梁を挟持して、枠部材の位置を維持させることが可能である。また、ボルトは先端が小さいので、付着物に当接される面積が小さく、枠部材が取り付けられた状態にてより多くの付着物を除去することが可能である。また、ボルトは左右方向からからそれぞれ突出されて複数設けられているので、あるボルトと本設梁の間に設けられている付着物を除去する際には、他のボルトにて枠部材の位置を規制できるので、本設梁を覆う付着部を余すことなく除去することが可能である。
このような仕切り壁によれば、壁面材は、複数枚の板材が、互いに隣接する当該板材の端部同士が重なるように並べられて壁面が形成されているので、2本の本設梁及び2本の柱等にて囲まれる領域をより確実に密閉する仕切り壁を提供することが可能である。
このような仕切り壁によれば、壁部材が気密性シートにて覆われているので、壁部材を構成する壁面材と中継部材との間及び壁面材を構成し隣接する複数の板材間をより確実に密閉することが可能である。
このような仕切り壁によれば、壁部材の両面が気密性シートにて覆われているので、壁部材を構成する壁面材と中継部材との間及び壁面材を構成し隣接する複数の板材間を両面からより確実に密閉することが可能である。また、仕切り壁により仕切られた空間の一方側の処理が終了した後に一方側の気密性シートを取り外しても、仕切り壁の密閉性を維持したままで他方側の処理を行うことが可能である。
このような仕切り壁の設置方法によれば、壁部材の壁面材を構成する複数の板材を互いに隣接する板材の端部同士が重なるように並べるので、より高い密閉性を備えた仕切り壁を形成することが可能である。また、壁面材と、各々の本設梁及び中空構造体の内周面との間の空隙を、複数の中継部材を取り付けることにより閉塞するので、単に壁面材のみにて壁部材を形成する場合より、調整代を確保することが可能であり、壁面材と、各々の本設梁及び中空構造体の内周面との間の空隙を中継部材にてより確実に塞ぐことが可能である。
このような仕切り壁の設置方法によれば、中空構造体内の付着物が付着している箇所は、中継部材が当接される位置の当該付着物の表面に飛散防止シートを設けているので、中継部材を設ける際に、中継部材と付着物とが直接接しないため中継部材を取り付けることによる付着物の飛散を防止することが可能である。
このような仕切り壁の設置方法によれば、付着物に覆われて上下に対向する一対の本設梁であっても、本設梁を囲む枠部材を設けることにより、軽量形鋼材を取り付けることが可能である。
このような仕切り壁の設置方法によれば、枠部材が取り付けられる部位も付着物に覆われているので、枠部材が取り付けられる位置の付着物の表面にも飛散防止シートを設けることにより、枠部材を取り付けることによる付着物の飛散を防止することが可能である。
このような仕切り壁の設置方法によれば、壁部材を覆う気密性シートが軽量形鋼材と壁部材との間に設けられるので、壁部材の軽量形鋼材側の面を気密性シートにて覆い密閉空間を形成することが可能である。
このような仕切り壁の設置方法によれば、壁部材は両面から気密性シートに覆われるので、さらに高い気密性を確保することが可能である。
前記中空構造体内は、前記壁部材にて、前記付着物が先に処理される先作業空間と、後で処理される後作業空間とに区画され、
前記壁部材は、前記先作業空間側に設けられ、前記中継部材は前記壁面材に前記先作業空間側から固定されており、
前記先作業空間側にて前記付着物を除去し、除去した部位に飛散防止剤を塗装し、
前記飛散防止シートに当接された前記中継部材を取り外した場合に前記先作業空間と前記後作業空間とが連通される部位を覆う覆い部材を、前記先作業空間側から前記壁面材に固定し、
前記先作業空間側にて前記飛散防止剤が塗装された部位の前記覆い部材より前記先作業空間側に前記付着物と異なる新設付着物を付着させた後に、
前記後作業空間側から固定された前記中継部材を取り外して前記後作業空間において前記付着物を除去することを特徴とする付着物の処理方法である。
このような付着物の処理方法によれば、覆い部材を、飛散防止剤が塗装された部位と直交する平板状の部位の縁部にて飛散防止剤が塗装された部位に当接するので、覆い部材の内周面との接触面積を小さくすることが可能であり、より広い領域に新設付着物を付着させることが可能である。
このような付着物の処理方法によれば、先作業空間にて飛散防止剤が塗装された部位に当接された覆い部材の後作業空間側にて付着物を除去した後に、飛散防止剤を塗装するので、付着物が付着していた部位の全域に余すことなく飛散防止剤を塗装することが可能である。そして、覆い部材が当接していた部位、すなわち、覆い部材の板厚分を除いた領域に新設付着物を付着させることが可能である。また、覆い部材を当該覆い部材が当接された部位と直交する方向に引き抜いて取り外すので、覆い部材を取り外しても覆い部材の板厚分の隙間が形成されるだけで、新設付着物を剥がすことなく覆い部材を取り外すことが可能である。
このような付着物の処理方法によれば、覆い部材を引き抜いて形成された隙間にも新設付着物を充填することが可能である。このため、付着物が付着していた部位の全域に新設付着物を付着させることが可能である。
図1は、本実施形態の仕切り壁が設けられたエレベーターシャフトを説明するためのイメージ図である。図2は、本実施形態の仕切り壁が設けられる中空構造体を説明するための平断面の概略図である。
エレベーターEVは、図1に示すように、ビル等の建物の一部に区画されたエレベーターシャフトEVSと、このエレベーターシャフトEVS内を鉛直方向に沿って上下昇降可能に案内された乗りかご13と、エレベーターシャフトEVSの上方の機械室MR内に配置されて、つり合い重りWを備えた吊りロープRを用いて前記乗りかご13を吊り下げつつ上下昇降する巻き上げ機19と、を備えている。このエレベーターEVは所謂2連式のエレベーターEVであり、エレベーターシャフトEVS内には、2つの乗りかご13が左右に並列して設けられており、各乗りかご13は、それぞれに対応して機械室MRに設置された各巻き上げ機19によって、各昇降空間TRに沿って独立に昇降動作をする。
<<仕切り壁>>
図3は、本実施形態に係る仕切り壁を示す正面図であり、図4は、本実施形態に係る仕切り壁の縦断面図、図5は、本実施形態に係る仕切り壁の平断面図である。
本実施形態では、2つの乗りかご13が左右に並列して設けられた2連式のエレベーターEVのエレベーターシャフトEVS内にて、右側の昇降空間TRRからアスベスト31の処理を行うこととして説明する。ここでアスベスト31の処理には、既存のアスベスト31を除去する除去処理と、アスベスト31を除去した部位に新たな耐火被覆としてロックウール46を施す耐火被覆処理とが含まれる。
図11は、先作業空間のアスベスト除去処理及び飛散防止剤の塗装処理を説明するための図であり、図11(a)は縦断面図、図11(b)は平断面図を示している。
次に、集塵機を稼働させ、作業空間WS内を負圧状態にする。
まず、右側の昇降空間TRLの場合と同様に左側の昇降空間TRLの乗りかご13や吊りロープR等を取り外す。そして、既にアスベスト31の除去処理が完了した右側の昇降空間TRRから吊りワイヤー73、作業ゴンドラ71、作業ゴンドラ71の巻き上げ機75、集塵機等を取り外して左側の昇降空間TRLにセットする。また、右側の昇降空間TRRには、乗りかご13や吊りロープR等をセットして、エレベーターEVを稼働させる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で以下に示すような変形が可能である。
13 乗りかご、19 巻き上げ機、20 柱梁架構、22 鉄骨梁、
22a フランジ、22b フランジ、22c ウェブ、23 鉄骨柱、
25 開閉扉、28 側壁、28a 乗り場出入口、30 仕切り壁、
31 アスベスト、32 軽量形鋼材、34 壁部材、35 壁面材、
35a 板材、36 中継部材、36a 当接板部、36b 固定板部、
36c 中継部材、38 飛散防止シート、40 気密性シート、
42 飛散防止剤、44 突当部材(覆い部材)、46 ロックウール、
46a 隙間、50 枠部材、51 枠部、52 上横山形鋼、
52a 一方の板部、52b 他方の板部、53 下横山形鋼、
53a 一方の板部、53b 他方の板部、54 縦山形鋼、
54a 一方の板部、54b 他方の板部、55 縦山形鋼、
55a 一方の板部、55b 他方の板部、56 規制部、
58 ガイド部材、60 ボルト、61 ナット、63 長ナット、
65 ボルト、65a ウェブ当接ボルト、65b フランジ当接ボルト、
71 ゴンドラ、73 ワイヤー、75 巻き上げ機、
EV エレベーター、EVH エレベーターホール、
EVS エレベーターシャフト、TR 昇降空間、
TRL 左側の昇降空間、TRR 右側の昇降空間、
WS 作業空間、WSA 後作業空間、WSB 先作業空間
Claims (23)
- 物体を上下昇降する複数の昇降空間が、外周部が付着物に覆われた本設梁を挟んで水平方向の左右に並列して設定された内部空間を有する中空構造体内において、前記付着物の処理をする際に前記中空構造体を仕切る仕切り壁であって、
互いに隣り合う前記昇降空間の間に位置し、上下方向に互いに間隔を隔てて配置された複数の前記本設梁の間に設けられた軽量形鋼材と、
前記軽量形鋼材に固定され、前記水平方向の左右に前記中空構造体内を仕切って、前記処理のための作業空間を密閉区画する壁部材と、を備えていることを特徴とする仕切り壁。 - 請求項1に記載の仕切り壁であって、
前記本設梁は、前記中空構造体内に前記左右と交差する前後方向に沿って設けられており、
前記壁部材は、前記複数の本設梁と、前記中空構造体の内周面とにより囲まれた空間に設けられるとともに、各々の前記本設梁及び前記中空構造体の内周面との間に空隙を備えて配置された壁面材と、
前記壁面材に固定され、前記空隙を閉塞する複数の中継部材と、を有することを特徴とする仕切り壁。 - 請求項2に記載の仕切り壁であって、
前記壁面材と前記付着物との間を閉塞する場合には、
当該付着物の表面に設けられた飛散防止シートが前記内周面をなし、前記飛散防止シートに前記中継部材が当接されて前記空隙が閉塞されていることを特徴とする仕切り壁。 - 請求項2または請求項3に記載の仕切り壁であって、
前記軽量形鋼材は、前記本設梁に前記前後方向に互いに間隔を隔てて複数設けられ、
各々の前記軽量形鋼材は、上下に対向する前記本設梁にそれぞれ設けられ、当該本設梁を覆う前記付着物とともに当該本設梁を囲む枠部材に、上下の端部が固定されていることを特徴とする仕切り壁。 - 請求項4に記載の仕切り壁であって、
前記枠部材は、前記本設梁を覆う前記付着物に設けられた飛散防止シート上に取り付けられていることを特徴とする仕切り壁。 - 請求項4または請求項5に記載の仕切り壁であって、
前記処理は、前記付着物を除去する処理であり、
前記枠部材は、前記本設梁を覆う前記付着物が除去されて前記枠部材と前記本設梁との間に隙間が生じた際に、当該枠部材が移動することを規制する規制部を有することを特徴とする仕切り壁。 - 請求項6に記載の仕切り壁であって、
前記枠部材が有する前記規制部は、前記枠部材に螺合されて前記本設梁に向かって進退方向に移動可能に設けられたボルトであることを特徴とする仕切り壁。 - 請求項7に記載の仕切り壁であって、
前記ボルトは、前記枠部材の前記本設梁を左右方向から挟む部位からそれぞれ突出されて複数設けられていることを特徴とする仕切り壁。 - 請求項2乃至請求項8のいずれかに記載の仕切り壁であって、
前記壁面材は、複数枚の板材が、互いに隣接する当該板材の端部同士が重なるように並べられて壁面が形成されていることを特徴とする仕切り壁。 - 請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の仕切り壁であって、
前記壁部材を覆う気密性シートが設けられていることを特徴とする仕切り壁。 - 請求項10に記載の仕切り壁であって、
前記気密性シートは、前記壁部材の両面にそれぞれ設けられていることを特徴とする仕切り壁。 - 物体を上下昇降する複数の昇降空間が、外周部が付着物に覆われた本設梁を挟んで水平方向の左右に並列して設定された内部空間を有する中空構造体内において、前記付着物の処理をする際に前記中空構造体を仕切る仕切り壁の設置方法であって、
前記本設梁は、上下方向に間隔を隔てて複数設けられており、
上下に対向する一対の前記本設梁に、複数の軽量形鋼材を、各々の前記軽量形鋼材の上端部と下端部とをそれぞれ固定させて立設させる軽量形鋼材立設工程と、
前記一対の本設梁間に設けられ、前記水平方向の左右に前記中空構造体内を仕切って、前記処理のための作業空間を密閉区画する壁部材を、立設された前記軽量形鋼材に固定して壁面を形成する壁形成工程と、を有することを特徴とする仕切り壁の設置方法。 - 請求項12に記載の仕切り壁の設置方法であって、
前記本設梁は、前記中空構造体内に前記左右と交差する前後方向に沿って設けられており、
前記壁部材は、前記複数の本設梁と、前記中空構造体の内周面とにより囲まれた空間に設けられるとともに、各々の前記本設梁及び前記中空構造体の内周面との間に空隙を備えて配置された壁面材と、
前記壁面材に固定され、前記空隙を閉塞する複数の中継部材と、を有し、
前記壁形成工程は、
前記複数の板材を、互いに隣接する当該板材の端部同士が重なるように並べ、前記壁面材を、前記各々の複数の本設梁と、前記中空構造体の内周面との間に空隙を形成して前記壁面を形成する壁面形成工程と、
前記複数の中継部材を、各々の前記本設梁及び前記中空構造体の内周面側に当接させて前記壁面材に固定し、前記空隙を閉塞する閉塞工程と、を有することを特徴とする仕切り壁の設置方法。 - 請求項13に記載の仕切り壁の設置方法であって、
前記中空構造体内の前記付着物が付着している箇所は、
前記中継部材が当接される位置の当該付着物の表面に飛散防止シートを設け、前記飛散防止シートを介して前記中継部材を、各々の前記本設梁及び前記中空構造体の内周面側に当接させることを特徴とする仕切り壁の設置方法。 - 請求項12乃至請求項14のいずれかに記載の仕切り壁の設置方法であって、
前記軽量形鋼材立設工程は、上下に対向する一対の前記本設梁の各々に、当該本設梁を覆う前記付着物とともに前記本設梁を囲む枠部材を取り付ける枠材取付工程と、
前記一対の本設梁に取り付けられた前記枠部材に前記軽量形鋼材を取り付ける軽量形鋼材取付工程と、を有することを特徴とする仕切り壁の設置方法。 - 請求項15に記載の仕切り壁の設置方法であって、
前記枠部材が取り付けられる位置の前記付着物の表面に飛散防止シートを設けることを特徴とする仕切り壁の設置方法。 - 請求項13乃至請求項16に記載の仕切り壁の設置方法であって、
前記壁面形成工程では、前記壁部材を覆うための気密性シートを前記軽量形鋼材と前記壁部材との間に設けることを特徴とする仕切り壁の設置方法。 - 請求項17に記載の仕切り壁の設置方法であって、
前記閉塞工程では、前記壁部材の前記気密性シートと反対側の面に、新たな気密性シートを設けることを特徴とする仕切り壁の設置方法。 - 請求項4乃至請求項11のいずれかに記載の仕切り壁を用いた付着物の処理方法であって、
前記中空構造体内は、前記壁部材にて、前記付着物が先に処理される先作業空間と、後で処理される後作業空間とに区画され、
前記壁部材は、前記先作業空間側に設けられ、前記中継部材は前記壁面材に前記先作業空間側から固定されており、
前記先作業空間側にて前記付着物を除去し、除去した部位に飛散防止剤を塗装し、
前記飛散防止シートに当接された前記中継部材を取り外した場合に前記先作業空間と前記後作業空間とが連通される部位を覆う覆い部材を、前記先作業空間側から前記壁面材に固定し、
前記先作業空間側にて前記飛散防止剤が塗装された部位の前記覆い部材より前記先作業空間側に前記付着物と異なる新設付着物を付着させた後に、
前記後作業空間側から固定された前記中継部材を取り外して前記後作業空間において前記付着物を除去することを特徴とする付着物の処理方法。 - 請求項19に記載の付着物の処理方法であって、
前記覆い部材を、前記先作業空間にて前記飛散防止剤が塗装された部位に当接して前記壁面材に固定することを特徴とする付着物の処理方法。 - 請求項19または請求項20に記載の付着物の処理方法であって、
前記覆い部材は、前記飛散防止剤が塗装された部位と直交する平板状の部位の縁部を当接させることを特徴とする付着物の処理方法。 - 請求項21に記載の付着物の処理方法であって、
前記覆い部材は、前記後作業空間にて前記付着物が除去された後に、前記付着物が除去された部位の、前記覆い部材の前記後作業空間側に前記新設付着物を付着させ、
その後、前記覆い部材が当接された部位と直交する方向に引き抜かれて取り外されることを特徴とする付着物の処理方法。 - 請求項22に記載の付着物の処理方法であって、
前記覆い部材を引き抜いた部位に、前記新設付着物を充填することを特徴する付着物の処理方法。
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