JP2010203054A - 建物改修/解体用装置及び建物の改修/解体方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】アスベストの飛散を確実に防止して建物の改修あるいは解体を行うことを可能にする建物改修/解体用装置及び建物の改修/解体方法を提供する。
【解決手段】一側に開口部7、上方に屋根部1a、下方に床部1b、他側に側壁部1cを備えて形成され、開口部7が外周部T1に対向するように建物Tの外側に設置される外郭体1と、一側に開口部11を備えて箱状に形成されるとともに建物Tの最大階高H1よりも大きな高さH2を備えて形成され、外郭体1の内部に互いの開口部7、11を同方向に向けて配設された内郭体2と、内郭体2の開口部11を形成する端部2c側に一端が固着され、内郭体2を建物Tの外周部T1の所定位置に配置した状態で、内郭体2の端部2cと外周部T1の間の隙間を塞ぐように配設されるシート状部材3と、内郭体2の内部空気を吸引する負圧除塵装置4とを備えて構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、建物改修/解体用装置及び建物の改修/解体方法に関し、特に、カーテンウォールを含む外周部側にアスベスト含有材を用いて構築された建物を改修あるいは解体するための建物改修/解体用装置及び建物の改修/解体方法に関する。
従来、例えば中・高層ビルなどの非耐力壁(外壁)として、デザインの自由度が高いうえ、施工の効率化を図ることができるなどの多くの利点を有することから、カーテンウォールが多用されている。一方、我が国では、1960年代から盛んにカーテンウォールを採用した建物が構築されてきており、このようなカーテンウォールを用いた建物も経年劣化が生じるなどして改修/解体が必要になるケースが増えてきている。
そして、この種の建物を解体する方法として、建物内部に貫設されたエレベータホールにタワーを立て、マストクライミングクレーンで廃材を順次地上に吊り降ろすようにし、上階から順次建物を解体してゆく方法が提案、実用化されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−297867号公報
ところで、カーテンウォールの構造的特徴として(カーテンウォールを用いて構築する建物の耐火性や吸音性の確保、結露防止等を目的として)、例えば、カーテンウォールの裏面側(建物内部側)の支持部材(鉄骨梁やファスナーなど)に耐火処理を施したり、カーテンウォールの裏面とスラブの間に層間塞ぎ材を充填することなどが必要になる。そして、1960年代から1980年頃まで、腰パネル(カーテンウォール)の裏面吹付材、鉄骨梁の耐火被覆材、層間塞ぎ材、ファスナーの耐火被覆材、内部膳板裏打ち材などにアスベスト含有吹付材(アスベスト含有材、アスベスト)が使用されていた。
このため、この種の建物のカーテンウォールの改修、建物の解体を行う際には、事前にアスベスト含有材を除去することが求められるが、カーテンウォールを含む建物の外周部側に使用されたアスベスト含有材を完全に除去することができない場合が多々ある。これにより、例えば特許文献1に開示されるような解体方法を採用した場合には、外部にアスベストが飛散するおそれがあった。また、特に70mを超えるような高層建物では、建物の外周(外側)に総足場を構築し、作業エリアを隔離することも困難である。このため、建物の改修/解体時にアスベストの飛散を確実に防止できる手法が強く望まれていた。
本発明は、上記事情に鑑み、アスベストの飛散を確実に防止して建物の改修あるいは解体を行うことを可能にする建物改修/解体用装置及び建物の改修/解体方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達するために、この発明は以下の手段を提供している。
本発明の建物改修/解体用装置は、カーテンウォールを含む外周部側にアスベスト含有材を使用して構築された建物を改修あるいは解体するための建物改修/解体用装置であって、一側に開口部、上方に屋根部、下方に床部、他側に側壁部を備えて形成され、前記開口部が前記外周部に対向するように前記建物の外側に設置される外郭体と、一側に開口部を備えて箱状に形成されるとともに前記建物の最大階高よりも大きな高さを備えて形成され、前記外郭体の内部に互いの開口部を同方向に向けて配設された内郭体と、前記内郭体の開口部を形成する端部側に一端が固着され、前記内郭体を前記建物の外周部の所定位置に配置した状態で、前記内郭体の端部と前記外周部の間の隙間を塞ぐように配設されるシート状部材と、前記内郭体の内部空気を吸引する負圧除塵装置とを備えて構成されていることを特徴とする。
この発明においては、カーテンウォールの改修あるいは建物の解体を行う際に、カーテンウォール及びアスベスト含有材(アスベスト)を撤去する所定階の外周部に外郭体の開口部ひいては内郭体の開口部が対向するように建物改修/解体用装置を設置する。また、内郭体の端部側に一端を固着して内郭体の端部と建物の外周部の間の隙間を塞ぐようにシート状部材を設置する。これにより、建物の所定階の外側には、内郭体とシート状部材で囲まれて密閉された外部隔離エリアが形成される。このため、負圧除塵装置で内郭体の内部空気を吸引すると、内郭体の内部ひいては外部隔離エリアを負圧状態にすることができる。なお、このとき、建物改修/解体用装置とは別に、建物の内部に、所定階の外周部側と内側を区画する間仕切りを設置し、建物の外周部側に内部隔離エリアを形成しておくことが好ましい。
そして、内郭体が建物の最大階高よりも大きな高さを備えて形成され、例えば1枚のカーテンウォールの全体が外部隔離エリアを臨むように露出しているため、外郭体、さらに内郭体の内部(外部隔離エリア)に入った作業者によって、所定階のカーテンウォールを取り外し、建物の外周部側のアスベスト(アスベスト含有材)を除去することができる。また、このとき、シート状部材によって前記隙間が塞がれ、さらに、負圧除塵装置によって外部隔離エリアが負圧状態で保持されるとともに外部隔離エリア内に飛散したアスベストが回収される。このため、従来完全に除去することが困難であった建物の外周部側に使用されたアスベストを、外部に飛散することを確実に防止して除去することができる。また、建物改修/解体用装置を支柱に沿って上下方向に移動するなどして、上記と同様に確実にアスベストの飛散を防止しながら別のカーテンウォールとアスベストを撤去してゆく。これにより、建物改修/解体用装置を用いてカーテンウォールとアスベストを撤去するとともに新しいカーテンウォールを設置してカーテンウォールの改修を行ったり、建物を解体してゆくことが可能になる。
また、本発明の建物改修/解体用装置においては、前記外郭体が前記建物を囲繞するように環状に形成されていることが望ましい。
この発明においては、外郭体が建物を囲繞するように環状に形成されているため、外郭体(建物改修/解体用装置)が風圧などの影響を受けにくくなり、安定した状態で建物の所定階に設置することが可能になる。
さらに、本発明の建物改修/解体用装置においては、前記内郭体が、該内郭体の開口部側の一側部と他側部との間に伸縮追随用部材を介装して形成されていることがより望ましい。
この発明においては、外郭体の内部に設けられて外部隔離エリアを形成する内郭体が、一側部と他側部の間に伸縮追随用部材を介装して伸縮可能に形成されているため、風圧などの影響を受けて外郭体に揺れなどが生じた場合であっても、伸縮追随用部材が伸縮して揺れなどを吸収することが可能になる。これにより、例えばシート状部材の破断などを防止でき、確実に内郭体とシート状部材で形成された外部隔離エリアの密閉状態を保持することが可能になる。よって、より確実にアスベストが外部に飛散することを防止できる。
また、本発明の建物改修/解体用装置においては、前記外郭体に、前記内郭体を前記建物の外周部に沿って移動させるためのガイドレールが設けられていることがさらに望ましい。
この発明においては、建物改修/解体用装置を建物の所定階の外側に設置した状態で、ガイドレールによって内郭体を外周部に沿って容易に移動させることができる。これにより、所定階の外周部に設置した複数のカーテンウォール(及びアスベスト)を順次容易に撤去することが可能になる。
さらに、本発明の建物改修/解体用装置においては、前記内郭体に、伸長するとともに前記開口部を形成する端部から外側に向けて突出して前記シート状部材を支持する伸縮部材が設けられていることが望ましい。
この発明においては、建物改修/解体用装置を建物の所定階の外側に設置するとともに内郭体の端部側に一端を固着して取り付けたシート状部材を、伸縮部材を伸長することによって容易に内郭体の端部と建物の外周部の間の隙間を塞ぐように配設することが可能になる。
また、本発明の建物改修/解体用装置においては、前記外郭体の内部にアスベストが飛散することを防止するためのセキュリティーボックスが前記内郭体に繋げて設けられていることがより望ましい。
この発明においては、例えば更衣室、洗浄室、前室などを備えたセキュリティーボックスを内郭体に繋げて設け、このセキュリティーボックスを通じて作業者などが内郭体の内部(外部隔離エリア)に対して出入りすることで、より確実に外郭体の内部ひいては建物改修/解体用装置の外部にアスベストが飛散することを防止できる。
本発明の建物の改修/解体方法は、カーテンウォールを含む外周部側にアスベスト含有材を使用して構築された建物を改修あるいは解体する方法であって、上記のいずれかに記載の建物改修/解体用装置を、前記外郭体の開口部が前記建物の所定階の外周部に対向するように設置して、前記建物の所定階の外側に前記内郭体と前記シート部材で囲まれた外部隔離エリアを形成し、前記建物の所定階の内部に前記外周部側と内側を区画する間仕切りを設置して、前記外周部側に内部隔離エリアを形成し、前記内郭体の内部空気を前記負圧除塵装置で吸引するとともに前記外部隔離エリアを負圧状態にして、前記カーテンウォール及び前記アスベスト含有材を撤去するようにしたことを特徴とする。
この発明においては、上記の建物改修/解体用装置が奏功する作用効果を確実に得ることが可能になる。また、建物の内部に間仕切りを設け、所定階のカーテンウォールを挟んで外部隔離エリアと対向する位置に内部隔離エリアが形成されるため、建物の内側にアスベストが飛散することも確実に防止できる。
また、本発明の建物の改修/解体方法においては、前記間仕切りを設置するとともに、前記内部隔離エリアの内部空気を吸引して該内部隔離エリアを負圧状態にする負圧除塵装置と、前記内部隔離エリアから前記建物の内側にアスベストが飛散することを防止するためのセキュリティーボックスとを前記間仕切りに繋げて設置することが望ましい。
この発明においては、間仕切りに繋げて設けた負圧除塵装置によって、内部隔離エリアを確実に負圧状態にすることができ、また、内部隔離エリア内に飛散したアスベストを確実に回収することができる。これにより、より確実に建物の内側にアスベストが飛散することを防止できる。さらに、間仕切りに繋げてセキュリティーボックスを設けることによって、このセキュリティーボックスを通じて作業者などが内部隔離エリアに対して出入りすることができ、さらに確実に建物の内側にアスベストが飛散することを防止できる。
本発明の建物改修/解体用装置及び建物の改修/解体方法によれば、カーテンウォールの改修あるいは建物の解体を行う際に、内郭体とシート状部材で囲まれて密閉された外部隔離エリアを形成することができ、負圧除塵装置で内郭体の内部空気を吸引することにより、この外部隔離エリアを負圧状態にすることができる。このため、外部隔離エリアからカーテンウォールを取り外し、従来完全に除去することが困難であった建物の外周部側に使用されたアスベストを、外部に飛散することを確実に防止して除去することが可能になる。また、建物改修/解体用装置を上下方向に移動するなどして、上記と同様に別のカーテンウォールとアスベストを撤去してゆくことにより、確実にアスベストの飛散を防止しながらカーテンウォールの改修、建物の解体を行うことが可能になる。
また、この建物改修/解体用装置を用いてカーテンウォールの改修を行う際に、省エネ機能を有する新たなカーテンウォールを設置するようにしたり、カーテンウォールの改修と同時に、耐震改修や設備改修を行うことが可能である。このため、カーテンウォールの改修と同時に、建物改修/解体用装置を用いて建物の耐震化や省エネルギー化などを図ることも可能である。
本発明の一実施形態に係る建物改修/解体用装置を示す側断面図である。 本発明の一実施形態に係る建物改修/解体用装置を建物の所定階に設置した状態を示す平断面図である。 本発明の一実施形態に係る建物改修/解体用装置を、クレーンを用いて建物の所定階に設置した状態を示す側面図である。 本発明の一実施形態に係る建物改修/解体用装置を、支柱を用いて建物の所定階に設置した状態を示す側面図である。
以下、図1から図3を参照し、本発明の一実施形態に係る建物改修/解体用装置及び建物の改修/解体方法について説明する。本実施形態は、カーテンウォールを含む外周部側にアスベスト含有材(アスベスト)を用いて構築された建物を改修するための建物改修/解体用装置及び建物の改修/解体方法に関するものである。
本実施形態の建物改修/解体用装置Aは、図1及び図2に示すように、外郭体1と、内郭体2と、シート状部材3と、負圧除塵装置4と、セキュリティーボックス5と、集排水装置6とを備えて構成されている。
外郭体1は、図1に示すように、一側に開口部7、上方に屋根部1a、下方に床部1b、他側に側壁部1cを備えて断面コ字状に形成されている。また、外郭体1は、図1から図2に示すように、建物Tを囲繞するように環状に形成され、すなわち、建物Tの外周部T1に沿って建物Tの四周を囲むように形成されている。さらに、外郭体1には、床部1bにガイドレール8が敷設されており、このガイドレール8は、外郭体1の延設方向に沿って、すなわち建物Tの外周部T1にそって環状に敷設されている。また、外郭体には、その内部に揚重機9が設けられるとともに床部1bに開閉扉1dが設けられている。そして、この外郭体1(建物改修/解体用装置A)は、図3に示すように、建物Tの最上部T2に設置したクレーン10で吊り下げ支持して、開口部7が外周部T1に対向するように建物Tの外側に設置される。
内郭体2は、図1及び図2に示すように、一側に開口部11を備えて箱状に形成されるとともに建物Tの最大階高(階高H1)よりも大きな高さH2を備えて形成されている。また、この内郭体2は、内郭体2の開口部11側の一側部2aと他側部2bとの間に伸縮追随用部材13を介装して形成されている。そして、内郭体2は、一側部2aと他側部2bが例えばFRPなどを用いて軽量且つ適度な強度を備えて形成され、伸縮追随用部材13が例えばゴムなどを用いて蛇腹状に形成されている。これにより、内郭体2は、伸縮追随用部材13によって伸縮自在に形成され、すなわち、伸縮追随用部材13を挟んで両側に配置された一側部2aと他側部2bが相対移動可能に形成されている。
また、内郭体2には、その内部且つ内面側に伸縮部材14が設けられている。この伸縮部材14は、伸長するとともにその先端側が内郭体2の開口部7を形成する端部2cから外側に向けて突出するように設けられている。
そして、この内郭体2は、外郭体1の内部に互いの開口部7、11を同方向に向けて配設されている。このとき、内郭体2は、外郭体1の床部1bに敷設したガイドレール8上に設けられて、ガイドレール8に沿って走行可能(すなわち建物Tの外周部T1に沿って移動可能)に設置されている。
シート状部材3は、例えばプラスチックシートであり、内郭体2の開口部11を形成する端部2c側に一端を粘着テープなどを用いて固着し、内郭体2の端部2cと建物Tの外周部T1の間の隙間を塞ぐように配設される。すなわち、シート状部材3は、その内孔によって開口部11から内郭体2の内部空間を外側に延出させるように配設される。
負圧除塵装置4は、HEPAフィルタ内蔵型の集塵機であり、内郭体2の内部空気を吸引するように内郭体2に繋げて設けられている。セキュリティーボックス5は、図2に示すように、更衣室5a、洗浄室5b、前室5cの3室をこの順に備えて形成され、内郭体2に更衣室5a側を繋げて設置されている。集排水装置6は、図1に示すように、集水タンク6aと送水ポンプ6bを備えて構成されており、集水タンク6aが配管を介して内郭体2の底部に繋げられ、さらに集水タンク6aに配管を介して送水ポンプを繋いで設けられている。
ついで、上記構成からなる建物改修/解体用装置Aを用い、カーテンウォール15を取り除くとともに建物Tの外周部T1側に使用されたアスベスト(アスベスト含有吹付材)を除去して、建物Tの改修を行う方法について説明し、本実施形態の建物改修/解体用装置A及び建物の改修/解体方法の作用及び効果について説明する。
本実施形態の建物改修/解体用装置Aを用いて建物Tのカーテンウォール15を改修する際には、図3に示すように、建物Tの最上部T2にクレーン10を設置する。ここで、最上部T2に設備機器などがあり、そのままクレーン10を設置することができない場合には、この最上部T2に仮設スラブ16を施工し、この仮設スラブ16上にクレーン10を設置する。
また、建物T近傍の地上Gに作業ヤード17を構築するとともに、建物Tを囲繞するように建物改修/解体用装置Aを地組みする。このとき、本実施形態ではシート状部材3が取り付けられていない。そして、図1及び図2に示すように、建物Tの最上部T2に設置したクレーン10を用いて建物改修/解体用装置Aを吊り上げ、カーテンウォール15の改修を行う所定階に配置する。このとき、改修を行う所定階の例えば1枚のカーテンウォール15の全体が開口部11を介して内郭体2の内側を臨むように建物改修/解体用装置Aを配置する。
ついで、このように建物改修/解体用装置Aを所定位置に配置した段階で、内郭体2の端部2c側に一端を固着してシート状部材3を取り付ける。そして、内郭体2に設けた伸縮部材14を伸長させると、その先端側が内郭体2の端部2cから外側に突出してゆき、これとともにシート状部材3が拡げられて支持される。さらに、シート状部材3の他端部側を建物Tの外周部T1側に粘着テープなどを用いて固着することによって、このシート状部材3で内郭体2の端部2cと建物Tの外周部T1の間の隙間が塞がれる。
また、このようにシート状部材3を配設するとともに、図1及び図2に示すように、建物Tの内部に、外周部T1側と建物Tの内側T3とを区画するための間仕切り20を設ける。さらに、図2に示すように、この間仕切り20に繋げて負圧除塵装置21及び更衣室22aa、洗浄室22b、前室22cの3室をこの順に備えるセキュリティーボックス22をそれぞれ設置する。これにより、図1及び図2に示すように、建物Tの所定階の外側には、内郭体2とシート状部材3で囲まれて密閉された外部隔離エリア23が形成され、建物Tの内部には、間仕切り20によって所定階の内側T3と区画して密閉された内部隔離エリア24が建物Tの外周部T1側に形成される。
そして、内郭体2に設けた負圧除塵装置4を駆動して内郭体2の内部空気の吸引を開始し、外部隔離エリア23を負圧状態にする。また、これとともに間仕切り20に設けた負圧除塵装置21を駆動して建物Tの外周部T1側の空気の吸引を開始し、内部隔離エリア24を負圧状態にする。
このように負圧除塵装置4、21によって外部隔離エリア23と内部隔離エリア24を負圧状態にした段階で、作業者が内郭体2に繋げて設けたセキュリティーボックス5や間仕切り20に繋げて設けたセキュリティーボックス22を通じて、外部隔離エリア23や内部隔離エリア24に入り、所定階のカーテンウォール15を取り外すとともに、このカーテンウォール15の裏面吹き付け材、鉄骨梁の耐火被覆材、層間塞ぎ材、ファスナー被覆材などの従来完全除去が困難であったアスベスト含有吹付材(アスベスト)を順次はつるなどして除去してゆく。このとき、外部隔離エリア23と内部隔離エリア24が密閉されており、また、負圧除塵装置4、21によって負圧状態で保持されるとともに外部隔離エリア23内と内部隔離エリア24内に飛散したアスベスト(アスベストを含む粉塵)が集塵される。このため、アスベストが外部に飛散することがない。なお、カーテンウォール15を取り外すとともに外部隔離エリア23と内部隔離エリア24が連通することになるが、内郭体2と間仕切り20にそれぞれ繋げて設けた負圧除塵装置4、21によって、連通した外部隔離エリア23と内部隔離エリア24が負圧状態で保持される。
また、所定階に設置した建物改修/解体用装置Aは、外郭体1が建物Tの外周部T1に沿って環状に形成されているため(建物Tの四周を囲むように形成されているため)、風圧などの影響を受けにくく、安定した状態で設置される。さらに、風圧などの影響で外郭体1に揺れなどが生じた場合であっても、内郭体2の一側部2aと他側部2bの間に介装した伸縮追随用部材13によって、一側部2aと他側部2bが相対移動可能とされているため、この伸縮追随用部材13が伸縮して揺れなどが吸収される。これにより、例えばシート状部材3の破断などが防止され、確実に内郭体2とシート状部材3で形成された外部隔離エリア23(ひいては内部隔離エリア24)の密閉状態が保持される。よって、さらに確実にアスベストの外部への飛散が防止されることになる。
そして、建物Tから取り外してアスベストを除去したカーテンウォール15を外部隔離エリア23で清浄化し、また、外部隔離エリア23でアスベストを(アスベスト含有廃材)を収集して梱包する。このとき、清浄化の際に使用した水は、集排水装置6の集水タンク6aに内郭体2の底部から集水され、適宜送水ポンプ6bを駆動して外部に排出する。また、清浄化したカーテンウォール15と梱包したアスベストを、セキュリティーボックス5(21)を通じて内郭体2から外に出し、キャスター付き台車を用いるなどして搬送する。これとともに、外郭体1に設けられた開閉扉1dを開き、揚重機9で清浄化したカーテンウォール15と梱包したアスベストを地上Gに降ろして、作業ヤード17に搬入する。
また、本実施形態では、カーテンウォール15やアスベストを内郭体2から外に出す際、さらにカーテンウォール15やアスベストの撤去時に、セキュリティーボックス5、22を通じて、清浄化したカーテンウォール15や梱包したアスベストの搬送、作業者の出入りが行われる。このため、外郭体1の内部や建物Tの内側T3、ひいては建物改修/解体用装置Aや建物Tの外部にアスベストが飛散(漏洩)することが確実に防止される。
また、カーテンウォール15とアスベストの撤去を完了した段階で、新しいカーテンウォール15を設置したり、カーテンウォール15の裏面吹き付け材、鉄骨梁の耐火被覆材、層間塞ぎ材、ファスナー被覆材などとしてアスベストを含有していない吹付材等、例えばロックウール吹付材、ロックウールシート、耐火塗料等を使用して改修を行う。このとき、省エネ機能を有するカーテンウォール15を用いたり、耐震改修や設備改修を合わせて行うようにしてもよく、このようにすることで、アスベストの除去(カーテンウォール15の改修)と同時に、建物Tの高機能化(高耐震化、省エネルギー化など)を図ることも可能になる。ここで、ペリカウンターを利用したファンコイルユニットなどではユニット内の外壁側断熱としてアスベスト含有吹付材(石綿吹付け)が利用されている場合もあり、劣化状況にもよるがファンコイルユニットの送風にアスベストが混ざるおそれも考えられる。このため、このような設備の改修もカーテンウォール15の改修と同時に行うことが望ましい。
また、伸縮部材14を縮長させるとともにシート状部材3を取り除き、内郭体を移動して、順次建物改修/解体用装置Aを設置した所定階(同一階)の他のカーテンウォール15とアスベストの除去作業を行う際に、本実施形態では、外郭体1の床部1bにガイドレール8が敷設されているため、内郭体2の移動が容易に行える。これにより、所定階の外周部T1に設置された複数のカーテンウォール及びアスベストの除去作業が容易に行える。また、このとき、シート状部材3は、アスベストの飛散を防止する観点から使い捨てる方がよい場合もあるが、内郭体2は確実に転用することができる。
さらに、このように同一階のカーテンウォール15の改修を終えた段階で、クレーン10によって新たにカーテンウォール15の改修及びアスベストの除去作業を行う階に建物改修/解体用装置Aを移動し、上記と同様に作業を行う。また、順次、クレーン10によって例えば上階から下階に建物改修/解体用装置Aを移動させながら、カーテンウォール15の改修及びアスベストの除去作業等を行ってゆく。
したがって、本実施形態の建物改修/解体用装置A及び建物の改修/解体方法によれば、カーテンウォール15の改修を行う際に、内郭体2とシート状部材3で囲まれて密閉された外部隔離エリア23を形成することができ、負圧除塵装置4で内郭体2の内部空気を吸引することにより、この外部隔離エリア23を負圧状態にすることができる。このため、外部隔離エリア23からカーテンウォール15を取り外し、従来完全に除去することが困難であった建物Tの外周部T1側に使用されたアスベストを、外部に飛散することを確実に防止して除去することが可能になる。また、建物改修/解体用装置Aを上下方向に移動するなどして、確実にアスベストの飛散を防止しながら別のカーテンウォール15とアスベストを撤去してゆくことにより、確実にアスベストの飛散を防止しながらカーテンウォール15の改修を行うことが可能になる。
また、この建物改修/解体用装置Aを用いてカーテンウォール15の改修を行う際に、省エネ機能を有する新たなカーテンウォール15を設置するようにしたり、カーテンウォール15の改修と同時に、耐震改修や設備改修を行うことが可能である。このため、カーテンウォール15の改修と同時に、建物改修/解体用装置Aを用いて建物Tの耐震化や省エネルギー化などを図ることも可能である。
さらに、本実施形態の建物改修/解体用装置A及び建物の改修/解体方法においては、外郭体1が建物Tを囲繞するように環状に形成されているため、外郭体1(建物改修/解体用装置A)が風圧などの影響を受けにくくなり、安定した状態で建物Tの所定階に設置することが可能になる。
また、外郭体1の内部に設けられて外部隔離エリア23を形成する内郭体2が、一側部2aと他側部2bの間に伸縮追随用部材13を介装して伸縮可能に形成されているため、風圧などの影響を受けて外郭体1に揺れなどが生じた場合であっても、伸縮追随用部材13が伸縮して揺れなどを吸収することが可能になる。これにより、例えばシート状部材3の破断などを防止でき、確実に内郭体2とシート状部材3で形成された外部隔離エリア23の密閉状態を保持することが可能になる。よって、より確実にアスベストが外部に飛散することを防止できる。
さらに、建物改修/解体用装置Aを建物Tの所定階の外側に設置した状態で、ガイドレール8によって内郭体2を外周部T1に沿って容易に移動させることができる。これにより、所定階の外周部T1に設置した複数のカーテンウォール15(及びアスベスト)を順次容易に撤去することが可能になる。
また、内郭体2に伸縮部材14が設けられているため、建物改修/解体用装置Aを建物Tの所定階の外側に設置するとともに内郭体2の端部2c側に一端を固着して取り付けたシート状部材3を、伸縮部材14を伸長することによって容易に内郭体2の端部2cと建物Tの外周部T1の間の隙間を塞ぐように配設することが可能になる。
さらに、更衣室5a、洗浄室5b、前室5cを備えたセキュリティーボックス5を内郭体2に繋げて設け、このセキュリティーボックス5を通じて作業者などが内郭体2の内部(外部隔離エリア23)に対して出入りすることで、より確実に外郭体5の内部ひいては建物改修/解体用装置Aの外部にアスベストが飛散することを防止できる。
また、建物Tの内部に間仕切り20を設け、所定階のカーテンウォール15を挟んで外部隔離エリア23と対向する位置に内部隔離エリア24が形成されるため、建物Tの内側T3にアスベストが飛散することも確実に防止できる。
さらに、間仕切り20に繋げて設けた負圧除塵装置21によって、内部隔離エリア24を確実に負圧状態にすることができ、また、内部隔離エリア24内に飛散したアスベストを確実に回収することができる。これにより、より確実に建物Tの内側T3にアスベストが飛散することを防止できる。さらに、間仕切り20に繋げてセキュリティーボックス22を設けることによって、このセキュリティーボックス22を通じて作業者などが内部隔離エリア24に対して出入りすることができ、さらに確実に建物Tの内側T3にアスベストが飛散することを防止できる。
以上、本発明に係る建物改修/解体用装置及び建物の改修/解体方法の一実施形態について説明したが、本発明は上記の一実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、本実施形態では、建物改修/解体用装置Aの外郭体1が建物Tの外周部T1を囲繞するように(建物Tの四周を囲むように)環状に形成されているものとしたが、建物Tの一部の外周部T1を覆うように外郭体1(建物改修/解体用装置A)を形成してもよい。この場合には、建物Tのコーナー部等に仮設固定支持させるようにしたり、建物Tのゴンドラレールから支持力を得るなどすることで、風圧などの影響を受けないようにし、安定した状態で建物改修/解体用装置Aを設置することが可能である。
また、本実施形態では、上階から下階に向けて順次カーテンウォール15及びアスベストを撤去して改修を行うように説明を行ったが、勿論、本発明に係る建物改修/解体用装置及び建物の改修/解体方法は、建物Tの局所的な改修に適用してもよい。
さらに、本実施形態では、外部隔離エリア23(及び内部隔離エリア24)内でアスベストの除去を行うように説明を行ったが、例えばカーテンウォール15を取り外すとともに外郭体1の内部でアスベストが飛散しないように梱包し、作業ヤード17に搬送した段階でアスベストを除去するようにしてもよい。
また、本実施形態では、建物改修/解体用装置Aを用い、建物Tの改修(カーテンウォール15の改修)を行うものとして説明を行ったが、本発明に係る建物改修/解体用装置Aは、建物Tを解体する際に用いてもよい。すなわち、上階から下階に向けて建物Tの架構などを順次解体する際に、本発明に係る建物改修/解体用装置Aを用いて上階から下階のカーテンウォール15及びアスベストを順次撤去してゆくようにしてもよい。この場合においても、本実施形態と同様に、アスベストが外部に飛散することを確実に防止して、建物Tの解体作業を行うことが可能である。また、このとき、例えば外郭体1の屋根部1aを、建物Tの最上部T2を覆うように形成し、この屋根部1aにH形鋼などの搬送用ガイドレールを取り付けて、建物Tの架構などを解体した内部解体材を建物改修/解体用装置Aに搬送し、揚重機9によって地上Gに搬出するようにしてもよい。そして、このように外郭体1の屋根部1aを、建物Tの最上部T2を覆うように形成した場合には、天候に左右されることなく解体作業を行うことが可能になり、全天候型解体工法として適用することも可能になる。
さらに、本実施形態では、建物Tの最上部T2に設置したクレーン10で建物改修/解体用装置Aを所定階に設置するものとして説明を行ったが、図4に示すように、建物Tの外側に立設した支柱25で昇降可能に建物改修/解体用装置Aを支持するようにしてもよい。この場合には、クレーン10で吊り下げ支持する場合と比較し、建物改修/解体用装置Aを確実に安定した状態で支持することができ、風圧などの影響を受けにくくすることができる。また、支柱25が建物Tの最上部T2まで組み上がるまで建物Tを使用することができ、建物Tの使用者などが工事に伴って退去する期間を短くすることができる。これにより、改修/解体に伴う建物Tのオーナーなどに対する経済的負担を、例えばスクラップアンドビルドなどと比較して軽減させることが可能になる。
1 外郭体
1a 屋根部
1b 床部
1c 側壁部
1d 開閉扉
2 内郭体
2a 一側部
2b 他側部
2c 端部
3 シート状部材
4 負圧除塵装置
5 セキュリティーボックス
5a 更衣室
5b 洗浄室
5c 前室
6 集排水装置
6a 集水タンク
6b 送水ポンプ
7 外郭体の開口部
8 ガイドレール
9 揚重機
10 クレーン
11 内郭体の開口部
13 伸縮追随用部材
14 伸縮部材
15 カーテンウォール
16 仮設スラブ
17 作業ヤード
20 間仕切り
21 負圧除塵装置
22 セキュリティーボックス
22a 更衣室
22b 洗浄室
22c 前室
23 外部隔離エリア
24 内部隔離エリア
25 支柱
A 建物改修/解体用装置
H1 建物の最大階高(階高)
H2 内郭体の高さ
T 建物
T1 外周部
T2 最上部
T3 建物の内側

Claims (8)

  1. カーテンウォールを含む外周部側にアスベスト含有材を使用して構築された建物を改修あるいは解体するための建物改修/解体用装置であって、
    一側に開口部、上方に屋根部、下方に床部、他側に側壁部を備えて形成され、前記開口部が前記外周部に対向するように前記建物の外側に設置される外郭体と、
    一側に開口部を備えて箱状に形成されるとともに前記建物の最大階高よりも大きな高さを備えて形成され、前記外郭体の内部に互いの開口部を同方向に向けて配設された内郭体と、
    前記内郭体の開口部を形成する端部側に一端が固着され、前記内郭体を前記建物の外周部の所定位置に配置した状態で、前記内郭体の端部と前記外周部の間の隙間を塞ぐように配設されるシート状部材と、
    前記内郭体の内部空気を吸引する負圧除塵装置とを備えて構成されていることを特徴とする建物改修/解体用装置。
  2. 請求項1記載の建物改修/解体用装置において、
    前記外郭体が前記建物を囲繞するように環状に形成されていることを特徴とする建物改修/解体用装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の建物改修/解体用装置において、
    前記内郭体が、該内郭体の開口部側の一側部と他側部との間に伸縮追随用部材を介装して形成されていることを特徴とする建物改修/解体用装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の建物改修/解体用装置において、
    前記外郭体に、前記内郭体を前記建物の外周部に沿って移動させるためのガイドレールが設けられていることを特徴とする建物改修/解体用装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の建物改修/解体用装置において、
    前記内郭体に、伸長するとともに前記開口部を形成する端部から外側に向けて突出して前記シート状部材を支持する伸縮部材が設けられていることを特徴とする建物改修/解体用装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の建物改修/解体用装置において、
    前記外郭体の内部にアスベストが飛散することを防止するためのセキュリティーボックスが前記内郭体に繋げて設けられていることを特徴とする建物改修/解体用装置。
  7. カーテンウォールを含む外周部側にアスベスト含有材を使用して構築された建物を改修あるいは解体する方法であって、
    請求項1から請求項6のいずれかに記載の建物改修/解体用装置を、前記外郭体の開口部が前記建物の所定階の外周部に対向するように設置して、前記建物の所定階の外側に前記内郭体と前記シート部材で囲まれた外部隔離エリアを形成し、
    前記建物の所定階の内部に前記外周部側と内側を区画する間仕切りを設置して、前記外周部側に内部隔離エリアを形成し、
    前記内郭体の内部空気を前記負圧除塵装置で吸引するとともに前記外部隔離エリアを負圧状態にして、前記カーテンウォール及び前記アスベスト含有材を撤去するようにしたことを特徴とする建物の改修/解体方法。
  8. 請求項7記載の建物の改修/解体方法において、
    前記間仕切りを設置するとともに、前記内部隔離エリアの内部空気を吸引して該内部隔離エリアを負圧状態にする負圧除塵装置と、前記内部隔離エリアから前記建物の内側にアスベストが飛散することを防止するためのセキュリティーボックスとを前記間仕切りに繋げて設置するようにしたことを特徴とする建物の改修/解体方法。
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