JP2007107359A - アスベスト除去方法及びアスベスト除去装置ユニット - Google Patents

アスベスト除去方法及びアスベスト除去装置ユニット Download PDF

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Abstract

【課題】アスベスト除去時の空調換気処理方法やアスベスト搬出時の不具合等に起因するアスベスト危害を防ぐアスベスト除去ユニットによる除去システムを提供する。
【解決手段】アスベスト除去システムは、アスベストを除去する区域A、放水式除去装置を操作する区域B、除去材を回収する回収区域Cの3区域に分けて作業を行い、B区域で作業員が放水装置を操作してA区域のアスベストを除去する。除去材は回収区域で収納袋付きパレットへ収納され、湿潤アスベスト状態でユニット外部の収納容器へ回収、外部搬出処理され、湿潤状況での密閉式回収処理により、作業員の安全性を確保する。
【選択図】図2

Description

本発明は建物構造部等に既付着のアスベスト除去時での作業員と第三者への危害防止対策として、除去区域、放水装置の操作区域そして除去スベストの回収区域の3区域に区画、隔離された安全な操作区域から作業員が放水設備を初めとする複数の除去装置と回収装置とを備えた湿式アスベスト除去システムを使用し、付着アスベスト材を除去区域にて除去し回収区域を経て回収容器に安全収納する方法に関するものである。
吹付アスベストの除去作業の方法並びに手順は、石綿障害予防規則(厚生労働省)によって厳密な規制の基に現在施工されております。従来の方法は ▲1▼作業場の隔離→▲2▼湿潤化→▲3▼手作業による剥離作業→▲4▼床落下アスベストの手作業による集積→▲5▼手作業による袋詰(収納)の手順で除去並びに回収作業が進められています。
この作業には作業員への危害防止策として、保護具(防塵マスク、保護衣)使用が義務付けられています。そして、第三者への危害防止策として作業場の隔離、作業場の気圧の不圧化など、作業場の外へアスベストが漏れぬ様な設備面での厳しい環境管理への施策が必要とされています。
しかし、従来の方法では▲1▼作業場からの空調排気などに起因するアスベストの漏洩による外部の空気汚染、▲2▼作業員や資材、回収材搬入・出時の作業場からのアスベストの漏洩による外部の空気汚染、▲3▼隔離用資材の撤去・移動に伴う外部環境へのアスベストの汚染など、作業場の外部環境や第三者への汚染対策が不十分な状況が現状である。
除去作業時、作業員へのアスベストの危害防止策として、保護具(防塵マスク、保護衣)使用が義務付けられています。しかし、除去作業は足場上での手作業が主な方法であり、非効率的・非能率的な、危険性の高い作業が現況であります。
作業員が隔離された作業場から外部へ移動するには、アスベストの汚染防止対策上保護具の洗浄など汚染防止の管理が重要です。出場の場合、保護具は洗浄室等にて数種の洗浄手順を経て処理した後、専用の汚染物収納容器に収納し、法に基づいて搬出し処理されます。再度入場する場合、アスベスト汚染の無い新たな保護具で入場することが義務であります。作業員は保護具脱衣後、非汚染室にて着替え、出場通路にて出場することが決められています。すなわち、一方通行方式の入退場管理の非効率的状況が現状です。休憩は汚染作業場内の隔離された休憩室にて行われますが、汚染の危険性ある除去区域環境下での休憩が現状です。
除去作業後、床面に飛散した湿潤化アスベストは手作業にて集積、袋詰(収納)されます。しかし、除去されたアスベストは作業場内に飛散し、保護具、除去具、足場材や隔離壁へ付着する可能性が高く、その上、袋詰用の袋にも付着する可能性が高いため、作業者だけでなく第三者への危害防止対策上も問題がある工法と言えます。外部環境への汚染防止対策として不十分な状況が現状と言えます。
除去されたアスベストの処理についても、産業廃棄物と同様、不法投棄の問題が提議され問題となっております。アスベストはダイオキシンなどと異なり、空中に飛散しなければ危害が発生しにくい鉱物であります。
土中埋設がなされれば他の廃棄物より危害発生が見えにくく、不法埋設投棄が発見できない特性を有します。資源化で見た場合も、従来の方法では異物が同時に収集されるため、アスベストの資源化は難しい状況であります。本発明の場合、水圧によって除去し、水によって撹拌、移送されるため異物混入は少なく、湿潤アスベスト状態袋詰のまま、管理番号化された容器に収納、コンピュター元管理できるので埋設処理も、資源化としても、確実な行き先管理が可能であり、従来の方法による不法投棄の防止が可能な方法といえます。
ラス金網、鋼棒製溶接金網やメタルラス金網などの下地材、下地取り付け用金物などと併用施工されたアスベスト吹付け耐火被覆材、断熱材、防音材などは、技術的にも完全除去が難しい状況にあります。
以上の要因によって従来の技術は、「除去・処分」の価格としては高コストであり、その上作業員、第三者へのアスベスト危害発生対策や除去廃棄物の処分方法についても高リスクな方法といえます。
課題を解決しようとする課題
従来の方法での問題点である、▲1▼除去作業時、作業用空調換気の不具合に起因する排気アスベストの漏洩による外部環境汚染▲2▼除去・回収時、作業員や回収材などの搬出に起因するアスベストの漏洩による外部環境汚染▲3▼足場材、隔離用資材などの撤去・移動・搬出に伴う外部環境汚染▲4▼除去作業時、作業員本人へのアスベスト汚染危害の4点が解決すべき課題である。
課題を解決するための手段
本発明は上記のような従来の問題点を解消できるアスベストの除去方法を提供することを目的とするものであって、請求項1に記載の本発明の構成を後述する実施形態の参照符号を付して示すと、アスベストを除去するため密閉隔壁区画された除去区域▲1▼内で、建物部材に施工され現在付着状況のアスベスト吹付材を作業員が放水装置を操作する操作作業区域▲2▼で、高圧から噴霧まで数種の水圧性能並びに上下、起伏、回転の3性能を併せ持つ放水設備など複数の除去装置▲3▼を操作して既アスベスト吹付材を除去します。除去されたアスベスト材は撹拌装置付き回収槽▲4▼で撹拌、落下調整弁付き回収筒▲5▼を経て引出し方式回収袋付きパレット▲6▼へ落下収納される。収納されたアスベストはバイブレータ振動機▲7▼にて振動脱水、濾過板▲8▼を介して脱水され、湿潤アスベストとして▲9▼引き出し用ブースを経て、本発明ユニットの外部▲40▼へ引き出し、同所において固有管理番号が記録された湿潤アスベスト収納容器▲41▼へ回収袋のまま複数収納されます。濾過板▲8▼で脱水されたアスベスト汚染水は排水菅▲10▼を経て汚染水処理槽▲11▼へ送水されます。
アスベスト汚染水は処理槽▲11▼で複数の濾過フィルター▲42▼を経て沈殿並びに濾過処理される。処理済の水は再度循環利用するため、貯水槽▲43▼へ送られ再利用されます。
除去区域、操作作業区域、回収処理区域が隔壁区画され、除去アスベスト材は湿潤状態で配管回収経路を経て回収容器に送られ処理する密閉処理化方式で、作業員が危険区域に身を曝さず危害防止が図れる点が課題解決手段の特徴です。
ラス金網、鋼棒製溶接金網やメタルラス金網などの下地材、下地取り付け用金物などと併用施工されたアスベスト吹付け材の除去において、高リスク・高コストの従来方式では完全除去が難しいと言われています。本発明の圧力水によるアスベスト材の除去方式は、下地材からの切り取り・剥ぎ取り・洗浄が容易であり完全除去が出来ます。その上、完全除去によってアスベスト危害発生の無い環境での火気使用による下地材撤去も容易である点が特徴であります。
請求項2に記載の本発明は、建物の屋根版、床版、梁、壁、筋交などの既存アスベスト取り合い部を作業区画する際、仕切用の刃を挿入し区画化するための可動性能を有する刃先並びに刃先を仕込んだパネルで構成されるアスベスト仕切装置▲20▼であります。これは、▲1▼除去室とユニット外部を区分けして、ユニット外部の既設アスベスト部への除去作業放水時のユニット外部への影響防止対策を目的とした装置で、外壁パネルに組み込まれた部位▲20▼、取り合い個別パネル▲21▼、止水付属材との併用構成で水密・気密性を発揮するのが特徴です。
ユニット本体は解体並びに手運搬が可能な重量の複数の装置並びに各部材、部品によって構成されます。構造は軽量化された柱、梁などの軸組と軽量鋼板、FRP製などのパネル部材の壁版▲12▼、▲13▼並びに床版▲14▼によって構成されます。
請求項2に記載の本発明は、予め工業生産部品化され手運搬可能な上記の複数の部材類並びに装置類を作業現場において組み立てられ構成されたユニットで、組み立て後の性能はアスベストを除去する区域▲1▼、放水装置を操作する区域▲2▼、そして除去アスベスト材の回収区域▲6▼〜▲9▼の3区域によって構成される。防水・気密性能を有した3区域の区画化によって、除去装置を操作する作業員への危害防止と第三者への危害防止が図られる事が特徴である。
請求項4に記載の本発明は、高圧から噴霧まで数種の水圧性能を有する放水装置。この装置が手動又は動力によって、回転性能と上下スライド性能並びに前後起伏性能を併せ持つ放水設備▲3▼であります。作業員が放水装置を操作し、監視窓▲17▼、▲18▼を通し、アスベスト除去対象部位を確認しながら放水口をアスベスト除去部位近くまで操作します。対象部付近でアスベストの剥離・洗浄除去ができる事が特徴です。放水装置が対角線上の4点の位置にあり、梁や器具などの突起物や遮蔽物に付着したアスベスト材の除去対策も可能であります。その上、複数人での作業が出来るので、作業員相互の情報交換によって見落とし部位の確認が確実に出来ます。放水装置▲3▼の故障など除去区域▲1▼での作業が必要な場合は、監視窓▲17▼付属の点検窓▲18▼にて行います。その際、除去区域周囲の壁に備え付けられた清掃用放水装置▲19▼による確実な清掃と除去区域内の湿潤化が必要です。
除去されたアスベスト材は撹拌装置付き回収槽▲4▼で撹拌し、落下調整弁付き回収筒▲5▼を経て、引出し方式回収袋付きパレット▲6▼へ収納される。収納された液状化アスベストはバイブレータ振動機▲7▼にて振動凝縮され、湿潤アスベストと濾過版▲8▼を経て脱水された汚染水とに分離される。湿潤アスベストは引き出用ブース▲9▼を経て本発明ユニットの外部▲40▼へ引き出し、同所において固有管理番号が記録された湿潤アスベスト収納容器▲41▼へ濾過機能付収納袋▲50▼ごと収納されます。
請求項5に記載の本発明は、収納袋と濾過板を有する引出方式パレットと、そのパレットを振動脱水する装置並びにパレット引き出し装置によって湿潤状態でアスベストを回収し収納袋ごと収納容器へ収納処理できる事を特徴とする。
請求項6に記載の本発明はアスベストに汚染された水を処理し、再利用水の回収を目的とした装置である。アスベスト除去に使用し、濾過板▲8▼にて回収されたアスベストに汚染された使用水が配管経路▲10▼を経て処理槽▲11▼へ排水される。処理槽は複数の沈殿槽と複数の濾過フルター▲42▼にて構成。沈殿槽と濾過板で未除去のアスベストの回収と再利用するための循環水の回収が行われる。
請求項7に記載の本発明は外部から直接操作区域▲2▼に進入し、装置を操作する作業員が除去アスベストに汚染されない空調性能と防水性能を有する操作室ユニットであります。アスベスト汚染度の低い作業区域から隔壁区画し、外部から直接操作区域に進入するための通路▲16▼として、壁、屋根は伸縮性と気密性能を有する組立式パネル▲27▼、軽量化鋼製部材の柱▲46▼、梁などを軸組とし、作業員はユニットの壁に設けられた、扉▲26▼から出入りする。自由に外部から直接操作区域に出入できることによって、保護具(防塵マスク・保護衣)の洗浄、汚染保護具処分、空調汚染などの管理が不要となり、安全で確実な汚染防止対策が出来ることが特徴である。
請求項8に記載の本発明は湿潤アスベスト状態の収納袋▲50▼のまま管理番号化された収納容器▲41▼に収納しコンピュタの一元管理できるので、埋設処理も資源化としても確実な行き先管理が可能であり、従来の方法による不法投棄の防止が可能な方法といえます。アスベストは空中に飛散しなければ危害が発生しない鉱物であります。湿潤状態でアスベストを濾過機能付収納袋▲50▼に回収し、収納袋ごと収納容器へ収納処理するので飛散危害発生の可能性が少ない回収処理方法といえる。
高圧から噴霧まで数種の水圧性能を有する放水装置と除去材回収装置は水を使用するため作業床面は水平状況が望ましく、アスベスト除去範囲を移動する必要性から、車輪などによる水平移動能力が要求されます。床版上でも空中架台上でも、手動もしくは動力によって、車輪▲22▼による水平移動と上下に伸縮する能力を持つアウトリガー▲23▼によって、当該ユニット装置全体を水平姿勢制御と水平移動を行う。
請求項9に記載の本発明は基本ユニットと接続部ユニットを複数連結し組み合わせれば、体育館・工場など、長大スパンや高所部分を有し、地盤床面からの作業に無理がある建築構造物の小屋組部などに施工されたアスベスト吹付け材の除去作業において、従来技術的に難しいとされた吊足場上での密閉処理化方式による除去・回収方法が容易になり、第三者へのアスベスト汚染発生による危害防止にも寄与できる方法といえる。
発明の効果
従来の技術としてのアスベストの除去作業は、作業場の隔離→湿潤化→手作業による剥離作業→床へアスベスト落下→手作業による集積→袋詰(収納)の手順で、法に基づく除去回収作業が進められています。
この作業には作業員への危害防止策として、保護具(防塵マスク、保護衣)使用が義務付けられています。そして、第三者への危害防止策として作業場の隔離、作業場の気圧の不圧化など、作業場の外へアスベストが漏れぬ様な設備面での厳しい環境管理への施策が必要とされています。しかし、除去作業は不安定な足場上での手作業が主な方法であり、除去されたアスベストは作業場内に飛散し、保護具、除去具、足場材や隔離壁へ付着する可能性が高く、保護具などの洗浄管理、外部環境への汚染などの防止対策として、非効率的・非能率的で不十分な状況が現況であります。
本発明は同上の危害防止対策として、作業場の隔壁隔離施策後、本発明のアスベスト除去装置ユニットを組み立て、除去区域、放水装置の操作区域そして除去アスベストの回収区域の3区域に隔壁区画します。安全区画された操作区域から作業員が放水設備を初めとする複数の除去装置と回収装置とを備えた湿式アスベスト除去システムにより、付着アスベスト材を除去並びに回収する方法で、従来の方法での、▲1▼作業場からの空調排気などに起因するアスベストの漏洩による外部の空気汚染、▲2▼作業員や資材、回収材搬入・出時の作業場からのアスベストの漏洩による外部の空気汚染、▲3▼隔離用資材の撤去・移動に伴う外部環境へのアスベストの汚染▲4▼除去作業時、作業員本人へのアスベスト汚染危害防止対策に効果的で期待できる方法と言える。
除去されたアスベストの処理についても、産業廃棄物と同様、不法投棄の問題が提議され、問題となっております。アスベストはダイオキシンなどと異なり、空中に飛散しなければ危害が発生しない鉱物であります。土中埋設の場合、他の廃棄物より危害発生が見えにくく、不法埋設投棄が発見できない特性を有します。本発明の場合、除去アスベストは湿潤状況のまま、配管経路による移送のため、床面に既存する異物混入は少なく、湿潤アスベスト状態袋詰のまま、管理番号化された容器に収納、コンピュタ−による一元管理ができるので確実な行き先管理が可能であり、不法投棄の防止が可能な方法といえる。
ラス金網、鋼棒製溶接金網やメタルラス金網などの下地材、下地取り付け用金物などと併用施工された、アスベスト吹付け耐火被覆材や断熱材や防音材などは、技術的にも完全除去が難しい状況にあります。しかし、本発明の場合、高圧から噴霧まで数種の水圧性能を有し、手動並びに動力によって360度の回転性能、上下スライド性能並びに前後90度以上の起伏性能などを併せ持つ放水設備によって、安全な剥離・洗浄作業による完全除去が可能である。
本発明のアスベスト除去装置ユニットを複数接続し、走行クレーン、高所作業車などの機械設備と組み合わせることによって、体育館、公会堂や工場などに代表される高所位置構造部や長大柱間スパン構造体など、技術的に困難で工事中のアスベスト危害発生の危険性が高いと思われる構造体の安全な剥離・洗浄作業によるアスベストの完全除去が可能である。
本発明のアスベスト除去装置ユニットによる除去方法は従来の技術に比べ、作業員への作業危険度の低下、作業の機械化と工期短縮、装置ユニットの工業生産化、プレハブ部材による汎用性と共通化などによる除去費用の圧縮軽減化ができ、「除去・処分」の価格としては大幅な低コストが期待でき、作業員や第三者へのアスベスト危害発生対策や除去廃棄物の処分方法についても低リスクで安全性の高い方法といえる。
従来の方法では廃棄物として処分され、不法投棄の悪者として扱われているアスベストは近代産業界の基幹材料でもあります。現在でも幅広い用途と有効性を持った資源であります。
本発明の場合、除去アスベストは湿潤状況のまま配管経路による移送のため、床面に既存する異物混入は無く、洗浄された湿潤アスベスト状態袋詰のまま、管理番号化された容器に収納、コンピュタによる一元管理ができるので、資源化としての管理が可能な方法といえる。
以下に本発明の好適実施形態を添付図1並び図5に基づき、本装置ユニット各部位の組み立て手順並びにアスベストの除去方法を説明する。
手順1では作業場の任意の床面上に当該ユニットの下部構造部材を組み立てる。目的とする作業位置まで移動し、複数の伸縮性アウトリガー▲23▼にて水平調整固定後、構造部材▲46▼並びに操作作業室防水床版パネル▲14▼下壁パネル▲12▼並びに切刃付き上壁パネル▲13▼を取り付けます。
手順2ではアスベスト除去区域、放水操作区域そして回収区域を区画する中央部隔壁部材▲13▼を取り付けた後、区域隔離用床パネル▲57▼、操作用窓建具▲17▼,▲18▼施工で水平区画する。区画補助材取付完成後、上部放水設備を設置、動作確認後上壁パネル▲13▼を上下移動調整して所定位置に取り付ける。
手順3では放水操作区域内の放水機器、設備類や回収機器相互間の配管・動力配線の接続作業を行います。
手順4では既設取り合い仕切用の切刃パネル部材▲20▼を上下調整し所定位置に取り付けます。そして部材間取り合い部の隙間処理▲21▼を行い止水し、除去区域の密閉が完了します。同時に作業員通路▲16▼を外部出入口まで延長接続し、操作区域の密閉隔離が完了します。
手順5並びに手順6では除去アスベストの回収機器,機材▲6▼並びにアスベスト除去用水の処理機器▲11▼を設置、配管▲10▼接続します。これによって循環水回収システムとアスベスト除去並びに回収システムが一方向の配管経路によって成り立ちます。しかも、湿潤状態のままアスベストを除去並びに回収でき、除去工事時での作業環境並びに周囲環境へのアスベスト汚染も理論上は皆無となります。しかもアスベスト材の資源化、除去用アスベスト汚染水の循環利用による資源化、湿潤状態での除去アスベスト封仕込め処理とコンピュタ−化による行先記録管理方式で、従来にない安全、安心なアスベスト除去と処理が可能です。
図2にてA:除去区域、B:放水装置操作区域そしてC:除去アスベスト材回収区域の3区域範囲を斜線にて示す。除去されたアスベストが除去区域から回収装置まで、湿潤アスベスト状態のまま配管等の密閉経路によって回収容器へ送るシステムが以下の区域により構成されます。
A:除去区域▲1▼は、手動もしくは動力によって、回転性能と上下スライド性能並びに前後起伏性能を併せ持ち、高圧から噴霧まで数種の水圧性能を有する放水装置▲3▼によりアスベストを除去するための密閉隔離された区域である。
B:放水装置操作区域▲2▼は作業員が除去アスベストに汚染されない空調性能と防水性能を有する密閉隔離された区域であり、高圧から噴霧まで数種の水圧性能を有する放水装置▲3▼を操作する作業員が、外部から直接操作区域に進入し装置を操作できるので、保護具(防塵マスク・保護衣)着用・使用が不要な区域でもあります。
C:除去アスベスト材回収区
除去されたアスベスト材が撹拌装置▲31▼付き回収槽▲4▼、落下調整弁▲29▼付き回収筒▲5▼を経て、引出式回収袋付きパレット▲6▼へと落下収納され、同所に収納されたアスベストはバイブレータ振動機▲7▼にて、濾過板▲8▼を介して一次脱水され、湿潤アスベストとして引き出し用ブース▲9▼を経て本発明ユニットの外部▲40▼へ引き出し、同所において固有管理番号が記録された湿潤アスベスト収納容器▲41▼に収納される。
装置ユニットの各部位の構成と操作手順を図3、図4並びに図6にて説明いたします。密閉・隔離完了後、操作室▲2▼内にて、手動もしくは動力によって作業員が水圧剥離機能を持つ放水装置▲3▼を操作し、建物各部に付着しているアスベストを剥離洗浄機能によって除去し、除去区域▲1▼内の床仕切面へ落下させます。放水装置によって除去されたアスベスト材は撹拌装置▲4▼付き回収槽▲31▼で撹拌、落下調整弁▲29▼付き回収筒▲5▼をへて引出し方式透水性回収袋付きパレット▲6▼へ落下収納される。収納されたアスベストはバイブレータ振動機▲7▼にて振動脱水、濾過板▲8▼、▲30▼を介して脱水され、湿潤アスベストとして排出ゾーン▲9▼を経て本発明ユニットの外部▲28▼へ引き出し、同所において固有管理番号が記録された湿潤アスベスト収納容器▲41▼へ収納されます。汚染危機排除の目的で排出ゾーン▲9▼は電動シャッター▲25▼にて区域を隔離する。
アスベストに汚染された水の処理システムを図7にて説明いたします。
アスベストに汚染された水はフィルター機能を有する濾過板▲8▼と配管▲10▼を経て処理槽▲11▼へ送られます。処理槽▲11▼は複数の沈殿槽と複数の濾過用フルター▲42▼にて構成され、アスベストの回収と循環水の回収が行われ、循環水は貯水槽送り配管▲43▼を経て貯水槽に送られ再利用されます。
図6、図8で放水装置操作区域そして除去アスベスト材回収区域の構成を説明する。放水装置操作区域▲2▼は作業員が除去アスベストに汚染されない空調性能と防水性能を有する密閉隔離された区域であり、部材組立式▲27▼通路▲16▼によって操作要員が扉▲26▼の開閉にて外部から直接操作区域に進入し、装置を操作できるので、保護具(防塵マスク・保護衣)着用・使用が不要な区域でもある。
除去アスベスト材回収区域では、除去されたアスベスト材を引出式回収袋付きパレット▲6▼で湿潤アスベスト状況の収納袋まま、引き出し用ブース▲9▼を経て本発明ユニットの外部▲28▼へ引き出し、同所において固有管理番号が記録された湿潤アスベスト収納容器▲41▼へと収納袋のままで収納される。
アスベスト部材の仕切り手順を図10にて説明する。
除去室▲1▼とユニット外部を隔離してユニット外部との気密性を高め、既設アスベスト部材への放水時の影響を防ぐことを目的とした部材装置で、外壁パネル▲13▼に組み込まれた切刃▲20▼と個別隙間埋用パネル▲21▼とによって水密・気密性を発揮する特徴を有する。施工手順は、ユニット外壁パネル▲13▼に仕込まれた切刃を手掛部材▲56▼にて引き上げ、アスベスト材を貫通させる。次に、個別隙間埋用パネル▲21▼で切刃間の隙間を埋める。除去室▲1▼内部より見切▲55▼間の隙間を見切補助材で防水対策施工する。最後に外部より接着防水テープ材等にて隙間処理し気密性能を確認する。
高圧から噴霧まで数種の水圧性能を有し、手動並びに動力によって回転性能、上下スライド性能並びに起伏性能などを併せ持つ放水設備▲3▼を、手動式を例として図9にて説明する。作業員が上記性能特性を用い当該放水装置を操作して、監視窓▲17▼,▲18▼を通じ、アスベスト除去対象部位を確認しながら、放水口▲32▼をアスベスト除去部位の近くまで手動ハンドル▲52▼で上下操作、▲53▼で回転操作し、対象部位の付近の高さまで調整操作する。▲51▼ハンドルで起伏操作し、水量調整ハンドル▲54▼の操作で先端ノズル▲33▼、湿潤洗浄▲37▼、剥離高圧洗浄▲38▼、の洗浄機能を使い分け付着アスベストを湿潤、剥離、洗浄の手順で除去する。
放水装置が対角の4点の位置にあり、梁や器具などの突起物や遮蔽物に付着したアスベスト材の除去も可能であります。その上、複数人員での作業が出来るので、作業員相互の情報交換によって見落とし部位の確認が確実に出来ます。
放水装置▲3▼の故障など除去区域▲1▼での作業が必要な場合は、監視窓▲17▼付属の点検窓▲18▼にて行います。その際、除去区域周囲の壁に備え付けられた清掃用放水ノズル▲19▼の併用による確実な清掃と除去区域内の湿潤化が必要です。除去用の水は全て別配管の3経路から成り、▲37▼剥離高圧洗浄用途以外は循環水を使用する。
本発明のアスベスト除去用装置ユニットは、既設構造物の床版上でも空中架台上の床版上でも、車輪▲22▼と上下伸縮性能を有するアウトリガー▲23▼によって、除去装置ユニット全体を手動もしくは動力式で水平姿勢制御と水平移動ができます。次の作業区域へ移動する場合、
で行う以下の作業に戻ることが必要とされます。
(ユニット外壁パネル▲13▼に仕込まれた切刃を▲23▼部材にて引き上げ、アスベスト材を貫通させる。次に、個別隙間埋用パネル▲21▼で切刃間の隙間を埋める。除去室▲1▼内部より見切▲55▼間の隙間を補助材で防水施工する。最後に外部より接着テープ材等にて隙間処理し気密性能を確認する。)
本発明のアスベスト除去装置ユニットは複数ユニットとしても作業性能と安全性能に有効であります。特に、体育館・工場など、長大スパンや高所部分を有し、地盤床面からの作業に無理がある建築構造物の小屋組部等に施工されたアスベスト吹付け材の除去作業において、走行クレーンなどを併用し、高所部位や長柱スパンの作業架台上に本発明のユニットを複数連結して使用すれば、除去区域と機械操作作業区域そして回収区域の3区域が隔壁区画され、従来技術的に難しいとされた吊足場等での水平面隔離は不要になり、除去から収納処理に至るアスベストの密閉処理化方式が可能になり、第三者へのアスベスト汚染発生危害の防止にも寄与できる方法といえる。
本発明のアスベスト除去装置ユニットは建物の階高が3.0m〜4.0m程度の場合を想定して部材寸法を設定している。主軸組柱の長さ、下部並びに上部パネルの長さ並びに仕込み切刃長さは
図3
、柱間の間隔は
図4
並びに
図11
に記載。
建物の階高によって下部パネル枚数を増加、基本壁パネルの縦横寸法を一定とし除去区域の区画用床版、建具部と隅部の床版は規格化寸法とし、水切部材や補助材も全て規格寸法とする。機器類はワンタッチ接続並びに設置方式で放水機器、回収機器、処理機器類を設備機器ユニット化し機器類並びに部材類の完全工業化よって、プレハブ方式による生産効率の向上、補修部材補給能力の向上、単一形状の梱包化による運搬能力の合理化、未熟練工による作業性能の向上などが見込まれる。
除去作業から回収処理までの密閉処理化方式によって、アスベストによる作業員への汚染危険度が低下し、作業員が保護具類に頼らずに安全作業が可能で第三者への危害発生防止に有効な方法が実現する。危険手当的な発想が主体の従来のコスト算定方法に比べ大幅なコスト削減が見込まれる。
梱包、運搬に適した軽量規格化された複合部材によって、軸組材や隔壁、扉、隔離床パネルが構成されるユニット本体は、放水機器、回収機器、処理機器類の設備機器ユニット類と容易に組み立て可能なプレハブ方式である。
規格化プレハブ方式は工場生産効率が高く、補修部材の補給にも適し、軽量梱包化による運搬能力の向上、未熟練工の作業が容易など、新産業創生や育成に幅広い可能性が見込まれる。
除去作業から回収処理までの密閉処理化方式によって、汚染危険度が低下し、保護具類に頼らず作業員や第三者への危害発生防止に有効な方法が実現する。
従来の除去方法に比べコストが大幅に低下することによって、工場や大型施設を所有する産業界のコスト負担が減少し財政面での環境が改善され、法人の収益向上や国の税収入向上に寄与する。
従来の方法では廃棄物として処分され、不法投棄の悪者として扱われているアスベストは近代産業界の基幹材料でもあり、現在でも幅広い用途と有効性を持った資源である。本発明の場合、除去アスベストは湿潤状況のまま、配管経路による移送のため、床面に既存する異物混入は無く、洗浄された湿潤アスベスト状態で袋詰のまま、管理番号化された容器に収納、コンピュ−タで一元管理できるので資源化としての管理も可能な方法である。
:本発明方法を実地する場合のアスベスト除去方法システム全体を示す説明図である。 :アスベスト除去装置ユニットの構成を説明する図であって、A図はアスベスト除去区域、B図は放水装置操作区域そしてC図は除去アスベスト材回収区域を示し、A〜C各区域の断面図並びに平面図を示す。 、〔図4〕、〔図5〕:アスベスト除去装置ユニットを構成する各機器類と部材を説明する図であって、〔図3〕は断面図、 はA、B部位での平面図、 側面壁立面図、進入・搬出用部壁立面図の説明図である。 :除去アスベスト材回収システムとシステムを構成する機器類の説明図である。断面図並びに各部位での見下平面図を示す。 :アスベスト除去用に使用し、発生した排水の循環処理システムを構成する機器類の説明図である。A:見下平面図、B、C:断面図を示す。 :放水装置操作区域と外部とを接続する作業員の進入・出場用通路と除去アスベストを収納袋にて搬出容器に詰る作業場所の平面図と立・断面図の説明図である。 :高圧から噴霧まで数種の水圧性能を有し、手動並びに動力によって360度の回転性能、上下スライド性能並びに前後90度以上の起伏性能などを併せ持つ放水設備の説明図である。立面図並びに平面図を示す。 :構造建物の屋根版、床版、梁、壁、筋交など部材を作業区分する際、既存アスベスト部材をカットし区画するための、刃先仕込みパネルで構成される取り合い部アスベスト仕切装置の説明図である。各部の立面図、断面図を示す。 :体育館・工場など、長大スパンや高所部分を有し、地盤床面からの作業に無理がある建築構造物の小屋組部に施工されたアスベスト吹付け材の除去作業において、走行クレーンなどを併用した高所、長スパンの作業架台上に、本発明のユニットを複数連結して使用した場合の説明図である。立・断面図を示す。
符号の説明
1 アスベストを除去する区域 2 放水装置を作業員が操作する区域
3 放水装置 4 撹拌装置付除去アスベスト回収槽
5 落下調整弁付回収筒 6 引き出し方式回収袋付きパレット
7 バイブレータ振動機 8 濾過版
9 引き出し用ブース 10 排水用配管
11 排水処理槽 12 外壁下部パネル
13 外壁上部スライドパネル 14 操作作業室防水床版
15 パレット引き出用ブース容器 16 作業員出入口用通路
17 操作用固定硝子窓 18 操作用開閉硝子窓
19 除去区域清掃用放水ノズル 20 既設アスベスト仕切用仕込刃
21 隙間埋め用パネル 22 水平移動用車輪
23 上下伸縮性アウトリガー 24 避難用採光窓
25 パレット引出用ブース出入口シャッター 26 作業員出入口用扉
27 作業員出入口用通路伸縮壁ユニット 28 パレット引出、風袋取り出しステージ
29 除去アスベスト落下調整弁 30 上部濾過フィルター板
31 撹拌扇 32 洗浄・剥離用放水口
33 洗浄用放水口 34 放水装置起伏装置
35 上下伸縮装置 36 放水装置部の回転装置固定筒
37 剥離・除去用、高圧洗浄用ノズル 38 中圧洗浄用ノズル
39 配管接続・固定用金具 40 風袋取出容器収納区域
41 湿潤アスベスト収納容器 42 脱着式濾過フィルター
43 貯水槽送り配管 44 パレット引き出用レール
45 木綿製収納袋 46 ユニット軸組(柱) 47 脱着式濾過フィルター
48 木綿製濾過フィルター 49 麻製濾過フィルター
50 濾過機能付収納袋 51 放水装置起伏装置用操作ハンドル
52 上下伸縮装置用操作ハンドル 53 放水装置部の回転装置用操作ハンドル
54 剥離・除去用、高圧洗浄水栓用操作 55 除去室防水・水切目的用材
56 外壁上部スライドパネル操作用手掛部材 57 区域隔離用床パネル

Claims (9)

  1. アスベスト除去並びに回収方法で危害発生防止策の課題として、
    ▲1▼除去区域と操作作業区域そして除去物の回収処理区域の3区域を隔壁区画する。
    ▲2▼構造物の部位に付着状況のアスベスト吹付材を除去する目的として、数種の水圧性能と上下、起伏、回転能力を有する放水装置を用いて作業の機械化を図る。
    ▲3▼除去材は湿潤状態で配管回収経路を経て回収容器に送られ処理する密閉処理化方式する等を設定。
    危険区域での作業の無人化、保護具類に頼らない安全な作業環境の創造、除去材の密閉収納による回収化を実現し、複数の規格化部材と器具類のプレハブ組立式の装置ユニットを使用した、アスベストの除去並びに回収する方法。
  2. 本発明の装置ユニットは梱包と運搬に適し軽量規格化された複合部材によって、軸組材や隔壁、扉、隔離床パネルによって構成される。
    ユニット本体は放水装置、回収装置、処理装置類の設備機器ユニット類が容易に組み込み可能なプレハブ方式であり、作業現場において組み立て並びに解体が容易で手運搬が可能な複数の装置並びに各部材によって構成される。組み立て後の性能は、除去区域と操作作業区域そして除去物の回収処理区域の3区域を隔壁区画し、安全区域である操作作業区域で装置類を操作する作業員へのアスベスト危害防止が図れる。
  3. 除去区域を区画する際アスベスト部位を仕切るために、手動又は動力にてスライド動作が可能な切刃組込み式隔壁パネルで構成されるアスベストの仕切装置
  4. 高圧から噴霧まで数種の水圧性能を持つ放水装置が、手動もしくは動力式で上下、起伏、回転の性能を併せ持つ、放水剥離方式によるアスベスト除去装置。
  5. 除去されたアスベスト材は除去区域から回収装置類を経て回収袋収納容器まで、湿潤アスベスト状態のまま配管等の密閉経路によって回収袋収納容器へ送ることが出来る装置。
  6. 除去に使用しアスベストに汚染された使用水を、複数の濾過フィルター器具類によってアスベストを回収し、循環再使用を目的とした水処理装置。
  7. 操作作業区域で装置を操作する作業員が除去作業時にアスベストに汚染されない事を目的として、外部から直接に操作区域に出入りできる目的の組み立て可変式通路設備ユニット。
  8. 資源化並びに廃棄物の完全処分化を目的としたアスベスト収納容器の処分先又は保管先の電算機による一元的管理方法。
  9. 長大柱間スパンや高所作業部位でアスベストの除去作業時を行う場合
    本発明、複数の基本ユニットと接続部用ユニットの組み合わせによるアスベスト危害発生防止対策を目的とした作業方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008308914A (ja) * 2007-06-15 2008-12-25 Shimizu Corp 作業ユニット
JP2020099855A (ja) * 2018-12-20 2020-07-02 小倉商事株式会社 有害廃棄物の回収方法、再利用材の回収方法及び有害廃棄物回収システム
JP7138386B1 (ja) * 2022-04-21 2022-09-16 株式会社アスマップ アスベスト飛散防止作業システム及びそれを用いたアスベスト除去方法

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