JP5691436B2 - 仕切り壁、仕切り壁の設置方法、及び、付着物の処理方法 - Google Patents
仕切り壁、仕切り壁の設置方法、及び、付着物の処理方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5691436B2 JP5691436B2 JP2010261789A JP2010261789A JP5691436B2 JP 5691436 B2 JP5691436 B2 JP 5691436B2 JP 2010261789 A JP2010261789 A JP 2010261789A JP 2010261789 A JP2010261789 A JP 2010261789A JP 5691436 B2 JP5691436 B2 JP 5691436B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- work space
- partition wall
- space
- hollow structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
Description
互いに隣り合う前記昇降空間の間に位置し、上下方向に互いに間隔を隔てて対向するように配置された2つの前記中間ビーム間に設けられた軽量形鋼材と、
前記軽量形鋼材に固定され、前記水平方向の左右に前記中空構造体内を仕切って、前記処理のための作業空間を密閉区画する壁部材と、を備えており、
前記壁部材は、
複数枚の板材が、互いに隣接する当該板材の端部同士が重なるように並べられ、上下に隣り合う前記中間ビームの間に設けられるとともに、前記中空構造体の内周面との間に空隙を備えて配置された壁面材と、
前記中空構造体の内周面に当接されて前記壁面材に固定され、前記空隙を閉塞する複数の中継部材と、を有することを特徴とする仕切り壁である。
このような仕切り壁によれば、上下に隣り合う前記中間ビーム間にて設けられる軽量形鋼材は、H形鋼でなる中間ビームが有する、左右に位置するように配置された2つのフランジの間に位置しているので、軽量形鋼材を左右方向において中間ビームの幅の内側に納めることが可能である。そして、この軽量形鋼材に壁部材を固定した場合には、中間ビームの幅からの突出量を抑えることが可能である。
このような仕切り壁によれば、上下に隣り合う中間ビーム間に設けられる軽量形鋼材は、下端部が下側の中間ビームに設けられたチャンネル材に固定され、上端部が上側の中間ビームに固定されたチャンネル材に固定されているので、高い強度を備えて軽量形鋼材を上下に隣り合う中間ビーム間に設けることが可能である。そして、この軽量形鋼材に固定された壁部材もより高い強度を備えることが可能である。
さらに、軽量形鋼材に固定された壁部材の端部が、中間ビームのフランジの外側面に重ねられているので、上下に隣り合う中間ビームと壁面材との境界部分を確実に密閉することが可能である。このため、上下方向に配置されている複数の中間ビームの間に壁面材により上下方向に隙間なく繋がった壁面を形成することが可能である。
このような仕切り壁によれば、中空構造体内の付着物が付着している箇所は、付着物の表面に飛散防止シートが設けられているので、付着物が付着している箇所に中継部材を設けることによる付着物の飛散を防止することが可能である。
このような仕切り壁によれば、複数設けられた中継部材と内周面との間にシール材が充填されているので、中継部材と内周面との間も確実に密閉することが可能である。
互いに隣り合う前記昇降空間の間に位置し、上下方向に互いに間隔を隔てて対向するように配置された2つの前記中間ビーム間に設けられた軽量形鋼材と、
前記軽量形鋼材に固定され、前記水平方向の左右に前記中空構造体内を仕切って、前記処理のための作業空間を密閉区画する壁部材と、を備えており、
前記壁部材を覆う気密性シートが設けられていることを特徴とする仕切り壁である。
このような仕切り壁によれば、壁部材の両面が気密性シートにて覆われているので、壁部材を構成する壁面材と中継部材との間及び壁面材を構成し隣接する複数の板材間を両面からより確実に密閉することが可能である。また、仕切り壁により仕切られた空間の一方側の処理が終了した後に一方側の気密性シートを取り外しても、仕切り壁の密閉性を維持したままで他方側の処理を行うことが可能である。
このような仕切り壁によれば、壁面材が剛板なので、より高い剛性を備えた仕切り壁を提供することが可能である。例えば、仕切るべき空間が広く、仕切り壁が大きい場合であっても、壁面材が撓んだり変形することを防止することが可能である。また、例えば、並設された昇降空間にて物体が高速にて昇降して高い風圧が仕切り壁に作用する場合であっても、壁面材が撓んだり変形し難い仕切り壁を提供することが可能である。
前記中間ビームは、上下方向に間隔を隔てて複数設けられており、
上下に対向する一対の前記中間ビームに、複数の軽量形鋼材を、各々の前記軽量形鋼材の上端部と下端部とをそれぞれ固定して立設させる軽量形鋼材立設工程と、
前記一対の中間ビーム間に設けられ、前記水平方向の左右に前記中空構造体内を仕切って、前記処理のための作業空間を密閉区画する壁部材を、立設された前記軽量形鋼材に固定して壁面を形成する壁形成工程と、を有し、
前記壁部材は、前記壁面を形成する複数の板材でなる壁面材と、前記壁面材と前記中空構造体の内周面とを繋ぐ複数の中継部材とを有し、
前記壁形成工程は、
前記複数の板材を、互いに隣接する当該板材の端部同士が重なるように並べ、前記壁面材を上下に位置する前記中間ビームの側面に重ねるとともに、前記中空構造体の内周面との間に空隙を形成して前記壁面を形成する壁面形成工程と、
前記複数の中継部材を、前記中空構造体の内周面に当接させて前記壁面材に固定し、前記空隙を閉塞する閉塞工程と、を有することを特徴とする仕切り壁の設置方法である。
このような仕切り壁の設置方法によれば、中空構造体内の付着物が付着している箇所は、中継部材が当接される位置の当該付着物の表面に飛散防止シートを設けて内周面とするので、中継部材を設ける際に、中継部材と付着物とが直接接しないので中継部材を取り付けることによる付着物の飛散を防止することが可能である。
このような仕切り壁の設置方法によれば、壁部材を覆う気密性シートが軽量形鋼材と壁部材との間に設けられるので、壁部材の軽量形鋼材側の面を気密性シートにて覆い密閉空間を形成することが可能である。
このような仕切り壁の設置方法によれば、壁部材は両面から気密性シートに覆われるので、さらに高い気密性を確保することが可能である。
このような仕切り壁の設置方法によれば、中継部材と飛散防止シートとの間にシール材を充填するので、中継部材と飛散防止シートとの間も隙間なく密閉することが可能である。
このような付着物の処理方法によれば、覆い部材を先作業空間にて飛散防止剤が塗装された部位に当接するので、付着物が確実に飛散防止処理された領域にて先作業空間側と後作業空間とを区画することが可能である。このため、覆い部材を取り付けた後に中継部材を取り外しても先作業空間側に付着物が残存することを確実に防止することが可能である。
このような付着物の処理方法によれば、覆い部材を、飛散防止剤が塗装された部位と直交する平板状の部位の縁部にて飛散防止剤が塗装された部位に当接するので、覆い部材の内周面との接触面積を小さくすることが可能であり、より広い領域に新設付着物を付着させることが可能である。
このような付着物の処理方法によれば、先作業空間にて飛散防止剤が塗装された部位に当接された覆い部材の後作業空間側にて付着物を除去した後に、飛散防止剤を塗装するので、付着物が付着していた部位の全域に余すことなく飛散防止剤を塗装することが可能である。そして、覆い部材が当接していた部位、すなわち、覆い部材の板厚分を除いた領域に新設付着物を付着させることが可能である。また、覆い部材を当該覆い部材が当接された部位と直交する方向に引き抜いて取り外すので、覆い部材を取り外しても覆い部材の板厚分の隙間が形成されるだけで、新設付着物を剥がすことなく覆い部材を取り外すことが可能である。
このような付着物の処理方法によれば、覆い部材を引き抜いて形成された隙間にも新設付着物を充填することが可能である。このため、付着物が付着していた部位の全域に新設付着物を充填することが可能である。
このような付着物の処理方法によれば、中空構造体内に作業空間が3つ以上存在する場合には、先作業空間を密閉するために設置した仕切り壁を、後作業空間の仕切り壁として流用できるので、仕切り壁の設置及び取り外し作業を省略できて、効率良く作業を進めることが可能である。
図1は、本実施形態の仕切り壁が設けられたエレベーターシャフトを説明するためのイメージ図である。図2は、本実施形態の仕切り壁が設けられる中空構造体を説明するための平断面の概略図である。
エレベーターEVは、図1に示すように、ビル等の建物の一部に区画されたエレベーターシャフトEVSと、このエレベーターシャフトEVS内を鉛直方向に沿って上下昇降可能に案内された乗りかご13と、エレベーターシャフトEVSの上方の機械室MR内に配置されて、つり合い重りWを備えた吊りロープRを用いて前記乗りかご13を吊り下げつつ上下昇降する巻き上げ機19と、を備えている。このエレベーターEVは所謂3連式のエレベーターEVであり、エレベーターシャフトEVS内には、3つの乗りかご13が左右に並列して設けられており、各乗りかご13は、それぞれに対応して機械室MRに設置された各巻き上げ機19によって、各昇降空間TR(TRL,TRC,TRR)に沿って独立に昇降動作をする。
<<仕切り壁>>
図3は、本実施形態に係る仕切り壁を示す正面図であり、図4は、本実施形態に係る仕切り壁の縦断面図、図5は、本実施形態に係る仕切り壁の平断面図である。図6は、軽量形鋼材の中間ビームへの取り付け方法を説明するための図である。
本実施形態では、3つの乗りかご13が左右に並列して設けられた3連式のエレベーターEVのエレベーターシャフトEVS内にて、最も左側の昇降空間TRLからアスベスト31の処理を行うこととして説明する。ここでアスベスト31の処理には、既存のアスベスト31を除去する除去処理と、アスベスト31を除去した部位に新たな耐火被覆としてロックウール46を施す耐火被覆処理とが含まれる。
図12は、先作業空間のアスベスト除去処理及び飛散防止剤の塗装処理を説明するための図であり、図12(a)は縦断面図、図12(b)は平断面図を示している。
次に、集塵機を稼働させ、作業空間WS内を負圧状態にする。
作業者は、作業ゴンドラ71に乗りながら先作業空間WSB内を上下昇降することにより鉄骨梁21aを被覆しているアスベスト31の付着部位へと接近し、飛散防止シート38より先作業空間WSB側のアスベスト31をけれん棒等により掻き落とし、残ったアスベスト31を、ドライアイスブラスト装置を用いて除去していく。このとき、図11に示すように、アスベスト31の表面に貼り付けた飛散防止シート38の際までアスベスト31を除去しておく。ここで、ドライアイスブラスト装置から噴射したドライアイス粒は、アスベストに衝突後に昇華して二酸化炭素ガスとなり作業空間WS中の下部に溜まるが、溜まった二酸化炭素ガスは、集塵機の吸気口から吸い込まれて速やかに外部空間に排気される。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で以下に示すような変形が可能である。
13 乗りかご、19 巻き上げ機、21 柱梁架構、21a 鉄骨梁、
21b 鉄骨柱、24 中間ビーム、24a フランジ、24b ウェブ、
25 開閉扉、28 側壁、28a 乗り場出入口、30 仕切り壁、
31 アスベスト、32 軽量形鋼材、32a 底部、32b 側壁部、
33 ホルダー、34 壁部材、35 壁面材、35a 板材、36 中継部材、
36a 当接板部、36b 固定板部、36c 中継部材、37 閉塞プレート、
38 飛散防止シート、39 シール材、40 気密性シート、
42 飛散防止剤、44 突当部材(覆い部材)、45 テープ材、
46 ロックウール、46a 隙間、71 ゴンドラ、
73 ワイヤー、75 巻き上げ機、EV エレベーター、
EVH エレベーターホール、EVS エレベーターシャフト、
TR 昇降空間、TRL 左側の昇降空間、TRC 中央の昇降空間、
TRR 右側の昇降空間、 WS 作業空間、
WSA 後作業空間、WSB 先作業空間
Claims (19)
- 物体を上下昇降する複数の昇降空間が中間ビームを挟んで水平方向の左右に並列して設定された内部空間を有する中空構造体内において、付着物の処理をする際に前記中空構造体を仕切る仕切り壁であって、
互いに隣り合う前記昇降空間の間に位置し、上下方向に互いに間隔を隔てて対向するように配置された2つの前記中間ビーム間に設けられた軽量形鋼材と、
前記軽量形鋼材に固定され、前記水平方向の左右に前記中空構造体内を仕切って、前記処理のための作業空間を密閉区画する壁部材と、を備えており、
前記壁部材は、
複数枚の板材が、互いに隣接する当該板材の端部同士が重なるように並べられ、上下に隣り合う前記中間ビームの間に設けられるとともに、前記中空構造体の内周面との間に空隙を備えて配置された壁面材と、
前記中空構造体の内周面に当接されて前記壁面材に固定され、前記空隙を閉塞する複数の中継部材と、を有することを特徴とする仕切り壁。 - 請求項1に記載の仕切り壁であって、
前記中間ビームは、H型鋼でなり、前記H型鋼が有する2つのフランジが前記左右に位置するように配置されており、
前記軽量形鋼材は、上下に隣り合う前記中間ビーム間にて前記左右に位置する前記フランジ間に設けられることを特徴とする仕切り壁。 - 請求項2に記載の仕切り壁であって、
前記軽量形鋼材が設けられる前記2つの中間ビームのうちの下側の前記中間ビームのウェブ上には、上方に開放されたホルダーが載置されており、上側の前記中間ビームには、下方に開放されたホルダーが固定されており、
前記軽量形鋼材は、下端部が前記下側の中間ビームに設けられた前記ホルダーに固定され、上端部が前記上側の中間ビームに固定された前記ホルダーに固定され、
前記壁面材は、当該壁面材の端部が、前記中間ビームの前記フランジの外側面に重ねられていることを特徴とする仕切り壁。 - 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の仕切り壁であって、
前記中空構造体内の前記付着物が付着している箇所は、当該付着物の表面に設けられた飛散防止シートが前記内周面をなしていることを特徴とする仕切り壁。 - 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の仕切り壁であって、
前記中継部材と前記内周面との間にシール材が充填されていることを特徴とする仕切り壁。 - 物体を上下昇降する複数の昇降空間が中間ビームを挟んで水平方向の左右に並列して設定された内部空間を有する中空構造体内において、付着物の処理をする際に前記中空構造体を仕切る仕切り壁であって、
互いに隣り合う前記昇降空間の間に位置し、上下方向に互いに間隔を隔てて対向するように配置された2つの前記中間ビーム間に設けられた軽量形鋼材と、
前記軽量形鋼材に固定され、前記水平方向の左右に前記中空構造体内を仕切って、前記処理のための作業空間を密閉区画する壁部材と、を備えており、
前記壁部材を覆う気密性シートが設けられていることを特徴とする仕切り壁。 - 請求項6に記載の仕切り壁であって、
前記気密性シートは、前記壁部材の両面にそれぞれ設けられていることを特徴とする仕切り壁。 - 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の仕切り壁であって、
前記壁面材は、剛板であることを特徴とする仕切り壁。 - 物体を上下昇降する複数の昇降空間が中間ビームを挟んで水平方向の左右に並列して設定された内部空間を有する中空構造体内において、付着物の処理をする際に前記中空構造体を仕切る仕切り壁の設置方法であって、
前記中間ビームは、上下方向に間隔を隔てて複数設けられており、
上下に対向する一対の前記中間ビームに、複数の軽量形鋼材を、各々の前記軽量形鋼材の上端部と下端部とをそれぞれ固定して立設させる軽量形鋼材立設工程と、
前記一対の中間ビーム間に設けられ、前記水平方向の左右に前記中空構造体内を仕切って、前記処理のための作業空間を密閉区画する壁部材を、立設された前記軽量形鋼材に固定して壁面を形成する壁形成工程と、を有し、
前記壁部材は、前記壁面を形成する複数の板材でなる壁面材と、前記壁面材と前記中空構造体の内周面とを繋ぐ複数の中継部材とを有し、
前記壁形成工程は、
前記複数の板材を、互いに隣接する当該板材の端部同士が重なるように並べ、前記壁面材を上下に位置する前記中間ビームの側面に重ねるとともに、前記中空構造体の内周面との間に空隙を形成して前記壁面を形成する壁面形成工程と、
前記複数の中継部材を、前記中空構造体の内周面に当接させて前記壁面材に固定し、前記空隙を閉塞する閉塞工程と、を有することを特徴とする仕切り壁の設置方法。 - 請求項9に記載の仕切り壁の設置方法であって、
前記中空構造体内の前記付着物が付着している箇所は、
前記中継部材が当接される位置の当該付着物の表面に飛散防止シートを設けて前記内周面を形成することを特徴とする仕切り壁の設置方法。 - 請求項9または請求項10に記載の仕切り壁の設置方法であって、
前記壁面形成工程では、前記壁部材を覆うための気密性シートを前記軽量形鋼材と前記壁部材との間に設けることを特徴とする仕切り壁の設置方法。 - 請求項11に記載の仕切り壁の設置方法であって、
前記閉塞工程では、前記壁部材の前記気密性シートと反対側の面に、新たな気密性シートを設けることを特徴とする仕切り壁の設置方法。 - 請求項9乃至請求項12のいずれかに記載の仕切り壁の設置方法であって、
前記中継部材と前記飛散防止シートとの間にシール材を充填することを特徴とする仕切り壁の設置方法。 - 請求項4に記載の仕切り壁を用いた付着物の処理方法であって、
前記中空構造体内は、前記壁部材にて、前記付着物が先に処理される先作業空間と、後で処理される後作業空間とに区画され、
前記壁部材は、前記後作業空間側に設けられ、前記中継部材は前記壁面材に前記後作業空間側から固定されており、
前記先作業空間側にて前記付着物を除去し、除去した部位に飛散防止剤を塗装し、
前記飛散防止シートに当接された前記中継部材を取り外した際に、前記先作業空間と前記後作業空間とが連通される部位を覆う覆い部材を前記先作業空間側から前記壁面材に固定し、
前記先作業空間側にて前記飛散防止剤が塗装された部位の前記覆い部材より前記先作業空間側に前記付着物と異なる新設付着物を付着させた後に、
前記後作業空間側から固定された前記中継部材を取り外して前記後作業空間において前記付着物を除去することを特徴とする付着物の処理方法。 - 請求項14に記載の付着物の処理方法であって、
前記覆い部材を、前記先作業空間にて前記飛散防止剤が塗装された部位に当接して前記壁面材に固定することを特徴とする付着物の処理方法。 - 請求項14または請求項15に記載の付着物の処理方法であって、
前記覆い部材は、前記飛散防止剤が塗装された部位と直交する平板状の部位の縁部を当接させることを特徴とする付着物の処理方法。 - 請求項16に記載の付着物の処理方法であって、
前記覆い部材は、前記後作業空間にて前記付着物が除去された後に、前記付着物が除去された部位の、前記覆い部材の前記後作業空間側に前記新設付着物を付着させ、
その後、前記覆い部材が当接された部位と直交する方向に引き抜かれて取り外されることを特徴とする付着物の処理方法。 - 請求項17に記載の付着物の処理方法であって、
前記覆い部材を引き抜いた部位に、前記新設付着物を充填することを特徴する付着物の処理方法。 - 請求項14乃至請求項18のいずれかに記載の付着物の処理方法であって、
前記中空構造体が並設された3つ以上の作業空間を有する場合には、最も端に位置する最端作業空間を前記先作業空間とし、前記最端作業空間と隣接する前記作業空間側を前記後作業空間として前記先作業空間から前記付着物の処理を実行し、前記先作業空間にて前記処理が終了した後に、隣接する前記作業空間を前記先作業空間として、順次、隣接する前記作業空間へ移動して処理することを特徴とする付着物の処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010261789A JP5691436B2 (ja) | 2010-11-24 | 2010-11-24 | 仕切り壁、仕切り壁の設置方法、及び、付着物の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010261789A JP5691436B2 (ja) | 2010-11-24 | 2010-11-24 | 仕切り壁、仕切り壁の設置方法、及び、付着物の処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012112167A JP2012112167A (ja) | 2012-06-14 |
JP5691436B2 true JP5691436B2 (ja) | 2015-04-01 |
Family
ID=46496671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010261789A Active JP5691436B2 (ja) | 2010-11-24 | 2010-11-24 | 仕切り壁、仕切り壁の設置方法、及び、付着物の処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5691436B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110259174B (zh) * | 2019-06-26 | 2020-08-04 | 淮阴工学院 | 一种用于装配式电梯井的多功能墙板 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5125508U (ja) * | 1974-08-14 | 1976-02-25 | ||
JP5162315B2 (ja) * | 2008-04-28 | 2013-03-13 | 富士セラ株式会社 | エレベータシャフト内のアスベスト処理工法 |
-
2010
- 2010-11-24 JP JP2010261789A patent/JP5691436B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012112167A (ja) | 2012-06-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3987090B1 (ja) | 長大構造物のアスベスト除去方法及びアスベスト除去用の長大構造物の構造 | |
JP5082735B2 (ja) | 付着物処理設備、及び付着物処理方法 | |
JP5691436B2 (ja) | 仕切り壁、仕切り壁の設置方法、及び、付着物の処理方法 | |
JP3987091B1 (ja) | アスベスト除去作業用車両 | |
JP5779869B2 (ja) | 付着物の処理方法、仕切り壁、及び、仕切り壁の設置方法 | |
JP5866755B2 (ja) | 仕切り壁、仕切り壁の設置方法、及び、付着物の処理方法 | |
JP5779870B2 (ja) | 付着物の処理方法、仕切り壁の設置方法、及び、仕切り壁 | |
JP5927835B2 (ja) | 付着物の除去方法 | |
JP5162315B2 (ja) | エレベータシャフト内のアスベスト処理工法 | |
JP5779868B2 (ja) | 仕切り壁、仕切り壁の設置方法、及び、付着物の処理方法 | |
JP5125381B2 (ja) | 付着物処理設備、及び付着物処理方法 | |
EP0365707A1 (de) | Reinigungsanlage für Fassaden und dergleichen Oberflächen | |
KR101729719B1 (ko) | 갱폼 창호 시스템 | |
JP5764073B2 (ja) | 飛散防止構造および外部吹付け物の除去方法 | |
JP5445636B2 (ja) | 付着物処理設備、及び付着物処理方法 | |
JP5082734B2 (ja) | 付着物処理設備、及び付着物処理方法 | |
JP5983005B2 (ja) | エレベーターシャフト内の付着物の処理方法、及び、セキュリティー設備 | |
JP5445635B2 (ja) | 付着物処理設備、及び付着物処理方法 | |
JP2015224473A (ja) | 粉塵飛散防止装置及び粉塵飛散防止方法 | |
JP5125380B2 (ja) | エレベーターシャフト内の付着物処理方法 | |
JP6567702B2 (ja) | エレベータのかご上作業床 | |
JP3809142B2 (ja) | 免震建物用エレベーターの乗場装置 | |
JP2008248565A (ja) | クリーンルームの改築方法及び改築用仮設設備 | |
JP6895130B2 (ja) | エレベーターの昇降路の排気を行う機能を備えた乗場ドアおよび排気方法 | |
JP2012036627A (ja) | コンクリートの剥落防止方法および装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20131018 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140610 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140624 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140804 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150106 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150119 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5691436 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |