JPH01312147A - 筒状構造物のライニング材撤去装置 - Google Patents
筒状構造物のライニング材撤去装置Info
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- JPH01312147A JPH01312147A JP63143037A JP14303788A JPH01312147A JP H01312147 A JPH01312147 A JP H01312147A JP 63143037 A JP63143037 A JP 63143037A JP 14303788 A JP14303788 A JP 14303788A JP H01312147 A JPH01312147 A JP H01312147A
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Landscapes
- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
この発明は、煙突等の筒状構造物に内貼りされた石綿等
を主材料とするライニング材の撤去方法およびその装置
に関する。
を主材料とするライニング材の撤去方法およびその装置
に関する。
「従来の技術」
一般に、工場や火力発電所の煙突(筒状構造物)には、
煙突の断熱保温性・耐火性を向上させるために石綿や石
綿と岩綿等の混合体を主材料とするライニング材が内貼
りされている。最近、このライニング材が長年の風雨に
さらされた結果、脆弱風化し、それにより、特に冬季の
煙突使用時において石綿(アスベスト)が大気中に飛散
する現象が起きている。この石綿は発ガン性物質の一つ
として新たに注目されており、新たな公害問題とじ−で
社会的関心を呼んでいる。したがって、」二記したよう
な煙突に内貼りされた石綿の人体に安全な除去回収とそ
の廃棄処分が緊要な技術課題としてクローズアップされ
ている。
煙突の断熱保温性・耐火性を向上させるために石綿や石
綿と岩綿等の混合体を主材料とするライニング材が内貼
りされている。最近、このライニング材が長年の風雨に
さらされた結果、脆弱風化し、それにより、特に冬季の
煙突使用時において石綿(アスベスト)が大気中に飛散
する現象が起きている。この石綿は発ガン性物質の一つ
として新たに注目されており、新たな公害問題とじ−で
社会的関心を呼んでいる。したがって、」二記したよう
な煙突に内貼りされた石綿の人体に安全な除去回収とそ
の廃棄処分が緊要な技術課題としてクローズアップされ
ている。
「発明が解決しようとする課題」
ところが、古い煙突のライニング材を新しく石綿のない
(たとえばかわりに岩綿を主材料とする)ライニング材
と交換するには、現在の煙突の径が小さい (−船釣に
はφ−700〜800mm<らい)こともあって、ライ
ニング材のみを除去するのが難しく、このため、煙突全
体を解体しなければならず、コスト面で問題があった。
(たとえばかわりに岩綿を主材料とする)ライニング材
と交換するには、現在の煙突の径が小さい (−船釣に
はφ−700〜800mm<らい)こともあって、ライ
ニング材のみを除去するのが難しく、このため、煙突全
体を解体しなければならず、コスト面で問題があった。
また、煙突を解体するとしても、解体時において石綿が
大気中に飛散し、前記したような問題が生じてしまう。
大気中に飛散し、前記したような問題が生じてしまう。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、
煙突等のライニング材、特にその石綿を大気中に飛散さ
せることなく、人体に安全にかつ確実に除去回収および
廃棄処分を行うことのできる筒状構造物のライニング材
撤去方法およびその装置を提供することを目的としてい
る。
煙突等のライニング材、特にその石綿を大気中に飛散さ
せることなく、人体に安全にかつ確実に除去回収および
廃棄処分を行うことのできる筒状構造物のライニング材
撤去方法およびその装置を提供することを目的としてい
る。
「課題を解決するだめの手段」
この発明に係る筒状構造物のライニング材撤去方法は、
筒状構造物に内貼りされたライニング材を含水状態にし
て剥離する工程と、剥離して筒状構造物内を落下したラ
イニング材を回収する工程と、回収したライニング材を
モルタル処理化する工程とを備えたものである。
筒状構造物に内貼りされたライニング材を含水状態にし
て剥離する工程と、剥離して筒状構造物内を落下したラ
イニング材を回収する工程と、回収したライニング材を
モルタル処理化する工程とを備えたものである。
また、この発明に係る筒状構造物のライニング材撤去装
置は、筒状構造物に内貼りされたライニング材の含水お
よび剥離作業を行う装置本体と、この装置本体を筒状構
造物の上方から筒状構造物内に上下動自在に吊り下げる
昇降装置と、剥離したライニング材を落下させて回収処
理する回収処理装置とから構成される装置本体は、水平
方向に放射状に伸縮して煙突内面に当接する複数の脚を
持つ固定部と、ライニング材の含水および剥離用作業装
置を設けた作業アームを持ちかつ自身が垂直軸回りに旋
回可能なアーム部とを備えた構成とし、前記回収処理装
置は、剥離して筒状構造物内を落下したライニング材を
集める集塵器と、集塵器で集めたライニング材をモルタ
ル処理化する混練機とを備えた構成としたものである。
置は、筒状構造物に内貼りされたライニング材の含水お
よび剥離作業を行う装置本体と、この装置本体を筒状構
造物の上方から筒状構造物内に上下動自在に吊り下げる
昇降装置と、剥離したライニング材を落下させて回収処
理する回収処理装置とから構成される装置本体は、水平
方向に放射状に伸縮して煙突内面に当接する複数の脚を
持つ固定部と、ライニング材の含水および剥離用作業装
置を設けた作業アームを持ちかつ自身が垂直軸回りに旋
回可能なアーム部とを備えた構成とし、前記回収処理装
置は、剥離して筒状構造物内を落下したライニング材を
集める集塵器と、集塵器で集めたライニング材をモルタ
ル処理化する混練機とを備えた構成としたものである。
1作用 」
装置本体を昇降装置により筒状構造物の内部に吊り下ろ
し、所定の高さに達した後、固定部の脚を放射状に伸長
させてその先端を筒状構造物の内面に強く押付け、固定
部を筒状構造物の内面に固定する。作業アームは、アー
ム部自身が垂直軸回りに旋回することにより、筒状構造
物内面の所定の方向に向き、含水および剥離用作業装置
がその作業を行う。
し、所定の高さに達した後、固定部の脚を放射状に伸長
させてその先端を筒状構造物の内面に強く押付け、固定
部を筒状構造物の内面に固定する。作業アームは、アー
ム部自身が垂直軸回りに旋回することにより、筒状構造
物内面の所定の方向に向き、含水および剥離用作業装置
がその作業を行う。
「実施例」
第1図および第2図はこの発明の−・実施例を示すもの
で、これらの図において、符号1は筒状構造物である煙
突、符号Δは煙突1の内部に配置されたライニング材撤
去装置をそれぞれ示すものである。
で、これらの図において、符号1は筒状構造物である煙
突、符号Δは煙突1の内部に配置されたライニング材撤
去装置をそれぞれ示すものである。
煙突Iは、スラブ2上に立設されたφ−700〜800
mm程度の円筒であって、煙突1の内部には、ライニン
グ材3が内貼りされている。このライニング材3は、石
綿を主材料とするもので、耐熱性・断熱保温性に優れて
いるものである。
mm程度の円筒であって、煙突1の内部には、ライニン
グ材3が内貼りされている。このライニング材3は、石
綿を主材料とするもので、耐熱性・断熱保温性に優れて
いるものである。
ライニング材撤去装置Aは、煙突1の内部に配置されて
ライニング材3の含水および剥離作業を行う装置本体4
と、この装置本体4をワイヤ5により吊り下げるウィン
チ(昇降装置)6と、剥離して落下したライニング材3
を回収処理する回収処理装置7とから略構成されている
。
ライニング材3の含水および剥離作業を行う装置本体4
と、この装置本体4をワイヤ5により吊り下げるウィン
チ(昇降装置)6と、剥離して落下したライニング材3
を回収処理する回収処理装置7とから略構成されている
。
装置本体4は、水平方向に放射状に伸縮して煙突1内面
に当接する複数の脚(伸縮シリンダ)8・・・を持つ固
定部9と、この固定部9の上面に設けられてモータを内
臓する本体部10と、この本体部10の」二面に(前記
モータ駆動により)旋回自在に設置:Iられかつ先端に
ウォータージェットを噴出するノズル(含水および剥離
用作業装置)11aを設けた作業アーム11を持つアー
ム部I2とから構成されている。前記脚8・・・の先端
にはそれぞれ押付板8aが取り付けられ、また、前記ア
ーム部I2の上面には前記ワイヤ5を掛止する掛止具1
3が取り付けられており、前記作業アームIIのノズル
Ilaには給水パイプ(図示せず)が接続されている。
に当接する複数の脚(伸縮シリンダ)8・・・を持つ固
定部9と、この固定部9の上面に設けられてモータを内
臓する本体部10と、この本体部10の」二面に(前記
モータ駆動により)旋回自在に設置:Iられかつ先端に
ウォータージェットを噴出するノズル(含水および剥離
用作業装置)11aを設けた作業アーム11を持つアー
ム部I2とから構成されている。前記脚8・・・の先端
にはそれぞれ押付板8aが取り付けられ、また、前記ア
ーム部I2の上面には前記ワイヤ5を掛止する掛止具1
3が取り付けられており、前記作業アームIIのノズル
Ilaには給水パイプ(図示せず)が接続されている。
ウイツチ6は、スラブ2上に設置されている。
そのワイヤ5は、煙突1下端、煙突1上端縁部、煙突I
の上端開口を覆う上蓋I4の中央にそれぞれ取り付けら
れたローラ15・・・に順に掛けられて装置本体4の前
記掛止具13に接続されており、ウイツチ6の遠隔操作
により (ワイヤ5を巻き」二げ・巻き戻しして)、装
置本体4を煙突l内部の任意の高さに設定することがで
きる。なお、装置本体4を吊り下げるものは、ワイヤに
限らず、例えばチェーン等でも良い。
の上端開口を覆う上蓋I4の中央にそれぞれ取り付けら
れたローラ15・・・に順に掛けられて装置本体4の前
記掛止具13に接続されており、ウイツチ6の遠隔操作
により (ワイヤ5を巻き」二げ・巻き戻しして)、装
置本体4を煙突l内部の任意の高さに設定することがで
きる。なお、装置本体4を吊り下げるものは、ワイヤに
限らず、例えばチェーン等でも良い。
回収処理装置7は、煙突1内部下端にその周方向に沿っ
て取り付けられて落下したライニング材3を回収するじ
ょうご形状の集塵器16と、この集塵器16に吸引ホー
ス17を介して接続されて回収されたライニング材3を
セメントと混線する混練機18と、この混練機18の下
流側に設置されて回収されたライニング材3を混練機1
8に吸引する真空ポンプ19とから構成されている。な
お、集塵器16は、装置本体4の下部に取り付けられて
、装置本体4と同時に動くようにしてらよい。
て取り付けられて落下したライニング材3を回収するじ
ょうご形状の集塵器16と、この集塵器16に吸引ホー
ス17を介して接続されて回収されたライニング材3を
セメントと混線する混練機18と、この混練機18の下
流側に設置されて回収されたライニング材3を混練機1
8に吸引する真空ポンプ19とから構成されている。な
お、集塵器16は、装置本体4の下部に取り付けられて
、装置本体4と同時に動くようにしてらよい。
次に、第2図を参照しながら」二部回収処理装置7を詳
細に説明すると、吸引ホース17の下流側のミキンング
タンク(混練機)18の」二部にはセメント投入口(点
検口兼用)18aが設けられている。
細に説明すると、吸引ホース17の下流側のミキンング
タンク(混練機)18の」二部にはセメント投入口(点
検口兼用)18aが設けられている。
ミキソングタンク18の下部にはセメントとライニング
材3との混線体(モルタル)を排出する排出口+8bが
設けられ、ミキソングタンク18の下流側には吸気パイ
プ20aを介してサイクロン集塵器21が設けられてい
る。このサイクロン集塵器21は、遠心力を用いて空気
とライニング材3とを分離するもので、サイクロン集塵
器21の下端には分離されたライニング材3の貯留タン
ク22が設置されている。この貯留タンク22からはラ
イニング材3等の集塵物を循環パイプ20bを介して再
度ミキンンクタンク18に戻すようになつ=7− ている。なお、サイクロン集塵器21と貯留タンク22
との間、および循環パイプ20bの途中には、それぞれ
開閉弁23a、23bが設けられている。
材3との混線体(モルタル)を排出する排出口+8bが
設けられ、ミキソングタンク18の下流側には吸気パイ
プ20aを介してサイクロン集塵器21が設けられてい
る。このサイクロン集塵器21は、遠心力を用いて空気
とライニング材3とを分離するもので、サイクロン集塵
器21の下端には分離されたライニング材3の貯留タン
ク22が設置されている。この貯留タンク22からはラ
イニング材3等の集塵物を循環パイプ20bを介して再
度ミキンンクタンク18に戻すようになつ=7− ている。なお、サイクロン集塵器21と貯留タンク22
との間、および循環パイプ20bの途中には、それぞれ
開閉弁23a、23bが設けられている。
サイクロン集塵器21の下流側には吸気パイプ20cを
介して空気タンク24が設けられ、パイプ20cの途中
には集塵物を3段階に亙って濾過するフィルタ25が設
けられている。このフィルタ25は第1・第2フィルタ
25a、25bおよびHEPAフィルタ25cから構成
されているものである。空気タンク24の下流側には吸
気パイプ20dを介して前記真空ポンプ19が設けられ
ており、吸気パイプ20dの途中には逆止弁26が設け
られている。さらに、真空ポンプI9の下流側には排気
パイプ27を介して排気タンク28および排気口2つが
設けられている。
介して空気タンク24が設けられ、パイプ20cの途中
には集塵物を3段階に亙って濾過するフィルタ25が設
けられている。このフィルタ25は第1・第2フィルタ
25a、25bおよびHEPAフィルタ25cから構成
されているものである。空気タンク24の下流側には吸
気パイプ20dを介して前記真空ポンプ19が設けられ
ており、吸気パイプ20dの途中には逆止弁26が設け
られている。さらに、真空ポンプI9の下流側には排気
パイプ27を介して排気タンク28および排気口2つが
設けられている。
次に、以上に説明したようなライニング材撤去装置Aを
使用して、煙突lのライニング材3を撤去する方法(手
順)ならびにその作用について説明する。
使用して、煙突lのライニング材3を撤去する方法(手
順)ならびにその作用について説明する。
=8−
(1)遠隔操作等の手段を用いて、装置本体4をウイツ
チ6のワイヤ5で煙突1の内部に吊り下ろし、所定の高
さに達した後、固定部9の脚8を放射状に伸長させ、先
端の押付板8aを煙突Iの内面に強く押し付け、突張っ
た状態として固定部9を煙突1の内面に固定する。そし
て、本体部10のモータを駆動してアーム部I2を旋回
させ、ノズル11aの向きを煙突l内面(すなわちライ
ニング材3)の所定の方向に設定する。
チ6のワイヤ5で煙突1の内部に吊り下ろし、所定の高
さに達した後、固定部9の脚8を放射状に伸長させ、先
端の押付板8aを煙突Iの内面に強く押し付け、突張っ
た状態として固定部9を煙突1の内面に固定する。そし
て、本体部10のモータを駆動してアーム部I2を旋回
させ、ノズル11aの向きを煙突l内面(すなわちライ
ニング材3)の所定の方向に設定する。
(2)この状態で、ノズルllaからウォータージェッ
トを噴出させてライニング材3を含水させた状態で剥離
する。剥離したライニング材3は当然ながら煙突l内を
落下する。なお、ノズルllaから噴出する水は水タン
ク(図示せず)から給水パイプ(図示せず)を通って供
給される。また、水を噴出させながらアーム部12をゆ
っくりと旋回させるように設定してもよい。
トを噴出させてライニング材3を含水させた状態で剥離
する。剥離したライニング材3は当然ながら煙突l内を
落下する。なお、ノズルllaから噴出する水は水タン
ク(図示せず)から給水パイプ(図示せず)を通って供
給される。また、水を噴出させながらアーム部12をゆ
っくりと旋回させるように設定してもよい。
(3)所定高さでの剥離作業が終わったら、作業装置4
の高さを一段落ずつ下げ、」二部したような手順でライ
ニング材3の含水および剥離作業を最下段(すなわち煙
突1の下端)まで行う。
の高さを一段落ずつ下げ、」二部したような手順でライ
ニング材3の含水および剥離作業を最下段(すなわち煙
突1の下端)まで行う。
(4)剥離して落下したライニング材3は集塵器16に
おいて回収され、真空ポンプ1つを作動することによっ
て、吸引パイプ17を通ってミキシングタンク18に送
られ、ここでセメントと混練されてモルタル処理化され
、排出口181)より排出される。排出された混練体は
、固化した後、産業廃棄物として廃棄処分される。
おいて回収され、真空ポンプ1つを作動することによっ
て、吸引パイプ17を通ってミキシングタンク18に送
られ、ここでセメントと混練されてモルタル処理化され
、排出口181)より排出される。排出された混練体は
、固化した後、産業廃棄物として廃棄処分される。
(5)ミキシングタンク18でセメントと混練されずに
粉塵として残ったライニング材(石綿)3は、ザイクロ
ン集塵器21て空気と分離されて貯留タンク22に貯留
され、ここから循環パイプ20bを通ってミキシングタ
ンク18に再度回収される。
粉塵として残ったライニング材(石綿)3は、ザイクロ
ン集塵器21て空気と分離されて貯留タンク22に貯留
され、ここから循環パイプ20bを通ってミキシングタ
ンク18に再度回収される。
なお、通常使用時においては、粉塵を貯留タンク22に
貯留するために、開閉弁23aを開とし、開閉弁231
)を閉としておく。貯留タンク22の粉塵をミキシング
タンク18に送る場合には、開閉弁23aを閉とし、開
閉弁23bを開としておく。
貯留するために、開閉弁23aを開とし、開閉弁231
)を閉としておく。貯留タンク22の粉塵をミキシング
タンク18に送る場合には、開閉弁23aを閉とし、開
閉弁23bを開としておく。
(6)ザイクロン集塵器21で分離された空気は、フィ
ルタ25において濾過され一旦空気タンク24に送られ
、それから吸気パイプ20d、真空ポンプ19、排気パ
イプ27、排気タンク28を通って排気口29からクリ
ーンな空気として外部へ排出される。
ルタ25において濾過され一旦空気タンク24に送られ
、それから吸気パイプ20d、真空ポンプ19、排気パ
イプ27、排気タンク28を通って排気口29からクリ
ーンな空気として外部へ排出される。
この実施例にお(ジるライニング材撤去装置Aによると
、」二連の装置本体4は、円筒座標系の装置であるから
、作業アーム11の動きが筒状をなす煙突lに対して適
切で無駄がなく、作業能率が良い」二、ノズルIlaを
所望の位置に設定する制御が容易であり、正確かつ確実
な位置決めが行なイっれる。したがって、この装置本体
4は、ライニング材3の剥離作業の信頼性が高い。また
、機構が単純であるから、故障の発生ずるおそれが少な
く、メンテナンスが容易で、そのコスト低減化を図るこ
とができる。
、」二連の装置本体4は、円筒座標系の装置であるから
、作業アーム11の動きが筒状をなす煙突lに対して適
切で無駄がなく、作業能率が良い」二、ノズルIlaを
所望の位置に設定する制御が容易であり、正確かつ確実
な位置決めが行なイっれる。したがって、この装置本体
4は、ライニング材3の剥離作業の信頼性が高い。また
、機構が単純であるから、故障の発生ずるおそれが少な
く、メンテナンスが容易で、そのコスト低減化を図るこ
とができる。
また、上記したような■装置本体4の位置決め■アーム
部12の旋回■ノズルIlaからの噴流■ライニング材
3の回収および混練0モルタルの排出の各工程を全てコ
ンピクータ制御により自動化することによって、ライニ
ング材3の撤去作業に要する時間およびコストを大幅に
低減化することも可能である。
部12の旋回■ノズルIlaからの噴流■ライニング材
3の回収および混練0モルタルの排出の各工程を全てコ
ンピクータ制御により自動化することによって、ライニ
ング材3の撤去作業に要する時間およびコストを大幅に
低減化することも可能である。
1−発明の効果」
以上詳細に説明したように、この発明に係る筒状構造物
のライニング材撤去方法によると、筒状構造物に内貼り
されたライニング材を含水状態にして剥離する工程と、
剥離して筒状構造物内を落下したライニング材を回収す
る工程と、回収したライニング材をモルタル処理化する
工程とを備えたから、ライニング材、特に石綿を大気中
に飛散させることなく、人体に安全にかつ確実に回収す
ることができ、これをモルタル処理化することによって
固化し、産業廃棄物として安全かつ確実に廃棄処分する
ことができる。
のライニング材撤去方法によると、筒状構造物に内貼り
されたライニング材を含水状態にして剥離する工程と、
剥離して筒状構造物内を落下したライニング材を回収す
る工程と、回収したライニング材をモルタル処理化する
工程とを備えたから、ライニング材、特に石綿を大気中
に飛散させることなく、人体に安全にかつ確実に回収す
ることができ、これをモルタル処理化することによって
固化し、産業廃棄物として安全かつ確実に廃棄処分する
ことができる。
また、この発明に係る筒状構造物のライニング材撤去装
置によると、筒状構造物に内貼りされたライニング材の
含水および剥離作業を行う装置本体と、この装置本体を
筒状構造物の上方から筒状構造物内に上下動自在に吊り
下げる昇降装置と、剥離したライニング材を落下させて
回収処理する回収処理装置とから構成される装置本体を
、水平方向に放射状に伸縮して煙突内面に当接する複数
の脚を持つ固定部と、ライニング材の含水および剥離用
作業装置を設けた作業アームを持ちかつ自身が垂直軸回
りに回転可能なアーム部とを備えた構成とし、前記回収
処理装置を、剥離して筒状構造物内を落下したライニン
グ材を集める集塵器と、集塵器で集めたライニング材を
モルタル処理化する混練機とを備えた構成としたから、
装置本体の大きさを筒状構造物の内径の大きさに対応さ
せることによって、容易にライニング材を撤去すること
ができる。これにより、筒状構造物を解体する必要がな
くなるので、ライニング材の撤去作業に要するコストを
大幅に低減化することができる等の優れた効果を奏する
。
置によると、筒状構造物に内貼りされたライニング材の
含水および剥離作業を行う装置本体と、この装置本体を
筒状構造物の上方から筒状構造物内に上下動自在に吊り
下げる昇降装置と、剥離したライニング材を落下させて
回収処理する回収処理装置とから構成される装置本体を
、水平方向に放射状に伸縮して煙突内面に当接する複数
の脚を持つ固定部と、ライニング材の含水および剥離用
作業装置を設けた作業アームを持ちかつ自身が垂直軸回
りに回転可能なアーム部とを備えた構成とし、前記回収
処理装置を、剥離して筒状構造物内を落下したライニン
グ材を集める集塵器と、集塵器で集めたライニング材を
モルタル処理化する混練機とを備えた構成としたから、
装置本体の大きさを筒状構造物の内径の大きさに対応さ
せることによって、容易にライニング材を撤去すること
ができる。これにより、筒状構造物を解体する必要がな
くなるので、ライニング材の撤去作業に要するコストを
大幅に低減化することができる等の優れた効果を奏する
。
第1図および第2図はこの発明の一実施例を示すもので
、第1図はライニング材撤去装置を煙突に取り付(Jた
状態を示す説明図、第2図はライニング拐の回収処理装
置の説明図である。 1・・・・・・煙突(筒状構造物)、3・・・・・・ラ
イニング祠、4・・・・・・装置本体、6・・・・・・
ウィンチ(昇降装置)、7・・・・・・回収処理装置、
8・・・・・・脚、9・・・・・・固定部、11・・・
・・・作業アーム、11a・・・・・・ノズル(含水お
よび剥離用作業装置)、12・・・・・・アーム部、1
6・・・・・・集塵器、18・・・ミキノンクタンク(
混練機)。 出願人 東京トリムチック株式会社 清水建設株式会社
、第1図はライニング材撤去装置を煙突に取り付(Jた
状態を示す説明図、第2図はライニング拐の回収処理装
置の説明図である。 1・・・・・・煙突(筒状構造物)、3・・・・・・ラ
イニング祠、4・・・・・・装置本体、6・・・・・・
ウィンチ(昇降装置)、7・・・・・・回収処理装置、
8・・・・・・脚、9・・・・・・固定部、11・・・
・・・作業アーム、11a・・・・・・ノズル(含水お
よび剥離用作業装置)、12・・・・・・アーム部、1
6・・・・・・集塵器、18・・・ミキノンクタンク(
混練機)。 出願人 東京トリムチック株式会社 清水建設株式会社
Claims (2)
- (1)筒状構造物に内貼りされたライニング材を含水状
態にして剥離する工程と、剥離して筒状構造物内を落下
したライニング材を回収する工程と、回収したライニン
グ材をモルタル処理化する工程とを備えてなる筒状構造
物のライニング材撤去方法。 - (2)筒状構造物に内貼りされたライニング材の含水お
よび剥離作業を行う装置本体と、この装置本体を筒状構
造物の上方から筒状構造物内に上下動自在に吊り下げる
昇降装置と、剥離したライニング材を落下させて回収処
理する回収処理装置とからなり、前記装置本体は、水平
方向に放射状に伸縮して煙突内面に当接する複数の脚を
持つ固定部と、ライニング材の含水および剥離用作業装
置を設けた作業アームを持ちかつ自身が垂直軸回りに旋
回可能なアーム部とを備え、前記回収処理装置は、剥離
して筒状構造物内を落下したライニング材を集める集塵
器と、集塵器で集められたライニング材をモルタル処理
化する混練機とを備えてなることを特徴とする筒状構造
物のライニング材撤去装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63143037A JP2700176B2 (ja) | 1988-06-10 | 1988-06-10 | 筒状構造物のライニング材撤去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63143037A JP2700176B2 (ja) | 1988-06-10 | 1988-06-10 | 筒状構造物のライニング材撤去装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01312147A true JPH01312147A (ja) | 1989-12-15 |
JP2700176B2 JP2700176B2 (ja) | 1998-01-19 |
Family
ID=15329436
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63143037A Expired - Lifetime JP2700176B2 (ja) | 1988-06-10 | 1988-06-10 | 筒状構造物のライニング材撤去装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2700176B2 (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007308960A (ja) * | 2006-05-18 | 2007-11-29 | Kajima Corp | 筒状構造物のライナー材撤去方法 |
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JP2009091085A (ja) * | 2007-10-05 | 2009-04-30 | Ohbayashi Corp | 付着物処理設備、及び付着物処理方法 |
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JP2009184811A (ja) * | 2008-02-08 | 2009-08-20 | Hiroyuki Sakamoto | エレベーターホール内におけるアスベスト処理溶剤の無人吹付ロボット装置及び無人吹付方法 |
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---|---|---|---|---|
JPH01256660A (ja) * | 1988-04-04 | 1989-10-13 | Sato Kogyo Co Ltd | 石綿除去機 |
-
1988
- 1988-06-10 JP JP63143037A patent/JP2700176B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP2013053515A (ja) * | 2012-10-12 | 2013-03-21 | Ohbayashi Corp | アスベスト除去方法 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2700176B2 (ja) | 1998-01-19 |
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