JP2012233178A - 共重合体、化粧料組成物及び毛髪化粧料 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】カルボキシル基を構造内に有するビニル系モノマー(A)に相当する構成単位と、特定の親水性ノニオンビニル系モノマー(B)に相当する構成単位と、特定の疎水性ビニル系モノマー(C)に相当する構成単位とを有する共重合体であって、共重合体の全質量に対してビニル系モノマー(A)に相当する構成単位の割合が15〜80質量%である共重合体。
【選択図】なし
Description
即ち、本発明の要旨は、以下の[1]〜[9]に存する。
CH2=C(R1)−CO−NR2R3 …(1)
(式(1)中、R1は水素原子又はメチル基を表し、R2及びR3はそれぞれ独立して水素原子、炭素数1〜4のアルキル基、又は炭素数1〜4のヒドロキシアルキル基を表す。)
CH2=C(R4)−CO(O)−X−H …(2)
(式(2)中、R4は水素原子又はメチル基を表し、Xは1個以上のヒドロキシル基を含む2価の連結基を表す。)
CH2=C(R5)−CO−Z−(Q−O)r−R6 …(3)
(式(3)中、R5は水素原子又はメチル基を表し、R6は水素原子又は炭素数1〜5のアルキル基を表し、Qは置換基を有していてもよい炭素数2〜4のアルキレン基を表し、rは2〜15の整数を表し、Zは酸素原子又はNHを表す。)
CH2=C(R7)−CO−M−Y …(4)
(式(4)中、R7は水素原子又はメチル基を表し、Yは炭素数4〜22のアルキル基(分岐、環構造を含む)を表し、Mは酸素原子またはNHを表す。)
CH2=C(R8)−CO−L−(C2H4−O)s−(C3H6−O)t−
(C4H8−O)u−R9 …(5)
(式(5)中、R8は水素原子又はメチル基を表し、R9は水素原子又は炭素数1〜5のアルキル基を表し、Lは酸素原子またはNHを表し、s≧0、t+u≧1、1≦(s+t+u)≦100の整数を表す。)
CH2=C(R10)−CO−(O−(CH2)m−CO)n−OH …(6)
(式(6)中、R10は水素原子又はメチル基を表し、mは1〜4の整数を表し、nは0〜4の整数を表す。)
CH2=C(R11)−COO−(CH2)p−OOC−(CH2)q−COOH
…(7)
(式(7)中、R11は水素原子又はメチル基を表し、p、qはそれぞれ独立して2〜6の整数を表す。)
尚、本明細書において「(メタ)アクリル酸」というような表現を用いる場合、「アクリル酸」と「メタクリル酸」の両方を含む表現として用いることとする。また、本明細書において「〜」という表現を用いる場合、その前後に記載される数値あるいは物理値を含む意味で用いることとする。
また、本明細書において「塗布時のなめらかさ」とは、後掲の実施例において示される評価をさすものであり、カチオン界面活性剤の吸着量や化粧料組成物の粘度が優れていたとしても、塗布時のなめらかさが「比較標準品」よりも悪い場合にはその効果が劣るものとみなすこととする。
本発明の共重合体は、カルボキシル基を構造内に有するビニル系モノマー(A)に相当する構成単位、下記式(1)〜(3)で表されるビニル系モノマーからなる群より選ばれる少なくとも一種のビニル系モノマー(B)に相当する構成単位、及び下記式(4)〜(5)で表されるビニル系モノマーからなる群より選ばれる少なくとも一種の疎水性ビニル系モノマー(C)に相当する構成単位を有する共重合体であって、共重合体の全質量に対して前記ビニル系モノマー(A)に相当する構成単位の割合が15〜80質量%であることを特徴とするものである。
(式(1)中、R1は水素原子又はメチル基を表し、R2及びR3はそれぞれ独立して水素原子、炭素数1〜4のアルキル基、又は炭素数1〜4のヒドロキシアルキル基を表す。)
CH2=C(R4)−CO(O)−X−H …(2)
(式(2)中、R4は水素原子又はメチル基を表し、Xは1個以上のヒドロキシル基を含む2価の連結基を表す。)
CH2=C(R5)−CO−Z−(Q−O)r−R6 …(3)
(式(3)中、R5は水素原子又はメチル基を表し、R6は水素原子又は炭素数1〜5のアルキル基を表し、Qは置換基を有していてもよい炭素数2〜4のアルキレン基を表し、rは2〜15の整数を表し、Zは酸素原子又はNHを表す。)
(式(4)中、R7は水素原子又はメチル基を表し、Yは炭素数4〜22のアルキル基(分岐、環構造を含む)を表し、Mは酸素原子またはNHを表す。)
CH2=C(R8)−CO−L−(C2H4−O)s−(C3H6−O)t−
(C4H8−O)u−R9 …(5)
(式(5)中、R8は水素原子又はメチル基を表し、R9は水素原子又は炭素数1〜5のアルキル基を表し、Lは酸素原子またはNHを表し、s≧0、t+u≧1、1≦(s+t+u)≦100の整数を表す。)
本発明の共重合体は、カルボキシル基を構造内に有するビニル系モノマー(A)に相当する構成単位を有し、かつこのビニル系モノマー(A)に相当する構成単位の割合は共重合体の全質量に対して15〜80質量%である。
本発明の共重合体がカルボキシル基を構造内に有するビニル系モノマー(A)に相当する構成単位を特定割合で含むことを必要とするのは、以下の理由によるものである。
1) 共重合体とカチオン界面活性剤との強い相互作用:共重合体中のカルボキシル基の−OHの酸素の分極により、共重合体とカチオン界面活性剤との相互作用が高められる。
2) 共重合体とカチオン界面活性剤との複合体と毛髪との強い相互作用:カチオン界面活性剤のカチオン基及び共重合体のカルボキシル基の分極した水素と毛髪表面(アニオン)の相互作用が高められる。
(式(6)中、R10は水素原子又はメチル基を表し、mは1〜4の整数を表し、nは0〜4の整数を表す。)
…(7)
(式(7)中、R11は水素原子又はメチル基を表し、p、qはそれぞれ独立して2〜6の整数を表す。)
上式(6)で表されるものの具体例を挙げると、(メタ)アクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、アンゲリカ酸、チグリン酸、2−カルボキシエチルアクリレートオリゴマーなどが挙げられ、これらの中でも好ましいのはアクリル酸、メタアクリル酸であり、最も好ましいのはアクリル酸である。
上式(7)で表されるものの具体例としてはアクリロイルオキシエチルサクシネート、2−メタクリロイルオキシエチルサクシネート等が挙げられる。
本発明の共重合体は、下記式(1)〜(3)で表されるビニル系モノマーからなる群より選ばれる少なくとも一種のビニル系モノマー(B)に相当する構成単位を有する。
(式(1)中、R1は水素原子又はメチル基を表し、R2及びR3はそれぞれ独立して水素原子、炭素数1〜4のアルキル基、又は炭素数1〜4のヒドロキシアルキル基を表す。)
CH2=C(R4)−CO(O)−X−H …(2)
(式(2)中、R4は水素原子又はメチル基を表し、Xは1個以上のヒドロキシル基を含む2価の連結基を表す。)
CH2=C(R5)−CO−Z−(Q−O)r−R6 …(3)
(式(3)中、R5は水素原子又はメチル基を表し、R6は水素原子又は炭素数1〜5のアルキル基を表し、Qは置換基を有していてもよい炭素数2〜4のアルキレン基を表し、rは2〜15の整数を表し、Zは酸素原子又はNHを表す。)
…(2x)
(式(2x)中、R12及びR13はそれぞれ独立して炭素数1〜3のアルキル基又は炭素数1〜3のヒドロキシアルキル基を表し、aは1〜4の整数、bは0又は1、cは1〜6の整数、dは0〜2の整数で表す。)
−(CH2)a−(CHOH)c− …(2x−1)
−(CH2)a−(CR12R13)−(CHOH)− …(2x−2)
−[(CH2)−(CHOH)−(CH2O)]e− …(2x−3)
(式(2x−1)〜(2x−3)中、R12、R13、及びa,cは上記式(2x)におけると同義であり、eは1〜3の整数を表す。)
R6は水素原子又は炭素数1〜5のアルキル基である。式(3)で表されるビニル系モノマーは親水性のあるものが好ましいため、R6は、水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基であることが好ましく、水素原子又は炭素数1又は2のアルキル基であることがより好ましい。
また、一定の大きさを有する疎水性ビニル系モノマー(C)に相当する構成単位を共重合体に含有させてリンスラメラ層の圧縮・崩壊を防ぐ場合、共重合体の親水性が損なわれて水への溶解性が低下し、リンスへの配合が困難になるという問題点が生じる。これに対して、前記式(1)〜(3)で表される親水性ノニオンビニル系モノマーに相当する構成単位を含有させることによって、共重合体の溶解性を向上させることができる。
本発明の共重合体は、下記式(4)〜(5)で表されるビニル系モノマーからなる群より選ばれる少なくとも一種の疎水性ビニル系モノマー(C)に相当する構成単位を有する。
(式(4)中、R7は水素原子又はメチル基を表し、Yは炭素数4〜22のアルキル基(分岐、環構造を含む)を表し、Mは酸素原子またはNHを表す。)
CH2=C(R8)−CO−L−(C2H4−O)s−(C3H6−O)t−
(C4H8−O)u−R9 …(5)
(式(5)中、R8は水素原子又はメチル基を表し、R9は水素原子又は炭素数1〜5のアルキル基を表し、Lは酸素原子またはNHを表し、s≧0、t+u≧1、1≦(s+t+u)≦100の整数を表す。)
上記のビニル系モノマー(A)、(B)、(C)以外にも、本発明の共重合体中には、本発明の効果を損なわない範囲において、更に他のビニル系モノマーに相当する構造単位を含有させてもよい。その他のビニル系モノマーとしては、例えば、ノニオン性モノマー、両性モノマー、半極性モノマー、カチオン性モノマーなどの他、ポリシロキサン基含有モノマーも用いうる。但し、これらその他のモノマーには、前記のビニル系モノマー(A)、(B)及び(C)は含まないものとする。
両性モノマーとしては、例えば、ベタイン基含有(メタ)アクリルエステル、ベタイン基含有(メタ)アクリルアミドなどが挙げられる。
半極性モノマーとしては、例えば、アミンオキシド基含有(メタ)アクリル酸エステル、アミンオキシド基含有(メタ)アクリルアミドなどが挙げられる。
カチオン性モノマーとしては、例えば、4級アンモニウム基含有(メタ)アクリル酸エステル、4級アンモニウム基含有(メタ)アクリルアミドなどが挙げられる。
−(SiR14R15−O)− …(8)
(式(8)中、R14及びR15はそれぞれ独立して炭素数1〜3のアルキル基、又はフェニル基を表す。)
CH2=C(R16)−G−(SiR17R18−O)w−R19 …(9)
(式中、R16は水素原子又はメチル基を表し、R17及びR18はそれぞれ独立して炭素数1〜3のアルキル基、又はフェニル基を表し、R19は炭素数1〜8のアルキル基を表し、Gは2価の連結基又は直接結合を表し、wは2〜200の整数を表す。)
−CONH−R−
−O−R−
−R−
共重合体中のビニル系モノマー(A)、(B)、(C)及びその他のモノマーに相当するそれぞれの構成単位の含有量は、カルボニル基、アミド結合、ポリシロキサン構造や各種官能基、炭素骨格などのIR吸収やラマン散乱、ポリジメチルシロキサンのメチル基やアミド結合部位及びそれらに隣接するメチル基、メチレン基などの1H−NMR、あるいはそれらの13C−NMR等に代表される各種NMRにより測定することができる。
本発明の共重合体の重量平均分子量は、3,000〜2,000,000であることが好ましい。重量平均分子量を3,000以上とすることにより、カチオン界面活性剤とのコンプレックスが毛髪や肌に付着することによるコンディショニング効果がより高まる。共重合体の重量平均分子量はより好ましくは3,500以上であり、更に好ましくは4,000以上であり、特に好ましくは5,000以上であり、最も好ましいのは10,000以上である。一方、重量平均分子量を、2,000,000以下とすることにより、乾燥後の感触をより高めることができる。共重合体の重量平均分子量はより好ましくは1,000,000以下、より好ましくは500,000以下であり、更に好ましくは100,000であり、最も好ましくは50,000以下である。
本発明の共重合体は、20質量%エタノール溶液の25℃での粘度が5mPa・s以上20000mPa・s以下であることが好ましい。この粘度は、より好ましくは10mPa・s以上、更に好ましくは15mPa・s以上であり、一方、より好ましくは10000mPa・s以下、更に好ましくは5000mPa・s以下である。共重合体の粘度が5mPa・s以上、20000mPa・s以下であるとハンドリングの点で好ましい。粘度はB型粘度計などを用いて測定することが可能である。
本発明の共重合体を配合した化粧料組成物、特にリンスやトリートメントなどの毛髪化粧料で、毛髪を処理した場合の毛髪へのカチオン界面活性剤の吸着量は、毛髪化粧料へのカチオン界面活性剤の配合量によっても変わりうるが、例えば、カチオン界面活性剤の配合量を1.5質量%とした場合、毛髪へのカチオン界面活性剤の吸着量は50〜3000質量ppmであることが好ましい。カチオン界面活性剤の吸着量が50質量ppm以上であることにより、コンディショニング効果がより高まる。この吸着量はより好ましくは75重量ppm以上であり、更に好ましくは100重量ppm以上である。一方、カチオン界面活性剤の吸着量が3000質量ppm以下であることにより、乾燥後の感触をより高めることができる。この吸着量はより好ましくは2000質量ppm以下、更に好ましくは1000質量ppm以下である。
尚、上記の毛髪へのカチオン界面活性剤の吸着量は本発明の実施例において示す評価方法による値である。
本発明の共重合体は、例えば、それぞれの構成単位を与えるモノマー又はその前駆体を混合し、溶液重合、懸濁重合、乳化重合等の方法により共重合させた後、必要に応じてポリシロキサン構造の付加、縮合反応等を行うことにより製造することができる。
本発明の共重合体は、以下に詳述する各成分を適宜組み合わせて配合することにより、化粧料組成物として有用に使用することが可能である。特に、水、カチオン界面活性剤、高級アルコールは、加熱混合することによりラメラと呼ばれるゲル構造を形成し、なめらかさやしっとり感を与えることができ、好ましい。更に、本発明の化粧料組成物にシリコーン油を配合することによりサラサラ感を付与することができる。
本発明の化粧料組成物は本発明の共重合体を必須に含むものであり、その使用量は化粧料組成物全体に対して0.1質量%以上含有するものとする。これにより肌や毛髪に対する吸着力が増加し、濯ぎ時のなめらかさや乾燥後のサラサラ感などのコンディショニング効果を与える。本発明の化粧料組成物は、本発明の共重合体を好ましくは0.2質量%以上含有する。ただし、本発明の共重合体の含有量は乾燥後のゴワツキ感をなくししっとり感を高めるため、5質量%以下とする。好ましくはこの含有量は3質量%以下である。
本発明の共重合体を化粧料組成物として用いる場合、通常、化粧料組成物に用いることの可能な溶媒又は分散媒が用いられる。これらの溶媒又は分散媒としては例えば、水やエタノール、イソプロパノール、ブタノールなどの低級アルコールが挙げられるが、本発明の化粧料組成物は水を含むものである。
本発明の化粧料組成物に含まれるカチオン界面活性剤としては、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム等のアルキルトリメチルアンモニウム塩、塩化セチルピリジニウム等のアルキルピリジニウム塩、塩化ジステアリルジメチルアンモニウムジアルキルジメチルアンモニウム塩、塩化ポリ(N,N’−ジメチル−3,5−メチレンピペリジニウム)、アルキル四級アンモニウム塩、アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩、アルキルイソキノリニウム塩、ジアルキルモリホニウム塩、ポリオキシエチレンアルキルアミン、アルキルアミン塩、ポリアミン脂肪酸誘導体、アミルアルコール脂肪酸誘導体、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム等が挙げられる。
以上に挙げたカチオン界面活性剤は1種のみでも2種以上を組み合わせても使用可能である。
本発明の化粧料組成物には高級アルコールを含有させることが好ましい。本明細書において「高級アルコール」とは炭素数12〜24のアルコールを意味し、1価のアルコールが好ましい。高級アルコールの具体例としては、セチルアルコール、ステアリルアルコール等が挙げられる。
本発明の化粧料組成物にはシリコーン油を含有させることが好ましい。本発明の化粧料組成物に用いるシリコーン油の種類は特に限定されないが、例えば、ポリジメチルシロキサン、ポリジメチルシロキサンアルキレンオキシド共重合体、アミノ変性ポリジメチルシロキサン、ポリエーテル変性ポリジメチルシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、エポキシ変性ポリジメチルシロキサン、フッ素変性ポリジメチルシロキサン、アルコール変性ポリジメチルシロキサン、アルキル変性ポリジメチルシロキサン、アルコキシ変性ポリジメチルシロキサン及び環状シリコーンなどが挙げられる。これらは特開2000−336018号公報に記載されている。
ポリエーテル変性ポリジメチルシロキサンとして最も好ましくは、ジメチルシロキサンと、前記重合体骨格のオキシアルキレン基を有するシロキサンとを共重合させて得たものである。
アルコキシ変性ポリジメチルシロキサンとしては、「PS912」(チッソ株式会社)、「FZ−3701」(日本ユニカー株式会社)などが市販されている。
本発明の化粧料組成物はその効果を損なわない限り、前述した共重合体、水、カチオン界面活性剤、高級アルコール、シリコーン油の他にも、炭化水素油分、保湿剤(水溶性高分子)、カチオン性高分子、アニオン性高分子、ノニオン性高分子、両性高分子等の高分子、カチオン界面活性剤以外の各種界面活性剤、pH調整剤、防腐剤、増粘剤などを適宜組み合わせて使用することができる。
増粘剤としては、例えばヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース等が挙げられる。増粘剤を用いる場合には化粧料組成物全体に対して5質量%以下で含有させることが好ましい。
本発明の化粧料組成物は毛髪化粧料として特に有用である。本明細書において毛髪化粧料とは、特に限定されないが、例えば、シャンプー、リンス、コンディショナー、トリートメント、アウトバス用トリートメント、染毛剤、パーマ剤、ヘアパック、ヘアスプレー、ヘアフォーム、スタイリング剤などが挙げられる。本発明の毛髪化粧料はこれらのなかでも、コンディショニング効果が要求される、シャンプー、リンス、コンディショナー、トリートメント、アウトバス用トリートメント、のようなコンディショニング剤として特に有用である。
尚、上記の毛髪へのカチオン界面活性剤の吸着量は本発明の実施例において示す評価方法による値である。
本発明の化粧料組成物は、毛髪化粧料の中でも、毛髪用トリートメント化粧料として特に有用である。毛髪用トリートメント化粧料とは、シャンプー等で洗浄した後にコンディショニング効果を付与することを主目的とするもので、毛髪の塗布後に水で洗い流すものや塗布後に洗い流さないものがあり、水で洗い流すものとしては、リンス、コンディショナー、トリートメントといった、リンスオフコンディショナーとも言われるものが挙げられる。また、洗い流さないものとしては、アウトバス用トリートメント、リーブオンコンディショナーなどと言われるものが挙げられる。これらの中でも、本発明の化粧料組成物は、リンスオフコンディショナーとして特に有用である。
<共重合体(1)の製造>
還流冷却器、滴下ロート、温度計、窒素ガス導入管及び撹拌装置を備えた反応器にエタノール100質量部を仕込み、滴下ロートにN−ヒドロキシエチルアクリルアミド50質量部、アクリル酸30質量部、ポリオキシプロピレン(13モル)メタクリレート20質量部、及びエタノール100質量部からなる単量体混合液を仕込み、反応器を窒素置換したのち80℃まで加熱した。反応器に、ジメチル−2,2’−アゾビスイソブチレート(V−601;和光純薬工業(株)製)0.5質量部を投入後、単量体混合液を2時間かけて滴下した。滴下終了後から8時間反応させたのち冷却し、共重合体(1)を得た。
表−1に記載の単量体を表−1に記載の割合で用いたこと以外は共重合体(1)の製造と同様にして共重合体(2)〜共重合体(10)を製造した。
<重量平均分子量の測定>
ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(装置:東ソー株式会社製「SC8010,SD8022,RI8020,CO8011,PS8010」、カラム:和光純薬工業株式会社「Wakopak(WakobeadsG−50)」、展開溶媒:水/メタノール/酢酸/酢酸ナトリウム=6/4/0.3/0.41)を用いて、ポリエチレングリコールを標準物質として共重合体(1)〜(10)の重量平均分子量を求めた。
調製した共重合体(1)〜(10)について、B型粘度計を用い、25℃にて粘度の測定を行った。なお、粘度測定に使用したローターナンバーは2〜4、回転数は12または60rpmである。
共重合体(1)〜(10)を用い、定法に従って表−2に示す組成の化粧料組成物を調製した。
<カチオン界面活性剤吸着量の測定>
評価用の毛束として、人毛黒髪(100%)根本揃え(未処理毛、10g×30cm、(株)ビューラックス社)を用い、これをブリーチ処理したものを「ダメージ毛」として使用した。即ち、この毛束1本に、ブリーチ剤として、(株)ミルボン製「プロマティスブレーブオキシタン6.0(過酸化水素6%クリーム)」を12g及び(株)メロス化学製「パウダーブリーチMR2」を6g混合したものを塗布し、30分放置したのち水洗しラウロイル(EO)3硫酸ナトリウム(ポリオキシエチレン(3)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム)で洗浄し、ダメージ毛を作成した。このダメージ毛を5g束ねたものをダメージ毛サンプル毛束とした。
このダメージ毛サンプル毛束に対し、はじめに25質量%ポリオキシエチレン(3)ラウリルエーテル硫酸ナトリウムをシャンプーとして洗浄・すすぎを実施した。その後、0.5gの上記化粧料組成物サンプルをそれぞれ塗布し、流水中で20回櫛を通すことによって濯いだ。その後、毛髪をイソプロピルアルコールに浸漬させ、1時間超音波処理をすることによって、吸着したカチオン界面活性剤を抽出させた。その後、抽出液を、ガスクロマトグラフィー(ヒューレットパッカード社製「HP6850C−R5A」)によって定量分析することによってカチオン界面活性剤の吸着量を求めた。
上記のダメージ毛サンプル毛束に対して、25質量%ポリオキシエチレン(3)ラウリルエーテル硫酸ナトリウムをシャンプーとして使用して洗浄・すすぎを実施し、次いで上記の各毛髪化粧料を塗布した後、40℃の流水中で毛束を濯いだときの指通りのなめらかさを以下の4段階で評価した。なお、比較標準品とは、共重合体を配合しないで調製した上記化粧料組成物を示す。
4:比較標準品と比べて優れる
3:比較標準品と同程度
2:比較標準品に比べてやや劣る
1:比較標準品に比べて劣る
また、比較標準品は、粘度43100mPa・s(B型粘度計、ローター番号4、12rpm)であり、カチオン界面活性剤の毛髪への吸着量は、21質量ppmであった。
調製した化粧料組成物について、B型粘度計を用い、25℃にて粘度の測定を行った。なお、粘度測定に使用したローターナンバーは「4」であり、回転数は12rpmとした。
(1) 実施例1〜8の化粧料組成物は、塗布時のなめらかさを損なうことなく、高いカチオン界面活性剤吸着量を示した。
(2) 比較例1の化粧料組成物は、用いた共重合体のビニル系モノマー(A)の配合量が10質量%と本発明の範囲よりも少ないため、カチオン界面活性剤の吸着量が27質量ppmと比較標準品と同等である。
(3) 比較例2の化粧料組成物は、ビニル系モノマー(C)を含まないためリンスに配合したときの粘度が低く、また、塗布時のなめらかさが劣っていた。
Claims (9)
- カルボキシル基を構造内に有するビニル系モノマー(A)に相当する構成単位、下記式(1)〜(3)で表されるビニル系モノマーからなる群より選ばれる少なくとも一種のビニル系モノマー(B)に相当する構成単位、及び下記式(4)〜(5)で表されるビニル系モノマーからなる群より選ばれる少なくとも一種の疎水性ビニル系モノマー(C)に相当する構成単位を有する共重合体であって、共重合体の全質量に対して前記ビニル系モノマー(A)に相当する構成単位の割合が15〜80質量%である共重合体。
CH2=C(R1)−CO−NR2R3 …(1)
(式(1)中、R1は水素原子又はメチル基を表し、R2及びR3はそれぞれ独立して水素原子、炭素数1〜4のアルキル基、又は炭素数1〜4のヒドロキシアルキル基を表す。)
CH2=C(R4)−CO(O)−X−H …(2)
(式(2)中、R4は水素原子又はメチル基を表し、Xは1個以上のヒドロキシル基を含む2価の連結基を表す。)
CH2=C(R5)−CO−Z−(Q−O)r−R6 …(3)
(式(3)中、R5は水素原子又はメチル基を表し、R6は水素原子又は炭素数1〜5のアルキル基を表し、Qは置換基を有していてもよい炭素数2〜4のアルキレン基を表し、rは2〜15の整数を表し、Zは酸素原子又はNHを表す。)
CH2=C(R7)−CO−M−Y …(4)
(式(4)中、R7は水素原子又はメチル基を表し、Yは炭素数4〜22のアルキル基(分岐、環構造を含む)を表し、Mは酸素原子またはNHを表す。)
CH2=C(R8)−CO−L−(C2H4−O)s−(C3H6−O)t−
(C4H8−O)u−R9 …(5)
(式(5)中、R8は水素原子又はメチル基を表し、R9は水素原子又は炭素数1〜5のアルキル基を表し、Lは酸素原子またはNHを表し、s≧0、t+u≧1、1≦(s+t+u)≦100の整数を表す。) - 前記ビニル系モノマー(B)に相当する構成単位の割合が、共重合体の全質量に対して1〜85質量%である、請求項1に記載の共重合体。
- 前記ビニル系モノマー(A)が、下記式(6)又は下記式(7)で表される、請求項1又は請求項2に記載の共重合体。
CH2=C(R10)−CO−(O−(CH2)m−CO)n−OH …(6)
(式(6)中、R10は水素原子又はメチル基を表し、mは1〜4の整数を表し、nは0〜4の整数を表す。)
CH2=C(R11)−COO−(CH2)p−OOC−(CH2)q−COOH
…(7)
(式(7)中、R11は水素原子又はメチル基を表し、p、qはそれぞれ独立して2〜6の整数を表す。) - 重量平均分子量が3,000〜2,000,000である、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の共重合体。
- 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の共重合体0.1〜5質量%、及び水55〜99.6質量%を含む化粧料組成物。
- 更に、カチオン界面活性剤0.1〜20質量%を含む、請求項5に記載の化粧料組成物。
- 更に、高級アルコール0.1〜20質量%を含む、請求項5又は請求項6に記載の化粧料組成物。
- 更に、シリコーン油0.1〜10質量%を含む、請求項5ないし請求項7のいずれか1項に記載の化粧料組成物。
- 請求項5ないし請求項8のいずれか1項に記載の化粧料組成物からなる毛髪化粧料。
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