JP2019127444A - 化粧料組成物 - Google Patents
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Abstract
Description
また、近年顧客の健康志向等により、従来コンディショニング材料として使用されていたシリコーン材料が配合されないシャンプーの需要が急増している。シリコーン等のコンディショニング材料が配合されないと、例えばシャンプーなどの洗浄剤では、毛髪を洗浄した場合、ごわつき等感触悪化が生じる。そのためシリコーン代替材料としてコンディショニング性を付与するオイルを配合したシャンプー等の提案がなされている。
これらの剤にオイルを配合する場合には、通常可溶化剤の配合が必要となる。
CH2=C(R1)−COO−(CH2)m−N+R2R3R4 (式1)
((式1)中、R1は水素原子もしくはメチル基を表し、R2,R3は各々独立に水素原子もしくは炭素数1〜4のアルキル基を表し、R4はCH2COO−基である。mは1〜4の整数である。)
CH2=C(R5)−CO(O)a−(NH)1−a−(CH2)b−N+R6R7R8・X−
(式2)
((式2)中、R5は水素原子もしくはメチル基を表し、R6,R7,R8は各々独立に水素原子もしくは炭素数1〜4のアルキル基を表し、Xは一価の塩化物イオンを表す。aは0もしくは1、bは1〜4の整数である。)
CHR9=C(R10)−COOH (式3)
((式3)中、R9,R10は各々独立に水素原子、メチル基もしくはCOOHを表す。)
CH2=C(R11)−COO−(CH2)r−NR12R13 (式4)
((式4)中、R11,R12,R13は各々独立に水素原子もしくは炭素数1〜4のアルキル基を表す。rは1〜4の整数である。)
CH2=C(R14)−COOR15(式5)
((式5)中、R14は水素原子もしくはメチル基を表し、R15は炭素数2〜40の、直鎖、分岐もしくは環状のアルキル基又は芳香族基を表す。)
CH2=C(R16)−COO−(C2H4O)c−(C3H6O)d−(C4H8O)e−R17 (式6)
((式6)中、R16は水素原子もしくはメチル基を表し、R17は炭素数1〜20の直鎖もしくは分岐アルキル基を表す。cは1〜90の整数、dは1〜20の整数、eは1〜10の整数である。)
化粧料組成物は、被可溶化物となるオイル(A)を含む。ここで、オイル(A)とは、水と相分離する疎水性の物質であり、化粧料に配合可能なオイル全てを含む。オイル(A)としては、好ましくは、植物性オイル、動物性オイル、又は炭化水素系オイルが挙げられる。植物性オイル、動物性オイルは、トリグリセリド(脂肪酸とグリセリンとのトリエステル)を主成分とするものであり、好ましくは、脂肪酸としてオレイン酸、リノール酸、パルミチン酸、ステアリン酸、リノレン酸等の不飽和脂肪酸を含有するオイルが挙げられる。炭化水素系油としては、テルペン属に属する油が挙げられる。
シャンプーやボディーソープ等の化粧料組成物に配合されたオイルが10質量%よりも多いと、ベタツキの原因となり、また0.1質量%よりも少ないと毛髪のキシミや手指の引掛かりが生じるだけでなく皮膚もしくは毛髪等の保湿効果も認められない。
本発明の化粧料組成物は、オイル(A)の可溶化剤となる特定のビニル系共重合体(B)を含む。本発明で用いるビニル系共重合体(B)(以下、「本発明のビニル系重合体(B)」と称す場合がある。)は、下記(式1)〜(式4)のいずれかで表される親水性基を有するビニル系単量体(以下、「親水性ビニル系単量体(b1)」と称す場合がある。)由来の構造単位(b1)と、下記(式5)で表される疎水性基を有するビニル系単量体(以下、「疎水性ビニル系単量体(b2)」と称す場合がある。)由来の構造単位(b2)とを有する、鎖状もしくは線状のものである。
((式1)中、R1は水素原子もしくはメチル基を表し、R2,R3は各々独立に水素原子もしくは炭素数1〜4のアルキル基を表し、R4はCH2COO−基である。mは1〜4の整数である。)
CH2=C(R5)−CO(O)a−(NH)1−a−(CH2)b−N+R6R7R8・X−
(式2)
((式2)中、R5は水素原子もしくはメチル基を表し、R6,R7,R8は各々独立に水素原子もしくは炭素数1〜4のアルキル基を表し、Xは一価の塩化物イオンを表す。aは0もしくは1、bは1〜4の整数である。)
CHR9=C(R10)−COOH (式3)
((式3)中、R9,R10は各々独立に水素原子、メチル基もしくはCOOHを表す。)
CH2=C(R11)−COO−(CH2)r−NR12R13 (式4)
((式4)中、R11,R12,R13は各々独立に水素原子もしくは炭素数1〜4のアルキル基を表す。rは1〜4の整数である。)
CH2=C(R14)−COOR15(式5)
((式5)中、R14は水素原子もしくはメチル基を表し、R15は炭素数2〜40の、直鎖、分岐もしくは環状のアルキル基又は芳香族基を表す。)
上記(式2)で表される親水性ビニル系単量体(b1)としては、N−(メタ)アクリロイルオキシエチル−N,N,N−トリメチルアンモニウムクロリド、N−(メタ)アクリロイルアミノプロピル−N,N,N−トリメチルアンモニウムクロリドなどが挙げられる。
上記(式3)で表される親水性ビニル系単量体(b1)としては、(メタ)アクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、アンゲリカ酸、チグリン酸などが挙げられる。
上記(式4)で表される親水性ビニル系単量体(b1)としては、2−(ジメチルアミノ)エチル(メタ)アクリレート、2−(ジエチルアミノ)エチル(メタ)アクリレートなどが挙げられる。
また、構造単位(b1)の含有量が上記上限以下であると、後述の非イオン性の親水性基を有する構造単位(b3)を含む場合に、ビニル系共重合体(B)の親水性が大きくなりすぎず、オイル(A)の可溶化能を低下させるのを抑制することができる。
((式6)中、R16は水素原子もしくはメチル基を表し、R17は炭素数1〜20の直鎖もしくは分岐アルキル基を表す。cは1〜90の整数、dは1〜20の整数、eは1〜10の整数である。)
上記(式6)で表される非イオン性の親水性ビニル系単量体(b3)の親水性基としては、ポリエチレングリコール基、ポリプロピレングリコール基又はポリブチレングリコール等のポリアルキレングリコール基が好ましい。
HLB値=7+11.7log(Mw/Mo) (式7)
((式7)中、Mw:親水性部の式量の総和、Mo:親油性部の式量の総和)
例えば、N−(メタ)アクリロイルオキシエチルN,N−ジメチルアンモニウム−α−N−メチルカルボキシベタイン・(メタ)アクリル酸アルキルエステル共重合体は、メタクリル酸アルキルエステルとジメチルアミノエチルメタクリレートを共重合後、ベタイン変性することにより得られる。また、N−(2−メタクリロイルオキシエチル)トリメチルアンモニウム=クロリド・(メタ)アクリル酸メトキシポリエチレングリコール・(メタ)アクリル酸アルキルエステル共重合体は、N−メタクリロイルオキシエチル−N,N,N−トリメチルアンモニウムクロリド等のカチオン性単量体と(メタ)アクリル酸メトキシポリエチレングリコールと(メタ)アクリル酸アルキルエステルとを共重合させることにより得られる。
なお、ビニル系共重合体(B)の態様は任意であり、例えばブロック共重合体、ランダム共重合体、グラフト共重合体等、いずれの態様のものでもよい。
本発明の化粧料組成物は、界面活性剤(C)を含む。界面活性剤(C)としては、アニオン性界面活性剤(c1)及び両性界面活性剤(c2)のうちの一方又は両方を含むことが好ましい。界面活性剤(C)としては、化粧料に配合可能な任意のアニオン性界面活性剤(c1)、両性界面活性剤(c2)を、任意に組み合わせて使用することができる。
本発明の化粧料組成物は、任意のオイル(A)に、上述した特定のビニル系共重合体(B)と界面活性剤(C)を添加して可溶化した可溶化化粧料であり、皮膚や毛髪等の身体用化粧料等、任意の化粧料に使用することができる。その際、本発明の洗浄用化粧料には、さらに任意のカチオン性界面活性剤やカチオン化ポリマー等を添加することができる。その他、通常の化粧料組成物、洗浄用化粧料に配合される、香料、薬剤、pH調整剤、その他任意の添加剤を配合することができる。
なお、本発明の化粧料組成物は、オイル(A)、本発明のビニル系重合体(B)、及び界面活性剤(C)と、必要に応じて配合されるこれらのその他の成分以外は水であり、本発明の化粧料組成物の水の含有量は、50〜95質量%、特に50〜90質量%であることが、化粧料組成物に適度な粘性と良好な使用感を付与する上で好ましい。
本発明の化粧料組成物は、後述の可溶化試験I〜IIIに示されるように、その製造時において、比較的短時間の処理で波長655nmの光の透過率が90%以上の透明な可溶化液体となるものである。このような高い透明性は、本発明の化粧料組成物が、前述の本発明のビニル系重合体(B)をオイル(A)の可溶化剤として含むことによる優れた油−水相溶化効果により達成されるものである。
本発明の化粧料組成物は、オイル(A)と、ビニル系共重合体(B)と、界面活性剤(C)とを含む洗浄用化粧料に好適に使用することができる。界面活性剤(C)は、好ましくはアニオン性界面活性剤(c1)及び両性界面活性剤(c2)の少なくとも一方を含有する。
本発明の洗浄用化粧料は、具体的には、シャンプー、ボディーソープ等であり、オイル(A)とビニル系重合体(B)の配合で、洗浄、すすぎ時の使用感や乾燥後の感触を改善することができる。
{可溶化剤としての本発明のビニル系重合体(B)の製造}
<可溶化剤1:N−(メタ)アクリロイルオキシエチルN,N−ジメチルアンモニウム−α−N−メチルカルボキシベタイン・(メタ)アクリル酸アルキルエステル共重合体の製造>
還流冷却器、滴下ロート、温度計、窒素ガス導入管及び撹拌装置を備えた反応器に、ジメチルアミノエチルメタクリレート(すなわち、DMMA)を39質量部、メチルメタクリレート(すなわち、MMA)を14質量部、n−ブチルメタクリレート(すなわち、BMA)31質量部、ステアリルメタクリレート(すなわち、SMA)を16質量部及び無水エタノールを55質量部入れ、α、α’−アゾビスイソブチロニトリル0.6質量部を加えて、窒素気流下80℃で還流加熱して2時間重合を行った。
次に、DMMAと等モルのモノクロロ酢酸カリウム50質量%エタノール懸濁液を滴下ロートにてフラスコに滴下し、さらに窒素気流下、80℃で10時間加熱を行って両性反応を行った。
得られた粘調懸濁液を加圧濾過機にて沈殿物を濾過した。濾液を再生済みカチオンイオン交換樹脂(三菱ケミカル株式会社製「ダイヤイオンPK−220」;再生後、系を無水エタノールに置換したものを使用)を充填したカラムに通し、次に、再生済みアニオン交換樹脂(三菱ケミカル株式会社製「ダイヤイオンPA−416」;再生後、系を無水エタノールで置換したものを使用)を充填したカラムに通した。このようにして、両性イオン性共重合体のエタノール溶液を得て、可溶化剤1とした。
得られた共重合体の重量平均分子量(Mw)は50,000、数平均分子量(Mn)は12,000であった。また、この共重合体のHLB値は、6.7あった。
ここで、共重合体の分子量は、以下のようにして求めた。すなわち、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(装置:東ソー株式会社製「SC8010(送液ポンプ)」,「SD8022(カラム恒温機)」,「RI8020(オートサンプラー)」,「CO8011(デガッサー)」,「PS8010(屈折率検出器)」、カラム:和光純薬工業株式会社製「Wakopak(Wakobeads G−50)」、展開溶媒:水/メタノール/酢酸/酢酸ナトリウム=6/4/0.3/0.41)を用いて、ポリエチレングリコールを標準物質として重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)を求めた。
還流冷却器、滴下ロート、温度計、窒素ガス導入管及び撹拌装置を備えた反応器に、蒸留無水エタノールを150質量部仕込み、N−メタクリロイルオキシエチル−N,N,N−トリメチルアンモニウム=クロリド(すなわち、DMC)15質量部、SMAを30質量部、メトキシテトラエチレングリコールメタクリレート(すなわち、PEG4MA;新中村化学工業株式会社製「NKエステルM−40G」)を30質量部、エチルヘキシルメタクリレート(すなわち、EHMA)を25質量部、及び無水エタノール50質量部からなる単量体混合液を滴下ロートに仕込み、反応器を窒素置換した後、90℃まで加熱した。ジメチル2,2’−アゾビス(2−メチルプロピオネート)2質量部を反応器に投入後、滴下ロートから単量体混合液を2時間かけて滴下した。
滴下終了後、90℃にて20時間反応させ、その後冷却して共重合体を得て、可溶化剤2とした。
得られた共重合体のMwは25,000、Mnは15,000であった。また、この共重合体のHLB値は、6.8であった。
無水エタノール100質量部を反応器に仕込み、アクリル酸(すなわち、AA)15質量部、SMA30質量部、PEG4MA30質量部、EHMA25質量部からなる単量体混合液を、滴下ロートに仕込み、無水エタノールを100質量部に変更した以外は、可溶化剤2の製造と同様にして、可溶化剤3を製造した。
得られた共重合体のMwは10,000、Mnは5,000であった。また、この共重合体のHLB値は、6.4であった。
2−(ジメチルアミノ)エチルメタクリレート(すなわち、DMMA)を40質量部、MMAを20質量部、BMAを30質量部、SMAを10質量部、α、α’−アゾビスイソブチロニトリルを0.6質量部に変更した以外は可溶化剤2の製造と同様にして、可溶化剤4を製造した。
得られた共重合体のMwは25,000、Mnは15,000であった。また、この共重合体のHLB値は、6.8であった。
還流冷却器、滴下ロート、温度計、窒素ガス導入管及び撹拌装置を備えた反応器に、DMMAを40質量部、MMAを20質量部、BMAを30質量部、PEG4MAを10質量部、α、α’−アゾビスイソブチロニトリルを0.6質量部加えて、窒素気流下80℃で還流加熱して2時間重合を行い、可溶化剤5を製造した。
得られた共重合体のMwは25,000、Mnは15,000であった。また、この共重合体のHLB値は、7.1であった。
DMMAを40質量部、MMAを15質量部、BMAを35質量部、メトキシノナエチレングリコールメタアクリレート(すなわち、PEG9MA:新中村化学工業株式会社製「NKエステルM−90G」)を10質量部、α、α’−アゾビスイソブチロニトリルを0.6質量部に変更した以外は可溶化剤5の製造と同様にして、可溶化剤6を製造した。
得られた共重合体のMwは25,000、Mnは15,000であった。また、この共重合体のHLB値は、6.9であった。
DMMAを40質量部、MMAを15質量部、ポリプロピレングリコールアクリレート(すなわち、PPG6AA:日油株式会社製「ブレンマーAP−400」)を10質量部、α、α’−アゾビスイソブチロニトリルを0.6質量部に変更した以外は可溶化剤5の製造と同様にして、可溶化剤7を製造した。
得られた共重合体のMwは25,000、Mnは15,000であった。また、この共重合体のHLB値は、7.0であった。
DMMAを40質量部、MMAを15質量部、BMAを30質量部、ポリエチレングリコールテトラメチレングリコールモノメタクリレート(すなわち、PEGTMGM:日油株式会社製「ブレンマー55PET−800」)を5質量部、α、α’−アゾビスイソブチロニトリルを0.6質量部に変更した以外は可溶化剤5の製造と同様にして、可溶化剤8を製造した。
得られた共重合体のMwは25,000、Mnは15,000であった。また、この共重合体のHLB値は、6.6であった。
<比較可溶化剤1:N−(メタ)アクリロイルオキシエチルN,N−ジメチルアンモニウム−α−N−メチルカルボキシベタイン・(メタ)アクリル酸アルキルエステル共重合体の製造>
DMMAを70質量部、SMAを30質量部に変更した以外は可溶化剤1の製造と同様にして比較可溶化剤1を製造した。
得られた共重合体のMwは50,000、Mnは12,000であった。また、この共重合体のHLB値は、6.8であった。
AAを30質量部、PEG4MAを70質量部、α、α’−アゾビスイソブチロニトリルを0.5質量部に変更した以外は、可溶化剤2の製造と同様にして、比較可溶化剤2を製造した。
得られた共重合体のMwは27,000、Mnは7,500であった。また、この共重合体のHLB値は、7.7であった。
DMCを5質量部、SMAを30質量部、MMAを30質量部、ジメチルアクリルアミド(すなわち、DMAA)を35質量部、ジメチル2,2’−アゾビス(2−メチルプロピオネート)0.5質量部に変更した以外は、可溶化剤2の製造と同様にして、比較可溶化剤3を製造した。
得られた共重合体のMwは25,000、Mnは15,000であった。また、この共重合体のHLB値は、6.7であった。
DMCを46質量部、DMAAを54質量部、ジメチル2,2’−アゾビス(2−メチルプロピオネート)0.5質量部に変更した以外は可溶化剤2の製造と同様にして、比較可溶化剤4を製造した。
得られた共重合体のMwは500,000、Mnは110,000であった。また、この共重合体のHLB値は、6.9であった。
可溶化剤1〜8と比較可溶化剤1〜4の物性とビニル系重合体(B)の単量体組成を表1,2に示す。
なお、表1,2の略字は以下の通りである。
DMC:N−メタクリロイルオキシエチル−N,N,N−トリメチルアンモニウムニクロリド
AA:アクリル酸
DMMA:2−(ジメチルアミノ)エチルメタクリレート
BMA:n−ブチルメタクリレート
EHMA:2−エチルヘキシルメタクリレート
SMA:ステアリルメタクリレート
PEG4MA:メトキシPEG−4メタクリレート
PEG9MA:メトキシPEG−9メタクリレート
PEG6AA:PPG−6アクリレート
PEGTMGM:ポリエチレングリコールテトラメチレングリコールモノメタクリレート
MMA:メチルメタクリレート
DMAA:ジメチルアクリルアミド
<実施例1〜9、比較例1〜6>
次に、下記要領で、ツバキオイルを配合したオイルシャンプーを調製し、可溶化剤1〜8と比較可溶化剤1〜6を用いて、以下の方法で可溶化試験を行った。
その後、さらに容器内に、ポリオキシエチレン(3)ラウリルエーテル硫酸ナトリウムを9質量部(25%水溶液)と、ラウロイルサルコシンナトリウム(日光ケミカルズ株式会社製「NIKKOL LN−30」)を2質量部(30%水溶液)添加して、十分混合した。
さらに、容器内に、ツバキオイルを0.15質量部と、可溶化剤1〜8又は比較可溶化剤1〜6を0.3質量部(5%エタノール溶液)添加して、撹拌混合した。ただし、実施例2では可溶化剤1を0.06質量部(5%エタノール溶液)添加して、撹拌混合した。その後、室温(25℃)、40℃又は50℃の湯浴中でそれぞれ光の透過率が90%以上となるのに必要な時間の測定を行った。透過率の測定には、日本分光株式会社製の分光光度計(V530 UV/VIS Spectrophotometer)を用い、波長655nmで光の透過率を測定した。参照溶液には、水を用いた。
結果を表3,4に示す。
比較可溶化剤1〜4は、HLB値は5〜8の範囲にあるものの、比較可溶化剤1および比較可溶化剤3は構造単位(b1)含有量が適当ではなく、比較可溶化剤2と比較可溶化剤4は構造単位(b2)を含んでいないため、白濁した外観を呈しておりオイルを可溶化することができなかった。
また汎用可溶化剤である比較可溶化剤5と比較可溶化剤6も同条件添加量では所定の条件で2日以上撹拌混合しても可溶化されなかった。
これに対して、本発明のビニル系重合体(B)である可溶化剤1〜8であれば、オイルを効果的に可溶化することができる。
すなわち、可溶化剤1〜8は、親水性基と疎水性基とを有し、いずれもHLB値が5〜8の範囲にあるアクリル系共重合体である。そして、このようなアクリル系共重合体を可溶化剤として用いることにより、ツバキオイルに対して1/10の添加量(質量比)で、シャンプー中へオイルを可溶化することができることが確認された。また、室温もしくは40℃および50℃の湯浴中で所定時間撹拌混合することで、655nmの光の透過率が90%以上となる高い透明性を有する可溶化化粧料を得ることができた。
下記要領で、ホホバオイル又はオリーブオイルを配合したオイルシャンプーを調製し、可溶化剤1、比較可溶化剤5又は比較可溶化剤6を用いて、可溶化テストを実施した。このとき、シャンプー中のオイル量を固定し、その量のオイルを可溶化するに必要な可溶化剤量の確認を行った。
容器に、コカミドプロピルベタイン(日光ケミカルズ株式会社製「AN3130W」)を5.73質量部(31.4%水溶液)、塩化ナトリウム0.9質量部(10%水溶液)、コカミドメチルモノエタノールアミン0.3質量部、クエン酸0.3質量部(10%水溶液)、PPG−3−カプリリルエーテル(花王株式会社製「GP−1」)を0.15質量部、安息香酸ナトリウムを0.6質量部(10%水溶液)、ポリクオタニウムー73(三菱ケミカル株式会社製「ダイヤスリークC−802」)を0.9質量部(10%水溶液)入れ、後述の可溶化剤1の添加量見合いであるが、全量が30gになるように水を添加して、撹拌混合した。
十分に混合した後、ポリオキシエチレン(3)ラウリルエーテル硫酸ナトリウムを9質量部(25%水溶液)とラウロイルサルコシンナトリウム(日光ケミカルズ株式会社製「NIKKOL LN−30」)を2質量部(30%水溶液)添加し、十分混合した。
表5(表5A〜5C)に記載するように、ホホバオイル又はオリーブオイル0.1質量部を添加し、可溶化剤1、比較可溶化剤5又は比較可溶化剤6を、0.003質量部〜0.5質量部(オイルに対する配合比率が0.03〜5)となるように添加後、撹拌混合し、全量が30gのシャンプーを調製した。その後、75℃に加熱した湯浴中で3時間加温後、外観の確認を行った。
結果を表5(表5A〜5C)に示す。
一方、表5B,5Cに示すように、比較可溶化剤5,6のいずれも、ホホバオイルについては配合比0.03〜5の全ての範囲で白濁した。オリーブオイルについては、比較可溶化剤5は2.5倍以上の添加となるまで、比較可溶化剤6は5倍の添加となるまで、透明な外観が得られなかった。
下記要領で、ホホバオイル又はオリーブオイルを配合したオイルシャンプーを調製し、可溶化剤1、比較可溶化剤5又は比較可溶化剤6を用いて、可溶化テストを実施した。このとき、シャンプー中の可溶化剤1、比較可溶化剤5又は比較可溶化剤6量を固定し、その量で可溶化可能なオイル量の確認を行った。
容器に、コカミドプロピルベタイン(日光ケミカルズ株式会社製「AN3130W」)を5.73質量部(31.4%水溶液)、塩化ナトリウム0.9質量部(10%水溶液)、コカミドメチルモノエタノールアミン0.3質量部、クエン酸0.3質量部(10%水溶液)、PPG−3−カプリリルエーテル(花王株式会社製「GP−1」)を0.15質量部、安息香酸ナトリウムを0.6質量部(10%水溶液)、ポリクオタニウムー73(三菱ケミカル株式会社製「ダイヤスリークC−802」)0.9質量部(10%水溶液)を入れ、後述の可溶化剤1の添加量見合いであるが、全量が30gになるように水を添加して、撹拌混合した。
十分に混合した後、ポリオキシエチレン(3)ラウリルエーテル硫酸ナトリウムを9質量部(25%水溶液)とラウロイルサルコシンナトリウム(日光ケミカルズ株式会社製「NIKKOL LN−30」)2質量部(30%水溶液)を添加し、十分混合した。表6(表6A〜表6C)に示すように、可溶化剤1、比較可溶化剤5又は比較可溶化剤6を0.01質量部と、ホホバオイル又はオリーブオイル0.1質量部〜3質量部を添加後、撹拌混合して、30gのシャンプーを調製した。その後、75℃に加熱した湯浴中で3時間加温後、外観の確認を行った。
結果を表6(表6A〜表6C)に示す。
これに対して、表6B,6Cに示すように、比較可溶化剤5、6では、オリーブオイル、ホホバオイルのいずれも、0.1質量部のオイルの配合で白濁し、可溶化できなかった。
Claims (10)
- オイル(A)と、
下記(式1)〜(式4)のいずれかで表される親水性基を有するビニル系単量体由来の構造単位(b1)と、下記(式5)で表される疎水性基を有するビニル系単量体由来の構造単位(b2)とを有し、鎖状もしくは線状であるビニル系共重合体(B)と、
界面活性剤(C)と、
水とを含み、
オイル(A)の含有量が0.1質量%以上10質量%以下であり、ビニル系重合体(B)の含有量が0.001質量%以上1質量%以下であり、水の含有量が50質量%以上95質量%以下である化粧料組成物であって、
波長655nmの光の透過率が90%以上である化粧料組成物。
CH2=C(R1)−COO−(CH2)m−N+R2R3R4 (式1)
((式1)中、R1は水素原子もしくはメチル基を表し、R2,R3は各々独立に水素原子もしくは炭素数1〜4のアルキル基を表し、R4はCH2COO−基である。mは1〜4の整数である。)
CH2=C(R5)−CO(O)a−(NH)1−a−(CH2)b−N+R6R7R8・X−
(式2)
((式2)中、R5は水素原子もしくはメチル基を表し、R6,R7,R8は各々独立に水素原子もしくは炭素数1〜4のアルキル基を表し、Xは一価の塩化物イオンを表す。aは0もしくは1、bは1〜4の整数である。)
CHR9=C(R10)−COOH (式3)
((式3)中、R9,R10は各々独立に水素原子、メチル基もしくはCOOHを表す。)
CH2=C(R11)−COO−(CH2)r−NR12R13 (式4)
((式4)中、R11,R12,R13は各々独立に水素原子もしくは炭素数1〜4のアルキル基を表す。rは1〜4の整数である。)
CH2=C(R14)−COOR15(式5)
((式5)中、R14は水素原子もしくはメチル基を表し、R15は炭素数2〜40の、直鎖、分岐もしくは環状のアルキル基又は芳香族基を表す。) - 前記構造単位(b1)が前記(式1)で表されるビニル系単量体由来の構造単位である請求項1に記載の化粧料組成物。
- 前記ビニル系共重合体(B)が、前記構造単位(b1)を10質量%以上60質量%以下含有する請求項1又は2に記載の化粧料組成物。
- 前記ビニル系共重合体(B)が、下記(式6)で表されるビニル系単量体由来の構造単位(b3)を更に含有する請求項1〜3のいずれか1項に記載の化粧料組成物。
CH2=C(R16)−COO−(C2H4O)c−(C3H6O)d−(C4H8O)e−R17 (式6)
((式6)中、R16は水素原子もしくはメチル基を表し、R17は炭素数1〜20の直鎖もしくは分岐アルキル基を表す。cは1〜90の整数、dは1〜20の整数、eは1〜10の整数である。) - 前記ビニル系共重合体(B)が、前記構造単位(b1)及び構造単位(b2)、或いは前記構造単位(b1)、構造単位(b2)及び構造単位(b3)を80質量%以上含む請求項1〜4のいずれか1項に記載の化粧料組成物。
- 前記界面活性剤(C)を3質量%以上50質量%以下含有する請求項1〜5のいずれか1項に記載の化粧料組成物。
- 前記ビニル系共重合体(B)と前記オイル(A)の質量比率[(B)/(A)]が、0.001以上1以下である請求項1〜6のいずれか1項に記載の化粧料組成物。
- 前記オイル(A)は、植物性オイル、動物性オイル、及び炭化水素系オイルから選ばれる少なくとも1種を含む請求項1〜7のいずれか1項に記載の化粧料組成物。
- 前記ビニル系共重合体(B)の重量平均分子量が5,000〜1,000,000であり、数平均分子量が5,000〜50,000である請求項1〜8のいずれか1項に記載の化粧料組成物。
- 前記界面活性剤(C)として、アニオン性界面活性剤(c1)及び両性界面活性剤(c2)のうちの一方又は両方を含有する請求項1〜9のいずれか1項に記載の化粧料組成物。
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