JP2012199596A - 半導体モジュール - Google Patents

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Masaki Goto
正喜 後藤
Kiyofumi Kitai
清文 北井
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大作 横山
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Abstract

【課題】半導体チップから発生した熱を放熱フィンに効率よく伝えるとともに、放熱フィンの排熱性を向上させること。
【解決手段】通風箱体1には、通風路2を形成するとともに、通風路2に連通された開口部3a〜3eを形成し、開口部3a〜3eを介して半導体パッケージ4a〜4eを通風箱体1にそれぞれ装着することで半導体モジュールを構成し、半導体パッケージ4a〜4eに設けられた放熱フィン16は、通風路2に沿って配置する。
【選択図】図1

Description

本発明は半導体モジュールに関し、特に、インバータに用いられる半導体モジュールの放熱構造に関する。
インバータに用いられる半導体モジュールでは、半導体チップから発生する熱を効率よく放熱させるため、半導体チップが実装されるベース板に放熱フィンを取り付けることが一般的に行われている。ここで、ベース板に実装される半導体チップ間の絶縁を確保するために、半導体チップとベース板との間には、絶縁層が介挿されている(特許文献1)。
また、特許文献2には、互いに絶縁されるヒートシンクをそれぞれ受けるようなサイズに作られた複数の開口を主支持シェルに形成し、開口にはめ込まれたヒートシンクをシェルの絶縁材料によって互いに絶縁させる技術が開示されている。
また、特許文献3には、パワーチップを搭載するリードフレームにヒートシンクを直接設け、ヒートシンクの一の面のみが露出するようモールド樹脂内に埋め込む技術が開示されている。
特開平5−121844号公報 特表2004−529505号公報 特開2005−228849号公報
しかしながら、半導体チップとベース板との間に絶縁層を介挿させる方法によれば、絶縁層が半導体チップとヒートシンクとの間の熱抵抗を増大させる要因になるため、放熱性が低下するという問題があった。
また、特許文献2、3に開示された方法では、互いに分割されたヒートシンクを、絶縁材料によって互いに絶縁されるため、ヒートシンクからの放熱経路が絶縁材料にて遮断され、排熱性が低下するという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、半導体チップから発生した熱を放熱フィンに効率よく伝えるとともに、放熱フィンの排熱性を向上させることが可能な半導体モジュールを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の半導体モジュールは、通風路が形成された通風箱体と、前記通風箱体に装着された複数の半導体パッケージと、前記半導体パッケージにそれぞれ設けられ、前記通風路に沿って配置された複数の放熱フィンとを備え、前記通風箱体は、通風方向に対し並行に配置され露出面が絶縁性を有する仕切りを有することを特徴とする。
この発明によれば、半導体チップから発生した熱を放熱フィンに効率よく伝えるとともに、放熱フィンの排熱性を向上させることが可能という効果を奏する。
図1は、本発明に係る半導体モジュールの実施の形態1の概略構成を示す斜視図である。 図2は、図1の半導体モジュールの実施の形態1の通風箱体および通風箱体に装着される半導体パッケージの概略構成を示す斜視図である。 図3−1は、図1のA1−A1´線に沿って切断した構成を示す断面図である。 図3−2は、図1のB1−B1´線に沿って切断した構成を示す断面図である。 図4は、本発明に係る半導体モジュールの実施の形態2のファン25側から見た概略構成を示す斜視図である。 図5は、本発明に係る半導体モジュールの実施の形態2のファン25の反対側から見た概略構成を示す斜視図である。 図6−1は、図4のA2−A2´線に沿って切断した構成を示す断面図である。 図6−2は、図4のB2−B2´線に沿って切断した構成を示す断面図である。 図7は、本発明に係る半導体モジュールの実施の形態3の概略構成を示す回路図である。 図8は、図7のC−C´線に沿って切断した時の半導体パッケージ54aの概略構成を示す断面図である。 図9は、本発明に係る半導体モジュールの実施の形態4の概略構成を示す回路図である。
以下に、本発明に係る半導体モジュールの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明に係る半導体モジュールの実施の形態1の概略構成を示す斜視図、図2は、図1の半導体モジュールの実施の形態1の通風箱体および通風箱体に装着される半導体パッケージの概略構成を示す斜視図である。
図1および図2において、通風箱体1には、通風路2が形成されるとともに、通風路2に連通された開口部3a〜3eが形成されている。なお、通風箱体1は、樹脂などの絶縁体で構成するようにしてもよいしアルミニウムや銅などの金属に絶縁樹脂を塗布したものを用いるようにしてもよい。そして、開口部3a〜3eを介して半導体パッケージ4a〜4eが通風箱体1にそれぞれ装着されることで、半導体モジュールが構成されている。
また、半導体パッケージ4a〜4eには放熱フィン16がそれぞれ設けられている。そして、放熱フィン16は、通風路2に沿って配置されている。
ここで、放熱フィン16は、半導体パッケージ4a〜4eごとに電位が互いに異なっていてもよい。そして、電位が互いに異なる放熱フィン16は、半導体パッケージ4a〜4eごとに通風路2内で互いに間隔を空けて配置することで、放熱フィン16間の絶縁を確保することができ、通風箱体1により回路ブロック毎の電位差に対して容易に物理的な間隔をあけて対応できる。
図3−1は、図1のA1−A1´線に沿って切断した構成を示す断面図、図3−2は、図1のB1−B1´線に沿って切断した構成を示す断面図である。図3−1および図3−2において、半導体パッケージ4aには、半導体チップ14が実装される金属製のベース板11が設けられている。そして、ベース板11上には、導体パターン12が形成されている。なお、ベース板11および導体パターン12の材料としては、アルミニウムや銅などの金属を用いることができる。また、導体パターン12の代わりにリードフレームを用いるようにしてもよい。そして、導体パターン12上には、半田層13を介して半導体チップ14が実装されている。なお、半導体チップ14には、インバータなどのパワーエレクトロニクス素子として使用される絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)、MOSトランジスタまたはバイポーラトランジスタなどを形成することができる。
また、半導体パッケージ4aには、半導体チップ14を封止する樹脂18が設けられるとともに、樹脂18の外部に突出するように配置された端子電極17が設けられている。なお、半導体チップ14を封止する方法としては、半導体チップ14を樹脂18にてモールドする方法以外にも、セラミックパッケージ内に半導体チップ14を搭載するようにしてもよい。そして、半導体チップ14は、ボンディングワイヤ15を介して端子電極17に電気的に接続されている。
また、ベース板11の下面には放熱フィン16が取り付けられ、半導体チップ14は、放熱フィン16との間に絶縁層が介挿されることなく半導体パッケージ4aに実装されている。なお、半導体パッケージ4b〜4eについても、半導体パッケージ4aと同様に構成することができる。
そして、放熱フィン16は、半導体パッケージ4a〜4eごとに通風路2内で互いに間隔を空けて配置されている。
そして、半導体チップ14から発生した熱は、半田層13、導体パターン12およびベース板11を介して放熱フィン16に直接伝達される。そして、放熱フィン16に伝達された熱は、通風路2に沿って外部に排熱される。
これにより、半導体チップ14と放熱フィン16との間の熱抵抗を低下させることが可能となり、半導体チップ14から発生した熱を放熱フィン16に効率よく伝達させることが可能となるとともに、放熱フィン16に伝達された熱が通風箱体1内に滞留するのを防止することができ、放熱フィン16の排熱性を向上させることが可能となる。
なお、上述した実施の形態1では、ベース板11上に導体パターン12を形成する方法について説明したが、ベース板11上に導体パターン12を形成することなく、半田層13を介して半導体チップ14をベース板11に直接実装するようにしてもよい。
実施の形態2.
図4は、本発明に係る半導体モジュールの実施の形態2のファン25側から見た概略構成を示す斜視図、図5は、本発明に係る半導体モジュールの実施の形態2のファン25の反対側から見た概略構成を示す斜視図である。
図4および図5において、通風箱体21には、通風路22が形成されるとともに、通風路22に連通された開口部が形成されている。なお、通風箱体21は、樹脂などの絶縁体で構成するようにしてもよいしアルミニウムや銅などの金属に絶縁樹脂を塗布したものを用いるようにしてもよい。ここで、通風箱体21には、通風路22に送風するファン25が装着されている。そして、開口部を介して半導体パッケージ24a〜24cが通風箱体21にそれぞれ装着されることで、半導体モジュールが構成されている。
また、半導体パッケージ24a〜24cには放熱フィン36がそれぞれ設けられている。そして、放熱フィン36は、通風路22に沿って配置されている。
ここで、放熱フィン36は、半導体パッケージ24a〜24cごとに電位が互いに異なっていてもよい。そして、電位が互いに異なる放熱フィン36は、半導体パッケージ24a〜24cごとに通風路22内で互いに間隔を空けて配置することで、放熱フィン36間の絶縁を確保することができる。
また、半導体パッケージ24a〜24cの端子電極は回路基板26に挿入し半田付け等により電気的に接続され、通風箱体21に固定されている。そして、回路基板26上には、コンデンサなどの電子部品28が実装されている。そして、電子部品28は、回路基板26を介して半導体パッケージ24a〜24cに電気的に接続されている。なお、電子部品28は、半導体パッケージ24a〜24cの駆動回路や制御電源回路などの構成部品として用いることができる。
図6−1は、図4のA2−A2´線に沿って切断した構成を示す断面図、図6−2は、図4のB2−B2´線に沿って切断した構成を示す断面図である。図6−1および図6−2において、半導体パッケージ24aには、半導体チップ34が実装されるベース板31が設けられている。そして、ベース板31上には、導体パターン32が形成されている。なお、ベース板31および導体パターン32の材料としては、アルミニウムや銅などの金属を用いることができる。また、導体パターン32の代わりにリードフレームを用いるようにしてもよい。そして、導体パターン32上には、半田層33を介して半導体チップ34が実装されている。なお、半導体チップ34には、インバータなどのパワーエレクトロニクス素子として使用される絶縁ゲートバイポーラトランジスタ、MOSトランジスタまたはバイポーラトランジスタなどを形成することができる。
また、半導体パッケージ24aには、半導体チップ34を封止する樹脂38が設けられるとともに、樹脂38の外部に突出するように配置された端子電極37が設けられている。なお、半導体チップ34を封止する方法としては、半導体チップ34を樹脂38にてモールドする方法以外にも、セラミックパッケージ内に半導体チップ34を搭載するようにしてもよい。そして、半導体チップ34は、ボンディングワイヤ35を介して端子電極37に電気的に接続されるとともに、端子電極37は、回路基板26に挿入されている。
また、ベース板31の下面には放熱フィン36が取り付けられ、半導体チップ34は、放熱フィン36との間に絶縁層が介挿されることなく半導体パッケージ24aに実装されている。なお、半導体パッケージ24b〜24cについても、半導体パッケージ24aと同様に構成することができる。
そして、放熱フィン36は、半導体パッケージ24a〜24cごとに通風路22内で互いに間隔を空けて配置されている。
そして、半導体チップ34から発生した熱は、半田層33、導体パターン32およびベース板31を介して放熱フィン36に直接伝達される。そして、放熱フィン36に伝達された熱は、ファン25によって通風路22内が送風されながら、通風路22に沿って外部に排熱される。
これにより、半導体チップ34と放熱フィン36との間の熱抵抗を低下させることが可能となり、半導体チップ34から発生した熱を放熱フィン36に効率よく伝達させることが可能となるとともに、放熱フィン36を空冷させることができ、放熱フィン36の排熱性を向上させることが可能となる。
なお、上述した実施の形態2では、ベース板31上に導体パターン32を形成する方法について説明したが、ベース板31上に導体パターン32を形成することなく、半田層33を介して半導体チップ34をベース板31に直接実装するようにしてもよい。
実施の形態3.
図7は、本発明に係る半導体モジュールの実施の形態3の概略構成を示す回路図である。図7において、半導体モジュールには、互いに分割された半導体パッケージ54a〜54eが設けられることでインバータが構成されている。
ここで、半導体パッケージ54aは、コンバータを構成する回路ブロックを半導体パッケージ化したものであり、コンバータダイオードD11〜D16が実装されている。なお、コンバータダイオードD11〜D13は、半導体パッケージ54aの導体層62aに直接実装されるとともに、コンバータダイオードD14〜D16は、絶縁層69aを介して半導体パッケージ54aの導体層に実装されている。
また、半導体パッケージ54bは、インバータのP側アームおよびブレーキ回路を構成する回路ブロックを半導体パッケージ化したものである。すなわち、絶縁ゲートバイポーラトランジスタT1〜T3および還流ダイオードD1〜D3により、インバータのP側アーム回路ブロックが構成されるとともに、絶縁ゲートバイポーラトランジスタT7およびダイオードD7により、インバータのブレーキ回路ブロックが構成されている。なお、絶縁ゲートバイポーラトランジスタT1〜T3および還流ダイオードD1〜D3は、半導体パッケージ54bの導体層に直接実装されるとともに、絶縁ゲートバイポーラトランジスタT7およびダイオードD7は、絶縁層69bを介して半導体パッケージ54bの導体層に実装されている。
また、半導体パッケージ54cは、インバータのUN相アーム回路を構成する回路ブロックを半導体パッケージ化したものである。すなわち、絶縁ゲートバイポーラトランジスタT4および還流ダイオードD4により、インバータのUN相アーム回路ブロックが構成されている。なお、絶縁ゲートバイポーラトランジスタT4および還流ダイオードD4は、半導体パッケージ54cの導体層に直接実装されている。
また、半導体パッケージ54dは、インバータのVN相アーム回路を構成する回路ブロックを半導体パッケージ化したものである。すなわち、絶縁ゲートバイポーラトランジスタT5および還流ダイオードD5により、インバータのVN相アーム回路ブロックが構成されている。なお、絶縁ゲートバイポーラトランジスタT5および還流ダイオードD5は、半導体パッケージ54dの導体層に直接実装されている。
また、半導体パッケージ54eは、インバータのWN相アーム回路を構成する回路ブロックを半導体パッケージ化したものである。すなわち、絶縁ゲートバイポーラトランジスタT6および還流ダイオードD6により、インバータのWN相アーム回路ブロックが構成されている。なお、絶縁ゲートバイポーラトランジスタT6および還流ダイオードD6は、半導体パッケージ54eの導体層に直接実装されている。
ここで、コンバータダイオードD11〜D13は、コンバータダイオードD14〜D16にそれぞれ直列接続されている。そして、コンバータダイオードD11、D14の直列回路と、コンバータダイオードD12、D15の直列回路と、コンバータダイオードD13、D16の直列回路とは互いに並列接続されている。
また、絶縁ゲートバイポーラトランジスタT1〜T6には、還流ダイオードD1〜D6がそれぞれ逆並列接続されている。そして、絶縁ゲートバイポーラトランジスタT1〜T3は、絶縁ゲートバイポーラトランジスタT4〜T6にそれぞれ直列接続されている。また、絶縁ゲートバイポーラトランジスタT7とダイオードD7は直列接続されている。
そして、絶縁ゲートバイポーラトランジスタT1、T4の直列回路と、絶縁ゲートバイポーラトランジスタT2、T5の直列回路と、絶縁ゲートバイポーラトランジスタT3、T6の直列回路と、絶縁ゲートバイポーラトランジスタT7およびダイオードD7の直列回路とは互いに並列接続されている。
そして、半導体パッケージ54a〜54eは、例えば、図1の開口部3a〜3eを介して通風箱体1にそれぞれ装着することで、半導体モジュールを構成することができる。あるいは、半導体パッケージ54a〜54eは、図4の通風箱体21に装着するようにしてもよい。
図8は、図7のC−C´線に沿って切断した時の半導体パッケージ54aの概略構成を示す断面図である。図8において、半導体パッケージ54aには、半導体チップ64a、64bが実装されるベース板61が設けられている。なお、半導体チップ64aには、図7のコンバータダイオードD11〜D13を形成することができる。また、半導体チップ64bには、図7のコンバータダイオードD14〜D16を形成することができる。
そして、ベース板61上の一部には、導体パターン62aが形成されるとともに、ベース板61上の一部には、絶縁層69aを介して導体パターン62bが形成されている。なお、ベース板61および導体パターン62a、62bの材料としては、アルミニウムや銅などの金属を用いることができる。また、導体パターン62a、62bの代わりにリードフレームを用いるようにしてもよい。そして、導体パターン62a、62b上には、半田層63a、63bをそれぞれ介して半導体チップ64a、64bがそれぞれ実装されている。
また、半導体パッケージ54aには、半導体チップ64a、64bを封止する樹脂68が設けられるとともに、樹脂68の外部に突出するように配置された端子電極67a、67bが設けられている。なお、半導体チップ64a、64bを封止する方法としては、半導体チップ64a、64bを樹脂68にてモールドする方法以外にも、セラミックパッケージ内に半導体チップ64a、64bを搭載するようにしてもよい。そして、半導体チップ64a、64bは、ボンディングワイヤ65a、65bをそれぞれ介して端子電極67a、67bにそれぞれ電気的に接続されている。
また、ベース板61の下面には放熱フィン66が取り付けられている。そして、半導体チップ64aは、放熱フィン66との間に絶縁層が介挿されることなく半導体パッケージ54aに実装されるとともに、半導体チップ64bは、放熱フィン66との間の絶縁層69aを介して半導体パッケージ54aに実装されている。なお、半導体パッケージ54b〜54eについても、半導体パッケージ54aと同様に構成することができる。
そして、放熱フィン66は、半導体パッケージ54a〜54eごとに通風路2内で互いに間隔を空けて配置されている。
そして、半導体チップ64aから発生した熱は、半田層63a、導体パターン62aおよびベース板61を介して放熱フィン66に直接伝達される。また、半導体チップ64bから発生した熱は、半田層63b、導体パターン62b、絶縁層69aおよびベース板61を介して放熱フィン66に直接伝達される。そして、放熱フィン66に伝達された熱は、通風路2に沿って外部に排熱される。
これにより、コンバータダイオードD11〜D13とコンバータダイオードD14〜D16の電位が互いに異なる場合においても、コンバータダイオードD11〜D13とコンバータダイオードD14〜D16とが実装される半導体パッケージ54aを分割することなく、半導体チップ64aと放熱フィン66との間の熱抵抗を低下させることが可能となり、コンバータダイオードD11〜D16間の配線経路が複雑化するのを防止しつつ、半導体チップ64aから発生した熱を放熱フィン66に効率よく伝達させることが可能となるとともに、放熱フィン66に伝達された熱が通風箱体1内に滞留するのを防止することができ、放熱フィン66の排熱性を向上させることが可能となる。
実施の形態4.
図9は、本発明に係る半導体モジュールの実施の形態4の概略構成を示す回路図である。図9において、半導体パッケージ71には、コンバータダイオードD11〜D13が実装され、半導体パッケージ72には、コンバータダイオードD14が実装され、半導体パッケージ73には、コンバータダイオードD15が実装され、半導体パッケージ74には、コンバータダイオードD16が実装されている。
また、半導体パッケージ75には、ダイオードD7が実装され、半導体パッケージ76には、絶縁ゲートバイポーラトランジスタT7が実装され、半導体パッケージ77には、絶縁ゲートバイポーラトランジスタT1〜T3および還流ダイオードD1〜D3が実装されている。
また、半導体パッケージ78には、絶縁ゲートバイポーラトランジスタT4および還流ダイオードD4が実装され、半導体パッケージ79には、絶縁ゲートバイポーラトランジスタT5および還流ダイオードD5が実装され、半導体パッケージ80には、絶縁ゲートバイポーラトランジスタT6および還流ダイオードD6が実装されている。
ここで、実施の形態3に対し、ダイオードD7、コンバータダイオードD14〜D16および絶縁ゲートバイポーラトランジスタT7を個々の回路ブロックに分割することにより、回路ブロックの総数は増えるが、図7の絶縁層69a、69bを介在させる必要がなくなる。
以上のように本発明に係る半導体モジュールは、半導体チップと放熱フィンとの間の熱抵抗を低下させることが可能となるとともに、放熱フィンに伝達された熱を通風路に沿って外部に排熱させることができ、半導体チップから発生した熱を放熱フィンに効率よく伝えるとともに、放熱フィンの排熱性を向上させる方法に適している。
1,21 通風箱体、 2,22 通風路、 3a〜3e 開口部、 4a〜4e,24a〜24c,54a〜54e,71〜80 半導体パッケージ、 11,31,61 ベース板、 12,32,62a,62b 導体パターン、 13,33,63a,63b 半田層、 14,34,64a,64b 半導体チップ、 15,35,65a,65b ボンディングワイヤ、 16,36,66 放熱フィン、 17,37,67a,67b 端子電極、 18,38,68 樹脂、 20,25 ファン、 26 回路基板、 28 電子部品、 69a,69b 絶縁層、 T1〜T7 絶縁ゲートバイポーラトランジスタ、 D1〜D6 還流ダイオード、 D7 ダイオード、 D11〜D16 コンバータダイオード。

Claims (8)

  1. 通風路が形成された通風箱体と、
    前記通風箱体に装着された複数の半導体パッケージと、
    前記半導体パッケージにそれぞれ設けられ、前記通風路に沿って配置された複数の放熱フィンと、
    を備え、
    前記通風箱体は、通風方向に対し並行に配置され露出面が絶縁性を有する仕切りを有する
    ことを特徴とする半導体モジュール。
  2. 前記通風箱体に装着され、前記通風路に送風するファンをさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体モジュール。
  3. 前記放熱フィンとの間に絶縁層が介挿されることなく前記半導体パッケージに実装された第1の半導体チップを備える
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の半導体モジュール。
  4. 前記放熱フィンとの間に絶縁層を介して前記半導体パッケージに実装された第2の半導体チップを備える
    ことを特徴とする請求項3に記載の半導体モジュール。
  5. 電位が互いに異なる放熱フィンは、前記半導体パッケージごとに前記通風路内で互いに間隔を空けて配置されている
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の半導体モジュール。
  6. 前記半導体パッケージの端子電極が挿入され、前記通風箱体に装着された回路基板と、
    前記回路基板に搭載され、前記半導体パッケージに電気的に接続された電子部品と、
    をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の半導体モジュール。
  7. コンバータダイオードが実装された第1の半導体パッケージと、
    P側絶縁ゲートバイポーラトランジスタが実装された第2の半導体パッケージと、
    UN相絶縁ゲートバイポーラトランジスタが実装された第3の半導体パッケージと、
    VN相絶縁ゲートバイポーラトランジスタが実装された第4の半導体パッケージと、
    WN相絶縁ゲートバイポーラトランジスタが実装された第5の半導体パッケージとが前記通風箱体に装着されている
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の半導体モジュール。
  8. 前記第1の半導体パッケージには、N母線側のコンバータダイオードが絶縁層を介して実装され、
    前記第2の半導体パッケージには、ブレーキ回路が絶縁層を介して実装されている
    ことを特徴とする請求項7に記載の半導体モジュール。
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