JPH1095334A - 車両用半導体制御装置 - Google Patents

車両用半導体制御装置

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JPH1095334A
JPH1095334A JP25298396A JP25298396A JPH1095334A JP H1095334 A JPH1095334 A JP H1095334A JP 25298396 A JP25298396 A JP 25298396A JP 25298396 A JP25298396 A JP 25298396A JP H1095334 A JPH1095334 A JP H1095334A
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JP
Japan
Prior art keywords
control device
semiconductor element
vehicle
semiconductor
snubber resistor
Prior art date
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Pending
Application number
JP25298396A
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English (en)
Inventor
Mitsuhiro Sato
充宏 佐藤
Kazuaki Fukuda
和明 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Transport Engineering Inc
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Transport Engineering Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】風上の煽りを受けない車両用半導体制御装置を
提供すること。 【解決手段】車両の床下に収納され、車両の走行・駆動
を制御する車両用半導体制御装置において、冷却ユニッ
トを、半導体素子で構成した第1ユニットと、半導体素
子の付属回路用品であるアノードリアクトルとスナバ抵
抗で構成した第2ユニットとに分割すると共に、半導体
素子を風上に、付属回路を風下に配置し、半導体素子が
スナバ抵抗の熱の煽りを受けないように配置しているの
で、風上のユニットの熱の煽りがなく、装置の小型化が
図ることができ、また、半導体素子が前段側に配置され
ているため、保守・点検作業が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄道車両に搭載さ
れる強制風冷方式の車両用半導体制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用半導体制御装置の一例を図
8〜図10を参照して説明する。図に示すように、制御
装置内の左側に制御部4が収納されており、この制御部
4の右側には前段に送風機3が仕切板12を介して設置
されている。この送風機3の後段には半導体素子8、素
子冷却用クーラ5、アノードリアクトル6及びスナバ抵
抗7を収納した冷却ユニットコンバータ1と、半導体素
子8、素子冷却用クーラ5、アノードリアクトル6及び
スナバ抵抗7を収納した冷却ユニットインバータ2が2
個連続して配置されている。
【0003】また、上記のように構成された車両用制御
装置では、車両の側面から図8及び図10の矢印9で示
すように、送風機3によって吸入され冷却ユニットコン
バータ1及び冷却ユニットインバータ2に向けて排出さ
れた冷却空気により、クーラ5が冷却される。クーラ5
が冷却されることにより接続された熱伝達ブロックは冷
却され、この熱伝達ブロックの側面に固定された半導体
素子8は、所定の温度以下に冷却される。なお、スナバ
抵抗7は図11に示すように抵抗帯7a,7b,7cか
ら構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の車両用半導体制
御装置は、図8及び図9に示すように、送風機3の風下
側に通風路を介して接続された冷却ユニット1が配置さ
れている。この冷却ユニット1の半導体素子8は、外部
から吸入された冷却空気によって冷却されるので、効率
よく冷却されるが、この冷却ユニット1の更に風下側に
併設された冷却ユニット2の半導体素子8は風上側のク
ーラ5を通過した冷却空気によって冷却されるので、風
上側の半導体素子8に比べて温度上昇が高くなる。
【0005】一般に、冷却ユニットの性能は、温度上昇
の高い半導体素子により決まるので、風下の半導体素子
は風上の煽りを受ける。このため、冷却器の選定は風下
の冷却状態に合わせることになるため装置が大形化する
ようになる。
【0006】また、図8の冷却ユニット2を保守・点検
のため取り外す時には、図10のように、冷却ユニット
2を一旦前段側にスライドさせて降ろす作業となるの
で、その組み込み及び保守・点検作業の作業性が悪いと
いう欠点がある。本発明は上記状況に鑑みてなされたも
ので、その目的は、風上の煽りを受けない車両用半導体
制御装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1は、車両の床下に収納され、車両
の走行・駆動を制御する車両用半導体制御装置におい
て、冷却ユニットを、半導体素子で構成した第1ユニッ
トと、半導体素子の付属回路用品であるアノードリアク
トルとスナバ抵抗で構成した第2ユニットとに分割する
と共に、前記半導体素子を風上に、付属回路を風下に配
置し、前記半導体素子がスナバ抵抗の熱の煽りを受けな
いように配置したことを特徴とする。
【0008】本発明の請求項2は、請求項1記載の車両
用半導体制御装置において、半導体素子は第1ユニット
に取り付けた状態で保守・点検可能とし、かつブロアの
通風路を1つとしたことを特徴とする。本発明の請求項
3は、請求項1記載の車両用半導体制御装置において、
スナバ抵抗は通風方向に対し入風面を広げる方向に配置
したことを特徴とする。
【0009】本発明の請求項4は、請求項1記載の車両
用半導体制御装置において、スナバ抵抗は各アーム毎に
分割して配置し、さらに抵抗帯の電位差が小さくなるよ
うに配列することを特徴とする。本発明の請求項5は、
請求項1記載の車両用半導体制御装置において、スナバ
抵抗の底板に孔をあけたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の第1実施例(請求
項1及び請求項2対応)の構成図であり、図2は図1の
A−A矢視図、図3は図1のB−B矢視図である。な
お、既に説明した図8乃至図10の従来例と同一部分に
は同一符号を付して重複説明は省略する。
【0011】図において、半導体素子8とアノードリア
クトル6及びスナバ抵抗7とを分離してユニットを構成
している。すなわち、送風機3よりみて、風上に半導体
素子8を含む冷却ユニットコンバータ1a及び半導体素
子8を含む冷却ユニットインバータ2aを配置し、また
風下にアノードリアクトル6とスナバ抵抗7を配置しい
る。このように半導体素子8を風上に集中配置し、スナ
バ抵抗7を風下に集中して配置しているため、クーラ5
とスナバ抵抗7に送風機3の風を分割する必要がない。
【0012】本実施例は上記のように構成されているの
で、半導体素子8を均一に冷却できる。また、風上は作
業ピットの真上に位置するため、直接すべての半導体素
子8の保守点検ができる。さらに、送風機3の風を分割
しないため、箱枠が簡素化できる。半導体素子を集中し
て配置しているため、風上ユニットの熱の煽りがなく、
装置の小型化が図れる。
【0013】図4は本発明の第2実施例(請求項3対
応)の構成図である。図に示すように、スナバ抵抗7の
配置を通風方向(風の流れ9)に対し、入風面を広げる
ことで抵抗帯7a、7b、7cを2列に配置できるの
で、スナバ抵抗7の奥行きを薄くできる。本実施例によ
ると、スナバ抵抗7内に溜まる異物や雨水を軽減される
ので、スナバ抵抗7の信頼性が向上する。
【0014】図5は本発明の第3実施例(請求項4対
応)の構成図である。図に示すように、スナバ抵抗7の
抵抗帯7aを1アーム毎に分割する。そして、電位差が
小さくなるように抵抗帯7a、7b、7cを配置する。
本実施例によると、抵抗帯7a、7b、7cの絶縁距離
が最小で済むので、スナバ抵抗7の小型化が図れる。
【0015】図6は本発明の第4実施例(請求項5対
応)の構成図であり、図7は図6のC−C矢視図であ
る。図において、スナバ抵抗7の底板に孔をあけ、スナ
バ抵抗7に浸入した異物や雨水13をこの孔直ちに床1
4に落とすと共に送風機3の風9により排除されるよう
に構成したものである。本実施例によると、スナバ抵抗
7に浸入した異物や雨水13は直ちに外に排出されるの
で、スナバ抵抗7の信頼性が向上する。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、下
記の効果を奏する。請求項1の車両用半導体制御装置に
おいて、半導体素子を集中して配置しているため、風上
ユニットの熱の煽りがなく、装置の小型化が図れる。ま
た半導体素子部を風上に配置するためスナバ抵抗器の熱
の煽りがなく、冷却風の温度上昇が防げるため、装置の
小型化が図れる。さらに、保守・点検の頻度が高い半導
体素子が前段側に配置されているため、従来の冷却ユニ
ットの場合、作業ピットの形状より(通常の作業ピット
は電車のレールの幅内の作業スペースしかない)後段の
ユニットをスライドさせる必要があったが、その作業が
不要のため、保守・点検性が向上する。
【0017】請求項2は、通風路を分割する必要がない
ため、箱枠の簡素化が図れる。請求項3は、スナバ抵抗
を通風方向に対して横置きとしたので、抵抗帯を横2列
に配置できるようになり、抵抗帯段数を減らすことがで
きる。さらに、通風方向に対して厚さが薄く配置できる
ため、抵抗器内に溜まる異物や雨水の量を低減すること
ができ、保守・点検性の向上が図れる。
【0018】請求項4は、抵抗帯の配列を電位差の小さ
くするように配置できるため抵抗器の小型・軽量化・信
頼性の向上が図れる。請求項5は、スナバ抵抗器の底板
に孔をあけ異物や雨水を抵抗器外に落とすことにより、
抵抗器内に溜まる異物・雨水の量を低減することがで
き、保守・点検及び信頼性の向上が図れる。また、異物
には鉄粉等、短絡原因となる物質も多くあるため、異物
が原因の短絡故障を防げる、という利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の構成図。
【図2】図1のA−A矢視図。
【図3】図1のB−B矢視図。
【図4】本発明の第2実施例のスナバ抵抗の斜傾図。
【図5】本発明の第3実施例のスナバ抵抗周辺の接続
図。
【図6】本発明の第4実施例のスナバ抵抗の抵抗帯の構
成図。
【図7】図6のC−C矢視図。
【図8】従来の半導体制御装置の平面図。
【図9】図8のA−A矢視図。
【図10】図8のB−B矢視図。
【図11】従来のスナバ抵抗の抵抗体の構成図。
【符号の説明】
1,1a…冷却ユニットコンバータ、2,2a…冷却ユ
ニットインバータ、3…送風機、4…制御部、5…クー
ラ、6…アノードリアクトル、7…スナバ抵抗、7a,
7b,7c…抵抗帯、8…半導体素子、9…冷却風、1
0…アノードリアクトル、12…通風路仕切板、13…
鉄粉等の異物や雨水、14…床。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福田 和明 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の床下に収納され、車両の走行・駆
    動を制御する車両用半導体制御装置において、冷却ユニ
    ットを、半導体素子で構成した第1ユニットと、半導体
    素子の付属回路用品であるアノードリアクトルとスナバ
    抵抗で構成した第2ユニットとに分割すると共に、前記
    半導体素子を風上に、付属回路を風下に配置し、前記半
    導体素子がスナバ抵抗の熱の煽りを受けないように配置
    したことを特徴とする車両用半導体制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車両用半導体制御装置に
    おいて、半導体素子は第1ユニットに取り付けた状態で
    保守・点検可能とし、かつブロアの通風路を1つとした
    ことを特徴とする車両用半導体制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の車両用半導体制御装置に
    おいて、スナバ抵抗は通風方向に対し入風面を広げる方
    向に配置したことを特徴とする車両用半導体制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の車両用半導体制御装置に
    おいて、スナバ抵抗は各アーム毎に分割して配置し、さ
    らに抵抗帯の電位差が小さくなるように配列することを
    特徴とする車両用半導体制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の車両用半導体制御装置に
    おいて、スナバ抵抗の底板に孔をあけたことを特徴とす
    る車両用半導体制御装置。
JP25298396A 1996-09-25 1996-09-25 車両用半導体制御装置 Pending JPH1095334A (ja)

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Cited By (5)

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