JP2012154627A - X線非破壊検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】軽量かつ設置が容易で、さらにX線被爆なく、直線状の被検査物をその場で非破壊に多方向からのX線透過像を取得し、被検査物の劣化状況等を高精度で検査できるX線非破壊検査装置を提供する。
【解決手段】上記課題を解決するため、直線状の被検査物をその場で非破壊検査するX線検査装置であって、前記被検査物を挟み対峙する1組のX線源及び2次元検出器を3組以上搭載し、前記被検査物に沿って手動或いは自動的に移動させながら、前記X線源からパルス状のX線を順次発生させ、前記2次元X線検出器でX線透過像データを検出することにより、前記被検査物の全周を長い距離にわたって検査することを特徴とするX線非破壊検査装置の構成とした。
【選択図】図3

Description

本発明は、電線、ケーブル、パイプ、配管、柱、樹木など直線状の被検査物をその場でX線透過検査をするX線非破壊検査装置に関する。
ケーブルや配管など細い直線状の被検査物のX線透過検査は、ある長さに切断されたものであればX線源と検出器を回転させながら多方向からX線透過像を撮るコンピュータートモグラフィー(CT)装置によって断層像や3次元像を得て詳細な検査を行うことが可能であるが、使用中の被検査物は切断して検査できないため、X線検査装置をその場に持ち込んで検査する必要がある。しかし、従来のX線CT装置は、回転機構などのために装置が非常に重くなり、電線など細いものを容易に検査することは困難であった。
また、特許文献1に示すように、電線などのスクリーニング検査用として、X線源及び検出器を1組搭載し、被検査物に沿って移動させながらX線を出すことによって長い距離にわたってX線透過検査できる装置(架空送電線のX線撮影用治具)も開発されているが、透過像を撮ることができる方向は1方向のみであり、角度によって欠陥が隠れる場合があり異常を見落とす確率が高いという問題もあった。
さらに、特許文献2に示すように、架空送電線の内部劣化状況を容易に検査できるようにする方法として、架空送電線1に対して直角二方向からX線を照射し、架空送電線を透過した透過X線を受けたX線検出部3により直接的又は間接的に、前記直角二方向の2つの透視画像を得て、架空送電線の素線切れや腐食等の内部劣化状況を検査方法が公開されている。当該方法であれば、装置が安価でコンパクトに済み、また検査の作業性が良好であるというものである。
しかしながら、特許文献1、2いずれも開放系でX線を照射しているため使用資格、使用箇所が制限されるとともに、重量が重く(特許文献1では数十キログラム)直径60mm程度の送電線なら検査可能であっても、直径25〜30mm程度の電線では使用できないとともに、設置も極めて困難で、作業者一人では到底できない。
特開2007−292508号公報 特開2005−181188号公報 特開2010−056062号公報
そこで、本発明は、軽量かつ設置が容易で、さらにX線被爆なく、直線状の被検査物をその場で非破壊に多方向からのX線透過像を取得し、被検査物の劣化状況等を高精度で検査できるX線非破壊検査装置を提供することを目的とするものである。
上記の課題を解決するために、本発明は、直線状の被検査物をその場で非破壊検査するX線検査装置であって、前記被検査物を挟み対峙する1組のX線源及び2次元検出器を3組以上搭載し、前記被検査物に沿って手動或いは自動的に移動させながら、前記X線源からパルス状のX線を順次発生させ、前記2次元X線検出器でX線透過像データを検出することにより、前記被検査物の全周を長い距離にわたって検査することを特徴とするX線非破壊検査装置の構成とした。
また、直線状の被検査物をその場で非破壊検査するX線検査装置であって、前記被検査物を挟み対峙する1組のX線源及び2次元検出器を3組以上備える検出部と、前記検出部を収納する容器とからなり、前記3組以上のX線源は前記被検査物を中心として略等間隔に位置し、前記容器はX線を遮蔽できるものであるとともに前記X線源間を開閉可能とし、前記被検査物に沿って手動或いは自動的に移動させながら、前記X線源からパルス状のX線を順次発生させ、前記2次元X線検出器でX線透過像データを検出することにより、前記被検査物の全周を長い距離にわたって検査することを特徴とするX線非破壊検査装置の構成とした。
また、前記移動が、前記被検査物に沿って自走するプーリーであることを特徴とする前記何れかに記載のX線非破壊検査装置の構成とした。また位置センサ及び角度センサ或いは傾斜センサを有し、前記X線源からX線を放出した位置及び角度を記録することを特徴とする前記いずれかに記載のX線非破壊検査装置の構成とした。
さらに、手動或いは自動で前記被検査物の中心軸の周りに360/N度(NはX線源と検出器の組の数)の範囲で回転しながら、多数の方向からのX線透過像データを取得し、取得したX線透過像データからコンピュータートモグラフィーの手法により断面或いは3次元像を得ることを特徴とする前記何れかに記載のX線非破壊検査装置の構成とした。
そして、直線状の被検査物をその場で非破壊検査するX線検査方法であって、前記被検査物を対峙する1組のX線源及び2次元検出器を3組以上搭載し、前記被検査物に沿って手動或いは自動的に移動させながら、前記X線源からパルス状のX線を順次発生させ、前記2次元X線検出器でX線透過像データを検出することにより、前記被検査物の全周を長い距離にわたって検査することを特徴とする直線状の被検査物のX線非破壊検査被方法の構成とした。
加えて、直線状の被検査物をその場で非破壊検査するX線検査装置であって、前記被検査物を挟み対峙する1組のX線源及び2次元検出器を2組以上備える検出部と、前記検出部を収納する容器とからなり、前記2組以上のX線源は前記被検査物の下方に略等間隔に配置され、前記容器は前記被検査物の上方はX線を遮蔽できるものであるとともに前記X線源間を開閉可能とし、前記被検査物に沿って手動或いは自動的に移動させながら、前記X線源からパルス状のX線を順次発生させ、前記2次元X線検出器でX線透過像データを検出することにより、前記被検査物を長い距離にわたって検査することを特徴とするX線非破壊検査装置
の構成とした。
以下、本発明をより詳しく説明する。本発明は、X線を用いて電線などの直線状の被検査物5をその場で劣化状況などのスクリーニング検査や詳細検査を容易にするものである。直線状には緩やかな湾曲も含まれる。本発明では、被検査物5に沿って移動する検出部1にX線源と2次元検出器の組を3組以上搭載する。図1に被検査物を挟み対峙する1組のX線源及び検出器を3組(第1X線源2及び第1検出器3、第2X線源2a及び第2検出器3a、第3X線源2b及び第3検出器3b)配置した検出部1の長軸方向からの断面模式図を示した。
X線源と検出器の長軸方向の位置はすべての組が同じ位置つまりX線源の中心が被検査物5に対して垂直方向の断面同一平面にあっても、ずれた位置にあっても良い。図1では、同一平面に配置した場合を示している。X線源の中心が同一平面上にある場合は、X線源と検出器を対向させるため、X線源と検出器の組数は奇数でなければならないが、被検査物方向の長さを短くすることができるので、より軽量化できる。この組数は、少ない場合には被検査物5の異常を見落とす確率が高まり、多い場合装置が大きく重くコストもかかることから、3組〜5組が望ましい。
X線源と検出器からなる検出部1を被検査物5に沿って移動させながらX線源からパルス状のX線4を順次発生して、2次元検出器等で透過像データを検出し、複数方向からの像を連続的にコンピュータなどのディスプレイに表示させることにより、電線、ケーブル、配管など直線状の被検査物5を長い距離にわたってくまなく検査できるようになる。X線透過像データは、画像そのもの、透過像を構成するデータであってもよい。
図1において、本発明における検出器のサイズAは、被検査物が半径Rを有する断面が円柱状のものと仮定し、X線源と被検査物の中心までの距離をL1、X線源から検出器面までの距離をL2とすると、
A>2xRxL2/(L1―R xsin(atan(R/L1))) ・・式(1)
でなければならない。
また、被検査物5の長軸方向の検出器の幅W、検出部1の移動速度をVとした時、X線パルスの出射レートJ(パルス/秒)は、
J>VxNxL2/(L1−R)/W・・・式(2)
でなければならない。これによって、被検査物5に対して切れ目なくX線透過像を撮ることができる。Nは、X線源と検出器の組の数である。
また、X線源のパルス幅T(秒)は、移動方向について必要とする分解能をDとすると、
T<D/V・・・式(3)
でなければならない。
本発明であるX線非破壊検査装置を被検査物が使用或いは存在する場に搬入し、被検査物5に沿って移動させるため、小型で軽量なものが要求される。これに対応するX線源も小型でエネルギー消費の少ないものが望ましい。例えば特許文献3に示すようなカーボンナノ構造体電子放出体を用いた小型X線源が利用できる。
小型X線源は、マイクロフォーカス化が難しいため、X線ターゲットの焦点サイズはX線検出器の画素サイズに比べて一般的に大きい。そのため、X線源と検出器の距離L2とX線源と被検査物5の距離L1との差L2−L1は、小さいほうが透過像の焦点サイズによるボケが少ない。
X線検出器は、2次元アレイ状の半導体検出器や蛍光体(シンチレータ)板から放出される光をCCD等の光センサで検出するもので、デジタル画像として記録できるものを用いることが好ましい。デジタル画像として記録できるX線検出器では、X線の発生時間と検出器の取り込み時間を同期させることにより、ノイズの少ない画像を得ることができる。同期は、図2に示すように、PC14(コンピュータ)からの制御信号14aにより、制御回路7が、X線源及び検出器に検出を同期させるため、タイミング信号7a、7bを生成して制御する。
図2に示すように、この画像データは、検出器から検出信号9aとして、検出部1に搭載されたメモリ9や記録媒体に記録され、測定終了後表示装置を有するPC14に画像データ9bとして転送して異常の有無を検査するか、ネットワークケーブル、無線LAN、光ファイバー等を用いて表示装置を有するPC14に転送してリアルタイムで異常の有無を検査する。検査員の手元で操作する制御盤はPC14と一体化していても良いし、表示装置と別体としても良い。
また、各装置は、制御回路7に接続する電源8から電力が供給され、各装置の動作は制御回路7により制御される。さらに、プーリー11は、自走制御装置10で制御される。
さらに、本発明は、図2に示すように、位置センサ12と傾斜角を知る角度センサ13或いは方向センサを備えることが好ましい。これによりX線4の発生した位置及び角度を位置データ12a、角度データ13aとしてメモリ9に送られ記録する。
位置センサ12および角度センサ13は開始位置及び角度からの相対値或いは絶対位置及び角度を測定できるものであれば、どのような方法でセンシングしても良い。位置センサとしてはプーリー11からのカウンター信号、或いはGPSなどが利用できる。また、この位置センサ12及び角度センサ13は、以下のCTの手法を用いた詳細な検査を行う場合にも使用できる。
詳細な検査が必要とされる部分については、本発明では、被検査物5の中心軸を中心に検出部1を360/N度(NはX線源及び検出器の組数)の角度範囲で手動或いは自動で回転させながら、傾斜或いは方向が設定した角度ステップに達した時にパルス状のX線4を発生する。
X線源と検出器の組がすべて同一平面上にある場合は、被検査物の長軸方向の位置は変えずに回転だけで必要な透過像を撮ることができる。一方、X線源と検出器の組が同一平面上に無い場合は、検出部1を位置センサ12およびプーリー11を用いてX線発生時のX線源の位置がすべて同一平面上に来るように移動し360/N度の角度範囲で回転させることを繰り返す。この操作によって全周方向のX線透過像を撮り、CTの手法によって断層像或いは3次元像を再構成することにより、詳しい検査が可能となる。
本発明であるX線非破壊検査装置では、3組以上のX線源及び検出器を備えるので、軽量かつ安価及び設計が容易で、直線状の被検査物を被検査物に沿って移動させながら、3方向以上の多方向からのX線透過像を被検査物に対して切れ目なく連続的に撮ることによって、X線源と検出器の配置によって欠陥が隠れて異常を見落とす可能性を低減できる。これによって信頼性の高いスクリーニング検査が可能になる。
また、X線源及び2次元検出器をX線を遮蔽できる容器に収納することで、使用資格、使用場所の制限をなくすことができる。さらに、小型X線源を採用すれば、検出器、自走プーリー11、それを駆動するモータ及び電源を含めても、20キログラム以下さらには15kg程度の重量で設計できるので、直径25〜30mm程度の電線にも使用できる。
また、位置センサ12や角度センサ13或いは方向センサによって、測定位置や角度を記録しながらX線透過像を撮ることにより、異常のある部位の同定が容易になる。さらに、以前の検査結果との比較が容易になり、経年変化を把握することも可能になる。
さらに、詳細な検査が必要とされる部分については、検出部1の傾斜或いは方向を変えながら多方向からのX線透過像を撮ることによって、断層像或いは3次元像を得ることができ、より詳しい検査が可能となる。この時、検出部を回転させる範囲は360/N度で、X線源及び検出器の組数Nが3以上であることから120度以下である。この場合、X線源と検出器の組を360度回転させなくとも、装置を最大プラスマイナス60度傾けるだけでCTによる画像再構成が可能である。360度回転させる場合は、スリップリングによる電気的接点など複雑な機構が必要であるが、本発明ではそのような機構は必要無く、装置コストを下げることができる。
加えて、X線源を容器の一方に寄せて配置することで、X線を遮蔽しつつ、一層の軽量化を図ることができるし、X線源と検出器の組数は奇数でも偶数でもできる。
本発明であるX線非破壊検査装置のX線源及び検出器(検出部)と被検査物の配置図である。 本発明であるX線非破壊検査装置の構成模式図である。 本発明であるX線非破壊検査装置の外観(斜視)模式図である。 本発明であるX線非破壊検査装置の側面部分透視模式図、長軸方向断面模式図である。 本発明の他の形態のX線非破壊検査装置の外観(斜視)模式図である。 本発明の他の形態のX線非破壊検査装置の側面部分透視模式図、長軸方向断面模式図である。 プーリーの配置例を示す図である。 プーリー収納部の着脱部の着脱例を示す図である。
以下、本発明について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図3に、本発明であるX線非破壊検査装置6の外観(斜視)、自走コントローラ20、PC14を示した。
本発明であるX線非破壊検査装置6は、図1に示したX線源と2次元検出器の組が3組容器15に収納されている。容器15は、円筒形で、上部容器15aと開閉可能な開口部15b、さらにプーリー収納部15cが左右に連接し、X線4を遮蔽する素材を用いて密閉構造を形成する。また、上部容器15aには上取手16、開口部15bには下取手16aが設けられ、運搬、取扱いが容易である。
プーリー収納部15cの外面には、ランプ19、19aが設けられ、進行方向側のランプ19(19a)がX線4の照射に連動して点滅する。これにより、X線4の照射の有無を外部から目視できる。
また、X線非破壊検査装置6には、制御回路7に接続する無線ユニット17及び無線アンテナ18が備えられ、自走コントローラ20と無線LAN等で通信し、X線非破壊検査装置6の進行、停止、走行速度を自走コントローラ20を介して、操作者により制御される。各種のエラー情報、例えば、X線照射エラー(停止)、自走トルク、バッテリーダウンなどがあり、自走コントローラ20のディスプレイ20bに表示される。なお、通信は、無線LANによらず有線、例えば光ケーブルなどであってもよい。
自走コントローラ20には、他に、自走コントローラ20の電源をオンオフする電源スイッチ20c、X線非破壊検査装置6を進行方向に前進させる前進スイッチ20d、後退を指示する後退スイッチ20e、停止させる停止スイッチ20f、ランプ19、19aの点滅に連動して点滅するランプ20gがある。進行方向によって点灯色を替えるとX線非破壊検査装置6の進行方向も作業者の手元で確認できる。そして、各スイッチにはその機能がオンであることを示すランプ(スイッチ近郷の小円)も備えられている。
また、走行設定(速度調節等)をするためのメニュー設定ボタン20hがありディスプレイ20bに表示されたメニュー画面で選択する。ディスプレイ20bは、タッチパネルとして、メニュー設定ボタン20h機能を備えてもよい。そして、X線非破壊検査装置6と通信する無線アンテナ20aを備える。
X線非破壊検査装置6は、さらに、無線装置14bに接続したPC14を備えることで、検出器が取得した検出信号9a(画像データ9b)をリアルタイムで取得し、その場で画像判断することもできる。PC14は、検出信号9a(画像データ9b)とともに関連付けられた位置データ、角度データ及び時間データを取得、記録装置に格納する。作業者がリアルタイムで劣化部位を確認した場合には、作業者がX線非破壊検査装置6から塗料などを噴射するよう指示して、劣化部にマークしてもよい。
図4に、X線非破壊検査装置6の側面部分透視、長軸方向断面模式図を示した。水平方向に張った電線用の実施例である。図4(A)が長軸方向から見たときの検査時の側面部分透視模式図、図4(B)が開口部15bを開放したときの側面部分透視模式図、図4(C)が長軸方向断面模式図である。
図4(B)に示すように、検査に際して、開口部15bを開き、被検査物5を検出部1の中心にセットする。開口部15bには、第2検出器3aが固定されているため開口部15bを開けると被検査物5を検出部1の中心に位置させる挿入経路が形成される。また、開口部15bを閉じると第2検出器3aは所定の位置に戻るため、被検査物5の挿入が極めて簡易であるとともに、検出器及びX線源の位置決めも検査の際には不要で極めて簡便に被検査物5を本発明に着脱できる。電線の検査の場合、電線に電圧がかけられた活線状態で検査できることが必要とされるが、このようにすれば、被検査物5を切断せずに現場でX線透過検査が可能になる。この場合は容器15内部に電源8を設ける。
プーリー収納部15cにはプーリー11が複数あり、これによって電線をX線源と検出器の間の所定の位置に保持する。例えば、上段プーリー11はバネ11aなどにより被検査物5を押圧し、下段のプーリー11は、被検査物5の太さに応じて機械的に位置調整などしてもよい。さらに、開口部15bを開くことにより押圧が緩み、閉めることで押圧するよう押圧調節機構を備えてもよい。プーリー11は、手動或いはモータ21等により自動で被検査物5に沿って移動できる。また、プーリー11にカウンター機能を備え、X線非破壊検査装置6の移動距離をカウントし、位置データ12aとして利用してもよい。
なお、2次元検出器の移動方向の幅Wを5cm, 移動速度V=10cm/秒、X線源から被検査物5中心までの距離L1=16.5cm、X線源から2次元検出器までの距離L2=20cm、被検査物5の半径R=1.5cmとした時、すべての領域を3方向から検査するには上記式(2)よりX線4のパルスレートJは8パルス/秒 以上必要である。
このレートで画像化したデータを記録したり転送したりしなければならないが、通常のビデオレート(約30フレーム/秒)より遅く、処理上の問題は無い。また、X線源のパルス幅は、必要な画像分解能を0.5mmとすると式(3)より、5ms以下でなければならない。
パルスX線を発生して検出器で検出した検出信号9a(画像データ9b)は、容器15内部のメモリに一時的に蓄積する。この検出信号9a(画像データ9b)は、PC14などの表示装置に転送した後、表示装置で3方向の画像を並べて表示するとともに、多数の画像を連続的に表示できるよう画像処理などすれば、正常な画像と異常な画像の違いを容易に把握でき検査員が異常を見つけやすくなる。
さらに、容器15内部には、位置センサ12及び角度センサ13を備えており、X線パルスの発生時の位置及び角度を記録することによって、異常があった場合、どの位置かを特定できる。
さらに、異常な箇所を詳細に検査する場合は、X線非破壊検査装置6をその位置でプラスマイナス60度の範囲で手動或いは自動でゆっくり回転(傾斜)させる。この回転角を角度センサ13によってモニタしながら所定の角度になった時にX線パルスを発生して透過像を撮ることを繰り返し、多数の方向からのX線透過像を撮る。
詳細なCT像を得るには、数十投影以上の画像が必要であるが、手動で回転させる場合、X線パルスの最大レートが回転スピードに追いつかない場合もある。その場合は、プラスマイナス60度の範囲で回転方向を変えて何回か往復させることにより、必要な投影数のX線透過像を得ることができる。
本実施例では水平に張られた電線やケーブルの検査用のX線非破壊検査装置を示したが、水平方向に直線状に伸びた配管にもこの実施例と同様のものが適用できる。また、垂直方向或いは傾斜方向に伸びた直線状の配管、柱、鉄塔、樹木などのものの検査にも本発明を適用できる。
図5に、本発明の他の形態のX線非破壊検査装置30の外観(斜視)、自走コントローラ20、PC14を示した。実施例2は、特に軽量化を図るため、実施例1において、容器3の形状、開口部31bの構造、さらにX線源と2次源検出器の組み(ここでは、3組について説明する。)の配置を検討したものである。
実施例1と同一符号は、同一の構成、作用であるので、ここでは説明を省略する。なお、X線源及び2次元検出の組からなる検出部は、実施例1と配置が異なるが、同一の作用を発揮するため、同一の符号とした。内部接続、制御は実施例1と同じであるので、図2の構成となる。
次に、図6を参照して、実施例2の形態についてより詳しく説明する。図6に、X線非破壊検査装置30の側面部分透視、長軸方向断面模式図を示した。X線非破壊検査装置30は、実施例1と同じく、直線状の被検査物5をその場で非破壊検査するX線検査装置であり、被検査物5の下方に略等間隔に配置されるX線源(第1X線源2、第2X線源2a、第3X線源2b)及び被検査物5を挟み各X線源に対峙する2次元検出器(第1検出器3、第2検出器3a、第3検出器3b)とからなる検出部と、前記検出部を収納する容器31から構成される。
X線源とそれに対峙する2次元検出器は、複数で、かつX線源は被検査物5が水平であれば下方、被検査物5が垂直方向であれば左右何れか一方向に寄せて配置する。
容器31は、被検査物5の下方に各X線源を収納するため突出した角部(ここでは3組みのX線源であるため下方には角部が3箇所)を備えX線源の収納スペースを確保し、被検査物5を角部の上方に配置させ、2次元検出器はさらにその上方に被検査物5を挟みX線源と対峙するよう配置される。
そして、X線源が直接照射される容器31部分を肉厚(肉厚部31e)にしてX線を遮蔽する。このようなX線源の配置、容器31の形状であれば、X線の遮蔽には、X線が直接照射される部分のみ厚くすればよいので、X線非破壊検査装置を一層軽量化することができる。
また、容器31には、その左右にプーリー11を収納するプーリー収納部31cと、X線源間を開閉できる開口部31bを備える。開口部31bは、図6(B)(図7、8に拡大図配置図を例示したのでここではプーリーの図示を省略する。)に示すように、収納部31aにスライド(両矢印)可能に挿抜できる。開口部31bに蓋31dを備えてもよい。開口部31bを引き抜くことで、被検出物5をX線非破壊検査装置30内にセットするための挿入経路を形成することができる。このとき、プーリー収納部31cの着脱部31fも開口部31bとともにスライドして取り外すことができる。
図7に、プーリー収納部31c内のプーリー11の配置例を示した。図4、図6に示す配置と同じである。プーリー11は、プーリー収納部31cに固定された支柱11cに回転可能に支持される軸に挿通し、複数の方向から被検査物5を挟持する。ここでは、等間隔で3つのプーリー11による挟持例を示した。
プーリー11は、制御回路7からの信号により回転制御されるモータ21の動力を歯車21a、11bを介して受けて回転し、X線非破壊検査装置30を移動させる。図中下のプーリー11は、着脱部31fに取り付けられ、着脱部31fの挿抜とともに移動する。その結果、被検査物5の挿入経路を形成すとともに、被検査物5を着脱部31fの挿入とともに挟持する。
図8に、プーリー収納部31cの着脱部31fの着脱方法の一例として、開口部31bと一体として開閉できる機構を示した。点線は着脱部31fと開口部31bを嵌めたときの着脱部31fの位置を示す。
図8に示すように、着脱部31fを開口部31bと一体とした場合には、開口部31bとともにスライドさせ、抜き取ることで、被検査物5の挿入経路を形成する。さらに、プーリー11がプーリー収納部31f内を回転移動させることができれば、被検査物5の中心直下にプーリー11の中心を位置(図7に示す位置)させることができる。従って、プーリー11が力学的により安定して被検査物5を挟持することができるようになる。
実施例2のように、X線源及び2次元検出器を配置し、開口部31bと一体の着脱部31fを備えて開閉すれば、被検査物5の挿抜に際して、X線源及び2次元検出器を着脱することなく、簡単にX線非破壊検査装置30を被検査物5に着脱することができる。従って、X線非破壊検査装置30の着脱毎に、X線源及び2次元検出器の位置調整が不要で、簡易かつ精度の高い検査が可能になる。
なお、着脱部31fと開口部31bと別体とすることもでき、その場合には、着脱部31fの一方を回動可能にプーリー収納部31cに係止し、他方を開閉する。下側の着脱部31fに固定されたプーリー11は、着脱部31fとともに移動する。このように、着脱部31fを開閉しても開口部31bを取り外すことで、被検査物5を挿抜する挿入経路を形成することができる。
1 検出部
2 第1X線源
2a 第2X線源
2b 第3X線源
3 第1検出器
3a 第2検出器
3b 第3検出器
4 X線
5 被検査物
6 X線非破壊検査装置
7 制御回路
7a タイミング信号
7b タイミング信号
8 電源
9 メモリ
9a 検出信号
9b 画像データ
10 自走制御装置
11 プーリー
11a バネ
11b 歯車
11c 支柱
12 位置センサ
12a 位置データ
13 角度センサ
13a 角度データ
14 PC
14a 制御信号
14b 無線装置
15 容器
15a 上部容器
15b 開口部
15c プーリー収納部
16 上取手
16a 下取手
17 無線ユニット
18 無線アンテナ
19 ランプ
19a ランプ
20 自走コントローラ
20a 無線アンテナ
20b ディスプレイ
20c 電源スイッチ
20d 前進スイッチ
20e 後退スイッチ
20f 停止スイッチ
20g ランプ
20h メニュー設定ボタン
21 モータ
21a 歯車
30 X線非破壊検査装置
31 容器
31a 収納部
31b 開口部
31c プーリー収納部
31d 蓋
31e 肉厚部
31f 着脱部
上記の課題を解決するために、本発明は、(1)直線状の被検査物をその場で非破壊検査する電源搭載式のX線検査装置であって、前記被検査物を挟み対峙し、前記電源で動作する1組のX線源及び2次元検出器を同一平面に3組以上搭載し、前記被検査物に沿って手動或いは自動的に移動させながら、前記X線源からパルス状のX線を順次発生させ、前記2次元X線検出器でX線透過像データを検出することにより、前記被検査物の全周を長い距離にわたって回転することなくスクリーニング検査することを特徴とするX線非破壊検査装置の構成とした。
また、(2)直線状の被検査物をその場で非破壊検査する電源搭載式のX線検査装置であって、前記被検査物を挟み対峙し、前記電源で動作する1組のX線源及び2次元検出器を同一平面に3組以上の奇数組み備える検出部と、前記検出部を収納する容器とからなり、前記3組以上のX線源は前記被検査物を中心として略等間隔に位置し、前記容器はX線を遮蔽できるものであるとともに前記X線源間を開閉可能とし、前記被検査物に沿って手動或いは自動的に移動させながら、前記X線源からパルス状のX線を順次発生させ、前記2次元X線検出器でX線透過像データを検出することにより、前記被検査物の全周を長い距離にわたって回転することなくスクリーニング検査することを特徴とするX線非破壊検査装置の構成とした。
また、(3)前記移動が、前記被検査物に沿って自走するプーリーであることを特徴とする(1)又は(2)に記載のX線非破壊検査装置の構成とした。また位置センサ及び角度センサを有し、前記X線源からX線を放出した位置及び角度を記録することを特徴とする(1)〜(3)のいずれか記載のX線非破壊検査装置の構成とした。
さらに、前記スクリーニング後に、異常な箇所を詳細に検査する場合において、手動或いは自動で前記被検査物の中心軸の周りに360/N度(NはX線源と検出器の組の数)の範囲で回転しながら、多数の方向からのX線透過像データを取得し、取得したX線透過像データからコンピュータートモグラフィーの手法により断面或いは3次元像を得ることを特徴とする(1)〜(4)のいずれかに記載のX線非破壊検査装置。
そして、直線状の被検査物をその場で非破壊検査するX線検査方法であって、前記被検査物を挟み対峙し、搭載した電源で動作する1組のX線源及び2次元検出器を同一平面に3組以上搭載し、前記被検査物に沿って手動或いは自動的に移動させながら、前記X線源からパルス状のX線を順次発生させ、前記2次元X線検出器でX線透過像データを検出することにより、前記被検査物の全周を長い距離にわたって回転することなくスクリーニング検査することを特徴とする直線状の被検査物のX線非破壊検査被方法の構成とした。
加えて、直線状の被検査物をその場で非破壊検査する電源搭載式のX線検査装置であって、前記被検査物を挟み対峙し、前記電源で動作する1組のX線源及び2次元検出器を同一平面に2組以上備える検出部と、前記検出部を収納する容器とからなり、前記2組以上のX線源は前記被検査物の下方に略等間隔に配置され、前記容器は前記被検査物の上方はX線を遮蔽できるものであるとともに前記X線源間を開閉可能とし、前記被検査物に沿って手動或いは自動的に移動させながら、前記X線源からパルス状のX線を順次発生させ、前記2次元X線検出器でX線透過像データを検出することにより、前記被検査物を長い距離にわたって回転することなくスクリーニング検査することを特徴とするX線非破壊検査装置の構成とした。

Claims (7)

  1. 直線状の被検査物をその場で非破壊検査するX線検査装置であって、
    前記被検査物を挟み対峙する1組のX線源及び2次元検出器を3組以上搭載し、前記被検査物に沿って手動或いは自動的に移動させながら、前記X線源からパルス状のX線を順次発生させ、前記2次元X線検出器でX線透過像データを検出することにより、前記被検査物の全周を長い距離にわたって検査することを特徴とするX線非破壊検査装置。
  2. 直線状の被検査物をその場で非破壊検査するX線検査装置であって、
    前記被検査物を挟み対峙する1組のX線源及び2次元検出器を3組以上備える検出部と、前記検出部を収納する容器とからなり、
    前記3組以上のX線源は前記被検査物を中心として略等間隔に位置し、前記容器はX線を遮蔽できるものであるとともに前記X線源間を開閉可能とし、前記被検査物に沿って手動或いは自動的に移動させながら、前記X線源からパルス状のX線を順次発生させ、前記2次元X線検出器でX線透過像データを検出することにより、前記被検査物の全周を長い距離にわたって検査することを特徴とするX線非破壊検査装置。
  3. 前記移動が、前記被検査物に沿って自走するプーリーであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のX線非破壊検査装置。
  4. 位置センサ及び角度センサ或いは傾斜センサを有し、前記X線源からX線を放出した位置及び角度を記録することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のX線非破壊検査装置。
  5. 手動或いは自動で前記被検査物の中心軸の周りに360/N度(NはX線源と検出器の組の数)の範囲で回転しながら、多数の方向からのX線透過像データを取得し、取得したX線透過像データからコンピュータートモグラフィーの手法により断面或いは3次元像を得ることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のX線非破壊検査装置。
  6. 直線状の被検査物をその場で非破壊検査するX線検査方法であって、
    前記被検査物を対峙する1組のX線源及び2次元検出器を3組以上搭載し、前記被検査物に沿って手動或いは自動的に移動させながら、前記X線源からパルス状のX線を順次発生させ、前記2次元X線検出器でX線透過像データを検出することにより、前記被検査物の全周を長い距離にわたって検査することを特徴とする直線状の被検査物のX線非破壊検査被方法。
  7. 直線状の被検査物をその場で非破壊検査するX線検査装置であって、
    前記被検査物を挟み対峙する1組のX線源及び2次元検出器を2組以上備える検出部と、前記検出部を収納する容器とからなり、
    前記2組以上のX線源は前記被検査物の下方に略等間隔に配置され、前記容器は前記被検査物の上方はX線を遮蔽できるものであるとともに前記X線源間を開閉可能とし、前記被検査物に沿って手動或いは自動的に移動させながら、前記X線源からパルス状のX線を順次発生させ、前記2次元X線検出器でX線透過像データを検出することにより、前記被検査物を長い距離にわたって検査することを特徴とするX線非破壊検査装置。
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