JP2002062268A - コンピュータ断層撮影装置 - Google Patents

コンピュータ断層撮影装置

Info

Publication number
JP2002062268A
JP2002062268A JP2000253979A JP2000253979A JP2002062268A JP 2002062268 A JP2002062268 A JP 2002062268A JP 2000253979 A JP2000253979 A JP 2000253979A JP 2000253979 A JP2000253979 A JP 2000253979A JP 2002062268 A JP2002062268 A JP 2002062268A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
calibration
radiation
subject
radiation detector
door
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000253979A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3916385B2 (ja
JP2002062268A5 (ja
Inventor
Masaji Fujii
正司 藤井
Kiichiro Uyama
喜一郎 宇山
Teruo Yamamoto
輝夫 山本
Kenji Arai
健治 新井
Masaaki Sonoda
正明 園田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba FA Systems Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba FA Systems Engineering Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba FA Systems Engineering Corp filed Critical Toshiba FA Systems Engineering Corp
Priority to JP2000253979A priority Critical patent/JP3916385B2/ja
Publication of JP2002062268A publication Critical patent/JP2002062268A/ja
Publication of JP2002062268A5 publication Critical patent/JP2002062268A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3916385B2 publication Critical patent/JP3916385B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】操作に熟練を要さず、操作者にとって扱い易い
こと。 【解決手段】放射線ビームを放射する放射線源1と、放
射線源1からの放射線ビーム2を空間分解能をもって検出
する放射線検出器3と、放射線ビーム2内で被検体4を相
対回転させる回転手段5,6と、回転手段5,6による相対回
転中に放射線検出器3で得られた被検体4の多方向からの
透過データから、被検体4の断面像を作成する再構成手
段24と、装置本体の状態変化から必要になった較正種類
を判定する必要較正判定手段22とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非破壊検査装置の
うちのコンピュータ断層撮影装置に係り、特に操作に熟
練を要さず、操作者にとって扱い易いコンピュータ断層
撮影装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、小型電子部品等を高分解能で検査
することを目的として、高分解能型の産業用のコンピュ
ータ断層撮影装置(以下、CTスキャナ)が製作される
ようになってきている。
【0003】図4は、この種の従来の高分解能型のCT
スキャナのシステム構成例を示す概要図である。
【0004】図4において、X線管101と、このX線
管101から放射されるコーン状のX線ビーム102を
2次元の空間分解能をもって検出する検出器103が対
向して配置され、このX線ビーム102中の被検体10
4の透過像を得るようになっている。
【0005】断面像を撮影する場合には、回転テーブル
105上の被検体104を、回転・昇降機構106によ
り回転させながら、多数の透過像を得る(スキャンと称
する)。
【0006】この多数の透過像を、データ処理部109
で処理して、被検体104の1枚あるいは複数枚の断面
像を得る。
【0007】回転テーブル105および検出器103
は、シフト機構107により、X線管101に近づけた
り遠ざけたりされ、撮影距離FCDと検出距離FDDが
変更でき、目的に応じて撮影倍率(=FDD/FCD)
を変えることができる。
【0008】被検体104の撮影位置の変更は、被検体
104を回転軸118方向に昇降させて行なうが、回転
テーブル105を同時に回転および昇降させるヘリカル
スキャンを行なって、広い領域の断面像(3次元像)を
1回の撮影で得る方法もある。
【0009】一方、このような従来の高分解能型のCT
スキャナでは、撮影距離FCD、検出距離FDDを変更
する度に、歪較正、スライス面較正、回転中心較正等の
較正をやり直す必要がある。
【0010】まず、歪較正は、検出器103の歪の較正
である。
【0011】検出器103は、X線II112とテレビ
カメラ113とより成る。
【0012】歪は、主にX線IIの検出面が曲面である
ことにより生じ、検出距離FDDにより変化する。
【0013】操作者は、検出距離FDDが変化する度
に、図5(a)に示す較正治具であるグリッド板120
を、検出器103の前面に取付けて歪較正を行なう。
【0014】グリッド板120は、アクリル板121に
金属線のグリッド(格子)122を埋め込んだもので、
この歪較正で歪補正に用いるパラメータを求める。
【0015】また、スライス面較正は、透過像上におけ
る撮影面119の位置を設定する較正である。
【0016】撮影面119は、X線焦点Fを通って回転
軸118に直交する面と定義される面で、検出距離FD
Dあるいは撮影距離FCDを変えた時に、機構誤差のた
め透過像上で変化する。
【0017】操作者は、検出距離FDD、撮影距離FC
Dが変化する度に較正を行なう。
【0018】較正は、まず、回転テーブル105を昇降
させて、透過像上でテーブル面が直線になる位置で停止
させる。
【0019】次に、図5(b)に示す較正治具であるワ
イヤ板123を、検出器103の前面に取付けて、テー
ブル面の像にワイヤ125の像が一致するように位置調
整する。
【0020】次に、テーブルを視野から外し、ワイヤ1
25の像を取り込んで撮影面119の位置を設定する。
【0021】さらに、回転中心較正は、透過像上におけ
る回転軸118の位置を設定する較正である。
【0022】回転軸118は、検出距離FDDあるいは
撮影距離FCDを変えた時に、機構誤差のため透過像上
で変化する。
【0023】操作者は、検出距離FDD、撮影距離FC
Dが変化する度に較正を行なう。
【0024】較正は、まず、図5(c)に示す較正治具
である中心較正ファントム126を、回転テーブル10
5の上に載置し、360度の回転角にわたってワイヤ1
28の像を取り込み、これから回転軸118の位置を設
定する。
【0025】装置の機構部分全体は、遮蔽箱114に収
納されている。
【0026】また、X線が外部に漏れるのを防止する遮
蔽箱114には開口115があり、試料扉116を開け
閉めして被検体104を交換する。
【0027】図6は、従来の遮蔽箱114の詳細な一構
成例を示す概要図である。
【0028】図6において、試料扉116はレール13
1で支えられ、スライドさせて開閉する。
【0029】試料扉116には鉛ガラス130の窓があ
り、内部を観察することができる。
【0030】側面には、別にメンテナンス扉132が設
けられており、内部の点検や部品交換のために点検者が
出入りできるようになっている。
【0031】かかる遮蔽箱114の問題点は、操作者が
試料等を内部に落下させた時に、側面に回ってメンテナ
ンス扉132から入らなければならない点と、メンテナ
ンス扉132が側面にあるため、物が置けないスペース
ができたり、壁に付けた設置ができなくなる点である。
【0032】図7は、従来の遮蔽箱114の詳細な他の
構成例を示す概要図である。
【0033】図7に示すように、これは開口115と試
料扉116を大きくして、メンテナンス扉を兼ねるよう
にしたものである。
【0034】かかる遮蔽箱114の問題点は、試料扉1
16は鉛等を貼ってX線遮蔽されているので重くなり、
操作性が非常に悪くなる点である。
【0035】特に、試料交換は頻繁に行なうので問題で
ある。
【0036】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近では、
CTスキャナを用いた検査に対する要求が強く、被検体
の種類や検査内容も拡大し、さまざまな分野に普及しつ
つある。
【0037】そして、このような状況下において、従来
の高分解能型のCTスキャナの扱い難さを解消する要望
が、益々強くなってきている。
【0038】しかしながら、上述した従来の高分解能型
のCTスキャナでは、較正操作が面倒であり、しかも装
置の検出距離FDD、撮影距離FCD等の検査条件を変
更すると、その変更に見合った種類の較正をその都度選
んで実施しなければならず、非常に煩わしいものとなつ
ている。
【0039】このため、操作者の操作に熟練を要し、誤
操作によって画質が低下することも多くなつている。
【0040】また、装置の設置、試料の交換、メンテナ
ンス等においても、遮蔽箱の試料扉やメンテナンス扉の
配置構造が、扱い難いものとなつている。
【0041】本発明の目的は、操作に熟練を要さず、操
作者にとって扱い易いコンピュータ断層撮影装置を提供
することにある。
【0042】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に対応する発明のコンピュータ断層撮影
装置は、放射線ビームを放射する放射線源と、放射線源
からの放射線ビームを空間分解能をもって検出する放射
線検出器と、放射線ビーム内で被検体を相対回転させる
回転手段と、回転手段による相対回転中に放射線検出器
で得られた被検体の多方向からの透過データから、被検
体の断面像を作成する再構成手段と、装置本体の状態変
化から必要になった較正種類を判定する必要較正判定手
段とを備えている。
【0043】従って、請求項1に対応する発明のコンピ
ュータ断層撮影装置においては、幾何条件変更や温度変
動や放射線条件変更等で装置の状態が変化した時に、必
要になった較正の種類が自動的に判定されるため、操作
者はいつどの較正が必要かを心配する必要がなくなる。
【0044】また、請求項2に対応する発明のコンピュ
ータ断層撮影装置は、上記請求項1に対応する発明のコ
ンピュータ断層撮影装置において、必要較正判定手段に
より判定された種類の較正として、エアー較正(利得較
正)、歪較正、スライス面較正、回転中心較正、FCD
較正(撮影距離較正)のうちの少なくとも1つの較正を
自動的に行なう自動較正手段を付加している。
【0045】従って、請求項2に対応する発明のコンピ
ュータ断層撮影装置においては、較正が自動的に行なわ
れるため、操作性を向上することができる。
【0046】さらに、請求項3に対応する発明のコンピ
ュータ断層撮影装置は、上記請求項1または請求項2に
対応する発明のコンピュータ断層撮影装置において、少
なくとも放射線源と放射線検出器と被検体とを収納し被
検体交換用の開口を有する放射線遮蔽箱と、放射線遮蔽
箱の開口を覆う2つの部分に分割されそれぞれ開閉自在
な放射線遮蔽扉とを付加している。
【0047】従って、請求項3に対応する発明のコンピ
ュータ断層撮影装置においては、試料の交換時には1つ
の扉を用い、メンテナンス時には2つの扉を用いること
ができるため、操作性がよく、操作者にとって扱い易い
コンピュータ断層撮影装置を得ることができる。
【0048】一方、請求項4に対応する発明のコンピュ
ータ断層撮影装置は、放射線ビームを放射する放射線源
と、放射線源からの放射線ビームを空間分解能をもって
検出する放射線検出器と、放射線ビーム内で被検体を相
対回転させる回転手段と、回転手段による相対回転中に
放射線検出器で得られた被検体の多方向からの透過デー
タから、被検体の断面像を作成する再構成手段と、少な
くとも放射線源と放射線検出器と被検体とを収納し被検
体交換用の開口を有する放射線遮蔽箱と、放射線遮蔽箱
の開口を覆う2つの部分に分割されそれぞれ開閉自在な
放射線遮蔽扉とを備えている。
【0049】従って、請求項4に対応する発明のコンピ
ュータ断層撮影装置においては、試料の交換時には1つ
の扉を用い、メンテナンス時には2つの扉を用いること
ができるため、操作性がよく、操作者にとって扱い易い
コンピュータ断層撮影装置を得ることができる。
【0050】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を参照して詳細に説明する。
【0051】図1(a)および(b)は、本実施の形態
によるCTスキャナのシステム構成例を示す平面図およ
び正面図である。
【0052】図1において、放射線源であるX線管1と
しては、放射するX線ビーム2の焦点Fが数ないし数十
μmのマイクロフォーカスX線管を用い、放射線検出器
3にはX線II(像増強管)とテレビカメラからなるも
のを用いている。
【0053】X線管1および放射線検出器3は対向して
配置され、シフト機構8より支持されている。
【0054】被検体4は、回転テーブル5上に載置さ
れ、回転・昇降機構6により、X線ビーム2内で撮影面
14に沿って回転されると共に、撮影面14に直角に昇
降される。
【0055】また、被検体4は、回転テーブル5と共に
回転中心オフセット機構7により、X線ビーム2を横切
って図示COF方向に動かされると共に、シフト機構8
により、X線管1と放射線検出器3との間を移動して、
撮影距離FCDが変更される。
【0056】放射線検出器3は、X線ビーム2を2次元
の空間分解能をもって検出するものであり、シフト機構
8により、X線管1と放射線検出器3との間を移動し
て、検出距離FDDが変更される。
【0057】グリッド板11は、従来と同じ構造であ
り、グリッド駆動部12により、放射線検出器3の前面
に出し入れされる。
【0058】回転テーブル5には、回転軸13に垂直に
X線吸収の少ない狭いギャップ15が設けられ、スライ
ス面較正の時に使われる。
【0059】一方、構成要素として、他に、放射線検出
器3からの透過像を処理するデータ処理部19と、処理
結果等を表示する表示部20と、データ処理部19から
の指令で機構部を制御する機構制御部18と、X線管1
の管電圧、管電流を制御するX線制御部17および高電
圧発生器16と、X線管1と被検体4と放射線検出器3
を含む部分を収納するX線の遮蔽箱25等を備えてい
る。
【0060】データ処理部19および表示部20は、通
常のコンピュータで、CPU、メモリ、ディスク、キー
ボード、インターフェース等からなり、断層撮影のシー
クエンスやデータから断面像を再構成するソフトウエア
等を記憶している。
【0061】操作者は、データ処理部19および表示部
20を用いて、メニュー選択や条件設定、機構部手動操
作、断層撮影の開始、装置のステータス読取、断面像の
表示、断面像の解析等を行なう。
【0062】データ処理部19は、断層撮影のスキャン
制御部21と、必要較正判定部22と、自動較正部23
と、再構成部24とを備えて成る。
【0063】スキャン制御部21は、断層撮影のスキャ
ン制御を行なう。
【0064】必要較正判定部22は、装置本体の状態変
化から必要になった較正の種類を判定し選択する。
【0065】自動較正部23は、必要較正判定部20に
より判定選択された種類の較正として、例えばエアー較
正(利得較正)、歪較正、スライス面較正、回転中心較
正、FCD較正(撮影距離較正)のうちの、少なくとも
1つの較正を自動的に行なう。
【0066】再構成部24は、スキャン制御部21によ
る断層撮影のスキャン制御により、回転テーブル5によ
る被検体4の回転中に放射線検出器3で得られた被検体
4の多方向からの透過データから、被検体4の断面像を
作成(再構成)する。
【0067】図2(a)および(b)は、本実施の形態
のCTスキャナにおける遮蔽箱の構成例を示す平面図お
よび正面図である。
【0068】図2において、遮蔽箱25は、鉄板に鉛板
を貼り付けて作られており、開口30を有している。
【0069】この開口30は、上部が試料扉31、下部
がメンテナンス扉32で、それぞれ覆われるようになっ
ている。
【0070】この試料扉31、メンテナンス扉32は、
それぞれ鉄板と鉛板でできているが、試料扉31の方
は、内部観察用の鉛ガラス34の窓が設けられている。
【0071】試料扉31は、遮蔽箱25に付けたレール
33で支持されて引き戸式に開閉され、メンテナンス扉
32は、ちょうつがい35で遮蔽箱25に取付けられて
ドア式に開閉される。
【0072】ここで、2つの扉31,32は、閉じた時
に互いに重なり合ってX線が漏れないようにしている。
【0073】また、2つの扉31,32のそれぞれに
は、X線インターロックが付けてあり、2つ共に閉じた
時にX線放射が可能となるようにしている。
【0074】さらに、2つの扉31,32を開いた時
に、開口30は障害物無く開き、内部のメンテナンスが
行なえるようにしている。
【0075】次に、以上のように構成した本実施の形態
によるCTスキャナの作用について説明する。
【0076】図1において、透過像のみを得る場合に
は、操作者は被検体4を回転テーブル5に載せ、X線を
ONし、透過像を表示部20に表示させる。
【0077】断面像の場合には、回転・昇降機構6で被
検体4を昇降させ、検査位置中心を撮影面14に合わせ
る。
【0078】これは、透過像を見ながら行なうこともで
きる。
【0079】管電圧と管電流と積分時間を設定してスキ
ャンを開始すると、回転テーブル5が回転し、この間に
データ処理部19により透過像が収集され、360゜方
向で得られた多数の透過データから、撮影面14に平行
な1枚あるいは複数枚の断面像が再構成され、表示部2
0に表示される。
【0080】ここで、積分時間は1透過像の収集時間で
ある。
【0081】以上の作用は、スキャン制御部21と再構
成部24で行なわれる。
【0082】操作者は、被検体4の全体の大きさや検査
部分の位置や大きさにより、検出距離FDDと撮影距離
FCDを調整する。
【0083】また、検出距離FDDと撮影距離FCDを
変えた時に、回転中心が視野中心から大きくずれないよ
うに回転中心オフセットを変更する。
【0084】この回転中心オフセットは、オフセットス
キャン(回転中心を視野の端に設定して撮影領域を拡大
するスキャン)を行なう時にも動かされる。
【0085】必要較正判定部22では、スキャン前に装
置の状態変化から必要になった較正の種類を判定し選択
し、表示部20に表示させる。
【0086】操作者が、自動較正スタートを指令する
と、自動較正部23では、必要較正判定部22で判定選
択された種類の較正が自動的に行なわれる。
【0087】図3は、装置の状態変化とその時必要な較
正の種類の一例を示す図である。
【0088】図3において、必要較正判定部22では、
電源投入(全体あるいは一部)時には、全ての較正が選
択される。
【0089】前回スキャンから、検出距離FDD、撮影
距離FCD、回転中心オフセット、管電圧、管電流、積
分時間が変更された場合には、それぞれに対して図示丸
印の較正種類(複数変更の場合は論理和)が選択され
る。
【0090】そして、前回較正時と比較して、温度変化
が規定値以上になった場合には、エアー較正と回転中心
較正が選択される。
【0091】また、前回較正時から時間経過が規定値以
上になった場合にも、エアー較正と回転中心較正が選択
される。
【0092】ここで、各較正について順に説明する。
【0093】(エアー較正)まず、エアー較正は、放射
線検出器3の利得の較正である。
【0094】自動較正部23では、回転テーブル5を下
降させ、X線をONさせ、X線ビーム2に何も入らない
状態でエアー像が収集される。
【0095】この時、飽和が起こらないように、放射線
検出器3のゲインが自動設定される。
【0096】そして、この設定後、エアー像を多数収集
して加算平均して、エアーデータが作成され記憶され
る。
【0097】スキャン時に、このエアーデータは、チャ
ンネル毎の利得補正に使われる。
【0098】(歪較正)また、歪較正は、放射線検出器
3の歪の較正である。
【0099】歪は、主にX線IIの検出面が曲面である
ことにより生じ、検出距離FDDにより変化する。
【0100】自動較正部23では、回転テーブル5を下
降させ、X線ビーム2に被検体4が入らないようにし
て、グリッド板11が放射線検出器3の前面に挿入され
る。
【0101】次に、X線をONさせてグリッド像を撮影
し、その歪みから補正係数が求められ記憶される。
【0102】スキャン時に、この係数を使って歪補正が
なされる。
【0103】(スライス面較正)さらに、スライス面較
正は、透過像上における撮影面14の位置を設定する較
正である。
【0104】撮影面14は、X線焦点Fを通って回転軸
13に直交する面と定義される面で、検出距離FDDあ
るいは撮影距離FCDを変えた時に、機構誤差のため透
過像上で変化する。
【0105】自動較正部23では、X線をONさせ、回
転テーブル5を昇降させながら回転テーブル5の透過像
が収集される。
【0106】さらに、多数の透過像の中から、ギャップ
15が最もはっきり見える画像が選択され、このギャッ
プ15の中心を通る線を設定して、スライス面として記
憶される。
【0107】このスライス面は、断面像作成の基準座標
として使用される。
【0108】(回転中心較正)また、回転中心較正は、
透過像上における回転軸13の位置を設定する較正であ
る。
【0109】回転軸13は、検出距離FDDあるいは撮
影距離FCDを変えた時に、機構誤差のため透過像上で
変化する。
【0110】また、管電圧を変えた時にも、X線焦点が
ずれるため変化する。
【0111】自動較正部23では、X線をONさせ、回
転テーブル5を回転させながら、被検体4あるいは回転
テーブル5自身の透過像が、360度に渡って収集され
る。
【0112】そして、この透過像を360度分平均して
平均透過像を作り、これから回転中心が求められる。
【0113】この場合、原理的に、平均画像は回転中心
に対して左右が対称になるので、これを利用して、例え
ば重心算出等で自動的に回転中心が求められる。
【0114】この回転中心線は、断面像作成の基準座標
として使用される。
【0115】なお、この回転中心較正は、スキャンで得
られた被検体4の透過像自身を使って行なうこともでき
る。
【0116】この場合には、スキャン後に回転中心較正
を行なってから断面像が再構成される。
【0117】(FCD較正)さらに、FCD較正は、シ
フト機構8の図示しないFCD値読取用エンコーダの較
正である。
【0118】撮影距離FCD値が真値と異なると、同じ
比率で画像上の寸法が変化してしまう。
【0119】自動較正部23では、スキャンを行ない、
回転テーブル5自身の断面像が作成される。
【0120】そして、この断面像で求めた回転テーブル
5の直径dgと既知の実測値dtとの比dt/dgを、
現在の撮影距離FCD値に乗算して修正撮影距離FCD
値が求められ、エンコーダが較正される。
【0121】なお、上述した各較正の他に、放射線検出
器3のX線OFF時の出力を求めるオフセット較正があ
るが、これはスキャン前に通常必ず行なうものであるの
で、その説明については省略している(システムにより
選択的に行なうようにすることもできる)。
【0122】次に、試料の交換を行なう時には、試料扉
31をスライドさせて開いて行なわれる(図2を参
照)。
【0123】また、X線管1や放射線検出器3の調整、
交換等のメンテナンスを行なう時には、試料扉31の他
に、メンテナンス扉32も開いて行なわれる。
【0124】上述したように、本実施の形態によるCT
スキャナでは、キーボード入力するだけで較正が自動的
に行なわれるため、極めて操作が容易となる。
【0125】また、装置の状態変化があった時には、そ
れに見合った種類の較正が自動的に選択され表示される
ため、操作者にとって何時どの較正が必要かを心配する
必要がなく煩わしさがなくなり、初心者でも極めて容易
に扱え、誤操作も少なくすることができる。
【0126】さらに、試料の交換は、軽くて小さな試料
扉31の開閉で行なえ、試料を内部に落下させた時等
に、前面から直ちにメンテナンス扉32を開けて取り出
すことができる、試料が重い時にメンテナンス扉32も
開けて開口30を広くして出し入れできる等、操作性が
よくなる。
【0127】また、メンテナンス扉32が前面にあるの
で、側面、後面に物を置いたり、壁に付けたりすること
ができ、スペースファクタがよくなる。
【0128】さらに、メンテナンス扉32の上に試料扉
31があるので、メンテナンス時の開口がメンテナンス
扉32よりも大きくすることができる(メンテナンス扉
32を小さくすることができる)。
【0129】(その他の実施の形態) (a)前記実施の形態では、操作者の指令で自動較正を
スタートさせるようにした場合について説明したが、こ
の指令なしでスキャン開始前に必要になった較正を自動
的に行なうようにしてもよい。
【0130】(b)前記実施の形態では、試料扉31は
引き戸式、メンテナンス扉32はドア式とした場合につ
いて説明したが、両方の扉ともいずれの方式であつても
構わない。
【0131】(c)前記実施の形態において、扉は少な
くとも、試料扉31およびメンテナンス扉32の2つと
も閉、または試料扉31およびメンテナンス扉32の2
つとも開、あるいは試料扉31のみ開、の3つの状態が
とれれば、それ以外は任意でよい。
【0132】例えば、メンテナンス扉32は、試料扉3
1が全開の時にのみ開けることができる構造としても、
あるいは単独で開け閉めできる構造としてもよいし、ま
た試料扉31は、メンテナンス扉32が開の時に閉まら
なくてもよいが閉まる構造としてもよい。
【0133】(d)前記実施の形態において、試料扉3
1およびメンテナンス扉32の2つの扉の形状は何でも
よく、両者の配置関係も上下でなくてもよい。
【0134】(e)前記実施の形態において、放射線ビ
ームとしては、X線ビームでなく、γ線ビーム等の放射
線ビームを用いてもよい。
【0135】(f)前記実施の形態において、放射線検
出器3としては、フラットパネル型2次元検出器でもよ
く、また放射線ビームを1次元の空間分解能をもって検
出する放射線検出器についても、同様に適用することが
可能である。
【0136】(g)前記実施の形態において、放射線検
出器3のX線IIの視野サイズ切換機能を追加すること
も可能である。
【0137】この場合には、この視野サイズ切換を行な
った時に、IP較正、歪較正、スライス面較正、回転中
心較正が選択される。
【0138】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、操
作に熟練を要さず、操作者にとって扱い易いコンピュー
タ断層撮影装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるCTスキャナの一実施の形態を示
す平面図および正面図。
【図2】同実施の形態のCTスキャナにおける遮蔽箱の
構成例を示す平面図および正面図。
【図3】装置の状態変化とその時必要な較正の種類の一
例を示す図。
【図4】従来の高分解能型のCTスキャナのシステム構
成例を示す概要図。
【図5】従来の較正治具の一例を示す概要図。
【図6】従来の遮蔽箱の詳細な一構成例を示す概要図。
【図7】従来の遮蔽箱の詳細な他の構成例を示す概要
図。
【符号の説明】
1…X線管 2…X線ビーム 3…放射線検出器 4…被検体 5…回転テーブル 6…回転・昇降機構 7…回転中心オフセット機構 8…シフト機構 9…検出器支持フレーム 10…X線管支持フレーム 11…グリッド板 12…グリッド駆動部 13…回転軸 14…撮影面 15…ギャップ 16…高電圧発生器 17…X線制御部 18…機構制御部 19…データ処理部 20…表示部 21…スキャン制御部 22…必要較正判定部 23…自動較正部 24…再構成部 25…遮蔽箱 30…開口 31…試料扉 32…メンテナンス扉 33…レール 34…鉛ガラス 35…ちょうつがい 101…X線管 102…X線ビーム 103…検出器 104…被検体 105…回転テーブル 106…回転・昇降機構 107…シフト機構 108…支持部 109…データ処理部 110…機構制御部 111…X線制御部 112…X線II 113…テレビカメラ 114…遮蔽箱 115…開口 116…試料扉 118…回転軸 119…撮影面 120…グリッド板 121…アクリル板 122…グリッド(格子) 123…ワイヤ板 124…アクリル板 125…ワイヤ 126…中心較正ファントム 127…アクリルパイプ 128…ワイヤ 130…鉛ガラス 131…レール 132…メンテナンス扉。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宇山 喜一郎 東京都府中市晴見町2丁目24番地の1 東 芝エフエーシステムエンジニアリング株式 会社内 (72)発明者 山本 輝夫 東京都府中市晴見町2丁目24番地の1 東 芝エフエーシステムエンジニアリング株式 会社内 (72)発明者 新井 健治 東京都府中市晴見町2丁目24番地の1 東 芝エフエーシステムエンジニアリング株式 会社内 (72)発明者 園田 正明 東京都府中市晴見町2丁目24番地の1 東 芝エフエーシステムエンジニアリング株式 会社内 Fターム(参考) 2G001 AA01 BA11 CA01 DA01 DA02 DA03 DA09 FA02 FA06 FA08 FA16 FA30 GA03 GA04 GA05 GA08 GA09 GA11 HA13 HA14 JA02 JA08 JA11 LA11 PA02 PA12 PA14 SA01 SA13

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射線ビームを放射する放射線源と、 前記放射線源からの放射線ビームを空間分解能をもって
    検出する放射線検出器と、 前記放射線ビーム内で被検体を相対回転させる回転手段
    と、 前記回転手段による相対回転中に前記放射線検出器で得
    られた被検体の多方向からの透過データから、前記被検
    体の断面像を作成する再構成手段と、 装置本体の状態変化から必要になった較正種類を判定す
    る必要較正判定手段と、 を備えて成ることを特徴とするコンピュータ断層撮影装
    置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載のコンピュータ断層
    撮影装置において、 前記必要較正判定手段により判定された種類の較正とし
    て、エアー較正(利得較正)、歪較正、スライス面較
    正、回転中心較正、FCD較正(撮影距離較正)のうち
    の少なくとも1つの較正を自動的に行なう自動較正手段
    を付加して成ることを特徴とするコンピュータ断層撮影
    装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項1または請求項2に記載のコ
    ンピュータ断層撮影装置において、 少なくとも前記放射線源と前記放射線検出器と前記被検
    体とを収納し被検体交換用の開口を有する放射線遮蔽箱
    と、 前記放射線遮蔽箱の開口を覆う2つの部分に分割されそ
    れぞれ開閉自在な放射線遮蔽扉と、 を付加して成ることを特徴とするコンピュータ断層撮影
    装置。
  4. 【請求項4】 放射線ビームを放射する放射線源と、 前記放射線源からの放射線ビームを空間分解能をもって
    検出する放射線検出器と、 前記放射線ビーム内で被検体を相対回転させる回転手段
    と、 前記回転手段による相対回転中に前記放射線検出器で得
    られた被検体の多方向からの透過データから、前記被検
    体の断面像を作成する再構成手段と、 少なくとも前記放射線源と前記放射線検出器と前記被検
    体とを収納し被検体交換用の開口を有する放射線遮蔽箱
    と、 前記放射線遮蔽箱の開口を覆う2つの部分に分割されそ
    れぞれ開閉自在な放射線遮蔽扉と、 を備えて成ることを特徴とするコンピュータ断層撮影装
    置。
JP2000253979A 2000-08-24 2000-08-24 コンピュータ断層撮影装置 Expired - Lifetime JP3916385B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000253979A JP3916385B2 (ja) 2000-08-24 2000-08-24 コンピュータ断層撮影装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000253979A JP3916385B2 (ja) 2000-08-24 2000-08-24 コンピュータ断層撮影装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2002062268A true JP2002062268A (ja) 2002-02-28
JP2002062268A5 JP2002062268A5 (ja) 2006-11-16
JP3916385B2 JP3916385B2 (ja) 2007-05-16

Family

ID=18743001

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000253979A Expired - Lifetime JP3916385B2 (ja) 2000-08-24 2000-08-24 コンピュータ断層撮影装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3916385B2 (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004184122A (ja) * 2002-11-29 2004-07-02 Shimadzu Corp X線ct装置における中心軸較正治具およびこの治具を用いた較正方法
JP2004317226A (ja) * 2003-04-15 2004-11-11 Shimadzu Corp バンプ検査装置
JP2005195494A (ja) * 2004-01-08 2005-07-21 Toshiba It & Control Systems Corp コンピュータ断層撮影装置
JP2005233760A (ja) * 2004-02-19 2005-09-02 Toshiba It & Control Systems Corp トモシンセシス装置
JP2006003200A (ja) * 2004-06-17 2006-01-05 Toshiba It & Control Systems Corp コンピュータ断層撮影装置
JP2006084433A (ja) * 2004-09-17 2006-03-30 Shimadzu Corp コーンビームct装置
WO2006051690A1 (ja) * 2004-11-12 2006-05-18 Shimadzu Corporation X線ct装置およびx線ct方法
JP2009536321A (ja) * 2006-05-08 2009-10-08 清華大学 多視角荷物セキュリティ検査方法
JP2010185859A (ja) * 2009-02-10 2010-08-26 Toshiba It & Control Systems Corp Ct装置およびct装置の較正方法
US7792242B2 (en) 2004-11-12 2010-09-07 Shimadzu Corporation X-ray CT system and X-ray CT method
JP2011095227A (ja) * 2009-11-02 2011-05-12 Saki Corp:Kk 被検査体の放射線検査装置
CN102969650A (zh) * 2011-08-29 2013-03-13 通用电气公司 Craser装置、成像系统和方法
KR101263751B1 (ko) 2012-12-07 2013-05-13 주식회사 이이더불유코리아 X선 비파괴 검사용 필름지지장치
CN105167796A (zh) * 2015-09-30 2015-12-23 浙江大学 多功能锥束ct成像系统

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03209117A (ja) * 1990-01-10 1991-09-12 Nippon Steel Corp X線ct装置
JPH0666739A (ja) * 1992-08-17 1994-03-11 Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd 鮪の品質判定方法
JPH1024031A (ja) * 1996-07-12 1998-01-27 Toshiba Corp X線ctスキャナ
JPH10506504A (ja) * 1994-05-13 1998-06-23 ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー 自動化した画像品質制御
JP2000060838A (ja) * 1998-08-18 2000-02-29 Siemens Ag コンピュ―タ断層撮影装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03209117A (ja) * 1990-01-10 1991-09-12 Nippon Steel Corp X線ct装置
JPH0666739A (ja) * 1992-08-17 1994-03-11 Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd 鮪の品質判定方法
JPH10506504A (ja) * 1994-05-13 1998-06-23 ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー 自動化した画像品質制御
JPH1024031A (ja) * 1996-07-12 1998-01-27 Toshiba Corp X線ctスキャナ
JP2000060838A (ja) * 1998-08-18 2000-02-29 Siemens Ag コンピュ―タ断層撮影装置

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004184122A (ja) * 2002-11-29 2004-07-02 Shimadzu Corp X線ct装置における中心軸較正治具およびこの治具を用いた較正方法
JP2004317226A (ja) * 2003-04-15 2004-11-11 Shimadzu Corp バンプ検査装置
JP4494804B2 (ja) * 2004-01-08 2010-06-30 東芝Itコントロールシステム株式会社 コンピュータ断層撮影装置
JP2005195494A (ja) * 2004-01-08 2005-07-21 Toshiba It & Control Systems Corp コンピュータ断層撮影装置
JP2005233760A (ja) * 2004-02-19 2005-09-02 Toshiba It & Control Systems Corp トモシンセシス装置
JP4537090B2 (ja) * 2004-02-19 2010-09-01 東芝Itコントロールシステム株式会社 トモシンセシス装置
JP2006003200A (ja) * 2004-06-17 2006-01-05 Toshiba It & Control Systems Corp コンピュータ断層撮影装置
JP4504743B2 (ja) * 2004-06-17 2010-07-14 東芝Itコントロールシステム株式会社 コンピュータ断層撮影装置
JP2006084433A (ja) * 2004-09-17 2006-03-30 Shimadzu Corp コーンビームct装置
KR100888530B1 (ko) * 2004-11-12 2009-03-11 가부시키가이샤 시마즈세이사쿠쇼 X선 ct 장치 및 x선 ct 방법
JPWO2006051690A1 (ja) * 2004-11-12 2008-05-29 株式会社島津製作所 X線ct装置およびx線ct方法
WO2006051690A1 (ja) * 2004-11-12 2006-05-18 Shimadzu Corporation X線ct装置およびx線ct方法
US7792242B2 (en) 2004-11-12 2010-09-07 Shimadzu Corporation X-ray CT system and X-ray CT method
JP4577312B2 (ja) * 2004-11-12 2010-11-10 株式会社島津製作所 X線ct装置およびx線ct方法
JP2009536321A (ja) * 2006-05-08 2009-10-08 清華大学 多視角荷物セキュリティ検査方法
JP2010185859A (ja) * 2009-02-10 2010-08-26 Toshiba It & Control Systems Corp Ct装置およびct装置の較正方法
JP2011095227A (ja) * 2009-11-02 2011-05-12 Saki Corp:Kk 被検査体の放射線検査装置
CN102969650A (zh) * 2011-08-29 2013-03-13 通用电气公司 Craser装置、成像系统和方法
KR101263751B1 (ko) 2012-12-07 2013-05-13 주식회사 이이더불유코리아 X선 비파괴 검사용 필름지지장치
CN105167796A (zh) * 2015-09-30 2015-12-23 浙江大学 多功能锥束ct成像系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP3916385B2 (ja) 2007-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3916385B2 (ja) コンピュータ断層撮影装置
JP5104956B2 (ja) X線検査装置およびx線検査方法
US6411674B1 (en) Radiation tomography device and subject examination apparatus using the same
JPH06100451B2 (ja) エレクトロニクスの検査のための自動ラミノグラフシステム
JP2002523740A (ja) 放射線透過式デジタル型溶接部検査システム
JPH10185842A (ja) X線検査装置
JP5024973B2 (ja) X線トポグラフィ装置
TW201619599A (zh) 螢光x射線分析裝置及螢光x射線分析方法
Dierick et al. A LabVIEW® based generic CT scanner control software platform
JP6153105B2 (ja) Ct装置
CN108697400A (zh) X射线设备和用于医学成像的方法
JP4654551B2 (ja) Ct装置
JP4732886B2 (ja) X線透視検査装置
US6115447A (en) Multi-slice biopsy with single slice computed tomography
JP4894359B2 (ja) X線断層撮像装置及びx線断層撮像方法
JP5487519B2 (ja) 産業用x線ct装置および撮像方法
JP4788272B2 (ja) X線断層撮像装置及びx線断層撮像方法
JP2011064662A (ja) 透視用テーブル付ct装置
JP4701015B2 (ja) X線ct装置
JPH11118736A (ja) X線診断装置および診断方法
JP2001153818A (ja) コンピュータ断層撮影装置及びコンピュータ断層撮影方法
JP2005292047A (ja) X線断層撮像装置及びx線断層撮像方法
US5717734A (en) Digital real time x-ray system including manipulator for microfocus x-ray
JP2004219224A (ja) コンピュータ断層撮影装置
Suryaningsih et al. Development Of Image Acquisition Software for Digital Radiograph and X-Ray CT

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061003

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061003

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20061003

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20061003

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20061027

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061107

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061220

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070123

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070206

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3916385

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110216

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130216

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140216

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term