JP2006003200A - コンピュータ断層撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 TR方式CTの回転中心較正を自動的に行うことができるコンピュータ断層撮影装置を提供する。
【解決手段】 放射線検出器3の分解能が規定する放射線パスの回転に沿った被検体基準の放射線パス方位ψに対し、πを超えて方位が重複するようにTRスキャンし、平行移動位置をtとして、放射線パス方位ψおよび平行移動位置tで記述される透過データP(ψ,t)と方位が同じで向きが逆である透過データP(ψ+π,t)が平行移動位置t上で回転の中心であるtcに対し、互いに対称であることを利用して回転の中心tcを求める。
【選択図】 図1

Description

本発明は、トランスレートと回転を組み合わせるTR方式を用いたコンピュータ断層撮影装置に関する。
TR方式のコンピュータ断層撮影装置(以下CT)はたとえば、岩井喜典編「CTスキャナ」(非特許文献1)等でよく知られている。図15は従来のTR方式を示した模式図である。
X線管101からのファン角θ0のファン状のX線ビーム102をNチャンネルのX線検出器103で検出する。θ0はKを自然数として、θ0=180°/Kに設定されている。回転テーブル105上の被検体104をトランスレート(t)させ、この間に一定ピッチで被検体104の透過データを収集すると、各チャンネルで平行ビームの透過データが得られる。1トランスレート終了後、被検体104を回転中心Cに対しファン角θ0だけステップ回転させ、逆向きにトランスレートさせる。これを繰り返しK回のトランスレートが終了すると被検体基準のX線パス方位ψに対し180°分の平行透過データがθ0/Nの角度ピッチで得られる。これらのデータを用いて通常、フィルター補正逆投影で被検体の断面像が再構成される。
図16は従来のTR方式再構成を示した模式図である。再構成の概略は、まず、対数変換した各平行透過データをP(ψ、t)として、t方向に高域強調フィルター掛けし、次に、X線ビーム102に沿って仮想格子点に逆投影することで、断面像が得られる。この時、透過データP(ψ、t)上の回転中心投影位置tc(以下回転中心tcと記載)が回転中心Cに合うように逆投影する必要がある。
TR方式で、回転中心tcが狂っていると断面像が劣化するので、通常ピンファントム(ピン状基準体)をのせてスキャンしてtc位置を較正(キャリブレーション)する。特開平5−42131号公報(特許文献1)にはこの較正の一形態が記載されているが、ここでは、tcを求めるかわりに、tcが定められた位置にくるようX線焦点Fの位置を調整している。
特開平5−42131号公報 岩井喜典編「CTスキャナ」(株)コロナ社 昭和54年2月20日初版
しかし、上述の構成においては、次のような課題がある。
従来の技術のTR方式では、通常、ピンファントムをスキャンして回転中心tcを較正する。これは非常に厄介な作業である。回転テーブル105およびX線検出器103をX線焦点Fに近づけたり遠ざけたりして幾何を自由に設定する場合はそのたびにtcが狂うので較正をやり直すことになり、このため連続的に幾何フリーなシステムはTR方式では作られないという課題がある。
本発明は、上述の事情によりなされたもので、その目的は、TR方式CTの回転中心較正を自動的に行うことができるコンピュータ断層撮影装置を提供することである。
本発明実施形態に係るコンピュータ断層撮影装置は、放射線源と、被検体を透過した放射線ビームを検出する放射線検出器と、該被検体と該放射線ビームとに相対回転を与える回転手段と、該被検体と該放射線ビームとに相対平行移動を与える平行移動手段と、この平行移動手段による平行移動と前記回転手段によるステップ回転を交互に繰り返すTRスキャンの間に、前記放射線検出器によって複数の位置で検出された前記被検体の透過データから前記被検体の断面像を得るコンピュータ断層撮影装置であって、前記放射線検出器の分解能が規定する放射線パスの前記回転手段による回転に沿った被検体基準の放射線パス方位ψに対し、πを超えて方位が重複するようにTRスキャンするスキャン制御手段と、前記平行移動位置をtとして、前記放射線パス方位ψおよび前記平行移動位置tで記述される透過データP(ψ,t)と方位が同じで向きが逆である透過データP(ψ+π,t)が前記平行移動位置t上で前記回転手段による回転の中心であるtcに対し、互いに対称であることを利用して前記回転の中心tcを求める回転中心求出手段とを有することを特徴とするものである。
したがって、本発明は、放射線検出器の分解能が規定する放射線パスの回転に沿った被検体基準の放射線パス方位ψに対し、πを超えて方位が重複するようにTRスキャンし、平行移動位置をtとして、放射線パス方位ψおよび平行移動位置tで記述される透過データP(ψ,t)と方位が同じで向きが逆である透過データP(ψ+π,t)が平行移動位置t上で回転の中心であるtcに対し、互いに対称であることを利用して回転の中心tcが求められる。このため、TR方式CTの回転中心較正を自動的に行うことができるコンピュータ断層撮影装置を提供できる。
本発明を用いることにより、TR方式CTの回転中心較正を自動的に行うことができるコンピュータ断層撮影装置を提供することができる。
以下図面を参照して、本発明実施形態を説明する。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図1、図2を参照して説明する。
図1、2は本発明の第1実施形態に係るコンピュータ断層撮影装置の構成を示した模式図である。
コンピュータ断層撮影装置のX線管1およびX線検出器3は対向して配置され、コーン状のX線ビーム2が2次元分解能のX線検出器3により測定される。X線管1は発生するX線ビーム2の焦点Fが数μmのマイクロフォーカスX線管を用い、X線検出器3には2次元半導体光センサにシンチレータを接着したX線フラットパネルディテクタ(FPD)を用いている。X線検出器3は、縦横のチャンネルm,nで2次元の透過データI(m,n)を得る。被検体4は回転テーブル11上に載置され、回転テーブル11は機構部12により(断面像の)撮影面14に沿って回転されるとともに、回転軸13と一緒に撮影面14に沿ってX線ビーム2を横切るようにt移動される。機構部12は、さらに、回転テーブル11を昇降させることができ、被検体の撮影部位を撮影面14に合せることができる。
さらに、コンピュータ断層撮影装置は構成要素として、X線検出器3からの透過データを処理するデータ処理部19と、処理結果等を表示する表示部20と、データ処理部19からの指令で機構部12を制御する機構制御部(図示省略)とX線管1を制御するX線制御部(図示省略)等を有している。データ処理部19と表示部20は通常のコンピュータで、透過データ上の回転中心を求めるソフトウエアや3次元画像(断面像)を再構成するソフトウエア等を記憶している。
図のFはX線焦点、Cは回転中心、θmaxは測定されるX線ビーム2の撮影面14に沿った広がり角、Bはスキャン領域である。スキャン領域Bは、回転軸13を中心として直径は任意に設定でき、回転軸方向がX線ビーム2に包含される上下面を円錐状にした円筒領域と定義される。スキャン領域Bは無理なく再構成ができる十分なデータが収集される領域である。また、FCDはFからCのt移動軌跡までの距離(すなわちF,C間の最小距離)、FDDはFからX線検出器3までの距離である。
次に、第1実施形態における作用を説明する。
まず、操作者は被検体を回転テーブル11に載置し、被検体4の撮影部位を回転中心Cに合せる。さらに、スキャン領域Bの直径を例えばmm値で入力する。スキャンを開始させると、データ処理部19はTRスキャンを制御する。
スキャンはよく知られているTRスキャンと同様に、t移動と回転軸13に対するθ0のステップ回転とを繰り返して、ここで、すべてのt移動は任意設定したスキャン領域Bの直径をX線ビーム2が完全に横切るように行われ、K回のt移動でスキャンが終了する。データ処理部19は、t移動中に一定ピッチで検出器3の出力である被検体104の透過データを収集する。ここで、ステップ回転角θ0とトランスレート回数Kは予め、式、
θmax=2・atan{N/2・Δξ/FDD} ………(1)
θ0=θmax−2・β ,(θ0>0)(β≧0) ………(2)
(K−1)・θ0+θmax=π+2・α ,(α>0) ………(3)
となるように設定する。ここで、Nはn方向チャンネル数、Δξはチャンネルピッチである。回転に沿った被検体基準のX線パス方位をψとすると、このスキャンで、ψについて、(K−1)・θ0+θmaxの範囲のデータが収集される。そして、ψのデータ範囲の両端部で、2・αだけの重複データを収集するとともに、トランスレート間で2・βの重複データを収集する。ψはチャンネルnとトランスレート番号k、(1〜K)とで決まる。ψはたとえば、式、
θ=atan{(n−nc)・Δξ/FDD} ………(4)
ψ=θ+(k−1)・θ0+θmax/2 ………(5)
で決まる。ここで、(図3を参照して、)ncは中央チャンネルである。θはチャンネルnのX線ビーム内の配置角に相当する。なお、第1実施形態ではトランスレート間の重複はなくてもよい(β=0)。
次に、データ処理部19は、TRスキャンで得られた被検体の透過データを用いてt上の回転中心tcを求める。まず、図3は回転中心tcの幾何図である。ここで、tは回転テーブルのt移動位置(読み値)で、基準位置(未知)から回転中心Cまでの距離である。Cがチャンネルn(配置角θ)を横切るt値が回転中心位置tc(θ)で、式、
tc(θ)=tcc−FCD・tanθ ………(6)
で求められる。ここでtccは回転中心Cが中央チャンネルncを横切るt値である。FCDとθが既知であるのでtccが判ればtcが全て判ることになる。
そこで、tccを求める。まず、透過データをψ,m,tで記述して、X線強度に比例した透過データである検出強度I(ψ,m,t)を対数変換して投影データP(ψ,m,t)に変換する。P(ψ,m,t)の内の撮影面14上の投影データをP(ψ,t)と記述して、このP(ψ,t)を用いてこのデータ上のtccを求める。
図4は撮影面14上の投影データPを示した模式図である。データの始点をψ=0として、ψ=αとψ=π+αでのPを比較する。このPは、(被検体に対するt移動の方向が逆になるので)t方向に互いに左右反転したデータ(対称)になり、この、対称中心(反転中心)が前述したtccであることがわかる。P(α、t)をその回転中心aで反転させてP(π+α,t)の回転中心bまで移動させると両者は一致する。すなわちa,bの中点tccに対しP(α、t)とP(π+α,t)は互いに対称である。この対称関係を利用してtccを求める。
図5はtcc求出の処理を示したフローチャートである。
S1:P(α,t)とP(π+α,t)にt方向の低周波数除去フィルタ(ローカットフィルタ)をかける。
S2:仮想対称中心tccを設定する。
S3:Pの対称性偏差を計算する(図6参照)。偏差は例えば、
対称性偏差=Σt{|P(α,t)−P(π+α,t’)|}/点数 ……… (7)
で計算する。これは、図6に示すようにtと対称点t’(=2・tcc−t)でのPの差の絶対値をtを変えながら加算し、加算点数で割って平均を取る計算である。一般にt’はデータ点に一致しないので補間計算が必要である。なお、偏差はこれには限られず、標準偏差などでもよい。ここで得られた偏差値はtccとともに記憶する。
S4:tccを変えて繰り返す。すなわち1次元探索である。
S5:得られた偏差値とtccの組から、偏差値が最小のtccを採用する。
以上のフローで、S1のローカットフィルタ掛けは単に精度をあげるための処理で、必須ではない。S2,S4で表されるtccの1次元探索では、探索法の詳細は述べていないが、最も単純な方法は一定ピッチで変化させ計算する方法である。そして、最初は大きなピッチで概略最小位置を求め、次に、その点の周りを細かいピッチで探索し、徐々にピッチを細かくすると計算時間が短縮できる。また、目的値が小さくなる方向を自動的に決めて探索していくような方法もある。
以上でtccが求まり、これによりtc(θ)が全て求められる。
つぎに、データ処理部19は、回転中心tc(θ)を用いて、TRスキャンで得られた透過データから被検体の断面像を再構成する。
再構成方法は本発明の範囲外であるので、図7を参照して概略のみ記載する。投影データP(ψ,m,t)に対しt方向に|ω|フィルタ掛けする(T1)。次に、Pに対しウエイトW(ψ)を掛ける(T2)(図8参照)。W(ψ)は、前端と後端の重複区間2・αそれぞれで0から1に滑らかに移行し、かつW(ψ)+W(ψ+π)=1となるウエイトである。このウエイト掛けにより、データ範囲の両端部のデータ継ぎ目によるアーチファクトを低減することができる。
この後、m,tで記述されるP(m,t)を一組の面データとして焦点Fに向けて被検体4を表す仮想3次元格子に対し3次元逆投影する(T3)。この逆投影をψのπ+2・α分で行うと、被検体4の3次元画像が得られる。
第1実施形態によれば、データ処理部19により、任意の被検体のTRスキャンで得られた透過データ自身から回転中心tcを求めることができる。したがって、回転中心較正を自動的に行うことができるとともに、較正用のピンファントム等への載せかえが不要となる。
また、回転中心が正確に求められ、高品質な断面像が得られる。
また、第1実施形態の変形例としては、以下のような構成も考えられる。
第1実施形態で、一般にαとπ+αはψ方向データ点と一致しないが、補間して、P(α,t)とP(π+α,t)を得るようにすればよい。
第1実施形態で、投影データPの代わりに、対数変換まえの透過データである検出強度Iを用いて回転中心求出してもよい。
第1実施形態で、重複データ部の他のデータを用いて統計精度を上げてtccを求めるようにできる。すなわち、変数γを導入し、P(α+γ,t)、P(π+α+γ,t)を用いて、同様にtcc(γ)を求める。そして、γを−Γから+Γまで変更して
tcc={tcc(γ)のγ=−ΓないしΓ間の平均} ………(8)
としてtccを求める。ここで、Γはα以下の角度を選び、平均はγ=0に対し対称な計算点群で行う。対称からずれると誤差の原因となる。
第1実施形態で、撮影面14上の投影データPを用いたが、撮影面14の近傍のデータならP(α,t)とP(π+α,t)が概略対称になるので使用できる。すなわち、撮影面14の近傍の複数点mでtccを求めて平均してもよい。また、近傍の複数点mで平均した透過データを用いてtccを求めてもよい。これにより統計精度を上げることができる。
第1実施形態の回転中心求出は、通常のファンビーム(1次元X線検出器)のTRスキャンに対してもそのまま用いることができる。すなわち、撮影面14上のデータのみで回転中心が求められるので、通常のTRスキャンにも適用できる。
第1実施形態で、TRスキャンはπ+2・α方向の透過データから3次元画像を得るハーフスキャンであったが、2・π+2・α’のフルスキャンや、4・π+2・α’’のダブルフルスキャンなどを用いてもよい。(これらのスキャンは特開平11−108857号公報で公知である。)これらの多重スキャンのtcc求出の処理の一形態を図9を参照して説明する。tccは方位が同じで向きが逆である投影データPの複数組み合わせ、すなわち、
P(α,t)とP(π+α,t)、
P(α+θ0,t)とP(π+α+θ0,t)、
P(α+2・θ0,t)とP(π+α+2・θ0,t)、

のように、それぞれで求めることができ、それらのどれかを選ぶか、平均するかで、tccが得られる。なお、iを任意の自然数として、i・π+2・α’のスキャンで同様に回転中心求出できる、ことは容易に理解できる。また、上記で、π差の逆向き経路でtccを求めているが、i’・2・π回転でデータは同じなので、(π+i’・2・π)差の逆向き経路でtccを求めるようにしてもよい。
また、第1実施形態では、断面像を得るためのTRスキャン自身のデータから回転中心tcを求めているが、回転中心求出専用のTRスキャン(専用TRスキャン)を行ってもよい。この専用TRスキャンは最初(1回目)と最後(K回目)のトランスレートのみを行うものである。第1実施形態の回転中心求出は最初と最後のトランスレートのデータのみを用いるので、専用TRスキャンでも回転中心求出が可能なことは容易に理解できる。なお、専用TRスキャンは(断面像を撮るときとは変えて)、トランスレート+π回転+トランスレートで行うと、α=θmax/2となり、計算に中央チャンネルが使えるので都合がよい。
(第2実施形態)
第2実施形態の構成は、図1、2に示す第1実施形態の構成と同様である。
第2実施形態における作用を説明する。
まず、第1実施形態と同様にスキャンをするが、β>0となるように設定し、トランスレート間で2・βの重複データを収集するようにする。
次に、データ処理部19は、TRスキャンで得られた被検体の透過データを用いて回転中心tcを求める。まず、第1実施形態と同様に、tccを求める。
tcc求出後に、第2実施形態では、更にFCDの較正を追加する。機構部12に誤差があり、データ処理部19が認識しているFCD値が若干の誤差をもっている場合、データから正しいFCDを求めることができる。
図10は、撮影面14上の投影データPを示した模式図である。
トランスレートの継ぎ目には2・βの重複部があり、この重複部(の中央)で、重複データは一致する。すなわち、投影データPをθ,k,tで記述したとき、
「P(θ0/2、k、t)とP(−θ0/2、k+1、t)はt方向にずらすと一致する」
ということが言える。ここでkは1ないしK−1である。このずれ量Δgは求めることができる。図11はΔg求出フローチャートである。k=1ないしK−1に対し、図11のフローでそれぞれΔgを求める。
U1:P(θ0/2、k、t)とP(−θ0/2、k+1、t)にt方向の低周波数除去フィルタ(ローカットフィルタ)をかける。なお、このローカットフィルタ掛けは単に精度をあげるための処理で、必須ではない。
U2:仮想Δgを設定する。
U3:Δgずらして偏差を計算する。偏差は例えば、
偏差=Σt{|P(θ0/2、k、t)−P(−θ0/2、k+1、t+Δg)|}/点数…(9)
で計算する。これは、Δgずらした互いの差の絶対値の平均を求める計算である。一般にt+Δgはデータ点一致しないので補間計算が必要である。なお、偏差はこれには限られず、標準偏差などでもよい。ここで得られた偏差値はΔgとともに記憶する。
U4:Δgを変えてくりかえす。すなわち1次元探索である。
U5:得られた偏差値、Δgの組から、偏差値が最小のΔgを採用する。
これにより、各kについて得られたΔgを平均してΔgとする。次に、式、
Δg/2=FCD・tan(θ0/2) ………(10)
を用いて、修正されたFCDを求める。このFCDを用いて、式(6)でtc(θ)が全て求められる。再構成は第1実施形態と同様である。
以上、第2実施形態によれば、第1実施形態の効果に加えて、透過データ自身から、FCDの誤差を自動調整して回転中心tcを求めることができる。これにより、FCD誤差によって生じるトランスレート継ぎ目のデータ段差によるアーチファクトを低減することができる。
次に、第2実施形態の変形例について説明する。
上述した第2実施形態では、一般にθ0/2と−θ0/2はθ方向データ点と一致しないが、補間して、P(θ0/2、k、t)とP(−θ0/2、k+1、t)を得るようにすればよい。
第2実施形態で、投影データPの代わりに、対数変換まえの透過データである検出強度Iを用いて回転中心求出してもよい。また、tcc求出とFCD調整はどちらが先でもよい。
第2実施形態で、重複データ部の他のデータを用いて統計精度を上げてFCDを較正するようにできる。すなわち、変数γを導入し、P(θ0/2+γ、k、t)、P(−θ0/2+γ、k+1、t)を用いて、同様にΔg(γ)を求める。そして、式、
FCD(γ)=Δg(γ)/{tan(θ0/2−γ)+tan(θ0/2+γ)} ………(11)
でFCD(γ)を求め、γ=−ΓないしΓ間で平均してFCDを求める。ここで、Γはβ以下の角度を選ぶ。
第2実施形態で、撮影面14上の投影データPを用いたが、FCDの較正に関しては、必ずしも撮影面14上でなくてもよく、撮影面14外で求めても、また、複数点mで求めて平均してもよい。また、複数点mで平均した透過データを用いてFCDを求めてもよい。これにより統計精度を上げることができる。
第2実施形態の回転中心求出は、通常のファンビーム(1次元X線検出器)のTRスキャンに対してもそのまま用いることができる。すなわち、撮影面14上のデータのみで回転中心が求められるので、通常のTRスキャンにも適用できる。
第2実施形態で、TRスキャンはπ+2・α方向の透過データから3次元画像を得るハーフスキャンであったが、2・π+2・α’のフルスキャンや、4・π+2・α’’のダブルフルスキャンなどを用いてもよい。
第2実施形態では、断面像を得るためのTRスキャン自身のデータから回転中心tcを求めているが、回転中心求出専用のTRスキャン(専用TRスキャン)を行ってもよい。この専用TRスキャンはトランスレートを省いて行うもので、たとえば、1回目、2回目とK回目のトランスレートのみを行う。1回目とK回目からtccが求まり、1回目と2回目からFCDが求まり、あわせて回転中心tcが求出できる。このトランスレートの組み合わせは、1とKに加え、隣り合うトランスレートが1組以上できるような組み合わせであればよい。たとえば、1、K、K+1などでもよい。なお、専用TRスキャンは、断面像を撮るときと異なるθ0、α、β、Kを用いてもよい。
第2実施形態で、その他、第1実施形態と同様の変形が可能である。
(第3実施形態)
第3実施形態の構成は図1、2に示す第1実施形態の構成と同様である。
(第3実施形態の作用)
第3実施形態は、第2実施形態のFCD較正を変更して、機構の往復誤差の較正を含めたものである。t移動の往路と復路で位置誤差Δr(基準位置の誤差)が生じることはよく起こることである。例えば機構にガタがあったような場合にこれが起こる。図12は往復誤差Δrを含む撮影面14上の投影データPで、Kが奇数、5の場合である。この時、Δgには誤差が生じ、各kで求めたずれ量ΔgをそれぞれΔkとすると、
Δ1=Δg+Δr
Δ2=Δg−Δr
Δ3=Δg+Δr ………(12)
Δ4=Δg−Δr
の関係がある。これから未知数であるΔgとΔrを式、
Δg=(Δ1+Δ2+Δ3+Δ4)/4 ………(13)
Δr=(Δ1−Δ2+Δ3−Δ4)/4 ………(14)
で求め、さらに、Δgから式(10)で修正されたFCDを求め、次に、式、
tc(θ)=tcc−FCD・tanθ (k:奇数:1,3,5)
tc(θ)=tcc+Δr−FCD・tanθ (k:偶数:2,4) ………(15)
でtc(θ)を求める。Kが3より大きな任意の奇数の場合、同様にtc(θ)が求められる。図13は往復誤差Δrを含む撮影面14上の投影データPで、Kが偶数、6の場合である。この時、
Δ1=Δg+Δr
Δ2=Δg−Δr
Δ3=Δg+Δr ………(16)
Δ4=Δg−Δr
Δ5=Δg+Δr
の関係がある。これから未知数であるΔgとΔrを(Δ5を使わず)式(13)、(14)で求めるか、あるいは(Δ5も使用して)式、
Δg={(Δ1+Δ3+Δ5)・2+(Δ2+Δ4)・3}/12 ………(17)
Δr={(Δ1+Δ3+Δ5)・2−(Δ2+Δ4)・3}/12 ………(18)
で求め、さらに、Δgから式(10)で修正されたFCDを求め、次に、式、
tc(θ)=tcc−Δr/2−FCD・tanθ (k:奇数:1,3,5)
tc(θ)=tcc+Δr/2−FCD・tanθ (k:偶数:2,4,6)
でtc(θ)を求める。Kが4より大きな任意の奇数の場合、同様にtc(θ)が求められる。以上により、3より大きなKについて、t移動の往復誤差Δrを修正した回転中心tc(θ)が全て求められる。再構成は第1実施形態と同様である。
(第3実施形態の効果)
第3実施形態によれば、第1実施形態の効果に加えて、透過データ自身から、FCDの誤差とt移動の往復誤差を自動調整して回転中心tcを求めることができる。これにより、FCD誤差及び往復誤差によって生じるトランスレート継ぎ目のデータ段差によるアーチファクトを低減することができる。
(第3実施形態の変形例)
第3実施形態では、断面像を得るためのTRスキャン自身のデータから回転中心tcを求めているが、回転中心求出専用のTRスキャン(専用TRスキャン)を行ってもよい。この専用TRスキャンはトランスレートを省いて行うもので、たとえば、1回目、2回目、3回目とK回目のトランスレートのみを行う。1回目とK回目からtccが求まり、1回目、2回目、3回目からΔg、Δrが求まるので、tcが求出できる。1回目とK回目以外のトランスレートの組み合わせは、Δg、Δrが求まればよいので、他にも色々な組み合わせが可能である。なお、専用TRスキャンは、断面像を撮るときと異なるθ0、α、β、Kを用いてもよい。
この他、第3実施形態で、第1実施形態及び第2実施形態と同様の変形が可能である。
(第4実施形態)
第4実施形態の構成は図1、2に示す第1実施形態の構成と同様である。
次に、第4実施形態の作用について説明する。
第4実施形態は、第1実施形態または第3実施形態に、更にFDDの較正を追加したものである。機構部12に誤差があり、データ処理部19が認識しているFDD値が若干の誤差をもっている場合、データから正しいFDDを求めることができる。これには、図5に示すtcc求出フローチャートで、αを変えてtcc(α)とそのときの偏差値を求め、偏差値が最小となるα,tcc(α)をα,tccとして採用する。この修正αを式(3)に代入して、修正θmaxを逆算し、このθmaxを式(1)と(2)に代入して、修正FDDと修正βをそれぞれ逆算する。これらの修正FDD,θmax,α,β及びtccを用いて、tc(θ)の計算(FCD調整を含む)を行う。
なお、再構成は第1実施形態と同様である。
以上、第4実施形態によれば、第1実施形態または第3実施形態の効果に加えて、透過データ自身から、FDDの誤差を自動調整して回転中心tcを求めることができる。これにより、FDD誤差によって生じるトランスレート継ぎ目およびデータ範囲の両端部のデータ継ぎ目のデータ段差によるアーチファクトを低減することができる。
次に、第4実施形態の変形例について説明する。
上述した第4実施形態と異なり、修正FDD,θmax,α,βから再度tccを計算するようにしてもよい。
その他、第4実施形態で、第1実施形態ないし第3実施形態と同様の変形が可能である。
(第5実施形態)
第5実施形態の構成は、図1、2に示す第1実施形態の構成と同様であるが、機構部12にFCD、FDD可変機構を追加した点が異なる。FCD、FDDはデータ処理部19に変更指示を入力することで、機構制御部(図示省略)を介して変更することができる。
次に、第5実施形態の作用について説明する。
まず、操作者は被検体を回転テーブル11に載置し、被検体の大きさに合わせてFCD,FDDを設定する。FCD、FDDの選び方としては、拡大率(FDD/FCD)を上げるようにすると分解能が上がって好ましいが、スキャン領域Bの厚さは小さくなる。また、同一拡大率のとき、FCDをなるべく小さくしたほうがノイズの少ない画像ができるが、被検体と機構との干渉がおきる。実際は、このようなことを考慮して、被検体や検査目的にあわせて幾何設定を行う。
次に、被検体4の撮影部位を回転中心Cに合せ、さらに、スキャン領域Bの直径を例えばmm値で入力する。スキャンを開始させると、データ処理部19はTRスキャンを制御する。データ処理部19は、式(1)でθmaxを求め、さらに、式(2)、(3)を満たすようにα,β,θ0,Kを自動的に決める。一形態として、以下の手順で、α,β,θ0,Kを決めることができる。
ます、βminを定数として、θ0=θmax−2・βminでθ0を求め、これを端数切り捨てでまるめ、θ0を決定する。
次に、αminを定数として、(K−1)・θ0+θmax>π+2・αminとなる最小の自然数であるKを決定する。
続いて、式(2)と(3)を用いてαとβを求める。
次に、スキャンと回転中心求出および再構成は第1実施形態ないし第4実施形態と同様に行って3次元画像を得る。
以上、本発明の第5実施形態によれば、第1実施形態ないし第4実施形態の効果に加えて、FCD、FDD等が可変なので、被検体に合わせて拡大率等の最適な幾何条件を設定でき、高品質な3次元画像が得られる。
また、回転テーブル11およびX線検出器3をX線焦点Fに近づけたり遠ざけたりして幾何を自由に設定すると、そのたびにtcが狂うが、本実施例の回転中心求出によれば、任意の被検体自身のスキャンデータから自動的に回転中心tcを求めるので、ピンファントム等に載せかえることなく容易に回転中心較正ができる。このため連続的に幾何フリーなTR方式CTに対して、容易に回転中心の合った高品質な3次元画像が得られる。
また、第5実施形態によれば、FDDを変えたときのθmaxの変化に合わせ、ステップ回転角θ0とt移動回数Kを自動設定するので、煩わしさ無くFDD変更ができる。
次に、第5実施形態の変形例について説明する。
上述した第5実施形態と異なり、α,β,θ0,Kを決める際に、定数αmin,βminを、たとえば、(角度で与えるのでなく)X線検出器のチャンネル数を基準に定めるようにしてもよい。たとえば、αmin,βminを、n方向全チャンネル数のそれぞれ8%、3%位置、等で決めるようにしてもよい。
また、α、β,θ0,Kを決める時、一意に決まらず任意性がある。すなわち、Kが整数であることによって生じた余剰の角度{(K−1)・θ0+θmax−π}をどのようにαとβに振り分けるか、に任意性があり、変形は限りなくある。
さらに、上述した本発明の実施形態では、X線管1としてマイクロフォーカスX線管を用いたが、本発明のTR方式CTにおける回転中心求出はこれに限られることはなく他のX線管でも成立することは明らかである。
更に、本発明の実施形態では、放射線としてX線を用いたが、本発明のTR方式CTにおける回転中心求出はこれに限られることはなく、他の透過性放射線でも成立することは明らかである。
本発明の実施形態では、X線検出器として、X線フラットパネルディテクタを用いたが、どのような検出器を用いてもよいことは明らかである。
さらに、機構動作は相対的に等価であれば、他の機構方式に対しても本発明は適用できる。例えば、回転は被検体側で行っているが、X線管とX線検出器を一体で回転させても同じことである。t移動も同様にX線管とX線検出器を一体で移動させても同じことである。
図14は、本発明の実施形態に係る、異なる機構を備えたコンピュータ断層撮影装置の一形態である。回転機構56は図示してない支持部で、フロア50より支持されている。この回転上にt移動機構57、t移動上にxシフト機構58があり、xシフト上にX線管51とX線検出器53がある。tは紙面に垂直方向である。被検体54はXYZ機構55によりフロア50から支持され、X線ビーム52に対し3方向に移動できる。詳細は述べないが、この機構構成においても第5実施形態と同じ作用で回転中心求出できることがわかる。
また、本発明によるCTはその用途にかかわりなく、TR方式のCTの回転中心求出を可能にすることができる。
本発明の第1実施形態に係る構成を示した模式図(平面図)。 本発明の第1実施形態に係る構成を示した模式図(正面図)。 本発明の第1実施形態に係る回転中心tcを示した幾何図。 本発明の第1実施形態に係る撮影面上の投影データPを示した模式図。 本発明の第1実施形態に係るtcc求出処理を示したフローチャート。 本発明の第1実施形態に係る対称性偏差の計算を示す模式図。 本発明の第1実施形態に係るコーンビームTR再構成を示すフローチャート。 本発明の第1実施形態に係るウエイトW(ψ)を示した模式図。 本発明の第1実施形態に係る多重TRスキャンのtcc求出処理の一形態を示した模式図。 本発明の第2実施形態に係る撮影面上の投影データPを示した模式図。 本発明の第2実施形態に係るΔg求出処理を示したフローチャート。 本発明の第2実施形態の変形例に係る往復誤差Δrを含む投影データ(K=5)を示した模式図。 本発明の第2実施形態の変形例に係る往復誤差Δrを含む投影データ(K=6)を示した模式図。 本発明実施形態に係る異なる機構を用いたものの一形態を示した模式図。 従来のTR方式を示した模式図。 従来のTR方式再構成を示した模式図。
符号の説明
1…X線管、2…X線ビーム、3…X線検出器、3…放射線検出器、4…被検体、11…回転テーブル、12…機構部、13…回転軸、14…撮影面、19…データ処理部、20…表示部、50…フロア、51…X線管

Claims (5)

  1. 放射線源と、被検体を透過した放射線ビームを検出する放射線検出器と、該被検体と該放射線ビームとに相対回転を与える回転手段と、該被検体と該放射線ビームとに相対平行移動を与える平行移動手段と、この平行移動手段による平行移動と前記回転手段によるステップ回転を交互に繰り返すTRスキャンの間に、前記放射線検出器によって複数の位置で検出された前記被検体の透過データから前記被検体の断面像を得るコンピュータ断層撮影装置であって、
    前記放射線検出器の分解能が規定する放射線パスの前記回転手段による回転に沿った被検体基準の放射線パス方位ψに対し、πを超えて方位が重複するようにTRスキャンするスキャン制御手段と、
    前記平行移動位置をtとして、前記放射線パス方位ψおよび前記平行移動位置tで記述される透過データP(ψ,t)と方位が同じで向きが逆である透過データP(ψ+π,t)が前記平行移動位置t上で前記回転手段による回転の中心であるtcに対し、互いに対称であることを利用して前記回転の中心tcを求める回転中心求出手段と、
    を有することを特徴とするコンピュータ断層撮影装置。
  2. 請求項1記載のコンピュータ断層撮影装置であって、
    前記スキャン制御手段は、前記回転手段による回転に沿った測定する前記放射線ビームの広がり角θmaxより小さな前記ステップ回転の角度θ0でTRスキャンし、前記回転中心求出手段は、角度θmaxとθ0との差により、前記放射線パス方位ψに対し重複が生じる前記透過データの重複部において、透過データP(ψ,t)が同じになることにより、前記回転中心tcを求めることを特徴とするコンピュータ断層撮影装置。
  3. 請求項1または2に記載のコンピュータ断層撮影装置であって、
    前記放射線ビームはコーン状、前記放射線検出器は2次元分解能であることを特徴とするコンピュータ断層撮影装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のコンピュータ断層撮影装置であって、
    前記放射線ビームの焦点と前記回転軸との最小距離を、被検体の大きさに応じて変更する最小距離変更手段を、さらに有することを特徴とするコンピュータ断層撮影装置。
  5. 請求項1乃至4記載のいずれか1項に記載のコンピュータ断層撮影装置であって、
    前記放射線ビームの焦点と前記放射線検出器間の距離を変更する距離変更手段と、
    前記距離変更手段よって変更される距離に応じて、前記ステップ回転の角度を自動的に変更するスキャン制御手段と、
    をさらに有することを特徴とするコンピュータ断層撮影装置。
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