JP5485359B2 - X線ctシステムにおけるx線露光の制御方法 - Google Patents

X線ctシステムにおけるx線露光の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、X線露光に関し、特にCTシステムで走査する過程におけるX線露光の制御方法に関する。
X線CTシステムは、被検者(患者)にX線を照射して、検出器により器官、血液、灰白質等における人体組織のX線の吸収係数を検出する。且つ、コンピュータにより当該吸収係数を処理(再構成)して、検出しようとする領域の断面平面(薄層平面)の画像(断層像)を提供する。
医師は、X線CTシステムにより再構成された検出しようとする予定領域の患者の断層像を通じて患者の病気を診断する。このために、再構成された断層像は、良い精度で人体組織を区別することができるX線吸収係数の差分を有し、且つ検出する目的とマッチングする画質を有するべきである。
このような画質を獲得するために画像ノイズを減少する必要がある。即ち、画像ノイズを減少し、且つ高い品質の断層像を獲得するために、被検者を透過して検出器により検出される透過X線量を大きくする必要がある。従って、検出器で十分な透過X線を獲得するために、被検者に照射したX線量を大きくする必要がある。
しかしながら、画質を改善することのみに注意して、被検者に照射するX線量を増加すると、希望しない被検者が受ける露光量を増加することになる。従って、実際に使用する場合、X線管から発射したX線量が、必要する画質を保障することに必要する最少量になるようにリアルタイムに制御する必要がある。
X線管から発射したX線量は、X線管に転送された電流(以下管電流と呼ばれる)により制御される。通常のX線CTシステムは、管電流を制御してこのような最小なX線の発射を実現することができる機能(管電流の自動制御機能が含まれる)を提供する。
図1に示したように、このような通常のX線CTシステムにおける管電流の自動制御機能は下記のようなステップが含まれる。
ステップ100:所定方向において被検者の予定領域に対してスカウト走査して、必要するスカウト走査データを得る。
ステップ101:ステップ100で得られたデータにより分析処理を行って、スカウト走査位置における検出しようとする領域の楕円形のスライスの偏心率(投影測定値は楕円スライスの長軸又は短軸の長さを反映し、投影面積値と投影測定値により偏心率を推定することができる)と投影面積値とを計算する。当該スライスは楕円に近い。
ステップ102:投影測定値、投影面積値、及び医師の希望するノイズとシステムの固有のパラメータにより露光用の管電流を計算する。
システムは計算された管電流により、当該スライスに対して露光し、軸走査する。即ち、管電流の自動制御において、管電流mAは、投影面積Pa及び投影測定値と下記のような関数関係がある:mA=f(Pa、投影測定値、希望する画像ノイズ値、システムのパラメータ)。
即ち、X線CTシステムが確定された場合、管電流は主にスカウト走査して得られた投影測定値及びスライスの投影面積値により決められる。従って、スライスの投影測定値と投影面積値を正確に計算できてこそ、走査しようとするスライスとマッチングする管電流を得ることができる。
特開2007−167261
しかしながら、実際に使用する場合、走査される被検者の中心は、走査寝台の上下移動に従ってX線CTシステムの走査装置の回転中心から偏移する。この故に、スカウト走査する時に得られたデータは正確ではなく、計算された断面の投影面積値は実際のスライスの投影面積値に比べて誤差が生ずる。その結果、計算された管電流が大きいすぎ又は小さいすぎることになって、被験者である患者が受けるX線線量が多すぎて被験者の体を損害し、又は受ける線量が不足で医師が病気を正確に判断することができなくなる。
例えば、図3に示したように、患者がCTシステムの回転中心ISOから偏移している寝台に横たわっている場合、0度と180度でスカウト走査する時、医師は同じように当該管電流の自動制御機能を使用して患者に対して走査し、同じ走査位置であるとしても、軸走査した管電流値と画像ノイズ値は大幅に違う。
臨床実践においてこのような結果が良くある。即ち、180度でスカウト走査した後に実際に軸走査した管電流値は、0度でスカウト走査した後の2倍である。大き過ぎた管電流値は患者に余分な傷害を与える。このような管電流の制御機能はお互いに矛盾する結果を生じ、医師が臨床において管電流の制御機能の応用を広げることが難しい。
本発明は、患者の中心がCTシステムの回転中心から偏移することによりスライスの投影面積に生じた影響を除去して、X線CTシステムにおける露光システムの安定性とロバスト性とを向上した管電流の制御方法を提供することにその目的がある。
本発明により提供されたX線CTシステムにおけるX線自動露光の制御方法は、下記のステップが含まれる。
ステップ10:投影面積値の比例因子rと走査断面の幾何学的中心のシフト量Cyとの対応関係表又は関数関係を組み立てる。当該投影面積値の比例因子rは、被検者の走査断面の幾何学的中心が回転中心から偏移した場合の投影面積値と、被検者の走査断面の幾何学的中心が回転中心に位置する場合の標準投影面積値との比である。
ステップ11:被検者に対してスカウト走査し、スカウト走査データにより「測定した投影面積値」と投影測定値とを計算する。
ステップ12:走査断面の幾何学的中心と回転中心とのシフト量Cyを計算する。
ステップ13:ステップ12で得られたシフト量Cyをステップ10における上記対応関係表又は関数関係に導入して、それと対応する比例因子rを得る。
ステップ14:比例因子rと測定した投影面積値により、標準投影面積値を計算する。
ステップ15:自動露光機能は、計算した標準投影面積値、投影測定値及び他のシステムのパラメータにより、自動的に露光に必要する管電流値を確定して露光する。
その中で、ステップ12におけるシフト量Cyの計算は、下記の方法により行うことができる。
人体が均一な水体であることを仮定すると、走査される人体の走査断面の短軸bは下記の数式により得られる:
b=k*pm/2;
その中で、pmは上記投影測定値であり、kは定数である。そうすると、シフト量Cyは、走査断面の短軸bと寝台が回転中心から偏移した距離との合計である。
その中で、上記走査断面の短軸bは下記のようなシミュレーション数式により得ることができる。
b=f(pm)=a0+a1*pm+a2*pm+a3*pm+…
その中で、a0、a1、a2及びa3は多項式の係数である。
その中で、上記ステップ12におけるシフト量Cyの計算は、下記の方法により行うことができる。まず、前回の断面の図像を提供して、図像分割して、人体の走査断面の輪郭を確定する。その後、断面輪郭図像におけるすべてのピクセルのY軸座標の平均値を求める。当該平均値を当該走査断面のシフト量Cyとする。
その中で、上記ステップ12におけるシフト量Cyの計算は、下記の方法により行うことができる。前回の軸方向走査において、全ての生の投影データを収集する。これらの投影データにおいて、最大の投影値p(β)に対応する管球回転角度βをサーチする。当該回転角度βにおいて、管球焦点と患者の中心点が同じ水平線に位置すると、数式により走査断面のシフト量Cyを計算することができる。
Cy=L*cos(β
その中で、Lは管球焦点から回転中心までの距離である。
その中で、ステップ10におけるシフト量Cyと比例因子rとの間の関数関係は下記の方式により獲得することができる。楕円形のファントムを提供し、その長軸、短軸及びシフト量は其々a、b、Cyである。或いは円形のファントムを提供し、その半径及びシフト量は其々R、Cyである。ファントムに対して模擬走査し、シフト量Cyが0位置における投影面積値pa(0)及びシフト量Cyが0ではない各状態における投影面積値pa(Cy)を求める。且つ各シフト量Cyにおける比例因子rを求めて、インデックス表(Cy,r)を組み立てて、Cyとrとの対応関係になる。
その中で、ステップ10におけるシフト量Cyと比例因子rとの間の関数関係は下記の関数により表示することができる。
r=3.69*10−6*Cy+1.946*10−3*Cy+0.999
本発明は、X線CTシステムにおけるX線自動露光の制御方法を提供する。当該方法は、走査領域に対してスカウト走査して、走査断面のスカウト走査データを獲得し、且つ前回の軸方向走査は完了したが、今回のスライスの軸方向の走査露光が未だ始まっていない状況で行う。本方法には下記のステップが含まれる。
ステップ21:前一枚のスライスの軸方向走査の投影データにより、当該スライスの標準投影面積値を計算する。
ステップ22:スカウト走査の投影データにより前一枚のスライスの「測定した投影面積値」及び今回のスライスの「測定した投影面積値」と投影測定値を計算する。
ステップ23:ステップ21と22における前一枚のスライスの標準投影面積値と測定した投影面積値により、前一枚のスライスの比例因子ra(Cy)を計算する。当該前一枚のスライスの比例因子ra(Cy)は、標準投影面積値と測定した投影面積値との比である。
ステップ24:前二枚のスライスの比例因子に基づいて、線形補間により今回のスライスの比例因子を予測する。
ステップ25:ステップ24で求められた今回のスライスの比例因子とステップ22で求められた今回のスライスの測定した投影面積値により、予測した今回のスライスの標準投影面積値を計算する。
ステップ26:予測した今回のスライスの標準投影面積値、投影測定値と関連するシステムのパラメータによって、CTシステムの自動露光機能は、今回のスライスの露光に必要する管電流値を自動的に確定して露光する。
その中で、上記ステップ21における前一枚のスライスの標準投影面積値は下記の方式により実現することができる。患者がCTシステムの回転中心からシフト量Cyを離れたところに位置する場合、前一枚のスライスの走査過程において、スカウト走査データによって当該スライスがシフト量(Cy)に位置する時の投影面積値(pa(i−1,Cy))、及び管球が0度に位置する時の投影測定値(pm)を計算することができる。投影データにおける最大値(p(β))に対応する管球回転角度(β)をサーチして、当該回転角度(β)において、中心軌道に対するファン角度が((π/2−β))である軌道のX線は走査される楕円スライスの長軸を通す。従って、当該回転角度(β)における投影測定値(pm90)に基づいて、下記の数式により当該前一枚のスライスをシフト量(Cy)が0であるところに位置させる時の標準投影面積値(pa(i−1,Cy=0))を計算することができる。
pa(i−1,Cy=0)=pm*pm90*S+I
その中で、#(i−1)は前一枚のスライスを示し、SとIは定数である。
その中で、上記ステップ24で得られた今回のスライスの比例因子は外挿法により得ることができる。その中で、上記ステップ22と25における今回のスライスの測定した投影面積値は、ステップ22においてスカウト走査の投影データにより計算した前一枚のスライスの測定した投影面積値である。
本発明は、X線CTシステムにおけるX線自動露光の制御方法を提供する。当該方法は、前一枚のスライスの軸方向走査が完了したが、今回のスライスの軸方向走査露光が未だ始まっていない状況で行う。当該方法には下記のステップが含まれる。
ステップ30:自動管電流mA値と平行光線の投影面積値、投影測定値との関数関係を組み立てる。
ステップ31:当該前一枚のスライスの軸方向走査の投影データに基づいて、当該前一枚のスライスの平行光線の投影面積値を計算する。
ステップ32:前一枚のスライス又は前二枚のスライスの平行光線の投影面積値により、今回のスライスの平行光線の投影面積値を推定する。
ステップ33:ステップ30における関数関係により、推定された今回のスライスの平行光線の投影面積値及び他の必要する情報に基づいて、今回のスライスを部分走査するに必要する管電流値mA1を確定する。
ステップ34:管球は[0,2γ]回転範囲内で当該mA1値を使用して露光する。その中で、当該γはX線ビームが拡張したファン角度の半分である。
ステップ35:ステップ34により走査して得られた今回のスライスの管球が[0,2γ]回転範囲内における投影データにより、今回のスライスの実際の平行光線の投影面積値を計算する。
ステップ36:ステップ35で計算した今回のスライスの平行光線の投影面積値、及び他のシステムのパラメータをステップ30の関数関係に導入して、管球が[2γ,2π]回転範囲内で今回のスライスを走査するに必要する管電流値mA2を確定する。
ステップ37:管球が[2γ,2π]回転範囲内で当該管電流値mA2を使用して露光する。
その中で、上記平行光線の投影面積の獲得方法は下記の通りである。
ステップ1:補間又はビームを再配列する方法により、ファンビームの投影を平行ビームの投影に転換する。
ステップ2:補間する方法によりステップ1で得られた平行ビームに対して等距離処理して、等間隔である平行ビームの投影を獲得する。
ステップ3:全ての等間隔である平行ビームの軌道の投影値の合計を計算し、当該合計が必要する平行ビームの投影面積値である。
その中で、上記ステップ32における今回のスライスの平行光線の投影面積値は、前一枚のスライスの平行光線の投影面積値と同じ、予測した今回のスライスの平行ビームの投影面積値及び投影測定値をステップ30の関数関係に導入して、今回のスライスの露光に必要する管電流値mA1を生ずる。当該管電流値mA1は、管球が[0,2γ]回転範囲内で今回のスライスを走査する時の露光のみに使用される。
その中で、上記ステップ35における今回のスライスの実際の平行光線の投影面積値は下記の方法により得られる。
まず、今回のスライスが[0,2γ]管球回転角度範囲内における全ての投影データを収集し、一組の雄一の平行ビームをサーチし、当該平行ビームとy軸とがなす角度はγで、下記の数式を満たす。
β+γ=γ
その中で、βは管球の回転角度を示し、γはある軌道のビームが中心軌道に対するファン角度を示す。
サーチされた平行ビームにより、今回のスライスの実際の平行光線の投影面積値を計算することができる。
本発明に係る方法は、投影面積値を計算する時、走査断面の幾何学的中心が回転中心ISOから偏移する影響を除去し、0度方向からスカウト走査しても、180度方向からスカウト走査しても、或いはシフト量がある状況でスカウト走査しても、計算した投影面積は実際の断面の投影面積値に非常に近い。従って、露光に必要する管電流値は実際の必要に更に近くなり、自動露光機能の安定性、自動露光機能の臨床的有効性を向上し、且つ過量投与により患者が過量の放射線を受ける状況を減少させることができる。
従来のX線CTシステムにおける自動露光機能に関するフローチャートである。 本発明に係る自働露光を制御する方法の第一実施例に関するフローチャートである。 第一実施例においてシフト量を計算する第一方法に用いられる概念図である。 第一実施例においてシフト量を計算する第二方法に用いられる概念図である。 第一実施例において比例因子とシフト量間の関係を示す概念図である。 本発明に係る自働露光を制御する方法の第二実施例に関するフローチャートである。 本発明に係る自働露光を制御する方法の第三実施例に関するフローチャートである。 本発明の第三実施例において一つの走査回転に二つの管電流値であることを示す概念図である。 本発明の第三実施例において平行光線の投影面積値を計算するために雄一の平行光線をサーチすることを示す概念図である。 本発明の第三実施例において平行光線の投影面積値を計算するために雄一の平行光線をサーチすることを示す概念図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について詳しく説明する。本発明は下記の実施形態に限定されるわけではない。
本発明において、主に患者の走査断面の幾何学的中心とCTシステムの走査ガントリーの回転中心ISO(ISO:アイソセンター)との距離の偏差(以下シフト量と呼ばれる)が、スカウト走査するスライスの投影面積値に与える影響を除去することにより、正確且つ安定な管電流値を有する自動露光の制御機能を実現する。
本発明における「患者位置」とは、CT走査ガントリーの回転中心ISOから患者の被検する走査断面のスライスの幾何学的中心までの垂直距離であり、即ち上記のシフト量である。以下で挙げた例において、何れも人体が左右対称で、あおむけにすると同時に、0度でスカウト走査することを仮定する。
管電流の自動露光制御機能のプロセスにおいて、投影面積(Projection area,PA)は、スカウト走査におけるすべての軌道の投影値の合計である。投影測定値(Projection Measure,PM)は、最大である100個の軌道の投影値の合計である。
本発明の実施例において、補正することにより、自動露光の制御関数の形式と係数を設定する必要がある。補正設計する時、全てのテストファントムの幾何学的中心は回転中心ISOに位置されている。このような被検者の偏移がない場合に測定して得られた走査断面の投影面積を、標準投影面積値とする。
第一実施例
図2に示したように、本実施例に係る自動露光の制御方法のフローチャートである。
ステップ10:投影面積値の比例因子rと走査断面の幾何学的中心のシフト量Cyとの対応関係表又は関数関係をオフラインで組み立てる。当該投影面積値の比例因子rは、被検者の走査断面の幾何学的中心が回転中心ISOから偏移した場合の投影面積値と、被検者の走査断面の幾何学的中心が回転中心ISOに位置する場合の標準投影面積値との比である。
ステップ11:被検者に対してスカウト走査し、スカウト走査データにより「測定した投影面積値」と投影測定値とを計算する。
ステップ12:走査断面の幾何学的中心と回転中心ISOとのシフト量Cyを計算する。
ステップ13:ステップ12で得られたシフト量Cyをステップ10における上記対応関係表或いは関数関係に導入して、それと対応する比例因子rを得る。
ステップ14:比例因子rと測定した投影面積値により、標準投影面積値を計算する。
ステップ15:自動露光機能は、計算した標準投影面積値、投影測定値及び他のシステムのパラメータにより、自動的に露光に必要する管電流値を確定して露光する。
ステップ11におけるシフト量Cyの計算は、下記の方法により行うことができる。
図3に示したように、第一方法を示す図面で、投影測定値に基づいて走査断面の幾何学的中心のシフト量Cyを計算する。人体が均一な水体であることを仮定すると、走査される人体の走査断面の短軸bは数式(3)により得られる。
b=k*pm/2 … (3)
その中で、pmは投影測定値であり、kは定数である。
シフト量Cyは、走査断面の短軸bと寝台8が回転中心ISOから偏移した距離hとの合計であり、数式(4)に示した通りである。
Cy=b+h … (4)
走査断面の短軸bをより一層正確にするためには、シミュレーション数式(5)を組み立てることにより得ることができる。
b=f(pm)=a0+a1*pm+a2*pm+a3*pm+… … (5)
当該数式によれば、短軸bの長さはpmを独立変数とする多項式の関数であり、その中でa0、a1、a2及びa3は多項式の係数である。
数式(5)の適応性を高めるために、例えば骨格、肺及び柔組織である各種の組織毎に其々のシミュレーション数式を組み立てるべきである。
第二方法は、以前の走査図像に基づいて、走査断面の幾何学的中心のシフト量Cyを計算する。シフト量Cyはz軸方向に沿ってその変化が極めて小さいので、前一枚の断層走査図像により当該走査断面のシフト量Cyを予測することができる。前回の断面の図像を提供して、図像分割して、人体の走査断面の輪郭を確定する。そうすると、シフト量Cy(即ち、人体断面の幾何学的中心のY座標)は、「断面輪郭図像におけるすべてのピクセルのY軸座標の平均値」を当該走査断面のシフト量Cyとすることができる。
第三方法は、以前の走査投影データに基づいて走査断面の幾何学的中心のシフト量Cyを計算する。図4に示したように、前回の軸方向走査において、全ての生の投影データを収集する。これらの投影データから最大の投影値p(β)に対応する管球の回転角度βをサーチする。当該回転角度βにおいて、管球の焦点と患者の中心点が同一の水平線に位置すると、数式(6)により走査断面のシフト量Cyを計算することができる。
Cy=L*cos(β) (6)
その中で、Lは管球の焦点から回転中心ISOまでの距離である。
もちろん、上記三つの方法は、単独に使用されて走査断面の幾何学的中心のシフト量を計算することもでき、組み合わせて使用することにより、走査断面の幾何学的中心のシフト量を計算することもできる。
ステップ10におけるシフト量Cyと比例因子rとの間の関数関係は、下記のような模擬的な方式により得ることができる。楕円形のファントムを提供し、その長軸、短軸及びシフト量は其々a、b、Cyである。或いは円形のファントムを提供し、その半径及びシフト量は其々R、Cyである。ファントムに対して模擬走査し、シフト量Cyが0位置における投影面積値pa(0)及びシフト量Cyが0ではない各状態における投影面積値pa(Cy)を求める。且つ各シフト量Cyにおける比例因子rを求めて、インデックス表(Cy,r)を組み立てて、Cyとrとの対応関係になり、当該比例因子rは下記の数式(7)により示す。
r=pa(Cy)/pa(0) … (7)
その中で、pa(Cy)はシフト量Cyが0ではない時の投影面積値を示し、pa(0)はシフト量Cyが0である時の投影面積値を示す。
上記の模擬試験において、変数Cyは「−150mm、+150mm]の範囲内にあり、円形のファントムの半径Rの許される範囲は「50mm、225mm」である。楕円形のファントムに対して、10種の典型的な短軸bと楕円偏心率(ここで、偏心率とは楕円の長軸aと短軸bとの比であり、楕円の偏心率は1より大きい)に対して設置して、模擬試験を行う。
その結果、シフト量Cyが小さい時、全ての楕円形のファントムと円形のファントムの比例因子rは、その特性が略同じである。大きいファントムで大きいシフト量(80mmより大きい)の場合、比例因子rの特性は大きく差がある。
然しながら、シフト量が大きい過ぎると、ファントムが最大の走査視野(通常の走査視野の直径は500mmである)を超過するようになる。ファントムが最大の走査視野を超過するシフト量を除去して試験を行った結果、当該比例因子rは変数Cyだけと関係があり、ファントムの形状及び寸法のような他の因子とは関係がないことを示す。図5は比例因子rとシフト量Cyとの間の関係を示している。
比例因子rは上記のように組み立てた対応関係を通じて表をサーチすることにより得ることができるだけではなく、例えば数式(8)のように関数の方式により得ることができる。
r=3.69*10−6*Cy+1.946*10−3*Cy+0.999(8)
実際に患者を走査する時、変数であるシフト量Cyが確定されると、数式(8)により比例因子rを求めることができる。そうすると、数式(7)により標準投影面積値を求めることができる。即ち、シフト量が0である時の投影面積値を求めることができる。即ち、
標準_pa=pa(Cy=0)=pa(Cy)/r
表1は本発明の第一実施例の応用を示した。ポリエチルのファントムB3に対して四回走査する。まず、ファントムB3を回転中心ISOの位置に配置し、0度と180度のスカウト走査を行って、対応する投影面積値を記録する。その後、ファントムB3を回転中心ISOから60mm離れた位置に配置して、0度と180度のスカウト走査を行って、対応する投影面積値を記録する。表1の中から、シフト量が+60mmと−60mmである比例因子をサーチすることができる。且つ、各位置における標準投影面積値を計算することができる。表1から分かるように、本方法により計算された標準投影面積値と、ファントムが回転中心に位置する時の実際の投影面積値との誤差は1.5%より小さい。すべての走査ファントムに対して、誤差範囲が+/−2%内であれば引き受けることができる。
Figure 0005485359
第二実施例
図6に示したように、本発明に係る自動露光の制御機能を実現する第二実施例のフローチャートである。本実施例は、オンラインの方式で、今回の走査断面の露光に必要する管電流をリアルタイムに補正する。まず、走査領域に対してスカウト走査して、走査断面のスカウト走査データを得る。
ステップ20:前一枚の走査の軸方向走査は完了したが、今回のスライスの軸方向走査露光は未だ始まっていない。
ステップ21:前一枚のスライスの軸方向走査の投影データにより、当該スライスの標準投影面積値を計算する。
ステップ22:スカウト走査の投影データにより前一枚のスライスの「測定した投影面積値」及び今回のスライスの「測定した投影面積値」と投影測定値を計算する。
ステップ23:ステップ21と22における前一枚のスライスの標準投影面積値と測定した投影面積値により、前一枚のスライスの比例因子ra(Cy)を計算する。本実施例において、当該前一枚のスライスの比例因子ra(Cy)は、標準投影面積値を測定した投影面積値で割った値である。たとえば測定した投影面積値を標準投影面積値で割ることのような他の表示方式を採用することもできる。
ステップ24:前二枚のスライスの比例因子に基づいて、線形補間により今回のスライスの比例因子を予測する。
ステップ25:ステップ24で求められた今回のスライスの比例因子とステップ22で求められた今回のスライスの測定した投影面積値により、予測した今回のスライスの標準投影面積値を計算する。
ステップ26:予測した今回のスライスの標準投影面積値、投影測定値及び関連するシステムのパラメータによって、CTシステムの自動露光機能は、今回のスライスの露光に必要する管電流値を自動的に確定して露光する。
ステップ21における前一枚のスライス(以下#(i−1)と表示する)の標準投影面積値は下記のような方式により実現することができる。
患者がシフト量Cyに位置し、前一枚のスライス#(i−1)に対して走査する過程において、スカウト走査データにより当該スライスがシフト量Cyに位置する場合の投影面積値pa(i−1,Cy)、及び管球が0度に位置する時の投影測定値pm(短軸の長さと関係する)を計算することができる。
図4を参照しなさい、実施例1におけるシフト量を計算する第三方法を利用して、投影データにおける最大値p(β)に対応する管球回転角度βをサーチする。当該回転角度βにおいて、中心軌道に対するファン角度が(π/2−β)である軌道のX線は走査される楕円形スライスの長軸を通過する。従って、当該回転角度βにおける投影測定値pm90により、当該楕円の長軸と関連する情報を得ることができる。そうすると、数式(9)により、当該スライス#(i−1)がシフト量Cy=0における標準投影面積値pa(i−1,Cy=0)を計算することができる。
pa(i−1,Cy=0)=pm*pm90*S+I … (9)
その中で、SとIは定数である。
ステップ23における前一枚のスライスの比例因子ra(i−1)は下記の数式(10)を採用して表示することができる。
ra(i−1)=pa(i−1,Cy=0)/pa(i−1,Cy) … (10)
その中で、pa(i−1,Cy)は、当該前一枚のスライス#(i−1)がシフト量Cyに位置する時、ステップ22によりスカウト走査の投影データに基づいて計算した測定した投影面積値である。
ステップ24において得られた今回のスライス#iの比例因子ra(i)は外挿法により得られる。本実施例において、線形外挿法により得られ、数式(11)の通りである。
ra(i)=2*ra(i−1)−ra(i−2)… (11)
その中で、ra(i−2)はスライス#(i−2)の比例因子を示す。
ステップ25における今回のスライスの標準投影面積値pa(i,Cy=0)は下記の数式(12)により得られる。
pa(i,Cy=0)=pa(i,Cy)*ra(i) … (12)
その中で、pa(i,Cy)はステップ22においてスカウト走査の投影データにより計算した今回のスライスの「測定した投影面積値」である。
ステップ26において、自動露光制御機能は、計算した今回のスライスの標準投影面積値pa(i,Cy=0)と投影測定値及び他の関連するシステムのパラメータ(例えば希望する画像ノイズ指標)に基づいて、今回のスライスの露光に必要する管電流を自動的に確定して露光する。
第三実施例
本実施例は、ファンビームを平行ビームに転換して投影する方法により露光に必要する管電流を制御する。平行ビームについて、平行方向毎における全ての軌道の投影値の合計は同じである。即ち、投影面積値がある平行方向におけるすべての軌道の投影値の合計であると定義されると、被検体のシフト量の影響を受けない。本実施例において、投影面積値は、ある平行方向におけるすべての軌道の投影値の合計であると定義されている。
図7に示したように、本発明に係る自動露光制御機能を実現する第三実施例のフローチャートである。
ステップ30:自動管電流mA値と平行光線の投影面積値、投影測定値との関数関係を組み立てる。即ち、mA=f(並行光線の投影面積値、投影測定値、システムのパラメータ、その他の入力変数)で、その中で、システムのパラメータ、その他の入力変数は、システムの固有又は必要に応じて操作者により入力されたものである。
ステップ31:前一枚のスライスの軸方向走査は完了し、今回のスライスの軸方向走査露光は未だ始まっていない。
ステップ32:当該前一枚のスライスの軸方向走査の投影データに基づいて、当該前一枚のスライスの平行光線の投影面積値を計算する。
ステップ32−2:前一枚のスライス又は前二枚のスライスの平行光線の投影面積値により、今回のスライスの平行光線の投影面積値を推定する。
ステップ33:ステップ30における関数関係により、推定された今回のスライスの平行光線の投影面積値及び他の必要する情報に基づいて、今回のスライスを部分走査するに必要する管電流値mA1を確定する。
ステップ34:管球が[0,2γ]回転範囲内で当該mA1値を使用して露光する。その中で、当該γはX線ビームが拡張したファン角度の半分である。
ステップ35:ステップ34により走査して得られた今回のスライスの管球が[0,2γ]回転範囲内おける投影データにより、今回のスライスの実際の平行光線の投影面積値を計算する。
ステップ36:ステップ35で計算した今回のスライスの平行光線の投影面積値、及び他のシステムのパラメータをステップ30の関数関係に導入して、管球が[2γ,2π]回転範囲内で今回のスライスを走査するに必要する管電流値mA2を確定する。
ステップ37:管球が[2γ,2π]回転範囲内で当該管電流値mA2を使用して露光する。
本実施例において平行光線の投影面積を得る方法は下記の通りである。
ステップ1:ファンビームの投影から平行ビームの投影への転換は、補間又はビームを再配列する方法により転換することができる。
ステップ2:ステップ1で得られた平行ビームに対して、等距離処理を行う。即ち、補間する方法により平行ビームに対して等距離処理して、等間隔である平行ビームの投影を獲得する。
ステップ3:全ての等間隔である平行ビームの軌道の投影値の合計を計算し、当該合計が必要する平行ビームの投影面積値である。
同時に図8を参照しなさい、本実施例における方法において、今回のスライス#iの走査に対して、二つの異なる管電流値mA1、mA2が其々[0,2γ]と[2γ,2π]の二つの異なる管球の回転角度範囲に応用されて露光する。
ステップ32−2における今回のスライス#iの平行光線の投影面積値ppa(i)は下記の方式により獲得することができる。前二枚のスライス#(i−1)、#(i−2)の平行ビームの投影面積値ppa(i−1)とppa(i−2)に基づいて、外挿法により今回のスライス#iの平行光線の投影面積ppa(i)(例えば数式(11)の線性外挿法のようにする)を獲得する。より簡単な方法として、ppa(i)をppa(i−1)(保持処理)と均等化する。予測した今回のスライス#iの平行ビームの投影面積値ppa(i)と投影測定値をステップ30の関数関係に導入して、今回のスライスの露光に必要する管電流値mA1を生じ、且つ当該管電流値mA1は、管球が[0,2γ]回転範囲内で今回のスライス#iを走査して露光することのみに使用される。
ステップ35における今回のスライス#iの実際の平行光線の投影面積値は下記の方法により獲得する。同時に図9と図10を参照しなさい。まず、今回のスライス#iが[0,2γ]管球回転角度範囲内におけるすべての投影データを収集して、一組の雄一の平行ビームをサーチする。当該平行ビームとy軸とがなす角度はγである。即ち、数式(14)のようである。
β+γ=γ … (14)
その中で、βは管球の回転角度を示し、γはある軌道におけるビームが中心軌道に対するファン角度を示す。
当該平行ビームにより、今回のスライス#iの実際の平行光線の投影面積値ppa(i)を計算することができる。
本実施例において、管球と高圧発生器との応答速度を考量して、変調又はフィルタリングの方法を利用して、管電流値をmA1からmA2にスムーズに転換することができる

Claims (3)

  1. X線CTシステムにおけるX線自動露光の制御方法であって、下記のステップが含まれる:
    ステップ21:既に行った前回の走査による、前一枚のスライス(スライス♯i−1と呼ぶ)の投影データにより当該スライスの標準投影面積値を計算する。但し、標準投影面積値とは、被検者の走査断面の幾何学的中心が回転中心に位置する場合の投影面積値であり、投影面積値とは、スカウト走査における全ての投影値の合計の値である。;

    ステップ22:スカウト走査の投影データによりスライス♯i−1及び今回のスライス(スライス♯iと呼ぶ)の「測定した投影面積値」と投影測定値を計算する。但し、投影測定値とは、スカウト走査によって得られた被検者の走査断面位置における100個の投影値の合計の値である。;

    ステップ23:ステップ21と22とにおけるスライス♯i−1の標準投影面積値と「測定した投影面積値」により、スライス♯i−1の比例因子ra(Cy)を計算する。但し、当該比例因子ra(Cy)とは標準投影面積値と「測定した投影面積値」との比である。;

    ステップ24:前二枚のスライス(スライス♯i−1およびスライス♯i−2)の比例因子に基づいて、線形補間によりスライス♯iの比例因子を予測する;

    ステップ25:ステップ24で計算したスライス♯iの比例因子とステップ22で計算したスライス♯iの「測定した投影面積値」により、予測したスライス♯iの標準投影面積値を計算する;

    ステップ26:前記予測したスライス♯iの標準投影面積値、投影測定値及び関連するシステムのパラメータに基づいて、CTシステムにおける自動露光機能により、スライス♯iの露光に必要する管電流値を自動的に確定して露光する

    ことを特徴とするX線CTシステムにおけるX線自動露光の制御方法。
  2. ステップ21におけるスライス♯i−1の標準投影面積値は下記の方式により計算される;
    スライス♯i−1に対するスカウト走査データに基づき、投影面積値(pa(i−1,Cy))、及び管球が0度における投影測定値(pm)を計算する。但し、Cyは、患者のCTシステムの回転中心からのシフト量である。;

    投影データにおける最大値(p(β))に対応する管球回転角度(
    β)をサーチし、回転角度(β)においては中心軌道に対するファン角度が((
    π/2−β))である軌道のX線は走査される楕円形スライスの長軸を通すことを利用し、回転角度(
    β)における投影測定値(pm90)を特定する。;

    前記投影測定値(pm90)に基づいて、下記の数式によりシフト量(Cy)が0である場合のスライス♯i−1における標準投影面積値(pa(i−1,Cy=0))を計算する

    pa(i−1,Cy=0)=pm*pm90*S+I
    但し、SとIは定数である
    ことを特徴とする請求項1に記載のX線CTシステムにおけるX線自動露光の制御方法。
  3. ステップ24において獲得したスライス♯iの比例因子は外挿法により得られる、ことを特徴とする請求項1または2に記載のX線CTシステムにおけるX線自動露光の制御方法。
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