JP2002153454A - X線ct装置 - Google Patents

X線ct装置

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JP2002153454A
JP2002153454A JP2000352619A JP2000352619A JP2002153454A JP 2002153454 A JP2002153454 A JP 2002153454A JP 2000352619 A JP2000352619 A JP 2000352619A JP 2000352619 A JP2000352619 A JP 2000352619A JP 2002153454 A JP2002153454 A JP 2002153454A
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Rika Baba
理香 馬場
Takeshi Ueda
健 植田
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Hitachi Medical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】CTおよびコーンビームCTにおいて、被写体
に金属などの高X線吸収体が含まれている場合、3次元
再構成像にアーチファクトが生じ、診断に重大な支障が
生じる。また、骨や肝臓などの人体としての高吸収体の
領域では画素の値が非常に小さくなるため、S/Nが低
下し、画質が激しく劣化してしまう。 【解決手段】計測データ上で高吸収体を識別する。高吸
収体領域の計測データを変換する。高吸収体領域の計測
データを平滑化する。変換および平滑化後に、再構成を
実行するよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、X線撮影装置に係
り、特に、2次元X線検出器を用いて、高X線吸収体を
有する被写体内の3次元像の取得を実現するコーンビー
ムCT等を含むX線CT装置に関する。
【0002】
【従来の技術】1次元X線検出器を用い、X線源と1次
元X線検出器を被検体の周りに1回転させながら回転撮
影を行うCTがある。また、2次元X線検出器を用い、
X線源と2次元X線検出器を被検体の周りに1回転させ
ながら回転撮影を行うコーンビームCTがある。また、
X線源とX線検出器を固定し被検体を1回転させながら
回転撮影を行うCT(Computed Tomography)およびコ
ーンビームCTがある。これらのCTおよびコーンビー
ムCTは周知である。
【0003】コーンビームCTに用いられる2次元X線
検出器としては、I.I.(Image Intensifier:イメー
ジインテンシファイア)とビデオカメラを光学系を介し
て組み合わせたI.I.−カメラ型X線検出器と、平面型
X線検出器、等がある。平面型X線検出器としては、ア
モルファス・シリコン・フォトダイオードとTFTを一
対としてこれを正方マトリックス状に配置し、これと蛍
光板を直接組み合わせたものがある。これらのセンサは
周知である。
【0004】CTおよびコーンビームCTでは、回転撮
影により得られた複数のデータにそれぞれ補正処理を施
して、3次元再構成のための1組の投影データを得る。
得られた1組の投影データに対して、3次元再構成アル
ゴリズムを用いて3次元再構成を行い、3次元像を得
る。これらのアルゴリズムは周知である。
【0005】被写体に金属などの高いX線吸収をもたら
す対象が含まれている場合、3次元像にアーチファクト
が生じる。これは、高吸収体を通過するX線ビームによ
って得られるデータが他のビームによって得られるデー
タに比べて極端に小さくなるため、投影データ上に急峻
なエッジができ、このエッジによって3次元再構成像上
で吸収体の接線方向にアーチファクトを発生するもので
ある。
【0006】金属などの高吸収体は臨床の場において、
手術の際に頻繁に用いられている。例としては、人工関
節、金属歯、関節において手術後に固定用に挿入される
ピン、胸部において手術後に開胸部を塞ぐために用いら
れるピン、血管拡張用に血管に挿入されるステント、な
どがある。臨床では、手術後に手術の出来や効果を確認
する、あるいは別の診断を行うために、X線CT計測を
行う。その際、高吸収体から発生するアーチファクトに
よって画像が激しく劣化し、診断に重大な支障が生じる
ことが問題となっている。
【0007】このアーチファクトを軽減する従来技術と
して、再構成を行い、再構成像上で高吸収体を識別し、
識別した再構成データに対応する投影データに戻し、投
影データを補正し、再構成をやり直す、手法がある。再
構成像上で高吸収体を含む関心領域を指定し、関心領域
に対応する領域を投影像に設定し、設定された領域を移
動平均処理する技術(特開平6−98886号公報)、
あるいは、設定された領域を補間処理する技術(特開平
8−19533号公報)が提案されている。
【0008】人体としての高吸収体としては、骨や肝臓
などがある。これらの高吸収体の領域では画素の値が非
常に小さくなるため、S/Nが低下し、画質が劣化して
しまう。このS/N低下を軽減する従来技術としては、
X線量を増加することにより画像の値を持ち上げる方法
がとられている。あるいは、検出器のノイズを低減する
方法が試みられている。これらは、周知の事実である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】アーチファクト低減を
目的とした従来技術では、再構成演算を繰り返し行う、
再構成データを投影データに戻す、などの演算が必要で
あり、処理時間が増大するという問題がある。
【0010】特に、2次元検出器を用いるコーンビーム
CTでは、再構成演算の量は膨大である。繰り返し再構
成演算を行うことにより処理時間は膨大になり、操作
者、診断者、患者の負担の増加を生じる。これらの問題
から、臨床現場では、CT像が望ましくとも、高吸収体
の含まれる対象に対してはCT計測を行わないのが実状
である。
【0011】S/N向上を目的とした従来技術では被曝
X線量の増加を引き起こし、被検者の負担を増加させる
という問題がある。あるいは、検出器のノイズを低減す
ることは技術的に困難であるという問題がある。
【0012】そこで、本発明の目的は、高吸収体を含む
被写体に対して、容易に、かつ高速、高画質な3次元再
構成像を得るX線CT装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のX線CT装置では、検査対象に照射するX
線を発生するX線管と、前記検査対象の計測像を検出す
る2次元X線検出器と、前記検査対象に対する、前記X
線管および前記2次元X線検出器の相対位置を変化させ
る回転装置と、前記計測像の演算処理を行なう演算処理
装置とを有し、かつ、前記演算処理装置は、前記計測像
に対して平滑化処理を行ない平滑化像を得る処理と、各
画素について、(前記計測像の画素値)/(前記平滑化
像の画素値)の比を求め、前記比が予め定められた閾値
よりも小さい場合に、前記計測像の画素値を、(a)前
記平滑化像の画素値と閾値の積の値で置換する処理、
(b)前記平滑化像の画素値で置換する処理、(c)予
め定められた一定値で置換する処理のうち何れか一処理
とを行なうよう構成したことを特徴とする。
【0014】また、本発明は、前記構成において、前記
(b)の処理、又は前記(c)の処理を行なった後に、
前記計測像に対して平滑化処理を行なうよう構成したこ
とを特徴とする。
【0015】さらに、本発明のX線CT装置では、検査
対象に照射するX線を発生するX線管と、前記検査対象
の計測像を検出する2次元X線検出器と、前記検査対象
に対する、前記X線管および前記2次元X線検出器の相
対位置を変化させる回転装置と、前記計測像の演算処理
を行なう演算処理装置とを有し、かつ、前記演算処理装
置は、前記計測像の各画素についての画素値を予め定め
られた閾値と比較して、前記画素値が前記閾値よりも小
さい場合、(a)前記画素値を、前記計測像に対して平
滑化処理を行なって得た平滑化像の画素値で置換する処
理、又は、(b)前記画素値を、前記閾値と予め定めら
れた係数との積で置換した後に、前記計測像に対して平
滑化処理を行なうよう構成したことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】図1に、本発明になるX線CT装
置の概要を示す。装置は、X線を発生するX線管101、
被写体103を透過したX線を検出するX線検出器102、被
写体103を保持するベッド104、被写体103とX線管101と
X線検出器102の相対位置を変化させる回転装置105、X
線検出器102で検出されたデータを処理する演算処理装
置106、等から成る。
【0017】図1では、X線検出器102は、検出素子が
2次元に配列した2次元X線検出器である。ベッドは床
面に対して水平であり、回転装置105によりX線管101と
X線検出器102が被写体103の周囲を回転する。X線検出
器102は回転しながら、様々な方向から被写体103のデー
タを計測し、演算処理装置106にデータを送り出す。演
算処理装置106は、データに対して高吸収体処理および
再構成処理を行い、3次元像を作成する。
【0018】X線検出器102を2次元X線検出器とする
ことにより、データを像として得ることができる。検出
器を1次元X線検出器、あるいは1次元X線検出器を多
層に配置したマルチスライス検出器とし、得られたデー
タを並べ直して像とすることが可能である。
【0019】ベッドを床面に対してほぼ水平にすること
により、被写体は仰臥位をとることが可能となり、被写
体の負担が軽減する。ベッドを床面に対してほぼ垂直に
することにより、被写体は立位あるいは座位をとること
が可能となり、重力の負荷を受ける通常の生活状態での
計測が可能となる。
【0020】被写体103とX線管101とX線検出器102の
相対位置を変化させるために、被写体を固定してX線管
とX線検出器を回転する方法の他に、X線管とX線検出
器を固定して被写体を回転する方法、あるいはX線管と
X線検出器と被写体を回転する方法がある。
【0021】図2に、本発明の実施例1における高吸収
体補正処理フローの概要を示す。X線検出器から出力さ
れ演算処理装置へ入力したデータを計測データとする。
計測データは、高吸収体補正処理を経て投影データと成
り、再構成処理により3次元再構成データと成る。図2
では、再構成処理はオフセット補正、感度補正、歪補
正、はみ出し補正、対数変換処理等、再構成処理に付随
する前処理を含むものとして考える。
【0022】2次元検出器の場合、得られる計測データ
は、計測像(例えば、X線吸収が大きいほど画像の値は
小さくなる場合をいう。)として得られる。1次元検出
器あるいはマルチスライス検出器の場合、計測データを
並べ替えて2次元像とし、計測像を得る。
【0023】計測像を平滑化処理し、平滑化像を得る。
平滑化は、各画素において、その画素と周囲8画像を用
いて平均値を求める9点平均化、周囲24点を用いて平
均値を求める25点平均化などが考えられる。平均化の
際に、中心画素に1、周囲に0.5のように画素に重み
をかける方法もある。平均化に用いる画素数が少ないほ
ど局所的な変化に強くなり、多いほど見落としが減少す
る。
【0024】各画素において、計測像と平滑化像の値の
比(計測像の画素値/平滑化像の画素値)を求める。こ
の比がしきい値(α)よりも小さい場合、高吸収体とみ
なして高吸収体補正処理を行う。具体的には、人体の膝
関節像においてはα=約0.5で識別が可能である。全
ての画素について高吸収体判別および補正処理が終了し
たら、再構成処理に入る。
【0025】図3を用いて、高吸収体処理方法について
説明する。図3は、計測像上の任意のラインプロファイ
ルである。横軸に座標(画素位置)、縦軸に画像の値
(画素値)をとってある。計測像プロファイルを太い実
線(a)で、平滑化像プロファイルを細い実線(b)で
示す。矢印間の領域(e)が、上記識別によって高吸収
体領域とみなされた領域である。
【0026】(方法1)計測像において高吸収体とみな
された画素の値(A)を、平滑化像の値(B)のしきい
値(α)倍に変換する。即ち、A'=B×αとする。変
換後のプロファイルを細い実線(b)で示す。
【0027】(方法2)計測像において高吸収体とみな
された画素の値(A)を、平滑化像の値(B)に変換す
る。即ち、A''=B。変換後のプロファイルを細い点線
(c)で示す。変換によって高吸収体領域の境界に生じ
る値の不連続を解消するため、平滑化を行う。
【0028】(方法3)計測像において高吸収体とみな
された画素の値(A)を、一定値(C)に変換する。即
ち、A'''=C。変換後のプロファイルを太い一点鎖線
(d)で示す。変換によって高吸収体領域の境界に生じ
る値の不連続を解消するため、平滑化を行う。
【0029】上記方法1および方法2は、計測像におい
て高吸収体とみなされた画素の値(A)を平滑化像の値
(B)の係数(β)倍に変換する方法の一種である。即
ち、A'=B×βとする。方法1はβ=α、方法2はβ
=1に相当する。βが1に近づくほど補正効果は大き
く、高吸収体の構造が保存される。
【0030】しかし、変換によって生じる不連続が大き
くなるため平滑化を強くかける必要があり、平滑化点数
を多くするために処理時間が増加する。βがαに近づく
ほど不連続は小さくなり、β=αでは不連続が生じない
ために平滑化が不要となる。しかし、βが小さくなるほ
ど補正効果は減少する。なお、βが0に近づくほど高吸
収体の構造は薄れ、β=0では消去される。
【0031】上記実施例1では、計測像と平滑化像との
比をしきい値(α)と比較することによって高吸収体を
識別した。本発明の別の実施例2では、図4の高吸収体
補正処理フローに示すように、計測像を直接、しきい値
(γ)と比較して識別を行う。
【0032】すなわち、本実施例2における高吸収体補
正では、計測像の各画素についての画素値がしきい値
(γ)よりも小さい場合に、高吸収体と識別された画素
の値(A)を平滑化する。あるいは、しきい値(γ)の
係数(β)倍に変換し、平滑化を行う。本実施例2は、
上記実施例1に比較して、識別の精度は低下するが、必
要な画素に対してのみ平滑化処理を行うため演算量が減
少し、簡便である。
【0033】上記実施例1および2では、高吸収体領域
と識別された計測データを変換後、平滑化を行う。平滑
化を高吸収体領域の境界を挟む任意の範囲に対してのみ
行う。少ない演算量で、変換による不連続を解消させる
ことができる。あるいは、平滑化を高吸収体領域および
境界を挟む任意の範囲に対して行う。高吸収体領域にお
いてS/Nを向上し、変換による不連続を解消させるこ
とができる。平滑化を高吸収体領域に対してのみ行うこ
とにより、高吸収体領域においてS/Nを向上すること
ができる。
【0034】2次元データを用いて高吸収体の識別を行
うことにより、1次元データを用いる場合よりも正確に
高吸収体の識別を行うことができる。また、容易に識別
を行うことができる。例えば、図5のように、計測像10
7において横方向に高吸収体108が入っている場合を考え
る。
【0035】1次元データの場合、例えば横方向に1ラ
インを取り出し、その中で識別を行うことになる。A−
A'の1ラインのプロファイルを図5の下部に示す。平
滑化も各ライン内で行われるため、横方向の高吸収体A
−A'の中心付近109では、平滑化データの値は高吸収体
の値と同等になり、高吸収体と識別されなくなる。
【0036】一方、2次元データでは平滑化は斜線で描
いた領域で行われるため、横方向の高吸収体A−A'の
中心付近でも、平滑化データの値は高吸収体の値に比べ
て高くなり、しきい値処理により高吸収体と識別でき
る。
【0037】2次元データを用いて計測データの変換を
行うことにより、1次元データを用いる場合に比較して
不連続を減少することができる。1次元データを用いる
場合、データ並び方向に対しては考慮するため不連続を
解消できるが、データ並びに垂直な方向に対しては考慮
しないため不連続を生じる。図5の場合、A−A'では
不連続を生じないが、B−B'では不連続を生じる。し
たがって、1次元データを用いる場合には、垂直方向に
おいて不連続を消去できないためアーチファクト低減効
果が制限される。これに対して、2次元データを用いる
場合には、横方向と垂直方向の両方向において不連続を
減少できるため、かかる不連続の減少によって、再構成
像上でのアーチファクトを減少することができる。
【0038】以上のように、上記実施例によれば、計測
データと平滑化データの比較により高吸収体を識別する
ことにより、簡便に識別が可能である。
【0039】計測データとしきい値の比較により高吸収
体を識別することにより、さらに簡便に識別が可能であ
る。
【0040】計測データを平滑化データのしきい値倍の
値に変換することにより、境界に不連続を生じずに高吸
収体補正を行うことができるため、再構成像において不
連続によるアーチファクト発生の心配がない。
【0041】計測データを平滑化データに変換すること
により、値の落ち込みを補正することができるため、再
構成像において大きなアーチファクト低減効果を得るこ
とができる。
【0042】計測データを一定値に変換することによ
り、高吸収体領域を一定値に変換でき、再構成像におい
て高吸収体構造を消去することができる。
【0043】計測データを平滑化データあるいは一定値
に変換することにより、高吸収体による画素値低下に起
因するS/N低下を補正することができる。
【0044】変換後、変換したデータを平滑化処理する
ことにより、変換により生じた不連続を消去することが
できるため、再構成像においてアーチファクトの発生を
防ぐことができる。
【0045】また、上記実施例1および2では、2次元
像に対して補正処理を行った。実施例中の平滑化データ
の取得、計測データと平滑化データとの比較、値の変
換、不連続解消のための平滑化等の補正処理を、1次元
データに対して実施することも可能である。
【0046】また、上記実施例1および2では、再構成
に付随する前処理を行なう前のデータに対して補正処理
を行なった。補正処理を、前処理後のデータあるいは前
処理途中のデータに対して実施することも可能である。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、計測データ上で高吸収
体を識別し、高吸収体領域の計測データを変換した後
に、再構成を実行することにより、再構成処理時間を増
大することなく、高吸収体によるアーチファクトを補正
することができる。その結果、操作者、診断者、被検者
の時間的拘束および負担の増加を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のX線CT装置の概要を説明する図。
【図2】本発明の実施例1による高吸収体補正処理の概
要を示すフロー図。
【図3】本発明の実施例1による高吸収体補正処理を説
明する図。
【図4】本発明の実施例2による高吸収体補正処理の概
要を示すフロー図。
【図5】本発明による高吸収体補正効果を説明する図。
【符号の説明】
101:X線管、102:X線検出器、103:被写体、104:ベ
ッド、105:回転装置、106:処理装置、107:計測像、1
08:高吸収体、109:高吸収体A−A'の中心付近。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】検査対象に照射するX線を発生するX線管
    と、前記検査対象の計測像を検出する2次元X線検出器
    と、前記検査対象に対する、前記X線管および前記2次
    元X線検出器の相対位置を変化させる回転装置と、前記
    計測像の演算処理を行なう演算処理装置とを有し、か
    つ、前記演算処理装置は、前記計測像に対して平滑化処
    理を行ない平滑化像を得る処理と、各画素について、
    (前記計測像の画素値)/(前記平滑化像の画素値)の
    比を求め、前記比が予め定められた閾値よりも小さい場
    合に、前記計測像の画素値を、(a)前記平滑化像の画
    素値と閾値の積の値で置換する処理、(b)前記平滑化
    像の画素値で置換する処理、(c)予め定められた一定
    値で置換する処理のうち何れか一処理を行なうよう構成
    したことを特徴とするX線CT装置。
  2. 【請求項2】前記(b)の処理、又は前記(c)の処理
    を行なった後に、前記計測像に対して平滑化処理を行な
    うよう構成したことを特徴とする請求項1記載のX線C
    T装置。
  3. 【請求項3】検査対象に照射するX線を発生するX線管
    と、前記検査対象の計測像を検出する2次元X線検出器
    と、前記検査対象に対する、前記X線管および前記2次
    元X線検出器の相対位置を変化させる回転装置と、前記
    計測像の演算処理を行なう演算処理装置とを有し、か
    つ、前記演算処理装置は、前記計測像の各画素について
    の画素値を予め定められた閾値と比較して、前記画素値
    が前記閾値よりも小さい場合、(a)前記画素値を、前
    記計測像に対して平滑化処理を行なって得た平滑化像の
    画素値で置換する処理、又は、(b)前記画素値を、前
    記閾値と予め定められた係数との積で置換した後に、前
    記計測像に対して平滑化処理を行なうよう構成したこと
    を特徴とするX線CT装置。
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