JP2002345808A - Ctスカウト画像処理のための方法及び装置 - Google Patents

Ctスカウト画像処理のための方法及び装置

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    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S378/00X-ray or gamma ray systems or devices
    • Y10S378/901Computer tomography program or processor

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マルチスライス型コンピュータ断層撮影(C
T)イメージング・スキャナによる画像を再構成すると
き画像アーティファクトを低減する。 【解決手段】 対象物の複数の投影ビューを取得し(5
2)、デコンボリューション・カーネルを利用して投影
データを変形し(54)、この変形投影データに基づい
て水平勾配及び垂直勾配を作成し(56)、これらの水
平勾配及び垂直勾配にヘリカル重みを適用し、これらの
重み付けした水平勾配及び垂直勾配に対して所望レベル
の強調を適用する(58)ことによって、スカウト画像
を作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般的にはCTイメ
ージング・システム及びその他のイメージング・システ
ム用の方法及び装置に関するものであり、より具体的に
は、一般化ヘリカル(螺旋)補間アルゴリズムに関する
ものである。
【0002】
【発明の背景】「コンピュータ断層撮影(CT)」イメ
ージング(画像作成)システムの少なくとも幾つかの公
知の構成では、X線源から扇(ファン)形ビームを投射
し、この扇形ビームをデカルト座標系のX−Y平面(こ
れは一般に「イメージング平面」と呼ばれる)に沿うよ
うにコリメートする。このX線ビームは、撮影対象物、
例えば患者を通り抜ける。X線ビームは該対象物によっ
て減弱した後に放射線検出器アレイに入射する。検出器
アレイで受けた、減弱したビームの放射線の強さは、対
象物によるX線ビームの減弱度に依存する。アレイの各
検出器素子は、その検出位置におけるビーム減弱度の測
定値である別々の電気信号を発生する。全ての検出器か
らのこれらの減弱度測定値は、別々に収集されて透過分
布を形成する。
【0003】公知の第3世代のCTシステムでは、X線
源及び検出器アレイはガントリと共に撮影対象物の周り
をイメージング平面内で回転して、X線ビームが対象物
を横切る角度が絶えず変化するようにする。X線源は典
型的には、焦点でX線ビームを放出するX線管を含む。
X線検出器は典型的には、検出器で受信するX線ビーム
をコリメートするためのコリメータ、該コリメータに隣
接するシンチレータ、及び該シンチレータに隣接する光
検出器を含む。一ガントリ角度における検出器アレイか
らの一群のX線減弱度測定値、すなわち投影データは、
「ビュー(view)」と呼ばれている。対象物の「スキャン
(scan)」は、X線源及び検出器が一回転する間に様々な
ガントリ角度すなわちビュー角度(撮影角度)で取得さ
れた一組のビューで構成される。
【0004】アキシャル走査では、投影データは、対象
物を切断する2次元スライスに対応する画像を構成する
ように処理される。一組の投影データから1つの画像を
再構成する一方法が、当該分野ではフィルタ補正逆投影
法と呼ばれている。この手法では、スキャンからの減弱
度測定値を「CTナンバー」又は「ハウンスフィールド
単位」と呼ばれる整数に変換し、この整数を使用して陰
極線管表示装置上の対応する画素の輝度を制御する。
【0005】複数のスライスについて必要とされる全走
査時間を短縮するために、「ヘリカル(螺旋)」走査を
行うことができる。「ヘリカル」走査を行うためには、
ガントリの回転と同期して患者をz軸方向に移動させな
がら、所定数のスライスのデータを収集する。このよう
なシステムは、扇形ビーム・ヘリカル走査から単一のヘ
リックス(helix) を生成する。扇形ビームによってマッ
ピングされたヘリックスは投影データを形成し、この投
影データから各々の所定のスライスにおける画像を再構
成し得る。
【0006】少なくとも1種の公知のイメージング・シ
ステムでは、X線源の位置を固定して対象物をz軸方向
に平行移動させることによって単一のスカウト画像(造
影前単純画像)を作成する。その結果のスカウト画像
は、しばしばスキャノグラム(scanogram) と呼ばれてお
り、普通の簡単な放射線撮影画像と同様である。このス
カウト画像を使用して、オペレータは解剖学的構造の目
印を識別し得る。しかしながら、単一の投影角度から作
成されるスカウト画像は、対象物の解剖学的構造に関す
る深さの情報を提供しない。
【0007】複数のスカウト走査を実行することによ
り、対象物の深さ情報スカウト画像が作成される。詳し
く述べると、少なくとも1つの深さ情報スカウト画像を
作成するために、イメージング・システムは、各々のス
カウト走査を、走査対象物(例えば、患者)に関して異
なる投影角度(すなわち、スカウト角度)で実行する。
例えば、患者をz軸に沿って一定速度で平行移動させな
がら、複数の投影角度(すなわち、スカウト角度)に沿
ってガントリの位置を調節して複数のスカウト・データ
(すなわち、投影データ)を収集する。
【0008】典型的には、泌尿器X線検査ではそれを完
了するには5時間かかることがある。患者に造影剤を注
入する前、及び造影剤の取込み(uptake)の後に、一連の
X線フィルム撮影をすることが必要である。このX線手
順は、患者の器官系から造影剤が除去されるのに7〜8
時間かかるため、長々しくて退屈なものである。別の公
知の用途では、診断の正確さを向上させ且つ検査時間を
改善するためにCTスキャナ及びX線が使用されてい
る。そのプロトコルは複数の平面状X線フィルム撮影と
複数のCT走査との組合せを必要とする。この場合、既
存のCTテーブルの頂部に特殊なテーブルトップが配置
されて、その下にフィルム・カセットを配置することが
出来るようにすると共に、X線管が患者テーブルの上方
の天井から懸架される。まず、造影剤を投与する前か、
或いは患者の腹部内への造影剤の注入したときに(但
し、造影剤が、収集されるデータに影響を与える程に患
者によって吸収される前に)、1回のX線フィルム撮影
と複数のヘリカル走査との第1組を行う。次いで、膨ら
ませたバルーンによって腹部を圧迫して、造影剤を腎臓
及び上部尿道内に保つようにする。造影剤が患者によっ
て吸収された後、すなわち造影剤の取込み後に、1回の
X線フィルム撮影と複数のヘリカル走査との第2組を行
う。次いで、圧迫装置を外して、造影剤が腎臓及び上部
尿道から出て行くようにして、造影剤の注入からほぼ3
0〜40分の間、このX線フィルム撮影とヘリカル走査
とを繰り返す。
【0009】しかしながら、このような公知のCTスカ
ウト画像は高密度の構造(例えば、骨)の近くに黒い帯
を含む。これらの黒い帯、すなわちのア−ティファクト
は、それらが造影剤で充たされた器官近くにあるとき、
患者の病理を評価する妨げとなる。このようなアーティ
ファクトは、典型的なスカウト処理に利用される公知の
強調(enhancement) アルゴリズムによって引き起こされ
る。その結果、z方向(例えば、テーブルの進行方向)
における空間分解能が影響を受ける。更に、最小スライ
ス厚さ(例えば、z方向における各サンプルの寸法)が
1.25mmであるとき、x方向分解能とz方向分解能
との間に有意の不整合が生じる。X線デバイスを省略し
て、CTスキャナのみによってCTスカウト画像を作成
することが可能である。
【0010】
【発明の概要】コンピュータ断層撮影(CT)イメージ
ング・スキャナによる画像を再構成するとき画像アーテ
ィファクトを低減する方法及び装置が提供される。本方
法の模範的な実施形態では、スカウト画像を作成するた
めに、対象物の複数の投影ビューを取得し、デコンボリ
ューション(逆畳み込み)のカーネル(核)を利用して
投影データを変形(modify)し、この変形投影データに基
づいて水平勾配及び垂直勾配を作成し、これらの水平勾
配及び垂直勾配に重みを適用し、これらの重み付けした
水平勾配及び垂直勾配に対して所望レベルの強調を適用
する。上記の方法は、CTスキャナの変更を必要とする
ことなく、強調したスカウト画像を作成する。
【0011】一面では、イメージング・システムは、コ
ンピュータと、検出器アレイを持つガントリと、検出器
アレイに向けてX線ビームを照射するX線源を含み、同
じ投影角度で対象物の複数の投影ビューを収集する。イ
メージング・システムは、デコンボリューション・カー
ネルを利用して投影データを変形し、この変形投影デー
タに基づいて水平勾配及び垂直勾配を作成し、これらの
水平勾配及び垂直勾配に重みを適用し、これらの重み付
けした水平勾配及び垂直勾配に対して所望レベルの強調
を適用して、スカウト画像を作成する。
【0012】別の面では、イメージング・システム内の
プロセッサが、対象物の複数の投影ビューについての投
影データを収集するようにプログラムされている。該プ
ロセッサは、デコンボリューション・カーネルを利用し
て投影データを変形し、この変形投影データに基づいて
水平勾配及び垂直勾配を作成し、これらの水平勾配及び
垂直勾配に重みを適用し、これらの重み付けした水平勾
配及び垂直勾配に対して所望レベルの強調を適用して、
スカウト画像を作成するようにプログラムされている。
【0013】更に別の面では、イメージング・システム
におけるコンピュータ読出し可能な媒体が提供される。
該媒体は、複数のスカウト画像の記録(レコード)を再
構成するために使用される、複数の投影ビューについて
の投影データの記録を有する。複数のスカウト画像の記
録を作成するために、デコンボリューション・カーネル
を利用して投影データの記録を変形し、この変形投影デ
ータの記録に基づいて水平勾配及び垂直勾配の記録を作
成し、複数の規則によりこれらの水平勾配及び垂直勾配
の記録に対して相対重みを適用し、複数の規則によりこ
れらの重み付けした水平勾配及び垂直勾配の記録に対し
て所望レベルの強調を適用する。
【0014】
【発明の詳しい説明】図1及び2には、コンピュータ断
層撮影(CT)イメージング・システム10が、第3世
代のCTスキャナを表すガントリ12を含むものとして
示されている。ガントリ12はX線源14を有し、X線
源14はガントリの反対側にある検出器アレイ18へ向
かってX線ビーム16を投射する。検出器アレイ18は
複数の検出器素子20によって形成されており、これら
の検出器素子20は一緒に対象物、例えば患者22、を
通過した投射X線を検知する。各検出器素子20は、そ
れに入射するX線ビームの強さ、従って患者22を通過
したときのX線ビームの減弱度を表す電気信号を発生す
る。X線投影データを収集するための走査の際に、ガン
トリ12及びそれに装着された部品は回転中心24の周
りを回転する。一実施形態では、図2に示されるよう
に、検出器20は一列に配列されており、これにより単
一のスライスに対応する投影データが走査の際に収集さ
れる。別の実施形態では、検出器20は並列の複数の列
(row) に配列されており、これにより並列の複数のスラ
イスに対応する投影データが走査の際に収集される。
【0015】ガントリ12の回転及びX線源14の動作
はCTシステム10の制御機構26によって制御され
る。制御機構26は、X線源14へ電力及びタイミング
信号を供給するX線制御装置28と、ガントリ12の回
転速度及び位置を制御するガントリ・モータ制御装置3
0を含んでいる。制御機構26内のデータ収集システム
(DAS)32は検出器素子20からのアナログ・デー
タをサンプリングして、該データをその後の処理のため
にディジタル信号へ変換する。画像再構成装置34は、
DAS32からサンプリングされディジタル化されたX
線データを受け取って、高速画像再構成を実行する。再
構成された画像はコンピュータ36へ入力として供給さ
れる。コンピュータ36は該画像を大容量記憶装置38
に格納する。
【0016】コンピュータ36はまた、キーボードを備
えたコンソール40を介してオペレータから指令及び走
査パラメータも受け取る。付設された陰極線管表示装置
42により、オペレータは再構成された画像及びコンピ
ュータ36からの他のデータを観察することが出来る。
コンピュータ36はオペレータにより供給された指令及
びパラメータを使用して、制御信号及び情報をDAS3
2、X線制御装置28及びガントリ・モータ制御装置3
0へ供給する。さらに、コンピュータ36は、ガントリ
12内に患者22を位置決めするように電動テーブル4
6を制御するテーブル・モータ制御装置44を作動す
る。具体的に述べると、テーブル46は患者22の各部
分をガントリ開口48の中に通すように移動させる。
【0017】図3は、スカウト画像処理の際に空間解像
度を改善するためのステップを例示する流れ図50であ
る。図3に例示されている方法は、DAS32(図2参
照)、画像再構成装置34(図2参照)又はコンピュー
タ36(図2参照)によって実施することが出来る。一
般的に云えば、DAS32、画像再構成装置34及びコ
ンピュータ36のうちの少なくとも1つの中のプロセッ
サが、以下に説明するプロセス・ステップを実行するよ
うにプログラムされている。勿論、本方法はCTシステ
ム内で実施することに制限されず、多くの他の種類及び
変形のイメージング・システムと関連して利用すること
が出来る。
【0018】図3を参照して詳しく説明すると、走査の
際に一組の生の走査データを収集し(ステップ52)、
この生のデータを予備処理して投影データを生成する。
このデータは、平面状の画像の分解能と同等である水平
方向の分解能とほぼ同じ分解能までz方向に分解する
(ステップ54)。次いで、水平及び垂直方向における
サンプル相互間の変化を決定することによって、水平勾
配及び垂直勾配を決定する(ステップ56)。水平方向
の分散及び垂直方向の分散に基づいて重みを算出する。
次いで、水平勾配及び垂直勾配に異なる重みを適用し、
この重み付けした勾配に所望量の強調を適用する(ステ
ップ58)。次いで、付加的な強調を適用する(ステッ
プ60)。
【0019】スカウト走査の際、ガントリ12は回転さ
れずに、静止した状態に保持され、その間にテーブル4
6がガントリ開口を通るように動かされる。図3を参照
して詳しく説明すると、患者テーブル46をz軸方向に
50mm/秒の速度で進行させながら、DAS32で5
00Hzでサンプリングすることにより、患者22に対
して或る一つの特定のガントリ角度からのビューについ
て投影データを収集する(ステップ52)。一実施形態
では、1つの検出器セルの厚さ当りほぼ12の投影ビュ
ーを収集する。次いで、6つの隣接するビューを加算し
て、x方向(例えば、水平方向)におけるサンプリング
距離にほぼ等しい画素間距離を求める。アイソセンタ近
くの隣り合うサンプル相互間の距離は、扇形ビームのサ
ンプリング形状が広がっているので、ほぼ0.85mm
である。単純な加算処理はz軸分解能(例えば、垂直分
解能)を劣化させ、これは加算がない場合のx軸分解能
(例えば、水平分解能)よりも既にかなり悪い。
【0020】空間分解能を改善するために、デコンボリ
ューション処理を利用する。下記の関係式を使用して、
実効厚さを1.25mmの検出器開口寸法よりも小さく
するために、元のサンプルp(i,j)をデコンボリュ
ーション・カーネルθ(j)と畳み込むことにより、変
形サンプルp’(i,j)を求める。
【0021】
【数37】
【0022】ここで、iはチャンネル方向におけるイン
デックスを表し、また、jはビュー方向におけるインデ
ックスを表す。p’(i,j)は、例えば、オフセット
補正、空気較正、基準正規化、負の対数、ビーム硬化の
様な、適切な較正の後の、チャンネルi及びビューjの
投影の読みを表す。変形サンプルp’(i,j)は、異
なる検出器列によって収集されたサンプルが適切なサン
プリング遅延の後に組み合わされて単一の組のサンプル
を形成するするので、サンプリングのマルチスライスの
性質を無視している。例えば、模範的な実施形態におい
て、サンプルは0.1mm毎に収集される。1.25m
mの検出器開口の場合、隣接の一列からのサンプルを、
カレントの列のサンプリングに対して12.5サンプル
分の遅延又は進みで積分することができる。一実施形態
では、隣接の一列のサンプルを、簡単な緒補間を使用し
てカレントの列と平均化する。別の実施形態では、これ
らのサンプルは、前のサンプルにまたがる付加的なサン
プルとして取り扱われて、サンプリング速度を実効的に
2倍にする。
【0023】デコンボリューション・カーネルθ(j)
を導き出すために多くの手法を利用することができる。
例えば、一実施形態では、「特異値分解(SVD)」手
法を利用して、系統点広がり関数に基づいてカーネルを
導き出す。代替の実施形態では、画像ノイズを低減する
ために、一組の中間サンプルからの第1のn個(例え
ば、n<6)のビューを加算する。次いで、これらの中
間サンプルはデコンボリューション・カーネルで処理し
て、空間分解能を改善した一組のサンプルを作成する。
例えば、好ましい一実施形態では、3つのビューを加算
する。3つのビュー内で、中央のサンプルからの最大偏
差は0.1mmに過ぎない。従って、空間分解能に対す
る影響は最小限に保たれる。次いで、5点デコンボリュ
ーション・カーネルをこれらのサンプルに適用すること
により、強調したサンプルに達する。代替の実施形態で
は、デコンボリューション処理を周波数空間で実施する
ことができる。元のスカウト画像のフーリエ変換を求め
て、デコンボリューション・フィルタを乗算する。次い
で、その結果を逆フーリエ変換により処理して、強調し
たスカウト画像を作成する。
【0024】走査された対象物内に存在する小さい構造
を強調するために、且つリンギング・アーティファクト
を避けるために、強調を行う方向を決定することが必要
である。x軸方向(例えば、チャンネル方向)とz軸方
向(例えば、ビュー方向)との両方における変化を測定
する。例えば、一実施形態では、変化の目安として標準
偏差を使用する。模範的実施形態では、平均したサンプ
ルの組とサンプル自身との間の差を、信号変化の表示と
して使用するように選択する。数学的には、水平及び垂
直方向の変化ξx (i,j)及びξz (i,j)は、次
の勾配方程式によって表現される。
【0025】
【数38】
【0026】ここで、p’(i,j)はチャンネルi及
びビューjの投影の読みのサンプルを表し、Ψi (i,
j)は2つの異なる方向におけるサンプルの平均であ
り、N及びMはサンプルを平均する点の数であり、kは
サンプルのインデックスのために使用される変数であ
る。
【0027】一実施形態では、勾配は水平及び垂直の両
方向において強調されて、強調処理がオーバーシュート
やアンダーシュートを招かないことを保証する。方向性
の「不鮮明(ぼけ)マスク」処理が利用される。強調し
たスカウト画像ε(i,j)を次の関係式によって決定
する。
【0028】
【数39】
【0029】ここで、αは強調の量を調節するパラメー
タであり、Ψi (i,j)は水平方向における平均サン
プルであり、Ψj (i,j)は垂直方向における平均サ
ンプルである。また、
【0030】
【数40】
【0031】は相対重みであり、ここで、ξx (i,
j)は水平方向の勾配変化であり、ξz(i,j)は垂
直方向の勾配変化である。模範的実施形態では、α=
0.3であるとき適当な画像が達成され、パラメータN
及びMは、N=M=9になるように選択される。一実施
形態では、αに対する値の範囲はゼロから1までであ
り、所望の作用範囲は0.2<α<0.4である。
【0032】代替の実施形態では、付加的な強調をスカ
ウト画像の水平方向か又は水平及び垂直の両方向に適用
することができる。異なるカーネルの大きさを選択する
ことによって更なる強調を達成することができる。例え
ば、一実施形態では、スカウト画像を次式にしたがって
水平方向(例えば、x方向)に更に強調する。
【0033】
【数41】
【0034】ここで、ε(i,j)は強調したスカウト
画像であり、η(i,j)は水平方向における更に強調
したスカウト画像であり、ζ(i)は5点デコンボリュ
ーション・カーネルであり、cは強調量を制御するため
に使用されるパラメータである。模範的実施形態では、
cはc=0.15のように選択される。
【0035】別の実施形態では、スカウト画像に垂直方
向に付加的な強調を適用することができる。スカウト画
像を水平方向に強調した後、例えば、η(i,j)を作
成した後、次式にしたがってη(i,j)を利用してス
カウト画像を垂直方向に更に強調する。
【0036】
【数42】
【0037】ここで、μ(i,j)は水平及び垂直の両
方向に更に強調したスカウト画像であり、η(i,j)
は水平方向における強調したスカウト画像であり、ζ
(i)は5点デコンボリューション・カーネルであり、
dは強調量を制御するために使用されるパラメータであ
る。模範的実施形態では、dはd=0.15のように選
択される。一実施形態では、増大した強調を利用して、
低密度の腎臓結石のような小さい病理の画像分解能を増
大させる。強調したスカウト画像を利用することによ
り、オーバーシュートやアンダーシュートが本質的に除
かれ、そして画像は人工的であるように見えるが、典型
的なX線フィルムの様相を有する。
【0038】別の実施形態では、2次元カーネルを利用
して、強調したスカウト画像の処理速度を増大さがせる
ことできる。スカウト画像の分解能を更に改善するため
に、薄い2列(twin)構成(例えば、少なくとも1つの1
mmの開口を持つコリメータを含むCTシステム)を、
スカウト画像の作成の際に利用することが可能である。
マルチスライス型CTスキャナでは、最小スライス厚さ
が主に検出器セルの開口によって決定される。図4を参
照して詳しく述べると、一実施形態では、4列(quad)検
出器72を使用するスカウト・データ収集の際に1.2
5mmの最小スライス厚さを利用する。z方向における
空間分解能を有意に改善するために、一実施形態では、
プリペイシェント・コリメータ74を利用することによ
り、X線源78から発生されたX線ビーム76をコリメ
ートして、中央の2つの検出器列80及び82の一部分
に方向付ける。この態様では、スライス厚さはもはや検
出器セルの開口によって決定されない。次いで、強調処
理が上記のようにして実行される。
【0039】更に別の実施形態では、CTシステム10
は、画像を再構成するために大容量記憶装置内のコンピ
ュータ読出し可能な媒体上に記録されたコンピュータ・
プログラムを含んでいる。複数の投影ビューについての
複数の投影データの記録が、複数のスカウト画像の記録
を再構成するために使用される。複数のスカウト画像の
記録を作成するために、デコンボリューション・カーネ
ルを利用して投影データの記録を変形する。一実施形態
では、5点デコンボリューション・カーネルが利用され
る。勿論、他の大きさのカーネルも使用することができ
る。変形投影データの記録に基づいて水平及び垂直勾配
の記録を作成する。複数の規則により水平及び垂直勾配
の記録に相対重みを適用し、また複数の規則により、こ
れらの重み付けした水平及び垂直勾配の記録に所望レベ
ルの強調を適用する。
【0040】本発明を様々な特定の実施の形態について
説明したが、当業者には本発明を特許請求の範囲に記載
の精神及び範囲内で変更して実施できることが認められ
よう。
【図面の簡単な説明】
【図1】CTイメージング・システムの外観図である。
【図2】図1に示したシステムの概略ブロック図であ
る。
【図3】スカウト画像処理のためにCTシステムで実行
される各ステップを例示する流れ図である。
【図4】スライス厚さを最小にするためにX線ビームを
コリメートするために利用されているプリペイシェント
・コリメータを示す略図である。
【符号の説明】
10 コンピュータ断層撮影イメージング・システム 12 ガントリ 14 X線源 16 X線ビーム 18 検出器アレイ 20 検出器素子 22 患者 24 回転中心 26 制御機構 32 データ収集システム 42 陰極線管表示装置 48 ガントリ開口 72 4列検出器 74 プリペイシェント・コリメータ 76 X線ビーム 78 X線源 80、82 中央の検出器列
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 チアン・シェー アメリカ合衆国、ウィスコンシン州、ブル ックフィールド、ウエスト・ケズウィッ ク・コート、19970番 (72)発明者 スタンレー・エイチ・フォックス アメリカ合衆国、ウィスコンシン州、ブル ックフィールド、アン・ライト・ドライ ブ、21485番 Fターム(参考) 4C093 AA22 BA03 BA17 CA13 DA10 EB17 EB18 FC12 FC19 FC24 FE12 FF06 FF07

Claims (42)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータ断層撮影イメージング・シ
    ステムを使用してスカウト画像を再構成する方法であっ
    て、 対象物を走査して、少なくとも1つのスカウト走査につ
    いての投影データを得るステップと、 デコンボリューション・カーネルを利用して投影データ
    を変形するステップと、 この変形投影データを使用して水平勾配及び垂直勾配を
    決定するステップと、 これらの水平勾配及び垂直勾配に基づいて所望レベルの
    強調を適用するステップと、 前記変形投影データと前記水平及び垂直勾配に基づいて
    複数のスカウト画像を作成するステップと、を有するス
    カウト画像再構成方法。
  2. 【請求項2】 前記の投影データを変形するステップ
    は、次の関係式 【数1】 にしたがって投影データを変形するステップを有し、こ
    こで、p(i,j)は投影データのサンプルであり、i
    はチャンネル方向におけるインデックスを表し、jはビ
    ュー方向におけるインデックスを表しており、θ(j)
    はデコンボリューション・カーネルである、請求項1記
    載の方法。
  3. 【請求項3】 前記デコンボリューション・カーネルは
    5点デコンボリューション・カーネルである、請求項2
    記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記水平勾配は次の関係 ξx (i,j)=|p’(i,j)−Ψi (i,j)| を有しており、ここで、p’(i,j)はチャンネルi
    及びビューjの投影データであり、Ψi (i,j)は水
    平方向におけるサンプルの平均である、請求項2記載の
    方法。
  5. 【請求項5】 前記の水平方向におけるサンプルの平均
    Ψi (i,j)は次の関係 【数2】 を有しており、ここで、p’(j,k)はビューj及び
    チャンネルkの投影データのサンプルであり、Nは水平
    方向においてサンプルを平均する点の数である、請求項
    4記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記垂直勾配は次の関係 ξz (i,j)=|p’(i,j)−Ψj (i,j)| を有しており、ここで、p’(i,j)はチャンネルi
    及びビューjの投影データのサンプルであり、Ψ
    j (i,j)は垂直方向におけるサンプルの平均であ
    る、請求項2記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記の垂直方向におけるサンプルの平均
    Ψj (i,j)は次の関係 【数3】 を有しており、ここで、p’(i,k)はチャンネルi
    及びビューkの投影データのサンプルであり、Mは垂直
    方向においてサンプルを平均する点の数である、請求項
    6記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記の適用するステップは、次の関係 【数4】 にしたがって水平方向の相対重みを決定するステップを
    含み、ここで、ξz (i,j)は垂直勾配であり、ξx
    (i,j)は水平勾配である、請求項1記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記の適用するステップは、次の関係 【数5】 にしたがって垂直方向の相対重みを決定するステップを
    含み、ここで、ξz (i,j)は垂直勾配であり、ξx
    (i,j)は水平勾配である、請求項1記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記の適用するステップは、次の関係 【数6】 にしたがって平均サンプルΨi (i,j)に水平方向の
    相対重みを適用するステップを含み、ここで、Ψ
    i (i,j)は水平方向におけるサンプルの平均であ
    り、ξz (i,j)は垂直勾配であり、ξx (i,j)
    は水平勾配であり、αは強調量を調節するパラメータで
    ある、請求項5記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記の適用するステップは、次の関係 【数7】 にしたがって平均サンプルΨj (i,j)に垂直方向の
    相対重みを適用するステップを含み、ここで、Ψ
    j (i,j)は垂直方向におけるサンプルの平均であ
    り、ξz (i,j)は垂直勾配であり、ξx (i,j)
    は水平勾配であり、αは強調量を調節するパラメータで
    ある、請求項7記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記スカウト画像は次の関係 【数8】 を有しており、ここで、αは強調量を調節するパラメー
    タであり、Ψi (i,j)は水平方向における平均サン
    プルであり、Ψj (i,j)は垂直方向における平均サ
    ンプルであり、また 【数9】 は相対重みであり、ここで、ξx (i,j)は水平勾配
    であり、ξz (i,j)は垂直勾配である、請求項2記
    載の方法。
  13. 【請求項13】 前記の所望レベルの強調を適用するス
    テップは、次の関係 【数10】 にしたがって水平方向に前記スカウト画像を強調するス
    テップを含み、ここで、ε(i,j)はスカウト画像で
    あり、ζ(i)は5点デコンボリューション・カーネル
    であり、cは強調量を制御するために使用されるパラメ
    ータである、請求項12記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記の所望レベルの強調を適用するス
    テップは、次の関係 【数11】 にしたがって垂直方向に前記スカウト画像を強調するス
    テップを含み、ここで、η(i,j)は水平方向に強調
    したスカウト画像であり、ζ(i)は5点デコンボリュ
    ーション・カーネルであり、dは強調量を制御するため
    に使用されるパラメータである、請求項13記載の方
    法。
  15. 【請求項15】 コンピュータと、検出器アレイを持つ
    ガントリと、検出器アレイに向けてイメージング平面に
    沿ってX線ビームを照射するX線源とを有し、前記検出
    器アレイが複数の検出器セルを含み、且つ前記コンピュ
    ータが前記X線源及びガントリに結合されていて、対象
    物のスカウト画像を作成するためのイメージング・シス
    テムであって、対象物を走査して、少なくとも1つのス
    カウト走査についての投影データを取得し、 デコンボリューション・カーネルを利用して投影データ
    を変形し、 この変形投影データを使用して水平勾配及び垂直勾配を
    決定し、 これらの水平勾配及び垂直勾配に所望レベルの強調を適
    用し、 前記変形投影データと前記水平及び垂直勾配とに基づい
    て複数のスカウト画像を作成するように、構成されてい
    るイメージング・システム。
  16. 【請求項16】 前記投影データは、次の関係 【数12】 にしたがって変形されており、ここで、p(i,j)は
    投影データのサンプルであり、iはチャンネル方向にお
    けるインデックスを表し、jはビュー方向におけるイン
    デックスを表しており、θ(j)はデコンボリューショ
    ン・カーネルである、請求項15記載のイメージング・
    システム。
  17. 【請求項17】 前記デコンボリューション・カーネル
    は5点デコンボリューション・カーネルである、請求項
    16記載のイメージング・システム。
  18. 【請求項18】 前記水平勾配は次の関係 ξx (i,j)=|p’(i,j)−Ψi (i,j)| を有しており、ここで、p’(i,j)はチャンネルi
    及びビューjの投影データのサンプルであり、Ψ
    i (i,j)は水平方向におけるサンプルの平均であ
    る、請求項16記載のイメージング・システム。
  19. 【請求項19】 前記の水平方向におけるサンプルの平
    均Ψi (i,j)は次の関係 【数13】 を有しており、ここで、p’(j,k)はビューj及び
    チャンネルkの投影データのサンプルであり、Nは水平
    方向においてサンプルを平均する点の数である、請求項
    18記載のイメージング・システム。
  20. 【請求項20】 前記垂直勾配は次の関係 ξz(i,j)=|p’(i,j)−Ψj (i,j)| を有しており、ここで、p’(i,j)はチャンネルi
    及びビューjの投影データのサンプルであり、Ψ
    j (i,j)は垂直方向におけるサンプルの平均であ
    る、請求項16記載のイメージング・システム。
  21. 【請求項21】 前記の垂直方向におけるサンプルの平
    均Ψj (i,j)は次の関係 【数14】 を有しており、ここで、p’(i,k)はチャンネルi
    及びビューkの投影データのサンプルであり、Mは垂直
    方向においてサンプルを平均する点の数である、請求項
    16記載のイメージング・システム。
  22. 【請求項22】 水平方向における前記相対重みは、次
    の関係 【数15】 を有し、ここで、ξz (i,j)は垂直勾配であり、ξ
    x (i,j)は水平勾配である、請求項15記載のイメ
    ージング・システム。
  23. 【請求項23】 垂直方向における前記相対重みは、次
    の関係 【数16】 を有し、ここで、ξz (i,j)は垂直勾配であり、ξ
    x (i,j)は水平勾配である、請求項15記載のイメ
    ージング・システム。
  24. 【請求項24】 水平方向に重み付けされた前記平均サ
    ンプルは、次の関係 【数17】 を有し、ここで、Ψi (i,j)は水平方向におけるサ
    ンプルの平均であり、ξ z (i,j)は垂直勾配であ
    り、ξx (i,j)は水平勾配であり、αは強調量を調
    節するパラメータである、請求項19記載のイメージン
    グ・システム。
  25. 【請求項25】 垂直方向に重み付けされた前記平均サ
    ンプルは、次の関係 【数18】 を有し、ここで、Ψj (i,j)は垂直方向におけるサ
    ンプルの平均であり、ξ z (i,j)は垂直勾配であ
    り、ξx (i,j)は水平勾配であり、αは強調量を調
    節するパラメータである、請求項21記載のイメージン
    グ・システム。
  26. 【請求項26】 前記スカウト画像は次の関係 【数19】 を有しており、ここで、αは強調量を調節するパラメー
    タであり、Ψi (i,j)は水平方向における平均サン
    プルであり、Ψj (i,j)は垂直方向における平均サ
    ンプルであり、また 【数20】 は相対重みであり、ここで、ξx (i,j)は水平勾配
    であり、ξz (i,j)は垂直勾配である、請求項16
    記載のイメージング・システム。
  27. 【請求項27】 水平方向に強調した前記スカウト画像
    は、次の関係 【数21】 を有しており、ここで、ε(i,j)はスカウト画像で
    あり、ζ(i)は5点デコンボリューション・カーネル
    であり、cは強調量を制御するために使用されるパラメ
    ータである、請求項26記載のイメージング・システ
    ム。
  28. 【請求項28】 水平方向及び垂直方向に強調された前
    記スカウト画像は、次の関係 【数22】 を有しており、ここで、η(i,j)は水平方向に強調
    したスカウト画像であり、ζ(i)は5点デコンボリュ
    ーション・カーネルであり、dは強調量を制御するため
    に使用されるパラメータである、請求項27記載のイメ
    ージング・システム。
  29. 【請求項29】 コンピュータ断層撮影イメージング・
    システムにおいてスカウト画像を再構成するようにプロ
    グラムされているプロセッサであって、 5点デコンボリューション・カーネルを利用して投影デ
    ータを変形し、 この変形投影データを使用して水平勾配及び垂直勾配を
    決定し、 これらの水平勾配及び垂直勾配に所望レベルの強調を適
    用し、 前記変形投影データと前記水平及び垂直勾配に基づいて
    複数のスカウト画像を作成するように、構成されている
    プロセッサ。
  30. 【請求項30】 前記投影データは、次の関係式 【数23】 にしたがって変形されており、ここで、p(i,j)は
    投影データのサンプルであり、iはチャンネル方向にお
    けるインデックスを表し、jはビュー方向におけるイン
    デックスを表しており、θ(j)はデコンボリューショ
    ン・カーネルである、請求項29記載のプロセッサ。
  31. 【請求項31】 前記水平勾配は次の関係 【数24】 を有しており、ここで、p’(i,j)はチャンネルi
    及びビューjの投影データのサンプルであり、p’
    (j,k)はビューj及びチャンネルkの投影データの
    サンプルであり、Nは水平方向においてサンプルを平均
    する点の数である、請求項30記載のプロセッサ。
  32. 【請求項32】 前記垂直勾配は次の関係 【数25】 を有しており、ここで、p’(i,j)はチャンネルi
    及びビューjの投影データのサンプルであり、p’
    (i,k)はチャンネルi及びビューkの投影データの
    サンプルであり、Mは垂直方向においてサンプルを平均
    する点の数である、請求項30記載のプロセッサ。
  33. 【請求項33】 前記スカウト画像は次の関係 【数26】 を有しており、ここで、αは強調量を調節するパラメー
    タであり、Ψi (i,j)は水平方向における平均サン
    プルであり、Ψj (i,j)は垂直方向における平均サ
    ンプルであり、また 【数27】 は相対重みであり、ここで、ξx (i,j)は水平勾配
    であり、ξz (i,j)は垂直勾配である、請求項30
    記載のプロセッサ。
  34. 【請求項34】 水平方向に強調した前記スカウト画像
    は、次の関係 【数28】 を有しており、ここで、ε(i,j)は前記強調したス
    カウト画像であり、ζ(i)は5点デコンボリューショ
    ン・カーネルであり、cは強調量を制御するために使用
    されるパラメータである、請求項33記載のプロセッ
    サ。
  35. 【請求項35】 水平方向及び垂直方向に強調した前記
    スカウト画像は、次の関係 【数29】 を有しており、ここで、η(i,j)は水平方向に強調
    したスカウト画像であり、ζ(i)は5点デコンボリュ
    ーション・カーネルであり、dは強調量を制御するため
    に使用されるパラメータである、請求項34記載のプロ
    セッサ。
  36. 【請求項36】 イメージング・システムにおけるコン
    ピュータ読出し可能な媒体であって、 複数の投影ビューについての投影データの記録と、 5点デコンボリューション・カーネルによって変形した
    投影データの記録に基づいて作成した変形投影データの
    記録と、 この変形投影データの記録に基づいて作成した水平勾配
    及び垂直勾配の記録と、 これらの水平勾配及び垂直勾配の記録に対して所望レベ
    ルの強調を適用するための複数の規則と、 前記変形投影データ並びに前記水平勾配及び垂直勾配に
    基づいてスカウト画像の記録を再構成するための複数の
    規則と、を有するコンピュータ読出し可能な媒体。
  37. 【請求項37】 前記投影データは、次の関係式 【数30】 にしたがって変形されており、ここで、p(i,j)は
    投影データのサンプルであり、iはチャンネル方向にお
    けるインデックスを表し、jはビュー方向におけるイン
    デックスを表しており、θ(j)はデコンボリューショ
    ン・カーネルである、請求項36記載のコンピュータ読
    出し可能な媒体。
  38. 【請求項38】 前記水平勾配は次の関係 【数31】 を有しており、ここで、p’(i,j)はチャンネルi
    及びビューjの投影データのサンプルであり、p’
    (j,k)はビューj及びチャンネルkの投影データの
    サンプルであり、Nは水平方向においてサンプルを平均
    する点の数である、請求項37記載のコンピュータ読出
    し可能な媒体。
  39. 【請求項39】 前記垂直勾配は次の関係 【数32】 を有しており、ここで、p’(i,j)はチャンネルi
    及びビューjの投影データのサンプルであり、p’
    (i,k)はチャンネルi及びビューkの投影データの
    サンプルであり、Mは垂直方向においてサンプルを平均
    する点の数である、請求項37記載のコンピュータ読出
    し可能な媒体。
  40. 【請求項40】 前記スカウト画像は次の関係 【数33】 を有しており、ここで、αは強調量を調節するパラメー
    タであり、Ψi (i,j)は水平方向における平均サン
    プルであり、Ψj (i,j)は垂直方向における平均サ
    ンプルであり、また 【数34】 は相対重みであり、ここで、ξx (i,j)は水平勾配
    であり、ξz (i,j)は垂直勾配である、請求項37
    記載のコンピュータ読出し可能な媒体。
  41. 【請求項41】 水平方向に強調した前記スカウト画像
    は、次の関係 【数35】 を有しており、ここで、ε(i,j)は前記強調したス
    カウト画像であり、ζ(i)は5点デコンボリューショ
    ン・カーネルであり、cは強調量を制御するために使用
    されるパラメータである、請求項40記載のコンピュー
    タ読出し可能な媒体。
  42. 【請求項42】 水平方向及び垂直方向に強調した前記
    スカウト画像は、次の関係 【数36】 を有しており、ここで、η(i,j)は水平方向に強調
    したスカウト画像であり、ζ(i)は5点デコンボリュ
    ーション・カーネルであり、dは強調量を制御するため
    に使用されるパラメータである、請求項41記載のコン
    ピュータ読出し可能な媒体。
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