JPH10262960A - 部分体積アーチファクト低減方法およびシステム - Google Patents

部分体積アーチファクト低減方法およびシステム

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JPH10262960A
JPH10262960A JP9303237A JP30323797A JPH10262960A JP H10262960 A JPH10262960 A JP H10262960A JP 9303237 A JP9303237 A JP 9303237A JP 30323797 A JP30323797 A JP 30323797A JP H10262960 A JPH10262960 A JP H10262960A
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partial volume
image
attenuation
image data
estimating
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JP9303237A
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Jiang Hsieh
ジアング・シー
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General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
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Publication date
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/02Arrangements for diagnosis sequentially in different planes; Stereoscopic radiation diagnosis
    • A61B6/03Computed tomography [CT]
    • A61B6/032Transmission computed tomography [CT]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10S378/901Computer tomography program or processor

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 コンピュータ断層撮影システムで画質を改善
するための方法およびシステムを提供する。 【解決手段】 一形式では、部分体積アーチファクトの
推定アルゴリズムを使用する。アルゴリズムの一実施態
様によれば、関心のあるイメージング対象50を走査す
ることにより画像データを作成し、画像データを低減衰
量データと高減衰量データとに分割し、画像データの2
つの互いに隣接したスライスについて、勾配画像を作成
す。その後、勾配画像を順方向投影して、自乗する。自
乗された勾配画像は画像データの推定した部分体積アー
チファクトであり、したがって画像データから除去され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般にコンピュータ
断層撮影(CT)イメージングに関するものであり、更
に詳しくは走査データから再構成された画像の中の部分
体積画像アーチファクトを低減することに関するもので
ある。
【0002】
【発明の背景】少なくとも1つの公知のCTシステムの
構成では、X線源が扇状ビームを投射する。この扇状ビ
ームは、通常「イメージング平面」と呼ばれるデカルト
座標系のX−Y平面内に存在するようにコリメーション
(平行化)される。X線ビームは患者のようなイメージ
ング対象を通過する。イメージング対象により減衰され
た後、X線ビームは放射線検出器アレーに突き当たる。
検出器アレーで受けるX線ビームの強度はイメージング
対象によるX線ビームの減衰量によって左右される。ア
レーの構成素子である各々の検出器はその検出位置での
ビーム減衰量の測定値である個別の電気信号を発生す
る。すべての検出器からの減衰量測定値が別々に取得さ
れることにより、透過プロフィールが作成される。
【0003】公知の第三世代のCTシステムでは、X線
源および検出器アレーはイメージング平面内のガントリ
とともに、イメージング対象のまわりを回転するので、
X線ビームがイメージング対象と交差する角度は絶えず
変化する。1つのガントリ角度で検出器アレーから得ら
れる一群のX線減衰量測定値すなわち投影データは「ビ
ュー(view)」と呼ばれる。イメージング対象の
「スキャン」すなわち「走査」は、X線源および検出器
の一回転の間に異なるガントリ角度で得られた一組のビ
ューで構成される。「軸方向」走査では、投影データを
処理することにより、イメージング対象の二次元スライ
ス(断面)に対応する画像が構成される。
【0004】一組の投影データから画像を再構成するた
めの1つの方法は、フィルタ補正逆投影法と呼ばれてい
る。このプロセスでは、走査から得られた減衰量測定値
が「CT数」または「ハウンズフィールド・ユニット」
(Hounsfield units)と呼ばれる整数
に変換される。陰極線管表示装置の上の対応する画素の
明るさを制御するために、この整数が使用される。
【0005】多重スライスに必要な総走査時間を短縮す
るために、「らせん形」走査を行うことができる。「ら
せん形」走査を行うためには、患者を移動させながら、
規定数のスライスについてデータを取得する。このよう
なシステムは、1つの扇状ビームのらせん形走査から単
一のらせん(helix)を作成する。扇状ビームによ
って精密に描かれるらせんにより投影データが得られ、
この投影データから規定された各スライスの画像を再構
成することができる。走査時間の短縮の他に、らせん形
走査によって、画質の改善、コントラストの制御の向上
のような他の利点が得られる。
【0006】らせん形走査では、上記のように、各スラ
イス位置でただ1つのビューのデータのみが収集され
る。スライスの画像を再構成するために、そのスライス
についての他のビューデータが、他のビューについて収
集されたデータに基づいて作成される。らせん形の再構
成アルゴリズムは公知であり、たとえば、メディカル・
フィジックス17(6)、1990年11/12月号所
載のシー・クローフォードおよびケー・キングの論文
「患者を同時並進させた場合のコンピュータ断層撮影走
査(Computed Tomography Sca
nning with Simultaneous P
atient Translation)」に説明され
ている。
【0007】走査の間、X線ビームは公知のようにz軸
に沿って拡がって、「走査平面」を形成する。各画像ス
ライスのために、イメージング対象は走査平面上に部分
的に侵入することが多い。詳しく述べると、イメージン
グ対象が部分的にのみX線ビームを受けて、投影データ
に不一致が生じる。特定のスライスについて画像を再構
成するとき、これらの不一致は作成された画像に正しく
ないCT数、ストリークおよびその他のアーチファクト
を生じる。スライスの厚さが大きくなるにつれて、部分
的な侵入の可能性が増大する。部分的な侵入によって生
じる画像エラーはしばしば「部分体積アーチファクト」
と呼ばれている。
【0008】部分体積アーチファクトを低減するため
に、操作者は通常、充分小さい厚さのスライスを選択す
ることにより、スライス両端間にわたって減衰特性が一
定になるように、すなわちイメージング対象が走査平面
に部分的に侵入しないようにしなければならない。しか
し、スライスを薄くすると、通常、著しく長い走査時間
およびX線管冷却遅延を必要とする。逆に、X線光子束
を改善するためには、スライスを厚くすることが好まし
い。したがって、スライスを厚くすることが出来ると共
に、部分体積アーチファクトを低減することが望まし
い。
【0009】部分体積アーチファクトを低減する別の1
つの公知の方法では、走査の間にX線源のコリメータを
変更している。たとえば、骨構造の少ない領域を走査す
るときは10mmのスライス厚さを生じる10mmのコ
リメータを使用するのに対し、多数の骨構造がある領域
を走査するときには3mmのスライス厚さを生じる3m
mのコリメータを使用する。この方法は時間がかかるだ
けでなく、厄介である。更にこの方法は、隣接の異なる
領域を走査するときには、実用的でもないし、効率的で
もない。
【0010】部分体積アーチファクトを低減する更に別
の1つの公知の方法では、多重スライスのデータを補間
することが含まれている。詳しく述べると、隣接するス
ライスにおける軸方向の変化を推定する。次に、イメー
ジングすべきスライスを3つのサブスライスに分割す
る。次いで、上記の推定された変化をサブスライスに適
用して、イメージングすべきスライスの部分体積アーチ
ファクトを低減する。しかし、この方法は必ずしも常に
正確ではない。また、この方法は実行が厄介でもある。
【0011】更に別の1つの公知の方法では、数個の薄
いスライスを組み合わせることにより、1つの画像を作
成する。各々の薄いスライスは、部分体積アーチファク
トが避けられるように充分に小さく選定される。画像は
投影ドメインまたは画像ドメインで組み合わされ、すな
わち加算される。この方法は部分体積アーチファクトの
低減に比較的成功しているが、この方法ではCTシステ
ムの効率および患者スループットが著しく低下する。
【0012】もちろん、CTシステムの効率を下げるこ
となく部分体積アーチファクトを低減することが望まし
い。画像分解能に悪影響を与えることなく部分体積アー
チファクトを低減することも望ましい。
【0013】
【発明の概要】上記の課題を解決するために、本発明で
は、画像分解能を低下することなく、走査データを使用
して再構成されたイメージング対象の所望の画像から部
分体積アーチファクトを事実上除去する方法および装置
が提供される。一態様によれば、イメージング対象を走
査することにより、イメージング対象の少なくとも2つ
のスライスについて投影データが作成される。次に、投
影データを処理することにより、各スライスについて画
像データが作成される。次に、各スライスの画像データ
をフィルタリングすることにより、低減衰量領域が除去
される。このようなフィルタリングは、データを2つの
成分に分割することにより行われる。一方の成分は低減
衰量成分と呼ばれ、他方の成分は高減衰量成分と呼ばれ
る。このような分割は、グレースケール閾値操作を使用
して行うことができる。
【0014】各スライスについての画像データを上記の
ようにフィルタリングした後、2つのスライスについて
の画像データを使用して、勾配画像が作成される。次
に、勾配画像を順方向投影して自乗することにより、部
分体積エラーを推定する。次に、表示すべき画像から上
記の推定された部分体積エラーを除去した後、このよう
な画像を表示する。
【0015】上記のアルゴリズムを使用すると、CTシ
ステムの効率を下げることなく部分体積アーチファクト
が低減される。更に、画像分解能が維持される。
【0016】
【発明の実施の形態】図1および図2に示すコンピュー
タ断層撮影(CT)イメージング・システム10は「第
三世代」のCTスキャナを象徴するガントリ12を含ん
でいる。このガントリ12にはX線源14が設けられて
おり、X線源14は、ガントリ12の反対側の検出器ア
レー18に向かってX線ビーム16を投影する。X線ビ
ームは、通常「イメージング平面」と呼ばれるデカルト
座標系のX−Y平面内に存在するようにコリメータ(図
示されない)によりコリメーションされる。検出器アレ
ー18は、多数の検出器20で構成される。これらの検
出器20は投射されて医療を受ける患者22を通過した
X線を検知する。各検出器20は突き当たるX線ビーム
の強度、したがってX線ビームが患者22を通過すると
きの減衰量を表す電気信号を発生する。X線投影データ
を取得するための走査の間、ガントリ12およびその上
に取り付けられた構成要素が回転中心24のまわりを回
転する。
【0017】ガントリ12の回転およびX線源14の動
作は、CTシステム10の制御機構26によって支配さ
れる。制御機構26には、電力およびタイミング信号を
X線源14に供給するX線制御器28、ガントリ12の
回転速度および位置を制御するガントリ電動機制御器3
0、およびデータ取得システム(DAS)32が含まれ
ている。制御機構26の中のDAS32は、検出器20
からのアナログデータをサンプリングし、データをその
後のコンピュータ処理のためにディジタル信号に変換す
る。画像再構成器34は、DAS32からサンプリング
されディジタル化されたX線データを受けて、高速画像
再構成を行う。再構成された画像はコンピュータ36に
入力として与えられる。コンピュータ36は画像を大容
量記憶装置38に記憶する。
【0018】コンピュータ36は、キーボードをそなえ
た操作卓40を介して操作者からの指令および走査パラ
メータも受ける。付随した陰極線管表示装置42によ
り、操作者は再構成された画像およびコンピュータ36
からの他のデータを見ることができる。コンピュータ3
6は操作者から与えられる指令およびパラメータを使用
して、制御信号および情報をDAS32、X線制御器2
8およびガントリ電動機制御器30に供給する。更に、
コンピュータ36はテーブル電動機制御器44を動作さ
せる。テーブル電動機制御器44は、電動機で動かされ
るテーブル46を制御することにより、ガントリ12の
中で患者22を位置決めする。特に、テーブル46はガ
ントリ開口48を通して患者22の位置を動かす。
【0019】画像アーチファクトの低減についての以下
の説明は、ときに特に軸方向走査についてのものであ
る。しかし、アーチファクト低減アルゴリズムは軸方向
走査だけに関連した実施に限定されず、らせん形走査の
ような他の走査でも使用することができる。アルゴリズ
ムがコンピュータ36で実行され、そして例えば大容量
記憶装置38に記憶された画像データを処理する。その
代わりに、アルゴリズムは画像再構成器34内で実行さ
れて、フィルタリングされた画像データをコンピュータ
36に供給することもできる。もちろん、その他の代わ
りの実行方式も可能である。
【0020】図3は、X線源、検出器アレー18、およ
び部分的に侵入した関心のあるイメージング対象50の
概略図である。関心のあるイメージング対象50は通
常、走査されている患者22の一部である。X線源14
は、関心のあるイメージング対象50および検出器アレ
ー18に向かって角度βでX線ビーム16を投射する。
X線ビーム16は通常、等角点(isocenter)
52を中心としてZ方向に沿って発散することにより、
「走査平面」54を形成する。検出器アレー18に突き
当たるX線ビーム16の発散を、ここでは「スライス厚
さ」と呼ぶ。
【0021】図3に示されるように、X線ビーム16は
関心のあるイメージング対象50の一部を通過するだけ
である。すなわち、関心のあるイメージング対象50は
走査平面54に「部分的に侵入」する。前に説明したよ
うに部分的な侵入によって、関心のあるイメージング対
象50のスライス画像にエラーとアーチファクトが生じ
る。更に、部分的な侵入の程度は角度によって左右され
る。更に詳しく述べると、角度β+πでは、関心のある
イメージング対象50がX線源14により近くなるの
で、関心のあるイメージング対象50の一層小さい部分
が(図3に破線で示された)走査平面54に部分的に侵
入する。このような角度依存性により、関心のあるイメ
ージング対象50の走査の間に取得される投影データに
不一致が生じる。前に説明したようにこれらの不一致に
より、結果として得られる関心のあるイメージング対象
の画像に部分体積アーチファクトが生じる。
【0022】関心のあるイメージング対象50は通常、
減衰分布μ(x,y,z)を有し、スライス厚さhで走
査される。z軸が走査平面に直交し、X線源14から放
出されるX線束がz方向にほぼ一様であるものとする。
スライス厚さhにわたる関心のあるイメージング対象5
0の減衰量の平均線積分は次式で表すことができる。
【0023】
【数1】
【0024】ここで、P(z)は高さzでの平面を通る
減衰分布の真の線積分であり、次式のように表される。
【0025】
【数2】
【0026】測定された線積分Pmは次式で近似するこ
とができる。
【0027】
【数3】
【0028】式(3)から、部分体積エラーの大きさは
z方向における関心のあるイメージング対象50の減衰
分布の変化の自乗にほぼ比例することがわかる。また、
部分体積エラーの量がスライス厚さhに関係しているこ
ともわかる。更に、関心のあるイメージング対象50が
2つの異なる材料を有している場合、各材料がz方向に
おいて空間のほぼ半分を占めるときに最大部分体積エラ
ーが生じることもわかる。
【0029】前に説明したように、部分体積アーチファ
クトすなわち部分体積エラーを低減するための公知の方
法は、走査で使用されるスライス厚さhを小さくするこ
とを含んでいる。このような方法は大体成功したが、関
心のあるイメージング対象50を走査するのに必要な時
間が長くなり、そしてX線管冷却遅延のような遅延が生
じる。したがって、このような方法では患者スループッ
トが小さくなる。
【0030】本発明の一実施態様によれば、関心のある
イメージング対象50の減衰量の変化を推定し、推定さ
れた減衰量の変化に従って画像から部分体積アーチファ
クトを除去する。詳しく述べると、図4に示すように、
本発明によるアルゴリズムは関心のあるイメージング対
象50の減衰量の変化を推定し(56)、このような減
衰量の変化の推定に従って部分体積エラーすなわち部分
体積アーチファクトを推定する(58)。次に、推定さ
れた部分体積エラーを減算することにより、部分体積補
正画像を作成する。
【0031】図5は減衰量の変化の推定56を詳しく示
す。関心のあるイメージング対象50が軸方向走査で走
査される(60)。詳しく述べると、関心のあるイメー
ジング対象50を走査することにより、少なくとも2つ
のスライスについての投影データを得る。次に、再構成
を行うことにより、各スライスについての画像データを
作成する(62)。画像再構成については、多数の画像
再構成アルゴリズムが公知であり、公知のアルゴリズム
のいくつかは市販のCT装置で実行されている。本発明
のよるアルゴリズムはこのような再構成アルゴリズムの
多くと関連して実行することができるが、どれか1つの
特定の画像再構成アルゴリズムを対象としている訳でも
なく、どれか1つの特定の画像再構成アルゴリズムと一
緒に実施することに限定される訳でもない。
【0032】軸方向の再構成62に続いて、結果として
得られた画像データをフィルタリングすること(64)
により、低減衰量領域を除去する。このフィルタリング
64は、画像データを2つの部分に分割することにより
行われる。詳しく述べると、低減衰量成分66と高減衰
量成分68が作成される。一実施態様では、この分割は
グレースケール閾値操作を使用して行われる。「グレー
スケール閾値操作」とは、CT数を所定の範囲、すなわ
ちある閾値と比較し、それぞれのCT数が閾値より上か
下かに基づいて各CT数を特定の成分に割り当てるプロ
セスを指す。グレースケール閾値操作に関する詳細は、
米国特許第5,400,377号明細書に説明されてい
る。閾値はたとえば200HUとすることができる。C
T数が閾値より低い画像データの各部分は零に設定する
ことができる。閾値操作は、たとえばコンピュータ36
により行うことができる。
【0033】画像データのフィルタリング64の後、勾
配画像が作成される(70)。詳しく述べると、少なく
とも2つの互いに隣接したスライスについて、関心のあ
るイメージング対象50のスライス間の変化を明らかに
するために勾配画像が作成される。互いに隣接したスラ
イスの間の差が大きいほど、関心のあるイメージング対
象50の最終画像に部分体積アーチファクトが存在する
可能性が高くなる。
【0034】スライス間の変化を明らかにした後、式
(3)に従って部分体積アーチファクトが推定される。
詳しく述べると、前に説明したように、部分体積アーチ
ファクトは関心のあるイメージング対象50の中の減衰
量変化の自乗にほぼ比例する。したがって、関心のある
イメージング対象50の部分体積アーチファクトは、勾
配画像を順方向投影し、このような順方向投影を自乗す
ることにより、推定することができる。順方向投影(f
orward projection)法は公知であ
り、多数のこのような方法が本発明によるアルゴリズム
に関連して使用することができる。部分体積アーチファ
クトは通常、事実上低周波であるので、順方向投影に伴
う平滑化性は本発明によるアルゴリズムの能力を落とさ
ないと考えられる。
【0035】次に、推定された部分体積アーチファクト
を画像から除去した後、このような画像が表示される。
詳しく述べると、関心のあるイメージング対象50の所
望の画像を表示しなければならないものとする。勾配画
像投影を処理することにより、「アーチファクトのみ」
の画像を作成する。アーチファクトのみの画像には、推
定された部分体積アーチファクトだけが含まれる。この
ような処理は、従来のCT再構成に従って行うことがで
きる。次に、このアーチファクトのみの画像をスケーリ
ングして、もとの画像から減算することにより、部分体
積補正画像(すなわち、部分体積アーチファクトが補正
された画像)を作成する。次に、部分体積補正画像が、
例えば、表示装置42(図2)上に表示される。
【0036】上記の説明は軸方向の走査についてのもの
であった。このアルゴリズムは、たとえば、らせん形走
査でも使用することができる。らせん形走査の場合、付
加的なデータ取得無しにオーバーラップした画像を作成
することができ、そしてより細かいステップで勾配画像
を作成できるものと考えられる。たとえば、10mmの
コリメーションで軸方向走査を行う場合、ほぼ5mm間
隔で隣接したスライスを得ることができる。しかし、ガ
ントリイの1回転当たりテーブルが10mm進む1:1
のピッチのらせん形走査では、ほぼ1mm間隔で画像を
作成することができる。したがって、らせん形走査で勾
配画像を作成することにより、部分体積アーチファクト
の改善された推定が得られると考えられる。
【0037】上記のアルゴリズムは、勾配画像の投影を
自乗することにより部分体積アーチファクトを推定す
る。しかし、より高次の補正、すなわち3次または5次
の補正を使用してもよい。同様に、画像サイズ、1つの
投影のビュー数、投影のサイズのようなパラメータを修
正することにより、演算効率と部分体積アーチファクト
推定の正確さとのかね合いをとることができる。
【0038】上記のアルゴリズムでは、勾配画像投影を
処理して「アーチファクトのみ」の画像を作成した後、
もとの画像から「アーチファクトのみ」の画像を減算す
ることにより、部分体積アーチファクトが除去される。
しかし、本発明の別の1つの実施態様によれば、もとの
画像からではなく、もとの投影データから部分体積アー
チファクトを除去することができる。詳しく述べると、
勾配画像投影の自乗をスケーリングして、もとの投影か
ら減算することにより、事実上「アーチファクトの無
い」投影データが作成される。次に、このような「アー
チファクトの無い」投影データを処理することにより、
部分体積補正画像が作成され、これが例えば表示装置4
2(図2)上に表示される。
【0039】本発明の種々の実施態様についての以上の
説明から明らかなように、本発明の目的が達成される。
本発明を詳細に説明し例示してきたが、これらは例とし
てしたものに過ぎず、限定するものではない。たとえ
ば、ここに説明したCTシステムは「第三世代」のシス
テムであるが、「第四世代」のシステムのような他の種
々のシステムに使用してもよい。更に、ここに説明した
アルゴリズムは軸方向走査について実施されたが、らせ
ん形走査についてこのアルゴリズムを実施してもよい。
更に、例示した閾値は200HUであったが、他の閾値
を使用してもよい。したがって、本発明の趣旨と範囲は
特許請求の範囲によって限定されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンピュータ断層撮影イメージング・システム
の絵画的斜視図である。
【図2】図1に示されるシステムの概略ブロック図であ
る。
【図3】X線源、検出器、および部分的に侵入された関
心のあるイメージング対象の概略関係図である。
【図4】本発明の一実施態様に従って実行される一連の
ステップを示す流れ図である。
【図5】本発明の一実施態様に従って減衰量変化推定の
際に実行される一連のステップを示す流れ図である。
【符号の説明】
10 コンピュータ断層撮影イメージング・システム 14 X線源 18 検出器アレー 20 検出器 22 イメージング対象 50 関心のあるイメージング対象

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イメージング対象について断層撮影走査
    で収集された走査データの中の部分体積アーチファクト
    を低減するための方法において、 イメージング対象の減衰量の変化を推定するステップ、
    および上記の推定された減衰量の変化を使用して部分体
    積エラーを推定するステップを含むことを特徴とする部
    分体積アーチファクト低減方法。
  2. 【請求項2】 更に、イメージング対象についての上記
    走査データから、上記の推定された部分体積エラーを除
    去するステップを含んでいる請求項1記載の部分体積ア
    ーチファクト低減方法。
  3. 【請求項3】 上記の推定された部分体積エラーを除去
    するステップが、アーチファクトのみの画像を作成する
    ステップを含んでいる請求項2記載の部分体積アーチフ
    ァクト低減方法。
  4. 【請求項4】 上記のイメージング対象の減衰量の変化
    を推定するステップが、イメージング対象の少なくとも
    2つのスライスについての投影データを得るステップ、
    上記投影データを処理することにより、上記少なくとも
    2つのスライスについての画像データを作成するステッ
    プ、上記少なくとも2つのスライスについての上記作成
    された画像データをフィルタリングするステップ、およ
    び上記フィルタリングされた画像データから勾配画像を
    作成するステップを含んでいる請求項1記載の部分体積
    アーチファクト低減方法。
  5. 【請求項5】 上記の作成された画像データをフィルタ
    リングするステップが、上記作成された画像データを低
    減衰量画像データと高減衰量画像データに分割するステ
    ップを含んでいる請求項4記載の部分体積アーチファク
    ト低減方法。
  6. 【請求項6】 上記の作成された画像データの分割が、
    グレイスケール閾値操作を使用して行われる請求項5記
    載の部分体積アーチファクト低減方法。
  7. 【請求項7】 上記のイメージング対象の走査が軸方向
    走査で行われる請求項4記載の部分体積アーチファクト
    低減方法。
  8. 【請求項8】 上記のイメージング対象の走査がらせん
    形走査で行われる請求項4記載の部分体積アーチファク
    ト低減方法。
  9. 【請求項9】 上記の部分体積エラーを推定するステッ
    プが、勾配画像を順方向投影するステップ、および上記
    の順方向投影された勾配画像を自乗するステップを含ん
    でいる請求項4記載の部分体積アーチファクト低減方
    法。
  10. 【請求項10】 イメージング対象について断層撮影走
    査で収集された走査データの中の部分体積アーチファク
    トを低減するためのシステムにおいて、 イメージング対象の減衰量の変化を推定する手段、およ
    び上記の推定された減衰量の変化を使用して部分体積エ
    ラーを推定する手段を有していることを特徴とする部分
    体積アーチファクト低減システム。
  11. 【請求項11】 更に、上記のイメージング対象の走査
    データから、上記推定された部分体積エラーを除去する
    手段を含んでいる請求項10記載の部分体積アーチファ
    クト低減システム。
  12. 【請求項12】 上記の推定された部分体積エラーを除
    去する手段が、アーチファクトのみの画像を作成する手
    段を含んでいる請求項11記載の部分体積アーチファク
    ト低減システム。
  13. 【請求項13】 上記のイメージング対象の減衰量の変
    化を推定する手段が、イメージング対象の少なくとも2
    つのスライスについての投影データを得る手段、上記投
    影データを処理することにより、上記少なくとも2つの
    スライスについての画像データを作成する手段、上記少
    なくとも2つのスライスについての上記作成された画像
    データをフィルタリングする手段、および上記フィルタ
    リングされた画像データから勾配画像を作成する手段を
    含んでいる請求項10記載の部分体積アーチファクト低
    減システム。
  14. 【請求項14】 上記の作成された画像データをフィル
    タリングする手段が、上記作成された画像データを低減
    衰量画像データと高減衰量画像データに分割する手段を
    含んでいる請求項13記載の部分体積アーチファクト低
    減システム。
  15. 【請求項15】 上記のイメージング対象の走査が軸方
    向走査で行われる請求項13記載の部分体積アーチファ
    クト低減システム。
  16. 【請求項16】 上記のイメージング対象の走査がらせ
    ん形走査で行われる請求項13記載の部分体積アーチフ
    ァクト低減システム。
  17. 【請求項17】 上記の部分体積エラーを推定する手段
    が、勾配画像を順方向投影する手段、および上記の順方
    向投影された勾配画像を自乗する手段を含んでいる請求
    項13記載の部分体積アーチファクト低減システム。
  18. 【請求項18】 X線源および複数の検出器より成る検
    出器アレーを含み、イメージング対象の走査データから
    該イメージング対象の断層撮影画像を作成するためのシ
    ステムにおいて、 上記のイメージング対象の走査データから部分体積アー
    チファクトを除去する手段を有し、該手段が、上記イメ
    ージング対象についての減衰量の変化を推定する手段、
    および上記の推定された減衰量の変化を使用して部分体
    積エラーを推定する手段を含んでいることを特徴とする
    断層撮影画像作成システム。
  19. 【請求項19】 上記のイメージング対象についての減
    衰量の変化を推定する手段が、イメージング対象を走査
    することによりイメージング対象の少なくとも2つのス
    ライスについての投影データを求める手段、上記の求め
    られた投影データを処理することにより、上記少なくと
    も2つのスライスについての画像データを作成する手
    段、上記少なくとも2つのスライスについての作成され
    た画像データをフィルタリングする手段、および上記フ
    ィルタリングされた画像データから勾配画像を作成する
    手段を含んでいる請求項18記載の断層撮影画像作成シ
    ステム。
  20. 【請求項20】 上記のイメージング対象の走査が軸方
    向走査で行われる請求項19記載の断層撮影画像作成シ
    ステム。
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