JP2003210452A - コーン・傾斜平行式のサンプリング及び再構成の方法及び装置 - Google Patents

コーン・傾斜平行式のサンプリング及び再構成の方法及び装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被検体のコンピュータ断層(CT)画像のコ
ーン・傾斜平行式のサンプリング及び再構成のための方
法及び装置を提供すること。 【解決手段】 実施の一形態では、被検体のコンピュー
タ断層(CT)画像を再構成するための方法(90)を
提供する。本方法は、ステップ移動/撮影モードにおい
てCTイメージング・システム(10)を初期化するス
テップ(92)と、その隣接するアキシャル・スキャン
同士の間の距離が検出器アイソセンタの位置における投
影した検出器高さ(74)に概ね等しいような複数の隣
接するアキシャル・スキャンを作成するように被検体を
スキャンするステップ(94)と、この隣接するアキシ
ャル・スキャンを用いて被検体の画像を再構成するステ
ップ(96)と、を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は断層撮影イメージン
グ法に関し、さらに詳細には、コーン・傾斜平行式のサ
ンプリング及び再構成のための方法及び装置に関する。
【0002】
【発明の背景】周知のCTイメージング・システムの少
なくとも1つの構成では、X線源は、デカルト座標系の
X−Y平面(一般に「画像作成面」と呼ばれる)内に位
置するようにコリメートされたファンビーム(扇形状ビ
ーム)を放出する。X線ビームは、例えば患者などの画
像作成対象を透過する。ビームは、この対象によって減
衰を受けた後、放射線検出器のアレイ上に入射する。検
出器アレイで受け取った減衰したビーム状放射線の強度
は、対象によるX線ビームの減衰に依存する。このアレ
イの各検出器素子は、各検出器位置でのビーム減衰の計
測値に相当する電気信号を別々に発生させる。すべての
検出器からの減衰量計測値を別々に収集し、透過プロフ
ィールが作成される。
【0003】周知の第3世代CTシステムでは、X線源
及び検出器アレイは、X線ビームが画像作成対象を切る
角度が一定に変化するようにして、画像作成面内でこの
画像作成対象の周りをガントリと共に回転する。あるガ
ントリ角度で検出器アレイより得られる一群のX線減衰
量計測値(すなわち、投影データ)のことを「ビュー
(view)」という。また、画像作成対象の「スキャ
ン・データ(scan)」は、X線源と検出器が1回転
する間に、様々なガントリ角度、すなわちビュー角度で
得られるビューの集合からなる。
【0004】アキシャル・スキャンでは、この投影デー
タを処理し、画像作成対象を透過させて得た2次元スラ
イスに対応する画像を構成する。投影データの組から画
像を再構成するための一方法に、当技術分野においてフ
ィルタ補正逆投影法(filtered back p
rojection)と呼ぶものがある。この処理方法
では、スキャンにより得た減衰量計測値を「CT値」、
別名「ハウンスフィールド値」という整数に変換し、こ
れらの整数値を用いて陰極線管ディスプレイ上の対応す
るピクセルの輝度を制御する。
【0005】マルチスライス型CTイメージング・シス
テムの導入にあたり、マルチスライスのヘリカル再構成
に関する研究活動が多くの検討の焦点となっている。周
知の幾つかのCTイメージング・システムでは、様々な
近似法を使用することにより不完全なデータ・サンプリ
ングの問題に対処している。これらの方法は、ヘリカル
ピッチがかなり大きい場合であっても臨床上受容可能な
画質を極めて有効に作成できることが分かっている。し
かし、ステップ移動/撮影(アキシャル)モードのCT
イメージング・システムに関する再構成アルゴリズムの
分野ではほとんど注目されていない。
【0006】例えば、幾つかのCTイメージング・シス
テムでは、そのスライスの数及びz方向カバー範囲が大
きいため、各投影ビューが解剖学的臓器の大きな部分を
カバーできる。このため、ステップ移動/撮影モードま
たはアキシャル・モードの相対的な重要性が高まる。検
出器セルのアパーチャが0.625mmでz方向カバー
範囲を20mmとした32スライス型CTイメージング
・システムでは、心臓スキャンを6回のアキシャル・ス
キャンで完了することができる。1回転あたり0.5s
のガントリ速度では、心臓全体を単一の呼吸停止でカバ
ーすることができる。時間分解能を向上させかつ心臓の
動きを止めるためにマルチセクタ再構成方式を利用する
と、十分なデータを収集し終えた時点でのみ患者テーブ
ルを次の位置に移動させているため、そのスキャン・プ
ロトコルがヘリカルモードと比べてより簡単になる。こ
の方式では、EKG信号によるX線の予期ゲート制御
(prospective gating)を容易に達
成することができる。
【0007】検出器横列数を増加させかつz方向カバー
範囲を大きくすると、コーンビーム・アーチファクトに
関連する問題がさらに重要となる。中程度のコーン角度
では、Feldkamp(FDK)再構成アルゴリズム
で十分であることが分かっている。FDKアルゴリズム
は、フィルタ処理した投影を実際のX線経路に沿って正
確に逆投影するために、再構成画像と平行な線により線
束経路を近似させた2次元逆投影を利用するのではな
く、3次元逆投影を利用している。FDKアルゴリズム
は中程度のコーン角度の場合には十分であることが分か
っているが、このFDKアルゴリズムではスキャンのz
方向カバー範囲が小さくなる。
【0008】
【課題を解決するための手段】実施の一形態では、被検
体のコンピュータ断層(CT)画像を再構成するための
一方法を提供する。本方法は、ステップ移動/撮影モー
ドにおいてCTイメージング・システムを初期化するス
テップと、その隣接するアキシャル・スキャン同士の間
の距離が検出器アイソセンタの位置における投影した検
出器高さに概ね等しいような複数の隣接するアキシャル
・スキャンが作成されるように被検体をスキャンするス
テップと、この隣接するアキシャル・スキャンを用いて
被検体の画像を再構成するステップと、を含む。
【0009】別の実施形態では、被検体のコンピュータ
断層(CT)画像を再構成するための一方法を提供す
る。本方法は、ステップ移動/撮影モードにおいてCT
イメージング・システムを初期化するステップと、複数
の投影サンプルが作成されるように少なくとも1回のア
キシャル・スキャンを実行するステップと、この投影サ
ンプルを傾斜平行幾何学構成サンプルの組に区分けし直
す(rebin)ステップと、この区分けし直した投影
サンプルを用いて被検体の画像を再構成するステップ
と、を含む。
【0010】また別の実施形態では、被検体の画像を再
構成するためのコンピュータ断層(CT)イメージング
・システム(10)を提供する。本イメージング・シス
テムは、検出器アレイと、少なくとも1つの放射線源
と、これら検出器アレイ及び放射線源と結合させたコン
ピュータと、を含む。このコンピュータは、ステップ移
動/撮影モードにおいてCTイメージング・システムを
初期化すること、その隣接するアキシャル・スキャン同
士の間の距離が検出器アイソセンタの位置における投影
した検出器高さに概ね等しいような複数の隣接するアキ
シャル・スキャンが作成されるように被検体をスキャン
すること、並びにこの隣接するアキシャル・スキャンを
用いて被検体の画像を再構成すること、を行うように構
成させている。
【0011】さらに別の実施形態では、被検体の画像を
再構成させるようにコンピュータにより実行可能なプロ
グラムで符号化したコンピュータ読み取り可能媒体を提
供する。このプログラムは、ステップ移動/撮影モード
においてCTイメージング・システムを初期化するこ
と、その隣接するアキシャル・スキャン同士の間の距離
が検出器アイソセンタの位置における投影した検出器高
さに概ね等しいような複数の隣接するアキシャル・スキ
ャンが作成されるように被検体をスキャンすること、並
びにこの隣接するアキシャル・スキャンを用いて被検体
の画像を再構成すること、を行うようにコンピュータに
指令するように構成させている。
【0012】
【発明の実施の形態】本明細書で使用する場合、単数形
で「a」や「an」の語を前に付けて記載した要素やス
テップは、これに関する複数の要素またはステップも排
除していない(こうした包含を明示的に記載していない
場合でも)と理解すべきである。さらに、本発明の「実
施の一形態」に関する言及は、記載した同様の特徴を組
み込んでいる追加的な実施形態の存在を排除すると理解
されることを意図したものではない。
【0013】さらに本明細書で使用する場合、「画像を
再構成させる」という言い回しは、本発明に関して画像
を表すデータは作成するが観察可能な画像は作成してい
ないような本発明の実施形態を排除することを意図した
ものではない。しかし、多くの実施形態では少なくとも
1つの観察可能な画像を作成している(または、作成す
るように構成している)。
【0014】図1及び図2を参照すると、「第3世代」
のツインビーム式CTスキャナに典型的なガントリ12
を含むものとして、コンピュータ断層(CT)イメージ
ング・システム10を示している。ガントリ12は、こ
のガントリ12の対向面上に位置する検出器アレイ18
に向けてX線放射ビーム16を放出するX線放射源14
を有する。検出器アレイ18は、投射され被検体(例え
ば、患者)22を透過したX線を一体となって検知する
検出器素子20により形成される。各検出器素子20
は、入射したX線ビームの強度、すなわち、X線ビーム
が患者22を透過して受ける減衰、を表す電気信号を発
生させる。X線投影データを収集するためのスキャンの
間に、ガントリ12及びガントリ上に装着されたコンポ
ーネントは回転中心24の周りを回転する。検出器アレ
イ18はマルチスライス構成で製作し、検出器アレイ1
8が複数横列の検出器素子(すなわち、検出器セル)2
0を有するようにする(図2にはこのうちの1横列だけ
を示している)。ツインビーム式ヘリカルスキャンの間
に、データは2つの検出器横列から同時に収集される。
こうした構成とした検出器素子20の1つまたは複数の
追加的な横列が図示した横列と平行に配置されており、
その各横列は患者22の並進方向(すなわち、z軸また
は患者軸)を横断している。
【0015】ガントリ12の回転及びX線源14の動作
は、CTシステム10の制御機構26により制御され
る。制御機構26は、X線源14に電力及びタイミング
信号を供給するX線制御装置28と、ガントリ12の回
転速度及び位置を制御するガントリ・モータ制御装置3
0とを含む。制御機構26内にはデータ収集システム
(DAS)32があり、これによって検出器素子(すな
わち、検出器セル)20からのアナログ・データをサン
プリングし、このデータを後続の処理のためにディジタ
ル信号に変換している。画像再構成装置34は、サンプ
リングしディジタル化したX線データをDAS32から
受け取り、高速で画像再構成を行う。再構成した画像は
コンピュータ36に入力として与えられ、コンピュータ
により記憶デバイス38内に格納される。コンピュータ
36はまた、キーボードを有するコンソール40を介し
て、オペレータからのコマンド及びスキャン・パラメー
タを受け取る。陰極線管ディスプレイや液晶ディスプレ
イなどの付属のディスプレイ42により、オペレータは
コンピュータ36からの再構成画像やその他のデータを
観察することができる。コンピュータ36は、オペレー
タの発したコマンド及びパラメータを用いて、DAS3
2、X線制御装置28及びガントリ・モータ制御装置3
0に対して制御信号や制御情報を提供する。さらにコン
ピュータ36は、モータ式テーブル46を制御してガン
トリ12内での患者22の位置決めをするためのテーブ
ル・モータ制御装置44を操作している。詳細には、テ
ーブル46により患者22の各部分はガントリ開口48
を通過できる。
【0016】実施の一形態では、コンピュータ36は、
取外し可能媒体52に対する読み取り及び書き込みをす
るためのデバイス50を含む。例えば、デバイス50
は、フロッピー(商標)ディスク・ドライブ、CD−R
/WドライブまたはDVDドライブである。これに対応
して、媒体52はフロッピー(商標)ディスク、コンパ
クトディスクまたはDVDのいずれかである。デバイス
50及び媒体52は、実施の一形態では、収集した投影
データをさらに処理させるようにイメージング・システ
ム10から別のコンピュータに移すために使用されてお
り、また別の実施形態では、コンピュータ36により処
理されるマシン読み取り可能な命令を入力するために使
用される。
【0017】イメージング・システム10のコンピュー
タ36及び/または画像再構成装置34は、単独である
か組み合わせるかのいずれかにより、本発明の少なくと
も1つの実施形態で本明細書に記載した計算ステップを
実行するのに必要な処理能力を提供する。計算ステップ
を実行させる命令は、記憶デバイス38、リードオンリ
ーメモリまたはリード/ライトメモリ(図1では分離し
て図示していない)、あるいは媒体52など付属のメモ
リ内に格納している。本明細書で使用する場合、コンピ
ュータという語は、当技術分野でコンピュータを意味す
るこれらの集積回路のみに限定するものではなく、コン
ピュータ、プロセッサ、マイクロコントローラ、マイク
ロコンピュータ、特定用途向け集積回路、及びその他の
プログラム可能な回路を広く意味している。
【0018】図3は、アキシャル・スキャンに対する再
構成ボリューム62を円筒形状の領域62で表すように
して、マルチスライス型CTイメージング・システム1
0のボリューム・カバーエリア60を3次元表示したも
のである。図4は、アイソチャンネル面64(すなわ
ち、z軸と平行な面)を示すと共にX線焦点と少なくと
も2つの検出器アイソチャンネルとの両方を通過してい
るような、CTイメージング・システム10のボリュー
ム・カバーエリア60の断面図である。図4を参照する
と、カバー範囲60のボリュームは、所望の再構成ボリ
ューム70及び実際の再構成ボリューム72を含んでい
る。所望の再構成ボリューム70の高さ74は、検出器
アイソセンタの位置における検出器18の投影された高
さと同じである。例えば、ある8スライス型CTイメー
ジング・システム10では、アイソセンタの位置の投影
検出器高さが20mmであるため所望の再構成ボリュー
ム70の高さ74は20ミリメートル(mm)となる。
アーチファクトのない再構成を容易にするためには、再
構成画像のあらゆるボクセルが、すべてのビューからサ
ンプリングされる必要がある。この条件を満足するボリ
ュームをボリューム80により表している。複数のアキ
シャル・スキャンにより連続する再構成ボリュームを得
るために、各スキャンごとに再構成したボリュームはボ
リューム80の内部に包含された実際の再構成ボリュー
ム72に限定させている。その結果、隣接するアキシャ
ル・スキャン同士の間の距離は、実際の再構成ボリュー
ム72の長さ82より大きくすることができない。アイ
ソセンタの位置での投影された検出器幅をDで表し、線
源・アイソセンタ間距離をSで表し、また再構成FOV
(x−y)の半径をRで表すと、カバー範囲を連続させ
るための隣接アキシャル・スキャン間の距離tは、次式
の条件を満足することになる。
【0019】t≦(S−R)D/S (式1) 例えば、S=541mm、R=250mm及びD=20
mmのCTシステム10では、各アキシャル・スキャン
によりカバーできる実際の再構成ボリューム72は1
0.8mmである。ある臓器に対して連続したカバー範
囲を得るためには、隣接するスキャン間の距離は、検出
器アイソチャンネルの位置での検出器18のz方向カバ
ー範囲の概ね半分に当たる10.8mmに制限させる。
したがって、スキャナのボリュームカバー範囲60が大
幅に縮小されている。
【0020】図5は、8スライス式イメージング・シス
テム10のサンプリング・パターンである。上のパラグ
ラフで記載したような連続するボリュームカバー範囲の
要件を満足させるには、隣接するスキャン間の増分(z
方向の距離)は(式1)を満足しなければならない。図
5の図示では、隣接するスキャン間に重複するサンプル
が存在するかどうかは明瞭でない。
【0021】図6は、隣接するスキャンからの元のサン
プルと共役サンプルを表したサンプリング・パターンの
断面図である。図6に示すように、冗長サンプリング領
域84は、サンプル内のノイズを低下させる以外に画像
の形成に関して新たな情報を与えない。したがって、隣
接するアキシャル・スキャンはサンプルの重複を避ける
ようにさらに離して配置させることができる。
【0022】図7は、隣接するアキシャル・スキャンを
用いて実現させたサンプリング・パターンの断面図であ
る。実施の一形態では、t=Dの設定により、隣接する
スキャンからのサンプルに重複を起こさない条件を満足
させている。
【0023】図8は、被検体のコンピュータ断層(C
T)画像を再構成させるための方法90の流れ図であ
る。方法90は、ステップ移動/撮影モードにおいてC
Tイメージング・システム10を初期化すること(9
2)、その隣接するアキシャル・スキャン同士の間の距
離が検出器アイソセンタの位置における投影した検出器
高さに概ね等しいような複数の隣接するアキシャル・ス
キャンが作成されるように被検体22をスキャンするこ
と(94)、並びにこの隣接するアキシャル・スキャン
を用いて被検体22の画像を再構成すること(96)を
含む。
【0024】実施の一形態では、ボリュームカバー範囲
を個々に検討するのではなく、隣接するスキャンに対す
る全体のサンプリング・パターンを検討する。したがっ
て、隣接するスキャンからの複数の重複するサンプルを
利用することによりスキャン間でのより大きな増分を達
成することができる。
【0025】別の実施形態では、tの値は、隣接するス
キャン間に比較的小さい重複領域が存在するように、D
と概ね等しいかDより若干小さくなるように選択するこ
とができる。例えば、実施の一形態では、tをDの90
パーセントとなるように選択する。別法として、tはD
より4センチメートル未満だけ小さいように選択され
る。こうした領域は、不連続性が回避されるように2つ
のスキャンを融合させるために使用することができる。
このことは、実際の患者スキャンの際には患者がスキャ
ン同士の間に動く可能性が高いため特に重要である。
【0026】隣接するアキシャル・スキャンを用いて被
検体22の画像を再構成すること(96)は、元のコー
ンビーム投影サンプルを傾斜平行幾何学構成サンプルの
組に区分けし直すことを含む。元のコーンビーム・サン
プルを区分けし直すことは、補間によってソフトウェア
で実現することができる。実施の一形態では、Pβ
(t,Z)を点(x,y,z)を通る投影、またβを投
影角度とし、
【0027】
【数7】
【0028】であるとして、傾斜平行幾何学構成のため
の再構成アルゴリズムが、
【0029】
【数8】
【0030】となる。
【0031】図9は、図9で領域102として図示して
いる幾つかの再構成面に関して単一スキャンを用いて達
成させているサンプリング・パターンの断面図である。
別の面に関しては、2つの隣接するスキャン(領域72
の外部の領域70)からサンプルを収集しなければなら
ない。画像再構成では、隣接するアキシャル・スキャン
から集めた投影サンプルを再配置させて単一の投影組を
形成させることができる。この「合成(composi
te)」投影はz方向に複数の「焦点(focal p
oint)」を有することに留意されたい。逆投影のた
めの計算は若干複雑になるが、重み付け及びフィルタ処
理は同じのままである。
【0032】傾斜平行幾何学構成により、コーンビーム
処理と比較して逆投影に関連する計算の単純化が容易に
なる。この逆投影では二乗距離荷重係数が存在しないこ
とに留意されたい。投影サンプルが平行の性質であるた
め近傍の投影線束との交点の計算は単純な加算とするこ
とができる。第2に、データを平行幾何学構成に区分け
し直した後は、様々な重み付けスキームの設計がさらに
容易になる。例えば、画像の再構成に2つのスキャンが
必要であるようなスライス位置では、平行幾何学構成に
よる投影重み付けによってこの2つのスキャン・データ
をより容易に融合させることができる。
【0033】別法として、画像は、サンプルの重複を避
けるために隣接するデータセットに重み付けした後でコ
ーンビーム再構成アルゴリズムを用いて再構成させるこ
とができる。この重み付け処理は投影空間内と画像空間
内のいずれで実現することもできる。
【0034】別の実施形態では、画像は個々の各アキシ
ャル・スキャンに基づいて再構成させている。フィルタ
処理した各投影の組は、ゼロを埋め込むことによってz
方向に人為的に拡張させている。例えば、8横列投影の
(z方向の)両端においてゼロを4横列分埋め込むこと
によって、8横列の投影を16横列に拡張させている。
再構成処理の間に、この拡張させた投影によりボリュー
ムが常にカバーされるため、ボリューム74が再構成さ
れる。同様に、隣接するアキシャル・スキャンの投影が
拡張され、画像ボリュームが再構成される。ここで隣接
するアキシャル・スキャンからの画像ボリュームは、部
分的に重複したボリュームを表している。重複した領域
においては、2つの画像組を重み付けして加算する(ま
たは、単純加算する)ことができる。
【0035】別法として、先ず隣接するアキシャル・ス
キャンを用いて逆投影処理を実行することができる。次
いで、この逆投影したボリュームに対して2Dまたは3
Dフィルタを適用し、最終画像を得る。例えば図10を
参照すると、一番上の副部分112と一番下の副部分1
14を含んだスキャン・ボリューム110の全体に関
し、そのボリューム110の一番上と一番下の副部分1
12及び114に対しては半コーンビームのスキャン1
12を用いている。境界スキャン面116はz軸118
と垂直であるため、この面の位置では隣接するボリュー
ムによることなく完全な再構成を実行することができ
る。ボリューム112及び114は、図4のボリューム
70のおおよそ半分であることに留意されたい。患者に
対するX線線量を低下させるために、境界のアキシャル
・スキャン中はコリメータ120を使用してX線の上側
部分を阻止している。図10に示すように、同様の構成
を、ボリューム110の一番下の部分114に関しても
使用している。
【0036】本発明を、様々な具体的な実施形態に関し
て記載してきたが、当業者であれば、本発明は本特許請
求の範囲の精神及び趣旨の域内にある修正を伴って実施
できることを理解するであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】CTイメージング・システムの外観図である。
【図2】図1に示すシステムのブロック概要図である。
【図3】ボリューム・カバーエリアの3次元表示であ
る。
【図4】ボリューム・カバーエリアの断面図である。
【図5】典型的なサンプリング・パターンの断面図であ
る。
【図6】元のサンプル及び共役サンプルを表した典型的
なサンプリング・パターンの断面図である。
【図7】隣接するアキシャル・スキャンを用いて実現さ
せたサンプリング・パターンの断面図である。
【図8】再構成画像ノイズの軽減を容易にするための方
法の流れ図である。
【図9】幾つかの再構成面に関する単一スキャンを用い
て実現させたサンプリング・パターンの断面図である。
【図10】半コーンビーム・スキャンを用いて実現させ
たサンプリング・パターンの断面図である。
【符号の説明】
10 コンピュータ断層(CT)イメージング・システ
ム 12 ガントリ 14 X線源 16 X線ビーム 18 検出器アレイ 20 検出器素子 22 被検体、患者 24 回転中心 26 制御機構 28 X線制御装置 30 ガントリ・モータ制御装置 32 データ収集システム(DAS) 34 画像再構成装置 36 コンピュータ 38 記憶デバイス 40 コンソール 42 陰極線管ディスプレイ 44 テーブル・モータ制御装置 46 テーブル 48 ガントリ開口 50 読み取り/書き込みデバイス 52 取外し可能媒体 60 ボリューム・カバーエリア 62 アキシャル・スキャンに対する再構成ボリューム 64 アイソチャンネル面 70 所望の再構成ボリューム 72 実際の再構成ボリューム 74 再構成ボリュームの高さ 80 条件を満足するボリューム 82 実際の再構成ボリュームの長さ 84 冗長サンプリング領域 102 領域 112 一番上の副部分 114 一番下の副部分 110 スキャンしたボリューム 116 境界スキャン面 118 z軸 120 コリメータ D アイソセンタの位置での投影された検出器幅 R 再構成FOV(x−y)の半径 S 線源・アイソセンタ間距離 t アキシャル・スキャン間の距離
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 チアン・シェー アメリカ合衆国、ウィスコンシン州、ブル ックフィールド、ウエスト・ケズウィッ ク・コート、19970番 Fターム(参考) 4C093 AA22 BA03 BA08 CA27 EA02 EB17 FE13 FE14

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体(22)のコンピュータ断層(C
    T)画像を再構成するための方法(90)であって、 ステップ移動/撮影モードにおいてCTイメージング・
    システム(10)を初期化するステップ(92)と、 その隣接するアキシャル・スキャン同士の間の距離が検
    出器アイソセンタの位置における投影した検出器高さに
    概ね等しいような複数の隣接するアキシャル・スキャン
    が作成されるように被検体をスキャンするステップ(9
    4)と、 前記隣接するアキシャル・スキャンを用いて被検体の画
    像を再構成するステップ(96)と、を含む方法。
  2. 【請求項2】 投影サンプルを傾斜平行幾何学構成サン
    プルの組に区分けし直すステップをさらに含む請求項1
    に記載の方法(90)。
  3. 【請求項3】 被検体(22)のコンピュータ断層(C
    T)画像を再構成するための方法(90)であって、 ステップ移動/撮影モードにおいてCTイメージング・
    システム(10)を初期化するステップ(92)と、 複数の投影サンプルが作成されるように少なくとも1回
    のアキシャル・スキャンを実行するステップ(94)
    と、 前記投影サンプルを傾斜平行幾何学構成サンプルの組に
    区分けし直すステップと、 前記区分けし直した投影サンプルを用いて被検体の画像
    を再構成するステップ(96)と、を含む方法。
  4. 【請求項4】 傾斜平行ビーム再構成アルゴリズムを用
    いて被検体(22)の画像を再構成するステップをさら
    に含む請求項1または3に記載の方法(90)。
  5. 【請求項5】 Pβ(t,Z)を点(x,y,z)を通
    る投影、またβを投影角度とした 【数1】 であるとして、前記傾斜平行ビーム再構成アルゴリズム
    が、 【数2】 である、請求項1または4に記載の方法(90)。
  6. 【請求項6】 隣接するアキシャル・スキャンを用いて
    被検体(22)の画像を再構成させる前記ステップが、
    複数のアキシャル投影を複数の焦点をもつ単一投影に再
    配列させるステップを含む、請求項1に記載の方法(9
    0)。
  7. 【請求項7】 隣接するアキシャル・スキャンを用いて
    被検体(22)の画像を再構成させる前記ステップが、
    その後の融合操作のために複数の投影を拡張させ、より
    大きなボリューム(80)を再構成させるステップを含
    む、請求項1に記載の方法(90)。
  8. 【請求項8】 隣接するアキシャル・スキャンを用いて
    被検体(22)の画像を再構成させる前記ステップが、
    コーンビーム再構成アルゴリズムを用いて画像を再構成
    させるステップを含む、請求項1に記載の方法(9
    0)。
  9. 【請求項9】 隣接するアキシャル・スキャンを用いて
    被検体(22)の画像を再構成させる前記ステップが、
    サンプルの重複を避けるために隣接するデータセットに
    重み付けした後でコーンビーム再構成アルゴリズムを用
    いて画像を再構成させるステップを含む、請求項1に記
    載の方法(90)。
  10. 【請求項10】前記隣接するアキシャル・スキャンを逆
    投影するステップと、 逆投影した前記スキャンをフィルタ処理するステップ
    と、をさらに含む請求項1に記載の方法(90)。
  11. 【請求項11】 隣接するアキシャル・スキャンを用い
    て被検体(22)の画像を再構成させる前記ステップ
    が、z軸(118)と直交する境界スキャン面(11
    6)を用いて画像を再構成させるステップを含む、請求
    項1に記載の方法(90)。
  12. 【請求項12】 被検体(22)の画像を再構成するた
    めのコンピュータ断層(CT)イメージング・システム
    (10)であって、 検出器アレイ(18)と、 少なくとも1つの放射線源(14)と、 前記検出器アレイ及び前記放射線源と結合させたコンピ
    ュータ(36)であって、 ステップ移動/撮影モードにおいてCTイメージング・
    システムを初期化すること(92)、 その隣接するアキシャル・スキャン同士の間の距離が検
    出器アイソセンタの位置における投影した検出器高さ
    (74)に概ね等しいような複数の隣接するアキシャル
    ・スキャンが作成されるように被検体をスキャンするこ
    と(94)、 前記隣接するアキシャル・スキャンを用いて被検体の画
    像を再構成すること(96)、を行うように構成したコ
    ンピュータ(36)と、を備えるコンピュータ断層(C
    T)イメージング・システム(10)。
  13. 【請求項13】 前記コンピュータ(36)がさらに、
    投影サンプルを傾斜平行幾何学構成サンプルの組に区分
    けし直すように構成されている、請求項12に記載のC
    Tイメージング・システム(10)。
  14. 【請求項14】 前記コンピュータ(36)がさらに、
    傾斜平行ビーム再構成アルゴリズムを用いて被検体(2
    2)の画像を再構成するように構成されている、請求項
    12に記載のCTイメージング・システム(10)。
  15. 【請求項15】 傾斜平行ビーム再構成アルゴリズムを
    用いて被検体(22)の画像を再構成するために前記コ
    ンピュータ(36)がさらに、Pβ(t,Z)を点
    (x,y,z)を通る投影、またβを投影角度とした 【数3】 であるとした次式、 【数4】 に従って被検体の画像を再構成するように構成されてい
    る、請求項14に記載のCTイメージング・システム
    (10)。
  16. 【請求項16】 前記コンピュータ(36)がさらに、
    複数のアキシャル投影を複数の焦点をもつ単一投影に再
    配列するように構成されている、請求項12に記載のC
    Tイメージング・システム(10)。
  17. 【請求項17】 前記コンピュータ(36)がさらに、
    その後の融合操作のために複数の投影を拡張させてより
    大きなボリューム(80)を再構成するように構成され
    ている、請求項12に記載のCTイメージング・システ
    ム(10)。
  18. 【請求項18】 前記コンピュータ(36)がさらに、
    コーンビーム再構成アルゴリズムを用いて画像を再構成
    するように構成されている、請求項12に記載のCTイ
    メージング・システム(10)。
  19. 【請求項19】 前記コンピュータ(36)がさらに、
    サンプルの重複を避けるために隣接するデータセットに
    重み付けした後でコーンビーム再構成アルゴリズムを用
    いて画像を再構成するように構成されている、請求項1
    2に記載のCTイメージング・システム(10)。
  20. 【請求項20】 前記コンピュータ(36)がさらに、 前記隣接するアキシャル・スキャンを逆投影すること、 逆投影した前記スキャンをフィルタ処理すること、を行
    うように構成されている、請求項12に記載のCTイメ
    ージング・システム(10)。
  21. 【請求項21】 前記コンピュータ(36)がさらに、
    z軸(118)と直交する境界スキャン面(116)を
    用いて画像を再構成するように構成されている、請求項
    12に記載のCTイメージング・システム(10)。
  22. 【請求項22】 被検体(22)の画像を再構成させる
    ようにコンピュータ(36)により実行可能なプログラ
    ムで符号化したコンピュータ読み取り可能媒体であっ
    て、前記プログラムは、 ステップ移動/撮影モードにおいてCTイメージング・
    システム(10)を初期化すること(92)、 その隣接するアキシャル・スキャン同士の間の距離が検
    出器アイソセンタの位置における投影した検出器高さ
    (74)に概ね等しいような複数の隣接するアキシャル
    ・スキャンが作成されるように被検体をスキャンするこ
    と(94)、 前記隣接するアキシャル・スキャンを用いて被検体の画
    像を再構成すること(96)、を行うようにコンピュー
    タに指令するように構成されているコンピュータ読み取
    り可能媒体。
  23. 【請求項23】 前記プログラムがさらに、コンピュー
    タ(36)に対して投影サンプルを傾斜平行幾何学構成
    サンプルの組に区分けし直すよう指令するように構成さ
    れている、請求項22に記載のコンピュータ読み取り可
    能媒体。
  24. 【請求項24】 前記プログラムがさらに、コンピュー
    タ(36)に対して傾斜平行ビーム再構成アルゴリズム
    を用いて被検体(22)の画像を再構成するよう指令す
    るように構成されている、請求項22に記載のコンピュ
    ータ読み取り可能媒体。
  25. 【請求項25】 傾斜平行ビーム再構成アルゴリズムを
    用いて被検体(22)の画像を再構成するために前記プ
    ログラムがさらに、Pβ(t,Z)を点(x,y,z)
    を通る投影、またβを投影角度とした 【数5】 であるとした次式、 【数6】 に従って被検体(22)の画像を再構成するように構成
    されている、請求項24に記載のコンピュータ読み取り
    可能媒体。
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